JPH01315155A - ウエハ移送装置 - Google Patents

ウエハ移送装置

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JPH01315155A
JPH01315155A JP1058494A JP5849489A JPH01315155A JP H01315155 A JPH01315155 A JP H01315155A JP 1058494 A JP1058494 A JP 1058494A JP 5849489 A JP5849489 A JP 5849489A JP H01315155 A JPH01315155 A JP H01315155A
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wafers
wafer
boat
cassette
chuck
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Takanobu Asano
浅野 貴庸
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Tokyo Electron Sagami Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はウェハ移送装置、特に開閉自在に形成された一
対の保持体を用いて多数のウェハを同時に保持移送する
ことができるウェハ移送装置に関する。
(従来の技術) 一般に、半導体素子製造装置では1石英製ボートに載置
されたウェハ群を熱処理部へ搬入+搬出することにより
多量ウェハに対する熱処理を一括して実行している。
ウェハに対するこのような熱処理を行なうには、複数枚
のウェハ群が整列収納されたウェハキャリ匡 ア用カセットからウェハ移i換礎装置を用いてウェハ群
を取出し、これをウェハボートに移し換えローディング
している。
このような作業を行なうため、上記ウェハ移導鍼装置に
は、開閉自在に構成された1対のチャックが設けられて
いる。これらの開閉チャックの相互対向面には、上記カ
セットの溝と同一ピッチで互いに平行に形成された複数
の垂直保持溝が形成されている。
ローディング作業を実行する場合について説明する。カ
セット内に整列収納された複数枚例えば25枚のウェハ
群をウェハ押上装置を用いてカセット上方の所定高さま
で持上げ、持上げられた状態のウェハ群を開閉チャック
を用いてその両側から挟持し、これを上記ウェハボート
へ搬送する。ボ−ト上には一定間隔で複数のウェハ保持
溝が形成されているため、ローディングされたウェハは
一定間隔で溝に沿って整列収納載置される。
このようなローディング作業は、カセットテーブル上に
載置された複数のカセットに対して繰返し行われる。こ
のため、複数のカセット内に収納されたウェハ群はボー
ト上に次々と移載される。
ところで、上記カセット内には、一般に3716インチ
のピッチ間隔で最大25枚のウェハが収納され、通常こ
のウェハ群はウェハ移し換え装置を用いて同じピッチ間
隔でボート上に移載される。
しかし、これらウェハに対する各種処理の内容ウェハサ
イズに応じて、ボートをカセット内の溝ピツチ間隔とは
異なるピッチ間隔、例えば6/16インチピッチ間隔や
9/16インチピッチ間隔のようにカセット内の溝ピツ
チ間隔を2倍、3倍またはそれ以上のピッチ間隔で移載
することが要求される場合がある。
このようなピッチ間隔を変更することができるウェハ移
し換え装置として、実公昭61−33443号公報に記
載されたものがある。これは、第21図に示すように、
開閉チャックの内面に、ウェハ保持用の第1の溝1aと
、ウェハが保持されない第2の溝1bと、が3/16イ
ンチのピッチ間隔で交互に平行に複数形成されている。
第20図を参照しながら、従来の開閉チャックを有する
装置を用いて、ウェハをカセットからボートへ移し換え
る手順について説明する。
第20図(A)に示すように、3/16インチのピッチ
間隔で各カセット2A、 2B、 2C内にそれぞれウ
ェハが25枚、20枚、25枚ずつ収納されている。こ
れらのカセット内ウェハを、ボート3上に6/16イン
チピッチ間隔の配列になるように移し換える場合を想定
する。なお、この場合に、検査用の固定ダミーウェハ4
が、ボート3の両端近傍に予めそれぞれ積載されている
第20図(B)に示すように、先ず、図示しないウェハ
押上げ装置を用いてカセット2Aから25枚のウェハを
