JPH01319809A - モータによる位置決め装置 - Google Patents

モータによる位置決め装置

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JPH01319809A
JPH01319809A JP15302288A JP15302288A JPH01319809A JP H01319809 A JPH01319809 A JP H01319809A JP 15302288 A JP15302288 A JP 15302288A JP 15302288 A JP15302288 A JP 15302288A JP H01319809 A JPH01319809 A JP H01319809A
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motor
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JP15302288A
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Takeshi Aida
健 相田
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Original Assignee
Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、駆動中の位置偏差を小さくすることができる
モータによる位置決め装置に関する。
[従来技術] 位置決め用のモータ制御回路として、第16図に示すよ
うに位置指令信号とエンコーダフィードバック信号とを
減算機能1、比例積分・微分補償回路2 (P I D
)及びアンプ3を介してモータ4に入力し、モニタ4の
位置をエンコーダ5で電圧に変換してフィードバックす
るようにした位置偏差PID制御や、また、第18図に
示すように、第16図の制御回路において、比例積分・
微分補償回路2の前に減算機能6を接続し、またエンコ
ーダ5からの位置フィードバック信号を減算した減算機
能1の出力をW乗算機能7で位置ループゲインにρを乗
算し、減算機能61ξ入力し、さらにモータ4の速度を
乗算機能8で速度フィードバックゲインKVを乗算して
フィードバック信号に変換して乗算機能7で乗算された
出力を減算機能6で減算するようにした速度フィードバ
ック補償位置制御が知られている。
このように構成された第16図の制御回路において、モ
ータ4の伝達関数G、は近似すると、となり、またPI
D補償部の伝達関数Gcは、Tis         
 s Kc;比例ゲイン、Td;微分定数、’/ri;積分定
数、a = KcTd、 b = Kc、 c = K
c/Tiとなり、さらにアンプのゲインをKaとすると
第16図の制御回路の制御ブロック図は第17図に示し
たようになり、その−巡伝達関数G(s)は。
となる。
同様に、第18図の制御回路の伝達関数は第19図に示
すようになり、その−巡伝達関数はとなる。なお、第1
7図及び第19図において。
θは変位角、ωはdθ/dtで表わされる角速度、θ°
は目標叙位角である。ところで、定常偏差(この場合は
「位置」の偏差E(s))考えると、最終値定理より であり、R(s)’=大入力指令)、e(t)=j−’
[E(s)](ラプラス逆変換)である。
ここで1位置制御における指令R(s)を考える。モー
タ4を動かすためには、一般に第20図(a)に示すよ
うに台形駆動指令Aを与える。第20図(a’)におい
て、縦軸に角速度ω、横軸に時間tを取ると1台形の面
積は変位角θに相当する。そして、第20図(b)に示
すように直線A1の部分はランプ入力(傾斜入力)で、
一般式で表わすと (?=mt  となり(mは常数)
、曲線A、、 A、の部分はパラポリツク人力θ=m 
t”。
θ= −m t ”十〇。になっており、ランプ入力と
パラポリツク入力の2種類に対する定常偏差を検討すれ
ば良い、一般にランプ入力時には、第16図の回路では
、e(ψ)=Oであり、第18図の回路ではe(oo)
=一定値である。また、パラポリツク入力の時には、第
16図の回路では、e(oo)=一定値であり、第18
