JPH0249772A - イミダゾール誘導体 - Google Patents

イミダゾール誘導体

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JPH0249772A
JPH0249772A JP1087841A JP8784189A JPH0249772A JP H0249772 A JPH0249772 A JP H0249772A JP 1087841 A JP1087841 A JP 1087841A JP 8784189 A JP8784189 A JP 8784189A JP H0249772 A JPH0249772 A JP H0249772A
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compound
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alkyl
hydrogen atom
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JP1087841A
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Peter C North
ピーター、チャールズ、ノース
Alexander W Oxford
アレクサンダー、ウイリアム、オックスフォード
Ian H Coates
イアン、ハロルド、コーツ
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Glaxo Group Ltd
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    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
    • C07D233/54Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D233/64Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms, e.g. histidine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、イミダゾール誘導体、それらの製造方法、そ
れらを含有した医薬組成物及びそれらの医学的用途に関
する。
特に本発明は、−次求心性神経の末端に位置するタイプ
の5−HTレセプターにおける5−ヒドロキシトリプタ
ミン(5−HT)の有効かつ選択的な拮抗剤である化合
物に関する。このタイプのレセプターは、現在5−HT
3レセプターと命名されており、中枢神経系中にも存在
する。5−HTは中枢神経系内のニューロン経路中に広
く存在しており、これら5−HT含白゛経路の障害は気
分、精神活性、食欲及び記憶のような挙動様式を変化さ
せることが知られている。
5−HT3レセプターにおいて拮抗活性を有する化合物
は、既に開示済みである。
例えば、公開英国特許第2153821A号明細書並び
に公開欧州特許第191562号、第219193号及
び第210840号明細書は、下記−能代で表される3
−イミダゾリルメチルテト(上記式中、R1は水素原子
又はC1−10アルキル、C3−6アルケニル、C3−
10アルキニル、C3−7シクロアルキル、Cシクロア
ルキルCl−4アルキル、フェニル又はフェニルC1−
3アルキルから選択される基を表すが、Qが水素原子を
表す場合には、R1は−Co  R5−COR5C0N
R5R6又は−8o2R5を表してもよい(ここで、R
5及びR6は同一でも又は異なっていてもよく、各々水
素原子、C1−6アルキルもしくはC3−7シクロアル
キル基、又はフェニルもしくはフェニルC1−4アルキ
ル基を表し、その場合にフェニル基は場合により1以上
のCl−4アルキル、Cl−4アルコキシもしくはヒド
ロキシ基又はハロゲン原子で置換されているが、但しR
1が基−COR5又は−3o  R”を表す場合にはR
5は水素原子以外を表す); R2R3及びR4で表される基の1つは、水素原子又は
Ct−eアルキル、C3−7シクロアルキル、Cアルケ
ニルもしくはフェニルCl−3アルキル基であって、他
の2つの基の各々は同一でも又は異なっていてもよく、
水素原子又はCl−6アルキル基を表す; Qは水素原子もしくはハロゲン原子、又はヒドロキシ、
Cl−4アルコキシ、フェニルC1−3アルコキシもし
くはC1−6アルキル基、又は基−NR7R8もしくは
−C0NR7R8を表す(ここて、R7及びR8は同一
でも又は異なっていてもよく、各々水素原子又はC1−
