JPH01308282A - ジデオキシジデヒドロ炭素環式ヌクレオシド - Google Patents

ジデオキシジデヒドロ炭素環式ヌクレオシド

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JPH01308282A
JPH01308282A JP1008745A JP874589A JPH01308282A JP H01308282 A JPH01308282 A JP H01308282A JP 1008745 A JP1008745 A JP 1008745A JP 874589 A JP874589 A JP 874589A JP H01308282 A JPH01308282 A JP H01308282A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発’ffJはジテオキジジデヒドロ炭素項式ヌクレオ
/ド類似体に関する。特に本発明は炭素環2’、 3’
−ジブオキ/−2’+3’−ジデヒドロ−8−アザプリ
ンヌクレオノド類似体および治療におけるその使用、特
に抗癌剤としての使用に関する。
8−アザプリンヌクレオントは抗ウィルス活性を示すも
のとして従来より当業界に一般的に知られている。抗癌
活性を冶する8−アサプリン炭素環式ヌクレオシドの新
しい種類を発見した。従って、本発明の第1の特徴とし
て式(I):〔式中Xは水素、NRRl 、SR、OR
またはハロゲンであり; RおよびR1は同じかまたは異なっていてよく、水素、
01〜4 アルキルおよびアリールから選択される〕の
化合物および薬学的に許容されるその誘導体が提供され
る。
式(1)の化合物はシス型化合物であり、さらに、式(
1)の化合物は2つの不斉中心(式(1)中*で示す)
を含み、このため、2つの光学異性体およびラセミ混合
物を宮むその混合物として存在してよムことを、当業者
は理解されたい。全てのこのような異性体およびその混
合物はラセミ混合物を含めて、本発明の範囲に包含され
る。好都合には、化合物はラセミ混合物の形態である。
また当業者は、式(1)の化合物のあるものは多数の互
変異性体として存在し、全てこのような互変異性体は本
発明の範囲に包含されることを理解されたい。
ここで使用するハロゲンという用語はフッ素、塩素、臭
素およびヨウ素を指し、Xがハロゲンである場合は、そ
れは好ましくは塩素である。
ここで使用する01〜4アルキルとは、直鎖または分析
類のアルキル基、例えばメチル、エチル、 n−iロビ
ル、イソプロピル、n−ブチル、S−ブチルおよびt−
ブチル7指す。好都合には01〜4アルキルはメチルで
ある。
ここで用いるアリールとはいずれかの単項または多環の
芳香族部分を指し、未置換の、および置換されたアリー
ル(フェニル、トリル、キ7リル、アニシルのようなも
の)および未置換の、および置換されたアラルキルを包
含し、例、tJ−1’ヘンシル、フェネチルのよウナフ
ェニル(01〜4)アルキルを含むアリール(01〜4
)アルキルが包含される。
式(1)の化合物の好ましい群は、XがNRRl、OR
またはハロゲンであり、RおよびR1は前記の定義の通
りであり特に、水素であるような化合物である。
XがN’RR,1である場合は、Xは好ましくはNR2
である。
XがO,T(である場合は、Xは好ましくはOHである
Xがハロゲンである場合は、Xは好ましくは塩素である
。   ・ 特に好ましい式(1)の化合物はXがOHまたは塩素で
あるような化合物である。
「薬学的に許容される誘導体」とは、式(1)の化合物
の薬学的に許容される塩、エステル、またはそのような
エステルの塩または受容体に投与した際に式(1)の化
合物またはその活性体謝産物または残基を(直接または
間接的に)生じさせることが可能であるような他の化合
物のいずれかを意味する。
式(1)の化合物の好ましいエステルとしては、エステ
ル基の非カルホニル部分が水素、直鎖または分枝鎖のア
ルキル(例えば、メチル、エチル、n−プロピル、t−
ブチル、n−ブチル)、アルコキシアルキル(例えばメ
トキシメチル)、アラルキル(例えばベンジル)、アリ
ールオキンアルキル(例えばフェノキシメチル)、アリ
ール(例えば場合によりハロゲン、01〜4アルキルま
たは01〜4アルコキシで置換されたフェニル)から選
択されるようなカルボン酸エステル;アルキル−または
アラルキルスルホニル(例えばメタンスルホニル)のよ
うなスルホネートエステル;アミノ酸エステル(例えば
L−バジルまたはL−イソロイシル)およびモノ−、ジ
ーまたはトリーホスフェートエステルが挙げられる。
