JPH01314367A - マルチプロセッサシステムのメモリ制御装置 - Google Patents

マルチプロセッサシステムのメモリ制御装置

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JPH01314367A
JPH01314367A JP14578588A JP14578588A JPH01314367A JP H01314367 A JPH01314367 A JP H01314367A JP 14578588 A JP14578588 A JP 14578588A JP 14578588 A JP14578588 A JP 14578588A JP H01314367 A JPH01314367 A JP H01314367A
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memory
processor
processors
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JP14578588A
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Hidekazu Takahashi
秀和 高橋
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 この発明は、複数のプロセッサで共有ローカルメモリを
使用するマルチプロセッサシステムにおいて発生するメ
モリアクセス競合の問題を解決するメモリ制御装置に関
する。
〔従来技術〕
従来のマルチプロセッサシステムにおける共有ローカル
メモリアクセス制御装置としては1例えば特開昭58−
46458号に記載されているものがある。
第14図は上記のごとき従来装置の一例の構成図である
第14図の回路は、共有ローカルメモリ11、第1のプ
ロセッサ12−2及び第2のプロセッサ121、アドレ
ス線、データ線、リード線、ライト線およびチップセレ
クト線13−1,131、アクセス競合回避回路16、
プロセッサウェイト信号14.15から構成されている
上記の回路においては、第1のプロセッサ12−1及び
第2のプロセッサ12−2のアクセスが競合した場合に
、アクセス競合回避回路16においてどちらが先にアク
セスしたかを判断し、例えば第1のプロセッサ12−1
が先と判断した場合には、第2のプロセッサ121にウ
ェイト信号15を送って待機させ、第1のプロセッサ1
2−1のみのアクセスを実行する。
そしてアクセス終了後にウェイト信号15を解除して第
2のプロセッサ121を再起動し、そのメモリアクセス
を実行させるように構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のごとき従来の装置においては次の
ごとき問題がある。
例えば、第14図の装置におけるプロセッサ間の動作は
第15図に示すバスタイミングとなる。第15図から判
るように、第1のプロセッサ12−0と第2のプロセッ
サ12−2との間の動作が非同期の場合には1両方のプ
ロセッサからのメモリアクセスが同時になる可能性があ
り、その時には第15図のT工のようにプロセッサウェ
イト信号14および15は値が定まらず、どちらもウェ
イトしないか、或いは最悪の場合には第1のプロセッサ
12−1と第2のプロセッサ12−2との両方がウェイ
トしてしまい、再起動できない可能性がある。という問
題がある。
また、第15図のT2に示すごとく、汎用プロセッサは
、ウェイトを実行させても、実行中の命令が終了するま
では停止しない、そのため書き込み動作がほぼ同時に重
なった場合には、ウェイトが正常に行われても、アドレ
スが一致してしまったときにはメモリで2種のデータが
衝突し、メモリのデータを破壊してしまう、という問題
がある。
また、メモリアクセス待ち信号をもったプロセッサであ
っても、データ書き込み時には既にデータがバス上に存
在するため、バスにデータが出ない前にバスを切断する
必要があること、及びアクセス可能になった場合に高速
に書き込み動作を実行する必要があること等の理由によ
り、現在プロセッサの基本クロックの高速化が進んでい
る中で、メモリアクセス待ち信号をプロセッサに持たせ
るのは好ましくない、という問題がある。
また、メモリアクセスが増加すると他方のプロセッサが
ウェイトされる回数が増え、そのため各々のプロセッサ
