JPH01318364A - ビデオメモリ装置 - Google Patents

ビデオメモリ装置

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JPH01318364A
JPH01318364A JP63149972A JP14997288A JPH01318364A JP H01318364 A JPH01318364 A JP H01318364A JP 63149972 A JP63149972 A JP 63149972A JP 14997288 A JP14997288 A JP 14997288A JP H01318364 A JPH01318364 A JP H01318364A
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JP
Japan
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signal
vertical
phase difference
synchronization
memory device
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JP63149972A
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Satoshi Uchiumi
聡 内海
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カメラ一体型磁気記録再生装置に適用して好
適なビデオメモリ装置に係り、特に画面合成およびノイ
ズ低減が可能なビデオメモリ装置に関する。
〔従来の技術〕
半導体メモリの低価格化および大容量化にともない、民
生用映像機器へのディジタルメモリやディジタル信号処
理技術の導入が活性化している。
例えば、テレビ受像機ではピクチャーインピクチャーな
どの多画面機能、ノンインターレース変換および輝度信
号と色信号との分離を初めとするディジタル信号処理な
どに応用されている。また、V T R(Video 
Tape Recorder)などの磁気記録再生装置
では、1フイ一ルド分のメモリを備えて静止画機能およ
び静止画の書き替えによるスローモーション機能、ピク
チャーインピクチャーなどの多画面機能、高速サーチ時
のノイズパー除去機能およびフィールド相関を利用して
ノイズを低減する画質改善機能などに応用されている。
VTRにおけるメモリの応用は、今のところ据置型のホ
ームビデオタイプに限られており、メモリの構成は前述
の各機能のうち実現する機能によって決定されている。
第3図は、本出願人が提案している画面合成機能を有す
るビデオメモリ装置の構成を示すブロック図である。
このメモリ装置はメモリ1にデータを書き込む書込系と
、メモリ1からデータを読み出す読出系とからなる。
書込系は、第1および第2の入力アナログビデオ信号A
 i 1およびAi2を選択的に切り替えて書込アナロ
グビデオ信号Ai3として出力する入力信号切替回路2
、書込アナログビデオ信号Ai3を書込ディジタルビデ
オ信号Diに変換するAD変換器3、入力ビデオ信号A
i3から水平および垂直同期信号SYIを分離する第1
の同期分離回路4、メモリ1およびAD変換器3を制御
する書込制御回路5からなる。
読出系は、メモリ1から読み出された読出ディジタルビ
デオ信号DOを読出アナログビデオ信号Aoに変換する
DA変換器6、メモリ1およびDA変換器6を制御する
読出制御回路7、入力ビデオ信号Ai2から水平および
垂直同期信号SY2を分離する第2の同期分離回路8、
オープン状態の第1の固定端子P1と同期信号SYIお
よびSY2が供給される第2および第3の固定端子P2
およびP3とを有し、同期信号SY3を読出制御回路7
に供給する読出同期切替回路9、読出アナログビデオ信
号Aoと第2の入力ビデオ信号Ai2とを合成する画面
合成回路10からなる。
入力ビデオ信号の形式は、カラーサブキャリアの重畳さ
れたコンポジット信号、または輝度信号および色差信号
からなるコンポーネント信号のいずれでもよい。ただし
、コンポーネント信号の場合は各信号毎にAD変換器を
設けるか時分割処理をする必要がある。なお、コンポジ
ット信号でAD変換したのちにディジタル信号処理によ
