JPH01308421A - 水分散性エポキシフェノール樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

水分散性エポキシフェノール樹脂組成物の製造方法

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JPH01308421A
JPH01308421A JP13829888A JP13829888A JPH01308421A JP H01308421 A JPH01308421 A JP H01308421A JP 13829888 A JP13829888 A JP 13829888A JP 13829888 A JP13829888 A JP 13829888A JP H01308421 A JPH01308421 A JP H01308421A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水分散性エポキシフェノール樹脂組成物の製
造方法に関する。更に詳しくは、塗料。
接着剤、結合剤、樹脂m工処理剤に有用な水分散性エポ
キシフェノール樹脂組成物の製造方法に関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕エポ
キシ樹脂とフェノール樹脂の混合体は両樹脂の有機溶剤
m液を混合することによシ容易に得ることができるが、
この混合液を産業上で使用するに際しては、有機溶剤の
揮発によシ安全衛生上の問題が発生しやすく、また一般
に経済的にも不利である。
一方、これらの水性の混合体は界面活性剤および保護コ
ロイドを使用した両樹脂の水性分散体同士を混合し1両
分散体の液性を適当に組合わせれば得ることはできるが
1両樹脂の分子量には限界があシ、界面活性剤および保
護コロイドが入りているため忙、それらの硬化物の性能
上、耐水性。
耐熱性等で優れたものは得られない。
また、界面活性剤等を使用しない水分散性エポキシフェ
ノール樹脂の製造方法も知られている(特開昭60−2
15015号公報、特開昭61−250024号公報他
)。
しかしながら、これらの方法は制約が多〈産業上には問
題が多い。即ち、特開昭60−215015号公報等で
は変性エポキシ樹脂の高粘度有機溶剤溶液とフェノール
樹脂有機溶剤溶液とを加熱混合して水性化する工程を必
要とし、配合組成の自由度にも欠は産業上も問題が多い
。また一方、特開昭61−250024号公報では変性
エポキシ樹脂の水分散体と特定の7エノール樹力旨とを
混合することによってエポキシフェノール樹脂体が得ら
れることが示されているが、当該特許文献の方法では混
合できるフェノール樹脂の組成、量、共に限定され、塗
料、接着剤、結合剤、樹脂加工用処理剤等の広範な用途
への適用は制限式れる。
本発明は1以上述べ九ような従来の問題点を解決するた
めになされたもので、塗料、接着剤、結合剤、樹脂〃ロ
エ処理剤等に有用な水分散性エポキシフェノール樹脂組
成物の製造方法を提供することを目的とし、さらに詳し
くは、エポキシ樹脂とフェノール樹脂との混合体よシな
シ、高分子鷲の安定な水分散体を製造する方法を提供し
て、エポキシフェノール樹脂の加工硬化工程における安
全衛生上の問題点、硬化物の性能上の問題点を解決せん
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、鋭意検討の結果、カルがキシル基を含有
するアクリル化エポキシ樹脂を塩基性化合物で中和して
水性媒体中和分散せしめた水分散性組成物の存在下にて
、アルカリ触媒を用いてフェノール類とホルムアルデヒ
ド類を反応せしめることKよシ、安定な水分散体を得る
ことを見出した。
即ち、本発明はエチレン性不飽和カル♂ン酸化合物およ
び他の共重合性不飽和化合物からなるアクリル酸系Iリ
マー(a)とエポキシポリマー(b)との化学結合より
なるカルがキシル基含有アクリル化エポキシ樹脂(a)
を塩基性化合物で中和して水分散性組成物内とし、次い
でこの水分散性組成物内の存在下にアルカリ触媒を用い
てフェノール類1モルとホルムアルデヒド類1〜3モル
を反応せしめることを特徴とする水分散性工4キシ樹脂
組成物の製造方法にある。
本発明に用いられる水分散性組成物内はエチレン性不飽
和カルがン酸化合物を必須成分として含むアクリル系ポ
リマー(a)とエポキシポリマー(b)との化学結合よ
りなるカルがキシル基含有アクリル化エポキシ樹脂(c