が活動状態にある時間が減少してしまう、という問題が
ある。
なお、第1のプロセッサ12−1と第2のプロセッサ1
2−2とが同期をとれば、メモリアクセス競合がないよ
うにするためにマシンサイクル内でのメモリアクセスの
時期を競合しないように変えることが可能となるが、汎
用のマイコン間では同期をとれるようには設計されてい
ないので、実用化できない。
本発明は上記のごとき従来技術の問題を解決するために
為されたものであり、共有ローカルメモリにおけるアク
セス競合によるデータ破壊、及び個々のプロセッサの処
理能力低下を回避することのできるマルチプロセッサシ
ステムのメモリ制御装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段J 上記の課題を解決するため、本発明においては、共有ロ
ーカルメモリを1つのアドレスに対してn個のRAM 
(例えば第1図の21−1〜21−?lに相当)で構成
し、また、n個のプロセッサがアクセスするRAMを1
個とし、かつそれを順次切り換え。
各プロセッサのアクセスできるRAMをn回の切り換え
で一巡するように切り換える回路(例えば第1図のアク
セスRAM判断回路27および切換タイミング発生回路
29に相当)を備えるように構成している。
すなわち、本発明においては、n個のプロセッサの同時
アクセスを可能にするため、共有ローカルメモリの1つ
のアドレスをプロセッサと同数のn個のメモリで構成し
、プロセッサとメモリを1対1に対応させ、かつ、メモ
リ内容を他のプロセッサに伝えるため、ある間隔で各々
のプロセッサの対応するメモリを順次切り換えるように
構成している。
そしてn個のプロセッサがメモリ上の同一アドレスに対
してメモリの切換周期よりも短い周期で常時書き込み、
読み出しを実行することにより、メモリ内容を常に新し
く保つためことが出来る。
〔発明の実施例〕
第1図は、本発明の一実施例図である。
第1図において、共有ローカルメモリ21は1つのアド
レスがn個のRAM2L、〜21−1から構成されてい
る。
また、22−1〜22−1はn個のプロセッサ、27は
それらのアクセスの制御すなわち上記各プロセッサと上
記n個のRA Mとの対応切り換えを実行するアクセス
RAM判断回路、 2:L1〜231は各プロセッサ2
2−1〜221とアクセスRAM判断回路27との入出
力インタフェースを実行するIO線(ただし23−1は
切換タイミング発生回路29にも接続)、24は1つの
プロセッサ22−1の基本サイクルと関係をもったプロ
セッサ出力クロック、28はアクセスRAM判断回路2
7と各RAMとを接続する接続線、29はウェイト信号
25とメモリ切換信号26とを発生する切換タイミング
発生回路である。なお、ウェイト信号25は、上記のプ
ロセッサ22−1以外の各プロセッサ22−2〜22−
1の動作をウェイトさせる信号である。
また、第2図は、第1図の回路の動作タイムチャート図
であり、ウェイト信号25、メモリ切換信号26及び切
換周期TMC等を示す、なお、アクセスタイミング30
−□は前記のプロセッサ出力クロック24を発生してい
るプロセッサ22−1のメモリアクセスタイミングであ
り、アクセスタイミング301〜30−1はそれぞれプ
ロセッサ22−2〜22−9のメモリアクセスタイミン
グである。
以下第2図を参考として第1図の回路の作用を説明する
n個のプロセッサ2L□〜2L、のl0fi23−、〜
23−9をアクセスRAM判断回路27に接続し、また
、切換タイミング発生回路29(詳細後述)では1つの
プロセッサ22−1からプロセッサ出力クロック24を
取り込み、それをもとに周期が切換周期T’itcであ
るメモリ切換信号26を作る。また、アクセスRAM判
断回路27(詳細後述)では上記のメモリ切換(5号2
6に応じて各プロセッサと各RAMとの対応を切り換え
る。その前後にプロセッサ22−1は、第2図に示すア
クセスタイミング3o−1に示す動作を実行し、その他
の各プロセッサ22−2〜221も゛それぞれアクセス
タイミング3L、〜3o−、Iに示す動作を実行する。
なお、図示のごとく、メモリ切換信号26は周期が通常
TMCであるが、プロセッサ22−1がアクセス中であ
れば、実際の切り換えはプロセッサ22−1のアクセス
が終了してがら行う必要があるので、上記の周期TMC
は一時的に変動する。
また、ウェイト信号25は以下に示すようにして決定さ