ってコンポーネント信号に分離してもよい。コンポジッ
ト信号では部分的な書き替えを行うときに境目でのカラ
ーサブキャリアの位相の連続性を確保することが困難で
あるため、サブキャリアの位相を考慮する必要のないコ
ンポーネント信号形式で記憶することがVTRのメモリ
装置では一般的である。
メモリ1は、実質的にテレビ画面に相当する2次元のデ
ータ配列またはアドレス構成を有している。例えば、−
水平走査期間(以下、IH期間、という)のうち有効画
面に512標本点、−垂直走査期間(以下、1■期間、
という)に256Hの有効走査線を有するとすれば、H
方向は9ビツト、■方向は8ビツトの各アドレスとなり
、総標本点数は512x256=131072となる。
各標本点の量子化ビット数を8ビツトとすると、メモリ
容量は131072X8’r1.049Mビットとなる
書込制御回路5は、メモリ1の2次元アドレスに対する
書込信号自体の2次元アドレスの関係を管理・制御する
と共に、メモリ1へのデータの流れを処理し、メモリ1
へのアドレスコードや命令コードを生成する。通常はメ
モリアドレスと入力アドレスとを1対1に対応させるが
、1対Nとするとメモリ1上には1/Hに圧縮された画
面が記憶される。メモリアドレスと入力アドレスとの関
係に偏移を与えると、メモリ1上には偏移したデータが
記憶される。メモリアドレスまたは入力アドレスの特定
の範囲に対して書き込みを許容すると部分的な書き換え
となる。
読出制御回路7は、メモリ1の2次元アドレスと読出信
号用同期信号の2次元アドレスとの関係を管理・制御す
るとともに、メモリ1からのデータの流れを処理し、メ
モリ1のアドレスコードや命令コードを生成する。通常
は、メモリアドレスと出力アドレスとを1対1に対応さ
せるが、書込制御回路5と同様な処理も可能である。
次に、このような構成を有するビデオメモリ装置の動作
を読出同期切替回路9が固定端子P1〜P3の各位置に
ある場合について説明する。
まず、固定端子P1の位置にある場合は読出制御回路7
が自走状態となるので、書込側の同期信号SYIに関係
なく安定したビデオ信号を出力することができる。書込
ビデオ信号A+3は入力信号切替回路2で選択された第
1または第2のビデオ信号AilまたはAi2である。
この状態では、VTR部からの再生信号が書込ビデオ信
号Ai3であるときに重要である。すなわち、−船釣な
ヘリカルスキャンVTRにおいては、記録時のテレビ速
度に対して再生時のテープ速度を停止を含めて変えるこ
とにより、静止画。
スローモーション、倍速再生、高速サーチなどの特殊再
生を行うことができる。これら特殊再生時にはテープ速
度の変化により回転ヘッドとテープとの相対速度(再生
信号の水平同期周波数)が変化する。この相対速度の変
化を補償するために回転ヘッドの回転周波数を偏移させ
るが、そうすると再生信号の同期信号周波数も偏移する
状態となる。例えば、高速サーチ時には数%以上の偏移
となることがあり、垂直同期の弱いテレビでは上下方向
に画面が流れることがあった。一般に回転ヘッドのサー
ボ系は数%もの偏移に追従するようには設計されていな
いため、このような変速再生信号を他のVTRで記録す
ることは困難であった。
しかし、固定端子P1の位置にある状態では、変化して
いる入力同期信号周波数に対して出力同期信号周波数は
変化しないので、変速再生信号を他のVTRで安定に記
録することが可能となる。
次に、読出同期切替回路9が図示のように固定端子P2
の位置にある場合は読出制御回路7が書込制御回路5と
ともに同期信号SYIによって規制される。書込ビデオ
信号A+3は入力切替回路2によって選択された第1ま
たは第2の入力ビデオ信号AilまたはA+2である。
この状態は書き込み側の同期信号の周波数偏移がほとん
どそのままメモリ1の出力に現れるので、VTRの変速
再生中には避ける方がよい。この状態は巡回型フィルタ
を構成するときに使用する。すなわち、AD変換データ
とメモリ読出データとのアドレスを一致(必要であれば
所定量偏移)させておき、双方のデータ間で所定の演算
を実行した結果をメモリ1に書き込む(演算回路は不図
示)。この巡回型演算はノイズの低減以外にも特殊効果
などに用いることが出来る。また、巡回型でなくとも、
例えば、フレーム相関を利用して輝度/色信号分離を行
