JPH01305717A - 自動選局装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 木発明は、ラジオやテレビの放送あるいは無線Ｉ！１信
の選局を自動的に行う自動選局装置に関する。

［発明の概要コ 本発明は、マイクロコンピュータを利用して、１または
複数の所望周波数における受イΔ状態を常時モニタし、
＠通な受信状態が得られるように同調周波数を制御する
ものである。これにより、選局の煩わしさをなくし、あ
るいは、所望周波数を予め記憶Ｑしておく補助記憶装置
の内容を簡便に変更できるものを用いることにより、好
みの選局を行えるようになる。

［従来の技術〕 従来から知られている自動選局装置としては、ラジオに
内蔵された自動同調回路が知られており、聴取に耐えら
れない受信状態になった時、あらかしめ指定した周波数
の組の中から、または同一放送内容の局と判断した周波
数の組の中から選局を行っているものがある（例えば、
所謂Ｍ　Ａ　Ｓ　Ｓ（Ｍｉｃｒｏｃｏｍｐｕｔｅｒ八ｕ
ｔｏｍａｔｉｃ　　５へａｔｉｏｎ　　５ｅｌｅｃｔｏ
ｒ）　　　として知られている）。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の技・術では選局に時間が掛かり、
急激な電界の変化には対応てきないという欠点がある。

また、同一内容と判断する場合にも誤りがある可能性が
ある。

よって本発明の目的は上述の点に鑑み、受信状態の悪化
に応答して迅速かつ正確に自動選局を行い得るよう構成
した自動選局装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ かかる目的を達成するために、本発明ては、自動同調手
段を備えた自動選局装置において、放送局または無線局
を選局するための選局情報に基づき、受信すべき１また
は複数の周波数を指示する周波数指示手段と、前記周波
数指示手段によって指示された受信周波数をモニタし、
各周波数における受信情報を出力する受信情報検出手段
と、前記受信・Ｍ報検出手段によって得られた最適受信
情報に対応する周波数を、受信すべき周波数として、前
記自動同調手段の同調周波数を設定する制御手段とを具
備する。

［作　用］ 本発明に係る自動選局装置は、１または複数の所望周波
数における受信状態を常時モニタし、最適な受信状態が
得られるように同調周波数を制御する。また、周波数指
示手段の一部として補助記憶装置を用い、これに放送局
または無線局の選局情報を記憶させておき、この情報に
基づき受信すべき１または複数の周波数を指示すること
により、放送または無線通信内容の同一性判断に誤りを
なくし、また地域別、目的別に補助記憶装置の記ｊＱ内
容を変えることで地域にあった選局、好みの選局を行う
ことかできる。

［実ＩＪ＆例］ 次に木発明の実施例について、図面を参照して説明する
。

第１図は、木発明を適用した自動選局ラジオ全体のブロ
ックダイアグラムを示す。本図において、受信機２は局
部発振器の周波数制御部としてＶＣ：Ｏ（電圧制御発振
器）を備えており、放送波の電波を受信し再生する。す
なわち受信機２はＤＡ変換部４を介してマイクロコンピ
ュータ６により選局が制御され、放送波を受信し再生す
る。

受信機８は受信電界監視用のＶＣＯ付き受信機である。

この受信機８はＤへ変換部１０を介してマイクロコンピ
ュータ６により同調周波数が制御され、その結果得られ
た受信電界情報は、へ〇変換部１２を介してマイクロコ
ンピュータ６に送られる。すなわち八り変換部１２は、
受信電界の監視信号（アナログ信号）をデジタル信号に
変換してマイクロコンピュータ６に送る。

上述したマイクロコンピュータ６は受信機２゜８の同調
周波数を設定する。すなわち、受イ３機８から出力され
る受信電界情報そのもの、または、その受信電界をある
時間にわたって積分したデータに基づき、受信機２の選
局（同調周波数の設定）を行う。また、マイクロコンピ
ュータ６は補助記憶装置１４に対してグループ設定情報
（−群の同調周波数情報）を記憶させる機能を有する。