上方に押上げ、押上られた25枚のウェハを開閉チャッ
ク5で挟持する。このとき、開閉チャック5には第1の
溝1a及び第2の溝1bが交互に形成されているため、
第19図(A)に示す25枚のウェハのうち奇数番のウ
ェハのみが開閉チャック5により挟持され、また第20
図(C)に戻って示すように、6/16インチピッチ間
隔で移載される(同図にて示すWAIのウェハ群)。
次に、第20図(C)に示すように、開閉チャック5を
、前回の位置から3716インチピッチ間隔だけずらせ
て、残りの偶数番のウェハを挟持する。
これが、第20図(D)に示すように、6/16インチ
ピッチ間隔でボート3上に移載される(同図にて示すW
A2のウェハ群)。
ウェハ移し換え動作を、第20図(D)〜(E)に示す
ように、各カセット2B、 2Gに対しても繰返し実行
する。そして、最終的に、第20図(F)に示すように
、複数枚のウェハを6/16インチピッチ間隔でボート
3上に配列する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のウェハ移し換え装置においては、
ウェハWがカセット2内に隙間なく3/16インチピッ
チ間隔で収納されている場合に、これとは異なるピッチ
間隔、例えば6/16インチピッチ間隔でボート3上に
ウェハWを移載することはできるが、カセット2内のウ
ェハWが所謂「中抜け」、「歯抜け」等の配列で収納さ
れている場合には、ボート3にウェハWを所望のピッチ
間隔に修正して移載することができないという不都合が
あった。
例えば、第19図(B)に示すように、カセット2内に
ウェハWが中抜け、歯抜けの状態で収納されている場合
に、従来の移し換え装置によりウェハWをボート3上に
移載すると、第18図に示すように、ボート3上でもウ
ェハが中抜け、歯抜けの配列となる。
特に、第18図に示すように、ボート3上に、部分的に
せよ中抜け、歯抜けの箇所が存在すると、その個所と所
定間隔配列のウェハに対する処理条件例えば反応ガス流
が異なったものとなってしまう。このような配列状態で
ウェハを拡散処理やCVD処理すると、各ウェハに形成
される膜にばらつきが生じて好ましくない。
この発明の目的は、カセット内に中抜け、歯抜は等のイ
レギュラーな状態でウェハが収納されている場合でも、
このカセットからボートヘウエハを所望のピッチ間隔で
移載することができるウェハ移送装置を提供することに
ある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため1本発明は、 開閉自在に形成され、相対向する内側壁面に互いに平行
に形成された複数の垂直保持溝を用い複数枚のウェハを
保持移送する一対の保持体を有するウェハ移送装置にお
いて、 前記各保持体は、互いに独立して開閉駆動される第1の
保持体部および第2の保持体部で構成されたことを特徴
とする。
(作 用) 本発明においては、前記第1の保持体部および第2の保
持体部を上下方向に隣接するよう配置し。
しかも第1の保持体部に、前記垂直保持溝とじてウェハ
を保持できる第1の溝と保持できない第2の溝とを所定
比率、所定間隔で設け、また前記第2の保持体部に、前
記垂直保持溝として第1の保持体部と少なくとも1ピッ
チ分ずらして設けられた第1の保持溝と、第2の保持溝
とを所定比率、所定間隔で設けることが好ましい。
このようにすれば、カセット内に複数枚のウェハが中抜
け、歯抜けのない状態で配列収納されている場合には、
前記第1および第2の保持体部双方を用いることにより
、カセット内と同じ間隔で複数枚のウェハをボート上に
移載することができる。
また、前記第1、第2の保持体部のいずれか一方を用い
ることにより、カセット内に収納されている複数枚のウ
ェハを、2倍、3倍などの複数倍のピッチ間隔でボート
上に移載することとができる。
また、カセット内に複数枚のウェハが中抜け、歯抜けの
状態で収納されている場合には、カセットから複数枚の
ウェハがウェハ押上装置により上方所定位置まで押上げ
られた状態で、前記第1の保持体部および第2の保持体
部を用い、ウェハを中抜け、歯抜けのない状態に並べ替
えることができる。そして、このようにして並べ替えが
終了した後、第1および第2の保持体部いずれか一方も
しくは両方を用いて、前述と同様にしてウェハを同じピ
ッチまたは2倍、3倍・・・の複数倍のピッチでボート
上に移載することができる。
このようにカセット内に中抜け、歯抜けの状態で複数枚
のウェハが収納され、従来手作業でウェハの移し替えを
