JPH01315463A - ゲル形成性ボリアミド原液組成物 - Google Patents

ゲル形成性ボリアミド原液組成物

Info

Publication number
JPH01315463A
JPH01315463A JP14482088A JP14482088A JPH01315463A JP H01315463 A JPH01315463 A JP H01315463A JP 14482088 A JP14482088 A JP 14482088A JP 14482088 A JP14482088 A JP 14482088A JP H01315463 A JPH01315463 A JP H01315463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molecular weight
polyamide
gel
average molecular
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14482088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2589767B2 (ja
Inventor
Morikazu Ogasawara
小笠原 盛和
Kazuyuki Kitamura
和之 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP14482088A priority Critical patent/JP2589767B2/ja
Publication of JPH01315463A publication Critical patent/JPH01315463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2589767B2 publication Critical patent/JP2589767B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 本発明は超高分子量ポリアミドおよび溶媒とからなるゲ
ル形成性ポリアミド原液組成物に関する。 更に詳細には、10万以上の数平均分子量を有するポリ
アミドのゲル紡糸に適したゲル形成性ポリアミド原液組
成物に関する。 〈従来の技術〉 ポリアミド繊維は従来から衣料用および産業用繊維に広
く使用されている。特にトラックやバス用バイアスタイ
ヤのタイヤコードに適している。 しかし、タイヤのラジアルタイヤ化の傾向に伴って、ポ
リアミドタイヤコード原子の大きな性能向上が必要とな
って来た。 近年、ポリエチレンやポリプロピレンにおいて、破断強
度30g/d  以上、初期弾性率1000g/d以上
の極めて高強度、高弾性率の繊維が、ゲル紡糸法という
方法で得られるようになっている(例えば、特公昭60
−41922号公報)。 このポリエチレンなどのゲル紡糸法は重量平均分子量で
約100万以上の超高分子量ポリエチレンのゲル形成性
の溶液からゲル状繊維を紡糸し、この繊維を高倍率延伸
(超延伸)する方法である。 この超高分子量ポリエチレンのゲル形成性溶液は、ポリ
エチレンとデカリン、パラフィン等からなる組成物が使
用されている。 ゲル紡糸は現在ポリオレフィンやポリビニールアルコー
ルで成功しているのみで、ポリアミドでは研究例さえ報
告されていない。 ゲル紡糸の特徴は、超高分子量ポリマーが分子内および
分子間で、あまり絡まない状態で固化されているために
、延伸に際して分子の解きはぐしか容易で、そのために
高倍率の延伸が可能となり、その結果、超高分子量ポリ
マーの高配向繊維が得られる点である。 Polymer、+ 19851Vol 26 、 A
ugust (Confer−ence 1ssue)
 1394〜1400ページにおいて、重量平均分子量
160万〜350万(数平均分子量では50万以上位と
思われる)である超高分子量ナイロン6の乾式紡糸の例
が開示されている0本件においては、超高分子量ナイロ
ン6を良溶媒であるところの蟻酸単独および蟻酸と非溶
媒であるクロロホルムとの混合体に溶解している。その
後、この溶液を乾式紡糸し、得られた繊維を熱延伸して
いる。 しかし、本件においては、超高分子量ナイロン6につい
てのゲル紡糸に関して、何ら記載も示唆もされていない
。 又本件においては、蟻酸がナイロン6の溶媒として用い
られているが、活性プロトンを有する溶媒の典型である
蟻酸などの酸類はポリアミドの溶解性は高いが、ゲル紡
糸に必要な高温ではポリマーを分解させるという致命的
な欠点を有している。 ゲル紡糸においてはポリマーの分子量が高いことが大前
提であるので、ポリマー分子の分解の原因となる溶媒は
ゲル紡糸には不向きである。 特公昭60−48537号公報には、ポリ−パラフェニ