4アルキルもしくはC3−4アルケニル基を表すか、又
はそれらが結合する窒素原子と一緒になって飽和五−七
員環を形成している)〕 並びにその生理学上許容される塩及び溶媒和物について
開示している。
更に、公開欧州特許第242973号明細書は、下記一
般式で表されるケトン誘導体: 人/\/\    R2 l 〔上記式中、1mは下記式のイミダゾリル基を表すRは
水素原子又はC1−6アルキル、C3−6アルケニル、
Cアルキニル、C3−7シクロアルキル、Cシクロアル
キルCl−4アルキル、)3−フ ェニルもしくはフェニルC1−3アルキル基を表す;R
は水素原子又はCアルキル、C3−6フルケニル、C3
−7シクロアルキル、フェニルもしくけフェニルC1−
3アルキル基を表す;A−Bは基RRC−CH2又は R3C−CHを表す; R3及びR4は同一でも又は異なっていてもよく、各々
水素原子又はC1−6アルキル基を表す:RR及びR7
で表される基の1つは、水素原子又はCアルキル、C3
−7シクロアルキル、C3−6アルケニル、フェニルも
しくはフェニルC1−3アルキル基であって、他の2つ
の基の各々は同一でも又は異なっていてもよく、水素原
子又はC1−6アルキル基を表す〕 並びにその生理学上許容される塩及び溶媒和物について
開示している。
我々は、前記のものとは構造が異なりかっ5−HT 3
レセプターにおける5−HT作用の有効な拮抗剤である
新規化合物群をここに発見したのであった。
本発明は、下記一般式(1)の化合物;〔上記式中、1
fflは下記式のイミダゾリル基を表ず:Aは基CH又
は窒素原子を表す; R1及びR2は同一でも又は異なっていてもよく、かつ
ナフタレン部分の同−又は異なる縮合環のいずれに結合
していてもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、又はヒ
ドロキシ、cl−4アルコキシ、Cl−4アルキルもし
くはCl−4アルキルチオ基を表し、R1及びR−の1
つは基−NR3R4(R3及びR4は同一でも又は異な
っていてもよく、各々水素原子もしくはC1−4アルキ
ル基を表すか、又はそれらが結合する窒素原子と一緒に
なって飽和五−七員環を形成している)を表してもよい
・ 口は1.2又は3を表す: R5、R6及びR7で表される基の1つは、水素原子又
はC−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C3−6
アルケニル、フェニルもしくはフェニルC1−3アルキ
ル基であって、他の2つの基の各々は同一でも又は異な
っていてもよく、水素原子又はCl−4アルキル基を表
す〕 並びにその生理学上許容される塩及び溶媒和物を提供す
る。
一面において、本発明はXが基CHを表ず式(1)の化
合物を提供する。
もう−面において、本発明はXが窒素1皇子を表す式(
1)の化合物を提供する。
一般式(1)の化合物の適切な生理学上ミ′1゛容され
る塩としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、
アルキル−もしくはアリールスルホン酸塩(例えば、メ
タンスルホン酸塩又はp−1−ルエンスルホン酸塩)、
リン酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩
、フマル酸塩及びマレイン酸塩のような有機又は無機酸
から形成される酸付加塩がある。溶媒和物としては、例
えば水和物がある。
Aが基CHを表す場合、この基の炭素原子は不斉であっ
てR又はS配置で存在しうることは明らかであろう。更
に、置換基R1R2、R5R及びR7の性質に依存して
、光学及び幾何界性の中心も分子中で別に存在しうる。
一般式(I)の化合物のすべての光学異性体、そのラセ
ミ混合物を含めたそれらの混合物及び式(1)の化合物
のすべての幾何異性体が、本発明に包含される。
一般式(r)において、それ自体又は基の一部としての
アルキル基は直鎖でも又は分岐鎖のアルキル基であって
もよく、例えばメチル、エチル、プロピル、プロピ−2
−イル、ブチルもしくはブチー2−イル、R、R及びR
7の場合にはペンチル、ベンチ−3−イル又はヘキシル
である。
C1−4アルコキシ基は、例えばメトキシ基である。
ハロゲン原子は、例えばフッ素、塩素又は臭素原子であ
る。アルケニル基は、例えばプロペニル又はブテニル基
である。R6がCアルケニル基を表す場合に、二重結合
が窒素原子に隣接していてはならないことは明らかであ
ろう。フェニルCl−3アルキル基は、例えばベンジル
、フェネチル又は3−フェニルプロピル基である。シク
ロアルキル基は、例えばシクロプロピル、シフ。ブチル
、シクロペンチル、シクロヘキシル又はシクロヘプチル
