JPH01306514A - 高炉の湯出し口を穿孔する機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ビットによる従来の穿孔と、２つの相次ぐ鋳
込みの間に湯出し口の環体の背後に残されるドリルロッ
ドを導入する操作および抜き取る操作が湯出し口の閉鎖
と開放に含まれるような工程とのために設計され、枢動
支持腕の自由端へ装着台を取り付け、前記装着台に沿っ
てスライドし作業工具を担持したキャリッジを設け、ド
リルロッドを作業工具へ結合する装置を設け、ドリルロ
ッドを案内し支持する円錐形ヘッドを設けた高炉の湯出
し口を穿孔する機械に関する。

この型の機械は例えば書類ＰＲ−Ａ−２，４９４，４１
４に記載されている。機械をドリルロッド上にこれを抜
き取るために装着すべく、装着台の前端には炉の方向に
截頭円錐形に発散する支持および案内ヘッドがある。し
かし、この対策は作業工具の軸線がドリルロッドに近寄
るときに必ずしもドリルロッドの延長部にない場合には
充分に効果的でないことが判明している。殆どの場合、
この案内ヘッドはドリルロッドへ結合する目的で機械を
正確に位置決めするのに障害になる。この機械の他の欠
点はロッドを抜き取る瞬間にかつ機械の復帰前に、截頭
円錐形案内および支持ヘッドが液体金属のジェットと飛
沫に暴露されることである。

本発明の目的は、同様に截頭円錐形案内および支持ヘッ
ドを有するが、上記欠点を持たないこのヤ！の新しい穿
孔機械を提供することである。

この目的を達成するために、本発明の好適実施例は、前
記ヘッドは装着台にスライド可能に装着されており、ま
た少なくとも１個のフックを含み、前記フックはフック
をして２つの捕捉位置を占めるのを許す２つの相互に対
向した捕捉スロットを備え、第１の捕捉位置においてヘ
ッドは前記キャリッジにより変位できるスライドフレー
ムへ取り付けられ、第２の捕捉位置においてヘッドは装
着台の前端へ取り付けられることを特徴とする。

案内および支持ヘッドはスライドできるから、ドリルロ
ッドの抜き取りのために機械を位置決めするときに障害
とならない。機械を一１適正位置に位置させると、この
ヘッドを前進させることができ、その截頭円錐形案内エ
プロンにより、その機能を完全に果たすことができ、炉
に配置されたドリルロッドの自由端に容易に係合しかつ
前記ドリルロッドを作業工具に結合させる。更に、フッ
クの存在により、案内および支持ヘッドの変位は作業工
具のキャリッジの変位の結果自動的に生起する。

ドリルロッドの抜き取り中に、案内および支持ヘッドは
スライドフレームおよびキャリッジに捕捉された状態に
留どまり、またキャリッジの復帰の結果、溶湯の飛沫お
よびジェットの危険帯域から自動的に出る。

案内および支持ヘッドは好ましくは、共通横軸りに装着
台の軸線の両側で対称に配置された２つのフックを含む
。

前記スライドフレームは好ましくは、フックのスロット
の一つが係合するクロスバ−と、作業工具を装着したキ
ャリッジと共に駆動されるように前後に配置されたスト
ップとを含む。

各フックは好ましくは斜面を有し、前記クロスバ−はこ
の斜面と相互に作用してフックをト昇させ、かつキャリ
ッジの前進中およびフックが第２位置を占めたときにフ
ックを前記バー４二に自動的に捕捉させる。フックの少
なくとも一つはフックを第１位置から第２位置へ、およ
びこの逆に、手動で枢動させるハンドルを備える。

他の特徴は添付図面に関する有利な実施例についての以
下の記載から明らかになろう。

第１図は支持部２２により湯出し口を穿孔する機械の支
持腕２４へ取り付けられた装着台２０を小す。作業工具
２６は例えば無端チェノから構成できる駆動手段（図示
せず）の作用で装着台に沿ってスライド可能なキャリッ
ジ２８に装着されている。作業工具２６の前部には作業
下！１２６をドリルロッド３２へ結合する装置３０が位
置する。このドリルロッド３２は、フランス特許第２，
４９４，４１４号に記載されたものと同様であるが周知
の機械と異なり、後で詳述するように装着台２０に沿っ
てスライドできる円錐形案内および支持ヘッドにより装
着台２０の前部に支持され案内される。３６は装着台２
０に沿ってスライドできるように装着台２０の下に取り
付けられたフレームである。

