JPH01320388A - 温度応答バルブ - Google Patents

温度応答バルブ

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JPH01320388A
JPH01320388A JP11275689A JP11275689A JPH01320388A JP H01320388 A JPH01320388 A JP H01320388A JP 11275689 A JP11275689 A JP 11275689A JP 11275689 A JP11275689 A JP 11275689A JP H01320388 A JPH01320388 A JP H01320388A
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JP
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valve
coil spring
temperature
housing
closing member
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Application number
JP11275689A
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English (en)
Inventor
Svend Peder Pedersen
スヴェンド ペーデル ペーデルセン
Volker Spies
フォルケル スピース
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Danfoss AS
Original Assignee
Danfoss AS
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24DDOMESTIC- OR SPACE-HEATING SYSTEMS, e.g. CENTRAL HEATING SYSTEMS; DOMESTIC HOT-WATER SUPPLY SYSTEMS; ELEMENTS OR COMPONENTS THEREFOR
    • F24D19/00Details
    • F24D19/0002Means for connecting central heating radiators to circulation pipes
    • F24D19/0009In a two pipe system
    • F24D19/0012Comprising regulation means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/002Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by temperature variation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は温度応答バルブに関するものであり、さらに詳
細には、流体が流通することの出来るハウジングを備え
、該ハウジングの中には第1のコイルばねと第2のコイ
ルばねとが同軸に配設されており、該第1のコイルばね
が、形状を記憶する能力を有し、該流体の温度に応じて
伸縮し、該ハウジングに支持されて該バルブを開閉可能
に構成され、該第2のコイルばねが、実質的に温度に感
応せず、該第1のコイルばねにプレストレスを与えるよ
うに構成された温度応答バルブに関するものである。
(従来技術とその問題点) この種の既知のバルブにおいては、温度感応性コイルば
ねは、形状記憶能力を有するいわゆるSME (SME
は形状記憶効果を意味するrshapememory 
effect Jの略称である)金属から成っている。
その一端部はハウジング内の流通路の半径方向内方に突
出するカラーに当接し、他端部は、ヘッド付き螺子が螺
合する中央螺子穴を持った板に当接している。第2コイ
ルばねの一端部は、中央穴により該螺子の軸部に座した
第2板を介して該螺子のヘッドに支持され、他端部は同
じく該流通路のカラーに支持されている。高温では、流
体は温度感応性コイルばねの回旋を通って流れる。
しかし、温度が下がると、温度感応性コイルばねの回旋
は互いに接近して、第2のばねの力に抗して流れを絞る
。温度は下がり続けると、回旋は柊には互いに当接して
、流れは完全に遮断される。
温度が上がると、温度感応性コイルばねは、第2ばねの
力に抗して膨張し、再び流れが生じる。温度感応性ばね
の内側のカラーは軸方向内方に曲がり、次に再び半径方
向に曲がっており、第2コイルばねは該カラーの半径方
向に曲がった内側縁部分に支持されるので、二つのコイ
ルばねは互いの内に同軸に座している。温度感応性コイ
ルばねの回旋が互いに当接する時に、流体密当接を確保
するために、該ばねのワイヤには弾性のあるカバー又は
半径方向に突出するシールストリップが設けられる。こ
の構成では、温度感応性コイルばねの外径は大きく、若
し高価なカバー又はシールストリップを付加しなければ
、温度感応性コイルばねの回旋が縮んで、互いに当接し
たとき、シールが不十分となる。例えば、加熱装置のラ
ジェーターのリターン導管などの、比較的小さな内径を
