JPH01308277A - ケトン誘導体 - Google Patents

ケトン誘導体

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JPH01308277A
JPH01308277A JP1022464A JP2246489A JPH01308277A JP H01308277 A JPH01308277 A JP H01308277A JP 1022464 A JP1022464 A JP 1022464A JP 2246489 A JP2246489 A JP 2246489A JP H01308277 A JPH01308277 A JP H01308277A
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hydrogen atom
group
general formula
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JP1022464A
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English (en)
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Chiyaaruzu Noosu Piitaa
ピーター、チャールズ、ノース
Uiriamu Otsukusufuoodo Arekusandaa
アレクサンダー、ウイリアム、オックスフォード
David J Cavalla
デイビッド、ジョン、カバラ
David E Bays
デイビッド、エドマンド、ベイス
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Original Assignee
Glaxo Group Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ケトン誘導体、それらの製造方法、それらを
含有した医薬組成物及びそれらの医学的用途に関する。
特に、本発明は、−次求心性神経の末端に存在するタイ
プの5−HTレセプターにおける5−ヒドロキシトリプ
タミン(5−HT)の有効かつ選択的な拮抗剤であるケ
トン誘導体に関する。このタイプのレセプターは現在5
−HT3レセプターと命名されており、中枢神経系中に
も存在している。5−HTは中枢神経系のニューロン経
路中に広く存在していて、これら5−HT含有経路の障
害は気分、精神運動活性、食欲及び記憶のような挙動様
式を変えることが知られている。
〔従来の技術〕
5−HT3レセプターにおいて拮抗活性を有する化合物
は、既に開示済である。
例えば、公開欧州特許第242973号明細書には、下
記一般式で示されるケトン誘導体並びにその生理学上許
容される塩及び溶媒和物が開示されている。
7\ /と−A−8−1□ 上記式中、Imは下記式のイミダゾリル基を表わす。
Rは、水素原子又はC1−6アルキル、C3−6アルケ
ニル、Cアルキニル’ ”3−7シクロアルキル、Cシ
クロアルキルC1−4アルキル、フェニルもしくはフェ
ニルCアルキル基を表わす。
R2は、水素原子又はCアルキル、C3−6]−6 アルケニル” 3−7シクロアルキル、フェニルもしく
はフェニルC1−3アルキル基を表わす。
A−Bは、基RRC−CH2又はRC=CHを表わす。
R3及びR4は、同一でも又は異なっていてもよく、各
々水素原子又はC1−6アルキル基を表わす。
R5、R6及びR7で示される基のうち一つは水素原子
又はCアルキル、C3−7シクロアルキル、C3−6ア
ルケニル、フェニルもしくはフェニルC1−3アルキル
基であり、他の二つの基は各々同一でも又は異なってい
てもよくて、水素原子又はC1−6アルキル基を表わす
〔本発明化合物〕
我々は、上記化合物と構造が異なりかつ5−HT 3レ
セプターにおける5−HT作用の有効な・拮抗剤である
新規化合物群を発見した。
即ち、本発明は、下記一般式(I)のケトン誘導体並び
にその生理学上許容される塩及び溶媒和物を提供するも
のである。
〔上記式中、R及びR2は一緒になって03−5アルキ
レン鎖を形成しており、かつRは水素原子である。又は R1及びR3は一緒になって02−4アルキレン鎖を形
成しており、かつRは水素原子である。
A−Bは、基RRC,−、CH2又はR,、C7CHを
表わす。
R4及びR5は、同一でも又は異なって(為でもよくて
、各々水素原子又はC1−6ア(レキル基を表わす。
Imは、下記式のイミダゾリル基・ (上記式中、R6、R7及びRで示される基のうち、一
つは水素原子又はCアルキル、Cシクロアルキル、Cア
ルケニル、フェニルもしくはフェニルCアルギル基であ