)を塩基性化合物で中和して水性媒体中に分散せしめて
なる自己乳化型の樹脂である。
即ち、アクリル系ポリマー(a)とエポキシポリマー 
(b)の結合物は、親水性有機溶剤中でエチレン性不飽
和カルがン酸化合物と、その他の共重合性不飽和化合物
とをアゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキ
サイドなどの通常のラジカル重合開始剤を用いて共重合
せしめることKよシ得たアクリル系4リマー(1)とエ
ポキシポリマー(b)とを親水性有機溶剤中で塩基性化
合物の存在下1例えばジメチルエタノールアミンの如き
第3級アミンの存在下でエステル化反応させることによ
シ得ることができる。   ′ アクリル系ポリマー(a)とエポキシポリマー(b) 
ノ結合物はエポキシポリマー(b)と1価のエチレン性
不飽和カルがン酸とを反応させた二重結合を有する組成
物の存在下でエチレン性不飽和カル♂ン酸とその他の共
重合性不飽和化合物をラジカル重合開始剤を使用して重
合せしめることによシ得ることもできる。
さらに、水分散性組成物内はエチレン性不飽和カルがン
酸化合物と他の共重合性不飽和化合物をエポキシポリマ
ー(b)の存在下で重合させて得られるカルがキシル基
含有アクリル化ニーキシ樹脂を。
塩基性化合物で中和して水性媒体中に分散せしめても得
ることができる。この方法で得られる水分散性組成物内
はカルがキシル基含有アクリル系ポリマー(a)が工I
キシ4リマー(b)の炭素骨格にグラフトされたカルゲ
キシル基含有アクリル化エポキシ樹脂の水分散体である
上記エチレン性不飽和カルz:/v化合物としては、ア
クリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸。
フマール酸、イタコン酸等の1種または2種以上が使用
される。その他の共重合性不飽和化合物としては、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(
メタ)アクリル酸ゾロピル。
(メタ)アクリル[n−ブチル、(メタ)アクリル酸イ
ソブチル、(メタ)アクリルfllrs−7ミル、(メ
タ)アクリル酸イソアミル、(メタ)アクリル[n−ヘ
キシル、(メタ)アクリル酸n−オクチル、(メタ)ア
クリル敵2−エチルーヘキシル、(メタ)アクリル酸デ
シル、(メタ)アクリル酸ドデシルなどの(メタ)アク
リル酸エステル類。
スチレン、ビニルトルエン、2−メチルスチレン。
t−7”チルスチレン、クロルスチレンなどのスチレン
糸上ツマ−1(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(
メタ)アクリル酸ヒドロキジプロピルナトノヒドロキシ
ル基含有モノマー、N−メfロール(メタ)アクリルア
ミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミドなど
のN−置換(メタ)アクリル酸系モノマー、(メタ)ア
クリル酸グリシジルなどのエポキシ基含有モノマー、な
らびにアクリロニトリルなどの1種または2種板上刃λ
ら選択することができる。
エポキシポリマー(b)はエピクロルヒドリン/ビスフ
ェノール型ニーキシ樹脂が好ましく、1分子中に平均1
.1個ないし2.0個のエポキシ元を有し。
数平均分子量が900以上のものが好ましい。市販品と
しては大日本インキ化学工業株式会社製のエピクロン1
050、エビクロン4050.エビクロン7050.油
化シェル株式会社製のエピコート1001、エピコート
1004.エピコート1007、エピニー)1009.
エビニー) 1010などがある。またよシ低分子量の
エピクロン850゜エピコート828も使用でき、また
上記エポキシ樹脂のエポキシ基に脱水ヒマシ油脂肪酸、
大豆油脂肪酸、ヤシ油脂肪酸等の植物油脂肪酸もしくは
ビスフェノールAなどの変性剤を反応せしめた変性エポ
キシ樹脂も使用できる。
前記したエステル化法による水分散性アクリル化エポキ
シ樹脂よりなる水分散性組成物体)に関しては、あらか
じめ製造されるアクリル系プリマー(a)は重音平均分
子量で2,000〜100,000が好ましい。分子量
が小さいと乳化分散性に支障をきたし1分子量が大きく
なるとエポキシポリマー(b)との反応時ダル化を生じ
やすくなる傾向がある。
エチレン性不飽和カルビン酸化合物の使用量は全モノマ
ーの少なくとも12重量%であって、12重址チよシ少
ない使用量では水性媒体中における樹脂の分散安定性が
