JPH01131178A - ケトン誘導体 - Google Patents

ケトン誘導体

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JPH01131178A
JPH01131178A JP63220259A JP22025988A JPH01131178A JP H01131178 A JPH01131178 A JP H01131178A JP 63220259 A JP63220259 A JP 63220259A JP 22025988 A JP22025988 A JP 22025988A JP H01131178 A JPH01131178 A JP H01131178A
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JP
Japan
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hydrogen atom
alkyl
group
formula
phenyl
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Application number
JP63220259A
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English (en)
Inventor
David J Cavalla
デイビッド、ジョン、カバラ
William L Mitchell
ウィリアム、レオナード、ミッチェル
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Glaxo Group Ltd
Original Assignee
Glaxo Group Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D403/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00
    • C07D403/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings
    • C07D403/06Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings linked by a carbon chain containing only aliphatic carbon atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system

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  • Veterinary Medicine (AREA)
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 本発明は、ケトン誘導体、それらの製造法、それらを含
有する医薬組成物及びそれらの医学的用途に関する。
特に、本発明は一次求心性神経の末端に位置するタイプ
の5−ヒドロキシトリプタミン(5−HT)レセプター
において5−HTの有効かつ選択的な拮抗剤である化合
物に関する。このタイプのレセプターは現在5−HT3
レセプターと称されており、中枢神経系にも存在してい
る。5−HTは中枢神経系のニューロン経路中に広く存
在しているが、これら5−HT含有経路の障害は、気分
、精神運動活性、食欲及び記憶のような挙動様式を変え
ることが知られている。
5−HT3レセプターにおいて拮抗剤活性を有する化合
物は既に開示されている。
例えば、公開英国特許第2153821A号明細書並び
に公開欧州特許第191562号、第219193号及
び第210840号明細書は下記一般式で表わされる3
−イミダゾリルメチルテトラヒドロカルバゾロン類並び
にその生理学上許容される塩及び溶媒和物について開示
している。
〔上記式中、 Rは水素原子又はC1−10アルキル、C3−8アルケ
ニル” 3−10アルキニル、C3−7シクロアルキル
、C3−7シクロアルキルC1−4アルキル、)工二ル
もしくはフェニルC1−1アルキルから選択される基を
表わすが、Qが水素原子を表わす場合よい(ここで、R
及びR6は同一でも異なっていてもよいが、各々水素原
子、Ct−eアルキルもしくはC3−7シクロアルキル
基又はフェニルもしくはフェニルCl−4アルキル基を
表わし、その場合にフェニル基は場合により1以上のC
1−4アルキル、C1−4アルコキシもしくはヒドロキ
シ基又はハロゲン原子で置換されている。但しR1が基
−C02R又は−8O2Rを表わす場合には、R5は水
素原子を表わさない)。
R2、R3及びR4で表わされる基の1つは水素原子又
はC1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C2−
8フルケニルもしくはフェニルC1−3アルキル基であ
り、他の2つの基の各々は同一でも異なっていてもよく
、水素原子又はC1−8アルキル基を表わす。
Qは水素原子もしくはハロゲン原子又はヒドロキシ、C
l−4アルコキシ、フェニルC1−3アルコキシもしく
はC1−6アルキル基又は基−NRRもしくは−C0N
R7R8を表わす(ここで、R7及びR8は同一でも異
