JPH0612467Y2 - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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JPH0612467Y2
JPH0612467Y2 JP11722889U JP11722889U JPH0612467Y2 JP H0612467 Y2 JPH0612467 Y2 JP H0612467Y2 JP 11722889 U JP11722889 U JP 11722889U JP 11722889 U JP11722889 U JP 11722889U JP H0612467 Y2 JPH0612467 Y2 JP H0612467Y2
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humidifier
water tank
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water
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JP11722889U
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勇 冨樫
実 関口
文夫 霜田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は着脱自在の給水タンクを備えた加湿器に関す
る。
(ロ)従来の技術 加湿器の従来技術としては、特開昭51−94659号
公報に記載されているように、送風機等の電気部品を内
蔵した加湿器本体と、この本体の上に乗せられる給水タ
ンクとで構成された加湿器があり、この加湿器では、給
水タンクと加湿器本体との間に開口された吹出口から霧
が吹出されるようになっている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 前述した従来技術の加湿器では、加湿器本体に霧の導出
部が凹部にて形成され、更にまた、給水タンクの受部が
形成されている。このように加湿器本体に凹部や、受部
が形成されていると、加湿器本体の構造が複雑になり掃
除がし辛くなるため、水垢が除去されにくく、かつま
た、雑菌が繁殖し易いという欠点があった。
また、加湿器を極力コンパクトに設置するには、加湿器
本体を筒形状にし、その上に、給水タンクが加湿器本体
の壁面と面一になるように乗せるようにすればよいが、
この場合、超音波振動子を霧発生源とする超音波式の加
湿器にあっては、超音波振動子によって発生する水柱の
高さが給水タンクによって規制され、霧の発生が抑制さ
れる問題があった。もちろん、加湿器本体の高さを十分
に取れば、このような問題は解消されるが、給水タンク
が加湿器本体の上にあるため、不安定になり、給水タン
クが落下する心配があった。
この考案は上述した事実に鑑みてなされたものであり、
筒形状の加湿器本体の上に給水タンクが面一になるよう
に載置して加湿器を極力コンパクトに設置できるように
するとともに、加湿器本体の構造の簡素化を図りつつ、
超音波振動子によって発生する水柱の高さを十分に確保
しながら、加湿器本体の上に載置される給水タンクの落
下を防止できるようにすることを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案では、上面に下方へ凹ませた水槽部を有し、こ
の水槽部と底面との間に機器室を形成してなり、水槽部
に超音波振動子を配した筒形状の加湿器本体と、給水口
を有する下部が加湿器本体の水槽部に挿入され、加湿器
本体に載置される上部が加湿器本体と略面一の筒形状を
有した給水タンクと、加湿器本体と給水タンクとの間に
介在され、下部を水槽部の超音波振動子に臨ませるとと
もに、傾斜した上面を有する導出部を介して水槽部の霧
を横向きの吹出口から放出させる筒状の霧導出部材とを
備え、この霧導出部材の吹出口を臨ませた加湿器本体の
上端周縁部を他の上端周縁部よりも高くするとともに、
霧導出部材の上の給水タンクを他端よりも窪ませ、霧導
出部材の導出部の傾斜した上面を給水タンクの受部とし
た構成である。
(ホ)作用 このように構成すると、筒形状の加湿器本体の上に給水
タンクが面一になるように載置され、加湿器が極力コン
パクトに設置されるばかりでなく、霧導出部材に吹出口
が設けられ、加湿器本体に吹出口を設ける必要がなくな
るため、加湿器本体の構造を簡単にすることができる。
