JPH01319311A - Agc回路 - Google Patents

Agc回路

Info

Publication number
JPH01319311A
JPH01319311A JP15285788A JP15285788A JPH01319311A JP H01319311 A JPH01319311 A JP H01319311A JP 15285788 A JP15285788 A JP 15285788A JP 15285788 A JP15285788 A JP 15285788A JP H01319311 A JPH01319311 A JP H01319311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
agc
transistor
time constant
voltage
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15285788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2881770B2 (ja
Inventor
Yamato Okashin
大和 岡信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP63152857A priority Critical patent/JP2881770B2/ja
Publication of JPH01319311A publication Critical patent/JPH01319311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2881770B2 publication Critical patent/JP2881770B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はAGC回路に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、ラジオ受信機などに使用されるAGC回路
において、AGCの時定数を受信信号の強度にしたがっ
て制御することにより、歪みを低減すると同時に、フェ
ージング特性を改善したものである。
〔従来の技術〕
AM受信機及びそのAGC回路は、例えば第2図のよう
に構成されている。
すなわち、同図において、(11はアンテナ同調回路、
(2)は高周波アンプ、(3)はミキサ回路、(4)は
局部発振回路を示し、ミキサ回路(3)からは、同調回
路(11により選択された受信信号(放送波信号)から
周波数変換された中間周波信号が取り出される。
そして、この中間周波信号が、中間周波アンプ(5)を
通じてAM検波回路(6)に供給されてAM検波され、
その検波出力(AM検波電圧)Eaが低周波アンブン(
7)を通じてスピーカ(8)に供給される。
なお、この場合、 t:a=E+e E:中間周波信号のレベルに対応して レベルの変化する直流分 e:オーディオ信号成分 である。
また、検波電圧Eaが、ローパスフィルタ(9)に供給
されて直流分EがAGC電圧として取り出され、このA
GC電圧Eがアンプ+21 、 (51にそれらの利得
の制御信号として供給されてAGCが行われる。
ところが、上述のAGC回路においては、ローパスフィ
ルタ(9)の時定数が小さいと、すなわち、カットオフ
周波数が高いと、オーディオ信号成分eの低域成分が、
アンプ+21 、 +51に供給されるAGC電圧Eに
含まれてしまう。
そして、そのようにAGC電圧Eに、オーディオ信号成
分eの低域成分が含まれると、この低域成分によっても
アンプ+21 、 +51の利得が変化するので、結果
として、アンプ(7)に供給されるオーディオ信号θの
歪みが増加してしまう。
このような歪みをなくすには、フィルタ(9)の時定数
を大きくし、アンプT21 、 (51に供給されるA
GC電圧Eに、オーディオ信号成分eが含まれないよう
にすればよい。
しかし、フィルタ(9)の時定数を大きくすると、フェ
ージングのある電波を受信したとき、周期の早いフェー
ジングにはAGCが追従できなくなるので、含量がフェ
ージングにしたがって変化し、安定したlの受信ができ
なくなってしまう。
その点、第3図に示すように、ローパスフィルタ(9)
を、2段のローパスフィルタ(9A) 、  (9B)
により構成すれば、ローパスフィルタとしてのカットオ
フ特性が急峻になるので、時定数を大きくしなくてもA
GC電圧Eに含まれるオーディオ信号成分eを十分に減
衰させることができ、したがって、歪みが減少する。ま
た、時定数を小さくできるので、フェージングに対して
も安定な首足で受信ができる。
しかし、このように2段のフィルり(9八)。