なっていてもよく、各々水素原子又はC1−4アルキル
もしくはC3−4フルケニル基を表わすか、又はそれら
が結合している窒素原子と一緒になって飽和五−七員環
を形成している)〕 〔発明の詳細な説明〕 我々は、前記のものとは構造上異なりしかも5” HT
 3レセプターにおいて5−HTの作用の有効な拮抗剤
である化合物の新規群を発見した。
化合物 一面によれば、本発明は下記一般式(1)のケトン並び
にその生理学上許容される塩及び溶媒和物を提供する。
撃4 〔上記式中、 Rは水素原子、又はC1−8アルキル、C3−8アルケ
ニル” 3−10フルキニル、C3−7シクロアルキル
、C3−7シクロアルキルCl−4アルキル、フェニル
、フェニルC1−3アルキル、−Co  R、−COR
8、−CONR8R9もしくは−SOR8から選択され
る基を表わす(ここで、R8及びR9は、同一でも異な
っていてもよく、各々水素原子、C1−8アルキルもし
くはC3−7シクロアルキル基又はフェニルもしくはフ
ェニルCl−4アルキル基を表わし、その場合にフェニ
ル基は場合により1以上のCl−4アルキル、C1−4
アルコキシもしくはヒドロキシ基又はハロゲン原子で置
換されている。但しR1が基−CO2R8又は−5O2
R8を表わす場合には、R8は水素原子を表わさない)
R2は水素原子又はCアルキル、Cア ルケニル、C3−7シクロアルキル、フェニルもしくは
フェニルC1−3アルキル基を表わす。
R3及びR4は、同一でも異なっていてもよく、各々水
素原子又はC1−6アルキル基を表わすか、又はR2及
びR3は一緒になってアルキレン鎖−<ca2) n 
(nは1.2又は3を表わす)を表わしてもよい。
R、R及びR7で表わされる基のうち1つは水素原子又
はC1−8アルキル、C3−7シクロアルキル、C3−
6アルケニル、フェニルもしくはフェニルC1−3アル
キル基であり、他の2つの基の各々は同一でも異なって
いてもよく、水素原子又はCl−6アルキル基を表わす
Qは水素原子もしくはハロゲン原子又はヒドロキシ、C
1−4アルコキシ、フェニルC1−3アルコキシもしく
はC1−8アルキル基又は基0 1l −NRRもしくは−CONRloR”を表わす(ここで
、RlO及びR11は同一でも異なっていてもよく、各
々水素原子又はC1−4アルキルもしくはC3−4フル
ケニル基を表わすか、又はそれらが結合している窒素原
子と一緒に飽和五〜七ハ環を形成している)〕 一般式(1)と化合物の適切な生理学上許容される塩と
しては、有機又は無機酸で形成される酸付加塩、例えば
塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、アルキルスルホン酸塩
(例えば、メタンスルホン酸塩又はp−トルエンスルホ
ン酸塩)、リン酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、酒石酸
塩、酢酸塩、フマル酸塩及びマレイン酸塩がある。溶媒
和物としては例えば水和物がある。
一般式(I)の化合物のすべての光学異性体、そのラセ
ミ体混合物を含むそれらの混合物及び式(1)の化合物
の幾何異性体は本発明に包含され゛る。
一般式(I)において、R1、R2、R3、R4、R5
、R6、R7、R8、R9、R10゜R11及びQで表
わされるアルキル基とは直鎖又は分岐鎖アルキル基、例
えばメチル、エチル、プロピル、プロピ−2−イル、ブ
チル、ブチ−2−イル又は2−メチルプロピ−2−イル
であり、R1−R9及びQの場合にはペンチル、ベンチ
−3−イル又はヘキシルであうでもよい。アルケニル基
は例えばプロペニル又はブテニル基である。アルキニル
基は例えばプロピ−2−イニル又はオフチー2−イニル
基である。
はRもしくはR11がCアルケニル基を表わす場合、二
重又は三重結合は窒素原子に隣接していてはならない。
フェニルC1−3アルキル基(それ自体又はフェニルC
1−3アルコキシ基の一部として)は、例えばベンジル
、フェネチル又は3−フェニルプロピル基である。シク
ロアルキル基(それ自体又はシクロアルキルアルキル基
の一部として)は、例えばシクロプロピル、シクロブチ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル又はシクロヘプチ
ル基である。
C1−4アルコキシ基は、例えばメトキシ基である。
ハロゲン原子は、例えばフッ素、塩基又は臭素原子であ
る。
置換基Qはベンゼノイド環のいずれの位置であってもよ
い。
式(1)の化合物の好ましい種類は、Qが水素原子、ハ
ロゲン(例えば、フッ素)原子又はヒドロキシ、C1−
3アルコキシ(例えば、メトキシ)もしくはC1−3ア
ルキル(例えば、メチル)基を表わす場合である。最も
好ましくはQはハロゲン原子を表す。
式(1)の化合物の他の好ましい種類は、R1が水素原
子又はC1−6アルキル(例えば、メチル)、C3−4
アルケニル(例えば、プロペ−2−エニル” C3−4
アルキニル(例えば、プロピ−2−イニル”C5−6シ
クロアルキル(例えば、シクロペンチル)、C,6シク
ロアルキルメチル(例えば、シクロペンチルメチル)、
フェニルC1−2’アルキル(例えば、ベンジル)もし
くはN。
N−ジC1−3アルキルカルボキサミド(例えば、N、
N−ジメチルカルボキサミド)基を表わす場合である。
式(I)の化合物の特に好ましい種類は、R1が水素原