図の回路では、6 (o5)=ωとなる。従って、第1
6図(位置偏差PID制御)は、パラポリツク入力時に
定常偏差が発生し、第18図(速度フィードバック位置
制御)ではランプ入力とパラポリツク入力の双方で定常
偏差が発生することになる。
【発明が解決しようとする課題] 従来は、この定常偏差をなくすためにフィードフォワー
ドを行っていた。しかし、従来のフィードフォワードは
第21図(図においてに1=1/KpKaK)に示すよ
うに速度フィードバック 位置制御に対してであり、こ
の場合のフィードフォワード量はランプ入力(θ=、1
t)の時、dθ/dt−に□=mK□(一定値)と最終
値定理のe (oo) =一定値に対応する量である。
ところが、パラポリツク時には、e(oo)=φである
からこの時のフィードフォワード量では定常偏差を補償
しきれない。このため、加速時及び減速時の偏差は解消
されなかった。
本発明は、モータの加速時・減速時の定常偏差をさらに
小さくすることができるモータによる位置決め装置を提
供することを目的としている。
[TIA題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のモータによる位置
決め装置では、外部動作指令装置から入力された指令信
号を第1のU/Dカウンタでカウントした出力をCPU
に入力して信号処理し、CPUの出力をD/Aコンバー
タでアナログに変換した後、パワーアンプで増幅し、モ
ータを回転し、該モータの回転により出力されるロータ
リエンコーダからの信号を第2のtJ/Dカウンタでカ
ウントしてCPUに入力するようにしたモータによる位
置決め装置において、外部動作指令装置(10)から入
力された指令信号及びエンコーダ信号をカウンタ手段で
出力し、前記カウンタ手段のカウント値から位置偏差(
12a)を演算し、前記位置偏差(12a)及び前記位
置偏差の差分値(12b)並びに前記位置偏差の積分値
(12c)を加算(12d)・乗算(12e)シした出
力と前記カウント値の差分(12g)にゲイン(12k
)を乗算した後、フィードフォワード切換手段が10=
0のとき1、b″≠0のとき一釘直を付加する出力とか
らフィードフォワード値を演算し、前記フィードフォワ
ード値を位置偏差補償値に加算(12f)して、モータ
(15)に入力する。
また、外部動作指令装置(lO)から入力された指令信
号及びエンコーダ信号をカウンタ手段で出力し、前記カ
ウンタ手段のカウント値を位置偏差演算機能(12a)
に出力するとともに、前記指令信号を前記カウンタ手段
のカウント値の差分(12g)の差分(12h)にゲイ
ン(12i)を乗算した出力と前記カウント値の差分(
12g)にゲイン(12k)を乗算した後、フィードフ
ォワード切換手段がp=0のとき1.d1≠0のとき一
足直を付加する出力とからフィードフォワード値を演算
し、加算機能(12f)に入力して位置偏差 演算機能
の出力に加算し。
該加算値を直接及び前記カウンタ手段のカウント値が一
定値以下のときのみ積分した値に加算(12m)及び乗
算(12n)するとともに、エンコーダ信号を前記カウ
ント手・段を介して位置データの差分値入力する。
さらに、外部動作指令装置(10)から入力された指令
信号及びエンコーダ信号をカウンタ手段で出力し、前記
カウンタ手段のカウント値から位置偏差(12a)を演
算し、前記位置偏差(12a)の積分(12c)にゲイ
ン(12n)を乗算するとともに、前記エンコーダ信号
を前記カウンタ手段を介して位置データの差分値(12
f)にゲイン(12g)を乗算して減算機能に入力する
かまたはエンコーダ信号を前記カウンタ手段を介して位
置データを直接及び差分(12y)にゲイン(12s)
を乗算して加算機能(12t)により加算して、前記減
算機能に入力し、前記減算機能(12r)の出力を乗算
し、一方前記カウンタ手段のカウント値の差分(12g
)の差分(12h)にゲイン(12i)を乗算してフィ
ードフォワード値を演算し、前記減算機能の出力を乗算
した値と前記フィードフォワード値を 加算(12f)
L、て、モータ(15)に入力する。
[作用] 上記のように構成されたモータによる位置決め装置では
、カウンタ手段のカウント値から位置偏差を演算し、前
記位置偏差値及びその差分値並びにその積分値を加算及