れる。ウェイトの開始(ウェイト信号25の立ち下がり
)は、プロセッサ22−2〜22−9がメモリアクセス
中にメモリの対応を切り換えてしまうことのないように
、切換許可タイミングT1、T、の時点からプロセッサ
22−2〜22−n中の最長のマシンサイクルで1マシ
ンサイクル以上前の時点とする。
ウェイトの解除(ウェイト信号25の立ち上がり)は、
実際の切り換えが終了するまで他のプロセッサ22−2
〜22−9を動作させたくないので、切換許可タイミン
グT1、T4の時点からプロセッサ22−1の1マシン
サイクル以上後の時点とする。
また、RAMに記録されたデータが古いままでメモリの
対応を切り換えてしまうことのないように、成るアドレ
スのデータを書き込むべきプロセッサは切換周期TMC
内に書き込みを終了させる。
また、共有ローカルメモリ21の各アドレスを構成する
RAMの数をn個、プロセッサ22−0〜22−、lの
個数をn個とした場合には、前記のごときRAMのメモ
リ対応の切り換えをn回実行すると、再び元のRAMに
各プロセッサがアクセスできるようにする。すなわちn
回の切り換えでプロセッサとRAMとの対応が一巡する
ことになる。
上記組み合わせパターンは、n個のプロセッサから構成
されたマルチプロセッサシステムに最適なものを選択す
るように構成する。
次に、前記第1図の実施例における切換タイミング発生
回路29について詳細に説明する。
第3図は、前記の切換タイミング発生回路29の一実施
例図である。
第3図の回路は、前記第1図におけるプロセッサ出力ク
ロック24を入力信号とし、その信号の分周を実行する
分周回路31と、該回路によって例えば1/2〜1/2
″に分周された分周信号32と、分周信号32を入力信
号として切換パルスの所定周期を生成する論理回路33
およびその出力信号34と、該出力信号34を所定タイ
ミングだけ遅延させる遅延回路35およびその出力信号
36と、前記第1図におけるIO線23−4内のチップ
セレクト信号23Aと上記出力信号36とを入力信号と
して、メモリ対応の切り換え時に、プロセッサ22−□
のアクセスを検知し、所定の切換信号26を発生する切
換タイミング発生回路37と、前記分周信号32を入力
信号として、プロセッサ22−□〜22−9をメモリ切
り換え時に所定の時間ウェイトさせるウェイト信号25
を発生するウェイト信号パルス発生回路38から構成さ
れている。
次に、第4図は、上記第3図の回路の動作タイムチャー
トである。
また、第5図は、前記第1図の実施例における切り換え
動作のフローチャートである。
以下、上記第4.5図に基づいて切り換え時の作用を説
明する。
メモリ切り換えを所定周期で実行するために、分周回路
31を用いてプロセッサ出力クロック24を1/2〜1
72″にそれぞれ分周し、それによって生成された分周
信号32を論理回路33に与えて、第2図の切換周期T
MCに対応した周期を有する出力信号34を生成する。
ただし、上記分周回路31と上記論理回路33とにおい
て、第4図に示す遅延時間t1を生じる。
また、メモリ切り換え時に、プロセッサ22−2〜22
−1に対して、ウェイト信号パルス発生回路38で生成
したウェイト信号25を与えてウェイトさせる。
また、チップセレクト信号23Aがアクティブになった
時点から丁度アクティブ時間t、の半分になった時点で
出力信号36が立ち上るようにするため前記出力信号3
4を遅延回路35に与えて時間t2の遅延を生じさせた
出力信号36と、プロセッサ22−1のアクセス信号で
あるチップセレクト信号23Aとを入力信号として、切
換タイミング発生回路37で切換信号26を発生する。
この切換タイミング発生回路37の出力信号である切換
信号26には、2通りの出カバターンがあり、以下各々
に関して説明する。
■メモリ切り換え時にプロセッサ22−0のアクセスが
ない場合。
この場合には、出力信号36の立ち上りとともに切換信
号26も立ち上る。
■メモリ切り換え時にプロセッサ22−□のアクセスが
ある場合。
出力信号36は前記遅延回路35で遅延時間を調整して
おり、プロセッサ22−1のアクセス時には、チップセ
レクト信号23Aのアクティブ時間t、の半分経過した
時点で出力信号36が立ち上がる。そして切換信号26
は上記のアクセスが完了した時点すなわちチップセレク
ト信号23Aがノンアクティブになった時点で立ち上る
第5図は上記二つの場合の切換動作のフローチャートを
示したものである。