このフレームは後部ストップ３８と前部ストップ４０を
有し、フレーム３６はこれらを経て、キャリッジ２８が
そのスライド運動中にストップの一つ３８または４０と
接触したときにキャリッジ２８により駆動される。４２
はヘッドを装着台２０に沿ってキャリ・ノジ２８と共に
スライドさせるためにヘッド３４を装着台２０またはフ
レーム３６に捕捉するのを可能にするフックである。

キャリッジ２８と作業工具２６とを前進させるとき、即
ち第１図において右へ動かすとき、キャリッジ２８は成
る位置を越えてストップ４０と接触し、この瞬間からキ
ャリッジ２８はフレーム３６を押す。ストップ４０は２
本の外方縦バーを接続するクロスバー４４から構成でき
、このクロスバー４４はスライドブロックにより装置２
ｏへ取り付けられる（第２図、第３図参照）。

案内および支持ヘッド３４はスライドブロック４６によ
り装着台２０へ同様に取り付けられている。ヘッド３４
とブロック４６とにより形成された組立体は少なくとも
１個、好ましくは２個のフック４２．４２°　を有し、
これらの）・ツク４２．４２°はこれらと一緒に縦軸線
Ｏの回りに枢動できる共通軸４８上で縦軸線に関して対
称に装着されている。この枢動は手動で行われ、この目
的でフック４２，４２°はハンドル５０を備える。フッ
ク４２．４２′の各々は第２図に示すように２つの互い
に対向したスロット５２．５４を有する。フック４２．
４２°は斜面５６の形態に設計された丸い部分を有する
。スライドフレーム３６がキャリッジ２８の作用で前進
する間に、フレーム３６のクロスバー４４は各フック４
２，４２°の斜面５６−と接触してこれらをスロット５
４によりクロスバ−４４へ落下するまで持ち上げ、か（
して第４図、第５図に示すようにスライドフレーム３６
におけるヘッド３４の自動捕捉を保証する。

ヘッド３４はバー４４をスロット５４から解放するよう
充分にフック４２，４２°を持ち上げるだけでフレーム
３６から解放され、フレーム３６の復帰後にフックは第
２図による位置に留とまるごとができる。フック４２．
４２“はまた第７図、第８図の位置へ枢動でき、ついに
フックの−っ４２または４２°のスロ・ット５２が装着
台２０へ取り付けたフィンガ５８に係合する。他方のフ
ックのスロット５２と相互作用するために、フィンガ５
８に対向して装着台２０に第２フインガを設けることが
できる。第７図、第８図による位置において、ヘッド３
４は装着台２０へ取り付けられ、軸４８は２個のフック
４２．４２°を相互に取り付けるから、フック４２．４
２’　はハンドル５０により手動で作動できる。

第６図は截頭円錐形の案内および支持ヘッド３４を正面
図で示す。図示のように、このヘッド３４はドリルロッ
ドの中央リセプタクル６０を持つフックの形態に設計さ
れており、このリセプタクルは支持エプロン６２へ側方
に開口し、ドリルロッドがリセプタクル６０に側方に係
合するのを容易ならしめる。この図はスライドブロック
４６により装着台２０のプロフィールにヘッド３４を支
持する態様をも示す。

機械の機能を第９図ないし第１１図について詳述する。

第９図において、機械はドリルロッド３２を高炉の壁か
ら抜き取り、湯出し口を開設する位置にあるのを示す。

案内および支持ヘッド３４は、先の操作中、即ちドリル
ロッド３２の導入中、ストップ３８に対するキャリッジ
２８の作用の結果、後退したスライドフレーム３６にお
いてフック４２により捕捉された後退位置にある。この
位置において、ヘッド３４は装着台２０の位置決め中、
ロッド３２の端に衝突する恐れがないことが判る。もし
ヘッド３４が装着台２０の前端になおも位置すると衝突
する恐れがある。

ドリルロッド３２を抜き取るために、キャリッジ２８は
前方へ動かされる。第１の期間中、スライドフレーム３
６は適正位置に留どまり、キャリッジ２８がフレーム３
６のストップ４０に係合する瞬間からフレーム３６がキ
ャリッジ２８により第１０図の位置へ押し込まれる。ド
リルロッド３２の軸線と結合装置３０の軸線との整合の
僅かな誤差はヘッド３４の円錐形部分とロッドとの係合
中に修正され、かくして最良の心出しを行い、次いでロ
ッド３２を装置３０へ結合できる。その瞬間から、キャ
リッジ２８を復帰させ、第１Ｉ図に示すように、キャリ
ッジ２８がその運動時にスライドフレーム３６をフック
４２およびヘッド３４と共に駆動することによりロッド
３２の引き出しを行うことができる。新しいロッド３２
を導入するために、ヘッド３４をフレーム３６から解放
しこれを手動で装着台２０の前端の方へ押すのが好まし
く、ドリルロッド３２の前端をより効果的に支持できる
。しかし、フック４２．４２°の位置は変化せず、第４
図に関して説明したようにロッド３２を導入するために
牛ヤリッジ２８の前進中にフックをフレーム３６に自動
的に捕捉させることができる。フレーム３８におけるヘ
ッド３４のこの自動捕捉により、ヘッド３４はロッド３
２の導入後にキャリッジ２８がその後退位置を占めると
き、第９図の位置を占めることができる。