び乗算して位置偏差補償値を演算し、一方前記カウンタ
手段のカウント値の差分の差分にゲインを乗算した出力
と前記カウント値の差分にゲインを乗算した後、フィー
ドフォワード切換手段が00=0のとき1.?i1≠0
のとき一矧直を付加する出力とからフィードフォワード
値を演算し、前記フィードフォワード値を前記位置偏差
補償値に加算して、モータに入力する。
または、カウンタ手段のカウント値を位置偏差演算機能
に出力するとともに指令信号を前記カウンタ手段のカウ
ント値を微分演算機能、乗算機能、フィードフォワード
切換手段により上述と同様にしてフィードフォワード値
を演算し、加算機能に入力して位置偏差□演算機能の出
力に加算し、該加算値を直接及び前記カウンタ手段のカ
ウント値が一定値以下のときのみ積分した値に加算及び
乗算するとともに、エンコーダ信号を前記カウンタ環し
てモータに入力する。或はカウンタ手段のカウント値か
ら位置偏差を演算し、その積分にゲインを乗算するとと
もに、前記エンコーダ信号を前記カウンタ手段を介して
位置データの差分値に乗算して減算機能に入力するか(
またはエンコーダ信号を前記カウンタ手段を介して位置
データを直接及び差分にゲインを秦#巻乗算し 加算し
て。
減算機能に入力する)、そして、前記減算機能の出力を
乗算し、一方前記カウンタ手段のカウント値の差分の差
分に乗算してフィードフォワード値を演算し、前記減算
機能の出力を乗算した値と前記フィードフォワード値を
 加算して、モータに入力することによりそれぞれ制御
系を構成する。
[実施例コ まず、実施例を説明する前に、定常偏差を補償する方法
を説明する0位置偏差P(ID)とは、積分補償及び微
分補償が駆動中には僅かしか効かないようにした方式で
ある。何故このような方式を考えるかの理由は、 (i)積分補償は遅れ要素のため、系の応答が振動的に
なり易く、系全体のゲインが大きくできないので、駆動
中は積分補償を小さくしておく、そして、駆動中の偏差
の解消はフィードフォワードが主として係わるようにす
る。
しかし、停止位置精度を保証するために0にしないかま
たは駆動中は小さくしておき、整定時間を早めるために
指令終了後に積分補償を大きくする、または、駆動中は
積分補償を無効にして指令終了後に有効にする。
(ii)フィードフォワードにより系の応答の速さが改
善されるので、微分補償は補助的な程度の小さいレベル
にとどめる。
このように制御系を構成すると、駆動中の系は積分補償
及び微分補償は省略して等測的に第1図の制御ブロック
図に示す位置偏差P(ID)補償方式と考えることがで
きる。
ここで、速度フィードバック補償方式及び位置偏差P(
ID)補償方式におけるランプ入力及びバラポリツク入
力の場合の定常偏差を説明する。
(1)ランプ入力(θ=m t 、 R(s)=m/ 
s”)(A)速度フィードバック補償方式 速度フィードバック補償方式では、−巡伝達関数は、 5(As”+Bs+C) K1=KpKaK、A=t+aKaKKv、B=bKa
KKv+1.C==cKaKKvとなる。
5(As”+Bs+C) A s ” + B s + C となる。
CB)位置偏差P(ID)補償方式 第1図の一巡伝達関数はG (s)=KcKaK/S(
τs+1)であるから、 (2)バラポリツク入力(θ=mt”、R(s)=m/
s”)(A)速度フィードバック補償方式 %式%) ここで、定常偏差の計算を見直して見ると、S→01+
G (s) であり、S→0というのはt−+ψを意味している。
この場合、加速時間は短いので、t−+Qではなく、t
>>Oの時間経過時を考えて見ると、As”+Bs+C =Qirs s−+OAs’+(B+aK、)s”+(C:+bK、
)s”+cK、sする。
S→0cK1s   s→OcK、s (K ’ =C/ c K t  K” =C/ c 
K z )と考えることができる。これを指令に余分に
加えれば偏差が小さくできることになる。なお、前式の
第2項は、バラポリツク人力θ=m t”の2次微分に
相当し、第1項は1/s、すなわち積分があるので、2
次微分より次数が1つ低い1次微分に相当することが分
かる。
バラポリツク入力時はθ=mt”であるから1微分分は
dθ/ d t = 2 m t2階微分は旦二旦=2
