JPH0132012Y2 - - Google Patents

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JPH0132012Y2
JPH0132012Y2 JP17340979U JP17340979U JPH0132012Y2 JP H0132012 Y2 JPH0132012 Y2 JP H0132012Y2 JP 17340979 U JP17340979 U JP 17340979U JP 17340979 U JP17340979 U JP 17340979U JP H0132012 Y2 JPH0132012 Y2 JP H0132012Y2
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JP
Japan
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optical fiber
pressure
fiber cable
resistant
resistant pipe
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JP17340979U
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JPS5692105U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光フアイバーケーブルの気密導入部構
造に関する。光フアイバーケーブルを用いた光通
信システムが最近開発されているが、海底に光フ
アイバーケーブルを敷設した光通信システムの場
合には光フアイバーケーブル自体を耐圧気密構造
に維持することが必要であると同時に海底中継器
筐体等の耐圧容器に光フアイバーケーブルを導入
する際には該導入部分においても気密封止構造を
設けて耐圧器内部に海水、水蒸気等が浸入するこ
とのないように防護する必要がある。このために
海底に敷設される光フアイバーケーブルは大径の
保護被覆内に収納されているが海底中継器等の他
装置の耐圧容器筐体に導入する場合には一旦大径
の保護被覆から光フアイバーケーブル単体を取り
出してこの光フアイバーケーブルを適当な封止構
造を介して上記耐圧容器筐体に導入している。こ
の光フアイバーケーブルの導入に用いられる従来
の封止構造は、第1図に示すように耐圧容器1の
光フアイバーケーブル2を導入する導入孔1aに
該光フアイバーケーブル2の被覆を部分的に剥い
だケーブル心線2aを導入し、上記導入孔1aと
ケーブル心線2aとの間に硬化性の接着剤3を充
填し、このとき接着剤3は耐圧容器1の導入孔1
aの外壁に形成した環状突起4をも包囲するよう
に充填させて光フアイバーケーブル2を封止する
と共に耐圧容器1の導入孔1aの気密封止をもお
こなう構造が採られていた。然しながら海底中継
器等の高圧が負荷される耐圧容器の場合には接着
剤3を通して水蒸気等が耐圧容器中に浸透するの
を完全に防止することは困難であり、その上光フ
アイバーケーブルに高水圧が加わることは伝送損
失の増加をもたらすことになる。また第1図に示
す如くケーブル心線2aを部分的にも露出させる
ことは光フアイバーケーブル2の強度を低下させ
ることになり、また被覆を剥ぐ作業が必要なため
に作業能率低下をも来たす。更に硬化性接着剤3
が硬化する場合には自ずから硬化収縮を起すの
で、結果的には光フアイバーケーブル2の性能、
即ち伝送特性を劣化させる。
依つて本考案は上述の従来の構造における欠点
を解消することのできる光フアイバーケーブルの
気密導入部構造を提供することにある。
本考案によれば、大径の保護被覆内から取り出
された部分の光フアイバーケーブルを耐圧容器に
導入される部分を含んで金属製の耐圧パイプに挿
入させるとともに該光フアイバーケーブルの外周
と耐圧パイプの内壁との間の空間に接着性の軟質
コンパウンドを充填し該光フアイバーケーブルが
気密保護されてなり、該耐圧パイプの端部を前記
耐圧容器に気密導入するようにしたことを特徴と
する光フアイバーケーブルの気密導入部構造が提
供されるのである。以下、本考案を添付図面に示
す実施例に基き詳細に説明する。
第2図は本考案による光フアイバーケーブルの
気密導入部構造の実施例を示す断面図である。第
2図において、耐圧容器11の光フアイバーケー
ブル2を導入する導入孔11aには予め容器壁厚
さに応じて適宜数の環状凹溝11b,11bを形
成しておく。この場合に耐圧容器11は海底にお
ける高水圧にも耐え得るように金属材料によつて
形成される。一方、光フアイバーケーブル2は耐
圧容器11に導入する個所では海底敷設部分にお
ける大径の保護被覆(図示なし)から単体ケーブ
ルとして引き出されているが、本考案において
は、この単体光フアイバーケーブル2の部分を金
属製の耐圧パイプ15に挿入する。この金属性耐
圧パイプ15は上述の大径保護被覆に対比すれば
径が小さく、従つて耐圧容器11にこの耐圧パイ
プ15を挿入することは可能な程度の直径寸法を
有している。また金属製耐圧パイプ15は光フア
イバーケーブル2を後述の如く完全に気密封止す
ることができるように単体光フアイバーケーブル
2部分を完全に挿入できるだけの充分の長さを有
するように形成する。また耐圧パイプ15には耐
圧容器11の外壁に形成されたねじ条付き環状壁
13の内部で耐圧容器11の内部フランジ23に
当接するフランジ15aを具備させておく。さ
て、光フアイバーケーブル2を耐圧パイプ15中
に挿入した後に該ケーブル2の外周と耐圧パイプ
15の内壁との間の空隙に接着性の軟質コンパウ
ンド17、例えばウレタンエラストマーを注入充
填する。このように接着性の軟質コンパウンド1