基である。
式(I)の化合物の好ましいクラスは、R5R及びR7
が各々独立して水素原子又はCl−6 アルキル基、更に具体的には水素原子又はcl−3アル
キル(例えば、メチル)基を人ず場aの化合物である。
一般式(1)の化合物の特に好ましいクラスは、R及び
R6が各々水素原子を表しがっR7がC1−6アルキル
基(例えば、メチル)基を表す場合の化合物である。
一般式(I)の化合物の更に好ましいクラスは、nが2
を表す場合の化合物である。
一般式(1)の化合物の池の好ましいクラスは、R1及
びR−が各々水素原子を表す場合の化合物である。
一般式(T)の化合物の更に他の好ましいクラスは、A
が窒素原子を表す場合の化合物である。
本発明の特に好ましい化合物は、1.2−ジヒドロ−3
−C(5−メチル−IH−イミダゾール−4−イル)メ
チル:l  −4(3H)  −フェナント【/ノン及
び3,4−ジヒドロ−2−((5−メチル−IH−イミ
ダゾール−4−イル)メチル〕ベンズ(h)イソ午ノリ
ンー1 (2H)  −オン並びにそれらの生理学上許
容される塩及び溶媒和物である。
5−HT3レセプターにおいて本発明の化合物による5
−HTの有効かつ選択的な拮抗作用は、ラット内鼻皮質
ホモゲネート中における3−(5−メチル−IH−イミ
ダゾール−4−イル)−1〔1−(メチル−t3)−i
H−インドール−3−イル〕 −1−プロパノン結合性
を阻害しうるそれらの能力CG、キルパトリックら、ホ
ーチャ198フ年、第330巻、第746頁 (G、K11paLrick et al、、Natu
re、19g7,330,746)で記載された一般的
方法による〕及び/又はラット摘出迷走神経の5−HT
9導脱分極を阻害しうるそれらの能力によって証明され
た。
5−HT3レセプターにおいて5−HT作用に拮抗する
式(1)の化合物は、精神障害(例えば、精神分裂症及
びそう病);不安;特に癌化学療法及び放射線療法に伴
う悪心及び嘔吐のような症状の治療に際して有用である
。式(1)の化合物は、胃内容停滞;消化不良、消化性
潰瘍、逆流性食道炎、鼓腸及び過敏性腸症候群で生じる
ような胃腸機能不全症状−片頭痛;及び痛みの治療に際
しても有用である。式(I)の化合物は、乱用薬物及び
物質依存症、うつ病、痴呆及び他の知覚障害の治療でも
使用される。
他の一面によれば、本発明は、有効量の式(1)の化合
物又はその生理学上許容される塩もしくは溶媒和物を投
与することを特徴とする、精神分裂症もしくはそう病の
ような精神障害;不安・;悪心及び嘔吐;胃内容停滞;
消化不良、逆流性食道炎、消化性潰瘍、鼓腸及び過敏性
腸症候群のような胃腸機能不全症状;片頭痛;痛み;乱
用薬物及び物質依存症;うつ病;痴呆又は他の知覚障害
のあるヒト又は動物の治療方法を提供する。
したがって、本発明は、ヒト又は獣医学用に一般式(I
)の化合物並びにその生理学上許容される塩及び溶媒和
物(例えば、水和物)から選択される少なくとも1種の
化合物を含有しかついずれか都合の良い経路による投与
用に処方された医薬組成物も提供する。
このような組成物は、1種以上の生理学上許容される担
体又は賦形剤を用いて常法に従い処方される。
本発明の化合物は、経口(oral)、経口腔(buc
cal)、非経口もしくは経直腸投与用に、又は吸入も
しくは通気(口又は鼻のいずれか経由)による投与に適
した形で処方される。
経口投与の場合、医薬組成物は、結合剤(例えば、前ゼ
ラチン化メイズデンプン、ポリビニルピロリドン又はヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース);フィラー(例え
ば、ラクトース、微結晶セルロース又はリン酸水素カル
シウム);滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム
、タルク又はシリカ);崩壊剤(例えば、ポテトデンプ
ン又はデンプングリコール酸ナトリウム);又は湿潤剤
(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)のような薬学上許
容される賦形剤と共に慣用的手段により製造される、例
えば錠剤又はカプセルの形をとることができる。錠剤は
、当業界で周知の方法によりコーティングしてもよい。
経口投与用液体製剤は例えば溶液、シロップもしくは懸
濁液の形をとってもよいし、又はそれらは使用前に水も
しくは他の適切なビヒクルで調製される乾燥製品として
供与してもよい。このような液体製剤は、懸濁化剤(例
えば、ソルビトールシロップ、セルロース誘導体又は水
素添加食用脂);乳化剤(例えば、レシチン又はアラビ
アゴム);非水性ビヒクル(例えば、アーモンド浦、油
性エステル、エチルアルコール又は分別化植物油);及