レンテレフタルアミドの重合において、パラフェニレン
ジアミンとテレフタル酸ジクロリドとの反応を、N−2
−メチルピロリドン溶媒に塩化カルシウムを加えた系の
中で行なわせたことが記載されている。 本件ではパラフェニレンテレフタルアミドは分子量が太
き(なると、溶解しなくなり析出して来る。従って、数
平均分子量が10万以上のポリパラフェニレンテレフタ
ラミドは得られていない。 また、本件においては全芳香族系以外のポリアミドと溶
媒からなる組成物については、何ら記載も示唆されてい
ない。 上記のように、ポリアミドのゲル紡糸については先行例
がないばかりか、数平均分子量10万以上のポリアミド
と非反応性、非分解性の溶媒とからなるゲル形成性の原
液組成物は全く知られていない。 く本発明が解決しようとする問題点〉 本発明者の検討の結果1、超高分子量ポリマーは溶解性
が悪く、溶解可能な溶媒も限られており且つ溶解および
紡糸にあたっては高温を要する。 そのために、ポリマーの加溶媒分解が起こりやすく、せ
っかくの超高分子量が無意味となる。 そこで、本発明の目的は、超高分子量ポリアミドに対す
る溶解性が高く溶解時および紡糸時に加溶媒分解による
分子量低下がなり1.ゲル紡糸が可能な超高分子量ポリ
アミドのゲル形成性でかつ曳糸性がすぐれる原液組成物
の提供にある。 本発明者らは鋭意研究した結果、特定の溶媒を選ぶこと
によって本発明の目的が達せられることを見出し、本発
明を完成した。 く問題点を解決するための手段〉 本発明は数平均分子量10万以上のポリアミドを活性プ
ロトンを有さない鎖状および環状のアミド化合物、ウレ
ア化合物およびイミド化合物からなる群れから選ばれる
一種または複数の化合物からなる溶媒に溶解してなるゲ
ル形成性ポリアミド原液組成物に関する。 本発明におけるポリアミドは、ポリへキサメチレンアジ
パアミド(ナイロン66)、ポリカプロアミド(ナイロ
ン6)、ポリウンデカノアミド(ナイロン11)、ポリ
へキサメチレンセバカミド(ナイロン610 ) 、ボ
テトラメチレンアジパミド(ナイロン46)、ポリへキ
サメチレンテレフタラミド(ナイロン6T)、ポリウン
デカメチレンアジパミド(ナイロン116)などのポリ
アミド叉はこれらの二種以上を組合わせて成るポリアミ
ドである。 本発明におけるポリアミドの数平均分子量はlO万以上
でなければならない。数平均分子量が10万未満では、
溶媒をいかに選んでも、ゲル化のためには、ポリマー濃
度を極めて高くする必要があり、且つ曳糸性も乏しく、
正常なゲル紡糸が行えない。数平均分子量の好ましい範
囲はlO万〜200万で、更に好ましくは、30〜20
0万である。 数平均分子量の同定は、末端アミノ基濃度およびカルボ
キシル基濃度から算出する。両末端基濃度の測定法およ
び数平均分子量の算出法は後述する。 本発明における化合物すなわち溶媒は、活性プロトンを
有さない鎖状および環状のアミド化合物、ウレア化合物
およびイミド化合物からなる群から選ばれる一種または
複数の化合物からなることが必要である。 このような化合物の中で好ましいのは、アミド化合物で
はN−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロ
リドン、1.5−ジメチル−2−ピロリジノン、N−ア
セチルピペリジン、N−アセチルモルフォリン、ウレア
化合物では、1,3−ジメチル−4,5,6(11) 
−2−ビリジノン、1.3−ジメチル−イミダゾリジノ
ン、イミド化合物ではN−メチルコハク酸イミド、N−
アセチルコハク酸イミドなどである。その中でも最も好
ましいのはN−メチル−2−ピロリドン、1.5−ジメ
チル−2−ピロリジノン、N−アセチルピペリジン、N
−アセチルモルフォリン、1.3−ジメチル−4,5,
6(Il)−2−ビリジノンおよび1.3−ジメチルイ
ミダゾリジノンである。さらに好適には、N−アセチル
ピペリジン、N−アセチルモルフォリン、N−メチル−
2−ピロリドンおよび1.3−ジメチルイミダゾリジノ
ンである。 又超高分子量ポリアミドと溶媒の非は0.1wt%から
30−t%、好ましくは0.5 wt%から15−t%
、さらに好適には0.5 wt%から9wt%である。 本発明の原液組成物の製造方法を以下に述べる。 数平均分子量lO万以上の超高分子量ポリアミドは、ま
ず公知の溶融重合法で、数平均分子量が1万〜2万で且
つ末端カルボキシル基濃度と末端アミノ基濃度との差が
一15〜+15mgeq/kgであるプレポリマーを製
造する。 両末端基濃度差がこの範囲になるようにするには、モノ
マー(ジアミンとジカルボン酸)の仕込み量比の調節や
重合条件の調節などで行なう。プレポリマーの製造時に
、次亜リン酸ソーダなどのアミド化、触媒を添加してお