持ったパイプに組み込むことを可能にするために、温度
感応性コイルばねの径を小さくすると、該バルブが開い
ている時の自由流れ断面は極端に小さ(なってしまう。
(発明の解決しようとする問題点) 本発明は、外形を比較的小さく保つことが出来ると共に
、リターン流温度を制限するために、加熱装置のリター
ンパイプに組み込まれた場合に、開放状態における流れ
に著しい影響を与えることのない前述のようなバルブを
提供することをその解決すべき課題とするものである。
(発明の構成) 本発明のかかる課題は、バルブシートとバルブ閉塞部材
とを備えたハウジングと、温度感応性の第1コイルばね
が、一端部においてはハウジングに支持され、他端部に
おいては該バルブシートから離れたバルブ閉塞部材の側
に支持され、第2コイルばねが、一端部においては該バ
ルブシートを半径方向に越えて、該ハウジングに支持さ
れ、他端部においては該バルブシートと対向する該バル
ブ閉塞部材の側により支持されて、該第1コイルばねの
力に抗して作用し、該バルブ閉塞部材が、第1コイルば
ねの内部から第2コイルばね内の環状チャンバへ半径方
向に該バルブシートを越える開口を有する温度応答バル
ブによって、解決される。
本発明によれば、バルブが開いている状態では、流体は
コイルばねの回旋の間を流れる必要はなく、むしろ、流
体のほとんどの部分はばねの内部を流れる。従って、バ
ルブの直径を非常に小さく保つことが出来る。その結果
、該バルブを、比較的小さな直径のパイプに、例えばリ
ターン流の温度を制限するためにセントラルヒーティン
グ・ラジェーターのリターンパイプに組み込むことも可
能となる。しかし、前述の既知のバルブにおいては、最
大流れ断面に相当する温度感応性コイルばねの外側に環
状のスペースを残さなければならない。
また、既知のバルブの場合、ばねが短ければ、ばねの回
旋の間に利用可能な十分な流れ断面を残さなければなら
ないのであれば、温度感応性コイルばねの直径を著しく
小さくすることは出来ず、且つ、第2コイルばねが温度
感応性コイルばねの中に配置されるので、既知のバルブ
の外形は比較的大きくなってしまう。また、既知の場合
には、温度感応性コイルばねが膨張するに従って、第2
ばねは収縮して、そのばね回旋間の自由流れ断面を減少
させるので、第2コイルばねは流れを妨げることになる
本発明のバルブにおいては、バルブシートに対向する側
に設けた弾性を有するるシールディスクでバルブ閉塞部
材を構成してもよい。この様にすれば、バルブが閉じて
いる状態において効率的なシールを確保することが出来
る。この様なシールディスクは、適用し易いだけでなく
、温度感応性コイルばねの表面を拘束しないので、温度
感応性コイルばねを流体と直接接触させ、温度の変動に
急速に応答することが出来る。
好ましくは、バルブ閉塞部材は、実質的にポット状であ
り、その開口はその軸方向の全長に亙ってバルブ閉塞部
材の周壁を通して半径方向に延在シ、バルブ閉塞部材の
ベースの一部分はバルブシートの側に座している。これ
により、半径方向にバルブシートを越える大きな自由流
れ断面がバルブ閉塞部材に与えられ、温度感応性コイル
ばねをポットの壁の外側又は内側に配置して、これによ
りガイドすることが出来る。
更に、第1及び/又は第2のコイルばねの、バルブ閉塞
部材から離れた端部を、軸方向に調整可能なカウンター
ベアリングで支持することが出来る。これにより、バル
ブの特性を調整し、製造公差を補償し、設定された閉鎖
点又は開放点を手操作で変更することが可能となる。そ
れは、該カウンターベアリングの調整により、閉塞部材
に予め加えてあった応力を変更することが出来るのみな
らず、閉塞部材とバルブシートとの間隔も変更すること
が出来るからである。
ハウジングは、第1コイルばねの調整可能なカウンター
ベアリングを調整するためのセット部材を挿通する開口
を有するべきである。この構成では、バルブを組み込ん
だパイプからバルブを取り外さずにバルブハウジングの
外側からバルブを容易にセットすることが出来る。
第2コイルばねのカウンターベアリングがバルブシート
を備えていて、このカウンターベアリングが軸方向に調
整可能であれば、それは二重の機能を果たすことができ
る。
同じ問題を、上記種類の温度応答バルブについての別の
解決手段により解決することも可能であり、それは流体
が流通するハウジングを備え、その中に、該流体の温度
に応じて伸縮して該バルブを開閉する形状記憶能力を有
する金属作動部材と、該作動部材に予め応力を加える実
質上温度に感応しないコイルばねとが同軸に設ける方法
である。
この解決方法においては、ハウジングは、バルブシート
とバルブ閉塞部材とを備え、作動部材は、一端部がハウ
ジングに支持され、他端部がバルブ閉塞部材に閉鎖方向
に作用するピンであり、コイルばねは、作動部材と反対
にバルブ閉塞部材に作用し、作動部材はコイルばねを軸
方向に通る。ピンは、コイルばねより非常に小さい直径
を持つことが出来るので、自由流れ断面に著しい影響を
与えず、また単一のコイルばねのみを流れが横切る様に
することが出来る。ピンは、充分な調整行路を確保する
ために、比較的長くなければならないが、ピンはコイル
ばねを通るので、構造的長さは比較的短くてよい。
また、第3の解決方法もあり得、この場合、ハウジング
は、バルブシートとバルブ閉塞部材とを備えており、作
