JPH01319180A - データ抽出クロック発生回路 - Google Patents

データ抽出クロック発生回路

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JPH01319180A
JPH01319180A JP15142988A JP15142988A JPH01319180A JP H01319180 A JPH01319180 A JP H01319180A JP 15142988 A JP15142988 A JP 15142988A JP 15142988 A JP15142988 A JP 15142988A JP H01319180 A JPH01319180 A JP H01319180A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、記録情報のPCM信号の領域と少なく七も
所定周波数の単一周波数信号の領域とが時分割形成され
た所定の記録フォーマットで記録された記録媒体を再生
する再生装置、たとえば回転ヘッド式のデジタルオーデ
ィオチーブレコーダに°〔従来の技術〕 従来、この種再生装置の1例である回転ヘッド式のデジ
タルオーディオチーブレコーダは R−DATと呼ばれ
、記録媒体を形成する磁気テープのヘリカルスキャン記
録される各トラックには、予め設定された記録フォーマ
ットにもとづき、PCMオーディオ領域、サブコードl
域、トラッキング領域などが時分割形成されている。
なお、サブコード領域、トラッキング領域は各トラック
に2個所ずつ形成され、各領域のヘッドトレース始端か
ら順の配列は、サブコード領域。
ATF領域、PCMオーディオ領域、 ATF領域、サ
ブコード領域になっている。
そして、PCMオーディオ領域及びサブコード領域には
音声情報などの記録情報の単位量のPCM信号が記録さ
れ、トラッキング領域にはATF信号と呼ばれる再生ト
ラッキング制御用のトラッキング制御信号が記録される
ところで、各トラックのトレース始、終端には、重ね記
録の防止などを図るため、周期ITの最も高い所定周波
数4.704MH2に設定された単一周波数信号のマー
ジン領域が設けられている。
一方、トラッキング信号は単一周波数信号より十分低い
低周波数の信号からなる。
また、PCMオーディオ領域およびサブコード領域のP
CM信号は、データ内容に応じて周波数が周期LTの整
数倍で変化する。
さらに、PCMオーディオ領域、サブコード領域及びト
ラッキング領域の端部には、プレアンブル、ポストアン
ブルあるいはインターブロックガードと呼ばれる重ね記
録防止用のガードが設けられ、該ガードには、前記所定
周波数より低い単一周波数信号が記録される。
そして、再生時には、ヘッドシリンダに設ケラれた1対
の回転ヘッドの交互のスキャンにより、テープ速度およ
び走行方向が記録時と同一の標準再生モードあるいは、
テープの走行速度、走行方向のいずれか一方または両方
が記録時と異なる特殊再生モードで、ヘッドシリンダに
90巻付けられて走行するテープがヘリカルスキャン再
生される。
′このとき、標準再生モードであれば、テープの各トラ
ックが順次にヘリカルスキャンされ、各1スキヤンの再
生信号は、各1トラツクに記録された信号を順次に再生
した信号になるが、特殊再生モードであれば、1スキヤ
ンによってテープの複数のトラックが斜めに横切ってス
キャンされるため、各1スキヤンの再生信号は、複数の
トラックそれぞれの一部に記録された信号を合成した信
号になる。
そして、再生されたPCMオーディオ領域、サブコード
領域の記録情報のPCM信号(以下再生PCM信号と称
する)は、その最小ビット反転周期が、再生モードなど
にもとづく再生中のテープ速度に依存して変化する。
なお、PCMオーディオ領域には音声PCM信号が記録
され、サブコード領域には少なくともテープ始端からの
絶対時間1曲番、記録内容などの再生制御情報を有する
PCM信号が記録される。
そして、特殊再生モード、たとえば高速サーチ再生モー
ドの再生時には、再生制御情報にもとづいて選曲頭出し
などが行われる。
また、サブコード領域には画像、音声などの種々の情報
の記録も行え、この場合、たとえば標準再生モードの再
生により、PCMオーディオ領域の音声PCM信号にも
とづく再生音楽とサブコード領域の画像のPCM信号に
もとづく再生画とを同時に得ることなどができる。
さらに、サブコード領域を用いて種々のデータをR−D
ATのテープfζ記録し、R−DATをいわゆるデータ
レコーダとして用いることも提案されている。
したがって、再生モードなどによらず、再生信号から再
生PCM信号を正確に読み取ってPCMオーディオ領域
、サブコード領域の情報を再生処理する必要があり、そ
のため、再生PCM信号の読み取り用のデータ抽出クロ
ックの周波数を再生PCM信号の最小ビット反転周期に
追従して可変制御する必要がある。
すなわち、磁気テープ、磁気ディスクなどの種々の記録
媒体を用いて記録情報のPCM信号を記録、再生する際
には、一般に、その再生装置により、再生モードによら