り、他あ竺っ。基、よ各ヵ、−7エ゛、よッな9□い、
もよぐて、水素原子又はCアルキル基を表わす)ゆオゎ
オ。   ”−。
一般式(’I )の化合物の適切な生理学上許容される
塩としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、ア
ルキル−もしくはアリールスルホン酸塩(例えば、メタ
ンスルホン酸塩又はp−1−ルエンスルホン酸塩)、リ
ン酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、
フマル酸塩及びマレイン酸塩のような、有機又は無機酸
から形成され″る酸付加塩がある。溶媒和物としては例
えば水和物かある。
置換基R4、R5、R6、R7、R8及びA−Bの種類
に応じて光学及び幾何異性中心が分子中に存在しうるこ
とは明らかてあろう。一般式(I)の化合物のすべての
光学異性体、そのラセミ体を含めたそれらの混合物及び
式(I)の化合物の幾何異性体か本発明に含まれる。
一般式(I)において、それ自体又は基の一部としての
アルキル基は直鎖でも又は分岐鎖のアルキル基であって
もよく、例えばメチル、エチル、プロピル、プロピ−2
−イル、ブチル、ブチ−2−イル、ペンチル、ベンチ−
3−イル又はヘキシルである。アルケニル基は例えばプ
ロペニル又はブテニル基である。RかC3−6アルケニ
ル基を表わす場合には、二重結合か窒素原子に隣接して
いてはならないことは明らかであろう。フェニルC1−
3アルキル基は、例えばベンジル、フェネチル又は3−
フェニルプロピル基である。シクロアルキル基は、例え
ばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シ
クロへキシル又はシクロヘプチル基である。
式(T)の化合物の好ましい群は、A−Bが基RRC−
CH2を表わず場合の群である。式(I)の化合物の更
に好ましい群は、R4及び存在する場合にはR5か各々
水素原子を表わす場合の群である。
式(I)の化合物のもう−っの好ましい群は、R、R及
びR8か各々独立して水素原子又はC1−6アルキル基
、更に具体的には水素原子又はC1−3アルキル(例え
ば、メチル)基を表わす場合の群である。更に好ましい
化合物群は、R6及びRか各々水素原子を表わし7かっ
R8かCアルキル(例えば、メチル)基を表わす場合の
群である。
式(I)の化合物のもう一つの好ましい群は、Rか水素
原子を表わしかつR及びR3か一緒になって02−4ア
ルキ1/ン鎖を形成している場合の群である。この好ま
しい化合物群の中で特に好ましい化合物群は、R及びR
3が一緒になって一]]− 基一(CH2)3−を形成している場合の群である。
本発明において特に好ましい化合物は、]−(]5,6
−ジヒドロ−4H−ピロロ3,2.1−IJ〕ギノリン
−1−イル)−3−(5−メチル−1H−イミダゾール
−4−イル)−1−プロパノンである。
〔本発明化合物の用途〕
5−HT3レセプターにおいて本発明の化合物による5
−HTの有効かつ選択的な拮抗作用は、ラット内鼻皮質
ホモゲネートにおいて3−(5,−メチル−1H−イミ
ダゾール−4−イル)−1−〔1−(メチル−t3)、
−IH−インドール−3−イル〕 −1−プロパノン結
合を阻害しうるそれらの能力により 〔ネーチャー (
Nature)、 1987年、第330巻、第746
頁においてG、キルバトリック(G、Kj Ipatr
jck)らにより記載された一般的方法に従う〕及び/
又はラット摘出迷走神経の54(T起因性脱分極を阻害
しうるそれらの能力によって証明された。
5− HT3レセプターにおいて5−HTの作用に拮抗
する式(I)の化合物は、(イ)精神障害(例えば、精
神分裂症及び8M病)、(ロ)不安、及び(ハ)特に癌
化学療法及び放射線療法に伴う悪心及び嘔吐のような症
状の治療に際して有用である。式(I)の化合物は、(
イ)胃内容停滞、(ロ)消化不良、消化性潰瘍、逆流性
食道炎、鼓腸及び過敏性腸症候群と共に生しるような胃
腸機能不全症状、(ハ)片頭痛、及び(ニ)症ろの治療
に際しても有用である。式(I)の化合物は、乱用薬物
及び物質依存症、うつ症、痴呆及び他の知覚障害の治療
にも有用である。
もう−面において、本発明は、(イ)精神分裂症又は蹄
病のような精神障害、(ロ)不安、(ハ)悪心又は嘔吐
、(ニ)胃内容停滞、(ホ)消化不良、逆流性食道炎、
消化性潰瘍、鼓腸及び過敏性腸症候群のような胃腸機能
不全症状、(へ)片頭痛、(I・) 5iti Ji、
(チ)乱用薬物及び物質依存症、(す)うつ病、(ヌ)
痴呆又は他の知覚障害のあるヒト又は動物の治療方法を
提供するか、この方法は式(I)の化合物又はその生理
学上許容される塩もしくは溶媒和物の有効量を投与する
ことからなる。