上記したエステルについては、特段の記載がない限り、
存在するアルキル部分は炭素原子1〜8個、特に炭素原
子1〜4個を含むのが有利である。このようなエステル
中に存在するアリール部分は、フェニール基を有するの
が有利である。
式(1)の化合物の薬学的に許容される塩は、薬学的に
許容される無機および有機の酸および塩基より誘導した
ものを包含する。適当な酸の例としては塩酸、臭化水素
酸、硫酸、硝酸、過塩= 9− 素酸、フマル酸、マレイン酸、リン酸、グリコール酸、
乳酸、サリチル酸、コノ・り酸、トルエン−p−スルホ
ン酸、酒石酸、酢酸、クエン酸、メタンスルホン酸、ギ
酸、安息香酸、マロン酸、ナフタレン−2−スルホン酸
およびペンセンスルホン酸が挙げられる。それ自体は薬
学的に許容されないが、シュウ酸のような他の酸を用い
て、本発明の化合物および薬学的に許容されるその酸付
加塩を得るための中間体として用いる塩を調製してもよ
い。
適切な塩基から誘導した塩としては、アルカリ金属(例
えばナトリウム)、アルカリ土類金属(例えばマグネシ
ウム)、アンモニウムおよびNR4” (Rは01〜4
アルキル)の塩が挙げられる。
今後、本発明の化合物について記載する場合は、式(1
)の化合物と薬学的に許容されるそ′の誘導体の両方を
含むものとする。
本発明の化合物は抗癌活性を有しており、白血病および
顕性の腫瘍、例えば癌腫、肉腫および肝癌のようなもの
を包含する腫瘍の治療において特に有益である。即ち、
例えば本発明の化合物はP−388白血病培養細胞に対
して細胞毒性を示すことがわかっている。
従って、本発明のもう1つの特徴として、活性を有する
治療薬、特に抗癌剤として、例えばヒトまたは非ヒト動
物体の癌、特に腫瘍に対処するための治療において用い
るための式(1)の化合物または薬学的に許容されるそ
の誘導体が提供される。
さらに別の特徴として、ヒトまたは非ヒト動物の体に式
(1)の化合物または薬学的に許容されるその誘導体を
有効量投与することを包含する、癌、特に腫瘍に対処す
るための治療方法が提供されている。
さらに別の特徴として、ヒトまたは非ヒト動物の体の癌
、特に腫瘍に対処するための治療薬の製造のための、式
(1)の化合物または薬学的に許容されるその誘導体の
使用もまた提供される。
式(1)の化合物のあるものは本発明の他の化合物の調
製における中間体としても有用である。
本発明の化合物は、1つまたはそれより多い他の治療薬
、例えば、抗嘔吐剤、免疫抑制剤、または別の抗癌剤と
組み合わせて使用するのが有利である。・本発明は1つ
またはそれより多い他の治療薬と組み合わせて式(1)
の化合物または生理学的に許容されるその塩を使用する
ことも包含すると理解されたい。
本発明のさらに別の特徴として、1つまたはそれより多
い薬学的担体または賦形剤とともに式(1)の化合物ま
たは生理学的に許容されるその誘導体を活性成分として
含有する薬学的組成物が提供される。
本発明の化合物は投与のためにいずれかの適宜な方法で
製剤してよく、従って、本発明はまた、ヒトまたは家畜
用の薬に用いるために適する式(1)の化合物または生
理学的に許容されるその誘導体を含有する薬学的組成物
も、その範囲に包含する。このような組成物は1つまた
はそれより多い生理学的に許容される担体または賦形剤
と混合して、従来の方法で使用するものであってよい。
組成物は場合により異なる抗癌剤または抗嘔吐剤または
免疫抑制剤のような他の治療薬を1つまたはそれより多
くさらに官有してよい。
即ち、本発明の化合物は経口、口内、局所、肛門、また
は非経腸による投与(例えば単回注射または静脈内輸液
による)のために製剤して一〕 3− よい。
注射剤は滅菌品であり、単位投与形態、例えばアンプル
、バイアル、少量輸液または充填済シリンジとして、ま
たは多数回投与容器中で、例えば保存料を添加するなど
して提供してよい。
組成物は水性、または非水性の担体中、溶液、懸濁液ま
たは乳液の形態をとってよく、抗酸化剤、緩衝剤、増量
剤、キレート剤、抗菌剤、可溶化剤、界面活性剤および
/または浸透圧調整剤のような製剤用助剤を含有してよ
い。また、活性成分(添加成分を含むか宮まない)は適
当な担体、例えば滅菌済の発熱物質を除いた水またはテ
キストロースで、使用前に希釈調製するための乾燥形態
であってよい。乾燥固体形態は固々の滅菌容器に無菌的
に滅菌粉末を充填するか、または灸容器に無菌的に滅菌
溶液を充填し凍結乾燥することによりfA製してよい。
本発明の化合物は経口投与用の組成物として製剤しても
よい。錠剤またはカプセルとして、これらは結着剤、充
填剤、潤滑剤、崩壊剤、または湿潤剤のような従来の賦