び保存剤(例えば、p−ヒドロキシ安息香酸メチルもし
くはプロピル又はソルビン酸)のような薬学上許容され
る添加剤と共に慣用的手段により製造される。本製剤は
、適切であれば緩衝塩、香味剤、着色剤及び甘味剤を含
有していてもよい。
経口投与用製剤は、活性成分を制御的に放出させるため
に適切に処方することができる。
紅口腔投与の場合には、本組成物は常法に従い処方され
る錠剤又はロゼンジの形をとることができる。
本発明の化合物は、ポーラス注射又は持続的注入による
非経口投与用に処方することができる。
注射用処方剤は、保存剤を添加して、例えばアンプル又
はマルチ用量容器中の111位投薬形として供与される
。本組成物は油性又は水性ビヒクル中において懸濁液、
溶液又は乳濁液のような形をとることができ、懸濁化剤
、安定剤及び/又は分散剤のような処方剤を含有してい
てもよい。一方、活性成分は使用前に例えば無菌無発熱
物質水のような適切なビヒクルで調製される粉末形であ
ってもよい。
本発明の化合物は、例えばカカオ脂又は他のグリセリド
類のような慣用的生薬基剤を含有した生薬又は滞留性浣
腸剤のような経直腸組成物としても処方される。
前記処方剤に加えて、本発明の化合物はデボ(depo
t)製剤として処方することもできる。このような長時
間作用型処方剤は、埋込み(例えば、皮下又は筋肉内)
又は筋肉内注射により投与される。例えば、本発明の化
合物は、適切なポリマー性もしくは疎水性物質(例えば
、許容される曲中のエマルジョンとして)又はイオン交
換樹脂と共に、又は例えば難溶性塩のような難溶性誘導
体として処方される。
吸入投与の場合、本発明の化合物は、例えばジクロロジ
フルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロ
テトラフルオロエタン、二酸化炭素又は他の適切なガス
のような適切な噴射剤の使用により加圧パック又はネブ
ライザーからエアゾールスプレーの形で放出されること
が都合よい。
加圧エアゾールの場合、投薬単位は計測量を放出するバ
ルブを備えることにより定められる。吸入器又は通気器
で使用される例えばゼラチンのカプセル及びカートリッ
ジは、本発明の化合物及びラクトースもしくはデンプン
のように適切な粉末基剤の粉末ミックスを含有させて処
方される。
経鼻投与の場合、本発明の化合物は、適切な計測もしく
は単位用量装置からの投与用の溶液として、又は代イつ
って適切な放出装置からの投与に適した担体との粉末ミ
ックスとして処方される。
式(I)の化合物は、他の治療剤と組合せて投与しても
よい。例えば、胃内容停滞、胃腸機能不全症状、悪心及
び嘔吐の治療の場合には、式(1)の化合物はヒスタミ
ンHつレセプター拮抗剤(例えば、ラニチジン、スホチ
ジン、1−メチル−5((3−C3−(1−ピペリジニ
ルメチル)フェノキシ〕プロピル〕アミノ)−LH−1
,2゜4−トリアゾール−3−メタノール、シメチジン
、ファモチジン、ニザチジン又はロキサチジン)又はH
K  ATPアーゼ阻害剤(例えば、オメプラゾール)
のような抗分泌剤と組合せて投与、される。悪心及び嘔
吐の治療の場合、式(1)の化合物はデキサメタシンと
組合せて投与することもできる。
ヒト(体重的70kg)に投与する場合に本発明の化合
物について提案される用量は、遊離塩基重量として表し
た場合に、活性成分0.001〜100mg、好ましく
は0.01〜50mg、更に好マシ<は0. 1〜20
rng/単位用量であって、例えば1日に1〜4回投与
される。患者の年齢及び症状に応じて投与量にルーチン
的修正を加えることが必要なことは明らかであろう。投
与量は投与経路にも依存する。
一般式(1)の化合物及びその生理学上許容される塩も
しくは溶媒和物は、以下で概説される一般的方法により
製造される。以下の記載において1、!!R1〜R7、
n、A及び1mは他に指摘のない限り一般式(1)の化
合物の場合と同義である。
第一の一般的方法(A)によれば、Aが基CHを表す一
般式(1)の化合物は、下記式(II)の又はその保護
誘導体を水素添加し、しかる後必要であればいずれの保
護基も除去することによって製造される。
−船釣方法(A)による水素添加は、例えば貴金属触媒
(例えば、パラジウム、ラネーニッケル、白金又はロジ
ウム)の存在下で水素を用いる等の常法に従い行われる
。触媒は例えば活性炭もしくはアルミナ上に担持され、
又は代わりにトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウ
ムクロリドのような均一触媒も使用可能である。水素添
加は、アルコール(例えば、メタノール又はエタノール
)、エーテル(例えば、ジオキサン)もしくはエステル
