JPH01306560A - 蒸着膜厚制御方法 - Google Patents

蒸着膜厚制御方法

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JPH01306560A
JPH01306560A JP13596488A JP13596488A JPH01306560A JP H01306560 A JPH01306560 A JP H01306560A JP 13596488 A JP13596488 A JP 13596488A JP 13596488 A JP13596488 A JP 13596488A JP H01306560 A JPH01306560 A JP H01306560A
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JP
Japan
Prior art keywords
mgf2
light
vapor
deposited film
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP13596488A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kitagawa
裕士 北川
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、特定波長の光に対する膜厚モニタ基板の反
射率もしくは透過率が極小値または極太値に達したとき
に蒸着終了するべくした蒸着膜厚制御方法に係り、特に
反射率もしくは透過率?数111テータとして取り込み
、数値演算方式で所望膜厚に蒸着できたことを検出する
のに好堰な方法に関するものである。
(従来技術と課題) 前述蒸着膜厚制御方法は、従来微分計を用いており、反
射率もしくは透過率の時間軸に対する勾配の正負が完全
に変わってからでないと反射率もしくは透過率が極小値
または極太値であったことを4!l’断できないため、
正確に極小値または極太値で蒸着を終了できない欠点か
あった。またノイズが乗った場せ、極所的に勾配の正負
が逆転し、所望膜厚に至る前に蒸着を終了してしまう欠
点かあつ1こ。
(課題を解決するための手段および作用)この発明は前
述事情に鑑みなさnγこものであって、一定時間間隔で
取り込んだ少なくとも3イβ」の反射率もしくは透過率
の数値データから二次曲線を61算し、さらにこの二次
曲線の極小値または襖人倫となる時刻を償掬、シ、その
時刻な蒸着終了時刻として予測するべ(した蒸着護岸制
御方法である。
丁なわち3個の数値データから二次曲稼ヲ演算したり、
あるいは4個以上(できるだけ多い方が望ましい)の数
値データから例えば最小二乗法などにより近似二次曲線
を演算し、そしてその極小値または極太値に相当する時
刻を計算し、この時刻を蒸着終了時刻として予測する。
(実施例) 1はレンズ2などの被蒸着物体に例えばMgF2などの
透明vJ質の蒸着を行なうための真空チャンバであり、
その内部には第2図に示すような笠形のレンズ支持テー
ブル3がα方向に回転自在に支持されている。このレン
ズ支持テーブル3の側面と天面には開口が形成され、側
面の開口にはレンズ2が、また天面の開口には膜厚モニ
タ基板4がそれぞれ載置され、真空チャンバ1の底部に
首がれたMgF2蒸発源5より放散するん1gF2蒸気
を、レンズ支持テーブル3の回転に伴い各レンズ2およ
び膜厚モニタ基板4の下表面に均一に蒸着するべ(構成
されて(・る。
なおレンズ支持テーブル3の下端部には、このレンズ支
持テーブル3により分割される真空チャンバ1の上室と
下室との間の気密を保ち、MgF2M気の王室への流出
防止を図るためのシール3aが施されている。また真空
チャンバ1の天面には外側から照射される光を透過させ
て内部の膜厚モニタ基板4に与えるための透明カラス板
6が設けられている。
この実施例膜厚制御方法では、まずタングステンランプ
7かも放射された光り。を、回転円板に放射状にスリッ
トを形成した回転チョッパ8を通過することにより、1
00QHzの繰返しパルス[L、  に変換する。この
光L1は、ミラー9で反射され、透明カラス板6を通過
して膜厚モニタ基板4に照射される。この元L1は、膜
厚モニタ基板40表面およびMtgF2蒸涜膜F蒸着膜
でそれぞれ部分的に反射されて、それらの干渉光り、と
なる。
この干渉光り、は、ミラー10で反射し、光フィルタ1
1に入射する。この光フィルタ11は干渉光Lrの中か
ら丑定波長の単色光L2を抽出するためのものであり、
抽出され1こ光L2を次段の光電子増倍管12で受光し
、この光電子増倍管12で光電変換、増幅して、単色光
L2の強度丁なわち膜厚モニタ基板4での反射率に応じ
た電圧レベルを持つ電気的な信号Slとする。この信号
S1は検波増幅器13を経由して信号S2として出力し
、さらには信号SユはA/D変換器14にてデジタル信
号S3に変換される。さらにはまた信号S3はマイクロ
コンピュータ15により第3図のような処理が行なわれ
る。
なお前述回転チョッパ8による光の繰返しパルス化は、
ノイズ低減化のために行なわれる。すなわち光Ll  
をこのような繰返しパルスとしておき、検波増幅器13
においてその繰返し周期を持つ信号の検波増幅を行なう
ことによって、ノイズの影響を低減させた信号を得てい
る。もっともこの処理はこの発明の特徴には直接関係し
ないため、信号S3は、連続光を膜厚モニタ基板4に照
射した場合の信号と同様のものと考えてよい。
また膜厚の検出は、レンズ2そのものではなく、膜厚モ
ニタ基板4に形成されるMgF2蒸着膜蒸着膜層ってい
る。これはレンズ2そのものはα方向に回転しているた
めに光照射が困難であるなどの理由による。
次に膜厚と単色光L2の強度レベル丁なわち膜厚モニタ