なお、メモリ切換動作は、プロセッサ22−8の次のマ
シンサイクルで連続してアクセスする場合があるので1
次のチップセレクト信号23Aがアクティブになるまで
の時間t4で切り換えを完了する。
次に、−前記第1図の実施例におけるアクセスRAM判
断回路27について詳細に説明する。
第6図は、アクセスRAM判断回路27の一実施例図で
あり、(A)は全体の構成図、(B)および(C)はス
イッチノードの動作説明図である。
第6図において、アクセスメモリ切換信号発生部41は
、切換信号26の立ち上りをトリガとしてシフトするn
進カウンタで構成されている。そしてn個のプロセッサ
22−1〜22−0に対応して各アドレスがn個のメモ
リから構成された共有ローカルメモリ21へのアクセス
を、同一メモリへの同時アクセスを防止し、かつ、所定
周期(切換周期Xn)毎に同一メモリにアクセスするこ
と、すなわち各メモリを所定周期ごとに順次繰り返して
アクセスするようなアクセスメモリ選択信号42を発生
する。
また、アクセスメモリ選択部43は、第6図(+3)に
示すように、制御入力端子45への制御信号値がre 
O+7のときは直接接続を行ない、第6図(C)に示す
ように、制御入力端子45への制御信号値がIt I 
Itのときは交換接続を行なう複数のスイッチノード4
4から構成され、アクセスメモリ切換信号発生部41が
発生するアクセスメモリ選択信号42を」二記の制御信
号として各スイッチノード44の制御入力端子へ与える
ように構成されている。例えば、実施例のようにn=2
”(例えばn=4)の場合には、まず、アクセスメモリ
選択信号42の2°ビツト(LSB)をの第1ステージ
SX(左端の縦1列)の各スイッチノードの制御入力端
子45に接続し、n個のプロセッサ22−1〜22−、
lから各々二つのプロセッサを選んで、それらのIO線
を第1ステージS1の各スイッチノードの入力信号線4
6に接続し、上記のアクセスメモリ選択信号42の2゜
ビットの値に応じて直接接続か交換接続かを切り換えさ
せ、更に、それら第1ステージの各スイッチノードの出
力信号線47から各々二つを選んで第2ステージsi(
縦の第2列)の各スイッチノードの入力信号線に接続し
、以下、21〜2″ビツトに対しても上記と同様な方法
でステージを祷成し。
最終ステージである第nステージの出力信号線(第1図
の接続線28−1〜28−1に相当)を共有ローカルメ
モリ21を構成するn個のRAMに接続するように構成
している。
なお、第7図は上記のアクセスメモリ選択部43の構成
図、第8図は上記実施例におけるアクセスメモリ切換信
号発生部41が発生するアクセスメモリ選択信号42の
出力信号値の一例図、第9図は上記実施例におけるアク
セスメモリ選択信号42の出力値に対応したアクセスメ
モリ選択部43におけるプロセッサとメモリとの接続状
態を示した図である。
次に、これまで説明した各回に基づいて各プロセッサ2
2−□〜22−1と各RAM2L、〜211との接続切
換動作の全体を説明する。
まず、切換タイミング発生回路29において、プロセッ
サ22−1の発生するプロセッサ出力クロック24を用
いて、切換信号26を発生するために必要なトリガ信号
(第3.4図の36)を作り出す。また、切換タイミン
グ発生口M29は、切換信号26を発生する前後にウェ
イト信号25を発生する。また、切換信号26を発生す
るタイミングは、第5図のフローチャートに示したよう
な切換タイミング発生回路29の動作の結果によって作
り出される。すなわち、切換タイミング発生回路29の
内部で作り出されるトリガ信号36が第4図に示すよう
に立ち上ると、その時点におけるプロセッサ22−□の
チップセレクト信号23Aの値をラッチする。その結果
、ラッチされたチップセレクト信号23Aがアクティブ
になっていた場合には、第5図に示したようにプロセッ
サ22−1のアクセスが完了した時点で切換信号2Gを
発生する。一方、ラッチされたチップセレクト信号23
Aがアクティブになっていない場合には、トリガ信号3
6が立ち上がった時点ですぐに切換信号26を発生する
次に、アクセスRAM判断回路27は、切換信号2Gを
トリガとして動作し、内部で切換信号26のパルスをn
進(アップ又はダウン)カウンタで記憶し、第8図に示
すようなアクセスメモリ選択信号42を作り、内部のス
イッチノード44を制御する。
すなわち、第6.7図に示すごとく、アクセスメモリ選
択部43を構成している複数のスイッチノード44は、