うときにもこの構成をとる。ノイズ低減効果はVTR部
からの再生信号に対して発揮できるとともに、カメラ部
からのビデオ信号に対しても発揮できることが特徴とな
っている。特別高感度撮像素子や大型レンズを採用する
ことが困難な民生用のカメラ一体型VTRでは、暗い場
所でのS/N比が充分ではなかった。カメラ部からのビ
デオ信号Ai2を入力切替回路2で選択してS/N比を
改善したメモリ出力をVTR部で記録するようにすれば
等測的に高感度撮像素子や大型レンズを採用したような
映像を記録できる。また、ライン入力信号のS/N比を
改善してVTR部へ記録することもできる。
次に、読出同期切替回路9が固定端子P3の位置にある
場合について説明する。
まず、入力信号切替回路2が図示のように第1のビデオ
信号Ailを選択しているときには、メモリ1への書込
ビデオ信号Ai3はVTR部からの変速再生を含む再生
信号かライン入力信号であり、読出制御回路7の同期位
相を規制する同期信号SY3はカメラ部から供給される
同期信号SY2である。したがって、メモリ1の読出ビ
デオ信号Aoはカメラ部の同期信号SY2に同期してお
り、したがって、カメラ部の入力ビデオ信号Ai2に同
期した信号となる。同期状態にあるこの2つのビデオ信
号AoおよびAi2は画面合成回路10において合成す
ることができる。例えば、フィールドの中央でビデオ信
号AoからAi2へ切り替えると画面では上半分がメモ
リ1、すなわち、VTR部からの画面で下半分がカメラ
部からの画面となり、切り替えを水平走査期間のなかで
行うと左右の合成となる。切り替えのパターンは任意に
定めることができる。また、切り替えではなく混合させ
ると2画面が熔は合うような合成となる。
そして、切り替えパターンや混合比率を変化させれば画
面から画面への移行に様々な効果を与えることができ、
他のVTRのダンピング編集に際してカメラ一体型VT
RのVTR部とカメラ部との画面合成を行うという従来
なかったきわめて効果的な映像表現を行うことができる
ようになる。
入力信号切替回路2が第2のビデオ信号Ai2を選択し
ている場合には、メモリ1への書込ビデオ信号Ai3は
カメラ部からの信号であり、読出制御回路7の同期位相
を規制する同期信号SY3もカメラ部からの信号である
。カメラ一体型VTRの最も基本的な使用形態は内蔵カ
メラによる撮影およびその録画である。したがって、こ
の状態はメモリ機能を利用してカメラで撮影した画面ど
うしの合成を可能とするポジションである。例えば、メ
モリlからの読出画像には、移動、縮小。
拡大などの効果を与えておき、この画像とカメラ画像と
を混合すると2重像効果が得られる。また、例えば、メ
モリ1にある画像を静止画として記憶させておき、これ
とカメラの動画像とを合成・混合させることもできる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、本出願人が提案しているビデオメモリ装置
によれば、ある程度の制約があるもののこれまで達成で
きなかった画面合成機能が可能となる。
ところで、このような構成のメモリ装置において、入力
信号切替回路2および読出同期切替回路9が切り替えら
れると、すなわち、読出制御回路7が自走状態(同期切
替回路9が端子P1の位置)から同期信号によって規制
を受ける状態(同期切替回路9が端子P2またはP3の
位置)に切り替えられると、または、一方の同期信号に
よって規制されている状態(同期切替回路9が端子P2
またはP3の位置)から他方の同期信号によって規制さ
れる状態(同期切替回路9が端子P3またはP2の位N
)に切り替えられると、さらに、同期信号SYIによっ
て規制されている状態(同期切替回路9が端子P2の位
置)において入力信号切替回路2が切り替えられると、
それぞれ読み出し側の水平および垂直同期信号の位相が
切り替えられた同期信号の位相差分だけ跳躍し、このた
め映像が一瞬乱れてメモリ1からのビデオ信号を記録し
ているVTRのサーボが同期外れ状態となり、しばらく
の間正常な記録ができないという問題点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のビデオメモリ装置は、第1および第2の入力ビ
デオ信号のいずれか一方を選択し書込ビデオ信号として
メモリ装置に書き込む書込手段と、前記メモリ装置に書
き込まれたビデオ信号を読み出す読出手段と、前記第2
の入力ビデオ信号または前記書込ビデオ信号の各同期信
号を前記書込手段および前記読出手段に選択的に供給す
る第1および第2の同期切替手段と、前記読出手段から
の垂直同期信号と前記第2の同期切替手段で選択された
垂直同期信号との位相差を検出する垂直位相差検出手段
と、前記検出した位相差を減少させるように前記読出手
段を制御する修正制御手段とを有することを特徴とする
〔作 用〕
同期切替手段によって読出手段が自走状態から同期信号
によって規制を受けるべき状態に切り替えられたとき、
または、第2の入力ビデオ信号の同期信号と書込ビデオ
信号の同期信号のうちの一方の同期信号によって規定さ
れている状態から他方の同期信号によって規定される状
態に切り替えられたとき、読み出し側の水平アドレスを
規定する水平同期信号は読み出し側垂直ブランキング期
間に自走状態または旧水平同期信号から新水平同期信号
に切り替えられる。
垂直位相差検出手段は読出手段からの垂直アドレスと新
垂直同期信号との位相差を検出し、修正制御手段は垂直
期間ごとにこの位相差を減少させるように読出手段の垂
直アドレスの歩進を読み出し側垂直ブランキング期間に
一定値づつ修正する。
また、水平位相差検出手段を有する場合には、同期信号
の状態が切り替えられたとき、読み出し側アドレスは自
走状態かつ読み出し側垂直アドレスと新垂直同期信号位
相との位相差の極性によって時間軸が圧縮または伸張さ
れ、読み出し側水平アドレスと新水平同期信号の位相差
が一定値以内になったときに新水平同期信号による読み
出し側水平アドレスの規制を開始すると共に、前記時間
軸圧縮または伸張を解除し、読み出し側垂直アドレスと
新垂直同期信号位相との位相差を検出し、垂直期間ごと
に前記位相差を減少させるように読み出し側垂直アドレ
スの歩進を読み出し側垂直ブランキング期間に一定値づ
つ修正する。
〔実施例〕
第1図は、本発明によるビデオメモリ装置の一′実施例
を示すブロック図で、第3図と同一部分には同一符号を
付して説明する。
本実施例においては、同期分離回路4および書込制御回
路5の間に設けられ同期信号SYIおよびSY2の一方
を選択して書込制御回路5に供給する書込同期切替回路
11、読出制御回路7および読出同期切替回路9からの
各垂直同期信号の間の位相差を検出する垂直位相差検出
回路12、この検出回路12で検出された位相差を減少
させるように読出制御回路7を制御する修正制御回路1
3が追加された点を除いては第3図と同様の構成を有し
ている。なお、同期切替回路2および11は連動してい
る。
このような構成において、書き込み側の切替回路2およ
び11を切り替えると、この切り替えに伴って書き込み
側の同期位相が跳躍する。このときは切り替えに先立っ
て書き込みを禁止し、書込制御回路5が新しい同期信号
に同期してから書込みを再開するようにすればよい。
これに対して読出同期切替回路9を切り替えると、それ
までの同期信号とは異なる位相状態の新同期信号によっ
て読出制御回路7が規制されるようになり、位相差分の
跳躍が発生する。この位相跳躍は水平同期位相と垂直同
期位相の双方に起こり、特に垂直同期位相の跳躍は読出
ビデオ信号を記録しているVTRのサーボを乱してしま
うという影響があった。そこで本発明では、読出同期切
替回路9を切り替えた場合には、新同期信号によって直
ちに規制するのではなく、旧同期信号による規制状態を
保持しつつ新同期信号の位相と読出制御回路7の位相と
の位相差を垂直位相差検出回路12で検出するようにす
る。検出形態は例えば位相差の極性と水平走査時間を単
位とする時間差で表す。位相差同期は必要によってフィ
ールドまたはフレーム期間とされる。フィールドメモリ
の場合は一般的にフィールド期間でよい。例えば、NT
SC方式のフィールド期間は262.5 Hであるが、
約0.5フイールドで位相差極性が反転するように表現
すると、新同期信号の垂直同期より131H後れて読出
制御回路7の垂直同期が存在する場合は、読み出し位相
を130.5 H進みとする。
この垂直位相差の検出はフィールド期間ごとに行う。
修正制御回路13は、水平同期の修正(新水平同期信号
による規制の開始)を同期信号が切り替えられたのちの
読み出し側垂直ブランキング期間に行う。このときの読
み出し出力ビデオ信号の水平同期信号の位相が最大0.
5 H跳躍するので、垂直ブランキング期間の早い時機
に水平同期信号の切り替えを行うようにすればテレビ受
像機の横方向の画面揺れを最小限にすることができる。
例えば、新同期信号の垂直位相より読出制御回路7の垂
直位相が遅れているとしよう。垂直位相差検出回路12
の出力によって修正制御回路13が位相遅れを認識する
と、読出制御回路7に対して進相指令を出力する。読出
制御回路7は進相指令によって垂直同期信号の位相をI
H単位で進める。要するに、フィールド期間内のH数を
262゜5ではなく、例えば、261.5とする。いい
替えると、垂直アドレスの歩進を飛び越しさせることで
ある。この進相修正は読出ビデオ信号に対する影響を避
けるため、読み出し側垂直ブランキング期間中に実行す
る。
また、遅相の場合は遅相指令によって垂直アドレスの歩
進をいったん停止させれば遅相修正となる。
前述のようにフィールドごとにIHづつ修正する場合、
修正に要する時間はフィールド同期の修正H数倍である
から、最大2.2秒(−16,7×131)にすぎない
。しかも修正動作中の読み出し側垂直同期周波数は通常
時に対して0.38%(−1/262.5)しか偏移し
ておらず、位相跳躍もないので読み出し側信号を他のV
TRでサーボの乱れなく記録することができる。
なお、読み出し側垂直同期信号周波数の許容偏移によっ
て複数フィールドについてIHの修正としたり、フィー
ルドごとに複数Hづつ修正したり、前述の例のようなフ
ィールド位相ではなくフレーム位相を一致させるように
することが出来ることはいうまでもない。
次に、第2図を参照して本発明の他の実施例について説
明する。
本実施例は、第1図の実施例に加えて読出制御回路7お
よび読出同期切替回路9がらの各水平同期信号間の位相
差を検出する水平位相差検出回路14を有し、また、修
正制御回路13が進相/遅相指令に加えて時間軸圧縮/
伸張指令を出力するように構成されている。
本実施例では、垂直位相修正と共に水平位相修正を実行
するようにしている。第1図の実施例では、垂直同期位
相の跳躍を防止するようにしたのでテレビ受像器の上下
方向の流れやVTRのサーボの乱れをなくすことができ
た。ところで、水平同期規制の切り替えは垂直ブランキ
ング期間に位相差に無関係に行っていたため、最大0.
5 Hの位相跳躍があり、したがって、テレビ画面が左
右方向に一瞬乱れることがあった。位相跳躍量はランダ
ムに分布しく0〜0.’5 H) 、画面の横揺れは1
フイ一ルド以内に収まるので目視で認識できるほどの画
面の乱れが切り替えのたびに必ず発生するものではない
が、メモリ出力ビデオ信号をほかのVTRに編集記録す
るときに大きな位相跳躍があるとテープ上に記録されて
しまい、作成したテープを再生するたびに同じ箇所で同
じ横揺れを生じる。本実施例ではこの横揺れを防止する
ために垂面位相差検出回路12のほかに水平位相差検出
回路14を設けたことを特徴としている。
まず、新同期信号の垂直位相と読出制御回路7の垂直位
相との位相差を垂直位相差検出回路12で検出し、例え
ば、位相差の極性と水平走査時間を単位とする時間差で
表す。この動作は第1図の実施例と同様である。
また、新同期信号の水平位相と読出制御回路7の水平位
相との位相差を水平位相差検出回路14でIHごとに検
出しておく。検出形態は、例えば位相差の極性と時間差
で表してもよいし、水平位相跳躍の許容値以内かどうか
の判断でもよい。
次に修正制御回路13について説明する。例えば、読み
出し側垂直位相が130H進んで(遅れて)いるとする
。修正制御回路13は垂直位相差の極性によって読み出
し側同期信号の時間軸を伸張(圧縮)させる。言い替え
ると読み出し側同期信号の周波数を低下(増加)させる
ような時間軸圧縮/伸張指令を出力する。この指令を受
けて、読出制御回路7において自走状態で発生している
同期信号または水平/垂直アドレスの周期は所定量偏移
させられる。時間軸偏移量を0.4%とすると水平同期
信号位相がIHシフトするのに要する時間は、(1/4
E−3=)250H1すなわち最悪でも1フイ一ルド以
内に水平同期位相差があるいは許容位相差以下になる。
時間軸偏移は読出制御回路7における同期/アドレス発
生回数の分周比を変更すればよい。例えば、クロックと
してカラーサブキャリアの4倍の周波数を使用した場合
、IHあたり910クロツクであるから分周比を910
±4とすると0.44%の偏移となる。水平同期位相差
があるいは許容位相差以下になったことを受けて修正制
御回路13は時間軸圧縮/伸張指令を停止するとともに
、新水平同期信号による位相規制を開始させる。
その後、垂直同期位相の修正動作に移る。垂直位相差検
出回路12の出力によって修正制御回路13は読出制御
回路7に対して遅相(進相)指令を出力する。遅相(進
相)指令によって読出制御回路7は垂直同期信号の位相
をIH小単位遅らせ(進め)る。要するに、1フイ一ル
ド期間内のH数を262.5でなく例えば263.5(
261,5)とする。言い替えると、垂直アドレスの歩
進を一旦停止(飛び越し)させることである。この遅相
(進相)修正は、読出ビデオ信号に対する影響を避ける
ため、読み出し側垂直ブランキング期間中に実行する。
前述の例のように、0.4%程度の時間軸偏移によって
水平位相差を修正するのに最大1フイールド(16,7
m s )を要し、さらに垂直位相の修正に要する時間
は、最大2.2秒かかるので水平位相差修正動作を含め
てもほとんど増加しない。しかも、H/V修正動作中の
読み出し側垂直同期周波数は通常時に対して、約0.4
%しか偏移しておらず、位相跳躍もないので、読み出し
側信号をほかのVTRでサーボの乱れなく記録すること
ができる。
読み出し側垂直同期信号周波数に許容される偏移量によ
って、時間軸偏移量は任意に定めることができる。また
、複数フィールドについてIHの修正としたり、フィー
ルドごとに複数Hずつ修正したり、上記の例のようなフ
ィールド位相でなくフレーム位相を一致させるようにす
ることができるのは言うまでもない。
このようにして、修正動作により読み出し側が異なる位
相の同期信号によって規制されるように機能切り替えを
行うときも連続して出力ビデオ信号を記録できるが、修
正動作中は数秒間だが機能を制限する必要がある。例え
ば、読出同期切替回路9が固定端子P3の位置にあり、
同期信号sy2が新同期信号であって入力信号切替回路
2が第1のビデオ入力Aiを選択しているときは画面合
成機能を目的としているが、水平修正動作期間中のメモ
リ出力ビデオ信号と第2のビデオ信号Ai2とは水平/
垂直同期は一致しておらず、垂直同期が一致する方向に
流れている。垂直修正動作期間中のメモリ出力ビデオ信
号と第2のビデオ信号Ai2とは水平同期位相こそ一致
しているものの、垂直同期は一致しておらず、一致する
方向に流れている。このようなときに画面合成機能を実
行させると、正常な第2のビデオ信号Ai2に左右上下
方向に移動中の第1のビデオ信号が合成されるので見ず
らい。そこで検出した位相差の絶対値が一定値を超えて
いる期間は、2系統の信号どうしの画面合成機能を禁止
するような制御信号を修正制御回路13は出力する。一
定値とは、水平同期が規制状態であって垂直位相差が零
あるいは数Hとする。数Hの位相差に収まっていれば、
(零でなくても)画面合成機能にとっては許容できる。
また、読出同期切替回路9が同期信号SY2を選択して
おり、入力信号切替回路2が第2のビデオ入力A+2で
あるとき、または同期切替回路9が同期信号SYIを選
択しており、入力信号切替回路2が第1のビデオ入力A
ilであるときはノイズ低減機能を目的としているが、
水平修正動作期間中のメモリ出力ビデオ信号と第2のビ
デオ信号Ai2とは水平/垂直同期は一致しておらず、
垂直同期が一致する方向に流れている。垂直修正動作期
間中のメモリ出力ビデオ信号と第2のビデオ信号とは水
平同期位相こそ一致しているものの、垂直同期は一致し
ておらず、一致する方向に流れている。このようなとき
に巡回型ノイズ低減機能を実行させると、左右上下方向
のずれた相関のない画素どうしで演算を実行することに
なり、ノイズ低減効果を殆ど得られないばかりか、左右
上下方向のボケを生しさせることもあった。そこで、検
出した位相差が零でない期間は、巡回型ノイズ低減機能
を禁止するような制御信号を修正制御回路13は出力す
る。
〔発明の効果〕
本発明によるビデオメモリ装置によれば、メモリ装置を
使用して2つのビデオ信号どうしの画面合成機能や1つ
のビデオ信号のノイズ低減機能が可能となるように前後
で異なる同期形態に切り替えたとき、読み出し側の垂直
同期位相と同期切替回路からの垂直同期位相との位相差
を検出する垂直位相差検出回路と、この位相差を縮小す
るように読み出し側同期位相を修正させる修正制御回路
と、書込制御回路への同期信号を切り替える書込同期切
替回路とを設け、垂直位相差検出回路の出力によって修
正制御回路が読出制御回路に対して進相または遅相指令
を出力するようにし、この指令によって読出制御回路が
垂直同期信号の位相を読み出し側垂直ブランキング期間
中にIH単位で進めるか遅らせるかするようにしたので
、メモリ、 出力ビデオ信号の同期信号位相跳躍を押え
、テレビ画面や記録VTRの乱れをなくすことが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明によるビデオメモリ装置の一実施例を
示すブロック図、 第2図は、本発明によるビデオメモリ装置の他の実施例
を示すブロック図、 第3回は、従来のビデオメモリ装置を示すブロック図で
ある。 1・・・メモリ、5・・・書込制御回路、7・・・読出
制御回路、9・・・読出同期切替回路、■1・・・書込
同期切替回路、12・・・垂直位相差検出回路、13・
・・修正制御回路、14・・・水平位相差検出回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1および第2の入力ビデオ信号のいずれか一方
    を選択し書込ビデオ信号としてメモリ装置に書き込む書
    込手段と、 前記メモリ装置に書き込まれたビデオ信号を読み出す読
    出手段と、 前記第2の入力ビデオ信号または前記書込ビデオ信号の
    各同期信号を前記書込手段および前記読出手段に選択的
    に供給する第1および第2の同期切替手段と、 前記読出手段からの垂直同期信号と前記第2の同期切替
    手段で選択された垂直同期信号との位相差を検出する垂
    直位相差検出手段と、 前記検出した位相差を減少させるように前記読出手段を
    制御する修正制御手段とを有することを特徴とするビデ
    オメモリ装置。
  2. (2)前記検出した位相差の絶対値が一定値を超えてい
    る期間は前記第1および第2の入力ビデオ信号どうしの
    画面合成を禁止する禁止信号を出力するようにしたこと
    を特徴とする請求項(1)記載のビデオメモリ装置。
  3. (3)前記検出した位相差が零でない期間は巡回型ノイ
    ズ低減機能を禁止する禁止信号を出力するようにしたこ
    とを特徴とする請求項(1)記載のビデオメモリ装置。
  4. (4)第1および第2の入力ビデオ信号のいずれか一方
    を選択し書込ビデオ信号としてメモリ装置に書き込む書
    込手段と、 前記メモリ装置に書き込まれたビデオ信号を読み出す読
    出手段と、 前記第2の入力ビデオ信号または前記書込ビデオ信号の
    各同期信号を前記書込手段および前記読出手段に選択的
    に供給する第1および第2の同期切替手段と、 前記読出手段からの垂直同期信号と前記第2の同期切替
    手段で選択された垂直同期信号との位相差を検出する垂
    直位相差検出手段と、 前記読出手段からの水平同期信号と前記第2の同期切替
    手段で選択された水平同期信号との位相差を検出する水
    平位相差検出手段と、 前記検出した水平および垂直位相差を減少させるように
    前記読出手段を制御する修正制御手段とを有することを
    特徴とするビデオメモリ装置。
  5. (5)前記検出した水平および垂直位相差の絶対値が一
    定値を超えている期間は前記第1および第2の入力ビデ
    オ信号どうしの画面合成を禁止する禁止信号を出力する
    ようにしたことを特徴とする請求項(4)記載のビデオ
    メモリ装置。
  6. (6)前記検出した水平および垂直位相差が零でない期
    間は巡回型ノイズ低減機能を禁止する禁止信号を出力す
    るようにしたことを特徴とする請求項(4)記載のビデ
    オメモリ装置。
  7. (7)前記第1および第2の入力ビデオ信号は、磁気記
    録再生装置からの信号およびビデオカメラ装置からの信
    号であると共に、前記メモリ装置から読み出したビデオ
    信号は前記磁気記録再生装置の記録信号とすることを特
    徴とする請求項(1)および(4)記載のビデオメモリ
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10173995A (ja) * 1996-12-06 1998-06-26 Nec Shizuoka Ltd ビデオ信号切り替え回路
JP2001352462A (ja) * 2000-06-08 2001-12-21 Sony Corp 画像処理装置および画像処理方法、並びに記録媒体
JP2016187079A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体装置、表示システムおよび表示方法

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