ドリルリングを持つビットにより従来の穿孔を時折行う
ことも必要である。かかる穿孔中、ヘッド３４が前方位
置にありビット３２をうまく支持するのが好ましい。こ
の目的で、ヘッドはフック４２．４２′を第７図に示す
態様で手動で回転することによりスライドフレーム３６
から解放され、装着台２０の前端へ取り付けられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による機械の略側面図、第２図は案内お
よび支持ヘッドを持つ装着台の一部の拡大側面図、第３
図は第２図の平面図、第４図はスライドフレームにおけ
る捕捉位置にある案内ヘッドの側面図、第５図は第４図
のＷ面図、第６図は第４図の矢印への方向の軸方向図、
第７図および第８図は第４図および第５図と同様の図で
あって支持ヘッドが装着台に捕捉されたのを示す図、第
９図はドリルロッドを抜き取るための作業位置にある機
械の側面図、第１０は作業工具を穿孔機械へ結合した後
の第９図と同様の図、第１１図はドリルロッドの抜き取
り後の第９図および第１Ｏ図と同様の図である。 ２０、、、装着台、　２８．、、キャリ、ジ、３４、、
、　　ヘッド、　　３６．、、　　スライドフレーム、
　　３８、／１０．、、　　ストップ、　　４２．４２
°１１．フック、　５０．、、　　ノ１ンドル、　５４
゜６．スロ・ノド。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　ビットによる従来の穿孔と、２つの相次ぐ鋳込みの間
   に湯出し口の塊体の背後に残されるドリルロッドを導入
   する操作および抜き取る操作が湯出し口の閉鎖と開放に
   含まれるようにな工程とのために設計され、枢動支持腕
   （２４）の自由端へ装着台（２０）を取り付け、前記装
   着台（２０）に沿ってスライドし作業工具を担持したキ
   ャリッジ（２８）を設け、ドリルロッド（３２）を作業
   工具（２６）へ結合する装置（３０）を設け、ドリルロ
   ッド（３２）を案内し支持する円錐形ヘッド（３４）を
   設けた高炉の湯出し口を穿孔する機械において、前記ヘ
   ッド（３４）は装着台（２０）にスライド可能に装着さ
   れており、また少なくとも１個のフック（４２）を含み
   、前記フック（４２）はフック（４２）をして２つの捕
   捉位置を占めるのを許す２つの相互に対向した捕捉スロ
   ット（５２、５４）を備え、第１の捕捉位置においてヘ
   ッド（３４）は前記キャリッジ（２８）により変位でき
   るスライドフレーム（３６）へ取り付けられ、第２の捕
   捉位置においてヘッド（３４）は装着台（２０）の前端
   へ取り付けられることを特徴とする機械。 ２、２つの等しい対称なフック（４２、４２′）を共通
   の横軸（４８）に装着したことを特徴とする請求項１記
   載の機械。 ３、前記スライドフレーム（３６）はフック（４２、４
   ２′）のスロットの一つ（５４）が係合するクロスバー
   （４４）と、キャリッジ（２８）と共に駆動されるよう
   に前後に配置されたストップ（３８、４０）とを含むこ
   とを特徴とする請求項１または２記載の機械。 ４、各フック（４２、４２′）は斜面（５６）を有し、
   前記クロスバー（４４）はこの斜面（５６）と相互に作
   用してフック（４２、４２′）を上昇させ、かつキャリ
   ッジ（２８）の前進中およびフックが第２位置を占めた
   ときにフックを前記バー（４４）上に自動的に捕捉させ
   ることを特徴とする請求項３記載の機械。 ５、フック（４２、４２′）の少なくとも一つはフック
   （４２、４２′）を第１位置から第２位置へ、およびこ
   の逆に、手動で枢動させるハンドル（５０）を備えたこ
   とを特徴とする請求項１ないし４のいずれか一つに記載
   の機械。