各ステージS工〜Snごとに、アクセスメモリ選択信号
42の値に応じて直接接続か交換接続が決定され、各々
のプロセッサ22−8〜22−1の工○線23−□〜2
3−?lを、n個のRAMから構成されている共有ロー
カルメモリ21の中の対応するRAM21−1〜21−
nにそれぞれ接続する。この接続動作は、第9図に示す
ように、切換信号26をトリガとしてアクセスメモリ切
換イ3号発生部41が発生するアクセスメモリ選択信号
42の値によって決定されるので、切換信号26が立ち
上ってから次の切換信号26の立上りまでの切換周期T
Mcの間に、各プロセッサ22−8〜22−l、と共有
ローカルメモリ21の中の各RAM2Ll〜21.とを
1対1に対応づけることができ、したがって同−RAM
にアクセスが競合することはない、また、第9図に示す
ように、アクセスメモリ選択部43は、周期的に入力さ
れるアクセスメモリ選択信号42により、その切り換え
状態が一定周期で一巡するので、一定周期ごとに一定の
プロセッサが一定のRAMにアクセスすることが出来る
ようになっている。
次に1本発明を実際の装置に応用した例を説明する。
第1θ図は1本発明の適応システムの一例図である。ま
た、第11図は第10図の部分詳細図であり、1つの送
受信器ノードを示したものである。
第10図のシステムは、並列演算処理を実行する同一ま
たはV&種の異なった複数の汎用マイコン50□〜50
1、複数の送受信器51−0〜51−N、時分割多重処
理に必要な送信権指示線52及び送信データを転送する
データ線53から構成されている。
また、第11図に示す一つの送受信器51−1は、この
送受信器に接続される汎用マイコンが4個の場合を示し
、並列演算処理を実行するための内部通信処理部54−
□〜54−4、汎用マイコン50−0〜50−9と内部
通信処理部54−8〜54−9との間の通信データの格
納部分である切換回路付きRAM対55−8〜55−4
゜内部データ線56.内部アドレス線57.送信権指示
線58、他の送受信器ノードの地域分散マイコン群との
通信を実行する外部通信処理部59、汎用マイコン50
−1〜50−、と外部通信処理部59との間の通信デー
タ格納部分である切換回路付きRAM対60゜および汎
用マイコン50−1〜50−4を動作させるために必要
なプログラムやデータを記憶したメモリ61から構成さ
れている。
第10図のシステム動作としては、1つの送受信器(例
えば5L1)に接続されているマイコン(例えば50−
1〜50−、 )間では並列演算動作を実行し、異なる
送受信器51−1〜51−Nに接続されているマイコン
50−1〜50−M間では地域分散動作を実行する。
上記の並列演算動作は、それぞれの送受信器51−1〜
51−N内での内部通信を介してマイコン間の強い結合
性をもつ基本動作からなり、また、地域分散動作は送受
信器51−□〜5LN、送信権指示線52およびデータ
l;A53を通して外部通信を行うマイコン間の弱い結
合性をもつ基本動作からなる。
まず、上記のマルチプロセッサシステムの地域分散動作
について説明する。
外部通信は、送信権指示IIjA52及びその発生信号
間隔によって形成されたタイムスロットにより決まる時
分割多重処理で実行し、データ線53を通して直列デー
タ転送を実行する。
上記の外部通信の場合において、例えば、第11図の例
で説明すると、切換回路付きRAM対60が前記第1図
の共有ローカルメモリ21(アクセスRAM判断回路を
含む)に相当し、かっnが2の場合、すなわち1つのア
ドレスを2つのRAMで構成した場合に相当する。そし
てマイコン50−1〜50−4のいずれかと通信処理部
59との間で、切換回路付きRAM対60の各2つのR
AMに前記したごときデータの授受を行なう。すなわち
、この場合にはマイコン50−1〜50−4のいづれか
と通信処理部59とが第1図のプロセッサ22−1と2
2−2に相当する。
そして切換回路付きRAM対60のうち周期性をもって
成るノードに対して成る一定間隔で送信権を与える信号
の1周期につき、マイコン50−0〜50−4と外部通
信処理部59とからアクセスするRAMを交互に反転す
ることによってデータの衝突をなくす。
上記のごとき時分割多重処理及び切換回路付きRAM対
60の制御を実行することにより、各マイコン50−1
〜50−M間で各々のマイコンの持つ情報のやり取りを
実行する。
次に、マルチプロセッサシステムの並列演算動作につい