く事が好ましい。 次に得られたプレポリマーを、そのポリマーの融点に近
い温度で、例えばナイロン66では200〜240°C
の温度で、固相重合する。固相重合においては、真空下
または窒素などの不活性ガス中で行う。 次に、130〜200°Cに加熱した溶媒に、得られた
超高分子量ポリマーを加え、溶解して原液組成物を調製
する。その際に、溶媒は使用前に脱水して水分率を極力
小さくしておく必要があり、溶解操作も乾燥した窒素中
で行うのが好ましい。 〈本発明の効果〉 本発明のゲル形成性原液組成物は、溶媒が超高分子量ポ
リアミドの加溶媒分解を起こさず、超高分子量が保持出
来る。本発明のゲル形成性原液組成物は、その調製に当
たっては、比較的低温溶解が可能で共存する極微量の水
分による加水分解が起こりにくい。 また本発明のゲル形成性原液組成物は、室温以上でゲル
を形成し、ゲル紡糸が可能で且つ曳糸性が高い。 〈実施例〉 次に実施例を示すが、本発明は該実施例に限定されるも
のではない。 まず、本発明に使用した数平均分子量の測定法、曳糸性
の測定法、ゲル化温度の測定法を以下に示す。 ■)v&平均分子量の同定法すなわち末端基濃度測定法 (1)機器 自動電位差滴定針 比較電極としてスリーブ型電極、内部液として30wt
%のLiCj2/メタノール溶液を使用する。 滴定溶液として1/100N塩酸を使用する。 (2)試料の調製 窒素ガス導入管およびソーダ石灰管を取り付けたセパラ
ブルフラスコ中に、窒素雰囲気下で秤量したポリアミド
約1gを、窒素を流通しながら入れる。続いて蒸留した
メタノールとCa (Oll) tを微量含む無水Ca
Cl。 から調製したCaCj2 z/メタノール溶液を100
cc加える。ウォーターバスで、窒素気流下にて攪拌し
ながら、ポリアミド溶液65℃に昇温し、5時間この状
態を保ち、ポリアミドを完溶させる。その後更に蒸留し
たメタノールを100cc加えて、被滴定溶液の調製を
終了する。 被滴定溶液調製時に用いた無水CaCl z/メタノー
ル100 ccを軽量し空試験用被滴定溶液とする。 塩酸の1/100Nエタノール溶液を窒素雰囲気下で調
製し、滴定溶液とする。 (3)滴 定 調製した被滴定溶液および空試験用被滴定溶液を調製し
た滴定溶液を用いて室温で滴定する。滴下条件は自動間
欠滴定、電極を浸漬してから滴定開始までの待ち時間を
5分とする。 第1図のような2つの滴定曲線を得た後、(1)および
(If)式に従って末端基濃度を算出する。 A:被滴定溶液中のポリアミド重量(kg)a:空試験
用被滴定溶液の第1中和点までに要した滴定溶液中の強
酸の1(■当 量) b=被滴定溶液の第1中和点までに要した滴定溶液中の
強酸の量(■当量) C:空試験用被滴定溶液の第2中和点までに要した滴定
溶液中の強酸の量(■当 量)塩基が1価の場合は第2中和点が 存在しないので c=a d:被滴定溶液の第2中和点までに要した滴定溶液中の
強酸の量(mg当量) 末端基濃度の値から(I[I)式に従って、数平均分子
量を算出する 数平均分子i1Mn= (■当量/kg) 2)曳糸性の測定法 コンデンサー、温度計、窒素ガス導入間及び攪拌機を備
えたフラスコ中に、ポリアミド、塩及び溶媒を加え窒素
気流下で加熱し、均一に溶解させた後、原液を一定温度
に保持したままガラス棒(直径的7mm)の先端を原液
表面に浸し、約2Cm/secの速さでガラス棒を引き
上げる。 この時の液柱の切断時の長さを曳糸性の基準とした。 3)ゲル化点の測定法 コンデンサー、温度計、窒素ガス導入管及び攪拌機をそ
なえたフラスコ中に、ポリアミド、塩及び溶媒を加え窒
素気流下で溶媒の沸点近傍もしくは、200″C以下で
加熱し、均一に溶解させた後、加熱ヒータを取り除き、
2〜3°C/分の速度で冷却する。その後、フラスコ内
の原液組成物が、失透を開始した温度を(目視評価)ゲ
ル化温度とした。 4)ポリマーのηrの測定法 95.5 wt%硫酸にナイロン66を溶解し、ポリマ
ー濃度1g/dffiの溶液を調製する。25°Cの恒
温槽中でオストワルド粘度計を用いて常法に従って測定
する。 実施例1 窒素ガス導入管、コンデンサーおよび攪拌機を取り付け
た500dのセパラブルフラスコ中にポリアミドとして
数平均分子量21万(ηr32)のN66ポリマーチツ
プ(平均粒径1鵬φ)15grと溶媒としてN−メチル
−2−ピロリドン285grを取り、窒素ガスを用いて
3回置換した。セパラブルフラスコをオイルバスに入れ
、窒素気流下に約2Orpmで攪拌しながら約20分間
かけて180°Cに昇温した。その状態で加熱攪拌を6
0分間続は完溶させたのち原液を得た。この原液は、約
3°(: /l* inで降温すると165°Cでゲル
化した。 また原液温度をゲル化温度+5°Cに設定し常温、常圧
、空気中でガラス棒引き抜き法によって、約120mm
の曳糸性を示した。さらに溶解直後の原液よりポリマー