悪く、フェノール樹脂を分散する力も弱い。
上記アクリル系ポリマー(a)とエポキシポリマー(b
)との固形分比は重量比で2:1〜l:10の範囲から
選ばれる。
水分散性組成物(A)の調整は、前記カルゲキシル基含
有アクリル化エポキシ樹脂に最終組成物の−が4〜11
となる量の塩基性化合物、好ましくはアンモニアまたは
アミンを加え、水性媒体中に分散せしめればよい。
塩基性化合物はアクリル系ポリマー(a)とエポキシポ
リマー(b)とのエステル化に際し、エステル化触媒を
・兼ねるものとして同時に加えてもよいし、あるいはエ
ステル化の前後にそれぞれエステル化触媒および中和剤
として区別して系中に加えてもよく、要するにエステル
化反応時に生成物のグル化を防止することができ、かつ
この生成物が水性媒体中に安定に分散させることができ
ればよい。
グラフト法による水分散性アクリル化工?キシ樹脂から
なる水分散性組成物体の調製は、まず。
親水性有機溶媒中でエポキシプリマーの存在下。
60〜150℃でエチレン性不飽和カルビン酸化合物と
、その他の共重合性不飽和化合物とをベンゾイルパーオ
キサイドのような有機過酸化物を比較的多iK、たとえ
ば全モノマーに対して3〜12重量係使用してグラフト
魚倉させることKよシカルIキシル基含有アクリル化エ
ポキシ樹脂(c)を製造する。次いで最終組成物の−が
4〜11となる量の塩基性化合物、好ましくはアンモニ
アまたはアミンを加え水性媒体中に分散せしめればよい
エチレン性不飽和カル♂ン酸化合物の使用量は金子ツマ
−の12〜951址饅である。12重量%よシ少ない使
用量では水性媒体中における樹脂の分散安定性が悪く、
フェノール樹脂を分散する力も弱い。95重量%よシ多
り便用量ではグラフト化が進行し゛にくい。゛その他の
共重合性不飽和化合物としてはエチレン性芳香族単量体
、特にスチレンを含むことが好ましい。
これらの製造方法で用いられるアミンとしては。
例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、12チル
アミン等のアルキルアミン類、ジメチルエタノールアミ
ン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、アミ
ノメチルグロノ4ノール等のアルカノールアミン類、モ
ルホリン等、またエチレンジアミン、ジエチレントリア
ミン等の多価アミンも使用できる。
水性媒体とは少なくとも10重を俤以上が水である水単
独もしくは親水性有機溶剤との混合物を意味し、親水性
有機溶剤としてはメタノール、エタノール 、−、pロ
バノール、イソプロパツール。
n−ブタノール、畠・C−ブタノールs tart−ブ
タノール、イソツタノール等のアルキルアルコール類。
メチルセロソルブ、エチルセロソルツ、プロピルセロソ
ルブ、ブチルセロソルブ、メチルカルピトール、エチル
カルピトール等のエーテルアルコール類、メチルセロソ
ルツアセテート、エチルセロソルツアセテート等のエー
テルエステル類、その・他ジオキサン、ジメチルホルム
アミド、ダイア七トンアルコール類が使用される。
本発明では1次いで前記水分散性組成物(1)の存在下
にアルカリ触媒を用い、フェノール類とアルデヒド類を
反応させることによシ目的とする水分散性エポキシフェ
ノール樹脂組成物を製造する。
使用するフェノール類は、フェノール、クレゾール、キ
シレノール、カテコール、レゾルシノール、fロビルフ
ェノール%ブチルフェノール、フェニルフェノ−A/%
ビスフェノールA、ビスフェノールF尋が好適であシ、
アルデヒド類としてはホルムアルデヒド、ノ譬うホルム
アルデヒド、ヘキサメチレンテトラミン等がある。
本発明におけるフェノール類とホルムアルデヒド類の反
応比率は、フェノール類1モルに対し。
アルデヒド類1〜3モルである。
アルカリ触媒には、水酸化ナトリウム、水酸化バリウム
、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム。
アンモニア、トリエチルアミン等が使用される。
これら触媒の添加量はフェノール1モルに対して0.0
1〜0.1モルの範囲である。
前記の水分散性組成物と(フェノール類+ホルムアルデ
ヒド類)との固形分比は1重址比で5=95〜95:5
.好ましくは15:85〜85:15の範囲がよい。
本発明方法では、フェノール類、ホルムアルデヒド類、
アルカリ触媒、及び水分散性アクリル化ニーキシ樹脂よ
