JPH01306121A - リーマ - Google Patents

リーマ

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JPH01306121A
JPH01306121A JP13478688A JP13478688A JPH01306121A JP H01306121 A JPH01306121 A JP H01306121A JP 13478688 A JP13478688 A JP 13478688A JP 13478688 A JP13478688 A JP 13478688A JP H01306121 A JPH01306121 A JP H01306121A
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JP
Japan
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reamer
margin
angle
vibration
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP13478688A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Tamura
智昭 田村
Takumi Shima
島 巧
Shinichi Nohara
野原 信一
Shinji Kuroda
真司 黒田
Hideji Hosono
細野 秀司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Metal Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Metal Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Mitsubishi Metal Corp
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Publication of JPH01306121A publication Critical patent/JPH01306121A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野」 この発明は、超硬合金またはサーメットからなるリーマ
の改良に関するものである。
[従来の技術] 第7図および第8図は従来のリーマの一例を示す側面図
である。この図に示すリーマは、軸線0を中心として回
転される超硬合金製のリーマ本体lの外周に複数のねじ
れ溝2・・・が形成され、各ねじれ11!2の回転方向
を向く壁面の先端稜線部に、上記軸線と直交する平面に
対し外周側へ向かい基端側へ傾斜する切刃3が形成され
るとともに、北記壁面と交叉する外周面のねじれ溝2に
沿う縁部にマージン4が形成されたものであって、ねじ
れlI2のねじれ角aは25°、マージン幅Tはリーマ
直径のほぼ5%、切刃3の食付き角βは15゜に設定さ
れている。
[発明が解決しようとする課題〕 ところで、上記リーマにより、第9図に示すような異種
材料(SCM40.FCD45)の互いの合わせ面に沿
って穿設された下穴5の仕上げ加工を行うと、各材料の
硬度や比切削抵抗の差異により、マージン4に作用する
バニシングトルクや切刃3に作用する切削トルク、スラ
スト力に差が生じる。この結果、硬度の低い材料におい
て仕上げ面粗さ、拡大代および真円度が悪化するばかり
でなく、切刃3が加工穴開口部に食いつく際にいわゆる
びびり振動が発生し、切刃3のチッピングなどによって
リーマの寿命が極端に短くなってしまうという問題があ
った。
[発明の目的] この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、切刃に
チッピング等を生じさせることなく異種材料からなる穴
の仕上げ加工の加工精度を向上させることができるリー
マを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 二の発明のリーマは、ねじれ溝のねじれ角を40°〜5
0°とし、マージン幅をリーマ直径の2%〜4%とし、
さらに、切刃と軸線を含む平面とがなす食付き角を5°
〜10°としたものである。
なお、リーマ本体の表面にTiC等のコーティング層を
設けても良い。
[作用] 一般に、リーマによって穴の仕上げ加工を行うと、マー
ジンの稜線部においても僅かながら切削作用を行うとと
もにマージンが穴の内壁面を擦過していわゆるバニシン