を回収しηrを測定したところ28であった。 実施例2〜7 実施例1と同様に溶媒として、N−アセチルピペリンジ
ン、N−アセチルモルフォリン、1.5−ジメチル−2
−ビロリンジノン、N−メチルコハク酸イミド、1,3
−ジメチル−4,5,6(H) −2−ピリミジノン、
1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノンをそれぞれ用
いて原液を得た。結果を表1に記す。 以下余白 比較例1 実施例1と同様に溶媒としてベンジルアルコール及び蟻
酸をそれぞれ用いて原液を作成した。蟻酸の溶解温度の
み80°Cで実施した。それぞれの原液から回収したポ
リマーのηrは、ベンジルアルコール原液から回収した
ポリマーが4.3、蟻酸原液から回収したポリマーが1
4.5であった。 比較例2 実施例1と同様に、ポリアミドとして数平均分子量約8
万のN−66ポリマーチツプを用い、原液を作成した。 この原液は約3°C/l1inで降温すると160°C
ゲル化した。原液温度165°Cで常温、常圧、空気中
でガラス棒引き抜き法によって、曳糸性は5調以下を示
すにとどまった。 実施例8 実施例Iと全く同様にして得た原液を、内温180°C
に保った押し出し機に移し、直径0.5−のオリフィス
より0.3 gr/winで吐出させ30mmの空気層
を通過させた後、20℃のケロシン中に導びき凝固させ
、引き続いて酢酸エチルによりN−メチル−2−ピロリ
ドンを抽出し、80℃で減圧乾燥を行った。その後接触
式ヒーターを使用し140°Cで延伸したところ、延伸
倍率が6倍となり、糸条物の物性は次のようであった。 引張強度     10.5 gr/d初期弾性率  
  45  gr/d 伸   度       25    %
【図面の簡単な説明】
第1図は、数平均分子量の同定に用いる末端基定量滴定
曲線の読取方法説明図である。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第1図 HCl−昔 手続補正書 平成 1年 6月14日 特許庁長官  吉 1)文 毅  殴 1、事件の表示 昭和63年特許願第141820号 2、発明の名称 ゲル形成性ポリアミド原液組成物 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号4、補正の対象 全文訂正明細書 1、発明の名称 ゲル形成性ポリアミド原液組成物 2、特許請求の範囲 数平均分子量10万以上のポリアミドを活性プロトンを
有さない鎖状および環状のアミド化合物、ウレア化合物
およびイミド化合物からなる群から選ばれる一種または
複数の化合物からなる溶媒に溶解してなるゲル形成性ポ
リアミド原液組成物3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は超高分子量ポリアミドおよび溶媒とからなるゲ
ル形成性ポリアミド原液組成物に関する。 更に詳細には、10万以上の数平均分子量を有するポリ
アミドのゲル紡糸に適したゲル形成性ポリアミド原液組
成物に関する。 〈従来の技術〉 ポリアミド繊維は従来から衣料用および産業用繊維に広
く使用されている。特にトラックやバス用バイアスタイ
ヤのタイヤコードに適している。 しかし、タイヤのラジアルタイヤ化の傾向に伴って、ポ
リアミドタイヤコード原糸の大きな性能向上が必要とな
って来た。 近年、ポリエチレンやポリプロピレンにおいて、破断強
度30g/d  以上、初期弾性率1000g/d以上
の極めて高強度、高弾性率の繊維が、ゲル紡糸法という
方法で得られるようになっている(例えば、特公昭60
−47922号公報)。 このポリエチレンなどのゲル紡糸法は重量平均分子量で
約100万以上の超高分子量ポリエチレンのゲル形成性
の溶液からゲル状繊維を紡糸し、この繊維を高倍率延伸
(超延伸)する方法である。 この超高分子量ポリエチレンのゲル形成性溶液は、ポリ
エチレンとデカリン、パラフィン等からなる組成物が使
用されている。 ゲル紡糸は現在ポリオレフィンやポリビニールアルコー
ルで成功しているのみで、ポリアミドでは研究例さえ報
告されていない。 ゲル紡糸の特徴は、超高分子量ポリマーが分子内および
分子間で、あまり絡まない状態で固化されているために
、延伸に際して分子の解きはぐしか容易で、そのために
高倍率の延伸が可能となり、その結果、超高分子■ポリ
マーの高配向繊維が得られる点である。 Polymer + 1985 + Vol 26 、
 Au、gust (Confer−ence 1ss
ue) 1394〜1400ページにおいて、重量平均
分子量160万〜350万(数平均分子量では50万以
上位と思われる)である超高分子量ナイロン6の乾式紡
糸の例が開示されている。該文献においては、超高分子