(例えば、酢酸エチル)のような溶媒中又はアルコール
と炭化水素(例えば、トルエン)もしくはハロゲン化炭
化水素(例えば、ジクロロメタン)のうちいずれかとの
混合物中において、20〜+100℃、好ましくは0〜
50℃の温度、1〜10気圧の圧力下で通常行われる。
式(II)の化合物は新規化合物であって、本発明の他
の一面を形成している。
もう1つの一般的方法(B)によれば、一般式(I)の
化合物は下記式(m)の化合物:R’ 又はその保護誘導体を下記式(IV)の化合物:LCH
2−1m     式(IV) 〔上記式中、Lはハロゲン原子(例えば、塩素、臭素又
はヨウ素)、アシルオキシ基(例えば、トリフルオロア
セチルオキシ又はアセトキシ)又はスルホニルオキシ基
(例えば、トリフルオロメタンスルホニルオキシ、p−
)ルエンスルホニルオキシ又はメタンスルホニルオキシ
)のような脱離(leaving)原子又は基を表す〕
又はその保護誘導体と塩基存在下で反応させ、しかる後
必要であればいずれの保獲基も除去することによって製
造される。
適切な塩基としては、水素化アルカリ金属(例えば、水
素化ナトリウム)、炭酸アルカリ金属(例えば、炭酸ナ
トリウム)、アルカリ金属アミド(例えば、ナトリウム
アミド又はリチウムジイソプロピルアミド)、アルカリ
金属アルコキシド(例えば、カリウムt−ブトキシド)
又は水酸化アルカリ金属(例えば、水酸化ナトリウム又
はカリウム)がある。反応は、エーテル(例えば、ジメ
トキシエタン、ジグリム又はテトラヒドロフラン)、置
換アミド(例えば、ジメチルホルムアミド又はN−メチ
ルピロリドン)、芳香族炭化水素(例えば、トルエン)
、ケトン(例えば、アセトン)又はジメチルスルホキシ
ドのような不活性溶媒中、−80〜+100℃、好まし
くは一80〜+50℃の温度で行われることが都合よい
もう1つの一般的方法(C)によれば、一般式(I)の
化合物は常法に従いもう1つの式(1)の化合物に変換
される。このような常法としては、必要であれば保護及
び脱保護を用いる水素添加、アルキル化及び酸触媒開裂
がある。
内部変換方法(C)の−態様によれば、水素添加はアル
ケニル置換基をアルキル置換基に変換するだめに用いら
れる。−船釣方法(C)による水素添加は、例えば−船
釣方法(A)に関して前記したような常法に従い行われ
る。
一般的方法(C)による“アルキル化”という語は、シ
クロアルキル、アルケニル又はフェナルキル基のような
他の基の導入を含む。
例えば、R及び/又はR2がCアルコキシ基を表す式(
1)の化合物はR1及び/又はR2がヒドロキシル基を
表す対応化合物をアルキル化することにより製造され、
又はR6がCアルキル、C3−7シクロアルキル、C3
−6アルケニル又はフェニルCl−3アルキル基を表す
式(I)の化合物はR6が水素原子を表す式(I)の対
応化合物をアルキル化することにより製造される。
上記アルキル化反応は、例えば公開欧州特許第2429
73号明細書で記載されているような常法に従い行われ
る。本反応は、好ましくは塩基存在下で式RGの適切な
アルキル化剤(R8は導人される基であり、Gは脱離原
子又は基である)を用いて行われる。
−船釣方法(C)の更に別の態様によれば、R1及び/
又はR2がヒドロキシル基を表す式(1)の化合物は、
・R1及び/又はR2がC1−4アルコキシ基を表す式
(1)の対応化合物から酸触媒開裂により製造される。
本反応は、ハロゲン化炭化水素(例えば、ジクロロメタ
ン)のような溶媒中で三臭化ホウ素又は三塩化アルミニ
ウムのようなルイス酸を用いることにより行われる。反
応温度は一80〜+100℃の範囲内であることが都合
よい。
上記変換において、望ましくない副反応を避けるために
問題の化合物の分子中のいずれの反応し易い基も保護し
ておくことが必要又は望ましいことは明らかであろう。
例えば、イミダゾール窒素原子を例えばアリールメチル
(例えば、トリチル)、アリールメトキシメチル(例え
ば、フェニルメトキシメチル)、アルキル(例えば、t
−ブチル)、アルコキシメチル(例えば、メトキシメチ
ル)、アシル(例えば、ベンジルオキシカルボニル)又
はスルホニル(例えば、N、N−ジメチルアミノスルホ
ニル又はp−トルエンスルホニル)基で保護することが
必要であろう。R1及び/又はR2がヒドロキシル基を
表す場合は、ヒドロキシル基を例えばアリールメチル(
例えば、ベンジル又はトリチル)基で保護することが必
要であろう。
もう1つの一般的方法(D)によれば、一般式(I)の
化合物は式(1)の化合物の保護体からいずれの保護基
も除去することにより製造される。
脱保護は、T、W、  グリーン(TJ、Greene
)により“有機合成における保護基“ 〔ジョン・ウイ