行わなければならなかったような場合でも、本発明によ
れば、第1および第2の保持体部を用いることにより、
これら複数枚のウェハを中抜け、歯抜けのない状態でカ
セット内と同一または複数倍のピッチ間隔でボート上に
自動的に移載することができる。
また、本発明によれば、前記第1および第2の保持体部
を横方向に互いに隣接するよう配置し、第1の保持体部
を一枚のウェハのみを保持するよう構成し、第2の保持
体部を残りの複数枚のウェハを保持するよう構成すれば
、従来、手作業で行われてきたモニタウェハの移載も自
動的に行うことができる。
(実施例) 以下、本発明装置をソフトランデング装置にウェハを移
送する移送装置に適応した一実施例について1図面を参
照しながら説明する。
クリーンルーム内に多段横型の熱処理炉(図示せず)が
設置され、熱処理炉の各炉口前にソフトランディング装
置(図示せず)が設けられている。
ソフトランディング装置の前面側にはウェハ移し換え装
置が設置されている。縦形炉に搬送するウェハボートへ
の移し換えも可能である。
甚 第1図に示すように、ウェハ移辱換決装置は、3複数の
カセット6を載置するためのカセットステージ7と、ボ
ート8を載置するためのボートステージ9と、がほぼ同
じレベルに、かつ、直列に配設されている。これらのカ
セットステージ7及びボートステージ9の長手に沿って
移動用溝10が形成され、ホールド装置11が移動溝1
0内にX軸方向に移動可能に設けられている。なお、装
置の本体12内部には、各種の駆動機構が収納されてい
る。
移載されるべきウェハの枚数、移載ウェハのボート尋上
でのピッチ間隔、カセット内のウェハの収納状態等)が
キーボード13の操作でコンピュータに入力される。
第2図に示すように、本体12の内部底面には移動用溝
10に沿って1対のレール14a、 14bが設けられ
、これらレール14a、 14bに沿ってスライダー5
がX軸方向に走行可能に設けられている。
ポールスクリュウ16がナツト17によりスライダー5
上に回転可能に支持されている。このポールスクリュウ
16は、X軸方向に延びており、モータ(図示せず)の
駆動軸に連結されている。このモータはコンピュータに
より回転制御される。すなわち、ポールスクリュウ16
をモータにより所定の回転数だけ回転させることにより
、スライダー5をX軸方向に所定距離だけ移動させ得る
スライダ15上には、ホールド機構18と、ウェハ押上
機構19と、が隣接配置されている。両機構18゜19
は、それぞれ昇降用のエアシリンダ18a、 19aを
有している。各シリンダ18a、 19aのシリンダ室
は、それぞれ圧縮エア供給源(図示せず)に連通してい
る。なお、各エア供給源に備えられた流量制御弁の開閉
は、コンピュータ制御されている。
さらに、カセットステージ7には複数の開口19cが所
定の間隔をもって形成されている。各カセット6の底部
開口がカセットステージ7の各開口に連通ずるように、
ウェハWを収納したカセット6がカセットステージ7上
に載置されている。
この場合に、各カセット6は、ウェハ保持用の溝6aが
YZ面に平行になるような向きに載置される。
通常、半導体素子製造装置においては、1個の低発塵性
樹脂製のカセット6に収納されたウェハW群を1つの単
位(10ツト)として取扱う、この場合に、ウェハ保持
用の溝6aは3/16インチのピッチ間隔で25本が平
行に形成されており、1個のカセット6に最大25枚の
ウェハWが収納されることになる。
ウェハ押上機構19が、カセットステージ7の開口19
cの直下にそれぞれ設けられている。シリンダ19aの
ロッド19bの先端には押上部材21が取付けられてい
る。押上部材21の上面には、ウェハWのエツジカーブ
に適合するように、複数の溝が3/16インチのピッチ
間隔に形成されている。
一方、ホールド機構18のピストンロッド18bは、Z
軸方向に延び、その上端がギヤボックス(ヘッド)22
の下部に連結されている。
ギヤボックス22は、その内部に4系統の突出退入機構
(図示せず)を有している。この突出退入機構は、開閉
チャック23を動作させるためのものである。各系統の
突出退入機構の駆動軸は、それぞれY軸に沿って延びる
各1対のアーム(24a 。
24a)、 (24b、 24b)、 (24c、 2
4cl、 (24d、 24d)に連結されている。各
1対のアーム(24a、 24al、 (24b。
24b)、 (24c、 24c)、 (24d、 2
4d)の先端には、それぞれ第1のチャック部材25.