グを行い、穴の内壁面を滑らかに仕上げる。この場合、
マージンには切削とバニシングとによる抵抗が作用し、
この抵抗は軸方向分力と回転方向分力とからなる。そし
て、異種材料からなる穴の仕上げ加工を行うと、硬度の
高い材料における回転方向分力が大きいため、リーマが
硬度の高い材料側から他方の材料側へ向かう力を受け、
これによってリーマが振られ、硬度の低い材料において
精度不良が生じる。
ここで、上記構成のリーマにあっては、ねじれ溝のねじ
れ角を40°〜50°としているから、マージンに作用
する抵抗の分力のうち回転方向分力が小さく、軸方向分
力が大きくなる。このため、硬度の高い材料から受ける
カも小さくなり、リーマの振れが少なくなる。しかも、
1つのマージンが接触する内周面の円周方向の長さが長
いから、マージン自体が内周面によってガイドされ、リ
ーマの振れがさらに少なくなる。
また、マージン幅をリーマ直径の4%以下どしているか
ら、バニシングの抵抗が少なくなり、リーマの振れがよ
り一層少なくなる。t;だし、マージン幅がリーマ直径
の2%を下回ると、適正なバニシングが行われず、仕上
げ面粗さが悪化する。
さらに、切刃の食付き角を1oo以下としでいるから、
切刃における切削抵抗の軸方向分力が小さく、したがっ
て、仕上げ面粗さがさらに向上する。しかし、食付き角
が5°を下回ると切削抵抗の回転方向分力が大きくなる
結果、リーマのびびり振動が生じ易くなる。
なお、す・−マ本体の表面にTiC等のコーティング層
を設けることにより、耐摩耗性が向上され、高送り、高
回転切削が可能となる。
[実施例] 以下、第1図ないし第6図を参照しながら、本発明の一
実施倒について説明する。第1図は実施例のリーマを示
す側面図である。
図中符号10はリーマ本体である。リーマ本体lOは、
軸線Oを中心として回転される超硬合金またはサーメッ
トからなるもので、超硬合金により構成する場合にはそ
の表面にTiC、TiN。
T1CN、Aj20.などのコーティング層が設けられ
る。
リーマ本体lOの外周には、4つのねじれIWll・・
・が形成されている。ねじれ溝11のねじれ角aは40
°〜50’とされている。このねじれ溝11の回転方向
を向く壁面の先端稜線部には、軸線Oと直交する平面に
対し、外周側へ向は基端側へ傾斜する切刃12が形成さ
れている。切刃12と軸線Oを含む平面とがなす食付き
角βは5°〜10’とされている。まI;、切刃12を
含む逃げ面12aの逃げ角γはほぼ20’とされている
さらに、ねじれ溝11と交叉する外周面のねじれ溝11
に沿う縁部にはマージン13が形成されている。マージ
ン13は円筒状の曲面をなすもので、そのマージン幅T
はリーマ直径の2%〜4%とされている。
このように構成されたリーマにより、例えば第9図に示
す被剛材の仕上げ加工を行うと、切刃12に切削抵抗F
が作用するが、上記リーマでは切刃12の食付き角βを
lO°以下としているから、第4図に示すように、切削
抵抗Fの軸方向分力FSが小さく、シたがって、仕上げ
面粗さを向上させることができる。また、食付き角βを
5″以上としでいるから、回転方向分力Frが極端に大
きくなることがなく、リーマのびびり振動を防止するこ
とができる。
また、ねじれ溝11のねじれ角を40°〜506として
いるから、第5図に示すように、マージン13に作用す
る切削抵抗およびバニシング抵抗の合力Fの回転方向分
力Frが小さく、このため、硬度の高い材料から受ける
力も小さくなり、リーマの振れを少なくすることができ
る。しかも、1つのマージン13が接触する白馬面の円
周方向の長さが長いから、マージン13自体が内周面に
よってガイドされ、リーマの振れをさらに少なくするこ
とができる。
また、マージン幅Tをリーマ直径の4%以下としている
から、バニシングの抵抗が少なくなり、リーマの振れが
より一層少なくなる。さらに、マージン幅Tがリーマ直
径の2%以上であるから適正なバニシングが行われ、仕
上げ面粗さをさらに向上させることができる。
このように、上記リーマでは、リーマが硬度の低い材料
側へ振られるようなことがなく、シかもびびり振動も生
じない。また、切刃12において切削抵抗の軸方向分力
Fsを少なくするとともにマージン13において適性な
バニシングが行われるから、仕上げ面精度を大幅に向上
させることができる。さらに、切刃12でのチッピング
の発生を防止することができ、リーマの寿命を延長する
ことができる。
次に、具体的実験例によって上記リーマの作用効果につ
いてさらに明らかにすると、第6図は、ねじれ角αが互
いに異なる種々のリーマにより仕上げ加工を行った場合