したがって、本発明は、一般式(I)の化合物並びにそ
の生理学上許容される塩及び溶媒和物(例えば、水和物
)から選択される少なくとも1種の化合物を含有し、人
又は獣医学用に、いずれかの好都合な投与経路用に処方
された医薬組成物をも提供する。
このような組成物は、1種以上の生理学上許容される担
体及び/又は賦形剤を用いて常法に従い処方される。
本発明の化合物は、経口、経口腔、非経口もしくは経直
腸投与用として又は吸入もしくは通気(口又は鼻のいず
れかを介する)投与に適した形で処方される。
経口投与の場合、医薬組成物は結合剤(例えば、前ゼラ
チン化メイズデンプン、ポリビニルピロリドン又はヒド
ロキシプロピルメチルセルロース)、フィラー(例えば
、ラクトース、微結晶セルロース又はリン酸水素カルシ
ウム);滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、
タルク又はシリカ)、崩壊剤(例えば、ポテトデンプン
又はデンプングリコール酸ナトリウム)、又は湿潤剤(
例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)のような薬学上許容
される賦形剤と共に常套手段で製造されるような錠剤又
はカプセル等の形をとることができる。錠剤は、当業界
で周知の方法でコーティングしてもよい。経口投与用の
液体製剤は例えば溶液、シロップもしくは懸溺液の形を
とってもよいし、又はそれらは使用前に水もしくは他の
適切なビヒクルで調製される乾燥製品として供与しても
よい。このような液体製剤は、懸濁化剤(例えば、ソル
ビトールシロップ、セルロース誘導体又は水素添加食用
脂肪)、乳化剤(例えば、レシチン又はアラビアゴム)
、非水性ビヒクル(例えば、アーモンド油、油性エステ
ル、エチルアルコール又は分別植物油)、及び保存剤(
例えば、p−ヒドロキシ安息香酸メチルもしくはプロピ
ル又はソルビン酸)のような薬学上許容される添加剤と
共に常套手段で製造される。製剤は適切であれば緩衝塩
、香味剤、着色剤及び甘味剤を含有していてもよい。
経口投与用製剤は、活性化合物を制御的に放出しうるよ
う適切に処方してもよい。
経口腔投句用組成物は、常法に従い処方される錠剤又は
ロゼンジの形をとることができる。
本発明の化合物は、ポーラス(bolus)注射又は持
続的注入による非経口投与用にも処方される。
注射用処方剤は、保存剤添加単位投薬形、例えばアンプ
ル又は複数回用量容器として供与される。
組成物は油性又は水性ビヒクル中懸濁液、溶液又は乳濁
液のような形をとり、懸濁化剤、安定化剤及び/又は分
散剤のような処方剤を含有していてもよい。一方、活性
成分は使用前に例えば無菌無パイロジエン水のような適
切なビヒクルで調製される粉末形であってもよい。
本発明の化合物は、カカオ脂又は他のグリセリドのよう
な慣用的生薬基剤を含有した坐剤又は滞留性浣腸剤等の
経直腸組成物として処方してもよい。
前記処方剤に加えて、本発明の化合物はデポ(depo
t )製剤として処方することもできる。このような長
時間作用型処方剤は植込み(例えば、皮下又は筋肉内)
又は筋肉内注射により投与される。例えば、本発明の化
合物は適切なポリマー性もしくは疎水性物質(例えば、
許容しつる油中のエマルジョンとして)又はイオン交換
樹脂と共に、あるいは難溶性誘導体、例えば難溶性塩と
して処方される。   □            ・
吸入投与の場合、本発明の化合物は適切な噴射剤、例え
ばジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタ
ン、ジクロロテトラフルオロエタン、二酸化炭素又は他
の適切なガスにより加圧パック又はネブライザーからエ
アゾールスプレーの形で放出されることが都合よい。加
圧エアゾールの場合、投薬単位は計測量を放出するバル
ブを装備することによって定めることができる。吸入器
又は通気器用の例えばゼラチンのカプセル及びカートリ
ッジは、本発明の化合物及びラクトースもしくはデンプ
ンのような適切な粉末基質の粉末ミソクスを含有させて
処方されよう。
鼻内投与の場合、本発明の化合物は適切な計測もしくは
単位用量装置から投与される溶液として、又はそれに代
わって適切な放出装置から投与される適切な担体との粉
末ミックスとして、処方されよう。
式(I)の化合物は、他の治療剤と組合せて投与するこ
ともできる。例えば、胃内容停滞、胃腸機能不全症状、
悪心及び嘔吐の治療に際して、式(I)の化合物はヒス
タミンH2レセプター拮抗剤(例えば、ラニチジン、ス
ホチジン、1−メチル−5−[:C3−C3−(I−ピ
ペリジニルメチル)フェノキシ〕プロピル〕アミノ]−
1H−1,。
2.4−hリアゾール−3−メタノール、シメチジン、
ファモチジン、ニサチジン又はロキサチジン)又はHK