ず、再生PCM信号の読み取り用のデータ抽出クロック
の周波数を再生PCM信号の最小ビット反転周期に追従
して可変制御する必要がある。
そして、本出願人の特願昭61−249126号。
特願昭62−95584号の出願の明細書及び図面には
、記録媒体の再生信号にもとづき電圧制御発振器(以下
vCOと称する)をPLL制御し、VCOによって前記
データ抽出クロック(再生クロック)を形成することが
記載されるとともに、再生モードに応じてvCOの中心
周波数設定用の制御電圧を制御し、VCOの引込み周波
数範囲を再生モードに応じて可変することが記載されて
いる。
また、本出願人の特願昭61−249126号の出願の
明細書及び図面には、前記制御電圧を形成するため、記
録媒体の再生信号を周波数/[正変換によって電圧信号
に変換するとともに、前記所定周波数の単一周波数信号
にもとづく電圧信号のレベル平坦部を検出してサンプル
ホールドし、再生PCM信号の最小ビット反転周期に応
じて電して化する検出信号を得ることが記載されている
すなわち、従来のデータ抽出クロック発生回路は、基本
的多ζはぼ第5図に示すように構成され、同図1こおい
て、(1)は再生信号の入力端子、(2)は入力端子(
1)に接続されたクロック生成用のPLL回路であり、
再生信号の2てい借用のエツジ検出器(3)、位相比較
器(4)、ループフィルタを形成するローパスフィルタ
(5)及びVCO(6)からなる。
(7)はVCO(6)に制御電圧を供給する制御電圧発
生器であり、周波数/Itして換器(8)、サンプルホ
ールド回路(9)、単一周波数領域検出器QO及びサン
プルゲート発生器αυからなる。
そ”して、記録媒体のPCM信号の最高周波数が前記所
定周波数の単一周波数信号(以下被検出信号と称する)
と同一の最も高い周期lTになる場合、データ抽出クロ
ックの周波数を再生信号の最も高い周波数成分の2倍の
周波数に制御する必要がある。
そこで、入力端子(1)の再生信号が検出器(3)に入
力され、検出器(3)によって再生信号の立上り、立下
り、のエツジ毎にパルスが形成され、検出器(3)から
比較器(4)に再生信号の最も高い周波数成分を2でい
倍した周波数信号が出力される。
さらに、VCO(6)の出方信号と検出器(3)の出方
信号との位相差の信号が比較器(4)からフィルタ(5
)に出力サレ、7 イJl/ 9 (5) カラVCO
(6) ニ、VCO(6)(7) 出力信号と検出器(
3)の出力信号との位相差に比例した電圧の信号が出力
される。
また、入力端子(υの再生信号が変換器(8)に入力さ
れ、このとき、変換器(8)の波形整形用の単安定マル
チバイブレータ(以下モノマルチと称する)、ローパス
フィルタにより、再生信号中の被検出信号の周波数以下
の周波数成分の周波数が電圧に変換され、変換器(8)
からサンプルホールド回路(9)、検出器QQに、再生
信号を周波数/IE庄変換した電圧信号が出力される。
ところで、変換器(8)の電圧信号の被検出信号の領域
の再生にもとづくレベル平坦部を検出するため、検出器
明は第6図に示すように、コンデンサ(Ct)、抵抗(
R1)で微分された変換器(8)の電圧信号の電圧と電
源端子(6)の電源電圧を3個の抵抗(R2)、(R8
)、(R4)で分圧して形成された上、下限検出基準電
圧それぞれとを比較する平坦部検出用の2個の比較器Q
3 、C4と、サンプルホールド回路(9)の出力信号
を分圧して検出禁止電圧の信号を出力する分圧用の2個
の抵抗(R5)、(R6)と、変換器(8)の電圧信号
の電圧と検出禁止電圧とを比較する比較器αGと、抵抗
(R7)を介して電源端子αGに接続され各比較器側、
α→、 QJの出力信号が注入される充放電コンデンサ
(C2)と、コンデンサ(C2)の充電電圧が検出基準
端子αηの所定の出力基準電圧以上のときにハイレベル
の平坦部検出信号を出力する比較器(至)とからなる。
そして、変換器(8)の出力信号の電圧が比較器α9の
非反転入力端子(→に印加されるとともに、変換器(8
)の出力信号の微分電圧が比較nQ3の反転入力端子←
)、比較mQ4)の非反転入力端子←)に印加され、変
換器(8)の出力信号の電圧が検出禁止電圧より高く、
かつ、比較器側の検出基準電圧と比較器α萄の検出基準
電圧との間の電圧になるときにのみ、比較!(13,0
4,C0の出力信号がすべてハイレベルになってコンデ
ンサ(C2)が充電される。
さらに、コンデンサ(C2)の充w!tWl王が比較器
(ト)の出力基準電圧以上になると、比較器(ト)から
発生器αpに出力される信号がハイレベルになる。
すなわち、再生モードなどによって被検出信号の再生周
波数が変化し、被検出信号の領域の再生にもとづく変換
W#(8)の電圧信号のレベルも変化する。
そして、被検出信号の再生周波数範囲にもとづき、変換
器(8)から出力される電圧信号の電圧範囲が定まるた
め、抵抗(R2)〜(R4)の分圧にもとづき、予め、
比較器(2)の非反転入力端子@−)、比較器(141
の反転入力端子←)に、前記再生周波数範囲に対応する
電圧範囲の上、下限の電圧それぞれが上、下限検出基準
電圧として印加される。