(9B)を使用するときには、フィルタ(9^)の時定
数と、フィルタ(9B)の時定数との比を10倍程度と
しないと、AGOのループ特性が2次であるため、オー
ディオ信号成分eに対する周波数特性の低域にピークを
生じてしまう。また、受信信号の受信レベルが変化した
ときの過渡特性がオーバーシュートぎみになり、同調時
のフィーリングが忠くなってしまう。
さらに、部品点数か増加するとともに、Ic化したとき
、外付けしなければならないコンデンサが1個多くなり
、したがって、Icの外部端子ピンの数も増加するので
、Ic化に通さない。
〔発明が解決しようとする課題」 上述のように、第2図のAGC回路においては、ローパ
スフィルタ(9)の時定数が小さいときには、企みが増
加し、時定数が大きいときには、フェージングに対して
音量が安定しない。
また、第3図のAGC回路においては、周波数特性にピ
ークを生じたり、同調時のフィーリングが悪くなってし
まう。さらに、IC化にも逍さない。
この発明は、以上のような問題点を一掃しようとするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
今、フェージングについて考えると、これは、遠距離の
放送を受信しているときに生じるものであり、したがっ
て、その放送の受信レベルは小さい。言い換えれば、受
信レベルの大きいということは、近脂離の放送を受信し
たときであり、このとき、フェージングは生じない。
この発明は、以上のような点に着目し、AGOの時定数
を受信信号の受1δレベルにしたがって制御するように
したものである。
〔作用〕 歪みが少なく、しかも、フェージングに対して音量の安
定な受信が行われる。
〔実施例〕
第1図において、A1* A2はオペアンプを示し、こ
れらアンプA1+A2は、図のように接続されることに
より、利得が1倍で、非反転入力端。
反転入力端及び非反転出力端9反転出力端を有するレベ
ル検出回路あるいは電圧比較回路(11)として動作す
るようにされている。
そして、アンプA1の非反転入力端に、検波回路り6)
から検波電圧Eaが供給されるとともに、アンプA2の
非反転入力端に所定の基準電圧Erが供給される。
さらに、電源端子′■゛1に、トランジスタQ1゜Q2
のエミッタが接続されるとともに、それらのベースに所
定のバイアス電圧E1が供給されてトランジスタQ1 
、Q2はそれぞれ定電流源とされ、それらのコレクタか
らは定電流1.1がそれぞれ取り出される。
また、トランジスタQ3 、Q4のベースが、後述する
トランジスタQuのコレクタに接続されてトランジスタ
Q3 + Q4はベース接地とされ、アンプAX、A2
の出力端と、トランジスタQ3゜Q4のコレクタとの間
に、抵抗器Rr 、 R2(R1−R2)がそれぞれ接
続されるとともに、これらコレクタがトランジスタQl
、Q2のコレクタにそれぞれ接続される。
さらに、トランジスタQs 、Qeのエミッタが接地さ
れ、それらのベースがトランジスタQ5のコレクタに接
続されて接地を基準電位点とし、かつ、トランジスタQ
5を入力側とするカレントミラー回路A3が構成される
。そして、トランジスタQ6 、Qsのコレクタが、ト
ランジスタQ3 。
Q4のコレクタにそれぞれ接続される。
また、トランジスタQ6のコレクタと接地との144[
ニ、コンデンサC1が接続され、このコンデンサC1の
端子電圧E3が、トランジスタQ7のベースに供給され
るとともに、トランジスタQ7のエミッタと端子′r1
との間に、定電流源用のトランジスタQ8が接続されて
トランジスタQ7はエミッタフォロワとされる。
こうして、トランジスタQ7のエミッタからは電圧Es
が取り出され、この電圧Esが、高周波信号系ないし中
間周波信号系、この例においては、高周波アンプ(2)
及び中間周波アンプ(5)にその利得の制御信号として
供給される。
さらに、トランジスタ0丁のエミッタからの電)玉Hs
が、エミッタフォロワのトランジスタQliを通じてト
ランジスタQL2のベースに供給される。
このトランジスタQL2は、トランジスタQ13ととも
に、差動アンプ形式のレベル検出回路あるいは電圧比較
回路(12)を構成している。すなわち、トランジスタ
Q 1t 、 Q 13のエミッタと、端子T1との間
に、定電流源用のトランジスタQl婦が接続されるとと
もに、トランジスタQllのベースに基準電圧Eoが供
給され、トランジスタQL2.Qよ。
のコレクタ間に抵抗器R3+ R4(R3=H4)が直
列に接続され、その接続中点が抵抗aR5を通じて接地
される。
また、トランジスタQ 1s + Q teが設けられ
、それらのエミッタがトランジスタQ3 、Q4のエミ
ッタにそれぞれ接続されるとともに、トランジスタQ 
151 Q 16のコレクタは接地され、それらのベー
スはトランジスタQ12のコレクタに接続される。
このような構成において、簡単のため、トランジスタG
