JPH01311152A - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂組成物

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JPH01311152A
JPH01311152A JP13937988A JP13937988A JPH01311152A JP H01311152 A JPH01311152 A JP H01311152A JP 13937988 A JP13937988 A JP 13937988A JP 13937988 A JP13937988 A JP 13937988A JP H01311152 A JPH01311152 A JP H01311152A
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JP
Japan
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vinyl chloride
based resin
pts
parts
weight
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Pending
Application number
JP13937988A
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English (en)
Inventor
Keisuke Yagi
敬祐 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、反発弾性に富んだ塩化ビニル系樹脂組成物に
関するものである。
〈従来の技術〉 一般に塩化ビニル樹脂は、反発弾性がポリエステル熱可
塑性エラストマー、ウレタン熱可塑性エラストマーに比
べて小さい。ゆえに反発弾性を必要とするカールコード
用途などに制約が太き(為。
ゆえに軟質塩化ビニル樹脂にコポリエステル樹脂をブレ
ンドすることが考えられるが、両者を物理的にブレンド
する場合、軟化温度の差が大きいため軟化温度の低い軟
質塩化ビニル樹脂の混線機への付着が大きく容易にブレ
ンド物が製造出来ない。
しかも混線機に付着が大きい為歩留りも悪くなる欠点が
あった。
〈発明が解決しようとする課題〉 かかる状況下に鑑み、本発明者らは、上記のような欠点
を解決すべく鋭意検討を行った結果、平均重合度が18
00〜tooooの塩化ビニル樹脂にコポリエステル樹
脂10〜200重量部と可塑剤25〜300重量部をブ
レンドすることにより混線機への付着もなく容易にブレ
ンド出来るという事実を見出し本発明に至った。
本発明の目的は、反発弾性に富んだ塩化ビニル系樹脂組
成物を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、平均重合度が1800〜2000の塩化ビニ
ル系樹脂100重量部、コポリエステル樹脂10〜20
0重量部及び可塑剤25〜300重量部からなる組酸物
を主成分とする反発弾性に富んだ塩化ビニル系樹脂組成
物である。
本発明の組成物において用いられる塩化ビニル系樹脂の
特徴は、平均重合度が1800〜10000望ましくは
、2600〜4500の塩化ビニル樹脂100重量部に
コポリエステル樹脂を10〜200重量部望ましくは、
20〜90重量部回塑剤を25〜300重量部、望まし
くは25〜150重量部ブレンドすることにあり、それ
によって反発弾性に富んだ塩化ビニル系樹脂組成物を混
練機への付着なく容易に製造可能としたものである。平
均重合度が1800未満だと混練機の付着が大きく、ま
た平均重合度が10000以上だと生産性が低下し著し
く高価になるとか、あるいは、高重合度のために高温溶
融を必要とし、熱安定性、強力な押出力を要する等加工
上の種々の問題点がある。一方コポリエステル樹脂が1
0重量部未満だと混線機への付着はないが反発弾性の改
善は見られず、またコポリエステル樹脂が200重量部
を越すようになると混練機への付着が激しくなり容易に
組成物が製造出来ない。
二のようなコポリエステル樹脂の例として特開昭51−
48189号公報に記載されているようにハードセグメ
ントにポリブタジェンテレフタレート、ソフトセグメン
トに用いることができるポリ(アルキレンオキシド)グ
リコールは、アルキレン基が2〜10炭素原子を有して
いるもの、たとえば、ポリ(エチレンオキシド)グリコ
ール、ポリ(l、2−および1.3−プロピレンオキシ
ド)グリコール、 ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール、ポリ(ペ
ンタメチレンオキシド)グリコール、ポリ(ヘキサメチ
レンオキシド)グリコール、ポリ(ヘプタメチレンオキ
シド)グリコール、ポリ(オクタメチレンオキシド)グ
リコール、ポリ(ノナメチレンオキシド)グリコール、
および ポリ(1,2−ブチレンオキシド)グリコール;エチレ
ンオキシドおよび1.2−プロピレンオキシドのランダ
ムまたはブロック共重合体、およびホルムアルデヒドを
、たとえばプロピレングリコールのようなグリコール、
あるいはたとえばテトラメチレンおよびペンタメチレン
グリコールの混合物のようなグリコールの混合物と反応
させることによって調製したポリ−ホルマールを包含す
る。
本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、そのままでも利用
出来るが、必要に応じ他の熱可塑性樹脂、ゴム、熱安定
剤、充填剤、顔料及び加工助剤等を配合して利用される
他の熱可塑性樹脂としては、一般の塩化ビニル樹脂、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・塩化ビニル共
重合体、ウレタン塩化ビニル共重合体、塩素化ポリエチ
レン、ABS樹脂、AS樹脂、ウレタン樹脂、アクリル
系樹脂等が、ゴムとしては、NBR,CR等が用いられ
る。
゛ 熱安定剤としては、三塩基性硫酸鉛等の鉛系熱安定