リψアンド・サンズ(John Wiley and 
5ons)。
1981年〕で記載されているような常法に従い行われ
る。
例えば、アリールメトキシメチルN−保、Jl[は触媒
(例えば、パラジウム炭素)存在下の水素添加分解によ
って開裂される。トリチル基は、酸加水分解により開裂
される(例えば、希塩酸又は酢酸を用いる)。アルコキ
シアルキル基は鉱酸(例えば、希塩酸)を用いて除去さ
れる。アシル基は、酸性又は塩基性条件下の加水分解に
より除去される(例えば、臭化水素又は水酸化ナトリウ
ムを用いる)。スルホニル基は、アルカリ加水分解によ
り除去される。アリールメチルOH−保護基は、酸性条
件下で(例えば、希酢酸、臭化水素酸又は三臭化ホウ素
で)又は触媒(例えば、パラジウム炭素)存在下での水
素添加分解によって開裂される。
式(n)の化合物は、例えばAが基CHを表す式(■)
の化合物又はその保護誘導体を下記式(V)の化合物; OHC−1m        (V) 又はその保護誘導体と塩基存在下で縮合させ、しかる後
必要であればいずれの保護基も除去することにより製造
される。本反応は、アルコール(例えば、メタノール又
はエタノール)、水もしくはそれらの混合物中で水酸化
アルカリ金属(例えば、水酸化ナトリウム又はカリウム
)を用いるか又は対応アルコール(例えば、エタノール
又はt−ブタノール)もしくはエーテル(例えば、テト
ラヒドロフラン)等の不活性溶媒中でアルカリ金属アル
コキシド(例えば、ナトリウムエトキシド又はカリウム
t−ブトキシド)を用いて0〜100℃の温度で行われ
ることが都合よい。
式(III)の化合物は公知であるか、又は常法に従い
製造される。
式(IV)及び(V)の化合物並びにそれらの保護誘導
体は公知であるか、又は例えば西独公開第374035
2号明細書に記載された方法により製造される。
塩、例えば生理学上許容される塩として本発明の化合物
を単離することが望まれる場合には、これはアルコール
(例えば、エタノール又はメタノール)、水性アルコー
ル(例えば、水性エタノール)、ハロゲン化炭化水素(
例えば、ジクロロメタン)、エステル(例えば、酢酸エ
チル)又はエーテル(例えば、テトラヒドロフラン)の
ような適切な溶媒中で遊離塩基形の式(I)の化合物を
適切な酸と、好ましくは相当量と反応させることにより
行われる。
生理学上許容される塩は、常法に従い、式(I)の化合
物の他の生理学上許容される塩を含めた他の塩からも製
造される。
本発明の化合物の個々のエナンチオマーは、光学活性分
割酸のような常套手段を用いたエナンチオマー混合物(
例えば、ラセミ混合物)の分割により得られる;例えば
、E、  L、エリール(E、l、J:fief)の“
炭素化合物の立体化学” 〔マクグロウ・ヒル(McG
raw lli l I)、 1962年〕及びS。
H,ウィーン(S 、 II 、ν1len)の“分割
試薬の表”参照。
本発明の化合物を製造するために前記された方法は必要
な化合物の段階的形成におけるいずれかの段階で所望の
基の導入のために用いられるが、これらの方法はかかる
多段階方法において異なる様式で組合せうろことは明ら
かであろう。多段階方法における反応順序は、当然のこ
とながら、用いられる反応条件が最終生成物において望
まれる分子中の基に影響を与えないように選択されるべ
きである。
本発明は更に下記例によって説明される。すべての温度
は℃である。フラッシュカラムクロマトグラフィー(F
 CC)はシリカ(メルク9385)上で実施された。
有機抽出液は、指摘箇所において硫酸ナトリウムにより
乾燥された。下記略号が用いられている: DMF−ジ
メチルホルムアミド;THF−テトラヒドロフラン。
例1 ントレノン メタノール(5ml )中水酸化カリウム(0,25g
)の溶液をメタノール(20ml)中1.2−ジヒドロ
−4(3H)  −フエナントレノン(0,5g)及び
5−メチル−1−(トリフェニルメチル)−1H−イミ
ダゾール−4−カルボキサルデヒド(0,9g)の溶液
に加えた。混合物を23°で5日間保ったところ、固体
物が分離した。これを濾取し、エタノールで洗浄し、F
CCにより最初にヘキサン/ジクロロメタン(1: 1
)及びしかる後ジクロロメタンで溶出させて精製し、標
題化合物(0,86g)を得た;mp145−148°
 (分解)。
THF (15m1) 、酢酸(5ml )及び水(5
ml)の混合物中1.2−ジヒドロ−3−((5−メチ
ル−1−(トリフェニルメチル)−1H−イミダゾール
−4−イル〕メチレン)−4(3H)  −フェナント
レノン(0,5g)の溶液をスチーム浴上で45分間加
熱した。0.5M塩酸(25ml)を加え、混合物をエ
ーテル(2X15ml:廃棄)で抽出した。水溶液を固