  ATPアーゼ阻害剤(例えば、オメブラゾール)の
ような抗分泌剤と組合せて投与される。
ヒト(体重的70kg)投与用に提案される本発明化合
物の用量は、遊離塩基重量として示した場合に0. 0
0 ]、 −1,OOn+g、好ましくは0.01〜5
0mg(活性成分)/単位用量であって、例えば1日]
−〜4回投与される。患者の年令及び症状に応じて投与
量にルーチン的修正を加えることか必要であるのは明ら
かであろう。投与量は投与経路にも依存する。
〔本発明化合物の製造〕
本発明のもう一面によれば、一般式(I)の化合物並び
にその生理学上許容される塩及び溶媒和物は下記一般的
方法により製造される。下記において、基Rコ、R2、
R3、R4、R5、A、 B及び1mは他に指摘のない
限り一般式(I)の化合物に関して定義されているとお
りである。
第一の一般的方法(A)によれば、A−Bか基RR(、
−CHを表イっしかつR3が水素原子を表わす一般式(
I)の化合物は、下記一般式(n)の化合物ニ ア、キレン鎖を形成しており、かつR3は水素原子を表
わす)又はその保護誘導体を下記一般式(m)の酸のア
シル化誘導体: 又はその塩もしくは保護誘導体と反応させ、しかる後必
要であればいずれかの保護基も除去することによって製
造される。
酸(I)の適切なアシル化誘導体としては、ハライド(
例えば、酸クロリド)、無水物(例えば、対称性無水物
又は例えば塩化ピバロイルと形成される混合無水物)、
アミド及びニトリルがある。
例えば式(II)のインドール類は、オキシ塩化リンの
ようなホスホリルハライドの存在下で対応N、N−ジメ
チルプロパンアミド化合物のような式(III)の酸の
三級アミド誘導体又はその塩を用いてビルスマイヤー−
ハーク(Vi Ismejer −Haack)反応に
従いアシル化される。この反応は、溶媒の存在又は非存
在下で行われる。好都合に使用[−うる溶媒としては、
4.2−ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素が
ある。反応温度は20〜]00°Cの範囲内である。
もう一つの一般的方法(B)によれば、A−Bか基R4
C=CHを表わす一般式(I)の化合物は、下記式(■
)の化合物: 又はその保護誘導体を塩基存在下で下記式(V)の化合
物。
OHC−1m            (V)又はその
保護誘導体と縮合させ、しかる後必要であればいずれか
の保護基も除去することにより製造される。反応は、ア
ルコール(例えば、メタノール、エタノール又はt−ブ
タノール)、水もしくはそれらの混合物中水酸化アルカ
リ金属(例えば、水酸化ナトリウム又はカリウム)を用
いて、又は対応アルコール(例えば、エタノール又はt
−ブタノール)中もしくはエーテル(例えば、テトラヒ
ドロフラン)のような不活性溶媒中アルカリ金属アルコ
キシド(例えば、ナトリウムエトキシド又はカリウムt
−ブトキシド)を用いて、0〜100℃の温度で行われ
ることが都合よい。
もう一つの一般的方法(C)によれば、一般式(I)の
化合物は常法に従って式(I)の他の化合物に変換され
る。このような常法としては、必要であれば保護及び脱
保護を用いる水素添加及びアルキル化がある。
相互変換方法(C)の−態様によれば、A−Bが基R4
CH−CHを表わしかつR6、R7及の化合物は、A−
Bが基R4CH=CHを表わす対応化合物を水素添加す
ることによって製造される。水素添加は、アルケニル置
換基をアルキル置換基に変換させるためにも行われる。
一般的方法(C)による水素添加は、常法により、例え
ば公開欧州特許節2429.73号明細書で記載されで
いるように触媒存在下で水素を用いることによって行わ
れる。
一般的方法(C)において「アルキル化」という語は、
シクロアルキル、アルケニル又はフェニルアルキル基の
ような基の導入を意味する。
内部変換方法(C)のもう一つの態様によれば、R4及
びR5のうち少なくとも一つが01−6アルキル基を表
わす式(I)の化合物又はR7がCアルキル、Cシクロ
アルキル、C3−[1アルケニル又はフェニルC1−3
アルキル基を表わす化合物は、例えば公開欧州特許第2
42973号明細書で記載されているような常法に従い
、R4、R5及びR7のうち]以上が水素原子を表わす
式(I)の対応化合物をアルキル化することによって製
造される。反応は、好ましくは塩基存在下で式R9Zの
適切なアルキル化剤(R9は導入される基であり、Zは
脱離原子又は基である)を用いて行われる。
上記変換に際して望ましくない副反応を避ける= 23
− ために、問題の化合物分子中におけるいずれの反応し易
い基も保護しておくことが必要又は望ましいことは明ら
かであろう。例えば、ケタール又はチオケタールのよう