25、第2のチャック部材26.26が取付けられてい
る。第1のチャック部材25.25同士は、互いに対面
しあい、1対の第1の開閉チャックを構成している。ま
た、第2のチャック部材26.26同士も、互いに対面
しあい、1対の第2の開閉チャックを構成している6各
1対のアーム(24a、 24a)およびアームC24
b 。
24b〕は、互いに連動する駆動機構に連結されている
。この場合に、1対のアーム(24a、 24a〕がヘ
ッド27から突出するときは1対のアームC24b、 
24b)がヘッド27に退入しく第1の開閉チャック〔
25゜25〕の開動作)、1対のアーム(24a、 2
4a)がヘッド27に退入するときは1対のアーム(2
4b、 24b)がヘッドから突出する(第1の開閉チ
ャック〔25゜25〕の閉動作)。
また、各1対のアーム(24c、 24c)およびアー
ムC24d、 24d)は、上述の第1の開閉チャック
の駆動系とは別個独立の駆動系により互いに連動するよ
うに連結されている。この場合に、1対のアーム(24
c、 24c)がヘッド27から突出するときは1対の
アーム(24d、 24d)がヘッド27に退入しく第
2の開閉チャック26.26の開動作)、1対のアーム
(24c 。
24c〕がヘッド27に退入するときは1対のアーム[
24d、 24d)がヘッド27から突出する(第2の
開閉チャック26.26の閉動作)。
第3図に示すように、ボートステージ9上のボート8に
開閉チャック23からウェハWが移載されるようになっ
ている。この場合に、各ボート8は。
ウェハ保持用の溝がYZ面に平行になるような向きにボ
ートステージ9上に載置される。
第4図、第5図(A)、第5図CB)を参照しながら、
開閉チャック23について詳細に説明する。
先ず、第4図に示すように、開閉チャック23は、低発
塵性の材質例えばデルリン(商品名)製で、第1のチャ
ック部材25および第2のチャック部材26からなり、
雨音のウェハ保持面に形成された溝29a、 29b、
溝30a、 30bが直列になるように組合わせられて
いる。開閉チャック23は、待機位置においては、第1
のチャック部材25の下面25aが第2のチャック部材
26の上面26aに対面している。
第5図(a)に示すように、第1のチャック部材25の
ウェハ保持面には、第1の溝29aおよび第2の溝29
bの二種類の溝が形成されている。第1の溝29aは、
ウェハを保持できるように、その先端の横断面がR形状
に形成されている。これに対して、第2の溝29bは、
ウェハを保持できないように、その横断面が矩形に形成
されている。これら第1の溝29aおよび第2の溝29
bは、3/16インチのピッチ間隔で交互に合計25本
が形成されている。
第5図(b)に示すように、第2のチャック部材26の
ウェハ保持面にも、第1の溝30aおよび第2の溝30
bの二種類の溝が形成されている。第1の溝26aは、
ウェハを保持できるように、その先端の横断面がR形状
に形成されている。これに対して、第2の溝30bは、
ウェハを保持できないように、その横断面が矩形に形成
されている。これら第1の溝30aおよび第2の溝30
bは、3/16インチのピッチ間隔で交互に合計25本
が形成されている。
照しながら、上記ワエハ移←倭鴫装置によりカセット6
内のウェハW(3/16インチピッチ間隔)を、ボート
8上へ2倍のピッチ間隔(6/16インチピッチ間隔)
になるように移し換える場合について説明する。
(I)第6図に示すように、25枚の半導体ウェハWが
カセット6内に収納されている。ホールド機構18をカ
セットステージ7の側へ移動させて、カセット6の正面
に停止させる。このとき、第1の開閉チャック部材25
.25および第2の開閉チャック部材26.26は、共
に開いた状態である。
(11)ウェハ押上機構20のロッド20bをシリンダ
20aから突出させて、押上部材21によりカセット内
のすべてのウェハWを上方へ押上げる。次いで。
第7図に示すように、第1の開閉チャック部材25゜2
5のみを閉じる。これにより、第6図に示す奇数番(1
,3,5,7,・・・・・・、25)のウェハWが第1
の溝29aによりホールドされる。
(m)次に、ロッド20bをシリンダ20aに退入させ
ると、ウェハ押上部材21と共に偶数番(2,4゜6.