7を充填しておけば、耐圧パイプ15と光フアイ
バーケーブル2との間は軟質コンパウンド17の
接着性によつて完全に気密封止できるばかりでな
く、該コンパウンド17の軟質性によつて光フア
イバーケーブル2の光信号伝送損失を極めて微少
に抑止することができる。上述のようにして気密
封止された光フアイバーケーブル2を金属性耐圧
パイプ15と共に耐圧容器11の導入孔11aに
挿入し、この場合に環状凹溝11bには封止用の
Oリング21を予め装着して耐圧パイプ15と導
入孔11aとの間で気密構造を得るようにする。
また耐圧容器11のねじ条付き環状壁13には該
ねじ条とねじ係合するキヤツプ19を被着して耐
圧パイプ15の外周と耐圧容器11の導入孔11
aとの間で完全気密を確保する。なお、耐圧容器
11の内部では再び金属製耐圧パイプ15から光
フアイバーケーブル2の単体を引き出して容器中
に格納された電子機器等と接続すればよい。以上
の説明から明らかなように、本考案によれば、光
フアイバーケーブル2を金属製の耐圧パイプ15
の内部で軟質コンパウンド17によつて気密保護
し、しかもこのように気密保護された状態で耐圧
容器11中に気密的に導入される二重防護体制が
採られるので海底等の高圧下でも気密性が確保さ
れるのである。なお、光フアイバーケーブル2の
耐圧力を充分確保するには軟質コンパウンド17
が充入された領域を充分に長くすることが必要で
あるが、第3図に示すように耐圧容器11の内側
に配置された部分には、接着性の軟質コンパウン
ド17に換えて接着剤27を充填した封止構造を
併用すれば軟質コンパウンド17の耐圧パイプ1
5中における注入長が短くて済み注入作業性が改
善される。この場合に接着剤27は耐圧容器11
の内部側に在つて高圧の負荷は避けられるので接
着構造自体には特別の考慮を払う必要は無く、従
つて接着作業自体は極めて簡便である。
なお、本考案による軟質コンパウンドを利用し
た気密保護構造は耐圧パイプ15の耐圧容器外に
おける外側端における気密性を確保するためにも
光フアイバーケーブル2の構造自体をフアイバー
心線と一次コート,二次コート等の被覆材との間
が気密構造に構成されている構造のものを採用す
ることが望ましいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は光フアイバーケーブルの導入部構造を
封止構造にする従来一般に採用されている例を示
す断面図、第2図は本考案による光フアイバーケ
ーブルの気密導入部構造の実施例を示す断面図、
第3図はその変形例を示す断面図。 2……光フアイバーケーブル、2a……光フア
イバーケーブルのフアイバー心線、11……耐圧
容器、15……金属性耐圧パイプ、17……接着
性の軟質コンパウンド、27……接着剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 大径の保護被覆内から取り出された部分の光
    フアイバーケーブルを耐圧容器に導入される部
    分を含んで金属製の耐圧パイプに挿入させると
    ともに該光フアイバーケーブルの外周と耐圧パ
    イプの内壁との間の空間に接着性の軟質コンパ
    ウンドを充填し該光フアイバーケーブルが気密
    保護されてなり、該耐圧パイプの端部を前記耐
    圧容器に気密導入するようにしたことを特徴と
    する光フアイバーケーブルの気密導入部構造。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の光フ
    アイバーケーブルの気密導入部構造において、
    前記耐圧パイプ内壁と前記光フアイバーケーブ
    ル外周との間の空間の一部に接着剤充填部分を
    設けた光フアイバーケーブルの気密導入部構
    造。 3 実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に
    記載の光フアイバーケーブルの気密導入部構造
    において、前記光フアイバーケーブルはフアイ
    バー心線を被覆材によつて気密被覆した構造か
    らなる光フアイバーケーブルの気密導入部構
    造。
JP17340979U 1979-12-17 1979-12-17 Expired JPH0132012Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17340979U JPH0132012Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17

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JP17340979U JPH0132012Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5692105U JPS5692105U (ja) 1981-07-22
JPH0132012Y2 true JPH0132012Y2 (ja) 1989-10-02

Family

ID=29684197

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JP17340979U Expired JPH0132012Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17

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JPS5692105U (ja) 1981-07-22

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