形剤を含有してよい。錠剤は良く知られた方法でコーテ
ィングしてよい。経口液体製剤は例えば水性または油性
の懸濁液、溶液、乳液、シロップまたはエリキシルの形
態であってよく、または、使用前に水または他の適当な
生体で希釈調製するための乾燥製品であってもよい。こ
のような液体製剤は懸濁剤、界面活性沖へ非水性担体、
保存料、糖分、甘味剤、緩衝剤、着色料、抗酸化剤およ
び/またはフレーバーのような従来の添加物を含有して
よい。化合物はまた、例えばカカオバターまたは他のグ
リセリドのような従来の生薬基剤を含有する生薬として
製剤してもよい。
口内投与のためには、組成物は従来の方法で製剤された
錠剤またはロセンジの形態をとってもよい。
局所投与のためには、本発明の化合物は、軟膏、クリー
ム、ローション、粉末、腟生薬、噴霧剤、エアロゾルま
たは滴剤(例えば点眼液または点鼻液)として製剤して
よい。軟膏とクリームは、例えば、適当な濃厚化剤およ
び/またはゲル化剤を添加しながら水性または油性の基
剤とともに製剤してよい。即ち、このような基剤は、例
えば、水および/または油、例えば流動パラフィンまた
は植物注油、例えばアラキス油またはひまし油を含有し
てよい。ローションは水性または油性の基剤とともに製
剤してよく、一般的には、1つまたはそれより多い、乳
化剤、安定剤、分散剤、懸濁剤、濃厚化剤、および/ま
たは着色剤も含有する。粉末はいずれかの適当な粉末基
剤、例えばメルク、乳糖または殿粉を用いて形成してよ
い。滴剤は、やはり1つまたはそれより多い、分散剤、
可溶化剤または懸濁剤を含有する水性または非水性の基
剤を用いて製剤してよい。エアロゾル噴霧剤は適当なス
プレー用ガス、例えばジクロロジフルオロメタン、トリ
クロロフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン
、二酸化炭素または他の適当なガスを用いて、加圧容器
から供給するのが好都合である。
組成物は活性物質01〜100%を含有してよい。
本発明の化合物は、ンボソーム、卵白微小球またはモノ
クローナル抗体のような特別の薬品担体系を組成物中に
含有゛させることにより腫瘍を対象として用いる′こと
が可能である。
全身投与のためには、成人の治療に用いる際の1日当り
投与量は一般的に5#1g〜5000mg、好ましくは
5011g〜20DOmgの範囲であり、これを、−1
’7− 例えば投与経路および患者の症状に応じて、1〜5回に
分割した1日当り投与量で投与してよい。組成物が投与
単位を構成する場合は、各単位は好ましくは活性取分1
0mg〜2000#Iy 、例えば50M9〜10 D
 OMflを含有する。
局所投与のためには、成人の治療に用いる際の1日・当
り投与量は一般的に患者の症状に応じて0.1■〜i 
o o o’myの範囲である。
式(1)の化合物を調製するための適当な方法を下記に
述べるが特段の記載が無い限り基Xは前に定義したもの
とする。以下の反応は、保護官能基7有する出発物質の
使用を必要とすあか、またはそれを適用するのが好都合
であるので、そのための所望の化合物を得るには脱保護
を中間体の段階または最終段階で行なう必要があろう。
官能基の保護および脱保護は慣用の方法を用いて行なっ
てよい。即ち、例えば、アミン基l 8− を、アラルキル(例えばベンジル)、7 シルマたはア
リール(例えば2,4−ジニトロフェノール)より選択
される基で保護し、次に標準の条件により適切には加水
分解または水素化分解により、所望の場合には保護基を
除去する。水酸基はいずれかの慣用の水酸基の保護基、
例えばrProtective Groups in 
Organic ChemistryJ。
J、F、W、 McOmie編(Plenum Pre
ss、 1973 )またはrProtective 
Groups in Organic 5ynthes
is’。
Theodora W、 Green著(John W
iley and 5ons。
1981 )に記載されたものを用いて保護してよい。
適当な水酸基保護基の例としては、アルキル(例えばメ
チル、t−ブチルまたはメトキシメチル)、アラルキル
(例えばベンジル、ジフェニルメチルまたはトリフェニ
ルメチル)、ヘテロ壌基、例えばテトラヒドロピラニル
、アシル(例えばアセチルまたはベンゾイル)およびン
リル基、例えばトリアルキルゾリル(例えばt−ブチル
ジメチルシリル)から選択される基が挙げられる。水酸
基保腰基は慣用の方法で除去してよい。即ち、例えばア
ルギル、シリル、アシルおよびヘテロ環基は加溶媒分解
、例えば加水分解により、酸性または塩基性条件下で除
去してよい。トリフェニルメチルのようなアラルキル基