基板4における反射率凡との関係を説明する。
入射光Ll のうちフィルタ11で取出されるべき成分
の波長ygk、膜厚モニタ基板4に形成されろMgF2
蒸着膜蒸着膜層折率をNとすると一′LgF2蒸看膜F
の上面で反射する反射光とMgF’2蒸着膜Fの下面で
反射する反射光との光路差g1=lI)secθ ここでl):MgF2蒸着膜蒸着膜層 「の強度は極小となる一方、偶数倍のとき極大となる。
よって光路差lの変化に伴い、すなわちFgF2蒸着膜
蒸着膜厚りの変化に伴い、干渉光L「すなわち単色光L
2の強度(膜厚モニタ基板4における反射率h)は、極
太値と極小値とか交互に出現するような正弦波的(余弦
波的)な周期変化?する。
そこでMgFz蒸着膜蒸着膜厚りが蒸着時間Tにほぼ比
?1」シて増加するものとみなせは、第4図のように横
軸を時間軸Tに書表わすことができる。
以上のような準備のもとで、マイクロコンピュータ15
の動作に暴く信号処理について第3図に沿って説明する
蒸着開始とともに、正弦波的筒ル」変化曲線の極11・
値、極太値の経過回数Jを(j=Q)にセットする。(
ステップS’l’t) また取り込む数1@データの数nを(n=0)にセット
する。(ステップ8T2 ) そしてn、 = n −1−1とする。(ステップ8T
3)次にn個目の数値データとして時間Lf!::経過
するごとに反射率ftn’rQり込む。そして数値デー
タの数nがrn個(例えば20個)になれば、時刻’I
’ n −m+ 1〜’l’ n K i6ける反射率
Rn−m+l〜Rnの「n個のデータを用いて最小〜乗
法により近似二次曲線Yを演算し、その極小値または極
太値となる時刻Tpを求める。
そして時刻Tpが(’l’n  1<Tp≦Tn ) 
Kなるまで、更新されたm個の数値データを用いて、前
述近似二次曲線Yを演算し、その都度極小値または極太
値となる時刻Ill、、、、、求めるといった処理を繰
返すのである。そして時刻Tpが(Tn−1<Tp≦T
n)になれば、近似二次曲線Yの極小値または極大値に
至ったものとして、極小値、極太値の経過回数Jを(j
=j+1)とする。さらにその経過回数」かに回になる
まで、ステソゲST3以後の処理を繰返すのである。そ
して経過回数Jかに回になれば、所望の蒸着膜厚が得ら
れたことになり、蒸着停止指令信号Seが出力される。
従ってこの停止指令信号8eは、時刻′v、が近似二次
曲線YOk回目の極小値または極太値に相当する時刻か
ら時間も経過するまでの間に出力されることになる。
前述説明は実施ψ)jであり、例えは光電子増倍管12
に入力される光L2は膜厚モニタ基板4を透過した元と
し、その透過率のデータから近似二次曲線Yを演算する
ようにしてもよい。また数値データは3個取り込んで、
それらデータから二次曲線を演算し、その極小値または
極太値?求めるようにしてもよい。その他各構成の均等
物との置換もこの発明の技術節回に含まれることはもち
ろんである。
(発明の効果) この発明は前述したように、一定時間間隔で取り込んだ
少なくとも3個の反射率もしくは透過率の数値データか
ら二次曲線(近似二次曲線を含む)を演算し、さらにそ
の二次曲線の極小値または極太値となる時刻を削算しな
から膜厚終了時刻を予測するべくしているので、正確な
所望膜厚か得られる。また瞬間の値だけで判定する従来
の微分計を用いた場合に比し、ノイズによる誤動作も大
幅に減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの発明の一実施例を示し、第1図は概略
全体説明図、第2図はウニ・・支持テーブルの斜視図、
第3図はマイクロコンピュータの処理を示すフローチャ
ート、第4.5図は時間と反射率との関係図である。 1・・・真空チャンバ、2・・・被蒸着物体(例えはレ
ンズ)、3・・・レンズ支持テーブル、4・・・膜厚モ
ニタ基板、5・・・Mg F 2などの蒸発源、6・・
・透明ガラス板、P゛・・・MgF2などの蒸着膜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)特定波長の光に対する膜厚モニタ基板の反射率も
    しくは透過率が極小値または極大値に達したときに蒸着
    終了するべくした蒸着膜厚制御方法において、一定時間
    間隔で取り込んだ少なくとも3個の前記反射率もしくは
    透過率の数値データから二次曲線を演算し、さらにこの
    二次曲線の極小値または極大値となる時刻を演算し、そ
    の時刻を蒸着終了時刻ととして予測するべくしたことを
    特徴とする前記蒸着膜厚制御方法。
  2. (2)前記数値データは4個以上取り込み、最小二乗法
    により近似の前記二次曲線を演算するべくした、請求項
    1記載の蒸着膜厚制御方法。
JP13596488A 1988-06-01 1988-06-01 蒸着膜厚制御方法 Pending JPH01306560A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5980975A (en) * 1994-05-31 1999-11-09 Toray Industries, Inc. Thin-film-coated substrate manufacturing methods having improved film formation monitoring and manufacturing apparatus
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CN110230034A (zh) * 2019-05-20 2019-09-13 江苏光腾光学有限公司 光学镀膜多角度伞架及包含该伞架的镀膜机

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