動部材はワイヤで、その一端部分はバルブ閉塞部材に閉
鎖方向に作用し、他端部分はハウジングに対して固定さ
れ、コイルばねはワイヤと反対にバルブ閉塞部材に作用
し、ワイヤはコイルばねを軸方向に通る。この第3の解
決方法によれば、第2の解決方法と同じ利点を得ること
ができる。
バルブ閉塞部材は、カルダン自在継手で取り付けてもよ
い。この様にすれば、バルブが閉じている時には該部材
は常に完全にバルブシートに当接することとなる。
バルブ閉塞部材を中空筒形に形成して、バルブシートに
挿通し、バルブ閉塞部材の半径方向外方に突出するフラ
ンジの半径方向の一方の側をバルブシートに対向させ且
つその側に弾性シールディスクを設け、作動部材の一端
部分をバルブ閉塞部材の中空スペースに収容するならば
、もっと長いピン又は棒を使用することが出来、従って
単位温度変化当りの作動ストロークもそれに対応して長
くすることができる。
この第2の解決方法では、バルブ閉塞部材は段付きの軸
方向孔を備え、その縁の付近まで、コイルばねのプレス
トレス効果によりバルブの出口側からヒンジ部材が近接
しており、作動部材の一端部分は、該ヒンジ部材に固着
された鎖孔を通る。
これにより、簡単な態様でバルブ部材のカルダン自由継
手による取り付けが実現される。この構成において、作
動部材を、加熱されると軸方向に縮°み、冷却されると
伸びるSME金属で形成し、コイルばねで作動部材に張
力を加えると、特に有益である。従って、作動部材に圧
縮力を加えた場合に生じるキングの危険がないので、作
動部材を非常に細い、好ましくはワイヤで構成すること
が出来る。従って、バルブ全体の直径を更に小さくする
ことが可能になる。
最後に述べた態様の代わりに、ハウジングを実質的にポ
ット型とし、そのベース部に、作動部材の他端部分を受
け入れて、軸方向に支持する中空筒形ベース延長部を半
径方向に越える軸方向開口を設けることも出来る。この
様にすれば、作動部材を細長く構成し、従って、それに
対応して感度を高めることが出来る。
第2の解決方法において、バルブ閉塞部材に支持されな
いコイルばねの端部を、軸方向に調整可能なカウンター
ベアリングで支持することも出来、そうすれば、第1の
解決方法の場合と同じ利点が得られる。
第2の解決方法において、コイルばねのカウンターベア
リングがバルブシートを持っていれば、同様である。
中空筒形バルブ閉塞部材に収容された作動部材の端部分
は、軸方向に調整可能なカウンターベアリングで支持す
るようにしてもよい。この様にした場合にも、該バルブ
の特性線を特別の用途に適合させる可能性が得られる。
(実施例) 以下、添付図面に基いて、本発明の好適な実施例につき
、詳細に説明を加える。
第1図及び第2図の実施例においては、中空筒形ハウジ
ング1を有し、該ハウジングは腸加熱装置のラジェータ
ーのリターン導管内の管継手に螺合される円錐状外側螺
子山2と、環状フランジ3とを有し、このフランジの背
後には、バルブが該リターン導管に組み込まれる時に該
管継手のキャップナツトが当接するようになっている。
バルブを通る流れの方向は矢印4で示されている。
出口側において、六角形の外形6を持った螺子山付きリ
ング5が、ハウジング1の内側螺子山7に螺合されてい
る。螺子山付きリング5の軸方向内側端面ば、バルブ閉
塞部材9のためのバルブシート8となっている。その、
バルブシート8に対向する側において、閉塞部材9は例
えばゴム製の環状の弾性ディスク10を有し、該ディス
クは、バルブシート8に面するほぼ翼状の突起11のネ
ックを囲み、バルブ閉塞部材9の環状の肩12に支持さ
れている。バルブ閉塞部材9はほぼボア)型であり、開
口13を備えており、この開口は、バルブ閉塞部材9の
周壁14の全長に亙って、且つバルブシート8の側にあ
るバルブ閉塞部材9のベース15の一部に亙って、半径
方向に貫通している。周壁14はまた半径方向外方に突
出する環状フランジ16も備えており、その、バルブシ
ート8から離れた側に、温度応答性コイルばね17の一
端部が支持されてちり、該コイルばねの他端部は、ハウ
ジング1の出口端部の六角形内面19の軸方向内端部を
形成するハウジング1の内側層18に支持されている。
コイルばね17は形状記憶能力を有する金属から成り、
該金属はSME金属とも称せられており、このSMEは
形状記憶効果を意味する。例えばCu2nA j7など
の銅の合金でこれを作ることが出来る。この金属は、加
熱されるとかなり膨張し、冷却されると収縮する性質を
持っている。
環状肩16の他方の側には、第2のコイルばね2(14
)一端部が支持されており、該コイルばねの他端部は、
半径方向にバルブシート8を越えて螺子山付きリング5
の軸方向内側端面に支持されている。コイルばね2(1
4)内径はバルブ閉塞部材90周壁14の外形より大き
いので、バルブが開いた時に湯が通る環状のチャンバ2
1がコイルばね20とバルブ閉塞部材9との間に残され
ている。
該バルブをラジェーターのリターン導管に組み込むと、
コイルばね17の力がコイルばね2(14)力より小さ
くなる下限値より湯温が低い限りは、バルブが開いてい
て、温度感応性コイルばね17の回旋は互いに接近して
並んでいる。温度が上がると、コイルばね17の力は、
ばね2(14)力を越えるまで増大し、バルブ閉塞部材
9をバルブシート8に押し付ける。バルブの閉塞位置に
おいては、湯の供給が遮断されるので、該ラジェーター