体炭酸カリウムで塩基性化し、混合物をジクロロメタン
(’3X15ml)で抽出した。乾燥された抽出液を蒸
発させ、残渣(0,21g)をエタノール(25ml)
に溶解し、10%パラジウム炭素(0,05g)の攪拌
懸濁物上室温大気圧で1.5時間水素添加した。溶液を
濾過し、濾液を蒸発させてゴム状物を得、これをFCC
により最初に酢酸エチル及びしかる後酢酸エチル/メタ
ノール(3: 1)で溶出させて精製し、ゴム状物とし
て標題化合物の遊離塩括(0,13g)を得た。これを
マレインM(50fi1g)含有メタノール(20ml
)に溶解し、溶液を蒸発させてゴム状物を得、これをエ
ーテル摩砕により固体物として標題化合物(0,11g
)を得た;mp133−134゜ 含水率分析実測値: 0.31%w/w xo、07n
+oll120分析実Ilき1値+ CH7,4,Hり
、り; N 6.7C19H18N20・C4H404
・0.07H20としての計算値: C67、g、H5
,5,N 8.9%例2 乾燥DMF (8ml)中3.4−ジヒドロベンズ[h
)インキノリン−1(2H) −オン(408a+g)
の溶液を乾燥DMF (2ml)中水素化ナトリウム(
油中78%分散物;80mg)の攪拌懸濁物に窒素下で
滴下し、攪拌を室温で2時間続けた。
乾燥THF(10ml)中4− (クロロメチル)5−
メチル−1−(トリフェニルメチル)−1Hイミダゾー
ル(1,50g)の溶液を滴下し、濁った溶液を室温で
18時間攪拌した。酢酸(15ml)、水(15ml)
及びTHF (5ml)の混合物を加え、混合物を還流
下で1.5時間加熱し、冷却し、蒸発させ、IN塩酸(
50ml)で処理した。得られた懸濁液を酢酸エチル(
2X50m1;廃棄)で抽出し、2N炭酸ナトリウムで
(pH10に)塩基性化し、酢酸エチル(3×60m1
)で抽出した。合わせた乾燥有機抽出液を蒸発させて粉
末(約400+ng)を得、これを熱メタノール(50
ml)に溶解し、シリカゲル(メルク7734 ; 1
.5g)に吸容させ、フラッシュカラムに供した。ジク
ロロメタン;エタノール−0,88アンモニア溶液(1
00:10:1)で溶出させ、粉末として標題化合物の
遊離塩基(270+ng)を得た。これを熱エタノール
(50ml)に溶解し、エタノール(3ml)中マレイ
ン酸(110+g)の溶液で処理し、溶液を蒸発させた
残留油状物をヘキサン(100ml)で摩砕し、固体物
として標題化合物(290mg)を得た;mplll−
113゜ 含水率分析実測値: 0.90%w/w aiiO,2
0moll120分析実aill値: C64,2,H
5,3、N 9.9C18H17N30く4H404・
0.20H20としての計算値: C64,3,)I 
5.3. N 10.2%下記例は、本発明の医薬処方
剤について説明している。“活性成分”という語は、式
(1)の化合物を表すためにここでは用いられている。
経口投与用錠剤 錠剤は、直接圧縮又は湿式造粒のような常法で製造され
る。
錠剤は、標章的技術を用いてヒドロキシプロピルメチル
セルロースのような適切なフィルム形成物質でフィルム
コーティングしてもよい。一方、錠剤は糖衣化してもよ
い。
他の強度の錠剤は、活性成分/賦形剤の比率又は圧縮重
量を変えかつ適切なパンチを用いることにより製造され
る。
直接圧縮錠剤 a+g/錠剤 活性成分             0.50リン酸水
素カルシウムBP”      87.25クロスカル
メロースナトリウムNF1.80ステアリン酸マグネシ
ウムBP     0.45圧縮重二        
    90.001直接圧縮用に適した等級品 活性成分を60メツシユ篩にかけ、リン酸水素カルシウ
ム、クロスカルメロースナトリウム及びステアリン酸マ
グネシウムと混合する。得られた混合物を5.5■平斜
面エツジパンチ装備のマネスティ−(Mancsty)
 F 3打錠機によって錠剤に圧縮する。
静脈内投与用注射剤 哩乙凪 活性成分        0.05   1.0塩化ナ
トリウムI3P     必要量  必要量注射用水B
P  全量1.0ml   1.0ml溶液の張度を調
節するために塩化ナトリウムを加え、活性成分の至適安
定なpHに調節し及び/又はその溶解を促進するために
酸又はアルキルでpHを、2iI整する。一方、適切な
緩衝塩を用いてもよい。
溶液を調製し、清澄化し、適切なサイズのアンプルに充
填して、ガラス溶融により密封する。許容されるサイク
ルの1つでオートクレーブ中加熱することにより、注射
液を滅菌する。一方、溶液を濾過滅菌して、無菌条件下
で無菌アンプル中に充填してもよい。溶液を窒素又は他
の適切なガスの不活性雰囲気下で充填してもよい。