8.・・・・・・、24)のウェハWのみが下降する。
この結果、第8図に示すように、12枚のウェハWがカ
セット6内にリターンされる一方、13枚のウェハWが
第1の開閉チャック部材(25,25)でホールドされ
た状態でリフトレベル位置に残る。
(IV)次に、ホールド機構18をボートステージ9の
側へ移動させ、ボート8の正面位置で停止させる。次い
で、開閉チャック23と共にウェハWをボー1〜レベル
位置まで下降させ、第1の開閉チャック(25,25)
を開動作させてウェハWをボート8上に移載する(第3
図を参照)。
この結果、13枚のウェハWが6/16インチのピッチ
間隔でボート8上の所定領域に配列される。
すなわち、カセット6の溝の3/16インチのピッチ間
隔の2倍のピッチ間隔(6/16インチのピッチ間隔)
で、ウェハWがボート6上に配列される。
(V)次に、ホールド機構18をカセットステージ7に
リターンさせ、第9図に示すように、開閉チャック23
のセンターをカセット6のセンターから3/16インチ
だけずらした位置で停止させる。そして、ウェハ押上機
構20の部材21によりカセット内の偶数番(2,4,
6,・・・・・・、24)のウェハWをリフトさせ、こ
れらを第1の開閉チャック25゜25でボールドし、こ
れをボート28上の前回移載ウェハWの隣の領域に移載
する。
この結果、合計25枚のウェハWが6/16インチのピ
ッチ間隔でボート8上の所定領域に配列される。
なお、通常の3/16インチのピッチ間隔でウェハWを
ボート28上に移載する場合は、第1の開閉チャック2
5.25と第2の開閉チャック26.26とを同時に開
閉動作させ、奇数番のウェハWを第1の開閉チャック2
5.25でホールドすると共に、偶数番のウェハWを第
2の開閉チャック26.26でホールドする。
次に、第10図、第11図、第12図を参照しながら、
カセット6内のウェハWがいわゆる中抜け、歯抜けの状
態で収納されている場合のウェハ移し換え手順について
説明する。
(1321枚の半導体ウェハWがカセット6内に収納さ
れている。カセット内ウェハWの中抜けは、全部で4箇
所ある。
ホールド機構18をカセットステージ7の側へ移動させ
て、カセット6の正面に停止させる。このとき、第1の
開閉チャック25.25および第2の開閉チャック26
.26は、共に開いた状態である。
(n)ウェハ押上機構19のロッド19bをシリンダ1
9aから突出させて、押上部材21によりカセット内の
すべてのウェハWを上方へ押上げる0次いで、第10図
の模式図に示すように、第1の開閉チャック(25,2
5)のみを閉じ、左端2枚のウェハWをホールドする。
(III)次に、開閉チャック23とウェハ押上部材2
1とを相対移動させて、左端2枚のウェハWを3/16
インチだけ右へ詰める。この結果、第10図(b)に示
すように、13枚のウェハWが3/16インチのピッチ
間隔で並ぶ配列になる。
(IV)次いで、実質的に同様の動作を繰返すことによ
り、第1O図(c)に示すように、左端1′3枚のウェ
ハWを、更に3/16インチだけ右へ詰めて、15枚の
ウェハWを左端にて所定ピッチ間隔に配列する。
(V)次いで、第10図(D)に示すように、左端15
枚のウェハWを更に3/16インチだけ右へ詰めて、1
8枚のウェハWを左端にて所定ピッチ間隔に配列する。
(VI)次いで、左端18枚のウェハWを、更に3/1
6インチだけ右へ詰める。この結果、第1O図(E)、
第11図、第12図に示すように、21枚すべてのウェ
ハWが、中抜けのない配列状態となり、3/16インチ
の所定のピッチ間隔に配列される。
〔■〕次いで、第1の開閉チャック25.25および第
2の開閉チャック26.26を同時に閉動作させ、21
枚のウェハWをすべてホールドする。そして、これをボ
ートステージ9の側へ移動させ、ボート8の正面位置で
停止させ、開閉チャック23と共にウェハWをボートレ
ベル位置まで下降させ、第1の開閉チャック25.25
および第2の開閉チャック26、26を開動作させてウ
ェハWをボート8上に移載する(第3図を参照)。
この結果、21枚のウェハWが3/16インチのピッチ
間隔でボート8上の所定領域に配列される。
なお、上記実施例では、ウェハ押上部材21上に載置さ