及びリターン導管の中の水は冷却され得る。この閉塞状
態では、ばね17の回旋は互いに離間しているので、水
は、ばね17と大きな接触面積を持つこととなる。
水が充分に冷えた後、コイルばね17は軸方向に収縮し
、バルブ閉塞部材9はコイルばね2(14)力によりバ
ルブシート8から押し上げられて、ハウジング1内の水
温が再び前記下限値より低くなるまで水が流れることが
可能となる。
コイルばね17に形状記憶金属を使用しているので、例
えば5℃ないし10℃の僅かな温度変化でも、バルブ閉
塞部材9をその全行程に亙って移動させることが出来、
したがって、該バルブは温度変化に非常に敏感に反応す
る。この速い応答速度は、コイルばね17の質量が小さ
く、従ってその熱容量が小さいことによるものである。
更に、コイルばね17の表面積が大きいことも、応答遅
れを減少させるのに寄与している。
ばね17にSME金属を使用することには別の利点もあ
る。即ち、膨張可能な容器内に蒸気、液体又はワックス
等の、膨張可能な温度感応性物質を有する作動部材とは
対照的に、ばね17の「距離−温度」特性は水の静圧と
は無関係である。
螺子山付きリング5はコイルばね2(14)ための調整
可能なカウンターベアリングとして作用する。
従って、リング5を調整することにより、コイルばね2
(14)プレストレスを選択することが出来るのみなら
ず、バルブ開放状態におけるシールディスク10とバル
ブシート8との間の距離も選択することが出来るので、
バルブのヒステリシスを減少させると共に異なる開放温
度及び閉鎖温度をセットすることが出来る。
バルブが開いている状態では、水は、著しく妨げられる
ことなく、螺子山付きリング5、環状チャンバ21を通
り、更に部分的に、ばね2(14)外側に位置する環状
チャンバを通り、開口13、バルブ閉塞部材9の内側チ
ャンバおよびコイルばね1゛7の内側を通って流れる。
従って、ハウジング1の内径をコイルばね17及び2(
14)外形とほぼ等しくすることが出来る。従って、ハ
ウジング内でのばね17.20及びバルブ閉塞部材9が
運動し得るようにするために必要なのは、成る程度の透
き間をコイルばね17及び2(14)外周とハウジング
1の内面との間に維持することだけである。
流れ断面が大きい割にはバルブの外形が小さいので、内
径の小さい既存のリターン導管及び従来の管継手の中に
も組み込むことが出来る。
リターン導管の中で、該バルブは自動リターン温度限定
装置として作用する。この様にして、戻ってくる水の温
度を低くすることが出来る。よって、煙道ガスにより冷
却されるボイラーの効率を高めることが出来る。所望の
温度が、例えば夜間に、予め下がっていれば、加熱装置
を始動させる際のロスを防止することが出来る。また、
先の温度の所望の値を高めることによってもロスを防止
することが出来る。更に、先の温度を低下させずに、加
熱されている室を通気することにより、ロスを防止する
ことが出来る。
弾力のあるシールディスク10を使用しているので、バ
ルブのシールは確実であり、また、過剰に大きな閉塞力
(これは大きなヒステリシスを生じさせることがある)
を生じさせる過剰に高い温度にコイルばね17をさらす
必要がない。
第7図及び第8図に示された実施例は、実質的に、以下
の諸点においてのみ第1図ないし第6図の実施例と異な
るものである。即ち、ハウジング1aの壁はより薄く、
螺子山を持っておらず、入り口端部に円錐形フランジ2
2を備えており、バルブシート8は、ハウジングに対し
て固定されたカウンターベアリング5aにおいて、環状
ディスクの形状をしている。コイルばね17のためのカ
ウンターベアリングとして役立つハウジング1aの肩1
8を、コイルばね17及び2(14)ためのカウンター
ベアリング5a及び180間の自由通路又はそのプレス
トレスをセットし、該バルブの開放温度及び閉鎖温度を
所望の値にセットすることが出来る様に、セット装置に
より軸方向内方に押すことが出来る。このバルブの場合
にも、第8図に示されている様に外形が小さいので、従
来のリターン導管に容易に挿入してキャップナツトで固
定することが出来る。
第9図ないし第14図の実施例にふいて、ハウジング1
bは、入り口側に筒状外側螺子山2aを備え、出口側に
内側螺子山23を備え、且つ、これをリターン導管に連
結するための六角形外面を備えている。更に、ハウジン
グlb内の開口と接する半径方向に突出するニップル2
4と、内側螺子山25とを有し、0++ング27と円錐
形先端部28とによりニップル24からシールされる調
節螺子26が螺子山25に螺合されている。調節螺子2
6の円錐形先端部28は、カウンターベアリング3(1
4)ばね17から離間した温度感応性コイルばね17の
カウンターベアリング3(14)相補的円錐形外面29
に当接する。さらに、ハウジング1bは、ハウジング1
bの軸と同軸のハブ32を持ったほぼ星形のガイド31
を内蔵している。ハブ32内で、カウンターベアリング
30は、カウンターベアリング3(14)、コイルばね
17から離間した側に円柱状延長部33を持って軸方向
に変位し得る様に設けられている。ハウジングの壁に結
合されたガイド31の半径方向に延在するウェブ34は
、相互間に、水の流通のための軸方向開口35を画定し
ている。コイルばね17に面する側において、カウンタ
ーベアリング30は、ほぼポット形であり、その周壁3