子又は、更に好ましくは、C1−3アルキル(例えば、
メチル)基を表わす場合である。
式(I)の化合物の他の好ましい種類は、R2がC1−
6アルキル(例えば、メチル)基又は、更に好ましくは
、水素原子を表わす場合である。
式(1)の化合物の他に好ましい種類は、R2及びRが
−緒になって−(CH2)2−を表わす場合である。
式(1)の化合物の他の好ましい種類は、R3及びR4
がそれぞれ独立して水素原子を表わす場合である。
式(1)の化合物の他の好ましい種類は、R5、R6及
びR7がそれぞれ独立して水素原子又はC1−3アルキ
ル(例えば、メチル)基を表わす場合である。最も好ま
しくは、R5、R6及びR7の各々は水素原子を表わす
式(1)の化合物の特に好ましい基は、Qが水素原子を
表わし、R1が水素原子又は、更に好ましくはC1−3
アルキル(例えば、メチル)基を表わし、R及びR3が
各々水素原子を表わすが又は−緒になって−(CH) 
 −を表わし、R4が水素原子を表わし、R5、R6及
びR7が各々独立して水素原子又はCl−3アルキル(
例えば、メチル)基、更に好ましくは水素原子を表わす
場合である。
本発明の好ましい化合物は、1,2,3.9−テトラヒ
ドロ−3−((IH−イミダゾルー2−イル)メチル)
〕 −〕9−メチルー4H−カルバゾロンび3−(LH
−イミダゾルー2−イル)−1−(1−メチル−IH−
インドルー3−イル)−1−プロパノン、並びそれらの
生理学上許容される塩及び溶媒和物である。
化合物の利用/医薬 本発明の化合物による5−HT3レセプターにおける5
−HTの有効かつ選択的拮抗作用は、ラット摘出迷走神
経の5−HT誘導脱分極を阻害しうるそれらの能力によ
って立証された。
5−HT3レセプターにおいて5−HTの作用に拮抗す
る式(1)の化合物は、精神障害(例えば、精神分裂症
及びそう病);不安;並びに特に癌化学療法及び放射線
療法に伴う悪心及び嘔吐のような症状の治療に有用であ
る。式(I)の化合物は、胃内容停滞;消化不良、消化
性潰瘍、逆流性食道炎、膨満及び過敏性腸症候群と共に
生じるような胃腸機能不全症状−片頭痛;並びに痛みの
治療においても有用である。式(1)の化合物は、乱用
薬物及び物質による依存症、うつ病、痴呆症及び他の知
覚障害の治療にも使用される。
他の一面によれば、本発明は精神分裂症又はそう病のよ
うな精神障害;不安;特に癌化学療法及び放射線療法に
伴う悪心又は嘔吐;胃内容停滞;消化不良、逆流性食道
炎、消化性潰瘍、膨満及び過敏性腸症候群のような胃腸
機能不全症状−片頭痛;痛み;乱用薬物又は物質による
依存性;うつ病又は痴呆症及び他の知覚障害のあるヒト
又は動物の治療方法を提供するが、その方法は有効量の
式(1)の化合物又はその生理学上許容される塩もしく
は溶媒和物を投与することからなる。
したがって、本発明ではヒト又は獣医学用に一般式(1
)のケトン誘導体、それらの生理学上許容される塩及び
溶媒和物(例えば、水和物)から選択される少なくとも
1種の化合物を含有しかりいずれかの好都合な経路によ
る投与用に処方される医薬組成物を更に提供する。
このよ°うな組成物は、常法に従い1種以上の生理学上
許容される担体及び/又は賦形剤を用いて処方される。
本発明の化合物は、経口、経口腔、非経口、経直腸もし
くは経皮投与用に又は吸入もしくは吹送による投与(口
又は鼻のいずれかを経由する)に適ルた形で処方される
経口投与の場合、医薬組成物は、結合剤(例えば、前ゼ
ラチン化メイズデンプン、ポリビニルピロリドン又はヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース)、フィラー(例え
ば、ラクトース、微結晶セルロース又はリン酸水素カル
シウム)、滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム
、タルク又はシリカ)、崩壊剤(例えば、ポテトデンプ
ン又はデンプングリコール酸ナトリウム)又は湿潤剤(
例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)のような薬学上許容
される賦形剤と共に常法により製造される、例えば錠剤
又はカプセルの形をとることができる。錠剤は当業界で
周知の方法によりコーティングされる。経口投与用液体
製剤は、例えば溶液、シロップもしくは懸濁液の形をと
るか、又はそれらは使用前に水もしくは他の適切なビヒ
クルで調製される乾燥製品として提供される。このよう
な液体製剤は、懸濁化剤(例えば、ソルビトール、シロ
ップ、セルロース誘導体又は水素添加食用脂)、乳化剤
(例えば、レシチン又はアラビアゴム)、非水性ビヒク
ル(例えば、アーモンド油、油性エステル、エチルアル
ール又は分別植物油)及び保存剤(例えば、p−ヒドロ
キシ安息香酸メチルもしくはプロピル又はソルビン酸)
のような薬学上許容される添加剤と共に、常法に従い製
造される。
製剤は適切な緩衝塩、香味剤、着色剤及び甘味剤を含有
していてもよい。
経口投与用製剤は、活性化合物を緩徐的に放出するよう
に処方されることも適切である。
経口膣投与の場合、組成物は常法で処方される錠剤又は
ロゼンジの形をとることができる。
本発明の化合物は、例えばポーラス注射又は持続的注入
により非経口的注射投与用に処方させてもよい。注射用
処方剤は、例えばアンプル又は多数回用量分容器中に保
存剤を添加した単位用量形として提供される。組成物は