出願人代理人  佐  藤  −雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I )の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼式( I ) 〔上記式中、Imは下記式のイミダゾリル基を表す:▲
    数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、
    表等があります▼ Aは基CH又は窒素原子を表す; R^1及びR^2は同一でも又は異なっていてもよく、
    かつナフタレン部分の同一又は異なる縮合環のいずれに
    結合していてもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、又
    はヒドロキシ、C_1_−_4アルコキシ、C_1_−
    _4アルキルもしくはC_1_−_4アルキルチオ基を
    表し、R^1及びR^2の1つは基−NR^3R^4(
    R^3及びR^4は同一でも又は異なっていてもよく、
    各々水素原子もしくはC_1_−_4アルキル基を表す
    か、又はそれらが結合する窒素原子と一緒になって飽和
    五−七員環を形成している)を表してもよい; nは1、2又は3を表す; R^5、R^6及びR^7で表される基の1つは、水素
    原子又はC_1_−_6アルキル、C_3_−_7シク
    ロアルキル、C_3_−_6アルケニル、フェニルもし
    くはフェニルC_1_−_3アルキル基であって、他の
    2つの基の各々は同一でも又は異なっていてもよく、水
    素原子又はC_1_−_6アルキル基を表す〕 並びにその生理学上許容される塩及び溶媒和物。 2、R^5、R^6及びR^7が各々独立して水素原子
    又はC_1_−_3アルキル基を表す、請求項1に記載
    の化合物。 3、R^5及びR^6が水素原子を表し、R^7がC_
    1_−_6アルキル基を表す、請求項1に記載の化合物
    。 4、nが2である、請求項1〜3のいずれか一項に記載
    の化合物。 5、R^1及びR^2が各々水素原子を表す、請求項1
    〜4のいずれか一項に記載の化合物。 6、Aが窒素原子を表す、請求項1〜5のいずれか一項
    に記載の化合物。 7、1,2−ジヒドロ−3−〔(5−メチル−1H−イ
    ミダゾール−4−イル)メチル〕−4(3H)−フェナ
    ントレノン; 3,4−ジヒドロ−2−〔(5−メチル−1H−イミダ
    ゾール−4−イル)メチル〕ベンズ〔h〕イソキノリン
    −1(2H)−オン; 並びにそれらの生理学上許容される塩及び溶媒和物。 8、請求項1〜7のいずれか一項に記載の一般式( I
    )の化合物又はその生理学上許容される塩もしくは溶媒
    和物の製造方法であって、 (A)Aが基CHを表す式( I )の化合物の製造の場
    合、下記式(II)の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼式(II) 又はその保護誘導体を水素添加し、しかる後必要であれ
    ば存在するいずれの保護基も除去し;又は(B)下記式
    (III)の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼式(III) 又はその保護誘導体を下記式(IV)の化合物:LCH_
    2−Im式(IV) (上記式中、Lは脱離原子又は基を表す) 又はその保護誘導体と塩基存在下で反応させ、しかる後
    必要であれば存在するいずれの保護基も除去し;又は (C)常法に従い一般式( I )の化合物を他の式( I
    )の化合物に変換し;又は (D)式( I )の化合物の保護体から保護基を除去し
    ; かつ式( I )の化合物がエナンチオマー混合物として
    得られる場合には、所望のエナンチオマーを得るために
    場合により混合物を分割し; 及び/又は、式( I )の化合物が遊離塩基の形である
    場合には、場合により遊離塩基を塩に変換することを特
    徴とする方法。 9、少なくとも1種の生理学上許容される担体又は賦形
    剤と共に少なくとも1種の請求項1に記載の一般式(
    I )の化合物又はその生理学上許容される塩もしくは溶
    媒和物を含有した医薬組成物。 10、活性治療剤として使用される請求項1〜7のいず
    れか一項に記載の式( I )の化合物又はその生理学上
    許容される塩もしくは溶媒和物。
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