れた複数のウェハWを図中左端から順次並べ直す場合に
ついて説明したが、これに限られることなく、右端から
順次ウェハWを並べ直してもよい。
なお、上記実施例において、拡散処理が終了したウェハ
Wを、ボート8からカセットヘアンローディングする作
業は、上記のローディング作業とまったく逆の手順で実
行すればよい。
なお、この第2の実施例が上記第1の実施例と共通する
部分についての説明は省略する。
この第2の実施例の開閉チャック31は、第13図に示
すように、第1のチャック部材32.32と第2のチャ
ック部材33.33とで構成されている。第1のチャッ
ク部材32.32と第2のチャック部材33゜33とは
、それぞれウェハ保持用の溝34が並列になるように配
列されている。
4本のアーム35aのうち2本が、一方の第1のチャッ
ク部材32.32を貫通して、他方の第1のチャック部
材32.32に連結されている。
また、4本のアーム35bのうち2本がが、一方の第2
のチャック部材33.33を貫通して、他方の第2のチ
ャック部材33.33に連結されている。
各対のアーム35aと、各対の35bとは、それぞれ別
個独立に突出退入動作するようになっている。
Wをカセットからボートへ移し換える場合について説明
する。
第14図に示すように1図中斜線で示した製品用のウェ
ハW以外に、検査用のモニタウェハMをボート8上に載
置しであるとする。
このとき、25枚のウェハを移送できるチャックを用い
て、第14図に示すように左端より順次モニタウェハM
、製品ウェハWを移載すると、最後の検査用モニタウェ
ハMを移載するときに、その右端に24枚分の空溝、す
なわち24枚分の空スペースが必要となる。
このような空スペースがないと、モニタウェハMを移送
したときに、チャックがボートの取手部分および固定ダ
ミーDWに衝突するという不都合がある。
この第2の実施例の特徴的事項は、ボート8の一端側に
所定の空スペースを設けることなく、このようなモニタ
ウェハMおよび製品ウェハWを共通のチャック34を用
いて移載することができる点にある。
第15図(A)に示すように、先ず、開閉チャック31
を開いておく。次いで、第15図(B)に示すように、
第2のチャック部材33.33を閉じて、モニタウェハ
Mのみをホールドし、これをボート8へ向けて移送する
第15図(C)に示すように、第1のチャック部材31
、31および第2図のチャック部材33.33の両者を
用いて、最大25枚のウェハWをホールドし、これをボ
ート8へ移送する。
従って、上記第2の実施例のチャック31によれば、ボ
ート8の右端に検査用のモニタウェハMをボート8上に
載置する場合に、第17図に示すように、第1のチャッ
ク部材32.32を開いた状態のままでモニタウェハM
をボート8上に載置することができる。
このため、従来の装置のように、ボート8の右端に24
枚分のウェハに相当する空領域を設けることなく、チャ
ック31がボート8および固定ダミーDWに衝突する事
故を回避することができる。
特に、従来、このようなボート8の右端へのモニタウェ
ハMの移載は、作業者による手作業あるいは、モニタウ
ェハ専用のチャック等を用いていたが、この第2の実施
例の装置によれば、簡単な構造でモニタウェハMおよび
製品ウェハWの移載作業を自動的に実行することができ
る。このため、ウェハの移載作業を効率よく、かつ、衝
突事故等を生じることなく行なうことが可能となる。
以上説明したように、この発明によれば、ウェハを保持
移送する1対のチャックを、互いに別個独立に開閉させ
ることができるようにしているので、例えば、カセット
内ウェハが中抜け、歯抜けの配列状態にある場合にも、
これらの配列を並べ直すことができる。
特に、この発明によれば、第1および第2の挟持体を組
合わせて、用いることにより、カセット内に収納された
複数のウェハをカセット内の収納ピッチ間隔と同じピッ
チ間隔でボート上に移載することもでき、また、カセッ
ト収納ピッチの整数倍の間隔でウェハをボート上に移載
することもできる。
更に、この発明によれば、第2の挟持体を1枚のチャッ
クのみを挟持するように形成することにより、ボート上
に検査用のモニタウェハMと製品ウェハWとを自動的に