また、再生信号に含まれた被検出信号と異なる周波数(
低周波数)の単一周波数信号の誤検出などを防止するた
め、比較器(6)の反転入力端子(へ)には、再生モー
ドなどに応じて変化する検出禁止電圧として、サンプル
ホールド回路(9)の出力信号を抵抗(R5)、(R6
)で分圧した電圧が印加される。
そして、変換器(8)の電圧信号の電圧と上、下限検出
電圧及び検出禁止電圧との比較にもとづき、被検出信号
の再生周波数の電圧信号が検出され、かつ、その検出が
コンデンサ(C2) 、比較器(へ)の出力基準電圧に
よって設定される所定期間続き、被検出信号の領域の再
生チζもとづくレベル平坦部が検出される毎に、検出2
8(10から発生器αυに71イレベルの平坦部検出信
号が出力される。
さらに、発生器α旧よ第6図に示すようにモノマルチQ
呻を用いて形成され、検出器αqの出力信号の立上りの
トリガにもとづき、被検出信号の領域が再生される所定
期間だけサンプリングレベルからホールドレベルに反転
するサンプルホールド用のゲート信号をサンプルホール
ド回路(9)に出力する。
そして、発生mQ1)のゲート信号にもとづき、サンプ
ルホールド回路(9)は、被検出信号の領域が再生され
る毎に、変換器(8)の電圧信号をホールドし、ホール
ド信号をVCO(a)及び検出器叫に出力する。
このとき、サンプルホールド回路(9)のホールド信号
の電圧が再生PCM信号の最小ビット反転周期に応じて
変化し、VCO(6)に引込み周波数範囲設定用の制御
電圧の信号として供給される。
そのため、VCO(6)にはフィルタ(5)からのPL
、L制御の信号とサンプルホールド回路(9)からの引
込み周波数範囲設定用の制御電圧の信号とが入力される
そして、制御電圧がフィルタ(5)の出力信号の電圧の
直流バイアス電圧となり、制御電圧によってVCO(6
)の中心周波数が制御されるとともに、フィルタ(5)
の出力信号の電圧によってVCO(6)の発振周波数が
中心周波数にもとづく引込み周波数範囲で変化し、・V
CO(6)の出力信号が再生PCM信号に同期したデー
タ抽出クロックになる。
このとき、サンプルホールド回路(9)のホールド信号
の電圧が被検出信号の領域の変換器(8)の電圧信号の
電圧に応じて変化するため、再生モードなどにもとづく
再生PCM信号の最小ビット反転周期の変化に追従して
VCO(6)の中心周波数が可変され、再生モードによ
らず、PLL制御にもとづくVC(X6)の迅速な周波
数引込みによって再生PCM信号に同期したデータ抽出
クロックが形成される。
なお、記録媒体に被検出信号より高い周波数の単一周波
数信号も存在する場合は、検出器QQが、比較器(7)
の代わりに上、下限の検出禁止電圧それぞれが印加され
る2個の比較器を設けて形成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、たとえばR−DATの場合、標準再生テープ
の再生が行われるため、再生PCM信号の最小ビット反
転周期がほとんど変動しない。
一方、テープの記録不良、再生不良にもとづき、再生中
に被検出信号の領域以外の個所で検出器Orjの誤検出
などが生じると、サンプルホールド回路(9)に誤った
電圧がホールドされ、VCO(6)の制御電圧の誤制御
が生じ、データ抽出クロックが乱れる。
そして、記録媒体及び記録フォーマットによらず、再生
中には前述の誤検出が生じ易いため、従来の発生回路の
場合、とくに、トラッキング制御などにもとづき、再生
PCM信号の最小ビット反転周期がほとんど変動しない
再生モードにおいて、データ抽出クロックの不要な変動
が生じる問題点がある。
また、たとえばテープの走行が停止する停止モードから
標準再生モードなどに切換わり、再生が開始されるとき
には、実際にテープが走行し始めるまでの微小な過渡期
間において、テープのテンション変動などにもとづき、
テープとヘッドとの接触不良などが生じて再生信号の欠
落が生じる。
そして、前記従来の発生回路の場合は、たとえばヘッド
の再生信号が入力端子(1)に入力され、前記過渡期間
にも被検出信号の検出及びサンプルホールドが行われて
VCO(6)の制御電圧が制御されるため、つぎに説明
するような不都合が生じる。
すなわち、説明を簡単にするため、テープの各1トラツ
クの記録フォーマットが第7図(a)に示すように、被
検出信号の領域(Fa) 、被検出信号より低周波数の
単一周波数信号の領域(Fb)及び記録情報のPCM信
号の領域(PCM)の3個の時分割領域からなるフォー
マットに設定されているとする。
この場合、停止モードから標準再生モードあるいは特殊
再生モードの再生への切換えにもとづき、テープの走行
再生が開始されるまでの瞬時に、第7図(a)の破線に
示すように、最初のトラックの先頭の領域(Fa)の再
生信号が前述の接触不良などによって欠落すると、変換
器(8)の電圧信号が同図(b)に示すように、つぎの
領域(Fb)の再生信号によって平坦になる。
一方、停止モードのときには、再生信号が入力されず、
しかも、サンプルホールド回路(9)の出力信号のレベ
ルが電圧Oの初期レベルに保持される。