6に半径方向及び軸方向に延在する開口37を備えてお
り、該開口はカウンターベアリング3(14)ベース3
8を部分的に貫通している。温度感応性コイルばね17
の一端部はカウンターベアリング3(14)ベース38
に支持されている。ばね17の他端部はバルブ閉塞部材
9aのベース15に支持されている。該バルブ閉塞部材
9aは、7ランジ16が省略されていて、その代わりに
、コイルばね17が周壁14内にスペースを持つことが
出来る様に、なおほぼポット形のバルブ閉塞部材9aの
内径が大きくされている点を除いて、バルブ閉塞部材9
と同じ構成である。バルブシート8aはエツジの形状に
形成されている。
この実施例においては、バルブが開いている時、水は温
度感応性コイルばね17の中だけでなく、その外側も流
れることが出来る。該バルブが閉じていても、実際には
温度感応性コイルばね17の表面全体が水と接触してい
るので、温度変化に対するばね17の応答遅れまたは時
定数はなふ小さい。それにも拘らず、充分な自由流れ断
面を確保しながらバルブの外径を比較的小さく保つこと
が出来る。従って、螺子山付きリング5により調整可能
であると共に、調整螺子26を使ってカウンターベアリ
ング30を調整することも可能であり、バルブがリター
ン導管に組み込まれた時にも、外側から調整螺子26を
調整することが出来る。更に、バルブが強く閉じられて
サーモスタット機能が失われるまで調整螺子26をねじ
込むことが出来る。
バルブシー)3aがエツジ形状に構成されているので、
バルブ閉塞部材9aは先の実施例と同じ押し付は力を加
えた場合、表面圧はより大きく、従ってより優れたシー
ル効果が得られる。
第15図及び第16図の実施例において、前記実施例と
同じ構成要素は、同じ参照数字により示されている。主
な差異は、該バルブが曲がったハウジングICを備えて
いて、且つ、螺子山付きリング5に加えて固定リング3
9がハウジングIC内に設けられていることである。さ
らには、開口13aはバルブ閉塞部材90周壁14の全
長に亙って延在してはいない。
第17図及び第18図の実施例は、螺子山付きリング5
が第1図の実施例と同じバルブシート8を持っていて、
固定リング39が省略されている点で第15図及び第1
6図の実施例と異なる。
第19図及び第20図の実施例も曲がったハウジング1
dを持っている。コイルばね2(14)ためのカウンタ
ーベアリング5bはハウジングに対して固定され、コイ
ルばね17のためのカウンターベアリング30aはこの
場合にも調整可能である。
この目的のために、カウンターベアリング30aは外側
螺子歯40を持っており、これはハウジング1dのほぼ
ポット形の柱状延長部42の内側螺子山41と係合し、
これはコイルばねと軸方向に一線に並んでいる。カウン
ターベアリング30aは0リング43によりハウジング
延長部42に対してシールされる。0リング43間にふ
いて、カウンターベアリング30aは、外方に伸びる凹
部44の列を有し、その中間壁はギヤリングを形成する
。カウンターベアリング30aを回して該ベアリングを
軸方向に調整するために、ハウジング1dの細長い開口
24bを介して、例えば螺子回しなどのセットエレメン
ト (図示せず)をこれら凹部44にあてがうことが出
来る。
第21図ないし第23図の実施例は第19図及び第20
図の実施例とほぼ同様であるが、この実施例においては
、ハウジング1eにニップル24が設けられていて、セ
ットエレメントとして、ウオーム26aが設けられてい
る点で相違しており、ウオーム26aの螺子山45は、
カウンターベアリング30bを囲んでいるギヤリングの
歯ギャップ44aに係合する。ウオーム26aは、カラ
ー46を備えており、該カラーは、ニップル24の螺子
山25に螺合されていて、ウオーム26aの位置を固定
するための外側螺子歯を有するブツシュ47に当接して
いる。
ウオーム26aを回すと、カウンターベアリング30b
も回り、その螺子山40が螺子山41と係合しているの
で、その軸方向位置が調整される。
第24図及び第25図の実施例も曲がったハウジング1
fを有し、入り口側に関しては、第19図の実施例とほ
ぼ同様であり、カウンターベアリング3(14)調整に
関しては、第9図ないし第14図の実施例とほぼ同様で
あるが、ニップル24がハウジング1fの周壁に対して
は斜めに、カウンターベアリング300円錐形外面29
に対しては垂直に延在している点で相違している。調整
螺子26bは円錐形先端部を有してはいないが、カウン
ターベアリング3(14)外面29に当接する平面をそ
の端部に有している。カウンターベアリング30は、延
長部をガイド孔り2a内に有して、変位可能に装置され
ている。この実施例においても、ばね17のカウンター
ベアリング30は、調整螺子26bを回すことにより、
ばね17の軸方向に調整可能である。
第26図ないし第28図の実施例は、第24図及び第2
5図の実施例とほぼ同様であるが、セットニレメン)2
6cは偏心部材48 (その断面が第28図に示されて
いる)を持っていて、これがバルブ閉塞部材9aから離
間したカウンターベアリング30cの側に当接し、該カ
ウンターベアリングがハウジング1g内で変位可能であ
る点で異なっている。セットエレメント26cは、ブシ
ュ47内に回転可能に装置され、且つ、ハウジング1g
の孔内で軸方向延長ピン49により回転可能に装置され