剤、ジブチル錫マレート等の錫系安定剤、ステアリン酸
亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム
等の金属石鹸等を挙げることができ、その添加量は、塩
化ビニル系樹脂100重量部に対しく以下同じ)一般に
5重量部以下量用いられる。
充填剤としては、カーボンブラック、炭酸カルシウム、
酸化チタン、タルク、アスベスト、水銀化アルミニウム
、水酸化マグネシウム等を挙げることができ、その添加
量は、一般に100重量部以下量用いられる。
顔料としては、カラーカーボンブラック、クロムイエロ
ー、酸化チタン、フタロシアニングリーン等を挙げるこ
とができ、その添加量は、−般に5重量部以下量用いら
れる。
加工助剤としては、低分子量ポリエチレン、高級脂肪酸
エステル等通常塩化ビニル系樹脂に使用されるものが用
いられる。
可塑剤としてジブチルフタレート、ジオクチルフタレー
ト、ジブチルベンジルフタレート等の芳香族多塩基酸の
アルキルエステル、ジオクチルアゼレート、ジオクチル
アゼレート、ジオクチルセバケート等の脂肪族多塩基酸
のアルキルエステル、トリクレジルフォスフェート等の
リン酸のアルキルエステル等ポリエステル等が挙げられ
る。
〈実施例1〉 各平均重合度の塩化ビニル重合体100重量部にフタル
酸ジイソノニル90重量部、バリウム−亜鉛系安定剤(
アデカ・アーガス製A P −539)3重量部及びコ
ポリエステル樹脂(東し・デュポン製、ハイトレル40
57)を60重量部添加し、混合物をバンバリーミキサ
−で混練しペレットとした。このペレットからプレスシ
ートを作成し第1表に反発弾性及び生産性を評価した。
第1表 注1 生産性の評価は、バンバリーミキサ−へのH6及
びロールへの付着状態を総合的に判断して決めた。
良  好:付着もなく作業性良い。
やや良好:混練機への付着が少々ある。
不  良:混練機への付着激しく作業性悪い。
注2 試験方法 JIS K6301 〈実施例2〉 平均重合度が3600の塩化ビニル重合体100ffl
量部(商品名、ニボリットCH−38)にフタル酸ジイ
ソノニル90重量部、バリウム−亜鉛系安定剤(アデカ
・アーガス製A P −539) 3 WIA部及びコ
ポリエステル樹脂(東し・デュポン製、ハイトレル40
57)を各部添加し、混合物をバンバリーミキサ−で混
練しペレットとした。
このペレットからプレスシートを作成し第2表に反発弾
性及び生産性を評価した。
第2表 注1 生産性の評価は、バンバリーミキサ−への付着及
びロールへの付着状態を総合的に判断して決めた。
良  好:付着もなく作業性良い。
やや良好:混線機への付着が少々ある。
不  良:混練機への付着激しく作業性悪い。
注2 試験方法 JIS  K6301〈実施例3〉 平均重合度が3000の塩化ビニル重合体100重量部
(商品名、ニボリットCH−38)にバリウム−亜鉛系
安定剤(アデカ・アーガス製AP−539)3玉量部、
コポリエステル樹脂(東し・デュポン製、ハイトレル4
057) 80重量部、及びフタル酸ジイソノニルを各
部添加し、混合物をパンツくリーミキサーで混練し、ペ
レットとした。
このペレットからプレスシートを作成し第3表に反発弾
性及び生産性を評価した。
第   3   表 注1 生産性の評価は、バンバリーミキサ−への付着及
びロールへの付着状態を総合的に判断して決めた。
良  好:付着もなく作業性良い。
やや良好:混練機への付着が少々ある。
不  良:混練機への付着激しく作業性悪い。
注2 試験方法 JIS K8301 〈発明の効果〉 本発明において反発弾性に富んだ塩化ビニル系樹脂組成
物が容易に製造可能になったのは、塩化ビニル樹脂の平
均重合度を1800〜10000までに上げたことに起
因している。従来塩化ビニル系樹脂の反発弾性は、悪い
と考えられていた。反発弾性を良くするために通常平均
重合度を例えば2600まで上げたりするが、あまり反
発弾性は改善されない。またコポリエステル樹脂をブレ
ンドするが通常用いられている平均重合度が1000付
近の塩化ビニルだと混練機に付着し容易に生産出来ない
。ところが平均重合度2600〜10000の塩化ビニ
ル樹脂にコポリエステル樹脂をブレンドすることにより
反発弾性に富んだ塩化ビニル系樹脂を容品に製造出来る
のである。
本発明に基づくコポリエステル樹脂と平均重合度が18
00〜tooooの塩化ビニル樹脂をブレンドした塩化
ビニル系樹脂は、従来の塩化ビニル系樹脂と同じ工程に
より、造粒工程が可能である。すなわちスーパーミキサ
ー、ブレンダー等の混線機により、可塑剤、安定剤等と
混合され、バンバリーミキサ−、ミキシングロール、押
出機等により混練造粒される。造粒されたペレットは、
一般の軟質塩化ビニル系樹脂と同じように射出成形、押
出成形、プレス成形、ブロー成形、カレンダー成形が可
能であり、成形された成形品は、一般の軟質塩化ビニル
系樹脂と同じような良好な外観が得られた。
他の本発明の特徴として、一般の塩化ビニル系樹脂に比
べ耐寒性、引裂強度、耐マモウ性μ度の温度依存性が改
善される。
特許出願人  住友ベークライト株式会社手続省1■正
書(自発) 平成1年 6月2g日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平均重合度が1800〜10000の塩化ビニル
    系樹脂100重量部、コポリエステル樹脂10〜200
    重量部及び可塑剤25〜300重量部からなる組成物を
    主成分とすることを特徴とする反発弾性に富んだ塩化ビ
    ニル系樹脂組成物。
JP13937988A 1988-06-08 1988-06-08 塩化ビニル系樹脂組成物 Pending JPH01311152A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4921447A (ja) * 1972-06-20 1974-02-25
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