JPH0131230Y2 - - Google Patents

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JPH0131230Y2
JPH0131230Y2 JP1983172774U JP17277483U JPH0131230Y2 JP H0131230 Y2 JPH0131230 Y2 JP H0131230Y2 JP 1983172774 U JP1983172774 U JP 1983172774U JP 17277483 U JP17277483 U JP 17277483U JP H0131230 Y2 JPH0131230 Y2 JP H0131230Y2
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JP
Japan
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inhaler
protrusion
ultrasonic
nozzle
medicine tank
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JP1983172774U
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JPS6079446U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 この考案は吸入器に関し、特に霧化液送出部の
吸入ノズルの構造に係るものである。
(ロ) 考案の背景 従来、例えば、超音波吸入器は設置型のものが
多く、ハンデイ型のものが皆無であつた。この設
置型のものにおいては、薬槽より可撓性チユーブ
を介して吸入マスクが設けられていた。しかし近
年、小型ハンデイ型の開発も要請されるに至つ
た。
この要請に応えてハンデイ型にしようとする
と、送出部は可撓性チユーブを省略して、代わり
に小型の吸入パイプを取りつける必要があるが、
この小型の吸入パイプを単にケースに取りつける
のみでは、卓上等に置いて使用する場合患者の胸
が圧追されるおそれがある。そこで、この問題を
なくすためには送出部を上向きにすることが望ま
しい。
また一方では、この送出部の路内には大径の霧
化液が送出されないようにするために突起が設け
られる。しかし送出部を上向きにし、かつ路内に
突起を設けると、この突起前に薬液が貯まること
になり、衛生上好ましくないばかりか、高価な薬
液の無駄が多くなるという欠点が生じる。
(ハ) 考案の目的 この考案は、斯かる点に鑑み、突起前方の薬液
を戻すことにより、衛生に良く、かつ薬液の使用
効率を向上するようにした吸入器を提供すること
を目的とする。
(ニ) 考案の構成と効果 上記目的を達成するために、この考案の吸入器
は、吸入ノズル内のほぼ中央下部に、この吸入ノ
ズル軸方向断面がなだらかな山形の突起が形成さ
れ、この突起の一部を切欠いて前後に亘る溝が形
成され、この溝を介して薬液が戻るように構成さ
れている。
したがつてこの考案によれば、溝を介して薬液
が薬槽に戻るので、衛生的に極めて良好なものと
することができる。
また高価な薬液を効率よく使用でき、経済的な
一方、薬槽内の残量を多くすることができるの
で、霧化の効率も良くすることができる。
(ホ) 実施例の説明 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図及び第2図に示すように、1はハンデイ
タイプの超音波吸入器であつて、トランス等を備
えた設置型アダプタ2に着脱自在に立設されてい
る。
この超音波吸入器1は、超音波を利用して薬液
を霧化し、この霧化液を送風によつて送出するよ
うになつている。そして超音波吸入器1の本体ケ
ース3は、本体3aとこの本体3a上部に取外し
自在な蓋体3bとより構成されている。
この本体3aの上部には、前半に超音波の媒体
水が貯留される水槽4が形成され、後半にシロツ
コフアン5(送風手段)の収納部6が形成されて
いる。
水槽4の底部には、超音波を発する超音波発振
子7が設けられ、この超音波発振子7には、図示
しない発振回路が接続されている。一方、フアン
5にはモータ8が接続され、フアン5の収納部6
は蓋体3bに突出し、上面にはカバー9が設けら
れている。このカバー9の中心部には、送風孔9
aが開設されている。
前記蓋体3b内の前半には、水槽4の中心上に
霧化液の案内筒10が上下方向に形成され、案内
筒10の後方上部には開口10aが形成され、こ
の開口10aは前記送風孔9aに連通して蓋体3
bが送風路となつている。また案内筒10の開口
10a近傍には仕切板11が設けられて、フアン
5からの送風を下方に導くようになつている。
この案内筒10の下部には、水槽4内に位置し
て薬槽12が取付けられる一方、蓋体3bと案内
筒10とを貫通して吸入ノズル13が設けられて
いる。この吸入ノズル13に吸入パイプ14が取
付けられている。
この薬槽12は、霧化する薬液が貯留されるも
ので、超音波振動子7の上方に位置している。ま
た吸入ノズル13は、やや上向きの前部13aと
ほぼ水平な後部13bとより成り、後部13bが
蓋体3bに嵌入されている。吸入パイプ14は途
中にジヤバラ部14aを有し、伸縮自在で且つ方
向転換自由に形成されている。
前記吸入ノズル13は、第3図乃至第5図に示
すように、前部13aと後部13bとやや屈曲し
ており、このノイズ13内の屈曲下部に突起13
cが形成されている。この突起13cは吸入ノズ
ル13の軸方向断面がなだらかな山形をしてお
り、キヤビテーシヨンなどによる大径の霧化液の
送出を防止するようになつている。この突起13
cの中央には、前後に亘るU溝13dが形成さ
れ、突起13cの前に貯つた薬液が薬槽12に戻
るようになつている。尚、13eは屈曲部の近傍
に設けられた位置決めフランジ、13fは固定用
の凸部である。
次に、超音波吸入器1の動作について説明す
る。
まず、媒体水を水槽4に貯留すると共に、薬槽
12に薬液を入れて案内筒10に取付け、薬槽1
2を水槽4内に位置させて、蓋体3bを本体3a
に取付ける。
一方、吸入ノズル13に吸入パイプ14を嵌合
して超音波振動子7を駆動すると共に、フアン5
を回転させる。この振動子7の駆動により超音波
が媒体水を介して薬液に伝達され、薬液内にホー
ン(霧化柱)が発生して薬液が霧化され、霧化液
が発生する。この霧化液はフアン5からの送風に
より、案内筒10を上昇し、吸入ノズル13から
吸入パイプ14を経て患者の口内に送出される。
この超音波吸入器において、霧化液の送出時に
おいて、吸入ノズル13内等の壁面に霧化液が付
着することになり、突起13cの前方に貯ること
になるが、この薬液はU溝13dを通り、案内筒
10を介して薬槽12に戻ることになる。
尚、この実施例は、超音波吸入器1について説
明したが、この考案はその他の吸入器例えば蒸気
式の吸入器等にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例を示す超音波吸入
器の一部断面側面図、第2図は同要部の分解斜視
図、第3図は吸入ノズルの断面図、第4図は同左
側面図、第5図は同右側面図である。 1……超音波吸入器、3……本体ケース、4…
…水槽、5……フアン、7……超音波振動子、1
2……薬槽、13……吸入ノズル、13a……前
部、13b……後部、13c……突起、13d…
…U溝、14……吸入パイプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体ケース内に薬槽及び送風手段を備え、この
    薬槽内の薬液を霧化して送風手段により霧化液を
    吸入パイプを介して送出する吸入器において、 前記吸入ノズル内のほぼ中央下部に、この吸入
    ノズル軸方向に対して断面がなだらかな山形の突
    起が形成され、この突起の一部を切欠いて前後に
    亘る溝が形成され、この溝を介して薬液が戻るよ
    うにしたことを特徴とする吸入器。
JP17277483U 1983-11-07 1983-11-07 吸入器 Granted JPS6079446U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17277483U JPS6079446U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 吸入器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17277483U JPS6079446U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 吸入器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6079446U JPS6079446U (ja) 1985-06-03
JPH0131230Y2 true JPH0131230Y2 (ja) 1989-09-25

Family

ID=30376530

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JP17277483U Granted JPS6079446U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 吸入器

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JPS6079446U (ja) 1985-06-03

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