JPH0132006Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0132006Y2 JPH0132006Y2 JP16241284U JP16241284U JPH0132006Y2 JP H0132006 Y2 JPH0132006 Y2 JP H0132006Y2 JP 16241284 U JP16241284 U JP 16241284U JP 16241284 U JP16241284 U JP 16241284U JP H0132006 Y2 JPH0132006 Y2 JP H0132006Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- optical
- adhesive plate
- length
- optical cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 50
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 27
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 27
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 18
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 claims description 11
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 claims description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007526 fusion splicing Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
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- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
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- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、作業性の向上が図れ、且つ伝送特性
が良好な光ケーブルの接続部構造に関する。
が良好な光ケーブルの接続部構造に関する。
光フアイバ素線を集合してなる多心光ケーブル
は、第3図に示す如く、シリコーン等を被覆した
光フアイバ素線aを複数本(図示例では7本)を
撚り合せシリコーンゴムbで一体化して光フアイ
バユニツトcを形成した後、更にその外側に機械
的強度を高めるために強化プラスチツク(FRP)
dを被覆してある。
は、第3図に示す如く、シリコーン等を被覆した
光フアイバ素線aを複数本(図示例では7本)を
撚り合せシリコーンゴムbで一体化して光フアイ
バユニツトcを形成した後、更にその外側に機械
的強度を高めるために強化プラスチツク(FRP)
dを被覆してある。
このような多心光ケーブルを接続するには、ま
ず第4図に示すように、FRPd及びシリコーンゴ
ムbを除去して光フアイバ素線aを1心ごとに露
出し、次いでこれら光フアイバ素線aに外被を施
こした後、光フアイバ素線aの端部を互いに融着
接続する。光フアイバ素線aに外被を設けるの
は、取扱性または接続後の信頼性を高めるためで
あり、第5図に示すように、多分岐の熱収縮チユ
ーブeで光フアイバ素線aを被覆する方法が採用
されている。
ず第4図に示すように、FRPd及びシリコーンゴ
ムbを除去して光フアイバ素線aを1心ごとに露
出し、次いでこれら光フアイバ素線aに外被を施
こした後、光フアイバ素線aの端部を互いに融着
接続する。光フアイバ素線aに外被を設けるの
は、取扱性または接続後の信頼性を高めるためで
あり、第5図に示すように、多分岐の熱収縮チユ
ーブeで光フアイバ素線aを被覆する方法が採用
されている。
ところが、この熱収縮チユーブeで光フアイバ
素線aを被覆する方法には次のような問題があ
る。光フアイバ素線aの接続には放電融着装置な
どの特殊な装置を使用するため、光フアイバ素線
aは作業余長として1m程度必要とするが、外径
約0.4mmで長さ1mの光フアイバ素線aを熱収縮チ
ユーブeに挿通させるのは非常に難しく作業性が
悪い。
素線aを被覆する方法には次のような問題があ
る。光フアイバ素線aの接続には放電融着装置な
どの特殊な装置を使用するため、光フアイバ素線
aは作業余長として1m程度必要とするが、外径
約0.4mmで長さ1mの光フアイバ素線aを熱収縮チ
ユーブeに挿通させるのは非常に難しく作業性が
悪い。
また、光フアイバ素線aを熱収縮チユーブeに
挿入した後、熱収縮チユーブeを加熱して収縮さ
せて光フアイバ素線aに密着させるが、この際熱
収縮チユーブeは径方向だけでなく長手方向にも
収縮する。このため、光フアイバ素線aが座屈し
局所的に小曲りが発生する。この小曲りは光フア
イバの伝送特性を著しく劣化させる。
挿入した後、熱収縮チユーブeを加熱して収縮さ
せて光フアイバ素線aに密着させるが、この際熱
収縮チユーブeは径方向だけでなく長手方向にも
収縮する。このため、光フアイバ素線aが座屈し
局所的に小曲りが発生する。この小曲りは光フア
イバの伝送特性を著しく劣化させる。