量ナイロン6を良溶媒であるところの蟻酸単独および蟻
酸と非溶媒であるクロロホルムとの混合体に溶解してい
る。その後、この溶液を乾式紡糸し、得られた繊維を熱
延伸している。 しかし、該文献においては、超高分子量ナイロン6につ
いてのゲル紡糸に関して、何ら記載も示唆もされていな
い。 又該文献においては、蟻酸がナイロン6の溶媒として用
いられているが、活性プロトンを有する溶媒の典型であ
る蟻酸などの酸類はポリアミドの溶解性は高いが、ゲル
紡糸に必要な高温ではポリマーを分解させるという致命
的な欠点を有している。ゲル紡糸においてはポリマーの
分子量が高いことが大前提であるので、ポリマー分子の
分解の原因となる溶媒はゲル紡糸には不向きである。 特公昭60−48537号公報には、ポリ−パラフェニ
レンテレフタルアミドの重合において、パラフェニレン
ジアミンとテレフタル酸ジクロリドとの反応を、N−2
−メチルピロリドン溶媒に塩化カルシウムを加えた系の
中で行なわせたことが記載されている。 該公報ではパラフェニレンテレフタルアミドは分子量が
大きくなると、溶解しなくなり析出して来る。従って、
数平均分子量が10万以上のポリパラフェニレンテレフ
タラミドは得られていない。 また、該公報においては全芳香族系以外のポリアミドと
溶媒からなる組成物については、何ら記載も示唆されて
いない。 上記のように、ポリアミドのゲル紡糸については先行例
がないばかりか、数平均分子量10万以上のポリアミド
と非反応性、非分解性の溶媒とからなるゲル形成性の原
液組成物は全く知られていない。 く本発明が解決しようとする問題点〉 本発明者の検討の結果、超高分子量ポリマーは溶解性が
悪く、溶解可能な溶媒も限られており且つ溶解および紡
糸にあたっては高温を要する。そのために、ポリマーの
加溶媒分解が起こりやすく、せっかくの超高分子量が無
意味となる。 そこで、本発明の目的は、超高分子量ポリアミドに対す
る溶解性が高く溶解時および紡糸時に加溶媒分解による
分子量低下がなく、ゲル紡糸が可能な超高分子量ポリア
ミドのゲル形成性でかつ曳糸性がすぐれる原液組成物の
提供にある。 本発明者らは鋭意研究した結果、特定の溶媒を選ぶこと
によって本発明の目的が達せられることを見出し、本発
明を完成した。 く問題点を解決するための手段〉 本発明は数平均分子量lO万以上のポリアミドを活性プ
ロトンを有さない鎖状および環状のアミド化合物、ウレ
ア化合物およびイミド化合物からなる群から選ばれる一
種または複数の化合物からなる溶媒に溶解してなるゲル
形成性ポリアミド原液組成物に関する。 本発明におけるポリアミドは、ポリへキサメチレンアジ
パアミド(ナイロン66)、ポリカプロアミド(ナイロ
ン6)、ポリウンデカノアミド(ナイロン11)、ポリ
へキサメチレンセバカミド(ナイロン610 ) 、ポ
リテトラメチレンアジパミド(ナイロン46)、ポリへ
キサメチレンテレフタラミド(ナイロン6T)、ポリウ
ンデカメチレンアジパミド(ナイロン116)などのポ
リアミド叉はこれらの二種以上を組合わせて成るポリア
ミドである。 本発明におけるポリアミドの数平均分子量は10万以上
でなければならない。数平均分子量が10万未満では、
溶媒をいかに選んでも、ゲル化のためには、ポリマー濃
度を極めて高くする必要があり、且つ曳糸性も乏しく、
正常なゲル紡糸が行えない。数平均分子量の好ましい範
囲は10万〜200万で、更に好ましくは、30万〜2
00万である。 数平均分子量の同定は、末端アミノ基濃度およびカルボ
キシル基濃度から算出する。両末端基濃度の測定法およ
び数平均分子量の算出法は後述する。 本発明における化合物すなわち溶媒は、活性プロトンを
有さない鎖状および環状のアミド化合物、ウレア化合物
およびイミド化合物からなる群から選ばれる一種または
複数の化合物からなることが必要である。 このような化合物の中で好ましいのは、アミド化合物で
はN−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロ
リドン、1,5−ジメチル−2−ピロリジノン、N−ア
セチルピペリジン、N−アセチルモルフォリン、ウレア
化合物では、1.3−ジメチル−4,5,6(H) −
2−ピリミジノン、1.3−ジメチル−イミダゾリジノ
ン、イミド化合物ではN−メチルコハク酸イミド、N−
アセチルコハク酸イミドなとである。その中でも最も好
ましいのはN−メチル−2−ピロリドン、1.5−ジメ
チル−2−ピロリジノン、N−アセチルピペリジン、N
−アセチルモルフォリン、l、3−ジメチル−4,5゜
6(H)−2−ピリミジノンおよび1.3−ジメチルイ
ミダゾリジノンである。さらに好適には、N−アセチル
ピペリジン、N−アセチルモルフォリン、N−メチル−
2−ピロリドンおよび1.3−ジメチルイミダゾリジノ