ている。本実施例においても、セットエレメント26c
を回せば、カウンターベアリング30cが調整される。
第29図及び第30図の実施例は、第24図及び第25
図の実施例とほぼ同様であるが、ニップル24がハウジ
ングlhの入り口部に対して垂直で、第9図の実施例と
同じく調整螺子26に円錐形先端部28が設けられてい
る点で異なる。従って、作用は第19図の実施例と同じ
である。
第31図及び第32図の実施例は、曲がった/’iウジ
ングliを有し、その入り口部は第19図のそれに一致
する。ところで、カウンターベアリング30dの円柱状
軸方向延長部33は、コイルばね17及び20と同軸の
ガイド孔32b内の0リング50により密封的に案内さ
れ、延長部33は、ハウジング延長部又はニップル24
内の調整螺子26dの端口部51に係合し、ハウジング
延長部24はコイルばね17.20と同軸である。更に
、その螺子山部に対して縮小した軸部により、調整螺子
26dは、ニップル24に螺合されて調整螺子26dを
軸方向に固定するキャップ−ナツト54の同軸孔53を
貫通する。この実施例においては、その入り口部又はコ
イルばね17.20と同軸のハウジング11内のカウン
ターベアリング30dの調整は、調整螺子26dを回す
ことにより行なわれる。
第33図ないし第35図の実施例においては、温度応答
作動部材17aは細い柱状ワイヤである。
ワイヤ17aの材料は好ましくはニッケルーチタン合金
のSME金属であり、熱せられると収縮し冷却されると
膨張する様にされている。しかし、この合金は、熱せら
れると膨張し、冷やされると収縮する様に設計されるこ
とも出来る。Cu−2n−A1合金に較べると、この合
金は温度変化に対応する長さ変化がより大きいという利
点を持っている。従って、非常に細いワイヤで充分であ
る。ワイヤ1’?aの一端部はバルブ閉塞部材9bの軸
方向貫通孔55に収容され、他端部はスリーブ56に固
定され、該スリーブは、ハウジングはと同軸であり、ハ
ウジングはから軸方向に突出し、その内端部でハウジン
グはの同軸孔57に固定されており、スリーブ56は、
その中にクランプされたワイヤ7aのためのハウジング
に対して固定されたカウンターベアリングと戊っている
コイルばね2(14)ためのカウンターベアリング5b
は、同時に、バルブ閉塞部材9bの軸方向変位のための
遊びを維持しつつバルブ閉塞部材9bの心出しも行なう
閉塞部材9bの孔55に収容されたワイヤ17bの端部
は、円錐形シール面を持ったジヨイント部材58に強く
クランプされている。ジヨイント部材58は、バルブ閉
塞部材9bの半径方向外方に突出するフランジ68の環
状肩21にシールディスク10を介して作用する温度に
対して感応しないコイルばね2(14)圧力の下で該孔
内の段のエツジ59に対してバルブの出口側から密封的
に保持され、バルブ閉塞部材9bはバルブシート8aか
ら持ち上げられる。バルブ3a、9bが閉じている時、
ジヨイント部材58は、熱せられると収縮し冷やされる
と膨張するワイヤ17Hの張力の下でエツジ59に当接
するので、ジヨイント部材58はあらゆる作動条件下で
エツジ59に強く当接して流体の通過を阻止すると同時
にバルブ閉塞部材9bをカルダン自在継手的に支持する
カルダン自在継手的ベアリングは、バルブ閉塞部材がバ
ルブシート8aに対して斜めの位置を取らず、バルブシ
ー)8aが閉じている時には常にバルブシート8a全体
に当接することを保証するものである。
ハウジングはは、軸方向通路60を有し、この通路は、
孔57に向かって半径方向内方に開き、コイルばね2(
14)外側に湯の通路を残している。
バルブシー)8aから半径方向に間隔をおいて、コイル
ばね20は、バルブシートの内側においてシールディス
ク10に当接する。
バルブ8a、9bが開いている時、湯は、スリーブ56
の半径方向孔61、孔55、バルブ閉塞部材9bの半径
方向孔62、及びコイルばね2(14)回旋間のスペー
スを流れることが出来ると共に、通路60を流れること
が出来る。
ワイヤ17aが冷えて膨張すると、バルブ8a19bは
ばね2(14)圧力で開く。
コイルばね2(14)寸法は、バルブ8a、9bが閉じ
ていても、湯を流通させるのに充分なスペースを有する
様に設定される。
この実施例においても、バルブga、9bが開いている
時には、実際上妨げられずにハウジングはを流通するこ
とが出来、そして、温度感応性作動部材17aの直径が
非常に小さくて、その長さが相当大きいので、ハウジン
グはの外径を非常に小さく設定することが可能であり、
しかも非常に小さな温度変化範囲に対して長い作動スト
ロークを確保することが出来る。
第36図及び第37図の実施例においては、作動部材1
7bは、熱せられると膨張し、冷えると収縮する、バル
ブのハウジング1により相当長いSME金属の細長いピ
ンである。この実施例においても、バルブ閉塞部材9c
は中空筒形であり、バルブシー)8aを貫通してハウジ
ング1kから大幅に突出する。温度感応ピン17bは、
その−端部がバルブ閉塞部材9Cの孔55に突入し、他
端部が、その他の部分がほぼポット状のハウジング1に
の中空筒形ベース延長部63に突入しており、ハウジン
グ1にのベースには延長部63を半径方向に更に越える
軸方向開口64が設けられている。
温度に感応しないコイルばね2(14)ためのカウンタ
ーベアリング5Cは、ハウジング1にの内側螺子山7に