そのため、比[JQ!9の反転入力端子←)の検出禁止
電圧Vaも第7図(C)に示すように0になり、テープ
の走行再生開始時には、比較器αつの出力信号がハイレ
ベルに保持される。
−なお、第7図(c) cD Vxは同図(b)の領域
(Fb)の電圧信号のレベルを示す。
したがって、領域(Fa)の被検出信号の周波数faと
領域(Fb)の単一周波数信号の周波数fbとが比較的
近く、領域(Fb)の再生信号によって比較器(13。
α荀の出力信号が共にノ\イレベルになるときには、無
条件にコンデンサ(C2)が充電され、コンデンサ(C
2)の充電電圧、すなわち比較器(至)の非反転入力端
子(ト)の電圧が第7図(d)の実線に示すように立上
る。
そして、比較器(ト)の非反転入力端子(ト)の電圧が
第7図(d)の1点破線に示す出力基準電圧vbに達す
ると、比較器(至)の出力信号が同図(e)に示すよう
にハイレベルになり、モノマルチQ呻がトリガされて 
−発生IIQI)からサンプルホールド回路(9)に同
図(f)に示すゲート信号が出力される。
そのため、サンプルホールド回路(9)は、領域(Fb
)の再生信号にもとづく第7図(f)のtx時のゲート
信号により、誤って変換器(8)の電圧信号をサンプル
ホールドし、サンプルホールド回路(9)の出力信号が
同図(g)に示すように、領域(Fb)の再生信号にも
とづく電圧信号のレベルになる。
そして、サンプルホールド回路(9)の出力信号の電圧
にもとづき、vco(a)の中心周波数が制御されるた
め、走行再生開始時には、被検出信号以外の単一周波数
信号の領域の再生検出にもとづき、領域(Fa)の再生
信号が得られて第7図(f)のty時のゲで、VCO(
6)が誤った制御電圧で制御され、VCO(6)の周波
数の引込みが遅れる。
すなわち、従来のこの種データ抽出クロック発生回路に
おいては、記録媒体の再生開始時に、テープとヘッドと
の接触不良などの初期の過渡不良にもとづき、再生信号
の欠落などが生じると、被検出信号の領域以外の単一周
波数信号の領域の再生信号などの誤った単一周波数の再
生信号が最初に入力されることにより、サンプルホール
ド回路が被検出信号の領域以外の再生中に再生信号の周
波数/!I!して換して酸された電圧信号をサンプルホ
ールドし、VCOの中心周波数が誤制御され、VCOの
周波数引込みの遅れなどが生じる問題点がある。
本発明は、再生PCM信号の最小ビット反転周期がほと
んど変動しない再生モードでの誤検出などにもとづくデ
ータ抽出クロックの     。
?→中不要な乱れを防止するようにしたデータ抽出クロ
ック発生回路を提供することを目的としている。
また、所定の再生モードの再生時に、再生開始時の過渡
変動にもとづく誤検出を防止し、データ抽出クロックを
迅速かつ安定に形成するデータ抽出クロック発生回路を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための手段を以下に説明する。
本発明は、少なくとも記録情報のPCM信号の領域と所
定周波数の単一周波数信号の独立した領域を有する時分
割記録フォーマットで記録された記録媒体の再生装置に
設けられ、前記媒体の再生信号にもとづくPLL制御と
引込み周波数範囲設定用の中心周波数の制御電圧とによ
り前記再生信号に含まれた前記PCM信号の読み取り用
のデータ抽出クロックを形成して出力する電圧制御発振
器を有し、かつ、前記再生信号を周波数/W!、して換
して形成された電圧信号の前記周波数信号の領域の再生
期間のレベルを検出し、前記再生信号に含まれた前記P
CM信号の最小ビット反転周期に応じた電圧の検出信号
を前記制御電圧の信号として前記発振器に供給するデー
タ抽出クロック発生回路において、 前記電圧信号をサンプルホールドして前記検出信号を出
力するサンプルホールド回路と、所定の再生モードの前
記発振器の前記中心周波数の基準値の定電圧信号を出力
する定電圧発生器と、 前記所定の再生モードの再生時に前記制御電圧の信号を
前記検出信号から前記定電圧信号に切換える制御電圧切
換スイッチと を備えるという技術的手段を講じている。
・また、少なくとも記録情報のPCM信号の領域と所定
周波数の単一周波数信号の独立した領域を有する時分割
記録フォーマットで記録された記録媒体の再生装置に設
けられ、前記媒体の再生信号にもとづくPLL制御と引
込み周波数範囲設定用の中6周波数の制御電圧とにより
前記再生信号に含まれた前記PCM信号の読み取り用の
データ抽出クロックを形成して出力する電圧制御発振器
を有し、かつ、前記再生信号を周波数/層して換して形
成された電圧信号の前記周波数信号の領域の再生期間の
レベルを検出し、前記再生信号に含まれた前記PCM信
号の最小ビット反転周期に応じた電圧の検出信号を前記
制御電圧の信号として前記発振器供給するデータ抽出ク
ロック発生回路において、前記再生信号と前記データ抽
出クロックの分周信号とをサンプルホールド用の周波数
/mして換器に切換え出力する検出切換スイッチと、前
記変換器から出力された前記電圧信号の前記周波数信号
にもとづくレベル平坦部の検出結果にもとづき前記周波