ンである。 又超高分子量ポリアミドと溶媒の比は0.1wt%から
3θ%1t%、好ましくは0.5 wt%から15wt
%、さらに好適には0.5 ivt%から9wt%であ
る。 本発明の原液組成物の製造方法を以下に述べる。 数平均分子量10万以上の超高分子量ポリアミドは、ま
ず公知の溶融重合法で、数平均分子量が1万〜2万で且
つ末端カルボキシル基濃度と末端アミノ基濃度との差が
一15〜+15mgeq/kgであるプレポリマーを製
造する。 両末端基濃度差がこの範囲になるようにするには、モノ
マー(ジアミンとジカルボン酸)の仕込み量比の調節や
重合条件の調節などで行なう。プレポリマーの製造時に
、次亜リン酸ソーダなどのアミド化触媒を添加してお(
事が好ましい。 次に得られたプレポリマーを、そのポリマーの融点に近
い温度で、例えばナイロン66では200〜240 ”
Cの温度で、固相重合する。固相重合においては、真空
下または窒素などの不活性ガス中で行う。 次に、130〜200℃に加熱した溶媒に、得られた超
高分子量ポリマーを加え、溶解して原液組成物を調製す
る。その際に、溶媒は使用前に脱水して水分率を極力小
さくしておく必要があり、溶解操作も乾燥した窒素中で
行うのが好ましい。 く本発明の効果〉 本発明のゲル形成性原液組成物は、溶媒が超高分子量ポ
リアミドの加溶媒分解を起こさず、超高分子量が保持出
来る。本発明のゲル形成性原液組成物は、その調製に当
たっては、比較的低温溶解が可能で共存する極微量の水
分による加水分解が起こりにくい。 また本発明のゲル形成性原液組成物は、室温以上でゲル
を形成し、ゲル紡糸が可能で且っ曳糸性が高い。 〈実施例〉 次に実施例を示すが、本発明は該実施例に限定されるも
のではない。 まず、本発明に使用した数平均分子量の測定法、曳糸性
の測定法、ゲル化温度の測定法を以下に示す。 1)数平均分子量の同定法すなわち末端基濃度測定法 (1)機器 自動電位差滴定針 比較電極としてスリーブ型電極、内部液として30wt
%のLiCj2/メタノール溶液を使用する。 滴定溶液として1/100N塩酸を使用する。 (2)試料の調製 窒素ガス導入管およびソーダ石灰管を取り付けたセパラ
ブルフラスコ中に、窒素雰囲気下で秤量したポリアミド
約1gを、窒素を流通しながら入れる。続いて蒸留した
メタノールとCa(Off)tを微量含む無水CaC1
tから調製したCaCj2z/メタノール溶液を100
cc加える。ウォーターバスで、窒素気流下にて攪拌し
ながら、ポリアミド溶液を65°Cに昇温し、5時間こ
の状態を保ち、ポリアミドを完溶させる。その後更に蒸
留したメタノールを100cc加えて、被滴定溶液の調
製を終了する。 被滴定溶液調製時に用いた無水CaCl z/メタノー
ル100ccを計量し空試験用被滴定溶液とする。 塩酸の1/100Nエタノール溶液を窒素雰囲気下で調
製し、滴定溶液とする。 (3)滴 定 調製した被滴定溶液および空試験用被滴定溶液を調製し
た滴定溶液を用いて室温で滴定する。滴下条件は自動間
欠滴定とし、電極を浸漬してから滴定開始までの待ち時
間を5分とする。 第1図のような2つの滴定曲線を得た後、(1)および
(II)式に従って末端基濃度を算出する。 A:被滴定溶液中のポリアミド重量(kg)a:空試験
用被滴定溶液の第1中和点までに要した滴定溶液中の強
酸の量(■当 り b:被滴定溶液の第1中和点までに要した滴定溶液中の
強酸の量(■当量) C:空試験用被滴定溶液の第2中和点までに要した滴定
溶液中の強酸の量(■当 量) d:被滴定溶液の第2中和点までに要した滴定溶液中の
強酸の量(■当量) 末端基濃度の値から(I[[)弐に従って、数平均分子
量を算出する 数平均分子量Mn= 2)曳糸性の測定法 コンデンサー、温度計、窒素ガス導入管及び攪拌機を備
えたフラスコ中に、ポリアミド、塩及び溶媒を加え窒素
気流下で加熱し、均一に溶解させた後、原液を一定温度
に保持したままガラス棒(直径的7mm)の先端を原液
表面に浸し、  】約2CIIl/secの速さでガラ
ス棒を引き上げる。   □この時の液柱の切断時の長
さを曳糸性の基準と  (した。          
             83)ゲル化点の測定法 
             εコンデンサー、温度計、
窒素ガス導入管及び  ・攪拌機をそなえたフラスコ中
に、ポリアミド、   (塩及び溶媒を加え窒素気流下
で溶媒の沸点近傍もしくは、200°C以下で加熱し、
均一に溶解させた後、加熱ヒータを取り除き、2〜3°
c/   1分の速度で冷却する。その後、フラスコ内
の原  ]液組成物が、失透を開始(目視評価)した温
度を  マゲル化温度とした。 4)ポリマーのηrの測定法 95.5 wt%硫酸にナイロン66を溶解し、ポリマ
ー濃度1g/dIlの溶液を調製する。25℃の恒温槽