本考案は以上の従来技術の問題点を解消すべく
案出されたものであり、作業性の向上が図れると
共に安定した良好な伝送特性の光ケーブルの接続
部構造を提供することを目的とする。
案出されたものであり、作業性の向上が図れると
共に安定した良好な伝送特性の光ケーブルの接続
部構造を提供することを目的とする。
すなわち、本考案は多心光ケーブルの端末から
所定の長さ露出された光フアイバ素線が互いに接
続されており、この光フアイバ素線の接続余長が
粘着板とプラスチツクフイルムとの間に挟まれ、
上記粘着板の粘着力によつて保持されるよう構成
したことを特徴とするものである。
所定の長さ露出された光フアイバ素線が互いに接
続されており、この光フアイバ素線の接続余長が
粘着板とプラスチツクフイルムとの間に挟まれ、
上記粘着板の粘着力によつて保持されるよう構成
したことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
明する。
第1図は、本考案の実施例を示す説明図であ
る。接続箱13内にその下方から2本の光フアイ
バ入り架空地線(以下OPGWと略称する)11,
12が導入され、FRP等の被覆を施してある光
ケーブル31,32がそれぞれ露出されている。
る。接続箱13内にその下方から2本の光フアイ
バ入り架空地線(以下OPGWと略称する)11,
12が導入され、FRP等の被覆を施してある光
ケーブル31,32がそれぞれ露出されている。
光ケーブル31,32からは光フアイバ素線が
露出され、光フアイバ素線1心毎に熱収縮チユー
ブ41,42の外被が光ケーブル31,32の端
末から15cmに亘つて施されている。
露出され、光フアイバ素線1心毎に熱収縮チユー
ブ41,42の外被が光ケーブル31,32の端
末から15cmに亘つて施されている。
光フアイバ素線1,2は融着接続時に接続箱1
3の外に取り出せるだけの充分な余長をとつてあ
る。この光フアイバ素線1と光フアイバ素線2を
融着接続し補強を施した後、光フアイバ接続部は
ケース8内に収納され、光フアイバ素線1,2の
接続余長はループ状に採られ、粘着板19上に圧
着される。更にその上からプラスチツクフイルム
10で押えると、プラスチツクフイルム10も粘
着板19上に圧着され、接続余長は粘着板19と
プラスチツクフイルム10によつて挟まれた状態
で脱落することなく保持される。
3の外に取り出せるだけの充分な余長をとつてあ
る。この光フアイバ素線1と光フアイバ素線2を
融着接続し補強を施した後、光フアイバ接続部は
ケース8内に収納され、光フアイバ素線1,2の
接続余長はループ状に採られ、粘着板19上に圧
着される。更にその上からプラスチツクフイルム
10で押えると、プラスチツクフイルム10も粘
着板19上に圧着され、接続余長は粘着板19と
プラスチツクフイルム10によつて挟まれた状態
で脱落することなく保持される。
この粘着板19は粘着板固定部50に固定さ
れ、上記した行程により各光フアイバ素線の接続
部および接続余長を保持した粘着板も順次積層さ
れる。
れ、上記した行程により各光フアイバ素線の接続
部および接続余長を保持した粘着板も順次積層さ
れる。
次に粘着板19の構造について第2図により詳
しく説明する。
しく説明する。
粘着板19は、平板6に粘着層9および光フア
イバ接続部7を収納するケース8からなり、粘着
層9上にループ状に採られた光フアイバ素線1,
2の接続余長が圧着されている。更にこの上から
プラスチツクフイルム10を押えつけると、プラ
スチツクフイルム10は充分な面積で粘着層9に
圧着される。従つて光フアイバ素線1,2は粘着
板19とプラスチツクフイルム10によつて保護
されることになり、光フアイバ素線1,2を保護
するための熱収縮チユーブ41,42を光フアイ
バ素線1,2の全長に亘つて施す必要がなく、そ
の一端部が粘着板19上に保持される程度の長さ
で足りることになる。この熱収縮チユーブ41,
42の長さは粘着板19および接続箱13の大き
さによつて異なるが、より小型な光ケーブルの接
続部構造を目的とした場合には、光ケーブルの端
末より10〜30cm程度で充分である。
イバ接続部7を収納するケース8からなり、粘着
層9上にループ状に採られた光フアイバ素線1,
2の接続余長が圧着されている。更にこの上から
プラスチツクフイルム10を押えつけると、プラ
スチツクフイルム10は充分な面積で粘着層9に
圧着される。従つて光フアイバ素線1,2は粘着
板19とプラスチツクフイルム10によつて保護
されることになり、光フアイバ素線1,2を保護
するための熱収縮チユーブ41,42を光フアイ
バ素線1,2の全長に亘つて施す必要がなく、そ
の一端部が粘着板19上に保持される程度の長さ
で足りることになる。この熱収縮チユーブ41,
42の長さは粘着板19および接続箱13の大き
さによつて異なるが、より小型な光ケーブルの接
続部構造を目的とした場合には、光ケーブルの端
末より10〜30cm程度で充分である。
又、平板6の裏面にスポンジ等のクツシヨン材
5を設けることにより、第1図に示すように粘着
板19が積層された場合、その後方にあるプラス
チツクフイルムを軽く押え付けることができ、よ
り一層光フアイバ素線の接続余長の脱落を防ぐこ
とができる。又、光フアイバ素線に損傷を与える
心配がない。
5を設けることにより、第1図に示すように粘着
板19が積層された場合、その後方にあるプラス
チツクフイルムを軽く押え付けることができ、よ
り一層光フアイバ素線の接続余長の脱落を防ぐこ
とができる。又、光フアイバ素線に損傷を与える