この補助記憶装置１４の記憶媒体−としては交換が簡便
なものを使用する。例えば、ＩＣカート、光ディスク等
がよい。

次に、本実施例の動作を説明する。

■まず、記ｆ５Ｑ媒体Ｍを補助記憶装置１４に装着する
。

■受信するグループの周波数をマクロコンピュータ６を
介して記憶媒体Ｍに記憶させる。

■受信機８における局部発信器の周波数制御部（ＶＣＯ
）を、ＤＡ変換部ｌＯを介してマイクロコンピュータ６
により制御させる。マイクロコンピュータ６からこのｖ
ＣＯへの制御信号は、眸変換部１０を介することにより
、アナログ電圧信号か用いられる。

■同じグループ内での受信電界データ同士、または、そ
の受信電界データをある時間にねたつ−Ｃ積分したデー
タ同士を比較し、最も受信状態の良好な届を記憶する。

すなわち、受信電界の監視信号は、八り変換部１２を介
してマイクロコンピュータ６に送られる。

■記１，０された局に同調するように、マイクロコンピ
ュータ６は受信機２のｖＣＯを制御する。

以下、■に戻って繰り返す。

このように、受信機８の受信電界情報に基づき、受信機
２にて受信されている放送と同じグループの放送局のう
ち、最も良好に受信できる局を捜し出す。そして、見つ
かったならばマイクロコンピュータ６は受信機２をその
局に同調させる。

ここで、°同じグループの放送局゛というのは、監視す
る放送局の組のことである。これらは、同じ放送局の組
であってもよいし、違った放送局の組であってもよい。

これは、使用目的または使用者の好みにより設定可能で
ある。

最も良好に受信できる局を見つける方法として、以下の
ような方法がある。

第１に、同じグループ内で順次循環して受信電界を監視
し、最も高い受信電界の局を最も良好に受信できる局と
する方法かある。

ただし、上記の方法ては、電界強度が均衡している場合
あるいは同じグループ全般にわたって受信電界が低い場
合に、切り替わり動作が頻繁に起こって聴取しづらくな
る可能性がある。そこで、これを改善する第２の方法と
して、受信電界をある時間にわたって積分したものを監
視し、そのうち最も大きなものを最も良好に受信できる
局とする方７去がある。

なお、上述した実施例はラジオ放送の自動選局に関する
ものであるが、テレビ放送や無線通信にも適用し得るこ
とは勿論である。

また、本実施例では選局情報として受信すべき周波数の
グループを直接設定しているが、例えば将来放送電波の
変調内容に放送局の識別コート等が付加される場合は、
これを記憶媒体に記憶させておぎ、選局に当たり対応す
る周波数に自動変換してグループ設定することもてきる
。

さらに、モニタ周波数における検出内容についても、本
実施例では受信電界を対象としたか、これに限定せず、
例えば放送内容の同−性判断等をも含めて対象とするこ
とも考えられる。

［発明の効果〕 以上述へたとおり本発明によれば、１または祖数の所望
周波数における受信状態を常時モニタし、最適な受信状
態が得られるように同調周波数を制御する構成としであ
るので、同一内容の局を選局させる場合に誤りがなくな
る。また、補助記憶装置などを使用することで、選局を
目的別、地域別に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロフク図である。 ２．８・・・受信機、 ４，１０・・・ＤΔ変換部、 ６・・・マイクロコンピュータ、 １２・・・ＡＤ変換部、 １４・・・補助記憶装置、 Ｍ・・・記憶媒体。 特許出願人　　日　木　放　送　協　会代　理　人　　
弁理士　谷　　義　−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）自動同調手段を備えた自動選局装置において、 放送局または無線局を選局するための選局情報を特定し
   、この選局情報に基づき、受信すべき１または複数の周
   波数を指示する周波数指示手段と、 前記周波数指示手段によって指示された受信周波数をモ
   ニタし、各周波数における受信情報を出力する受信情報
   検出手段と、 前記受信情報検出手段によって得られた最適受信情報に
   対応する周波数を、受信すべき周波数として、前記自動
   同調手段の同調周波数を設定する制御手段と を具備したことを特徴とする自動選局装置。 ２）前記受信情報が受信電界強度であり、最適受信情報
   が最大受信電界強度であることを特徴とする請求項第１
   項記載の自動選局装置。 ３）前記受信情報検出手段から出力される受信情報は、
   モニタ周波数における受信電界強度を所定時間にわたっ
   て積分することにより得るようにしたことを特徴とする
   請求項第１項記載の自動選局装置。