JPH01314116A - 一体発泡成形装置 - Google Patents

一体発泡成形装置

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JPH01314116A
JPH01314116A JP63147341A JP14734188A JPH01314116A JP H01314116 A JPH01314116 A JP H01314116A JP 63147341 A JP63147341 A JP 63147341A JP 14734188 A JP14734188 A JP 14734188A JP H01314116 A JPH01314116 A JP H01314116A
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die plate
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die
force
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Yasumasa Nagasaka
長坂 康正
Kenji Kubota
健司 窪田
Hitoshi Unoki
卯木 仁
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、発泡性合成樹脂素材と各種インサート類と
を一体成形する一体発泡成形装置に関するものである。
従来の技術 自動車用のシートや内装部品等のように、発泡性合成樹
脂素材とインサート類とを一体に発泡成形する従来の一
体発泡成形装置としては、例えば、実開昭60−300
8号公報に示されるように、成形品の形状を賦形する型
部分と、芯材等のインサート類を予めセットした上型を
、所定の軌跡に沿って移動させる機構部分とから構成さ
れているのが一般的である。すなわち、上型を、型閉じ
位置から型開きしてインサートを取付ける位置まで、下
型と干渉させずに移動させるために、垂直に移動させる
リンク機構を上型に取付けるとともに、この上型を移動
可能に支持するフレームを下型にビン連結して回転させ
る構造になっている。
発明が解決しようとする課題 しかし、前記した従来の一体発泡成形装置の場合には、
上型を開閉させる機構部分として、リンク機構等を直接
に上型に設けているため、ti@部分と形状を賦形する
型部分とを分離することが構造上困難であった。また、
機構部分に駆動される上型を移動させることのできる範
囲が狭く、型開閉時に上型を移動できる軌跡も限定され
ていた。
したがって、成形品の形状や寸法等が変更されると、上
型を移動させる軌跡を変更させる必要が生じ、そのため
、形状や寸法等が変更される毎に、その成形品に応じた
軌跡を描いて上型が移動するように1FN4111部分
を作り直す必要があり、その結果、一体発泡成形型のコ
ストが高くつくとともに、変更の度に機構部分を作り直
すために余分な手間がかかり、リードタイムが長くなる
という不都合があった。
また第5図に示すように、インサート1を装着する上型
2を、下型3に対してヒンジ4で回転可能に取付けた従
来の一体発泡成形装置の場合には、前記インサート1の
装着時および成形後の製品の脱型時に、作業者5は腰と
腕とを伸した無理な姿勢で装着作業あるいは脱型作業を
行なっており、作業の安全衛生上の問題から改善が望ま
れていた。
さらに、下型に表皮材をセットして一体発泡成形する場
合には、従来の一体発泡成形装置のように、上型の型閉
じ方向が垂直か円弧状かのいずれかに限定されていると
、型閉じの途中で、上型あるいは上型に81したインサ
ートが表皮材に接触し、表皮材にしわを生じさせる原因
ともなっていた。
この発明は上記した技術的音頭の下になされたもので、
型閉じの軌跡を任意に設定でき、成形品の形状や寸法等
に変更があった場合に、n横部分を作り直すことなく容
易に対処できるとともに、作業者が楽な姿勢で作業を行
なうことのできる一体発泡成形装置の提供を課題として
いる。
課題を解決するための手段 上記課題を達成するための手段としてこの発明は、イン
サート成形品を装着した上型を、発泡成形素材を注入し
た下型に衝合させて一体成形する一体発泡成形装置にお
いて、前記下型に取付けたベースと、このベースに垂直