、油性もしくは水性ビヒクル中の懸濁液、溶液又は乳濁
液のような形をとっても、懸濁化剤、安定化剤及び/又
は分散剤のような処方剤を含有していてもよい。一方、
活性成分は使用前に無菌発熱物質不含水のような適切な
ビヒクルで調製される粉末形であってもよい。
本発明の化合物は、例えばカカオ脂もしくは他のグリセ
リド類のような慣用的生薬基剤を含有した、半割又は滞
留性浣腸剤のような経直腸組成物としても処方される。
前記処方剤以外に、本発明の化合物はデボ−製剤として
も処方される。このような長期間作用型処方剤は、埋込
み(例えば、皮下、経皮又は筋肉内)によるか又は筋肉
内注射によって投与される。
従って、本発明の化合物は、例えば適切なポリマー性も
しくは疎水性物質(例えば、許容しうる油中の乳濁液と
して)又はイオン交換樹脂と共に、又は難溶性誘導体、
例えば難溶性塩、として処方される。
吸入投与の場合、本発明の化合物は、例えばジクロロジ
フルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロ
テトラフルオロエタン、二酸化炭素又は他の適切なガス
のような適切な噴射剤を用いて加圧パック又はネブライ
ザーからエアゾールスプレー剤の形で射出されることが
都合よい。加圧エアゾールの場合、投与量単位は計測量
射出用のバルブを具備することによって決定される。吸
入器又は吹送器で使用される、例えばゼラチン製のカプ
セル及びカートリッジは、本発明の化合物とラクトース
又はデンプンのような適切な粉末基剤との粉末ミックス
を含有させて処方される。
経鼻投与の場合、本発明の化合物は、適切な計量もしく
は単位用量装置から投与される溶液として又は適切な射
出装置から投与される適切な担体との粉末ミックスとし
て処方される。
式(1)の化合物は、他の治療剤と組合せて投与するこ
ともできる。例えば、胃内容停滞、胃腸機能不全症状、
悪心及び嘔吐の治療に際して、式(1)の化合物は、ヒ
スタミンH2−レセプター拮抗剤(例えば、ラニチジン
、スホチジン又は1−メチル−5−[(3−[3−(1
−ピペリジニルメチル)フェノキシ]プロピル〕アミノ
]−IH−1,2,4−トリアゾール−3−メタノール
)又はHK  ATPアーゼ阻害剤(例えば、オメプラ
ゾール)のような抗分泌剤と組合せて投与することがで
きる。
ヒト(体重約70kg)投与用に提案される本発明の化
合物の用量は、活性成分0.05〜100−R1好まし
くは0.1〜501g、最も好ましくは0.5〜20■
g/単位用量(遊離塩基の重量として表示)であって、
例えば1日に1〜4回投与される。用量は投与経路及び
治療す^き症状に依存している。患者の年令及び体重、
治療すべき症状の程度に応じて投与量に日常的変更を加
えることが必要であるのは明らかであろう。
化合物の製造 本発明の他の一面によれば、一般式(1)の化合物及び
その生理学上許容される塩もしくは溶媒和物は、以下で
概説されている一般的方法によって製造される。下記に
おいて、基R1〜R7、n及びQは他に指示のない限り
一般式(I)の化合物の場合と同義である。
第一の一般的プロセス(A)によれば、R4が水素原子
を表わす一般式(1)の化合物は、下記式(II)の化
合物: 又はその保護誘導体を水素添加し、しかる後必要であれ
ば保護基を除去することによって製造される。
一般的プロセス(A)の水素添加は、常法に従い、例え
ば貴金属触媒(例えば、パラジウム、ラネーニッケル、
白金又はロジウム)の存在下で水素を用いることにより
行われる。触媒は、例えば活性炭もしくはアルミナ上に
担持されていても、又はトリス(トリフェニルホスフィ
ン)ロジウムクロリドのような均一触媒が用いられても
よい。
水素添加は、アルコール(例えば、メタノール又はエタ
ノール)、エーテル(例えば、ジオキサン)もしくはエ
ステル(例えば、酢酸エチル)のような溶媒中又はアル
コールと炭化水素(例えば、トルエン)、ハロゲン化炭
化水素(例えば、ジクロロメタン)もしくはエステス(
例えば、酢酸エチル)との混合物中で、−20〜+10
0”C1好ましくは0〜50℃、の温度で通常行われる
式(II)の化合物は新規化合物であって、本発明のも
う一面を形成している。
他の一般的プロセス(B)によれば、一般式(1)の化
合物は常法によって式(I)の他の化合物に変換される
。このような常法としては、水素添加、アルキル化、ア
シル化及び酸触媒開裂があるが、必要であれば保護及び
脱保護を行う。
従って、相互変換プロセス(B)の−態様によれば水素
添加は、アルケニルもしくはアルキニル置換基をアルキ
ル置換基に、アルキニルをアルケニル置換基に、又はベ
ンジルオキシ置換基をヒドロキシル基に変換するために
用いられる。一般的プロセス(B)の水素添加は、例え
ば一般的プロセス(A)に関して前記されたような常法
を用いて行われる。
プロセス(B)のアルキル化は分子中のいずれかの適切
な位置でC−1N−又はO−アルキル化を行うために適
用されるが、“アルキルfじという語はシクロアルキル
、アルケニル又はフェナルキル(phenalkyl)
Wのような他の基の導入も含む。
例えば、R及びR4の一方又は双方がC−e アルキル基を表わす式(I)の化合物は、R3及びR4
の一方又は双方が水素原子を表わす式(I)の対応化合
物をアルキル化することにより製造され、またR が0
l−(Iアルキル、C3−7シクロアルキル、C3−6