の、ねじれ角αと仕上げ面粗さとの関係を示す線図であ
る。ただし、食付き角β7.5’、マージン幅To、5
mm (リーマ直径は17mm)とし、被削材は、第9
図に示すものと同一で、切削速度10m/mm、送り速
度30mm/minとし、ねじれ角α以外の条件は全て
同一とした。
この実験結果によれば、ねじれ角σが約30゜〜60’
のときにFCD45の仕上げ面粗さが要求される基準値
内となっている。つまり、種々の切削条件の違いを考慮
するとねじれ角αが40゜〜50’のときにFCD45
の必要な仕上げ面粗さが得られることが判る。
このように、本発明のリーマでは、異種材料からなる穴
の仕上げ面精度を大幅に向上させることが可能であるば
かりでなく、バニシングの抵抗等の回転方向分力の低減
により、抗折力の低いサーメクト製リーマによっても上
記のような仕上げ加工が可能となる。例えば、サーメッ
トにより構成した従来のリーマで上記仕上げ加工を行う
と、穴の精度不良が生じるのは勿論のこと、1回または
2回の加工でリーマが切損していたが、本発明のリーマ
では必要な精度を確保しつつ50回以上の加工が可能と
なった。
さらに、超硬合金製のリーマ本体10の表面にTiC等
のコーティング層を設けることにより、従来、切削速度
10m/min、送り速度30mm/minが限界であ
ったものが、本発明では切削速度40m/m1nx送り
速度90 m m / m inまで可能となり、穴明
は加工の高速化に充分応えることができる。
なお、上記実施例ではねじれ溝11をいわゆる左ねじれ
にしているが、右ねじれであっても同様の効果を奏する
ことは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明のリーマでは、ねじれ溝の
ねじれ角を40°〜50°とし、マージン幅をリーマ直
径の2%〜4%とし、さらに、切刃と軸線を含む平面と
がなす食付き角を5°−10°としたものであるから、
異種材料からなる穴の仕上げ加工においてもリーマの振
れやびびり振動を防止することができ、したがって、仕
上げ面精度を向上させることができるのは勿論のこと、
切刃のチッピング等の発生を防止して工具寿命を延長す
ることができる。また、リーマ本体の表面にTiCなど
のコーティング層を設けることにより、高回転、高送り
切削が可能となり、高速切削の要請に充分応えることが
できる等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図はリーマを示す側面図、第2図は第1図の山
方向矢視図、第3図は第1図の■方向矢視図、第4図は
穴の仕上げ加工を行っている状態を示す側断面図、第5
図はマージンに作用する抵抗を説明するための側面図、
第6図はねじれ角と仕上げ面粗さとの関係を示す線図、
第7図および第8図は従来のリーマの一例を示すもので
、第7図はその側面図、第8図は第7図の■−■線断面
の拡大図、第9図は被剛材を示す平面図である。 10・・・・・・リーマ本体、 11・・・・・・ねじれ溝、 12・・・・・・切刃、 13・・・・・・マージン。 出願人  トヨタ自動車株式会社 三菱金属株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸線を中心として回転される超硬合金またはサー
    メット製のリーマ本体の外周に複数のねじれ溝が形成さ
    れ、各ねじれ溝の回転方向を向く壁面の先端稜線部に、
    上記軸線と直交する平面に対し外周側へ向かい基端側へ
    傾斜する切刃が形成されるとともに、上記壁面と交叉す
    る外周面のねじれ溝に沿う縁部にマージンが形成された
    リーマにおいて、上記ねじれ溝のねじれ角を40°〜5
    0°とし、マージン幅をリーマ直径の2%〜4%とし、
    さらに、上記切刃と軸線を含む平面とがなす食付き角を
    5°〜10°としたことを特徴とするリーマ。
  2. (2)上記リーマ本体の表面にTiC等のコーティング
    層を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のリーマ。
JP13478688A 1988-06-01 1988-06-01 リーマ Pending JPH01306121A (ja)

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JP13478688A JPH01306121A (ja) 1988-06-01 1988-06-01 リーマ

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