なケト基を保護することか必要であろう。イミダゾール
窒素原子を例えばアリールメチル(例えば、l−リチル
)、アルキル(例えば、t−ブチル)、アルコキシメチ
ル(例えば、メトキシメチル)、アシル(例えば、ベン
ジルオキシカルボニル)又はスルホニル(例えば、N・
N−ジメチルアミノスルホニル又はp−トルエンスルホ
ニル)基で保護することも必要であろう。
・もう一つの一般的方法(D)によれば、一般式(I)
の化合物は、式(I)の化合物の保護体からいずれの保
護基も除去することによって製造される。脱保護は、T
、 V、 グリーン(T、W、Greene)〔ジョン
・ワイリー・アンドφサンズ(JohnWiley a
n′d 5ons) 、  1.981年〕により“有
機合成における保護基”  (Protective 
Groups inOrganic Sy’nthe+
is )において記載ぎれているような常法に従い行わ
れる。
−24= 例えば、アルキレンケタールのようなケタールは、塩酸
のような鉱酸との処理によって除去される。チオケター
ル基は、エタノールのような適切な溶媒中水銀塩(例え
ば、塩化水銀)との処理によって開裂される。トリチル
基は、酸加水分解(例えば、希塩酸又は酢酸)によって
開裂される。
アルコキシアルキル基は、三臭化ホウ素のようなルイス
酸を用いて除かれる。アシル基は、酸性又は塩基性条件
下で(例えば、臭化水素又は水酸化ナトリウムを用いる
)加水分解によって除かれる。
スルホニル基はアルカリ加水分解によって除かれる。
式(II)の化合物は、例えばA、  B、スミスら、
テトラヘドロン、1986年、第42巻、第2957頁
(A、B、’Sm1th et al、Tetrahe
dron、1986゜42.2957)及びP、’A’
、ウェンダー(P 、 A 、’ Wend’er)ら
、テトラヘドロン、1986年、第42巻、第2957
で記載された方法又はそれに類似した方法によって製造
される。
R3が水素原子を表わす式(IV)の化合物は、例えば
前記方法(A)で記載されたものと類1以した条件下て
式(IT)のインドールを式R4CHCo  Hの酸の
アシル化誘導体で処理することにより製造される。
R2が水素原子を表わす式(IV)の化合物は、例えば
下記式(Vl)の化合物: /1\ (上記式中、R]及びR3は一緒になってCアルキレン
鎖を形成している)又はその塩と下記式(■)の化合物
: ? / 1イe。
との反応によって製造される。
環化は、無機酸(例えば、濃塩酸)のような酸触媒存在
下アルコール(例えば、エタノール)のような溶媒中2
0〜125°Cの温度で行われる。
式(Vl)及び(■)の化合物はいずれも公知であるか
、又は常法によって公知の化合物から製造される。
式(m)の酸のアシル化誘導体、酸(III)及び式(
V )の化合物は、例えば公開欧州特許第242973
号明細書に記載された方法によって製造される。
本発明の化合物を塩、例えば生理学上許容される塩とし
て単離することが望まれる場合には、これはアルコール
(例えば、エタノール又はメタノール)、水性アルコー
ル(例えば、水性エタノール)、エステル(例えば、酢
酸エチル)又はエーテル(例えば、テトラヒドロフラン
)のような適切な溶媒中で遊離塩基形の式(I)の化合
物を好ましくは相当量の適切な酸と反応させることによ
り行われる。
生理学上許容される塩は、式(I)の化合物の他の生理
学−lx 5’+容される塩を含めた他の塩から常法に
従い製造することもてきる。
本発明の化合物の個々のエナンチオマーは、光学活性分
割酸のような當套手段を用いたエナンチオマー混合物の
分割によって得られる。例えば、E、  L、エリール
(E、l、、Eliel) Cマクグロウ・ヒル(Mc
Graw 11411)、 1962年〕の「炭素化合
物の立体化学J  (Stereochemjstry
 of’ Carbon Compo−unds)及び
S、 H,ウィレン(S、Il、Wj ten)の「分
割試薬の表j (Tables of Resolvi
ng Agents)参照。
本発明の化合物の上記製造方法は、所要化合物の段階的
形成に際していずれの段階においても所望の基の導入の
ために用いることかできるが、これらの一般的方法がか
かる多段階プロセスにおいて異なる様式で組合せうろこ
とは明らかであろう。
多段階プロセスにおける反応順序は、当然のことなから
、適用される反応条件が最終生成物中において望まれる
分子中の基に影響を与えないように選択されねばならな
い。
本発明は下記例によって更に説明される。すべての温度
は℃である。薄層クロマトグラフィー(TLC)はシリ
カ上で行われ、フラッシュカラムクロマトクラフィー(
F CC)はシリカ〔メルク(Merck) 9385
 ) ]上で行われた。クロマトグラフィーに用いられ