ltt〜Q1εが接続されていないとする。また、受信
信号が無変調状態であり、したがって、e=0で Ea
 −Eであるとする。
すると、アンプA1の出力端には、電圧(E−Er)が
取り出され、アンプA2の出力端には、電圧(Er−E
)が取り出される。
そして、このとき、トランジスタQ3 、 Q4がベー
ス接地として働き、そのエミッタから見た入力インピー
ダンスは十分に小さい。
したがって、抵抗器Rs  R2には、11− (E 
 l!:r) /R1 12= (Er−E)/R2 = −11(’、’R1=R2)  ・・・・(i)で
示される電流11.12が流れるとともに、これら電流
11.12はトランジスタQ3 * Q4のエミッタに
も流れる。また、トランジスタQ1゜Q2が定電流源と
して働いて定電流1.1が出力されるとともに、これら
電流1.1もトランジスタQ3 、Q4のエミッタに流
れる。したがって、トランジスタQ3 、Q4のエミッ
タには、電流(1+11)、(1+12)が流れること
になり、トランジスタQ3 + Q4のコレクタからは
電流(1+11)+  (1+12)が出力される。
そして、このとき、トランジスタQ3のコレクタ電流は
トランジスタQ5のコレクタ電流でもあるとともに、ト
ランジスタQs 、QGがカレントミラー回路A3を構
成しているので、トランジスタQ6のコレクタには、電
流(1+11)が流れ込むことになる。
したがって、コンデンサC1には、トランジスタQ4か
らの?1流(1+12)と、トランジスタQGへの電流
(1+lt)との差の電流l5ls= (1+12)−
(1+11) =2 (Er −E) /R2・・= (ii)(’、
’(i)式) が流れることになる。すなわち、コンデンサc1は、1
.>Qのとき、この電流Isにより充電され、Is<Q
のとき、電流Isが放電し、Is −0のとき、充放電
は行われない。
したがって、コンデンサC1には、電流Isに対応して
端子電圧Ksが得られ、この電圧EsがトランジスタQ
7を通じてアンプ(2) 、 (51にAGC電圧とし
て供給される。
そして、E”Erであれば、(ii )式からIs−〇
となり、コンデンサC1の充放電は行われないので、そ
の端子電圧Esはそのままとなり、したがって、アンプ
(2) 、 (5)の利得もそのまま保持される。
しかし、今、受信信号の受信レベルが小さいにもかかわ
らずt<>Erであるとすれば、(ii)式からIs 
<Oとなり、コンデンサC1からは電流1sが放電する
ので、その端子電圧E3は低下していく。そして、AG
Cループが閉じていなければ、電圧Esは、トランジス
タQ6が飽和領域に入って数十mVになるまで低下する
が、電圧hsがアンプ(2) 、 +り)にその利得の
制御信号として供給されているので、アンプ(21、(
51の利得は上昇し、これらアンプ(2)、(5)を通
じる受信信号あるいは中間周波信号のレベルは大きくさ
れる。
また、受信信号の受信レベルが大きいにもかかわらすE
<Erとすれば、(ii)式からIs>0となり、コン
デンサCtは電流Isにより充電されて端子電圧Esが
上昇していくので、アンプ(2)。
(5)の利得は低下し、これらアンプ(2)、+51を
通じる受信信号あるいは中間周波信号のレベルは小さく
される。
したがって、以上のことからアンプ(21、15)の利
得は、E−Erとなる値で安定することになり、したが
って、検波出力電圧F、aは、受信信号の受信レベルに
かかわらず一定となり、すなわちAGCが行われたこと
になる。
そして、実際の受信時には、受信信号は変調されていて
e≠0であり、したがって、電流1sには、オーディオ
信号成分eに対応する交流成分が含まれるが、これは、
トランジスタQ4 、Qeの出力インピーダンスと、コ
ンデンサc1とにより構成されるローパスフィルタによ
り除去され、端子電圧Esには、オーディオ信号成分e
は含まれず、上述のようにAGCが行われる。
そして、以上のAGC動作に加えて、トランジスタQl
l〜Qssにより次のような動作が行われる。
すなわち、コンデンサC1の端子電圧(AGC電圧)h
sは、トランジスタQ4 + 、Qttの各ベース・エ
ミッタ間電圧が逆極性なので、はぼそのままのレベルで
トランジスタQ12のベースに供給される。
そして、上述のように、受信信号の受信レベルが大きい
ときには、AGC電圧E3は高くなるが、Ks >Eo
になると、トランジスタQ12のコレクタ電流が小さく
なるので、そのコレクタの電位は低くなり、トランジス
タQ151Q1εのエミッタ・コレクタ間のインピーダ
ンスが小さくなるとともに、トランジスタQ13のコレ
クタ電流は大きくなるので、トランジスタQ3 + Q
4のエミッタ・コレクタ間のインピーダンスは大きくな
る。したがって、トランジスタQ1及び抵抗器Rzから