m +i1λ であるからフィードフォワードの1階微分のゲインはに
’/2.2階微分の微分ンはK”/2にすればよい、バ
ラポリツク時の定常偏差をフィードフォワード付加して
おいてランプ入力時にも適用可能にするために1階微分
のゲインの切換機能を設ける。
ランプ入力時のゲインに′ヱ゛ バラポリツク入力時のゲインはに′/2であるからラン
プ入力時(M1=o;目標款位角θ1の2階微分が0の
とき)はゲインに′に、バラポリツク入力時(θ1≠O
)はゲインに′/2となるようなフィードフォワード切
換ゲインψ3(θ1=0のとき1、i−みとき1/2)
を付加する。
またランプ入力時d′θ/dt”=oであるから2階微
分の項のフィードフォワードは影響なくなるので1以上
のフィードフォワードはランプ入力にも適用できる。従
って、指令値の2階微分+1階微分相当を加えることに
なるので、これをブロック線図で表わすと、第7図に示
すようになる。
(B)位置偏差P(ID)補償方式の場合S (τS+
1)       τs+1上記計算結果による定常偏
差を解消する考え方はe(co)=ψであるが、速度フ
ィードバック補償方式と同様に(1)式を見直して見る
と、s 3゜s”<<sより、 s−+OKcKaKs 従って、 KcKaK  s  KcKaK となるので、定常偏差の解消の仕方は速度フィードバッ
ク補償方式と同様にフィードフォワードとして指令値の
2Va微分+1階微分相当を付加することにより実現で
きる。その制御ブロック図は第2図となり、等価変換す
ると、第3図のようになる。
二二で、位置偏差P(ID)補償方式の制御ブロックを
積分−微分補償を省略した第1図で考えていたが、積分
・微分補償も有する先に説明した従来の第16図の制御
回路図、すなわち第17図に上記のフィードフォワード
を付加した場合を検討してみる。その制御ブロック図は
第4図であり。
等価変換を用いて第3図と同じレベルのブロック図にし
たものが第5図である。ここで1位置偏差P(10)補
償方式は、積分補償・微分補償が僅かしか効かないよう
にする方式としているので。
積分定数1/Ti(<1、微分定数Td<<1と考える
ことができるので、第5図のフィードフォワードのうち
1/Ti、Tdの入っている項は無視できる。これを書
き直すと第6図となり、第3図のフィードフォワードと
同じで良いことが分かる。
なお、第2図、第3@、第4図、第5図、第6図、第7
図において、b′1は目標良位角θ0の2階微分、ψは
フィードフォワード切換用ゲインである。
上記第6図の制御ブロック図を考慮して、本発明の詳細
な説明する。まず、第8図を参照すると、本発明のモー
タによる位置決め装置では、外部動作指令装置10の出
力は第1のU/Dカウンタ11に接続され、また第1の
U/Dカウンタ11の出力はCPU12に接続され、ま
たCPU12の出力はD/Aコンバータ13に入力され
、さらにD/Aコンバータ13の出力はパワーアンプ1
4を介してモータ15に入力される。また、モータ15
の回転軸はエンコーダ16の回転軸に連結され、このエ
ンコーダ16の出力は第2のU/Dカウンタ17を介し
てCPU12に出力される。なお、CPU12は位置偏
差演算機能12a、微分演算機能12b、積分演算機能
12c、加算機能12d、乗算機能12e、加算機能1
2fを有し。
かつ、微分演算機能12gの出力側は微分演算機能12
hと乗算機能12iの直列回路とこの直列回路に並列し
た乗算機能12kを接続する。そして、乗算機能12に
はセレクタ機能24の入力端子に接続され。
セレクタ機能24の出力端子間には乗算機能25を接続
して乗算機能25の出力と乗算機能12iの出力とを加
算機能12fに入力している。なお、セレクタ機能24
、乗算機能25のようなものでフィードフォワード切換
手段を形成する。
また、CPU12には各種のレジスタ18が接続されて
いる。なお、’tJ/Dカウンタ11.17は例えばモ
ータ15が正転の時はアップカウント、逆転の時はダウ
ンカウントをする。そして、U/Dカウンタ11.17
でカウンタ手段を形成する。
次に、本実施例の動作を第9図のフローチャートにより
説明する。まず、駆動スタートすると、各種レジスタ1
8に初期データがセットされ、タイマをスタートさせる
初期設定が行われ、第1、第2のU/Dカウンタ11.