る溶媒系Aとは、ジクロロメタン、エタノール 0.8
8アンモニア溶液を示す。有機抽出液は硫酸マグネシウ
ム又は硫酸すトリウムて乾燥された。
例1 l−(2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ〔]、]2−a
〕インドールー9−イル−3−(5−メチル−1H−イ
ミダゾール−4−イル)−1−プロパノンマレイン酸塩 2.3=シヒトo−IH−ピoo []、、  2− 
a〕インドール(200mg) 、N、N−ジメチル−
(5−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロパ
ンアミドニ塩酸塩(323mg)及びオキン塩化リン(
0,14m1)の混合物を85°て]時間加熱した。混
合物を冷却し、水(40ml)を加えた。溶液をジクロ
ロメタン(2X40ml;廃棄)で洗浄し、2N炭酸す
トリウム液て塩基性化し、ジクロロメタン(3X50m
l)で抽出した。合わせた乾燥有機抽出液を蒸発させて
固体物(264mg)を得、これをFCCにより系Aで
溶出させて精製し、固体物として標題化合物の遊離塩基
(I80mg)を得た。これを熱エタノール(約1.0
m1)に溶解し、エタノール(約2m1)中マレイン酸
(,73mg)の溶液で処理した。溶媒を減圧除去し、
残渣を乾燥エーテル(3g20ml)で摩砕し、標題化
合物(245mg)を得た。
mp186−188゜ 含水率分析 実測値:1.]、552%w/ w =0
.26mol  H2O。
分 析   実測値:C,6B、 8;H+  5. 
7 ;N、  10.  O。
CHN  O,CH00,26H20 18193444’ としての計算値:  C,6:3,8;H,5,7;N
、10.1%。
例2 3−(5−メチル−IH−イミダゾール−4−イルン 
−1− (7,8,9,10−テトラヒドロ−6H−ア
ゼピノ〔1,2−a)インドール−11−イル)プロパ
ン−1−オンマレイン酸塩ジクロロメタン(0,2ml
 )中N、N−ジメチル−3−(5−メチル−]]H−
イミダゾールー4−イルプロパンアミド(60mg)の
溶液を過剰のエーテル性塩化水素で処理した。溶媒を除
去し、残渣を7.8..9.10−テトラヒドロ−6H
−アセピノ [:1.2−a)インドール(60mg)
及びオキン塩化リン(0,04、ml )で処理した。
混合物を85°で4時間加熱し、水(I0ml)を加え
、溶液をジクロロメタン(2g10ml、廃棄)で洗浄
した。水層を2N炭酸ナトリウム液で塩基性化し、ジク
ロロメタン(3g10ml)で抽出した。合わせた乾燥
有機抽出液を蒸発させて泡状物(98rng)を得、こ
れをFCCにより糸A(コ。50・]、、0:1)て溶
出させて精製し、固体物(約58mg)を得た。これを
エタノール(0、5ml )に溶解し、エタノール(0
,25m1)中マレイン酸(21,5■)の溶液で処理
した。
溶媒を減圧除去し、残渣を乾燥エーテル(3g3m1)
で摩砕し、標題化合物(74mg)を得た。
= 31− mp150−152°、TLC(系A150:10 :
  1)Rfo、  35゜ 町 (E)−1−(5,6−ジヒドロ−4H−ピロロC3,
、2,1−i j)キノリン−1−イル)−3−(5−
メチル−1工(−イミダゾール−4−イル)−2−プロ
ペン−1−オン (+)1−  (5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ〔3
゜2.1−ij)キノリン−1−イル)エタノンエタノ
ール(50ml)及び濃塩酸(9、5ml )中1−ア
ミノ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン)ミ硫酸
塩(8,05g、)iび4−メトキシ−3−ブテン−2
−オン(4,2m1)の混合物を20°で1時間攪拌し
た。得られた溶液を還流下で4.5時間加熱した。混合
物を冷却し、減圧下約10tnlに濃縮し、酢酸エチル
(3g150ml)及び1M塩酸(I50ml)間で分
配した。合わせた有機抽出液を減圧蒸発させて油状物(
約8g)を得、これをジクロメタン(8ml )に溶解
し、FCCシリカの小パッドで濾過した。次いで、この
シリカをジクロロメタン(I00ml)で洗浄した。濾
液を合わせ、蒸発させて油状物(約6g)を得、これを
FCCによりヘキサン:エタノール:アンモニア(40
0: 100 : 1)で溶出させて精製し、油状物(
3,5g)を得た。これをエーテル;ヘキサン(2: 
1 ; 50m1)の混合物から結晶化させ、標題化合
物(2,2g)を得た。
m、p 108−.110゜ (N)(E)−1−(5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ
C3,2,1−i j:lキノリン−1−イル)−3−
(5−メチル−IH−イミダゾール−4−イル)−2−
プロペン−1−オン メタノール(5ml)中水酸化カリウム(0,5g)の
溶液をメタノール(25ml)中1−アセチルー5,6
−ジヒドロ−4H−ピロロ[3,2゜1− i j)キ
ノリン(I,,1g)及び5−メチル−1−(+−リフ
ェニルメチル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサ
ルデヒド(2,0g、)の溶液に加えた。得られた混合
物を50°で20時間攪拌し、還流下で6時間加熱し、
しかる後20゜で1週間放置した。混合物を酢酸 水(
I,1,60m1)の混合物で希釈し、スチーム浴上で
1時間加熱した。得られた混合物を飽和炭酸カリウム液
(I00ml)及び酢酸エチル(4X 100m1.)
間で分配した。合わぜた有機抽出液を塩水(I0’0m
1)で洗浄し、乾燥し、蒸発させて油状物(3g)を得
、これをFCCにより糸A(最初の1g200:8:1
、及びしかる後100: 8. :1)で溶出させて精
製し、固体物として標題化合物(0,1,8g)を得た
。mp90−1.00゜(分解)、T’LC(酢酸エチ
ル・メタノール、l・リエチルアミン80:20:1)
RfO,32例4 1、−(5,6−ジヒドロ−4H−ピロロC3,2゜:
]、−]1jlキノリンー1−イル−3−(5−メチル
−1H−イミダゾール−4−イル)−1=プロパノンマ
レイン酸塩 エタノール及びメタノールの混合物(2]、220m1
中(E)−’1−−  (5,6−ジヒドロ−4H−ピ
ロロC3,2,1−i j3キノリン−1−イル)−3
−(5−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−2
−プロペン−1−オン(0,1,8g)の溶液に室温及
び大気圧下10%酸化パラジウム炭素(5mg)で水素
添加した。触媒を濾去し、残渣を更にエタノール(20
ml)で洗浄した。濾?fkを合わせ、蒸発させてゴム
状物(0,18g)を得、これをFCC(+−リエチル
アミンで不活性化されたンリカ)により酢酸エチル、メ
タノール(4:1)て溶出させて精製し、泡状物(0,
17g)を得た。これをエタノール(3ml)に溶解し
、エタノール(Iml )中マレイン酸(0,07g)
溶液で処理した。得られた溶液を乾燥エーテル(4ml
 )で希釈し、固体物どして標題化合物(0,18g)
を沈殿させた。mp164−166°。NMRてはエタ
ノール約0.3m○1の存在を示した。
分 析  実測値:C,64,] ;5. 9;N。
9.9゜ C,8H,9N30.C4H404,0,3EtOHと
しての計算値  C,64,]、 、 H,5,9。
N、  9. 9%。
下記例は、本発明の医薬処方剤を説明するものである。
「活性成分」という語は、式(I)の化合物を表わすた
めにそこでは用いられている。
経口投与用錠剤 錠剤は、直接圧縮又は湿式造粒のような常法によって製
造される。
錠剤は、常法に従いヒドロキシプロピルメチルセルロー
スのような適切なフィルム形成物質でフィルムコーティ
ングしてもよい。一方、錠剤は糖衣化させてもよい。
別の強度の錠剤は、活性成分対賦形剤の比率又は圧縮重
量を変えかつ適切なパンチを用いることにより製造され
る。
直接圧縮錠剤 mg/錠剤 活性成分               0.50リン
酸水素カルシウムBP*     87.25クロスカ
ルメロースナトリウムNF    1.80ステアリン
酸マグネンウムBP      0.45圧縮重量  
            90. 00*直接圧縮に適
した等級品 活性成分を60メツシュ節に通し、リン酸水素カルシウ
ム、クロスカルメロースナトリウム及びステアリン酸マ
クネンウムと混合する。得られた混合物を5.5mmフ
ラット傾斜刃パンチ装備マネスティ (Manesl、
y ) F 3H錠機によって錠剤に圧縮する。
静脈内投与用注射液 mg/ ml 活性成分       0.05  0.5塩化ナトリ
ウムBP   所要量   所要量注射用水BP   
全ffi  ]、、  Oml   ’]、  Oml
塩化すトリウムを加えて溶液の張度を調整し、活性成分
の至適安定的なpHとし及び/又はその溶解を促進させ
るために、酸又はアルカリを用いてpHを調整する。一
方、適切な緩衝塩を加えてもよい。
溶液を調製し、清澄化し、適切なサイスのアンプル中に
充填し、ガラス融解により密封する。注耐液を許容しう
るサイクルの1っでオートクレーブ中加熱することによ
り滅菌する。一方、溶液を濾過滅菌し、無菌条件下で無
菌アンプル中に充填してもよい。溶液を窒素又は他の適
切なガスの不活性雰囲気下でパッケージ化する。