螺合されるキャップナツトの形であり、湯を流通させる
側部開口65が設けられている。
ピン17bは、一方では延長部630ベースに支持され
、他方では調整螺子26に支持されており、該螺子は、
バルブ閉塞部材9cのハウジングlkから突出する端部
に螺合され、該調整螺子はピン17bの端部に当接して
いる。この実施例においても、調整螺子26を回すこと
により、又は、それを希望する場合には、カウンターベ
アリング5Cを回すことにより、バルブのストローク又
はコイルばね2(14)プレストレスを調整することが
出来る。
第38図及び第39図の実施例においては、調整螺子2
6が省略され、バルブ閉塞部材9dがハウジング1kか
ら突出している端部で閉じられている点で第36図及び
第37図の実施例と異なっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1実施例の拡大軸方向断面図である。 第2図は、ほぼ実際の寸法で第1図実施例を示す側面図
である。 第3図は、第4図の閉塞部材の平面図である。 第4図は、第1図ないし第4図の実施例に使用された閉
塞部材の拡大側面図である。 第5図は、第4図の線v−■に沿う閉塞部材の軸方向断
面図である。 第6図は、ほぼ実際の寸法で第4図の閉塞部材を示す側
面図である。 第7図は、より大きな縮尺で第2実施例を示す軸方向断
面図である。 第8図は、ほぼ実際の寸法で第7図の実施例を示す側面
図である。 第9図は、第3実施例の拡大軸方向断面図である。 第10図及び第11図は、それぞれ第9図実施例の調整
可能なカウンターベアリングの平面図及び側面図である
。 第12図右よび第13図は、それぞれ第9図のバルブの
閉塞部材の側面図及び平面図である。 第14図は、ほぼ実際の寸法で第9図のバルブを示す側
面図である。 第15図は、第4実施例を拡大して示す軸方向断面図で
ある。 第16図は、ほぼ実際の寸法で第15図のバルブを示す
側面図である。 第17図は、第5実施例の拡大軸方向断面図である。 第18図は、ほぼ実際の寸法で第17図のバルブを示す
側面図である。 第19図は、第6実施例を拡大軸方向断面図である。 第20図は、ほぼ実際の寸法で第1図のバルブを示す側
面図である。 第21図は、第6実施例の拡大軸方向断面図である。 第22図は、第21図の実施例の断面図である。 第23図は、ほぼ実際の寸法で第21図のバルブを示す
側面図である。 第24図は、第7実施例の拡大側面図である。 第25図は、ほぼ実際の寸法で第24図のバルブを示す
側面図である。 第26図は、第8実施例の拡大軸方向断面図である。 第27図は、第26図のバルブの偏心ボルトの断面図で
ある。 第28図は、ほぼ実際の寸法で第26図のバルブを示す
側面図である。 第29図は、第9実施例の拡大軸方向断面図である。 第30図は、ほぼ実際の寸法で第29図のバルブを示す
側面図である。 第31図は、第10実施例の拡大軸方向断面図である。 第32図は、ほぼ実際の寸法で第31図のバルブを示す
側面図である。 第33図は、第11実施例の拡大して示す軸方向断面図
である。 第34図は、第33図のバルブの半分を示す平面図であ
る。 第35図は、ほぼ実際の寸法で第33図のバルブを示す
側面図である。 第36図は、第12実施例の拡大軸方向断面図である。 第37図は、ほぼ実際の寸法で第36図のバルブを示す
側面図である。 第38図は、第13実施例の拡大軸方向断面図である。 第39図は、ほぼ実際の寸法で第39図のバルブを示す
側面図である。 (符号の説明) L la、lb、10% ld、les 1 fsIg
、lh、ti、lj、lk・・・・ハウジング、17・
温度感応性コイルばね、 20−・コイルばね。 CF) 一 閂 〔刀 U− ロ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体が流通することの出来るハウジングを備え、
    該ハウジングの中には第1のコイルばねと第2のコイル
    ばねとが同軸に配設されており、該第1のコイルばねは
    、形状を記憶する能力を有し、前記流体の温度に応じて
    伸縮し、該ハウジングに支持されて該バルブを開閉する
    ようになっており、前記第2のコイルばねは実質的に温
    度に感応せず、前記第1のコイルばねにプレストレスを
    与えるように構成されている温度応答バルブであって、
    前記ハウジングは、バルブシートとバルブ閉塞部材とを
    有し、温度に感応する前記第1コイルばねは、一端部に
    おいては前記ハウジングに支持され、他端部においては
    前記バルブ閉塞部材の、前記バルブシートから離間した
    側により支持され、前記第2のコイルばねは、一端部に
    おいては半径方向に前記バルブシートを越えて前記ハウ
    ジングにより支持され、他端部においては前記バルブシ
    ートに対向する前記バルブ閉塞部材の側により支持され
    て、前記第1コイルばねの閉鎖力に抗して作用し、前記
    バルブ閉塞部材は、前記第1コイルばねの内部から前記
    第2コイルばね内の環状チャンバへ前記バルブシートを
    越えて延在する開口を有することを特徴とする温度応答
    バルブ。
  2. (2)前記バルブ閉塞部材が、前記バルブシートに対向
    する側に弾性のあるシールディスクを有することを特徴