も、同じく、加溶媒分解、例えば刃口水分解により酸性
条件下で除去してよい。ベンジルのようなアラルキル基
はパラジウム/チャコールのような貴金属触媒の存在下
、水素化分解により除去してよい。7リル承もまた、テ
トラ−n−ブチルアンモニウムフロリドのようなフッ素
イオン源を用いて好都合に除去してよい。
従って本発明の別の特徴によれば、式(1)の化合物お
よび薬学的に計容されるその誘導体の調製方法も提供さ
れる。即ち、第1の段階囚において、式(1)の化合物
および薬学的に許容されるその誘導体は、式(■): 〔式中Xは前記した式(1)における意味を有する置換
基であるか、または、その保護された形態であり、そし
てピリミジン壌土の2位のアミノ基および/またはシク
ロペンテニルカルビノール基、上の水酸基は保護された
形態であってよい〕の化合物または薬学的に許容される
その誘導体を亜硝酸と反応させ、次に必要であれば存在
する保護基を除去することにより調製してよい。
亜硝酸との反応は、好都合には低温(例えばO〜10″
C)で、酸(例えば酢酸のような有機酸)の存在下、式
(■)の化合物の水溶液へ亜硝酸塩(例えば亜硝酸ナト
リウム)溶液を添加することにより行なってよい。
もう1つの工程(B)においては、式(1)の化合物お
よび薬学的に許容されるその誘導体は、式(1)の化合
物(またはその保護された形態)または薬学的に許容き
れるその誘導体を相互変換反応に付し、これにより、当
初存在していた置換基Xを異なる置換基Xと置き換える
ことにより調製してよい。
工程(B)は置換基Xが当初ハロゲン(例えば塩素)原
子であるような式(1)の化合物を用いて好都合に行な
ってよい。
工程(B)の1つの実施態様においてはXが基NRRI
 (式中RおよびR1は前に定義したもの)であるよう
な式(1)の化合物は、Xがハロゲン原子(例えば塩素
)であるような式(1)の相当する化合物のアミン化に
より調製してよい。アミノ化は好都合にはアルコール(
例えばメタノール)のような溶媒中で、試薬H1qRR
1(式中RおよびR1は前(=定義したもの)と反応さ
せることにより行なってよい。反応は適当な温度で、そ
して、好都合には還流温度のような高められた温度で行
なってよく、または、液体アンモニアを用いる場合は密
封試験肯中約50〜80℃で行なってよい。ハロゲン化
物から第2または第6アミンへの変換のための適当な条
件は、王、T、Harrison等によるrCompe
ndj、um of Organic Synthet
icMethods’、 Wiley−工ntersc
j、ence、 New York(1971)の25
0〜252ページにも記録されている。
工程の)の別の実施態様では、Xが基OR(式中Rは前
に定義したもの)である式(1)の化合物は、適切な陰
イオンRO−でハロゲン(例えば塩素)を置換すること
により調製してよい。Rが水素原子である場合は、置換
反応は、水中、または水と、例えばアルコール(例えば
メタノールまたはエタノール)、エーテル(例えばジオ
キサンまたはテトラヒドロフラン)、ケトン(例えばア
セトン)、アミド(例えばジメチルホルムアミド)また
はスルホキシド(例えばジメチルスルホキシド)のよう
な水混和性溶媒との混合物中、好都合には酸または塩基
の存在下で行なうことの出来る加水分解により、行なっ
てよい。
適当な酸(二は、p−)ルエンスルホン酸のような有機
酸および塩酸、硝酸または硫酸のような無機酸が包含さ
れる。適当な塩基には、アルカリ金属の水酸化物または
炭酸塩(例えはナトリウムまたはカリウムの水、酸化物
または炭酸塩)のような無機の塩が包含される。水性の
酸または塩基も反応溶媒として使用してよい。加水分解
は好都合には、−10℃〜+150℃の範囲の温度、例
えば還流温度で行なってよい。Rが01〜4アルキルま
たはアリール基である場合は、陰イオンRO−は好都合
には、乙ルカリ金属(例えば金属ナトリウム)またはア
ルカリ金属水素化物(例えば水素化ナトリウム)のよう
な無機の塩基を用いて相幽するアルコールROH75’
−ら形成する。容器内で形成した陰イオンとの反応は好
都合には環境温度で行なってよい。
工程(B)のもう1つの実施態様においては、Xが基S
Hである式(1)の化合物は、高められた温度(例えば
還流温度)で、アルコール(例えばn−プロパツール)
のような適当な溶媒中、チオ゛ 尿素と、χがハロゲン
(例えば塩素)であるような式(1)の化合物を反応さ
せ、次に、アルカリ加水分解を行なうことにより調製し
てよい。使用してより適当な塩基はアルカリ金属水酸化
物(例えば水酸化ナトリウム)を包含する。反応は0.