アルケニルもしくはフェニルCアルキル基を表わす化合
物は、R5が水素原子を表わす式(1)の対応化合物を
アルキル化することにより製造される。
上記アルキル化反応は、例えば公開欧州特許第2429
73号明細書に記載されているような常法を用いて行わ
れる。即ち、反応は、好ましくは塩基の存在下において
、弐n 12 z CR12は導入されるべき基であり
、2は脱離原子又は基である)の適切なアルキル化剤を
用いて行われる。
一般的プロセス(B)のもう1つの態様によれ(1)の
化合物は、R1が水素原子を表わす式(1)の化合物を
適切にアシル化又はスルホニル化することによって製造
される。アシル化/スルホニル化反応は、例えば公開欧
州特許第210840号明細書に記載されているような
常法に従い、適切なアシル化/スルホニル化剤を用いて
行われる。
一般的プロセス(B)の更にもう1つの態様によれば、
基Aがヒドロキシル置換基を有する式(I)の化合物は
、基AがC1−4アルコキシ又はベンジルオキシ基で置
換されている式(I)の対応化合物から、酸触媒開裂に
よって製造される。
反応は、ハロゲン化炭化水素(例えば、ジクロロメタン
)のような溶媒中で、三臭化ホウ素又は三塩化アルミニ
ウムのようなルイス酸を用いて行われる。反応温度は一
80〜+100℃の範囲であることが都合よい。
上記変換において、望ましくない副反応を避けるために
、問題の化合物分子中の反応し易い基を保護することが
必要又は望ましいことは明らかであろう。例えば、ケト
基を、例えばケタール又はチオケタールとして保護する
ことが必要である。
カルバゾロン、インドール又はイミダゾールの窒素原子
を、例えばアリールメチル(例えば、ベンジル又はトリ
チル)、アルキル(例えば、t−ブチル)、アルコキシ
メチル(例えば、メトキシメチル)、アシル(例えば、
ベンジルオキシカルボ二ル)又はスルホニル(例えば、
N、N−ジメチルアミノスルホニル又は1)−トルエン
スルホニル)基で保護することも必要である。Qがヒド
ロキシル基を表わす場合、ヒドロキシル基を、例えばア
リールメチル(例えば、ベンジル又はトリチル)基で保
護することが必要である。
もう1つの一般的プロセス(C)によれば、−般式(1
)の化合物は、式(I)の化合物の保護体から保護基を
除去することによって製造される。
脱保護は、チー・ダブリューグリーン(T、 W。
Greene)著“有機合成における保護基”(Pro
tec−tive Groups 1n Organl
c 5ynthes1s)  (ジョン・ワイリー・ア
ンド・サンズ(John Wiley andSons
) 、  1981年〕で記載されているような常法を
用いて行われる。
例えば、アルキレンケタール基のようなケタールは、塩
酸のような鉱酸との処理により除去される。チオケター
ル基は、エタノールのような適切な溶媒中で、第二水銀
塩(例えば、塩化第二水銀)との処理により開裂される
。アリールメチルN−保護基は、触媒(例えば、パラジ
ウム炭)存在下の水素添加分解により開裂されるが、ト
リチル基は酸加水分解(例えば、希塩酸又は酢酸)によ
りて開裂させてもよい。アルコキシアルキル基は鉱酸(
例えば、希塩酸)を用いて除去される。アシル基は酸性
又は塩基性条件下で(例えば、臭化水素又は水酸化ナト
リウムを用いて)加水分解により除去される。スルホニ
ル基はアルカリ加水分解により除去される。アリールメ
チルOH−保護基は、酸性条件下で(例えば、希酢酸、
臭化水素酸又は三臭化ホウ素で)又は触媒(例えば、パ
ラジウム炭)存在下水素添加分解により開裂される。
R及びR3が一緒になって−(CH)−n を表わす式(Il)の化合物は、アルカリ金属アミド(
例えば、ジイソプロピルアミドリチウム)のような塩基
の存在下で、エーテル(例えば、テトラヒドロフラン)
のような不活性溶媒中で、下記式(m)の化合物: Al 又はその保護誘導体を、下記(IV)の化合物;08c
又はその保護誘導体と縮合させ、しかる後カルビノール
中間体を脱水し、更に必要であれば保護基を除去するこ
とによって製造される。
脱水プロセスは、常法に従い、例えばエーテル(例えば
、テトラヒドロフラン)、アルコール(例えば、メタノ
ール)又は氷酢酸のような適切な溶媒中で、0〜100
℃の温度で、有機又は無機酸(例えばp−トルエンスル
ホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロ酢酸又は塩酸
)を用いることによって行われる。
Rが水素原子又はC1−8アルキル基を表わす式(n)
の化合物は、例えばアルカリ金属水酸化物又はアルコキ
シドのような塩基の存在下で下記式(V)の化合物: 又はその保TJ誘導体を式(IV)の化合物又はその保
護誘導体と縮合させ、しかる後必要であれば保護基を除
去することにより製造される。反応は、アルコール(例
えば、メタノール又はエタノール)、水もしくはそれら
の混合物中で、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化
ナトリウム又はカリウム)を用いるか又は対応アルコー
ル(例えば、エタノール又はt−ブタノール)中もしく
はエーテル(例えば、テトラヒドロフラン)のような不
活性溶媒中でアルカリ金属アルコキシド(例えば、ナト
リウムエトキシド又はカルラムt−ブトキシド)を用い
て、温度0〜100℃で行われることが都合よい。