17がクリアされる(ステップ1)。そして、外部動作
指令装置10から指令パルスが出力されど(ステップ2
)、この指令パルスは第1のU/Dカウンタ11でカウ
ントされる(ステップ3)、また、第2のU/Dカウン
タ17はエンコーダ16からのエンコーダ信号のパルス
をカウントする(ステップ4)、第1、第2のU/Dカ
ウンタ11.17の出力はCPU12に入力され(ステ
ップ5)、U/Dカウンタ11.17の出力で位置偏差
演算機能12aにより位置偏差が演算される(ステップ
6)。そして、微分演算機能12bで位置偏差の差分が
演算され(ステップ7)1次に、積分演算機能12cで
演算した位置偏差の積分が演算され(ステップ8)、加
算機能12dで位置偏差及びその差分並びにその積分に
よる位置偏差補償が演算される。
そして、この位置偏差補償に乗算機能12aでゲインを
乗算して位置偏差補償値として加算機能12fに入力す
る(ステップ9)。
一方、第1のU/Dカウンタ11からの指令パルスは微
分演算機能12gによりその差分が演算され(ステップ
10)、ステップ10の差分を微分演算機能12h1乗
算機能12iにより差分してゲインが乗算される(ステ
ップ11)。そして、微分演算機能12gの差分に乗算
機能12kによりゲインを乗算しくステップ12)、乗
算機能12にの出力にフィードフォワード切換手段のセ
レクタ機能24が目標款位テップ13.14)なお、こ
のとき、フィードフォワード切換手段は微分演算機能1
2)tまたは乗算機能12iのいずれかの出力によって
切換を行うようにしてもよい。このようにして、フィー
ドフォワード値が演算される。そして1位置偏差補償値
とフィードフォワード値とが加算機能12fで加算され
る。
次に、D/Aコンバータ13に電流指令データが出力さ
れる(ステップ16)。CPU12は、上記の動作を指
令パルスとエンコーダ信号が一致するまで繰り返す。D
/Aコンバータ13の出力はパワーアンプ14へ入力さ
れて増幅され(ステップ17)、このパワーアンプ14
の出力はモータ15に入力されることによりモータ15
が回転され(ステップ18)、また、モータ15の回転
によってロータリエンコーダ16からエンコーダ信号が
出力され(ステップ19)、このエンコーダ信号は前述
したU/Dカウンタ17に入力される。それによって、
U/Dカウンタ17はアップカウントされ、外部動作指
令装置10からの指令パルスと徐々に一致し、U/Dカ
ウンタ17のカウントがU/Dカウンタ11のカウント
と一致すると、モータ15は停止して、動作が終了する
このように、外部動作指令装置10から指令パルスが第
1のU/Dカウンタ11のカウントとU/Dカウンタ1
7のカウントの位置偏差、その差分値及算して、モータ
15に印加するようにしているので、前述の原理で説明
したように定常偏差をさらに小さくすことができる。
さらに、第7図の制御ブロック図を参照すると、本発明
の他の実施例のモータによる位置決め装置が第10図に
示されており、10は外部動作指令装置、11は第1の
U/Dカウンタ、12はCPU、13はD/Aコンバー
タ、14はパワーアンプ、15はモータ、16はエンコ
ーダ、17は第2のU/Dカウンタ、12aは位置偏差
演算機能、12bは微分演算機能、12cは積分演算機
能、12dは加算機能、12eは乗算機能、121cは
微分演算機能、12hは微分演算機能。
12iは乗算機能、12には乗算機能、24はセレクタ
機能であり、25は乗算機能でフィードフォワード切換
手段を形成する。また、12fは加算機能、18はレジ
スタである。これらの構成は上記第8図の実施例とほぼ
同じ構成であるが、本実施例では、カウンタ手段のカウ
ント値を位置偏差演算機能12aに出力するとともに、
指令信号を前記カウンタ手段のカウンタ値を第8図の実
施例と同様に微分演算機能12g、12h、乗算機能1
2i、12k、フィードフォワード切換手段よりフィー
ドフォワード値を演算し、加算機能12fに入力して前