しかも、霧導出部材が加湿器本体と給水タンクとの間に
介在されているので、給水タンクと霧導出部材を簡単に
取り外して加湿器本体の内部を清掃することができ、加
湿器本体の水槽部を清潔に保つことが可能である。さら
にまた、霧導出部材の吹出口を臨ませた加湿器本体の上
端周縁部を他の上端周縁部よりも高くするとともに、霧
導出部材の上の給水タンクを他部よりも窪ませてあるの
で、加湿器全体の高さを大きくすることなく、超音波振
動子によって発生する水柱の高さを霧導出部材内部で十
分に確保することができ、霧導出部材に給水タンクの受
部が設けられていることと相まって給水タンクが加湿器
本体上に安定した状態で載置される。
(ヘ)実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。(1)
は上部に給水タンク(2)を載せられた縦長形状の加湿器
本体で、この本体は、合成樹脂によってその内部上方部
に水槽部(3)を一体成形した横断面略円形をしている筒
状のケーシング(4)と、このケーシング(4)の下面開口部
にビス(5)にて取付けた円板状の底板(6)とから構成され
ている。前記底板(6)はその略中央部に円形の吸込口(7)
が開設されると共にこの吸込口(7)にはフィルター(8)が
設けられ、この底板(6)と前記水槽部(3)との間には機器
室(9)が形成されてある。前記機器室(9)の下部には吸込
口(7)と対向してプロペラファン(10A)とファンモータ(1
0B)からなる送風機(10)がプロペラファン(10A)を下にし
て設けられてあり、又送風機(10)の上方には運転スイッ
チ(11)、超音波発振器(12)及びトランス(13)が送風機(1
0)に対して縦方向になるように機器室(9)内に配設され
ている。
(14)は前記送風機(10)からの送風を水槽部(3)内の上方
空間に供給する送風筒、(15)は前記水槽部(3)の底部に
水面に対して傾斜して設けられた超音波振動子で、前記
超音波発振器(12)によって駆動されて水面上に傾斜状態
に水柱(16)が生じる。(17)は前記水柱(16)の周囲を囲む
ように水槽部(3)に設けられた霧化室(X)を形成する霧導
出部材で、この霧導出部材(17)の上方部には導出部(18)
及び横向きの吹出口(19)が形成されている。この霧導出
部材(17)の吹出口(19)を臨ませた加湿器本体(1)の上端
周縁部は他の上端周縁部よりも高くしてあり、霧導出部
材(17)内部の水柱(16)の高さが十分に確保されている。
そして、前記吹出口(19)に近接する導出路(18)の上部内
面には、第2図で示すように送風方向と交差する方向に
凹溝(20)が形成されている。この凹溝(20)で導出路(18)
の上部内面に付着した小さな水滴が集まり大きな水滴に
成長し、吹出口(19)より外部に水滴が飛び出さずに水槽
部(3)側に戻るようにしたものである。(21)は前記水柱
(16)の上部が衝突するように霧導出部材(17)に設けた衝
突壁、(22)は衝突壁(21)の上面から突設した邪魔板部で
ある。(31)は前記霧導出部材(17)の導出部(18)の上面を
傾斜させることによって形成されたタンク受部であり、
霧導出部材(17)の上の給水タンク(25)を窪ませた部分を
タンク受部(31)で受けるようにしてある。
前記給水タンク(2)はその下部の給水口部(23)に開閉弁
(24)を有する給水口キャップ(25)が着脱自在に取付けら
れてあり、この給水タンク(2)を前記加湿器本体(1)の上
部に載せられた際に、前記開閉弁(24)が水槽部(3)の突
出部(26)によって開放され、給水タンク(2)内の水を水
槽部(3)に補給するようになっている。
(27)は前記給水タンク(2)の下面部に対向して設けられ
た有色ネオンランプからなるランプで、このランプは運
転スイッチ(11)の投入時に点灯してその光を前記給水タ
ンク(2)に照射するようになっている。
尚、(28)は電源コード、(29)(29)は前記底板(6)に設け
られた脚、(30)は運転スイッチ(11)の操作体である。
上記構成において、運転スイッチ(11)を投入すると、ラ
ンプ(27)が点灯すると共に超音波発振器(12)及び送風機
(10)が駆動し、超音波発振器(12)による超音波振動子(1
5)の振動で水面上に水柱(16)が生じて霧化室(X)内に霧
が発生する。一方、送風機(10)のプロペラファン(10A)
の回転で、吸込口(7)及びフィルター(8)を介して機器室
(9)内に外気が吸引され、この送風機(10)の送風はファ
ンモータ(10B)、トランス(13)及び超音波発振器(12)を