式(V)の化合物は、例えば公開欧州特許第24297
3号明細書に記載されたものと類似した方法によって製
造される。
式(m)の化合物は、例えばエッチ・イイダ”()I、
 l1da )らによりジャーナノ匹オブ豐オーガニッ
ク・ケミストリー(Journal or Organ
icChemlstry)、  1980年、第45巻
、第2938頁に記載されたものと類似した方法によっ
て製造される。
式(IV)の化合物は公知であるか、又はそうでないに
しても、常法に従い公知化合物から製造される。
本発明の化合物を塩、例えば生理学上許容される塩とし
て単離することが望まれる場合には、これはアルコール
(例えば、エタノール又はメタノール)、アルコールと
ハロゲン化炭化水素(例えば、メタノール又はクロロホ
ルム)、エステル(例えば、酢酸エチル)又はエーテル
(例えば、テトラヒドロフラン)との混合物のような適
切な溶媒中において、遊離塩基の形の式(1)の化合物
を、好ましくは同当量の、適切な酸と反応させることに
より行われる。
生理学上許容される塩は、他の生理学上許容される塩を
含めた式(1)の化合物の他の塩からも常法に従い製造
される。
本発明の化合物の個々のエナンチオマーは、光学活性分
割酸のような慣用的手段を用いてエナンチオマー混合物
(例えば、ラセミ体混合物)の分割により得られる。例
えば、イー・エル・エリール(E、 L、 Ellel
 )による“炭素化合物の立体化学”  (Stere
ochesIstry of’ Carbon Com
pounds )〔マクグロウ・ヒル(MCrrow 
Hlll)、  1962年〕及びニス・エッチ・ウイ
レン(S、 11. Wilen )による“分割試薬
の表″ (Tablcs of ResolvingA
gents)参照。
本発明の化合物の上記製造方法は、所要化合物の段階的
形成のいずれかの段階において所望の基の導入のために
用いられるが、これらの一般的方法はこのような多段階
プロセスにおいて別の方法と組合せてもよいことは明ら
かであろう。多段階プロセスにおける反応順序は、適用
される反応条件が最終生成物で望まれる分子中の基に影
響を与えないように当然選択されねばならない。
〔実験例〕
本発明は下記例によって更に説明される。すべての温度
域℃である。薄層クロマトグラフィー(TLC)はシリ
カ上で行われ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(
F CC)はシリカ(メルク9385)上で行われた。
有機抽出液は硫酸マグネシウム上で乾燥された。下記略
号が用いられている:THF−テトラヒドロフラン。
例1 段階(1) (E)−1,2,3,9−テトラヒドロ−3−〔(IH
−イミダゾルー2−イル)メチル)〕−ジイソプロピル
アミドリチウム(シクロヘキサン91.5M溶液3. 
7m1)を、窒素下、−50℃で乾燥THF (75m
l)中の1. 2. 3. 9−テトラヒドロ−9−メ
チル−9−メチル−4H−カルバゾル−4−オン(1,
,0fr)の攪拌懸濁液に加えた。1時間後、乾燥TH
F (20ml)中の1− (トリフェニルメチル)−
1H−イミダゾール−2−カルボキサルデヒド(1,8
6g)の溶液を加え、混合物を室温まで加温しながら2
時間攪拌した。次いでそれを一70℃に再冷却し、飽和
塩化アンモニウム溶液(5ml)で反応停止させた。酢
酸(40ml)及び水(30ml)を加え、混合物をス
チーム浴上で1時間加熱し、冷却し、ジクロロメタン(
2X150ml、廃棄)及び塩酸(0,2N、200m
1)間で分配した。酸性層を固体炭酸カリウムで慎重に
塩基性化し、ジクロロメタン:メタノール(9:1)(
3X150ml)で抽出した。これらの後者の有機層を
乾燥し、蒸発させて固体物(1,2g)を得て、これを
酢酸(50ml)及びp−)ルエンスルホン酸(2,5
g)と混合し、窒素下で2.5時間加熱還流した。
冷却溶液を水酸化ナトリウム(2N、300m1)及び
ジクロロメタン(38100ml)間で分配した。合わ
せた乾燥有機抽出液を蒸発させ、得られた固体物をジク
ロロメタン:エーテル(1: 5)(100ml)で摩
砕して、標題化合物(0,88g)を得た。mp236
−240° (分解)。
段階(11) エタノール(75ml)中の(E)−1,2,3゜9−
テトラヒドロ−3−[(IH−イミダゾルー2−イル)
メチレン〕 −9−メチル−4H−カルバゾル−4−オ
ン(500■)の懸濁液を、室温大気圧下で、エタノー
ル(20ml)中の還元済10%酸化パラジウム炭素(
50%水性ペースト、50mg)の攪拌懸濁液により8
時間水素添加した。
混合物を濾過し、減圧蒸発し、残留した黄色固体物(0
,5g)をエタノール(約25m1)から再結晶化して
、標題化合物の遊離塩基(400mg)を得た。これを
クロロホルム:メタノール(3:1)(40ml)に溶
解し、メタノール(1ml)中マレイン酸(166mg
)の溶液で処理した。得られた溶液を約5mlに濃縮し
、乾燥エーテル(30ml)で希釈し、結晶として標題
化合物(506mg)を得た。mp124−129°。
分析実測値: C,62,8;H,5,4,N、  10. 2゜CH
N  O,CHOO,22H20 17173444゜ としての計算値: C,63,2;H,5,4,N、10.5%。
含水率分析実測値: 0.996%w/wwO,22mol H2O。