りなる水分散性組成物囚を一般的には60〜90℃で加
熱し、とのFAK生じたフェノール・ホルムアルデヒド
縮金物が水分散性アクリル化エポキシ樹脂のすぐれた乳
化作用によシ水分散し、これKよシ安定な水分散性エポ
キシフェノール樹脂組成物が得られる。かかる本発明方
法にお°いて、非イオン界面活性剤及び/またはアニオ
ン界面活性剤を樹脂製造段階で併用して使用すると、樹
脂水分散体の分散性は一ノー向上する。
このような非イオン界面活性剤には、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル%ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル、Iリオキシエチレン脂肪酸エステル等で
あシ、アニオン界面活性剤トシては、アルキルベンゼン
スルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル(又はアル
キルフェニル)エーテル硫酸エステル塩等がある。添加
量はフェノール類に対し1〜10重量係好ましくは2〜
5重量係が適当である。
また1本発明の方法によって得られる水分散性エポキシ
フェノール樹脂組成物のうち好適なものとしては、フェ
ノール樹脂として1分子中に7エノール核を3個以上有
する分子を全フェノール樹脂中の60重量%以上含む組
成物を挙げることができる。
フェノール樹脂として1分子中にフェノール核を3個以
上有する分子が全7エノール樹脂中の60重tcs未満
であるものの場合には、組成物を加熱乾燥硬化せしめる
際に低分子量物が揮散し。
安全衛生上、また経済的にも問題があシ、さらに乾燥硬
化炉の汚れの原因にな)、これは当該組成物を使用した
製品を汚染しやすいという問題がある。またフェノール
核を3個以上有する分子が多いほど(60部ms以上が
好適である)硬化性に優れ、硬化物は良好な網目構造を
とシやすい。従って、これら1分子中に7エノール核を
3個以上有する分子を全フェノール樹脂中の60重鎗q
b以上含む本発明の水分散性エポキシフェノール樹脂組
成物は耐水性、耐薬品性、防食性、耐熱性、vM着性等
に優れ、@料、接着剤、結合剤、樹脂加工処理剤等に望
まれる特性を発揮する。
本発明方法の水分散性ニー争ジフェノール樹脂組成物は
、塗料、接着剤、結合剤、樹脂加工処理剤等の用途に有
用である。
〔本発明の効果〕
本発明の水分散性ニブキシフェノール樹脂組成物の製造
方法では、高分子鷲の水分散性アクリル化エポキシ樹脂
の存在下でフェノール類とホルムアルデヒド類を反応せ
しめることによ多安定な水分散性エポキシフェノール樹
脂組成物を得るので◆シ、得られるフェノール樹脂の縮
合度の如何によらず、しかもフェノール樹脂製造工程中
という経済的に有利な条件で安定な水分散体を製造する
ことが出来る。又、水分散性アクリル化エポキシ樹脂/
(フェノール類+ホルムアルデヒド類)の比率も比較的
自由に選択でき、特開@6〇−215015号公報によ
るような特別な工程をとることもなく、更に特開昭61
−250024号公報によるようなフェノール樹脂の組
成の制限もなく、従って、従来法では解決し得なかった
問題に対処できる。
〔実施例など〕
以下、実施例に従い、本発明を更に説明する。
尚1例中の部、俤はそれぞれ重f部、重置チである。
製造例1(水分散性アクリル化エポキシ樹脂溶液の調製
) コンデンサー、温度計1滴下ロート、窒素ガス樽入管、
攪拌機を装着したフラスコを窒素置換した後、n−ブタ
ノール100部を仕込み、100℃に昇温してメタアク
リル酸65部、スチレン5515゜アクリル酸エチル3
0部、過酸化ベンゾイル3部。
n−ツタノール47部の混合溶液を2時間かけて滴下し
、その後110℃に3時間保持してアクリル系樹脂を得
た。
コンデンサー、温度針、窒素ガス導入管、攪拌機を装着
したフラスコに、n−ブタノール64部を仕込み、リフ
ラックス温度まで昇温し、エピコ−)、1010 80
部を投入溶解せしめた後。
105℃忙て上記アクリル系樹脂50部、ジメチルエタ
ノールアミン7部を投入し、1時間、105℃に保持し
た。90’Cまで冷却した後、イオン交換水299部を
加え攪拌混合し、水分散性アクリル化ニーキシ樹脂を得
た。得られた水分散性エポキシ樹脂中のD−ブタノール
をイオン交換水を加えながら、水と共沸蒸留して除き、
更にイオン交換水を加えて調整し、不揮発分20慢、粘
度3゜cps (25℃)、pH6,5の水分散性アク
リル化エポキシ樹脂浴液(El)とした。