出願人代理人  佐  藤  −雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I )の化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔上記式中、R^1及びR^2は一緒になってC_3_
    −_5アルキレン鎖を形成しており、かつR^3は水素
    原子である。又は R^1及びR^3は一緒になってC_2_−_4アルキ
    レン鎖を形成しており、 かつR^2は水素原子である。 A−Bは、基R^4R^5C−CH_2又はR^4C=
    CHを表わす。 R^4及びR^5は、同一でも又は異なっていてもよく
    て、各々水素原子又はC_1_−_6アルキル基を表わ
    す。 Imは、下記式のイミダゾリル基: ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ (上記式中、R^6、R^7及びR^8で示される基の
    うち、一つは水素原子又はC_1_−_6アルキル、C
    _3_−_7シクロアルキル、C_3_−_6アルケニ
    ル、フエニルもしくはフェニルC_1_−_3アルキル
    基であり、他の二つの基は各々同一でも又は異なってい
    てもよくて、水素原子又はC_1_−_6アルキル基を
    表わす)を表わす〕 並びにその生理学上許容される塩及び溶媒和物。 2、A−Bが基R^4R^5C−CH_2を表わす、請
    求項1に記載の化合物。 3、R^4及び存在する場合にはR^5が各々水素原子
    を表わす、請求項1に記載の化合物。 4、R^6、R^7及びR^8が各々独立して水素原子
    又はC_1_−_3アルキル基を表わす、請求項1〜3
    のいずれか一項に記載の化合物。 5、R^6及びR^7が各々水素原子を表わし、かつR
    ^8がC_1_−_6アルキル基を表わす、請求項1〜
    3のいずれか一項に記載の化合物。 6、R^2が水素原子を表わし、かつR^1及びR^3
    が一緒になってC_1_−_3アルキレン鎖を形成して
    いる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。 7、R^1及びR^3が一緒になって基−(CH_2)
    _3−を形成している、請求項6に記載の化合物。 8、1−(5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ〔3,2,
    1−ij〕キノリン−1−イル)−3−(5−メチル−
    1H−イミダゾール−4−イル)−1−プロパノン並び
    にその生理学上許容される塩及び溶媒和物。 9、請求項1〜8のいずれか一項に記載の式( I )の
    化合物の製造法であって、 (A)A−Bが基R^4R^5C−CH_2を表わしか
    つR^3が水素原子を表わす式( I )の化合物の製造
    の場合には、下記一般式(II)の化合物:▲数式、化学
    式、表等があります▼(II) (上記式中、R^1及びR^2は一緒になってC_3_
    −_5アルキレン鎖を形成しており、かつR^3は水素
    原子を表わす)又はその保護誘導体を下記一般式(III
    )の酸のアシル化誘導体: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 又はその塩もしくは保護誘導体と反応させ、しかる後必
    要であれば存在するいずれかの保護基も除去すること、
    あるいは (B)A−Bが基R^4C=CHを表わす一般式( I
    )の化合物の製造の場合には、下記式(IV)の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 又はその保護誘導体を塩基存在下で下記式(V)の化合
    物: OHC−Im(V) 又はその保護誘導体と縮合させ、しかる後必要であれば
    存在するいずれかの保護基も除去すること、あるいは (C)一般式( I )の化合物を常法に従って一般式(
    I )の他の化合物に変換すること、あるいは (D)式( I )の化合物の保護体から保護基を除去す
    ること、 及び、式( I )の化合物がエナンチオマー混合物とし
    て得られる場合には、場合により所望のエナンチオマー
    を得るために混合物を分割すること、及び/又は、式(
    I )の化合物が遊離塩基の形である場合には、場合に
    より遊離塩基を塩に変換すること、を特徴とする、式(
    I )の化合物の製造法。
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