トランジスタQ3に流れ込む電流(1+lz)の一部は
、トランジスタQ1gを通じて分流されるとともに、そ
の分流電流が大きくなり、トランジスタQ3に流れ込む
電流(1+11)は小さくなる。同様の理由により、ト
ランジスタQ4に流れ込む電流(1+12)も同じ割り
合いで小さくなる。
したがって、トランジスタQ4 、Qcのコレクタを流
れる電流(1+11)、(1+12)が小さくなり、そ
の差電流1sも小さくなるが、電流Isが小さくなれば
、NfJL I sによりコンデンサC1が充放電され
るとき、その端子電圧Esの変化は遅くなり、これは、
コンデンサC1とトランジスタQ4 、QGの出力イン
ピーダンスとの時定数が大きくなったことと等価である
。すなわち、受信信号の受信レベルが大きいときには、
AGC電圧Esに対する時定数は大きくなる。
なお、このとき、AGCの時定数が大きくなることによ
り、フェージングに対してAGCが追従できなくなるが
、時定数が大きくなるのは、上述のように、受信信号の
レベルが大きいとき、すなわち、近距離の放送を受信し
ているときであり、このときには、受信信号にフェージ
ングを生じていないので、時定数が大きくても問題はな
い。
一方、受信信号の受信レベルが小さいときには、AGC
電圧Esは低くなるが、Es<Eoになると、トランジ
スタQ12のコレクタ電流が大きくなるとともに、トラ
ンジスタQ13のコレクタ電流が小さくなるので、Es
 >Eoのときとは逆に、トランジスタQ rs 、 
Q uGに分流する本流(1+1t)。
(1+12)が小さくなるとともに、トランジスタQ3
 、Q4に流れ込む電流(1+lt)、(1+12)が
大きくなる。
したがって、コンデンサc1に対する電流Isも大きく
なり、その端子電圧Esの変化は早くなり、これはAG
C電圧Esに対する時定数が小さくなったことと等価で
ある。
なお、このとぎ、AGCの時定数が小さくなることによ
り、アンプ(7)に供給されるオーディオ信号eの歪み
が増加するが、時定数が小さくなるのは、受信信号の受
信レベルが小さいとき、すなわち、一般に遠距離の放送
を受信しているときであり、このときには、もともと受
信信号そのものの質が多少低下しているので、歪みが多
少増加しても問題はない。
こうして、この発明によれば、AGCを行なうことがで
きるが、この場合、特にこの発明によれば、受信レベル
の大きい受信信号、すなわち、近距離の放送波に対して
は、AGOの時定数が大きくなるので、オーディオ信号
eに対する歪みを最小にでき、良好な聴取ができる。
また、受信レベルの小さい受信信号、すなわち、遠距離
の放送に対しては、AGCの時定数が小さくなるので、
フェージングがあっても安定な音せでその放送を聴取で
きる。
さらに、AGC741圧kisに対するローパスフィル
タは、コンデンサc1とトランジスタQ4 、Qsの出
力インピーダンスとによる1次のフィルタなので、過渡
特性にオーバーシュートを生じたりすることがなく、同
調時のフィーリングが良好となる。また、IC化すると
き、これが簡単であり、外部端子ピンの増加がない、さ
らに、接続がバランス構成となっているので、この点か
らもIC化に通しているとともに、動作電圧の炭化や温
Lit変化などに対しても安定である。
また、AGCのループゲインは、抵抗器R1(R2)と
、トランジスタQ4 、Qsの出力インピーダンス(こ
れは、理想状態では無限大)との比となるとともに、こ
の比は極めて大きいので、AGCのループゲインも極め
て大きくなり、したがって、AGC特性が良好となり、
受信特性も改善される。
さらに、AGCのループゲインを大きくするために、A
GC電圧Esを高利得のアンプで増幅する場合には、そ
の向利得アンプで発生ずるノイズがAGC電圧Msに含
まれ、このノイズによってもアンプ(21,(51の利
得が変化し、結果として、受信機としてS/Nが低下し
てしまうが、上述においては、抵抗器R1(R2)と、
トランジスタ。4゜QGの出力インピーダンスとの比に
より、AGcのループゲインを大きくしているので、A
GC1i圧Esを晶利得のアンプで増幅する必要がなく
、したがって、受信機としてのS/Nが良好となる。
さらに、AGCの過渡特性は、抵抗器R1(R2)と、
コンデンサC1との時定数により決まり、AにCのルー
プゲインとは無関係となるので、その受信機に要求され
る最適なAGC特性を得ることができる。
なお、上述において、アンプ+21. (5)に対する
AGCは、その一方を遅延AGCとすることもでき、あ
るいは一方を省略することもできる。
(発明の効果) 、二の発明によれば、受信レベルの大きい受信信号、す
なわち、近距離の放送波に対しては、AGCの時定数が
大きくなるので、オーディオ信号eに対する歪みを最小
にでき、良好な聴取ができる。
また、受信レベルの小さい受信信号、すなわち、遠距離