0. Urquart等の「Org、 Syn、 Co
11.J、Vo13、363 (195ろ)の方法に従
って1、例えば、約025〜約5時間水性NaOHとと
もに中間体を還流することにより、好都合に行なってよ
い。
工程(B)の別の実施態様においては、Xが水素原子で
あるよう1式(1)の化合物は、他の分子に影響しない
ような還元系を用いて、Xがハロゲン(例えば塩素)で
あるよう1式(1)の化合物を還元することにより調製
してよい。所望の脱ハロゲン反応を行なうのに用いてよ
い適当な還元剤は、J、R,Marsball等のr、
r、 Chem、、 、Soc、J +1004 (1
951)の方法を用いた場合の金属亜鉛/水を包含する
。また、反応は、10%トリエチルアミンを含有するテ
トラヒドロフランのような適当な溶媒中、および、好都
合には、■。
Na1r等のrJ、 Org、 Cbern、J、 5
2.、 ’j34j(1987)の方法に従いRayo
netの光化学反応器中で、元分解することにより行な
ってよい。
工程(B)のさらに別の実施態様においては、■がハロ
ゲン原子である式(1)の化合物は、ハロゲン−ハロゲ
ン交換の従来法により、Xが異なるハロゲン原子である
ような式(1)の化合物から調製してよい。また、Xが
塩素である場合は、この置換基は良く知られた方法に従
って種々のp−(ハロ)ベンセンジアゾニウムクロリド
を用いて、他のハロゲン原子で置き換えてよい。
Xが基SR’(Rは01〜4アルキルまたはアリール基
)であるような式(1)の化合物は例えば米国特許4,
383,114号に記載されているようなアルキル化ま
たはアリール化の標準的方法を用いて相当するチオール
から調製してよい。
上記した反応の多くは、例えばrN+ノcleosid
eAna、10g5 Chemistry、 ’Bio
logy and Medj、ca]。
Ap’pl−icat”j、onslJ、 R,T、 
Wal’ker等編、PlerxumPless、 N
ew York (1979)の193〜223ページ
中に、ヌクレオシド合成の項で広ぐ報告されており、そ
の記述は参考のため本明細書中に組み込まれる。
本発明の化合物の薬学的に許容される塩は米国特許4:
6a 3,11’4号に記載されているようにしてA製
してよく、その記述は参考のために本明a書中に組み込
まれる。即ち、例えば式(1)の化合物の酸付加塩を調
製するのが望ましい場合は、上記方法のいずれかの生成
物を、慣用の方法で適当な酸で、生成し7た遊離塩基を
処理することにより、塩に変換してよい。薬学的に許容
される酸付カロ塩は、場合によりエステル(例えば酢酸
エチル)またはアルコール(例えばメタノール、エタノ
ールまたはイソプロパツール)のような適当な溶媒の存
在下、適切な酸と遊離塩基を反応きせることにより調製
してよい。無機の塩基の塩は、場合により、アルコール
(例えばメタノール)のような溶媒の存在下、アルコキ
シド(例えばナトリウムメトキッド)のような適当な塩
基に遊離塩基を反応させることにより調製してよい。薬
学的に許容される塩は、また、慣用の方法を用いて、式
(1)の化合物の、他の薬学的に許容される塩を含む他
の塩からも調製してよい。
式(1)の化合物は、適切には、:pOCt3のような
リン酸化剤または酸のハロゲン化物または無水物のよう
な適当なエステル化剤との反応により、薬学的に許容さ
れるホスフェートまたは他のエステルに変換してよい。
式(1)の化合物のエステルまたは塩は、例えば加水分
解により族化合物に変換してよい。
式゛(■)の化合物は、式2a゛ =29− の化合物から、過剰量の式(■): 〔式中、又は前記式(1)中で定義したものであり、Y
はハロゲン原子、例えば塩素である〕のピリミジンとの
反応を、トリエチルアミンのようなアミン塩基の存在下
、ナルコール性溶媒(例えばn−ブタノール)中、好都
合には還流温度で行なって′、式(■) の化合物とし、これを、ジアゾニウム塩ArN2十F−
(式中Arは芳香族基、例えばp−クロロフェニルであ
り、E−は陰イオン、例えば塩素のようなハ占ゲンのイ
オンを示す)を用いて、水、酢酸のような有機酸、また
はその混合物のような溶媒中で、好都合には概ね環境温
度でジアゾ化し、式(V): 〔式中Arは前記定義の通り〕の化合物とし、これを、
例えば、酸、例えば酢酸の存在下、亜鉛のような還元金
属を用いて還元することにより式(II)の所望の化合