中でオストワルド粘度計を用いて常法に従って測定する
。 実施例1 窒素ガス導入管、コンデンサーおよび攪拌機を収り付け
た500mのセパラブルフラスコ中にポリアミドとして
数平均分子量21万(ηr32)71N66ポリマーチ
ツプ(平均粒径1IIIIllφ)15:rと溶媒とし
てN−メチル−2−ピロリドン285:rを取り、窒素
ガスを用いて3回置換した。セパラブルフラスコをオイ
ルバスに入れ、窒素気流下:こ約20rp−で攪拌しな
がら約20分間かけて180°Cに昇温した。その状態
で加熱攪拌を60シ1間続は完溶させたのち原液を得た
。この原液は、勺3°C/minで降温すると165℃
でゲル化した。 また原液温度をゲル化温度+5°Cに設定し常温、嘴圧
、空気中でガラス棒引き抜き法によって、約70mmの
曳糸性を示した。さらに溶解直後の原液よりポリマーを
回収しηrを測定したところ29であった。 実施例2〜7 実施例1と同様に溶媒として、N−アセチルピペリンジ
ン、N−アセチルモルフォリン、1.5−ジメチル−2
−ピロリジノン、N−メチルコハク酸イミド、1.3−
ジメチル−4,5,6(H) −2−ピリミジノン、1
.3−ジメチル−2−イミダゾリジノンをそれぞれ用い
て原液を得た。結果を表1に記す。 以下余白 表   1 比較例1 実施例1と同様に溶媒としてベンジルアルコール及び蟻
酸をそれぞれ用いて原液を作成した。蟻酸の溶解温度の
み80°Cで実施した。それぞれの原液から回収したポ
リマーのηrは、ベンジルアルコール原液から回収した
ポリマーが4.3、蟻酸原液から回収したポリマーが1
4.5であった。 比較例2 実施例1と同様に、ポリアミドとして数平均分子量約8
万のN−66ポリマーチツプを用い、原液を作成した。 この原液は約3°(/minで降温すると160°Cで
ゲル化した。原液温度165°Cで常温、常圧、空気中
でガラス棒引き抜き法によって、曳糸性は511II1
1以下を示すにとどまった。 実施例8 実施例1と全(同様にして得た原液を、内温180°C
に保った押し出し機に移し、直径0.5ffII11の
オリフィスより0.3 gr/minで吐出させ30m
mの空気層を通過させた後、20°Cのケロシン中に導
びき凝固させ、引き続いて酢酸エチルによりN−メチル
−2−ピロリドンを抽出し、80°Cで減圧乾燥を行っ
た。その後接触式ヒーターを使用し140°Cで延伸し
たところ、延伸倍率が6倍となり、糸条物の物性は次の
ようであった。 引張強度     10.5 gr/d初期弾性率  
  45  gr/d 伸   度       25    %
【図面の簡単な説明】
第1図は、数平均分子量の同定に用いる末端基定量滴定
曲線の読取方法説明図である。 特許出願人 旭化成工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 数平均分子量10万以上のポリアミドを活性プロトンを
    有さない鎖状および環状のアミド化合物、ウレア化合物
    およびイミド化合物からなる群から選ばれる一種または
    複数の化合物からなる溶媒に溶解してなるゲル形成性ポ
    リアミド原液組成物
JP14482088A 1988-06-14 1988-06-14 ゲル形成性ボリアミド原液組成物 Expired - Fee Related JP2589767B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14482088A JP2589767B2 (ja) 1988-06-14 1988-06-14 ゲル形成性ボリアミド原液組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14482088A JP2589767B2 (ja) 1988-06-14 1988-06-14 ゲル形成性ボリアミド原液組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01315463A true JPH01315463A (ja) 1989-12-20
JP2589767B2 JP2589767B2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=15371216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14482088A Expired - Fee Related JP2589767B2 (ja) 1988-06-14 1988-06-14 ゲル形成性ボリアミド原液組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2589767B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005049694A1 (en) * 2003-11-18 2005-06-02 Honeywell International Inc. Composite material precursors and composite materials, methods of manufacture and uses thereof