の放送に対しては、AGCの時定数が小さくなるので、
フェージングがあっても安定な音旧でその放送を聴取で
きる。
さらに、AGC電圧Esに対するローパスフィルタは、
コンデンサCLとトランジスタQ4 、 Qcの出力イ
ンピーダンスとによる1次のフィルタなので、過渡特性
にオーバーシュートを生じたりすることがなく、同調時
のフィーリングが良好となる。また、IC化するとき、
これが簡単であり、外部端子ビンの増加がない、さらに
、接続がバランス構成となっているので、この点からも
IC化に適しているとともに、動作電圧の変化や温度変
化などに対しても安定である。
また、AGCのループゲインは、抵抗器R1(R2)と
、トランジスタQ4 * Qsの出力インピーダンス(
これは、理想状態では無限大)との比となるとともに、
この比は極めて大きいので、A G Cのループゲイン
も極めて太き(なり、したがって、AGC特性が良好と
なり、受信特性も改6される。
さらに、AGCのループゲインを大きくするために、A
GC電圧Hsを高利得のアンプで増幅する場合には、そ
の高利得アンプで発生するノイズがAGC電圧Esに含
まれ、このノイズによってもアンプ(21、(51の利
得が変化し、結果として、受信機としてS/Nが低下し
てしまうが、上述においては、抵抗器R1(R2)と、
トランジスタQ4゜Qcの出力インピーダンスとの比に
より、AGCのループゲインを大き(しているので、A
GC電圧Esを高利得のアンプで増幅する必要がな(、
したがって、受信機としてのS/Nが良好となる。
ざらに、A G COJ過渡特性は、抵抗′aR+  
(R2)と、コンデンサC1との時定数により決まり、
AUGのループゲインとは無関係となるので、その受信
機に要求される最適なAGC特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一例の接続図、第2図及び第3図は
その説明のための図である。 A1+八2はオペアンプ、A3はカレントミラー回路、
(11) 、  (12)は電圧比較回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 AM検波出力を、電圧電流変換する変換回路と、この変
    換回路の出力電流が充放電されるコンデンサと、 受信信号の受信レベルを検出する検出回路と、この検出
    回路の検出出力により、上記コンデンサに充放電される
    電流の大きさを制御する制御回路とを有し、 上記コンデンサの端子電圧を、高周波信号系ないし中間
    周波信号系に供給してAGCを行うとともに、 上記コンデンサに充放電される電流の大きさを制御する
    ことにより、上記AGCの時定数を、上記受信信号の受
    信レベルに対応して変化させるようにしたAGC回路。
JP63152857A 1988-06-21 1988-06-21 Agc回路 Expired - Fee Related JP2881770B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63152857A JP2881770B2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21 Agc回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63152857A JP2881770B2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21 Agc回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01319311A true JPH01319311A (ja) 1989-12-25
JP2881770B2 JP2881770B2 (ja) 1999-04-12

Family

ID=15549640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63152857A Expired - Fee Related JP2881770B2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21 Agc回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2881770B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2127136A1 (es) * 1997-04-28 1999-04-01 Univ Madrid Politecnica Sistema de control automatico de ganancia de muy bajo consumo.