て説明する。
1つの送受信器内における内部通信は、第11図の送信
権指示s58及びその発生信号間隔によって形成された
タイムスロットによって決まる時分割多重処理で実行し
、内部アドレス腺57を通して切換回路付きRAM対5
5−1〜55−4上のデータのアドレス指示を行ない、
また、内部データ線5Gを通して通信データを各々並列
演算データとして転送し、内部通信処理部54−0〜5
4−9で制御実行する。すなわち、この場合には、切換
回路付きRAM対55−1〜55−4が前記第1図の共
有ローカルメモリ21(アクセスRAM判断回路を含む
)に相当し、かつnが2の場合、すなわち1つのアドレ
スを2つのRAMで構成した場合に相当する。そしてマ
イコン50−1〜50−4のうちの対応するものと内部
通信処理部54−1〜54−1の対応するものとの間で
、切換回路付きRAM対55−□〜55−1の各2つの
RAMに前記したごときデータの授受を行なう。すなわ
ちマイコン50−8と内部通信処理部54−0との間で
、切換回路付きRAM対55−1の各2つのRAMに前
記したごときデータの授受を行なうものであり、この場
合にはマイコン50−1と内部通信処理部54−0とが
第1図のプロセッサ22□と221に相当し、切換回路
付きRA M対55−0が共有ローカルメモリ21に相
当することになる。同様に、マイコン50−2と内部通
信処理部54−2との間、マイコン50−3と内部通信
処理部54−1との間、マイコン50−1と内部通信処
理部54−4との間でもデータの授受を行なう。
なお、切換回路付きRAM対55−4〜55−4の取り
扱い方は、前記地域分散処理時における切換回路付きR
AM対60と同様である。
次に、データフロー型マルチプロセッサシステムに本発
明を適用する場合を説明する。
第12図は従来のデータフロー型マルチプロセッサの一
例のブロック図であり、(A)は全体の構成図、(T3
)は(A)内のプロセッサ70−□の構成図である。
従来のデータフロー型マルチプロセッサは、図示のごと
く、プロセッサ間の通信を実行する通信ネットワーク7
1と、所定の命令を実行する複数のプロセッサ70−1
〜70−3と、所定の処理を実行するためのプロセッサ
の割当てを行なうスケジューラ72と、大きなデータ構
造を蓄える構造メモリ73からなり、非常に複雑なハー
ドウェアを必要とするが、後記のごとく本発明を適用し
、第13図のフローチャートに示すごとき制御を行なえ
ば、データフロー型マルチプロセッサを容易に構成する
ことが出来る。
すなわち、比軟的高速な処理を要求されないデータフロ
ー型マルチプロセッサを構成するためには、第12図に
おいて、■通信ネットワーク71を前記第11図の内部
通信処理部54に置き換える、■プロセッサ70−1〜
70−1を第11図のマイコン50−0〜50□に置き
換える、■スケジューラ72をマイコン50−1〜50
−3のソフトで実行する、■構造メモリ73を第11図
のメモリ61に置き換える、ことにより可能となる。
以下、スケジューラ72の役割りをするマイコンの動作
を説明する。
最初にリクエスト要求動作から説明する。
送信要求が発生した1つのマイコンは、第13図(A)
に示すように、他のマイコンにリクエストを送信する。
そして他のマイコンからリクエストの返答があった場合
には、その受信したデータを使って次のリクエスト処理
動作を実行する。
次にリクエスト処理動作は、第13図(B)に示すよう
に、マイコンのいづれか1つが他のマイコンからリクエ
ストを受けとって、そのリクエストの要求に対して必要
な処理を実行し、次にリクエスト要求元に処理結果を送
信する。
上記のごときマイコンにおけるリクエスト要求とリクエ
スト処理動作とを前記のごとき本発明のメモリアクセス
制御方法で実現すれば、複数のマイコンに対して、従来
多く発生したメモリのデータ破壊をなくすこと、および
複雑なメモリアクセス管理をしないで複数のマイコン間
での通信を可能にすることが出来る。
〔発明の効果〕
以上説明したごとく、本発明によれば、n個のプロセッ
サの同時アクセスを可能にするため、共有ローカルメモ
リの1つのアドレスをプロセッサと同数のn個のメモリ
で構成し、プロセッサとメモリを1対1に対応させ、か
つ、メモリ内容を他のプロセッサに伝えるため、ある間
隔で各々のプロセッサの対応するメモリを順次切り換え
るように構成しているので、マルチプロセッサシステム
の規模拡大によって生じる共有ローカルメモリにおける