記位置偏差演算機能12aの出力に加算し、この加算値
を直接に加算機能12mに入力するとともに、CPU1
2のスイッチ機能12jに積分演算機能12Ωが加えら
れ、位置偏差の絶対値が一定値より大きい場合は積分演
算機能11が遮断され1位置偏差の絶対値が一定値より
小さくなると、積分演算機能12Qにより位置偏差の積
分演算値が加算機能12mに加算され。
この値に乗算機能12nでゲインが乗算される。そして
、第2のU/Dカウンタ17の出力は微分演算機能12
qで微分演算が行われ、速度偏差演算機能12pで前記
加算機能12■、乗算機能12nの値が演算される。そ
して、直接及び微分演算機能12b並びに積分演算機能
12cを介して加算機能12dで演算し、さらに乗算さ
れ、モータ15に入力しているので、定常偏差をさらに
小さくすることができる。
さらに、第11図のさらに他の実施例は位置偏差演算機
能12aで演算された位置偏差は積分演算機能12cで
演算され、乗算機能12nでゲインが乗算され、第2の
U/Dカウンタ17からのエンコーダ出力のパルスカウ
ントから微分演算機能12qで速度偏差が演算され、乗
算機能12sでゲインが乗算され、減算機能12rで積
分演算機能12c、乗算機能L2nで演算された値から
減算して演算している。
そして、第1のU/Dカウンタ11からの指令パルスは
微分演算機能12gによりその差分が演算され。
さらに微分演算機能12hで差分の差分が演算され、乗
算機能12iでゲインが乗算され、フィードフォワード
値が演算される。
また、第12図のまた他の実施例では、第11図の実施
例において、乗算機能12gでゲインが乗算された値と
第2のU/Dカウンタ17からのエンコーダ出力とを加
算機能12tで加算した値を減算機能12rで減算して
いる。
このように構成した本実施例においても、定常偏差をさ
らに小さくすることができる。なお、上記第8図、第1
0図、第11図、第12図の実施例において、第1のU
/Dカウンタ11を省略し、外部動作指令装置10から
の指令パルスをCPU12に直接入力し、この指令パル
スより各時点の移動計算機能20で各時点の移動位置を
計算し、この移動位置と第2のU/Dカウンタ17から
のカウント値から位置偏差演算機能で位置偏差を演算す
るようにしてもよく、この場合、移動計算機能20及び
U/Dカウンタ21の出力で位置偏差とフィードフォワ
ード値が演算され、これ等でカウンタ手段を形成してい
る(第13図参照)。
また、第14図に示すように第1及び第2のU/Dカウ
ンタ11.17の他に外部動作指令装置10から直接に
タイマーカウンタ22の出力でフィードフォワード値を
演算し、これ等でカウンタ手段を形成してもよい。
さらに、第15図に示すようにU/Dカウンタ23及び
タイマーカウンタ22を設け、それ等の出力で位置偏差
とフィードフォワード値を演算し、これ等でカウンタ手
段を形成してもよい。
また、第8図、第10図、第11図、第12図において
、外部動作指令装置10及びエンコーダ信号より第1及
び第2のU/Dカウンタ11.17を介して位置偏差演
算機能12aに入力して位置偏差を演算したが、第1及
び第2のU/Dカウンタ11.17の出力をCPU12
に入力し位置偏差演算機能12aを省略してもよい。こ
のことは第15図の構成においても同様である。
[発明の効果] 以上のように、本発明は、前記の構成を有し、作用を生
ずるから下記の効果を奏する。
駆動中の位置偏差を小さくできるので、連続軌跡制御に
好適であるとともに、停止動作付近でも位置偏差が小さ
いので、位置決め去での時間が短かくなる。さらに、フ
ィードフォワードを加える構成を本発明のようにすると
、フィードフォワートゲインはモータ、負荷、アンプの
みに依存し、他のP(ID)調整パラメータの影響を受
けないので、調整が簡単になるので、生産性向上に寄与
する等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するための位置偏差P(I