、かつ、余分な空スペースを必要とすることなく、効率
よくウェハを移載することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ウェハを保持移
送する一対のチャックを、互いに独立して開閉駆動され
る第1のチャック部および第2のチャック部を含むよう
形成することにより、たとえばカセット等の収納治具内
に複数枚のウェハが中抜け、歯抜は等の状態で収納され
ている場合でも、これを所望のピッチ間隔で並び替え、
ボート上へ中抜け、歯抜けのない状態で移載することが
できる。
特に1本発明によれば、前記第1および第2のチャック
部を組合わせて用いることにより、カセット内に収納さ
れた複数のウェハをカセット収納ピッチと同じ間隔でボ
ート上に移載することもでき、またカセット収納ピッチ
の複数倍の間隔でウェハをボート上に移載することもで
きる。
さらに、本発明によれば、第2のチャック部を1枚のウ
ェハのみを挟持するように形成し、第1のチャックで残
りのウェハを挟持するよう形成することにより、ボート
上に検査用のモニタウェハと製品ウェハとを自動的にし
かも余分な空スペースを必要とすることなく効率よく移
載することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を、ソフトランデング装置にウェハ
を移送する移送装置に適用した一実施例を説明する外観
説明図、 第2図は第1図のカセット内に収納されているウェハを
開閉チャック部へ受は渡す動作を説明する側面説明図、 第3図は第1図の開閉チャックに挟持されたウェハをボ
ート上に載置する動作を説明する側面説明図、 第4図は第1図の開閉チャックの構成を説明するチャッ
ク部説明図、 第5図は第1図の第1および第2のチャック部材に形成
された溝を説明する拡大説明図、第6図は第1図におけ
る第1および第2のチャック部材により挟持されるウェ
ハ位置を示す説明図。 第7図乃至第9図は第1図の装置でウェハを2倍のピッ
チ間隔でボート上へ移載する場合を説明する動作説明図
、 第10図は第1図の装置においてカセット内に中抜け、
歯抜けの状態で収納されているウェハを−と開閉チャッ
クとの相対的な位置関係を説明する位置説明図、 第12図は第1図の装置において並べ替えが終了した時
点でウェハが載置された押上部材を上方からみた状態を
説明する状態説明図、 第13図は本発明装置の他の実施例を説明するチャック
部の外観説明図。 第14図はボート上に検査用のモニタウェハおよび製品
ウェハを移送する場合の問題点の説明図、第15図は第
13図の開閉チャックを用いて検査用のモニタウェハお
よび製品用ウェハを移送する場合を説明するチャック部
の説明図、 第16図および第17図は第13図に示すチャックを用
いてボート8上に製品用ウェハおよび検査用のモニタウ
ェハを移送載置する状態を説明する状態説明図、 第18図は第19図に示す状態で収納されているウェハ
がボート上に移送された状態を説明する状態説明図。 第19図はカセット内に収納されているウェハの状態を
説明する状態説明図。 第20図は従来の移送装置のウェハの移送作業を説明す
る移送説明図、 第21図は従来の移送装置のチャック部分の説明図であ
る。 22.6・・・カセット    3,8・・・ボート1
1・・・ホールド装置   12・・・本 体18・・
・ホールド機構   19・・・ウェハ押上げ機構21
・・・押上部材     23・・・開閉チャック26
・・・チャック部材   29.30・・・溝32・・
・第1のチャック部材 33・・・第2のチャック部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)開閉自在に形成され、相対向する内側壁面に互い
    に平行に形成された複数の垂直保持溝を用い複数枚のウ
    ェハを保持移送する一対の保持体を有するウェハ移送装
    置において、 前記各保持体は、互いに独立して開閉駆動される第1の
    保持体部および第2の保持体部で構成されたことを特徴
    とするウェハ移送装置。
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