製造例2(水分散性アクリル化エポキシ樹脂溶液の調製
) コンデンサー、温度計、滴下ロート、窒素ガス導入管、
攪拌機を装着したフラスコを窒素置換した後、n−ブタ
ノール56部を仕込み、リフラックス温度まで昇温した
後、エピニー)101070部を投入して溶解させた。
次いで110’CK冷却した後、メタアクリル酸13部
、スチレン16部、アクリル酸エチル1部、過酸化ベン
ゾイル2.1部、n−1タノール7.5部の混合物を2
時間かけて滴下し、さらに110℃で3時間保持した後
、ジメチルエタノ−ルアはン10.8iおよびイオン交
換水323.6部を投入し、攪拌混合して水分散性アク
リル化ニーキシ樹脂を得た。得られた水分散性ニーキシ
樹脂中のn−ブタノールをイオン交換水を加えながら、
水と共沸蒸留して除き。
更にイオン交換水を加えて調整し、不揮発分2゜チ粘度
35 eps (25℃) pH6,4の水分散性アク
リル化エポキシ樹脂溶液(E2)とした。
(実施例1) 攪拌機、温度計及びコンデンサーを備え7t2j4ツロ
フラスコにフェノール404部、414ホルマリン37
3部、前記水分散性アクリル化工?キシ樹脂溶液(E、
) 720部、市販のポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル(’)i酸塩20.2部、及び25俤アン
モニア水、32部を仕込み、攪拌しながら加熱し、80
℃で5時間反応させたところ、不揮発分39%、粘度4
0 cps (25℃)の水分散体が得られた。このも
のを5力月間常温放置し九が1分散液の分離、沈でんは
みられなかった。
(実施例2) 撹拌機、温度計及びコンデンサーを備えた214ツロフ
ラスコにフェノール85部、41%ホルマリン78部、
前記水分散性アクリル化工Iキシ樹脂溶液(E、)13
66部及び48憾水酸化ナトリウム水溶液8.5部を仕
込み、攪拌しながら加熱し。
80℃で4時間反応させたところ、不揮発分24チ、粘
度30 cps (25℃)の安定な水分散体が得られ
た。
(実施例3) 攪拌機、温度計及びコンデンサーを備えた214ツロフ
ラスコにクレゾール432部、41%ホルマリン578
部、前記水分散性アクリル化エポキシ樹脂溶液(E、)
 840部及び25俤アンモニア水18部を仕込み、攪
拌しながら加熱し、80℃で3時間反応させたところ、
不揮発分40チ、粘度45 cps (25℃)の安定
な水分散体が得られた。
(実施例4) 実施例Iにおいて、水分散性アクリル化エポキシ樹脂溶
液(It)K代えて、水分散性アクリル化エポキシ樹脂
浴液(El)を使用した以外は実施例1と同様圧したと
ころ、不揮発分40チ、粘度40cps (25℃)の
水分散体が得られた。このものを5ケ月間常温放置した
が1分散液の分離、沈でんは認められなかった。
(実施例5) 実施例2において水分散性アクリル化二号?キシ樹脂浴
液(El) K代えて、水分散性アクリル化エポキシ樹
脂溶液(El)を便用した以外は実施例2と同様にした
ところ、不揮発分25チ、粘度35 epm(25℃)
の安定な水分散体が得られた。
(実施例6) 実施例3において、水分散性アクリル化エデキシ樹脂溶
I(E、)に代えて、水分散性アクリル化エポキシ樹脂
溶液(El)を使用した以外は実施例3と同様にしたと
ζろ、不揮発分39係、粘度4゜cps (25℃)の
安定な水分散体が得られた。
代理人  弁理士 高 橋 勝 利

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、エチレン性不飽和カルボン酸化合物および他の共重
    合性不飽和化合物からなるアクリル酸系ポリマー(a)
    とエポキシポリマー(b)との化学結合よりなるカルボ
    キシル基含有アクリル化エポキシ樹脂(c)を塩基性化
    合物で中和して水分散性組成物(A)とし、次いでこの
    水分散性組成物(A)の存在下にアルカリ触媒を用いて
    フェノール類1モルとホルムアルデヒド類1〜3モルを
    反応せしめることを特徴とする水分散性エポキシフェノ
    ール樹脂組成物の製造方法。
JP13829888A 1988-06-07 1988-06-07 水分散性エポキシフェノール樹脂組成物の製造方法 Expired - Fee Related JP2625900B2 (ja)

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