物に変換することにより、得てよい。還元剤の選択は基
Xの性質によると理解されたい。
化合物2aは、アルカリ土類金属水酸化物のような弱い
塩基の存在下、加水分解により、−般的な前駆体、1α
−アセチルアミノ−3α−アセトキシ−メチル7クロベ
ントー2−エン(1α)から調製してよい。
特に好都合な工程の実施態様においては、式(1)の化
合物は、以下に示す合成方法に従い調製してよい。
Fjj 1 a       2a         4a↓ 化合物1aは米国特許4,13,8,562号に記載の
知られた化合物である。
式(1)の化合物を1つの異性体として欲しい場合は、
最終生成物の分割を行なうか、または、。
異性体として純粋な出発物質または好都合な中間体のい
ずれかを用いて立体特異的に合成を行なうことにより得
てよい。
最終生成物、または中間体または出発物質の分割は、当
業界に知られた適当な方法で行なってよく、例えば、E
、L、 ElielによるrStereo−chemi
stry of Carbon Compounds’
、 (McGrawHill、 1962 )および、
S、H,Wilenの17.Tableof Reso
lving AgentsJ ’a’参照されたい。
式(1)の不斉的に純粋異性体を得るための1つの好都
合な方法は、化合物またはその前駆体のラセミ混合物の
酵素的変換によるものである。
このような方法により、式(1>の化合物の(ト)と(
−)の両方を、光学的に純粋な形で得てよ諭。適当な酵
素はアテノシンデアミナーゼのようなデアミナー七を包
含する。
本発明を、後述する詳細な実施例においてさらに説明す
るが、実施例中、元素分析はN−H−WLabo、ra
tories (Phoenix、 AZ)で実施し、
た。融点はMe 1−Temp装置で測定し、補正した
。核磁気共鳴スはクトルはJeol FX、90 QF
TまたはN1colletNT 300分光分析器を用
いて得て、DMSO−D16中で記録した。化学シフト
はMe4Siより低磁場のp+pmとして表した。IR
スペクトルはN1co11et5DXCFT−IR分光
分析器を用いKBr 錠剤法で測定し、UVスペクトル
はBe、ckmann DU−8分光分析器で測定した
。質量スペクトルはAEI 5cientificAp
parat、us Lim1t、ed MS−30質量
分析器を用いて得た。薄層クロマトグラフィー(TLC
)は、Mar、ck製のシリカゲル(260〜400メ
ツシユ)の0.245m層の上で行なった。全ての薬品
および溶媒は試薬級のものを用いた。
中間体 1 (ト)−(1α、4α)−4−C(2−アミノ−6−ク
ロロ−4−ピリミジニル)−アミノコ−2−シクロペン
テニルカルビノール(4a) 1α−アセチルアミノ−6α−アセトキシメチルシクロ
ベント−2−エン(1a) (3,0?、15ミリモル
)および水性水酸化バリウム(05N、30 DTnl
)の混合物を一夜還流した。冷却後、ドライアイスで中
和した。沈殿を濾過し、水溶液を濃縮乾固させた。残留
物を無水エタノールで抽出し、再濃縮して無色のシロッ
プ状物として2aを1.<55’(14ミリモル)得た
粗製の2a14ミリモルに、2−アミノ−4,6−ジク
ロロ−ピリミジン(3,74f、 22.8ミリモル)
、トリエチルアミン(15−)およびn−ブタノール(
7S<)を添加し、混合物を48時間還流した。揮発性
溶媒を除去し、残留物をメタノールで処理し、未溶解の
副生成物(ピリミジンヌクレオンドの2倍体)を分離し
た。メタノール溶液を、カラム(4,0X14>)に充
填したンリカゲル(8?)上に吸収させて、CHCL3
−MeOH(40: 1 )で溶離させ、粗製の4aを
1527(42%)得た。生成物を酢酸エチルから再結
晶させで4aを得た。融点132〜134°C0中間体
 2 (±)−(1α、4αL−4−([(2−アミノ−6−
クロロ−5−(4−クロロフェニル−アゾ)  4 、
、20リミジニル−アミ/)−2−7クロはンテニノト
カルビノール(5a)ジアゾニウム塩の冷溶液を、6N
塩酸(25ml)中p−クロロアニリン(147グ、1
15ミリモル)および水(10yd)中皿硝酸ナトリウ
ム(87CJmg、125ミリモル)から調製した。こ
の溶液を、4a(2,40f、10ミリモル)、酢酸(
50ml)、水(50m)および酢酸ナトリウム3水化
物(20?)の混合物に添加した。反応混合物を室温で