数信号の領域の再生中に前記電圧信号のサンプリングか
らホールドに移行して前記検出信号を出力するサンプル
ホールド回路と、所定の再生モードの前記発振器の前記
中心周波数の基準値の定電圧信号を出力する定電圧発生
器と、 前記制御電圧の信号を前記検出信号、前記定電圧信号に
択一的に切換える制御電圧切換スイッチと、 前記所定の再生モードの再生開始直後1こレベル反転し
前記検出切換スイッチ、前記制御電圧切換スイッチを連
動して前記再生信号、前記検出信号それぞれの出力に切
換える制御モード信号を出力する制御モード信号出力手
段と を備えるという技術的手段を講じている。
〔作用〕
したがって、定電圧発生器と制御電圧切換スイッチとを
備え、所定の再生モードのときに、電圧制御発振器の制
御電圧の信号を定電圧発生器の定電圧信号に切換えるこ
と惨こより、当該再生モードが標準再生モードなどの再
生PCM信号の最小ビット反転周期がほとんど変動しな
い再生モードのときに、定電圧信号にもとづいてデータ
抽出クロックが安定に形成される。
また、定電圧発生器、制御電圧切換スイッチとともに検
出切換スイッチ及び制御モード信号出力手段を備え、制
御モード信号にもとづき、所定の再生モードの再生開始
直後に、再生信号の電圧信号をサンプルホールド回路で
サンプルホールドし、かつ、電圧制御発振器の制御電圧
の信号を定電圧発生器の定電圧信号からサンプルホール
ド回路の検出信号に切換えると、たとえば磁気テープが
実際に走行して再生走行が開始されるまでの過渡変動に
もとづく誤検出(ζよる制御電圧の変動が防止され、デ
ータ抽出クロックが安定に形成されも〔実施例〕 つぎに、本発明を、その実施例を示した第1図ないし第
4図とともに詳細齋ζ説明する。
(第1実施例) まず、第1実施例を示した第1図について説明する。
第1図において、第5図と異なる点は、定電圧発生5 
(20a)と制御電圧切換スイッチ(21a)とを設け
、モード端子(22a)の切換制御信号のハイレベル、
ローレベルにより、スイッチ(21a)を接点(H)、
(L)それぞれに切換え、VCO(6)に供給する制御
電圧の信号をサンプルホールド回路(9)の検出信号と
発生器(20a)の定電圧信号とに択一的に切換えるよ
うにした点である。
そして、R−DATの場合は、再生PCM信号の最小ビ
ット反転周期の変動がほとんど生じない標準再生モード
の再生時1ζ、再生モードの操作設定などにもとづき、
切換制御信号がハイレベルからローレベルに反転し、V
CO(a)の制御電圧が発生器(20a)の定電圧信号
の定電圧に切換えられる。
ところで、発生器(20a)の定電圧信号の電圧は、標
準再生モードのときのデータ抽出クロックの規定の基準
周波数に相当する電圧9すなわち当該再生モードのVC
O(6)の中心周波数の基準値の電圧に設定されている
そのため、標準再生モードの再生中には、再生信号の欠
落などにもとづく被検出信号以外の領域での被検出信号
の再生の誤検出が生じ、サンプルホールド回路(9)の
出力信号の電圧が変動しでも、VCO(6)の制御電圧
が変動せず、データ抽出クロックが乱れたりしない。
なお、標準再生モード以外の再生モードのときに、スイ
ッチ(21a)を切換えてVCO(6)の制御電圧を発
生器(20a)の定電圧信号の電圧に切換えるようにし
てもよい。
また、スイッチ(21a)の切換えを手動的に行うよう
にしてもよい。
(第2実施例) つぎに、第2実施例を示した第2図、第3図1ζついて
説明する。
第2図において、(201))、(21b)は第1図の
発生器(20a) 、スイッチ(21a)に相当する定
電圧発生器、制御電圧切換スイッチ、(22b)は後述
の制御モード信号が入力されるモード入力端子であり、
ハイレベル、ローレベルによってスイッチ(211))
を接点(H) 、 (L)それぞれに切換える。
@はVCO(6)の出力信号を1/2分周する検出用の
分局器、(財)は入力端子(22b)の制御モード信号
によってスイッチ(21a)に連動して切換わる検出切
換スイッチであり、制御モード信号のハイレベル、ロー
レベルにより、接点(H)の再生信号、接点(L)の分
局器(ハ)の分局信号を択一的に出力する。
ところで、記録媒体がR−DATの磁気テープと同一の
条件でヘリカルスキャンされる磁気テープからなるとと
もに、所定周波数の単一周波数信号及び記録情報のPC
M信号がR−DATのマージン部の周期ITの信号及び
PCMオーディオ領域、サブコード領域の周期ITの整
数倍の周期で変化するPCM信号と同様の信号^るとす
る。
また、テープの各トラックの記録フォーマットは、説明
を簡単にするため、第3図(a)に示すように、所定周
波数の単一周波数信号、すなわち被検出信号の領域(F
a) 、被検出信号と異なる周波数の単一周波数信号の
領域(Fb)、 PCM信号の領域(PCM)を時分割
形成したフォーマットに設定されているとする。
′そして、VCO(6)から出力されるデータ抽出クロ
ックによって再生PCM信号を読み取るため、PLL回
路(2)には従来と同様、検出器(3)が設けられ、入
力端子(1)の再生信号にもとづくPLL制御により、
たとえば標準再生モードの再生時には、VCO(6)の
出力信号の周波数が再生された被検出信号の周波数の2
倍の周波数、すなわち(4,704MHz X 2 =
 )9.408MH2に引込まれるようになっている。
一方、入力端子(22b)の制御モード信号は、たとえ
ば再生モードの検出とテープの走行検出とのゲート処理
にもとづき、制御モード信号出力手段によって形成され
、停止モードから予め設定された再生モード、すなわち
標準再生モード又は高速サーチ再生モードに切換わり、
実際にテープが走行し始める走行再生の開始瞬時の過渡
終了直後に、第3図To)に示すようにローレベルから
ハイレベルに反転する。
そして、制御モード信号のローレベルからハイレベルの
変化により、スイッチ(21b)、(ハ)が連動して接
点(L)から接点(H)に切換わる。
したがって、設定された再生モードの再生が開始される
前、すなわち停止モードのときには、制御電圧の信号と
して、サンプルホールド回路(9)の出力信号の代わり
に発生器(20b)の定電圧信号がVCO(e)に供給
される。
ところで、テープが走行し始めるときには、ヘッドの回
転速度とテープの走行速度との関係にもとづき、再生信
号の周波数が、再生モードに無関係に、標準再生モード
で再生を行うときと同程度になる。
そのため、発生器(20b)は発生器(20a)と同様
、標準再生モードのときのデータ抽出クロックの規定の
基準周波数に相当する電圧、すなわち当該再生モードの
VCO(6)の中心周波数の基準値の電圧の定電圧信号
を出力する。
したがって、テープが走行し始めて制御モード信号がハ
イレベルに反転するまでは、VCO(6)の中心周波数
が発生器(20b)の定電圧信号にもとづく基準値の周
波数に固定される。
また、制御モード信号がハイレベルに反転するまでは、
スイッチ(ハ)の切換えにもとづき、入力端子(1)の
再生信号の代わりに、分局器に)の出力信号、すなわち
VCO(6)の出力信号の1/2の周波数の信号が変換
器(8)に入力され、このとき、変換器(8)の出力信
号の電圧は第3図(C)1ζ示すようになる。
そして、発生器(20b)の定電圧信号にもとづき、制
御モード信号がハイレベルに反転するまでは、VCO(
6)の出力信号の周波数が、はぼ、標準再生モードのデ
ータ抽出クロックの基準周波数に保持されるため、分局
器翰から変換器(8)に出力される信号の周波数が、標
準再生モードで再生される被検出信号の周波数になり、
このとき、検出器aqの検出にもとづき、サンプルホー
ルド回路(9)の出力信号は、標準再生モードのほぼ被
検出信号の再生周波数に相当する定電圧の信号になる。
そして、たとえば高速サーチ再生モードのテープの走行
再生が開始され、第3図のta時に制御モード信号がハ
イレベルに反転すると、スイッチ@、(ハ)が接点(H
)に切換わり、変換器(8)に入力端子(1)の再生信
号が入力されるとともに、VCO(6)の制御電圧がサ
ンプルホールド回路(9)の出力信号の電圧に切換わる
このとき、サンプルホールド回路(9)の出力信号の電
圧がほぼ標準再生モードの被検出信号の再生周波数に相
当する定電圧になっているため、検出器α0内の第6図
に示した比較器a9の検出禁止電圧Vaは、第3図(d
)に示すようにテープ走行初期の領域(Fb)の再生周
波数信号にもとづき、変換器(8)の電圧信号の電圧V
xより高く保持される。
そして、実際にテープが走行して走行再生に移行する直
前に、テープとヘッドとの接触不良などにもとづき、最
初の領域(Fa)の再生信号の欠落などが発生し、再生
信号の電圧信号として第3図(C)に示すノイズ性の高
周波信号が入力されると、第6図の比較器α3 、04
)の出力信号が同時にハイレベルにならず、同図のコン
デンサ(C2)が放電リセットされ、コンデンサ(C2
)の充[E!圧。すなわち比較器(至)の入力電圧が第
3図(e)に示すように比較器Qeの反転入力端子←)
の出力基準電圧vbより低くなり、比較器(至)の出力
信号、すなわち検出器側の出力信号が同図(f)に示す
ようにローレベルに反転する。
さらに、最初の領域(Fa)に続く領域(Fb)の再生
にもとづき、変換器(8)の電圧信号が第3図(C)の
期間Tfbに前述の電圧Vxの一定レベルになす、比較
器σ3.α局の出力信号が共にハイレベルになっても、
比較器α9の出力信号がローレベルに保持されているた
め、コンデンサ(C2)は放電リセットに保持される。
そして、tb時につぎのトラックの領域(Fa )の再
生信号が入力されると、このとき、比較器q3〜αGの
出力信号が共にハイレベルになり、コンデンサ(C2)
が初めて充電され、検出器αqの出力信号がハイレベル
になり、第3図(f)に示すように発生器αυからサン
プルホールド回路(9)にゲート信号が出力される。
したがって、サンプルホールド回路(9)は・制御モー
ド信号がハイレベルに反転してテープの走行再生が開始
された後、領域(Fa)が再生されるまでは、他の領域
(Fb)のレベル平坦部が再生されても、サンプルホー
ルドを誤って行わず、領域(Fa)の再生時にのみサン
プルホールドを行う。
そのため、サンプルホールド回路(9)の出力信号が第
3図(g)に示すようになり、tb時までは停止モード
時の発生′a(1)の定電圧信号にもとづく変換器(8
)の電圧信号の電圧に保持され、領域(Fa)の被検出
信号が再生されるtb時以降に、再生信号にもとづく変
換器(8)の電圧信号の電圧に移行する。
したがって、スイッチ(21b)の切換えにもとづき、
ta時以降の制御電圧の信号が発生器(20b)の定電
圧信号からサンプルホールド回路(9)の検出信号]ζ
切換わっても、領域(Fa)の被検出信号の再生信号が
入力されるまでは、停止モード時と同一の制御電圧がV
CO(6)に供給され、領域(Fa)が再生されて被検
出信号の再生が検出されたときに、制御電圧が被検出信
号の再生にもとづく変換器(8)の電圧信号の電圧、す
なわち検出された被検出信号のレベル平坦部の電圧に移
行し、再生開始時の被検出信号の再生の誤検出などにも
とづくデータ抽出クロックの乱れが防止される。
゛なお、高速サーチ再生モード以外の再生モードの再生
を行う際1ζは、制御モード信号をハイレベル又はロー
レベルに固定すればよく、たとえば標準再生モードの再
生を行うときに、制御モード信号ヲローレベル固定すれ
ば、標準再生モードの再生の際に第1の実施例と同様の
効果が得られる。
ところで、前記実施例では高速サーチ再生モードの再生
に適用したが、標準再生モードの再生に適用し、標準再
生モードの再生開始直後に制御モード信号をローレベル
からハイレベルに切換えるようにしてもよい。
(第3実施例) つぎに、第3実施例を示した第4図について説明する。
第4図において、(C3)はVCO(6)の制御電圧を
保持するホールドコンデンサ、(イ)はVCO(6)の
出力信号を1/2分周する制御電圧用の分局器、(ハ)
は分局器(イ)に接続された周波数/電して換器、勿は
反転入力端子(へ)に変換器(ホ)の出力信号の電圧が
印加される誤差増幅器であり、非反転入力端子←)にサ
ンプルホールド回路(9)の出力信号の電圧が印加され
、面出力信号の差分電圧の信号を出力する。
(ハ)は増幅器(社)とスイッチ(21b)の接点(H
)との間に設けられたホールド用の開閉スイッチ、翰は
開ループ用の定電圧信号を出力する定電圧発生器、(1
)はフィルタ(5)の出力信号と発生器翰の出方信号ト
ヲ択一的1ζVCO(6)に供給するループ切換スイッ
チ、ell)は発生器αυのゲート信号が入力される1
リサンプルゲ一ト発生器であり、モノマルチがらなう、
発生器(9)のゲート信号に同期して、サンプルホール
ド回路(9)のホールド毎に微小パルス幅のハイレベル
の&11ゲート信号をスイッチ(ハ)、(1)に出方し
、スイッチ(至)を瞬時オンするとともにスイッチ(1
)をフィルタ(4)に接続された接点(L)から発生器
翰に接続された接点(H)に切換える。
(2)は第1図のPLL回路(2)に相当するPLL回
路・(力は第1図の発生器(7)に分局器(イ)、変換
器(イ)、増幅器(イ)を付加して形成された制御電圧
発生器である。
すなわち、この実施例は、前記特願昭62−95584
号の出願の明細書及び図面に記載されているように、サ
ンプルホールド回路(9)のホールド毎に、分局器(ハ
)、変換器(イ)、増幅器(財)及びスイッチ(ホ)、
(21b)、コニ/テンプ(C3)ノル−フニよす、v
c6(6g)制御電圧をPLL制御する構成のデータ抽
出クロック発生回路に適用した場合を示す。
そして、制御モード信号がローレベルになるときは、V
CO(6)に発生+a(20b)の定電圧信号の電圧が
制御電圧として供給され、制御モード信号がハイレベル
になるときは、スイッチ(ホ)がオンする毎に、増幅器
(イ)の出力信号の電圧によってコンデンサ(C3)が
充電される。
ところで、スイッチ(ハ)はサンプルホールド回路(9
)のホールドが更新される毎1ζ瞬時オンする。
そのため、スイッチ(ハ)がオンしたときの増幅器(転
)の出力信号の電圧は、サンプルホールド回路(9)の
出力信号にもとづく制御電圧と、変換+a(1)の電圧
信号にもとづく直前の制御電圧との差電圧になる。
そして、制御モード信号がハイレベルになってスイッチ
(21b)が接点(H)に保持されるときは、コンデン
サ(C3)の充I[[圧が制御電圧としてvCO(6)
に供給されるため、VCO(a)の制御電圧がサンプル
ホールド回路(9)の出力信号の電圧で制御される。
したがって、この実施例の場合も前記第2実施例と同様
の効果が得られる。
ところで、前記各実施例ではR−DATのような磁気テ
ープをヘリカルスキャンする再生装置のデータ抽出クロ
ック発生回路に適用したが、種々の記録媒体の再生装置
のデータ抽出クロック発生回路に適用できるのは勿論で
ある。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているため、以
下に記載するような効果を奏する。
制御電圧切換スイッチの切換えにもとづき、所定の再生
モードのときの制御電圧の信号をサンプルホールド回路
の検出信号から定電圧発生器の定電圧信号に切換えたこ
とにより、再生PCM信号の最小ビット反転周期がほと
んど変動しない再生モードのときに、所定周波数の単一
周波数信号の再生の誤検出などEζもとづくデータ抽出
クロックの乱れ、を防止し、データ抽出クロックを安定
に形成することができる。
また、所定の再生モードの再生開始直後に、検出切換ス
イッチの切換により、サンプルホールド回路を電圧制御
発振器の出力信号にもとづく電圧信号のサンプルホール
ドから再生信号にもとづく電圧信号のサンプルホールド
に切換え、かつ、制御電圧切換スイッチの切換えにより
、電圧制御発振器の制御電圧の信号を定電圧発生器の定
電圧信号からサンプルホールド回路の検出信号に切換え
たことにより、再生開始時の過渡的な再生信号の欠落に
もとづく誤検出を防止し、データ抽出クロックを安定に
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明のデータ抽出クロック発生
回路の実施例を示し、第1図は第1実施例のブロック図
、第2図は第2実施例のブロック図、第3図(a)〜(
g)は第2図の動作説明用のタイミングチャート、第4
図は第3実施例のブロック図、第5図は従来のデータ抽
出クロック発生回路のブロック図、第6図は第5図の一
部の詳細なブロック図、第7図に))〜幻は第5図、第
6図の動作説明用のタイミングチャートである。 (6)・・・vCOl(8)・・・周波数/電圧変換器
、(9)・・・サンプルホールド回路、(20a)、(
20b)・・・定電圧発生器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも記録情報のPCM信号の領域と所定周
    波数の単一周波数信号の独立した領域を有する時分割記
    録フォーマットで記録された記録媒体の再生装置に設け
    られ、前記媒体の再生信号にもとづくPLL制御と引込
    み周波数範囲設定用の中心周波数の制御電圧とにより前
    記再生信号に含まれた前記PCM信号の読み取り用のデ
    ータ抽出クロックを形成して出力する電圧制御発振器を
    有し、かつ、前記再生信号を周波数/電圧変換して形成
    された電圧信号の前記周波数信号の領域の再生期間のレ
    ベルを検出し、前記再生信号に含まれた前記PCM信号
    の最小ビット反転周期に応じた電圧の検出信号を前記制
    御電圧の信号として前記発振器に供給するデータ抽出ク
    ロック発生回路において、前記電圧信号をサンプルホー
    ルドして前記検出信号を出力するサンプルホールド回路
    と、 所定の再生モードの前記発振器の前記中心周波数の基準
    値の定電圧信号を出力する定電圧発生器と、 前記所定の再生モードの再生時に前記制御電圧の信号を
    前記検出信号から前記定電圧信号に切換える制御電圧切
    換スイッチと を備えたことを特徴とするデータ抽出クロック発生回路
  2. (2)少なくとも記録情報のPCM信号の領域と所定周
    波数の単一周波数信号の独立した領域を有する時分割記
    録フォーマットで記録された記録媒体の再生装置に設け
    られ、前記媒体の再生信号にもとづくPLL制御と引込
    み周波数範囲設定用の中心周波数の制御電圧とにより前
    記再生信号に含まれた前記、PCM信号の読み取り用の
    データ抽出クロックを形成して出力する電圧制御発振器
    を有し、かつ、前記再生信号を周波数/電圧変換して形
    成された電圧信号の前記周波数信号の領域の再生期間の
    レベルを検出し、前記再生信号に含まれた前記PCM信
    号の最小ビット反転周期に応じた電圧の検出信号を前記
    制御電圧の信号として前記発振器に供給するデータ抽出
    クロック発生回路において、前記再生信号と前記データ
    抽出クロックの分周信号とをサンプルホールド用の周波
    数/電圧変換器に切換え出力する検出切換スイッチと、 前記変換器から出力された前記電圧信号の前記周波数信
    号にもとづくレベル平坦部の検出結果にもとづき前記周
    波数信号の領域の再生中に前記電圧信号のサンプリング
    からホールドに移行して前記検出信号を出力するサンプ
    ルホールド回路と、所定の再生モードの前記発振器の前
    記中心周波数の基準値の定電圧信号を出力する定電圧発
    生器と、 前記制御電圧の信号を前記検出信号、前記定電圧信号に
    択一的に切換える制御電圧切換スイッチと、 前記所定の再生モードの再生開始直後にレベル反転し前
    記検出切換スイッチ、前記制御電圧切換スイッチを連動
    して前記再生信号、前記検出信号それぞれの出力に切換
    える制御モード信号を出力する制御モード信号出力手段
    と を備えたことを特徴とするデータ抽出クロック発生回路
JP15142988A 1988-06-20 1988-06-20 データ抽出クロック発生回路 Expired - Lifetime JPH0719447B2 (ja)

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