    とする請求項(1)に記載の温度応答バルブ。
  3. (3)前記バルブ閉塞部材が、ほぼポット形で、その開
    口が、その軸方向の全長に亙って、前記バルブ閉塞部材
    のベースの、前記バルブシートの側にある一部分に亙っ
    て、前記バルブ閉塞部材の周壁を半径方向に貫通するこ
    とを特徴とする請求項(1)又は(2)に記載の温度応
    答バルブ。
  4. (4)前記第1及び/又は第2のコイルばねの、前記バ
    ルブ閉塞部材から離間した端部が、軸方向に調整可能な
    カウンターベアリングに支持されることを特徴とする請
    求項(1)ないし(3)に記載の温度応答バルブ。
  5. (5)前記ハウジングが、前記第1コイルばねの調整可
    能な前記カウンターベアリングを調整するためのセット
    エレメントを通すための開口を有することを特徴とする
    請求項(4)に記載の温度応答バルブ。
  6. (6)前記第2コイルばねの前記カウンターベアリング
    が、前記バルブシートを有することを特徴とする請求項
    (4)又は(5)に記載の温度応答バルブ。
  7. (7)流体が流通することの出来るハウジングを備え、
    該ハウジングの中には、金属製作動部材とコイルばねと
    が同軸に配設されており、該作動部材は、形状を記憶す
    る能力を有し、前記流体の温度に応じて伸縮し、バルブ
    を開閉するようになっており、前記コイルばねは実質的
    に温度に感応せず、前記作動部材にプレストレスを与す
    るように構成されている温度応答バルブであって、前記
    ハウジングはバルブシートとバルブ閉塞部材とを有し、
    前記作動部材はピンであり、その一端部は前記ハウジン
    グに支持され、他端部は前記バルブ閉塞部材を閉鎖方向
    に付勢し、前記コイルばねは前記作動部材とは反対に前
    記バルブ閉塞部材に作用し、前記作動部材は前記コイル
    ばねを軸方向に貫通することを特徴とする温度応答バル
    ブ。
  8. (8)流体が流通することの出来るハウジングを備え、
    該ハウジングの中には、金属製作動部材とコイルばねと
    が同軸に配設されており、該作動部材は、形状を記憶す
    る能力を有し、前記流体の温度に応じて伸縮し、バルブ
    を開閉するようになっており、前記コイルばねは実質的
    に温度に感応せず、前記作動部材にプレストレスを与え
    るように構成されている温度応答バルブであって、前記
    ハウジングはバルブシートとバルブ閉塞部材とを有し、
    前記作動部材はワイヤであり、その一端部は前記バルブ
    閉塞部材に閉鎖方向に作用し、他端部は前記ハウジング
    に対して不動であり、前記コイルばねは前記ワイヤとは
    反対に前記バルブ閉塞部材に作用し、前記ワイヤは前記
    コイルばねを軸方向に貫通することを特徴とする温度応
    答バルブ。
  9. (9)前記バルブ閉塞部材はカルダン自在継手により装
    置されていることを特徴とする請求項(7)又は(8)
    に記載の温度応答バルブ。
  10. (10)前記バルブ閉塞部材は中空筒形で、前記バルブ
    シートを貫通し、該バルブ閉塞部材の半径方向外方に突
    出するフランジの一方の半径方向側面が、前記バルブシ
    ートに対向するとともに、弾性のあるシールディスクを
    備えており、前記作動部材の一端部は前記バルブ閉塞部
    材の中空スペース内に収容されていることを特徴とする
    請求項(7)ないし(9)の一つに記載の温度応答バル
    ブ。
  11. (11)前記バルブ閉塞部材が、軸方向孔を有し、該孔
    が、段を有すると共にそのエッジにヒンジ部材が前記コ
    イルばねによるプレストレスの下で前記バルブの出口側
    から強く当接し、前記作動部材の、前記孔を貫通する一
    端部が、前記ヒンジ部材に固定されることを特徴とする
    請求項(10)に記載の温度応答バルブ。
  12. (12)前記ハウジングが、ほぼポット形状であり、前
    記作動部材の他端部を受け入れて、軸方向に支持する中
    空筒形ベース延長部を半径方向に越える軸方向開口を備
    えていることを特徴とする請求項(10)に記載の温度
    応答バルブ。
  13. (13)前記コイルばねの、前記バルブ閉塞部材に支持
    されない端部が、軸方向に調整可能なカウンターベアリ
    ングに支持されることを特徴とする請求項(10)又は
    (12)に記載の温度応答バルブ。
  14. (14)前記カウンターベアリングが、前記バルブシー
    トを備えていることを特徴とする請求項(13)に記載
    の温度応答バルブ。
  15. (15)前記中空筒形バルブ閉塞部材に収容されている
    前記作動部材の端部が、軸方向に調整可能なカウンター
    ベアリングに支持されることを特徴とする請求項(11
    )ないし(14)の一つに記載の温度応答バルブ。
JP11275689A 1988-04-29 1989-05-01 温度応答バルブ Pending JPH01320388A (ja)

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