一夜攪拌した。黄沈を濾過し、中性になるまで冷水で洗
浄し、次にフード内で風乾し、5aNを3.6OL?(
’94%)得た。融点229℃(分解)。
分析用試料はアセトン−メタノール(1:2)から得た
。融点241〜24ろ”C(分解)。
中間体 3 (ト)−(1α、4α)’ −’ 4− [(’2’、
5−ジアミノ−6−クロロ−4−ピリミジニル)−アミ
ノ]’−2−シクロペンテニルカルビノール(6a)’
5a(379ml?、1ミリモル)、亜鉛粉(’0.6
5 f、10ミリモル)、酢e <O,’zr 2mb
’)、水゛(151nl)2よびエタノール(1’5m
1)の混合物を6時間窒素下で−R流した。亜鉛を除去
し、溶媒を蒸発させた。残留物をンリカゲノt(27)
に吸収させ、カラム(2,DXlEtm)に充填し、C
HCL3−MeOH(15:1)で溶離した。ピンク色
のシロップ状物が得られた。メタノール−エーテルより
さらに精製し、ピンク色の結晶として6aを1’ 70
 my(66%)得た。融点168〜170℃。
実施例 1 (ト)−(1α、4α)−4−(5−アミノ−7−りロ
ロー3 H−1,2:s−トリアゾロ[’4 、5−d
)ピリミジン−[1ル)2−シクロにンテニル力ルビノ
ール 酢酸(’1.5−)および水(2,5me)の中の6a
(225■、1ミリモル)の冷溶液に、水(2m1)中
皿硝酸ナトリウム<8srng、1.2ミリモル)を添
加した。反応は殿粉−ヨウ化カリウム紙でモニターした
。0℃で1時間攪441′した後、沈殿を濾過し、冷水
で洗浄し、5酸化リン上で真空下に乾燥し、オフホワイ
トの゛結晶として標題化合物21B’my(81%)を
得た。粗生成物をメタノールから再結晶させた。融点1
56〜155℃(分jIl¥)。
MS (30ev、 220℃): m/e 266お
よび26B (M+およびM++2)、 236  (
M+−30)、 170  (B+);  I’R:3
600−3000 (NH2,OH)、165o、16
00 (C=C,C=N)。
実施例 2 (ト)−(1α、4α)−4−45−アミノ−7−ヒド
ロキシ−3H−1,2,3−)リアゾロ[4,5−d〕
ピリミジン−3−イル)−2−7クロペンテニルカルビ
ノール 実施例1の生成物(2113+y、0.8 ミリモル)
および水性水酸化ナトリウム(0,25N 、 10m
A )の混合物を6時間還流し、次に、6N塩酸でpi
−15に合わせた。上ラチン状の沈殿物を許過し、冷水
で洗浄した。これを5酸化リン上で真空下に乾燥し、オ
フホワイトの固体として標題化合物181Mg(90%
)を得た。融点222〜224℃(分解)。水から再結
晶した後は、融点は226〜225℃(分解)となった
MS(2C1ev、 ”+00℃L Ve 24B ’
(M+)、217 (M+=61)、152 (B+)
; IR: 3600−3[1100(NH2,OH)
、1750.1600 (C=C,C=N)。
実施例 3 (ト)−(1α、4α) −4’ −’(5,7−ジア
ミツー5H−1,2,3−)リアゾロ(4;5−a)ピ
リミジン−6−イル)−2−シクロはンテニルヵルビノ
ールボンベ中−80℃でメタノール(1’O−)中’実
施例1の生成物(267■、1ミリモル)の溶液中に液
体アンモニアを通し入れた。ボンベを蜜封し、20時間
60°Cで加熱した。アンモニアとメタノールを蒸発さ
せた。残留混合物をシリカゲル(22)に吸収はせ、カ
ラム(2,Q X 10’cm )に充填し、そして、
CHCL3−Me6H(15: 1 )で溶離して白色
結晶として標題化合物201g(83%)を得た。
粗生成物をエタノール−水(2:1)から再結晶させ、
融点204〜242°C(分解)の標題化合物を得た。
MS (30ev、 240°C): m/e 247
 (M”)、229 (M+−18)、217 (M+
−30)、151 (B+); IR: 36[]0−
31 DO(NH2,OH,)、 17Do、1650
,1600  (c=o。
C=C、C=N )。
実施例 4 細胞毒性の検定 P−388マウス白血病細胞培養検定により、実施例1
および2の化合物について11111定したED5゜細
胞毒性濃度を表1に示す。
=41− 表   1 P−388白血病細胞培養における炭素環ヌクレオシド
の抑制濃度“ ・ 実施flJ番号     ED’so’、μg/m/1
                   1.024.