例2 バノンマレイン酸塩 段階(1) 水(15ml)中の水酸化カリウム(2,5g)の溶液
をエタノール(40ml)中の3−アセチル−1−メチ
ルインドール(1,Or)及び1−(トリフェニルメチ
ル)−1H−イミダゾール−2−カルボキサルデヒド(
2,0g)の攪拌懸濁液に加え、混合物を、窒素下、5
0°で6時間攪拌した。冷却反応混合物をジクロロメタ
ン(2X150ml)及び飽和炭酸カリウム(150m
l)間で分配した。合わせた乾燥有機抽出液を減圧蒸発
させて固体物(約3g)を得て、これをクロロホルム(
20ml)に溶解し、FCCにより酢酸エチルで溶離さ
せて精製して、標題化合物(0,64g)を得た。TL
C(酢酸エチル)Rfo、14゜段階(11) ロバノンマレイン酸塩 エタノール(10ml)及び酢酸エチル(50ml)中
の1− (1−メチル−IH−インドルー3−イル)−
3−(1−Dリフェニルメチル)−1H−イミダゾルー
2−イル〕 −2−プロペン−1−オン(447mg)
の溶液を、室温大気圧下で、エタノール(15ml)中
の還元済10%酸化パラジウム炭素(50%水性ペース
ト、47mg)の攪拌懸濁液により18時間水素添加し
た。反応混合物を濾過し、減圧蒸発させて泡状物(42
7mg)を得て、これを酢酸(10m1) 、THF 
(5ml)及び水(10ml)の混合物に溶解し、窒素
下で0.75時間加熱還流した。冷却反応混合物を酢酸
エチル(100ml)及び塩酸(0,4N、3X75m
l)間で分配した。合わせた酸性層を固体炭酸カリウム
で塩基性化し、ジクロロメタン(3×75m1)で抽出
した。合わせた乾燥ジクロロメタン抽出液を減圧蒸発さ
せて固体物(0,23g)を得て、これをクロロホルム
:メタノール(1:1)(10ml)に溶解した。メタ
ノール(0,4m1)中マイレン酸(105■)の溶液
を攪拌しながら加え、得られた溶液を減圧濃縮し、エー
テル(50ml)で希釈し、固体物として標題化合物(
0,27g)を得た。固体物(0,25g)を熱エタノ
ール(5ml)に溶解し、熱酢酸エチル(15ml)を
加えた。冷却後、標題化合物が固体物(0,15g)と
して沈殿した。mp170−174° (分解))、T
LC(ジクロロメタン:エタノール:0.88アンモニ
ア、19:10:1)RfO,43゜ 下記例は本発明の医薬処方剤について説明している。“
活性成分”という語は、ここでは式(1)の化合物を表
わすために用いられている。
経口投与用錠剤 錠剤は直接圧縮又は湿潤造粒のような通常の方法によっ
て製造される。
錠剤は、標準技術に従い、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースのような適切なフィルム形成物質でフィルムコ
ーティングしてもよい。錠剤は糖衣化してもよい。
直接圧縮 錠    剤              ff1g/
錠剤活性成分             10.00リ
ン酸水素カルシウムBP”     77.75クロス
カルメロースナトリウムNF   1.80ステアリン
酸マグネシウムBP     O,45圧縮重j1  
          90. 00*直接圧縮に適した
等級品 活性成分を60メツシユ篩に通し、リン酸水素カルシウ
ム、クロスカルメロースナトリウム及びステアリン酸マ
グネシウムと混合する。得られたミックスを5.5■l
均一傾斜端パンチ装備マネステイ(Manesty )
 F 3打錠機で錠剤に圧縮する。
他の強度の錠剤は、活性成分対賦形剤の比率又は圧縮重
量を変えて適切なパンチを用いることにより製造される
静注投与用注射液 匝g/ml 活性成分            1.0塩化ナトリウ
ムBP        所要量注射用水BP  ’  
   で全m1.Omlとする。
溶液の張度を調整するために塩化ナトリウムを加え、至
適安定的なpHとし及び/又は活性成分の溶解を促進さ
せるために酸又はアルカリでpHを調整する。一方、適
切な緩衝塩を用いてもよい。
溶液を調製し、清澄化し、適切なサイズのアンプル中に
充填して、ガラス溶融により密封する。
注射液をオートクレーブ中で、許容しつるサイクルの一
つで加熱することにより減菌する。一方、溶液をか過滅
菌して無菌条件下で無菌アンプル中に充填してもよい。
溶液を窒素又は他の適切なガスの不活性雰囲気下で充填
してもよい。
出願人代理人  佐  藤  −雄 手続争市正書(方式) %式% 2、発明の名称 ケトン誘導体 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 グラクツ、グループ、リミテッド 4、代 理 人 (郵便番号100) ”911ゞ11釦晶H閂13熟よ 昭和63年11月2日 (発送I] 昭和63年11月29目)°6.補正の対
象 願書の出願人の欄、明細書及び委任状

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I )の化合物並びにその生理学上許
    容される塩及び溶媒和物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔上記式中、 R^1は水素原子、又はC_1_−_6アルキル、C_
    3_−_6アルケニル、C_3_−_1_0アルキニル
    、C_3_−_7シクロアルキル、C_3_−_7シク
    ロアルキルC_1_−_4アルキル、フェニル、フェニ