CN111771019A (zh) * 2018-02-26 2020-10-13 东丽株式会社 聚酰胺610复丝

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005049694A1 (en) * 2003-11-18 2005-06-02 Honeywell International Inc. Composite material precursors and composite materials, methods of manufacture and uses thereof
EP2272892A1 (en) * 2003-11-18 2011-01-12 Honeywell International Inc. Composite material precursors and composite materials, methods of manufacture and uses thereof
CN111771019A (zh) * 2018-02-26 2020-10-13 东丽株式会社 聚酰胺610复丝
US11807959B2 (en) 2018-02-26 2023-11-07 Toray Industries, Inc. Polyamide-610 multifilament

Also Published As

Publication number Publication date
JP2589767B2 (ja) 1997-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2191556A (en) Polyamides
Coffman et al. Polymeric amides from diamines and dibasic acids
US2071253A (en) Linear condensation polymers
RU2285761C1 (ru) Способ получения высокопрочных термостойких нитей из ароматического сополиамида с гетероциклами в цепи
CN108559077B (zh) 杂环芳纶溶液及其制备方法以及杂环芳纶成品丝的制备方法和杂环芳纶制品
JPS61252229A (ja) 芳香族系コポリアミドより成る成形体およびその製造方法
KR20160022777A (ko) 고강도 공중합 아라미드 섬유 및 그의 제조방법
JP2010163506A (ja) 芳香族コポリアミドの製造方法
JP2007154356A (ja) 湿式紡糸に適したメタ型芳香族ポリアミド重合体の製造方法
JPH01315463A (ja) ゲル形成性ボリアミド原液組成物
EP0426049B1 (en) Wholly aromatic copolyamide and shaped article thereof
JP2589768B2 (ja) ポリアミド原液組成物
JP2971335B2 (ja) メタ型芳香族ポリアミド繊維の製造方法
JPWO2007094503A1 (ja) ポリアミド
JP2763786B2 (ja) 高弾性率ポリアミド線状体及びその製造方法
JPH05194845A (ja) 全芳香族ポリアミド組成物
JPH02300236A (ja) ゲル状物及びその製法
JP2001114889A (ja) メタ型芳香族ポリアミド溶液の製造方法
JPH05194732A (ja) 芳香族コポリアミドとその製造法
EP0295017B1 (en) Aromatic polyamides
TWI738137B (zh) 具有低熔點之吸濕性聚醯胺纖維及其製造方法
JP2000502408A (ja) 電導性繊維
JPH01108257A (ja) 等方性および異方性ポリアミドアニオン溶液からの加工物品の製法
US3767609A (en) Process for the salt free manufacture of articles from linear aromatic polyamides in a lactam solvent
JPH03167221A (ja) 高重合度ナイロン66の合成法

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees