JPH01318323A - 待機式多重化システムにおける系切換え方法 - Google Patents

待機式多重化システムにおける系切換え方法

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JPH01318323A
JPH01318323A JP15103488A JP15103488A JPH01318323A JP H01318323 A JPH01318323 A JP H01318323A JP 15103488 A JP15103488 A JP 15103488A JP 15103488 A JP15103488 A JP 15103488A JP H01318323 A JPH01318323 A JP H01318323A
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JP
Japan
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switching
standby
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failure
main
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JP15103488A
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English (en)
Inventor
Norio Suzuki
鈴木 紀夫
Koichi Orihara
織原 幸一
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、待機式多重化システムにおける系切換え方
法に関するものである。
[従来技術とその欠点] 系の冗長構成法のうち、待機式は各県が並行動作するが
主系のみ出力し、従系は出力しないので、主系について
は完全な故障の検出が可能であるが、従系については完
全な故障検出が困離である。また、故障を生じた主系を
切り離して、待機していた従系に切換えるため、制御対
象システムの機能が一時的に停止される。このため、待
機式は、機能の一時停止によって影響を受けにくいシス
テムに適用される。しかし、このようなシステムにおい
ても、系切換時に、待機していた系が出力不能となって
いることは、とくに高安全性が要求されるシステムにお
いては、いかなる観点からも許されない。
ところが、従来の時機式多重化システムにおいては、第
5図に示すように、主系Aの最初の故障Feが発生した
時tになって初めて主系から従系Bに切換えられていた
。そして、主系と従系は常時通電稼動されているか否か
に係わりなく、そのMTBF(平均故障時間)はほぼ等
しいので、主系に異常を生じて系か切換えられる場合は
、それまでの間に待機系Bの例えば出力部に陰モードの
故障Fhが生じているにも拘らず、これが発見不可能な
場合かあるため、系切換え時tに、待機していた系Bに
出力不能が発生し、システムがダウンするという問題が
あった。
し解決しようとする技術課題] この発明は、上記の点に鑑み、各県の故障診断結果を入
力し、主系から故障検出信号を入力した場合は主系から
待機していた従系に切換える待機式多重化システムにお
いて、制御対象システムに支障を与えない条件の下で、
HTBFより数分の以下の周期でもって定期的に外部か
ら系の切換えを行って、切換え後の主系に異常がないか
否かを判断するとともに、異常がない場合は切換え後の
系を次の系切換え時まで主系とし、異常がある場合はそ
の旨を外部に表示しかつ、直ちに正常な系に切換えるこ
とより、待機系に陰モードとなる故障か発生している場
合はこれを早期に発見して、稼動系が正常である間に待
機系の修理を行い、稼動系か故障を生じて系切換えがさ
れたときに待機系か出力不能とならないようにすること
を目的とする。
この発明は、いわば、待機式多重化システムにおける保
全信頼度の向上を図るものである。
[課題解決手段] この発明による系切換え方法は、上記の課題を解決する
ため、 (イ)系切換え装置に、外部より、系切換えを行っても
制御対象システムの運用に支障を与えない時間を利用し
て、MTBFよりも小さな周期をもって定期的に、系切
換え指令を入力し、 (ロ)系切換えにより主系となった系より故障検出信号
を入力しない場合は、その主系の稼動を次の系切換え時
まで続行させ、 (ハ)前記故障検出信号を入力した場合はその旨を外部
に表示するとともに、直ちに正常な系に切換えること、 を特徴とする。
[この発明の実施例] 次に、この発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は待機式二重系の一般的構成を示すものであり、
第−系■及び第二系■はそれぞれ入力部Ii 、IIi
 と、処理部Ill、III)と、出力部■o 、lJ
oとからなり、各入力部Ii 、 niは同一内容の検
出情報や表示情報などのデータDiを入力し、各処理部
Ip、I[pはそれぞれ自己診断プログラムにより自系
の故障の有無を診断するとともに、入力部より入力した
情報を処理プログラムにより所定の処理をし、各出力部
Io 、[oは系切換え装置Cがらの稼動系指定信号d
、、d2に基いて、制御対象システムDに接続された共
通の出力線に処理部による処理結果であるデータDoを
制御情報として出方−5= する。
前記系切換え装置Cは、この発明による付加機能を実現
する要部であるが、その重要な機能を説明すると、 a、この系切換え装置は、主系と従系を147BFより
もはるかに小さな周期をもって定期的に切換える。系切
換えの周期は、制御対象システムの種類、運用の態様な
どに応じてそれぞれ適切に設定され、例えは、1週間又
は数週間、あるいは1月間なとて゛ある。
b、また、従来同様に、主系に故障が生じた場合は、そ
れまで従系であった待機系を主系に切換える。従って、
定期切換えの際に、切換えられた待機系が正常ならば、
そのまま次の切換え時まで主系となる。しがし、定期切
換えの際に、切換えられた待機系が故障しているならば
、再び切換えられて切換え前の正常な系が主系に戻る。
C0上記系切換えは、切換えを行っても、制御対象シス
テムに支障を与えない間に限って行われる。従って、上
記の定期切換えは、HTBFよりはるかに小さい範囲で
、支障を与えないという条件を満たす適当な時刻に行わ
れる。
系切換えが制御対象システムDに支障を与えないかどう
かは、制御対象システムの運用に依存する。従って、系
切換え装置Cは、制御対象システムDが自動的に又は手
動により出力する系切換え許可信号に基いて、系切換え
を行う。
制御対象システムDが例えば列車運行制御装置である場
合は、通常の列車運行時間中は系切換えは極力避けられ
、ダイヤ運行終了を検出した後に系切換え装置Cに系切
換え許可信号が与えられよう。列車運行時間中に系切換
えが必要な場合には、軌道回路、転てつ器、信号機等か
らの各種表示情報に基いて、安全性を確認した後に系切
換え許可信号が与えられるようにすることもできる。
次に、上記系切換え装置Cの具体的構成例を第2図及び
第3図について説明すると、第2図のInRlI[nR
はそれぞれ第一系と、第二系の処理部Ip 、Irpの
故障の有無についての自己診断結果が正常である場合に
動作する診断リレーであり、前記系切換え装置Cは、前
記診断リレーの接点Inr、IInrを挿入した2系統
の動作条件回路Ca、Cbに接続された切換えリレーC
Rを備えている。
切換えリレーCRの接点Crは、各県の診断リレーIn
R,IInRの接点■nr、1Inrとともに、前記各
県の出力部Io、■oの出力条件回路を構成している。
そして、第1系統の動作条件回路Caと第2系統の動作
条件回路cbに、この発明の目的を達成するため、外部
条件により動作される系切換えスイッチSCz 、SC
2が結合されている。
これらのスイッチは連動する接点t1.tzを有する自
己復帰型のスイッチであって、外部条件が与えられない
自然状態では、各接点tl。
t2が中立点にあり、スイッチSCIの接点tユは外部
条件により第1方向(If)に移動された場合にのみ、
リレーInHの打上接点Inrと切換えリレーORとの
間を接続して、第3動作条件回路Ccを構成する。また
、スイッチS02の接点t2は自然状態及び外部条件に
より第1方向(I[)に移動された時に、切換えリレー
CRの扛上接点Crと切換えリレーORとの間を接続し
、外部条件により第2方向(I)に移動された場合に、
切換えリレーORの扛上接点Crと切換えリレーCRと
の間を切り離す。
前記系切換えスイッチSC1,SC2は、係員により手
動操作されるものであっても良′い。
この場合は、この二重系の制御対象システムDからの系
切換え許可信号に基く切換え可能表示ランプの点灯を係
員が確認して、スイッチSC,,SC2を操作する。
また、系切換え装置Cは、系切換えスイッチsc、、s
c2を制御対象システムDからの系切換え許可信号に基
いて自動的に動作させる機能を備えることもできる。こ
の場合の外部条件による自動切換え手段ADは、第3図
に示すように、1週間あるいは1月間ごとなどの所定周
期で出力するタイマTと、このタイマの出力によりセッ
トされ、後記アンド回路&の出力によりリセットされる
記憶回路Mと、制御対象システムDからの切換え許可信
号psと記憶回路Mのセット出力によりアンド条件が満
たされて出力するアンド回路&と、このアンド回路の出
力を受けるたびに反転するフリップフロップTFFとか
らなっている。
そして、フリップフロップTFFの各出力端子に、前記
系切換えスイッチSCz 、sc2の接点t1+ t2
をそれぞれ第1方向及び第2方向に駆動するソレノイド
tI S、t2 Sに接続されている。
上記構成において、各県が正常でかつ切換えリレーCR
が落下したときは第一系■が主系となり、扛上したとき
は第二系■が主系となる。
システムリセット時は、切換えリレーCRが落下してい
ることにより、第一系から主系とされる。なお、第二系
の処理部■ρは自系の診断りレーの打上を遅らせるよう
になっている。
上記の構成により、システムリセット時に第一系が正常
である場合は、系切換えスイッチSCI 、SC2に外
部条件が入力していない状態下では、第一系が主系とな
り、第二系が従系となる。
今、第一系Iに故障が発生しなとすると、第1系統の動
作条件回路Caが閉成して切換えリレーCRが動作する
ため、第一系の出力条件回路が開放して、第一系の出力
部Ioからの出力が阻止されるとともに、第二系の出力
条件回路が閉成するので、以後第二系■が主系となる。
また、第4図にX印で示すように、第二系■に故障か発
生した場合に第一系■が正常である場合は、切換えリレ
ーCRか落下するため、第二系の出力条件回路が開放し
て、第二系からの出力が阻止されるとともに、第一系の
出力条件回路が閉成し、以後、第一系■か主系となる。
以上は、従来の待機式二重系と同一の作用である。
次に、第−系工及び第二系■がともに正常である(切換
えリレーCRは落下している)場合に、系切換えスイッ
チSC1,SC2に外部条件が与えられ、接点jl+ 
t2か第1方向(If>に移動されたとすると、スイッ
チの接点tl+t2は連動していずれも切換えリレーC
R側に接続する。従って、切換えリレーCRは第3系統
の動作条件回路Ccの閉成により動作し、第一系の出力
条件回路が開放すると同時に第二系の出力条件回路か閉
成するため、主系がそれまでの第一系Iから第二系■に
切換えられる。
切換えスイッチの接点1..12は一度動作された後、
これから外力を解除すると中立点に復帰するか、切換え
リレーCRはその扛上接点Crにより動作状態を自己保
持する。従って、外部条件か入力した場合に、第二系か
正常であ場合は、そのまま第二系が主系として稼動する
系切換えのための外部条件が入力した場合に、第二系■
が故障している場合は、第1系統の動作条件回路Ccが
閉成せず、切換えリレーCRが動作しないので、第一系
■が引き続き主系となる。
また、診断リレーエnR,IInRの接点’Jnr、I
[nrは故障表示回路を構成しているので、第二系■が
故障している場合は表示部I[dに第一系故障か表示さ
れる。
第二系■が主系として稼動中に、所定の周期により再び
外部条件が入力して、切換えスイッチの接点tl 、t
2が第2方向(I)に動作された場合は、これにより切
換えリレーCRの第2系統の動作条件回路cbが開放さ
れるので、切換えリレーCRが落下することとなり、従
って、第二系■の出力条件回路か開放するため、第一系
か正常であれば今度は第一系■が主系となる。
第一系■が故障している場合は診断リレーInHの落下
接点Inrにより表示部Idに第一系故障か表示される
。また、診断リレーInHの復旧により切換えリレーC
Rが動作されるので、正常な第二系が主系とされる。
[発明の効果] 以上のように、この発明は、制御対象システムに支障を
与えない条件の下で、HTBFより数分の一小さな周期
でもって定期的に外部から系の切換えを行って、切換え
後の主系に異常かないか否かを判断するとともに、異常
がない場合は切換え後の系を次の系切換えまで主系とし
、異常がある場合はその旨を外部に表示しかつ、直ちに
正常な系に戻すようにしたものであるから、待機系に陰
モードとなる故障か発生している場合はこれを早期に発
見して、稼動系が正常である間に待機系の修理を行うこ
とができ、従って、待機系に陰モードとなる故障か発生
している状態のときに系切換えがされたことにより待機
系が出力不能となり、システムタウンとなる事態か防止
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は待機式二重系の基本的構成を示すブロック図、
第2図はこの発明に係る系切換え装置の構成を示す回路
図、第3図は系切換え装置に外部条件による自動切換え
手段の一例を示すブロック図、第4図はこの発明による
系切換えタイミングの一例を示すタイムチャートである
。 第5図は従来の待機式二重系による欠点を説明するタイ
ムチャートである。 scl 、scl・・・系切換えスイッチ、AD・・・
外部条件による自動切換え手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 各系の故障診断結果を入力し、主系から故障検出信号を
    入力した場合は主系から待機している従系に切換える系
    切換え装置を備えた待機式多重化システムにおいて、 (イ)前記系切換え装置に、外部より、系切換えを行っ
    ても制御対象システムの運用に支障を与えない時間を利
    用して、平均故障時間よりも数分の一以下の周期をもっ
    て定期的に、系切換え指令を入力し、 (ロ)系切換えにより主系となった系より故障検出信号
    を入力しない場合は、その主系の稼動を次の系切換えま
    で続行させ、 (ハ)前記故障検出信号を入力した場合はその旨を外部
    に表示するとともに、直ちに正常な系に切換えること、 を特徴とする系切換え方法。
JP15103488A 1988-06-17 1988-06-17 待機式多重化システムにおける系切換え方法 Pending JPH01318323A (ja)

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Cited By (4)

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