5 傘検定方法: R,G、 Almquj、stとR,V
ince、 rJ。
Med、 Chem、J 56.1396 (1973
)。
即ち、表1の両化合物ともP−388マウス白血病に対
して活性を有していた。
以下は本発明の薬学的組成物の実施例である。
以後使用する「活性数分」という用語は本発明の化合物
を意味する。
実施例A−注射用乾燥粉末 rny/バイアル 活 性 成 分       酸100即に相当する量
クエン酸6ナトリウム  88 クエン酸   0.2 方法 1 均質になるまで滅菌済の成分を混合する。ガラスのバイ
アルに無菌的に充填する。ヘッドスは−スな窒素でパー
ジし、ゴム栓と金属製オーバーシールな用いてバイアル
を封じる。
方法 2 英国薬局方注射用水中に成分を溶解する。メンブレンフ
ィルターで溶液を滅菌F遇する。凍結乾燥用バイアルに
無菌的に充填し、適当なゴム製の凍結乾燥用栓を定位置
にとり付ける。凍結乾燥し、乾燥サイクルの最後にバイ
アルに窒素を充填する。栓を完全に挿入し、金属製のオ
ーバー/−ルなつける。
希釈調製 適当な滅菌担体、例えば注射用水または5%w/vのデ
ギストロース溶液を用いて、注射液(例えば10−答中
)または輸液(例えば100−答中)として希釈調製す
る。
実施例B−経経用用錠 剤 性 成 分       酸250#Igに相当す
る量微結晶セルロース     261 ナトリウム殿粉グリコレート    6ステアリン酸マ
グネシウム     2成分をふるいにかけ、均質にな
るまで混合する。適切なパンチで圧縮する。錠剤は、通
常の膜コート技術により適用した薄層の重合体コーティ
ングで被覆してもよい。膜コーティングには顔料を含有
させてもよい。
外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは水素、NRR^1、SR、ORまたはハロゲ
    ンであり; RおよびR^1は同じかまたは異なつていてよく、水素
    、C_1_〜_4アルキルおよびアリールから選択され
    る〕の化合物および薬学的に許容されるその誘導体。 2)XがNRR^1、ORまたはハロゲンである請求項
    1記載の式( I )の化合物。 3)XがNH_2である請求項1記載の式( I )の化
    合物。 4)XがOHである請求項1記載の式( I )の化合物
    。 5)Xが塩素である請求項1記載の式( I )の化合物
    、 6)つぎの工程、すなわち、 (A)式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中Xは請求項1中の意味を有する置換基であるかま
    たはその保護された形態のものであり、そして、ピリミ
    ジン環上の2位のアミノ基および/またはシクロペンテ
    ニルカルビノール基中の水酸基は保護された形態であつ
    てよい)の化合物または薬学的に許容されるその誘導体
    を、亜硝酸と反応させ、次に必要であれば存在する保護
    基を除去すること; (B)式( I )の化合物(またはその保護された誘導
    体)または薬学的に許容されるその誘導体を相互変換反
    応に付し、これにより当初存在していた置換基Xを異な
    る置換基Xと置き換えること; (C)式( I )の遊離の化合物を薬学的に許容される
    その誘導体に変換すること、の少なくとも1つを包含す
    る、式( I )(請求項1で定義したもの)の化合物お
    よび薬学的に許容されるその誘導体の調製方法。 7)Xが当初ハロゲン原子である式( I )の化合物を
    用いて工程(B)を行なう請求項6記載の方法。 8)治療に用いるための請求項1〜5のいずれか1項に
    記載の式( I )の化合物または薬学的に許容されるそ
    の誘導体。 9)ヒトまたは非ヒト動物の体の抗癌治療に用いるため
    の請求項1〜5のいずれか1項に記載の式( I )の化
    合物または薬学的に許容されるその誘導体。 10)1つまたはそれより多い薬学的担体または賦形剤
    とともに式( I )(請求項1で定義)の化合物または
    薬学的に許容されるその誘導体を活性成分として含有す
    る薬学的組成物。
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