アクセス競合によるデータ破壊、及び個々のプロセッサ
の処理能力低下を回避することが出来る。という優れた
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例図、第2図は第1図の装置に
おける信号波形図、第3図は第1図の装置における切換
タイミング発生回路の一実施例図、第4図は第3図の装
置における信号波形図、第5図は第3図の装置における
切換動作のフローチャート、第6図は第1図の装置にお
けるアクセスRAM判断回路の一実施例図、第7図は第
6図の回路におけるアクセスメモリ選択部の一実施例図
、第8図は第6図の回路におけるアクセスメモリ切換信
号発生部の信号を示す図表、第9図はアクセスメモリ選
択信号とプロセッサ・メモリ対応との関係を示す図表、
第1θ図は本発明の応用例の一実施例図、第11図は第
10図の部分詳細図、第12図は従来のデータフロー型
マルチプロセッサの一例図。 第13図は本発明をデータフロー型マルチプロセッサに
適用した場合の動作を示すフローチャート、第14図は
従来装置の一例図、第15図は第14図の装置における
信号波形図である。 〈符号の説明〉 21・・:共有ローカルメモリ 21−0〜211・・・RAM 22−0〜22−9・・・プロセッサ 23−0〜23−5・・・IO線 24・・・プロセッサ出力クロック 25・・・ウェイト信号 26・・・切換信号 27・・・アクセスRAM判断回路 28−1〜28−?l・・・接続線 29・・・切換タイミング発生部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  共有ローカルメモリを使用するn個のプロセッサを用
    いたマルチプロセッサシステムにおいて、上記共有ロー
    カルメモリを1つのアドレスに対してn個のRAMで構
    成し、また、上記n個のプロセッサがアクセスするRA
    Mを1個とし、かつそれを順次切り換え、各プロセッサ
    のアクセスできるRAMをn回の切り換えで一巡するよ
    うに切り換える回路を備えたメモリ制御装置。
JP14578588A 1988-06-15 1988-06-15 マルチプロセッサシステムのメモリ制御装置 Pending JPH01314367A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7237099B2 (en) 2001-12-27 2007-06-26 Denso Corporation Multiprocessor system having a plurality of control programs stored in a continuous range of addresses of a common memory and having identification registers each corresponding to a processor and containing data used in deriving a starting address of a CPU-linked interrupt handler program to be executed by the corresponding processor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7237099B2 (en) 2001-12-27 2007-06-26 Denso Corporation Multiprocessor system having a plurality of control programs stored in a continuous range of addresses of a common memory and having identification registers each corresponding to a processor and containing data used in deriving a starting address of a CPU-linked interrupt handler program to be executed by the corresponding processor

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