    ルC_1_−_3アルキル、−CO_2R^8、−CO
    R^8、−CONR^8R^9もしくは−SO_2R^
    8から選択される基を表わす(ここで、R^8及びR^
    9は、同一でも異なっていてもよく、各々水素原子、C
    _1_−_6アルキルもしくはC_3_−_7シクロア
    ルキル基又はフェニルもしくはフェニルC_1_−_4
    アルキル基を表わし、その場合にフェニル基は場合によ
    り1以上のC_1_−_4アルキル、C_1_−_4ア
    ルコキシもしくはヒドロキシ基又はハロゲン原子で置換
    されている。但しR^1が基−CO_2R^8又は−S
    O_2R^8を表わす場合には、R^8は水素原子を表
    わさない)。 R^2は水素原子又はC_1_−_6アルキル、C_3
    _−_6アルケニル、C_3_−_7シクロアルキル、
    フェニルもしくはフェニル_1_−_3アルキル基を表
    わす。 R^3及びR^4は、同一でも異なっていてもよく、各
    々水素原子又はC_1_−_6アルキル基を表わすか、
    又はR^2及びR^3は一緒になってアルキレン鎖−(
    CH_2)_n−(nは1、2又は3を表わす)を表わ
    してもよい。 R^5、R^6及びR^7で表わされる基のうち一つは
    水素原子又はC_1_−_6アルキル、C_3_−_7
    シクロアルキル、C_3_−_6アルケニル、フェニル
    もしくはフェニル_1_−_3アルキル基であり、他の
    二つの基の各々は同一でも異なっていてもよく、水素原
    子又はC_1_−_6アルキル基を表わす。 Qは水素原子もしくはハロゲン原子又はヒドロ表キシ、
    C_1_−_4アルコキシ、フェニルC_1_−_3ア
    ルコキシもしくはC_1_−_6アルキル基又は基−N
    R^1^0R^1^1もしくは−CONR^1^0R^
    1^1を表わす(ここで、R^1^0及びR^1^1は
    同一でも異なっていてもよく、各々水素原子又はC_1
    _−_4アルキルもしくはC_3_−_4アルケニル基
    を表わすか、又はそれらが結合している窒素原子と一緒
    に飽和五〜七員環を形成している)〕 2、Qが水素原子、ハロゲン原子又はヒドロキシ、C_
    1_−_3アルコキシもしくはC_1_−_3アルキル
    基を表わす、請求項1に記載の化合物。 3、R^1が水素原子又はC_1_−_6アルキル、C
    _3_−_4アルケニル、C_3_−_4アルキニル、
    C_5_−_6シクロアルキル、C_5_−_6シクロ
    アルキルメチル、フェニルC_1_−_2アルキルもし
    くはN,N−ジC_1_−_3アルキルカルボキサミド
    基を表わす、請求項1又は2に記載の化合物。 4、R^2が水素原子又はC_1_−_6アルキル基を
    表わす、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。 5、R^2及びR^3が一緒になって −(CH_2)_2−を表わす、請求項1〜3のいずれ
    か一項に記載の化合物。 6、R^3及びR^4がそれぞれ独立して水素原子を表
    わす、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 7、R^5、R^6及びR^7がそれぞれ独立して水素
    原子又はC_1_−_3アルキル基を表わす、請求項1
    〜6のいずれか一項に記載の化合物。 3、Qが水素原子を表わし、R^1が水素原子又はC_
    1_−_3アルキル基を表わし、R^2及びR^3が各
    々水素原子を表わすか又は一緒になって −(CH_2)_2−を表わし、R^4が水素原子を表
    わし、R^5、R^6及びR^7がそれぞれ独立して水
    素原子又はC_1_−_3アルキル基を表わす、請求項
    1に記載の化合物。 9、1,2,3,9−テトラヒドロ−3− 〔(1¥H¥−イミダゾル−2−イル)メチル)〕−9
    −メチル−4¥H¥−カルバゾロン、 3−(1¥H¥−イミダゾル−2−イル)−1−(1−
    メチル−1¥H¥−インドル−3−イル)−1−プロパ
    ノン 並びにそれらの生理学上許容される塩及び溶媒和物。 10、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式( I )
    の化合物の製造方法であって、 (A)R^4が水素原子を表わす式( I )の化合物の
    製造のために、下記式(II)の化合物:▲数式、化学式
    、表等があります▼(II) 又はその保護誘導体を水素添加し、しかる後必要であれ
    ば存在する保護基を除去し、又は (B)常法に従い一般式( I )の化合物を式( I )の
    他の化合物に変換し、又は (C)式( I )の化合物の保護体から保護基を除去し
    、 及び、式( I )の化合物がエナンチオマーの混合物と
    して得られる場合には、所望のエナンチオマーを得るた
    めに場合により混合物を分割し、及び/又は、式( I
    )の化合物が遊離塩基の形である場合には、遊離塩基を
    場合により塩に変換することを特徴とする方法。
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