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57192115A (en) * 1981-05-22 1982-11-26 Hitachi Ltd Agc circuit
JPS58132505A (ja) * 1982-02-01 1983-08-06 信越化学工業株式会社 セメント系成形体の製造方法
JPS58215879A (ja) * 1982-06-10 1983-12-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動利得制御装置
JPS60224313A (ja) * 1984-04-23 1985-11-08 Rohm Co Ltd 自動利得調整回路
JPS61227957A (ja) * 1985-04-02 1986-10-11 信越化学工業株式会社 セメント質材料の押出成形方法
JPS61247649A (ja) * 1985-04-25 1986-11-04 信越化学工業株式会社 ケイ酸カルシウム質材料の押出成形方法
JPS628606A (ja) * 1985-07-02 1987-01-16 ゼネラル モ−タ−ズ コ−ポレ−シヨン Agc電圧発生回路
JPS6257378A (ja) * 1985-09-05 1987-03-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動利得制御装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57192115A (en) * 1981-05-22 1982-11-26 Hitachi Ltd Agc circuit
JPS58132505A (ja) * 1982-02-01 1983-08-06 信越化学工業株式会社 セメント系成形体の製造方法
JPS58215879A (ja) * 1982-06-10 1983-12-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動利得制御装置
JPS60224313A (ja) * 1984-04-23 1985-11-08 Rohm Co Ltd 自動利得調整回路
JPS61227957A (ja) * 1985-04-02 1986-10-11 信越化学工業株式会社 セメント質材料の押出成形方法
JPS61247649A (ja) * 1985-04-25 1986-11-04 信越化学工業株式会社 ケイ酸カルシウム質材料の押出成形方法
JPS628606A (ja) * 1985-07-02 1987-01-16 ゼネラル モ−タ−ズ コ−ポレ−シヨン Agc電圧発生回路
JPS6257378A (ja) * 1985-09-05 1987-03-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動利得制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2127136A1 (es) * 1997-04-28 1999-04-01 Univ Madrid Politecnica Sistema de control automatico de ganancia de muy bajo consumo.

Also Published As

Publication number Publication date
JP2881770B2 (ja) 1999-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0414525B2 (ja)
JPH0718180Y2 (ja) 無線周波受信機用トランジスタ化増幅兼混合入力段
JP2002232244A (ja) 自動ゲイン制御回路及びゲイン制御方法
JPH09270650A (ja) 多段可変利得増幅回路
JP2004128704A (ja) 増幅器及びこれを用いた無線通信装置
JP2002043852A (ja) 半導体集積回路
JPH11150435A (ja) 利得制御rf信号増幅器
JPH0214804B2 (ja)
US6917788B2 (en) Wireless communications system having variable gain mixer
TW595092B (en) Amplifier and radio frequency tuner
US4121161A (en) AM receiver
US4041408A (en) Push-pull audio amplifier system with muting
JPH01319311A (ja) Agc回路
KR100467002B1 (ko) 액티브필터회로
KR20030086437A (ko) 신호 처리단 및 무선 주파수 튜너
US20010013811A1 (en) Grounded emitter amplifier and a radio communication device using the same
TW201041323A (en) Receiver
EP1049249A1 (en) Variable gain amplifiers
JP3014557B2 (ja) バッテリー内蔵オーディオ装置及びオーディオ信号増幅回路
US7348850B2 (en) Electronic circuit for amplification of a bipolar signal
KR930010255B1 (ko) 오디오 신호의 밸런스 보정회로
JP2881769B2 (ja) Agc回路
JPS61147611A (ja) 受信回路
JPH0352685B2 (ja)
JPH021945Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees