JPH01319138A - 光学ヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は保護層が複屈折を有する光学記録媒体上にレー
ザ光を用いて情報を記録・再生する装置、例えば光カー
ド記録再生装置、光デイスク記録再生装置等に用いる光
学ヘッドに関するものである。

〔従来技術〕

従来のヘッドの構成を光カード記録再生装置に用いた例
を第３図に基づいて説明する。

半導体レーザ２１からのレーザ光はコリメータレンズ２
２により平行光化され、ビーム整形プリズム２３を通り
回折格子３２によって３ビームに分けられた後対物レン
ズ２４により光カード２５へ照射される。光カード２５
により反射され再び対物レンズ２４を通った光は反射ミ
ラー２６により反射され、ビームスプリフタ２７により
直交方向に２分割され反射光として２つのディテクタ２
８．２９に導かれトラッキング・サーボ信号、フォーカ
シングサーボ信号として検出される。

しかし乍ら、このような光学系の構成では次のような問
題点が発生する。

すなわち、 ■ビームスプリッタ２７とディテクタ２８．２９間にレ
ンズ３０．３１を介して反射光を収束させているが、フ
ォーカス感度を高めるために焦点距離の長いレンズを使
うのでディテクタ間の光路長が長くなり、光学系の占め
るスペースが大型化するとともに、温度の影響を受けや
すく好ましくない。

■このため光路長を変えずに全体をコンパクトにしよう
として反射ミラーを途中に設けることも考えられるが、
そうすると、反射ミラーの取付精度が要求され組立が面
倒でかつ部品点数も増加する。

■また対物レンズ２４をビームスプリッタ−２７間に反
射ミラー２６を設けているが、この反射ミラー２６を両
者間に精度良く配設するのが容易でない。

■レイアウトが複雑なため組立が面倒で、かつ組立後の
調整手段も必要とするのでコストアップとなる。

本発明の目的はかかる問題点に鑑み、小型で部品点数が
少なく耐久性のある光学ヘッドを提供することにある。

上記問題点を解決するために、本発明は、レーザ光源か
らのレーザ光をコリメータレンズ、ビーム整形プリズム
ピンホール、回折格子を通し、反射ミラー、対物レンズ
を介して記録媒体に照射する光学ヘッドにおいて、前記
回折格子からのレーザ光を対物レンズに導くとともに、
記録媒体からの反射光を光検出器にも導くように前記回
折格子と前記対物レンズ間に反射ミラーを配設して光学
ヘッドを構成した。

〔作　用〕

上記のように構成したので、回折格子と対物レンズ間に
反射ミラーをおくことによりレーザー光源からのレーザ
ー光は、コリメータレンズ、ビーム整形プリズムによっ
て円に整形され、ピンホールを通り回折格子によって分
けられたフォーカスサーボ及び記録再生用の０次光及び
トラッキングサーボ用の１１次光は対物レンズを介して
記録媒体に照射さ′る。記録媒体で反射された０次光及
び１１次光は対物レンズを通り、反射ミラーを介して光
検出器に受光される。

従って少ない部品点数で小型の光学ヘッドを構成するこ
とができる。

〔実施例〕

以下、本発明を光カード記録再生用の光学ヘッドに用い
た実施例に従って説明する。

第１図は本発明の光学ヘッドの構成を示す図である。

第２図は反射ミラーと対物レンズの関係を示す側面図で
ある。

ｌはレーザ光源であり、該レーザ光源１からのレーザ光
はコリメータレンズ２によって平行光化され、さらにビ
ーム整形プリズム３によって断面形状が楕円の光が楕円
の短径を直径とする円に整形される。

４はビーム整形プリズム３からの円形断面のビームの不
要部分を遮蔽するピンホールであり、５はピンホール４
に一体化されて取りつけられた回折格子であって、ピン
ホール４からの光をフォーカスサーボ及び記録再生用の
０次光とトラッキングサーボ用の１１次光に分けるため
に用いられている。６は反射ミラーであり、回折格子５
からのビームの進行方向を９０″変えて対物レンズ７の
片半円に入射させるとともに、もう一方の半円からの出
射ビームの進行を光検出器１０の方向に９０″′変える
ことのできる頂角９０°の反射ミラーである。

なお反射ミラー６は少なくも２つの反射面を有していれ
ばよく該反射面を形成する頂角は９０″に限定されるも
のではない。頂角は光学ヘッドのレイアウトに応じて任
意に選択することができる。

対物レンズ７は、反射ミラー６からのビームをカード記
録媒体面１２に集光させるためのものであり、８は対物
レンズ７とカード保護層１１との間に位置して対物レン
ズ７の収差を補正するカバーガラスであり、カード記録
媒体面１２で反射されたビームは、カバーガラス８、対
物レンズ７を通過し、反射ミラー６で反射された後、集
光レンズ９によって光検出器１０に集光される。

光検出器１０は例えば４分割光検出器が用いられ、ビー
ムに含まれるフォーカス誤差、トラッキング誤差及び再
生情報を電気信号に変換するために設けられている。

なお、本装置においては、記録はレーザ光源１を高出力
で、再生は低出力で行うようにしている。

また対物レンズ７はフォーカス及びトラッキングを可能
とするために移動可能な構造をとっている。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は反射ミラーを回折格子と
対物レンズ間に配し、レーザ光を対物レンズ及び光検出
器に導くようにしたので、少ない部品点数で光学ヘッド
が構成されるとともに、光路長も短（全体にコンパクト
な光学ヘッドを得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の光学ヘッドの構成を説明するための
説明図であり、第２図は反射ミラーと対物レンズの関係
を示す図面である。第３図は従来の光学ヘッドの構成を
示す説明図である。 ３・・・ビーム整形プリズム ５・・・回折格子 ６・・・反射ミラー ７・・・対物レンズ １０・・・４分割光検出器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レーザ光源からのレーザ光をコリメータレンズ、ビーム
   整形プリズムピンホール、回折格子を通し、反射ミラー
   、対物レンズを介して記録媒体面に照射する光学ヘッド
   において、前記回折格子からのレーザ光を対物レンズに
   導くとともに、記録媒体面からの反射光を光検出器にも
   導くように前記回折格子と前記対物レンズ間に反射ミラ
   ーを配設したことを特徴とする光学ヘッド。