心配がない。
このように、本考案の光ケーブルの接続部にあ
つては、光フアイバ素線のまま接続され、接続後
接続余長が粘着板とプラスチツクフイルムとによ
り圧着保持されている。このため、従来の熱収縮
チユーブの外被を施された光フアイバ素線が接続
される場合に比べ、作業性が良く、光フアイバ素
線を確実に保護できるものである。
つては、光フアイバ素線のまま接続され、接続後
接続余長が粘着板とプラスチツクフイルムとによ
り圧着保持されている。このため、従来の熱収縮
チユーブの外被を施された光フアイバ素線が接続
される場合に比べ、作業性が良く、光フアイバ素
線を確実に保護できるものである。
以上に説明した如く、本考案によれば次のよう
な顕著な効果を奏する。
な顕著な効果を奏する。
(1) 光フアイバ素線全長に亘つて熱収縮チユーブ
を施す必要がないため、作業性が良く、光フア
イバの小曲りによる特性劣化がない。
を施す必要がないため、作業性が良く、光フア
イバの小曲りによる特性劣化がない。
(2) 光フアイバ素線の接続余長が粘着板とプラス
チツクフイルムにより圧着保持されているた
め、余長のループが脱落することなく、そのル
ープ形状が長期に亘つて変化せず、かつ振動あ
るいは余長のたれ下がり等がないため、接続部
に歪が加わることがない。
チツクフイルムにより圧着保持されているた
め、余長のループが脱落することなく、そのル
ープ形状が長期に亘つて変化せず、かつ振動あ
るいは余長のたれ下がり等がないため、接続部
に歪が加わることがない。
(3) 粘着板の裏側にクツシヨン材を設けているた
め、常時光フアイバ素線を軽く押えておくこと
ができ、光フアイバ素線に損傷を与える心配が
ない。
め、常時光フアイバ素線を軽く押えておくこと
ができ、光フアイバ素線に損傷を与える心配が
ない。
第1図は本考案の実施例を示す説明図、第2図
は本考案の粘着板の構造を示す説明図、第3図は
多心光ケーブルの一例を示す横断面図、第4図は
同光ケーブルの光フアイバ素線を露出し分離した
状態の側面図、第5図は光フアイバ素線に熱収縮
チユーブの外被を施した場合の側断面図である。 1,2…光フアイバ素線、5…クツシヨン材、
6…平板、7…光フアイバ接続部、8…ケース、
9…粘着層、10…プラスチツクフイルム、1
1,12…OPGW、13…接続箱、19…粘着
板、31,32…光ケーブル、41,42…熱収
縮チユーブ、50…粘着板固定部。
は本考案の粘着板の構造を示す説明図、第3図は
多心光ケーブルの一例を示す横断面図、第4図は
同光ケーブルの光フアイバ素線を露出し分離した
状態の側面図、第5図は光フアイバ素線に熱収縮
チユーブの外被を施した場合の側断面図である。 1,2…光フアイバ素線、5…クツシヨン材、
6…平板、7…光フアイバ接続部、8…ケース、
9…粘着層、10…プラスチツクフイルム、1
1,12…OPGW、13…接続箱、19…粘着
板、31,32…光ケーブル、41,42…熱収
縮チユーブ、50…粘着板固定部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 光フアイバ素線を集合してなる多心光ケーブ
ルの接続部構造において、上記多心光ケーブル
の端末から所定の長さ露出された前記光フアイ
バ素線が接続されており、該光フアイバ素線の
接続余長が粘着板とプラスチツクフイルムとの
間に挟まれ前記粘着板の粘着力により保持され
るよう構成したものであることを特徴とする光
ケーブルの接続部構造。 (2) 前記粘着板の裏側にクツシヨン材が設けられ
ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載の光ケーブルの接続部構造。 (3) 前記光フアイバ素線に熱収縮チユーブの外被
がケーブル端から10〜30cmに亘つて施されてい
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の光ケーブルの接続部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16241284U JPH0132006Y2 (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16241284U JPH0132006Y2 (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6179302U JPS6179302U (ja) | 1986-05-27 |
JPH0132006Y2 true JPH0132006Y2 (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=30720295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16241284U Expired JPH0132006Y2 (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0132006Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-26 JP JP16241284U patent/JPH0132006Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6179302U (ja) | 1986-05-27 |
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