D)補償方式のブロック図、第2図は第1図のブロック
図にフィードフォワードを付加した制御ブロック図、第
3図は第2図のブロック図を等価変換を使って書き直し
た制御ブロック図、第4図は第3図のブロック図の一部
を簡単化した制御ブロック図、第5図は第3図と同じレ
ベルの制御ブロック図、第6図は第5図のブロック図の
等価変換と項省略を行って書き替えた本発明の制御ブロ
ック図、第7図は本発明のモータによる位置決め装置の
制御ブロック図、第8図は本発明の実施例のモータによ
る位置決め装置のブロック図、第9図は第8図の装置の
動作を説明するフローチャート、第10図は本発明の他
の実施例のモータによる位置決め装置のブロック図、第
11図は本発明のさらに他の実施例のモータによる位置
決め装置のブロック図、第12図は本発明のまた他の実
施例のモータによる位置決め装置のブロック図、第13
図、第14図、第15図はカウンタ手段を説明するため
の各実施例、第16図は従来の位置偏差PID制御方式
の簡単な制御回路図、第17図は第16図の制御回路の
伝達関数を近似して表わしたブロック図、第18図は従
来の速度フィードバック補償位置制御の簡単な制御回路
図、第19図は第18図のモータの伝達関数を近似して
表わしたブロック図、第20図(a)は位置決め動作指
令Aの角速度ωと時間tとの関係を示した図、第20図
(b)は第20図(a)の直線A1の部分(ランプ入力
)及び曲線A、、A、の部分(パラポリツク入力)の変
位角θと時間tの関係を示した図、第21図は従来のフ
ィードフォワードによる速度フィードバック 位置制御
の制御ブロック図である。 10・・・外部動作指令装置、11・・・第1のU/D
カウンタ、12・・・CPU、13・・・D/Aコンバ
ータ、14・・・パワーアンプ、15・・・モータ、1
6・・・エンコーダ、17・・・第2のU/Dカウンタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外部動作指令装置から入力された指令信号を第1の
    U/Dカウンタでカウントした出力をCPUに入力して
    信号処理し、CPUの出力をD/Aコンバータでアナロ
    グに変換した後、パワーアンプで増幅し、モータを回転
    し、該モータの回転により出力されるロータリエンコー
    ダからの信号を第2のU/DカウンタでカウントしてC
    PUに入力するようにしたモータによる位置決め装置に
    おいて、外部動作指令装置(10)から入力された指令
    信号及びエンコーダ信号をカウンタ手段で出力し、前記
    カウンタ手段のカウント値から位置偏差(12a)を演
    算し、前記位置偏差(12a)及び前記位置偏差の差分
    値(12b)並びに前記位置偏差の積分値(12c)を
    加算(12d)乗算(12e)して位置偏差補償値を演
    算し、一方前記カウンタ手段のカウント値の差分(12
    g)の差分(12h)にゲイン(12i)を乗算した出
    力と前記カウント値の差分(12g)にゲイン(12k
    )を乗算した後、フィードフオワード切換手段が■^*
    =0のとき1、■^*≠0のとき一定値を付加する出力
    とからフィードフォワード値を演算し、前記フィードフ
    オワード値を位置偏差補償値に加算(12f)して、モ
    ータ(15)に入力するモータによる位置決め装置。 2、外部動作指令装置から入力された指令信号を第1の
    U/Dカウンタでカウントした出力をCPUに入力して
    信号処理し、CPUの出力をD/Aコンバータでアナロ
    グに変換した後、パワーアンプで増幅し、モータを回転
    し、該モータの回転により出力されるロータリエンコー
    ダからの信号を第2のU/DカウンタでカウントしてC
    PUに入力するようにしたモータによる位置決め装置に