方向に昇降駆動可能−に設けられた一対の水平梁と、こ
れら両水平梁にそれぞれ水平方向へスライド駆動可能に
設けられた一対の摺動ブロックと、前記上型を下面側に
取付けるとともにその両側を前記両着動ブロックに回転
駆動可能に支持されたダイプレートとを有することを特
徴としている。
作   用 上記のように構成することにより、摺動ブロックを固定
した状態で水平梁を昇降駆動すれば、摺動ブロックにダ
イプレートを介して支持された上型は、垂直な方向に上
昇または下降する。また、前記摺動ブロックを水平方向
にスライド駆動させながら水平梁を昇降駆動することに
よりダイプレートに支持された上型は、斜め下方または
斜め上方に移動する。したがって、型閉じ時や型開き時
には、成形品の形状に応じた方向に合せて、前記水平梁
および摺動ブロックをそれぞれ駆動して、所定の軌跡を
描いて上型が斜め下方または斜め上方へ移動するように
設定する。
また、インサート類の装着時には、水平梁を上昇させか
つ摺動ブロックを作業者の手元近くまで移動させるとと
もに、ダイプレートを手前側に所定角度回転させて、上
型の型面を作業者方向に向けて装着作業を行なう。
実施例 以下、この発明の一実施例をfj141図と第2図およ
び第3図を参照して説明する。
一体発泡成形装置11は、水平なベース部12aの両側
に垂直な側壁12b、12bを備えたベース枠12と、
下端を前記ベース部12aに、上端を前記側壁12bの
上部にそれぞれ固定して各側壁12bの内側に沿うとと
もに、互いに離隔させて2本ずつ垂直に設けられた昇降
ガイドレール13とを備えている。また、両側の前記昇
降ガイドレール13.13には、水平梁14がその両端
側を摺動可能に係合させ、垂直方向にガイドされて昇降
可能に配設されており、両水平梁14,14は、それぞ
れのほぼ中央に垂直に設けられたポール雌ねじ15に、
前記ベース部12aと側壁12bの上部とに上下の端部
をそれぞれ回動可能に軸受けされて垂直に設けられたポ
ールねじ軸16゜16が螺合するとともに、このボール
ねじ軸16゜16は、前記各側型12bの上部に固設さ
れた正逆回転可能な昇降サーボモータ17の回転軸に運
結されている。さらに、各水平梁14の上部両側には、
先端にカウンターバランサ18をそれぞれ取付けたチェ
ーン18a、18aの各基端が接続されており、各カウ
ンターバランサ18は、各側壁12bの上端にそれぞれ
回転自在に設けられたスプロケット19.19に前記各
チェーン18aを巻き掛けて、各側壁12bの外側に昇
降可能に吊り下げられている。
そして、前記昇降サーボモータ17.17をそれぞれ正
回転方向に作動させるとボールねじ軸16.16が回転
し、両水平梁14.14が駆動されて上昇し、また逆回
転方向に作動させると両水平梁14.14が駆動されて
下降するようになっている。
また、前記水平114.14の互いに対向する面には、
摺動ブロック20.20が各水平梁14のガイド溝14
aに係合し、このガイド溝148にガイドされて水平方
向へスライド可能に取付けられている。また各摺動ブロ
ック20には、ボール酸ねじ21が水平に設けられてお
り、このボール酸ねじ21には、各水平梁14の両端に
回動可能に軸受けされて水平に設けられたボールねじ軸
22が螺合するとともに、各ボールねじ軸22の一端は
、水平梁14の一端側に固設された正逆回転可能な水平
移動サーボモータ23の回転軸に連結されている。
そして、前記水平移動サーボモータ23.23をそれぞ
れ正回転方向に作動させると、ボールねじ軸22.22
が回転し、両摺動ブロック20゜20が駆動されて前進
(第3図において上方へ移動)し、また逆回転方向に作
動させると両摺動ブロック20.20が後退するように
なっている。
さらに、前記両摺動ブロック20.20には、一対のウ
オームホイール24.24が、それぞれの回転軸を水平
にして回動可能にかつ互いに対向するように設けられて
おり、各ウオームホイール24には、各摺動ブロック2
0に端部を回動自在に軸受けして水平に設けられたウオ
ーム25が噛合し、さらに、各ウオーム25の一端には
、各摺動ブロック20に固設した正逆回転可能な回動サ
ーボモータ26の回転軸が連結されている。また、対向
配置された前記両ウオームホイール24,24の互いに
対向する側面には、ダイプレート27が、その両側部を
下面側の上型取付は面27aがウオームホイール24.
24の回転中心11Lから所定IGだけオフセットした
状態でそれぞれボルト止めして取付けられている。さら
に、ダイプレート27の前記上型取付は面27aには、
上型28が周縁部を複数のダイクランパ29によってク
ランプされて着脱可能に取付けられている。また前記上
型28の下方の前記ベース部12a上には、下型30が
周縁部を複数のダイクランパ31にクランプされて前記
上型28と対応する位置に着脱可能に固定されている。
そして、前記昇降サーボモータ17.17によりボール
ねじ軸16.16を作動させて、水平梁14.14およ
び活動ブロック20.20と共にダイプレート27を上
昇させた状態で、前記各回動サーボモータ26を作動さ
せることにより、ダイプレート27が各ウオーム25お
よびウオームホイール24を介して駆動され、回動する
ようになっている。
また、前記両昇降サーボモータ17.17は、単一のス
イッチを操作することにより同時にON・OFFされる
とともに、図示しないエンコーダからの位置信号を図示
しないコントローラで制御して、フィードバック補正に
よって常に両水平梁14.14の位置が等しくなるよう
にしているので、ダイプレート27は水平状態を保った
まま昇降する。また、前記両水平移動サーボモータ23
゜23および両回動サーボモータ26.26も同様に、
それぞれ単一のスイッチで同時に0N−OFF操作され
るようになっている。また、前記下型30に対する上型
28の型閉じ方向および型開き方向が、垂直に対して傾
いた方向となる場合には、その傾きに応じて前記両昇降
サーボモータ17と一両水平移動サーボモータ23とを
適切な回転比率で同時に作動させ、前記上型28が垂直
に対して傾いた所定の軌跡を描いて移動して、型閉じ動
作あるいは型開き動作を行なうようにコントローラ(図
示せず)によって制御される。そして、成形を行なう際
には、上型28と下型30の大きさおよび形状や、イン
サートXの装着あるいは成形品の脱型等の手作業を行な
う作業位置の条件に合せ、前記上型28の移動距離と移
動速度および回転角度に応じて前記昇降サーボモータ1
7.17、水平移動サーボモータ23.23および回動
サーボモータ26.26の各制御プログラムを作成し、
予めコントローラにインプットしておく。
また、前記カウンターバランサ18.18は、ダイプレ
ート27に上型28を取付けた状態で釣合うようになっ
ており、昇降サーボモータ17゜17によるダイプレー
ト27の昇降に要する駆動力を軽減するようになってい
る。また前記ダイプレート27は上型取付は面27aを
回転中心線りから所定IGだけオフセットさせて、上型
28を取付けた状態における重心が前記回転中心線り上
となるようにして、回動サーボモータ26.26による
ダイプレート27の回動に要する駆動力を軽減するよう
になっている。
なお、第2図中の参照符号32.32は、ウオームホイ
ール24に形成された、ダイプレート27の取付は用ボ
ルト孔である。また第1図は、上型28と下型30との
間に形成されるキャビティ内に、上型28側のインサー
トXと、下型30側の表皮材Yと、この両者間の発泡樹
111f層2とが一体発泡成形された状態を示している
次に、上記のように構成されるこの実施例の一体発泡成
形装置11の作用を説明する。
一体発泡成形装置11への前記上型28および下型30
の取付けは、先ず、昇降サーボモータ1  −7.17
を作動させてボールねじ軸16.16を介して水平梁1
4.14を上昇させるとともに、水平移動サーボモータ
23.23を作動させて各ボールねじ軸22を介して摺
動ブロック20.20を水平移動させてダイプレート2
7を所定の位置に移動させた後、互いに衝合させた上型
28と下型30とを、前記ダイプレート27とベース部
12a間に搬入して所定の位置に位置決めする。
次に、水平移動サーボモータ23.23を作動させて、
ダイプレート27を中央の所定の位置まで後退させた後
、前記昇降サーボモータ17.17を逆回転方向に作動
させてダイプレート27を下降させると、ダイプレート
27に設けられた複数のダイクランパ29が上型28の
周縁部とそれぞれ係合して上型28がダイプレート27
の下面に固定されるとともに、下型30の周縁部に複数
のダイクランパ31がそれぞれ係合して、この下型30
がベース部12a上に固定されて、上型28および下型
30の取付けが完了する。
また、上型28および下型30の取外しは、前記ダイプ
レート27を下降させて上型28が下型30上に重ねら
れた状態で、先ず、上型28を固定している各ダイクラ
ンパ29のクランプを解除し、次に、昇降サーボモータ
17.17を作動させて各水平梁14と各唐動ブロック
20と共にダイプレート27を上昇させ、次に下型30
を固定している各ダイクランパ31のクランプを解除し
た後、下型30および上型2Bをベース部12aとダイ
プレート27との間から搬出して取外しが完了する。
また第4図は、本実施例の@置を用いて行なった場合の
一体発泡成形の各工程を順に示すもので、以下、各工程
を第4図(イ)〜(へ)に基づいて説明する。なお、上
型28の型閉じ方向は、垂直に対して角度θだけ傾いて
いるものとする。
先ず、両昇降サーボモータ17を作動させてダイプレー
ト27を所定の高さまで上昇させた後、両回動サーボモ
ータ26によりダイプレート27を90度回転させて垂
直な姿勢にし、さらに両水平移動サーボモータ23を作
動させてダイプレート27およびその下面に取付けられ
た上型28を下型30の上方が空間となる位置まで水平
移動させる。そして、表皮材Yを下型30に密着するよ
うに装着した後、前記両水平移動サーボモータ23によ
りダイプレート27および上型28を作業者Hの前面に
移動させる。これに呼応して発泡樹脂材Wの注入ヘッド
Vが前記下型30の上方へ移動し、表皮材Yが装着され
た前記下型30内への発泡樹脂材Wの注入が行なわれる
。この発泡樹脂材Wの注入が行なわれている間に、作業
@Hは芯材等のインサートXを上型28の所定の位置に
装着する。このとき、上型28が作業者Hの前面の接近
した位置にあるため、楽な作業姿勢でインサートXを上
型28に装着することができる(第4図(イ)を参照)
作業者HによるインサートXの装着が終了するとともに
所定量の発泡樹脂材Wの注入が終了し、前記注入ヘッド
■が下型30の上方から待機位置へ退くと、前記両水平
移動サーボモータ23が作動し、ダイプレート27を矢
印六方向に駆動して下型30の上方まで移動させる。こ
のとき、水平移動する前記ダイプレート27は、その下
面に取付けられた上型28の型閉じ方向上方の位置(こ
の場合は、第4図(ロ)において下型30の真上より若
干左側にずれた位置)まで移動した後、前記回動サーボ
モータ26が作動して垂直な姿勢のダイプレート27を
矢印B方向に90度回転して水平な姿勢に戻す(第4図
(ロ)を参照)。
前記ダイプレート27が、下型30の上方の所定の位置
において水平に戻ると、前記両稈降サーボモータ17.
17が作動してダイプレート27を下降させる同時に、
両水平移動サーボモータ23.23を、前記両屏降サー
ボモータ17.17の回転に対して一定の回転比率で作
動させて、ダイプレート27を移動させる。その結果、
前記ダイプレート27は、垂直に対して角度θだけ傾い
た軌跡を描いて下降し、その下面に取付けられた前記上
型28は、垂直に対して角度θだけ傾いた所定の型閉じ
方向(矢印C方向)から接近して下型30に衝合する(
第4図(ハ)を参照)。
そして、上型28と下型30とが照合すると、加熱等に
より型内の発泡樹脂材Wが発泡して型内に充満し、イン
サートXと表皮材Yとの間に発泡樹脂層2が形成されて
、インサートxと表皮材Yと発泡樹脂層Zが一体成形さ
れる(第4図(ニ)を参照)。
発泡樹脂層2が架橋されて一体発泡成形が完了すると、
前記両袢降サーボモータ17.17と共に水平移動サー
ボモータ23.23がそれぞれ作動じて、上型28は、
垂直に対して角度θだけ傾いた型開き方向(矢印り方向
)に斜め上方へ移動して型開きし、所定の高さまで上昇
する(第4図(ホ)を参照)。このとき、成形された一
体発泡成形品は、上型28側に付着して下型30から脱
型される。
上型28を取付けたダイプレート27が所定の高さまで
上昇すると、次に水平移動サーボモータ23.23のみ
が作動し、このダイプレート27が矢印E方向に水平に
駆動されて作業者Hの手元近くまで移動した後、回動サ
ーボモータ26.26が作動してダイプレート27を矢
印F方向に90度回動させ、上型28に付着して脱型さ
れた一体発泡成形品を作業者Hの前面まで移動させる。
したがって、作業者Hは、前方の接近した位置にある一
体発泡成形品を、楽な作業姿勢で上型28から取外すこ
とができる(第4図(へ)を参照)。
なお、この実施例においては、型閉じ時および型開き時
に、上型28が垂直に対して角度θだけ傾いた直線の軌
跡で移動する場合について説明したが、他に上型を垂直
な軌跡で移動させる場合は勿論、曲線の軌跡あるいは屈
曲した軌跡等の複雑な移動をさせる必要がある場合にも
適用することができる。
発明の詳細 な説明したようにこの発明の一体発泡成形装置は、下型
に取付けたベースと、このベースに垂直方向に昇降駆動
可能に設けられた一対の水平梁と、これら両水平梁にそ
れぞれ水平方向へスライド駆動可能に設けられた一対の
摺動ブロックと、上型を下面側に取付けるとともにその
両側を前記両摺動ブロックに回転駆動可能に支持された
ダイプレートとを有する構成とし、型の開閉時における
上型の移動軌跡を任意に設定できるようにしたので、成
形品の形状、寸法の変更に対して、は横部分の改造や変
更を必要とせず、賦形する型部分の交換のみで対処でき
るため、型費用を大幅に削減でき、製品のコストダウン
が図れるとともに、インサート一体発泡成形型製作のリ
ードタイムを大幅に短縮することができる。
また、上型の移動軌跡を任意に設定できるので、上型を
ヒンジで回動可能に設けるか、上型を垂直方向のみに胃
降可能に設けた従来の一体発泡成形装置の場合のように
、上型等が型閉じ途中で表皮材と接触してしわを生じさ
せたり、型開き時に成形品が脱型しにくい等の不都合の
発生を防止することができる。さらに、上型を作業者に
接近した位置に移動できるので、インサート成形品のセ
ットや成形品の取外し作業を楽な作業姿勢で行なうこと
ができ、自動車のインスツルメントパネルの大型化に伴
って大型化した一体発泡成形品の脱型も容易に行うこと
ができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の一体発泡成形装置の一
実施例を示すもので、第1図は断面正面図、第2図は型
およびダイプレートを外した状態を示す斜視図、第3図
は第1図の一部省略平面図、第4図は各成形工程を順に
示す説明図、第5図は従来の一体発泡成形装置の一例を
示す概略説明図である。 11・・・一体発泡成形装置、 12a・・・ベース部
、13・・・昇降ガイドレール、 14・・・水平梁、
 14a・・・ガイド溝、 15・・・ボール雌ねじ、
 16・・・ボールねじ軸、 17・・・昇降サーボモ
ータ、18・・・カウンターバランサ、 2o・・・摺
動ブロック、 21・・・ボール雌ねじ、 22・・・
ボールねじ軸、 23・・・水平移動サーボモータ、 
24・・・ウオームホイール、 25・・・ウオーム、
 26・・・回動サーボモータ、 27・・・ダイプレ
ート、 27a・・・上型取付は面、 28・・・上型
、 29・・・ダイクランパ、 30・・・下型、 3
1・・・ダイクランパ、G・・・オフセット吊、 H・
・・作業者、 W・・・発泡樹脂材、 X・・・インサ
ート、 Y・・・表皮材、 2・・・発泡樹脂層。 出願人  トヨタ自動車株式会社 代理人  弁理士  賢 1)武久 (ほか1名) 第3図 第5図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インサート成形品を装着した上型を、発泡成形素材を注
    入した下型に衝合させて一体成形する一体発泡成形装置
    において、前記下型に取付けたベースと、このベースに
    垂直方向に昇降駆動可能に設けられた一対の水平梁と、
    これら両水平梁にそれぞれ水平方向へスライド駆動可能
    に設けられた一対の摺動ブロックと、前記上型を下面側
    に取付けるとともにその両側を前記両摺動ブロックに回
    転駆動可能に支持されたダイプレートとを有することを
    特徴とする一体発泡成形装置。
JP63147341A 1988-06-15 1988-06-15 一体発泡成形装置 Expired - Lifetime JP2536071B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114850410A (zh) * 2022-05-24 2022-08-05 常州工学院 一种轨道交通制动件铸件模具

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