冷却した後、送風筒(14)を通って水槽部(3)内に入り霧
化室(X)に導入される。そして、霧化室(X)に入り込んだ
送風は霧と合流して吹出口(19)から室内に放出され、室
内が加湿される。
ところで、この考案による加湿器では霧導出部材(17)に
吹出口(19)やタンク受部(31)が設けられ、加湿器本体
(1)に吹出口や給水タンク(2)の受部を設ける必要がなく
なるため、加湿器本体(1)は構造が簡単となる。
また、前記霧導出部材(17)に給水タンク(2)の受部(31)
が設けられているので、前記霧導出部材(17)は前記受部
(31)で給水タンク(2)を受ける。つまり、前記受部(31)
で給水タンク(2)に押えられ、霧導出部材(17)は給水タ
ンク(2)と加湿器本体(1)との接合部で固定されることに
なる。このため、加湿器本体(1)や霧導出部材(17)に、
固定用の凹部や凸部が形成されることなくて固定される
ため、加湿器本体(1)は構造が簡単となる。
本考案による加湿器では加湿器本体(1)の構造が簡単に
なるため、加湿器本体(1)の掃除がし易くなる。加湿器
本体(1)の掃除がされ易いと、加湿器本体(1)の水垢が除
去され易く、かつまた、雑菌も繁殖しににくなる。ま
た、円筒形状の加湿器本体(1)の上に給水タンク(2)が面
一になるように載置され、加湿器を極力コンパクトに設
置できるばかりでなく、霧導出部材(17)の吹出口(19)を
臨ませた加湿器本体(1)の上端周縁部を他の上端周縁部
よりも高くするとともに、霧導出部材(17)の上の給水タ
ンク(2)を他部よりも窪ませてあるので、加湿器全体の
高さを大きくすることなく、超音波振動子(15)によって
発生する水柱(16)の高さを霧導出部材(17)内部で十分に
確保することができ、霧導出部材(17)に給水タンク(2)
の受部(31)が設けられていることと相まって給水タンク
(2)を加湿器本体(1)上に安定した状態で載置でき、給水
タンク(2)が振動等によって落下しないようにでき
る。」 (ト)考案の効果 この考案は以上説明したように、加湿器本体の構造が簡
単になり、加湿器本体の内部の清掃が容易になって加湿
器本体内部を清潔に保てるばかりでなく、筒形状の加湿
器本体の上に給水タンクが面一になるように載置されて
いるので、加湿器を極力コンパクトに設置することがで
き、しかも、霧導出部材の吹出口を臨ませた加湿器本体
の上端周縁部を他の上端周縁部よりも高くするととも
に、霧導出部材の上の給水タンクを他部よりも窪ませて
あるので、加湿器全体の高さを大きくすることなく、超
音波振動子によって発生する水柱の高さを霧導出部材内
部で十分に確保することができ、霧導出部材に給水タン
クの受部が設けられていることと相まって給水タンクが
加湿器本体上に安定した状態で載置され、給水タンクが
振動等によって落下するのを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による加湿器の断面図、第2図は第1図
の要部拡大断面図、第3図は本考案による加湿器の外観
斜視図である。 (1)……加湿器本体、(2)……給水タンク、(3)……水槽
部、(9)……機器室、(12)……超音波振動子、(17)……
霧導出部材、(19)……吹出口、(23)……給水口部、(31)
……タンク受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に下方へ凹ませた水槽部を有し、この
    水槽部と底面との間に機器室を形成してなり、水槽部に
    超音波振動子を配した筒形状の加湿器本体と、給水口を
    有する下部が加湿器本体の水槽部に挿入され、加湿器本
    体に載置される上部が加湿器本体と略面一の筒形状を有
    した給水タンクと、加湿器本体と給水タンクとの間に介
    在され、下部を水槽部の超音波振動子に臨ませるととも
    に、傾斜した上面を有する導出部を介して水槽部の霧を
    横向きの吹出口から放出させる筒状の霧導出部材とを備
    え、この霧導出部材の吹出口を臨ませた加湿器本体の上
    端周縁部を他の上端周縁部よりも高くするとともに、霧
    導出部材の上の給水タンクを他部よりも窪ませ、霧導出
    部材の導出部の傾斜した上面を給水タンクの受部とした
    ことを特徴とする加湿器。
JP11722889U 1989-10-05 1989-10-05 加湿器 Expired - Lifetime JPH0612467Y2 (ja)

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