    おいて、外部動作指令装置(10)から入力された指令
    信号及びエンコーダ信号をカウンタ手段で出力し、前記
    カウンタ手段のカウント値を位置偏差演算機能(12a
    )に出力するとともに、前記指令信号を前記カウンタ手
    段のカウント値の差分(12g)の差分(12h)にゲ
    イン(12i)を乗算した出力と前記カウント値の差分
    (12g)にゲイン(12k)を乗算した後、フィード
    フォワード切換手段がθ^*=0のとき1、θ^*≠0
    のとき一定値を付加する出力とからフィードフォワード
    値を演算し、加算機能(12f)に入力して位置偏差演
    算機能の出力に加算し、該加算値を直接及び前記カウン
    タ手段のカウント値が一定値以下のときのみ積分した値
    に加算(12m)及び乗算(12n)するとともに、エ
    ンコーダ信号を前記カウント手段を介して位置データの
    差分値(12f)を速度偏差演算機能(12p)に入力
    し、前記速度偏差演算機能(12p)の出力を信号処理
    してモータに入力するモータによる位置決め装置。 3、外部動作指令装置から入力された指令信号を第1の
    U/Dカウンタでカウントした出力をCPUに入力して
    信号処理し、CPUの出力をD/Aコンバータでアナロ
    グに変換した後、パワーアンプで増幅し、モータを回転
    し、該モータの回転により出力されるロータリエンコー
    ダからの信号を第2のU/DカウンタでカウントしてC
    PUに入力するようにしたモータによる位置決め装置に
    おいて、外部動作指令装置(10)から入力された指令
    信号及びエンコーダ信号をカウンタ手段で出力し、前記
    カウンタ手段のカウント値から位置偏差(12a)を演
    算し、前記位置偏差(12a)の積分(12c)にゲイ
    ン(12n)を乗算するとともに、前記エンコーダ信号
    を前記カウンタ手段を介して位置データの差分値(12
    g)にゲイン(12s)を乗算して減算機能(12r)
    に入力するかまたはエンコーダ信号を前記カウンタ手段
    を介して位置データを直接及び差分(12g)にゲイン
    を乗算(12s)を乗算し、加算機能(12t)により
    加算して、前記減算機能に入力し、前記減算機能の出力
    を乗算し、一方前記カウンタ手段のカウント値の差分(
    12g)の差分(12h)にゲイン(12i)を乗算し
    てフィードフォワード値を演算し、前記減算機能の出力
    を乗算した値と前記フィードフォワード値を加算(12
    f)して、モータ(15)に入力するモータによる位置
    決め装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7030585B2 (en) 2003-01-07 2006-04-18 Fanuc Ltd Controller
JP2007068341A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Sumitomo Heavy Ind Ltd リニアパルスモータの制御方法
JP2019207184A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 ルネサスエレクトロニクス株式会社 パルス信号生成器及びそれを備えた角度検出システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007068341A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Sumitomo Heavy Ind Ltd リニアパルスモータの制御方法
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