JPH01305491A - Icカード - Google Patents

Icカード

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JPH01305491A
JPH01305491A JP63136787A JP13678788A JPH01305491A JP H01305491 A JPH01305491 A JP H01305491A JP 63136787 A JP63136787 A JP 63136787A JP 13678788 A JP13678788 A JP 13678788A JP H01305491 A JPH01305491 A JP H01305491A
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signal
input
section
timer circuit
coincidence
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Shiro Atsumi
渥美 士郎
Koji Tanagawa
棚川 幸次
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、IC(LSI等を含む集積囲路)、データ入
力部及びデータ表示部等を備えた自己照合機能を有する
ICカード、特に不正使用者による悪用の防止機能を強
化したICカードに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のICカードとしては、例えば特開昭61
−5389号公報に記載されるものがあった。以下、そ
の構成を図を用いて説明する。
第2図(a>、(b)は従来のICカードの一構成例を
示す外観の斜視図であり、同図(a)には裏面側、同図
(b)には表面側がそれぞれ示されている。
このICカードはカード基材1を有し、そのカード基材
1の裏面側にはデータの入力を行うキー人力部2、液晶
表示装置(以下、LCDという)で構成された表示部3
、及び太陽電池からなる電源部4が設けられ、さらに表
面側には外部との信号授受手段としての機能を持つコン
タクト部5が設けられている。また、カード基材1内に
は、不揮発性メモリ等を有する記憶部や、中央処理装置
(以下、CPUという)等を有する制御部が、1チ・・
lプあるいは複数チップの状態で埋設されている。
以上の構成において、キー人力部2を押下してその入力
データを制御部に与えると、制御部はキー人力部2及び
表示部3の制御・駆動と、記憶部に記憶されたプログラ
ムの処理とを行い、さらにキー人力部2からの入力デー
タや、コンタクト部5を通して外部の現金自動取引装置
(以下、ATMという)等から入力されたデータを記憶
部に記憶させる。例えば、キー人力部2から暗証番号が
入力され、それが記憶部内に記憶された暗証番号と一致
している場合には、文字rOKJを表示部3に例えば1
0秒間表示させる。これにより、カード使用者が本人で
あることが判明するので、その「OK」表示がなされて
いる間に取引を可能とする。入力した暗証番号が不一致
の場合は、「OK」の表示がなされず、記憶部に不一致
回数を記憶すると共に、再度の暗証番号入力を促す。
また、キー人力部2から残高要求データを入力すると、
制御部は記憶部に記憶している残高データを表示部3に
表示させる。
ところが、この種のICカードでは、取引可能時間が例
えば10秒間という短時間であるため、折角、取引OK
をセットしたにもかかわらず、ATM等の端末機器に対
する待行列の間に取引可能時間が終了してしまい、再度
暗証番号を入力しなければならない。その上、端末機器
のそばで取引OKをセットしなければならないため、他
人に暗証番号を盗み見られるという問題があった。
そこで、このような問題を除去するため、本願出願人は
先に特願昭62−116895号明細書でICカードに
関する提案をすると共に、特願昭62−287232号
明細書でタイマ回路に関する提案をした。
特願昭62−116895号明細書のICカードでは、
自己照合機能を有するICカードにおいて、キー人力部
から正しい暗証番号が入力された時に発生する一致信号
を記憶する暗証一致記憶部と、前記一致信号により計数
を開始するタイマ回路・部とを設け、このタイマ回路部
で規制される3分〜5分間程度の有効期間内において、
タイマ回路部の出力と暗証一致記憶部の出力との論理積
(以下、ANDという)条件をとることにより、取引を
可能としている。ここで、タイマ回路部は、例えば特願
昭62−287232号明細書で記載されるように、ス
イッチ及びキャパシタ等で構成し、前記一致信号のパル
ス幅に応じた時間だけ、スイッチをオン状態にしてキャ
パシタを充電し、そのキャパシタの容量とリーク電流に
よってタイマ時間を生成すればよい。以上のような構成
により、第2図のICカードの問題を除去でき、さらに
取引OK上セット後カードを紛失し、それを拾得した悪
意の他人に悪用されることを防止できる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、−E記構成のICカードでは、次のよう
な課題があった。
特願昭62−116895号明細書及び特願昭62−2
87232号明細書におけるICカードでは、タイマ回
路部の有効期間が固定値であるなめ、回路形成が容易に
なるという利点を有している。ところが、有効期間が固
定値であると、−旦取引OKセットしたにもかかわらず
、゛いざ取引をしようという時にタイマ回路部による時
間切れとなって再度、本人確認のための取引OK上セツ
トやり直さなければならないという不便が生じがちであ
った。そのため、ICカードによる取引きを代理人に依
頼する際には、暗証番号を教えておかなければならない
こともあり、セキュリティ上、問題の生じるおそれもあ
った。そしてこれらの問題を回路形成を複雑にすること
なく解決することが困難であった。
本発明は前記従来技術が持っていた課題として、タイマ
回路部の有効期間が固定値であるために不利不便さが生
じる点、及び回路形成の複雑化の点について解決したI
Cカードを提併するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記課題を解決するために、データを入力する
入力部と、データを表示する表示部と、駆動電力を供給
する電源部と、予め登録された暗証符号を記憶しておく
登録暗証符号記憶部と、前記入力部により入力された暗
証符号と前記登録暗証符号記憶部に記憶された暗証符号
との一致・不一致を判定し一致の時には一致信号を出力
する一致判定部と、前記一致信号を記憶する暗証一致記
憶部と、前記一致信号のパルス幅に応じた時間だけ前記
駆動電力でキャパシタを充電し、そのキャパシタの容量
とリーク電流によって決定される一定時間の間、有効期
間信号を出力するタイマ回路部とを備え、前記暗証一致
記憶部の出力と前記有効期間信号との両者の関係により
取引を可能とするICカードにおいて、前記入力部から
入力される時間設定入力に基づき、前記一致信号のパル
ス幅を変えるパルス幅設定手段を、前記タイマ回路部の
入力段に設けたものである。
(作用) 本発明によれば、以上のようにICカードを構成したの
で、パルス幅設定手段は、入力部から入力される各時間
設定入力に対応して一致信号のパルス幅を変え、その一
致信号をタイマ回路部へ1共給する。これにより、タイ
マ回路部内のキャパシタの充電量が変化してそのタイマ
回路部の有効期間が変わる。そのため、入力部を操作し
て取引OK上セツト目的に応じてタイマ回路部における
有効期間の長さの設定が可能になり、時間切れによる不
利不便さの解消が図れる。その上、一致信号のパルス幅
を変えることにより、有効期間を変える構成であるため
、回路形成の容易化も図れる。
従って、前記課題を解決できるのである。
(実施例) 第1図は本発明の実施例を示すICカードの機能ブロッ
ク図、第3図はそのICカードの外観の裏面図である。
第3図に示すように、このICカード10は、プラスチ
ックや金属等で作られたカード基材11を有し、そのカ
ード基材11の一方の表面にはタッチパルネル等で構成
された入力部12、LCD等で構成された表示部13、
及び太陽電池等からなる電源部14が設けられている。
電源部14は、ICカード10をA’T”M等の端末機
器から切離して単体で動作させる場合に、ICカード1
0の各回路部に電源電力を供給するものである。カード
基材11の他方の表面には、第1図に示されるように、
ICカード10をカード・リーダ/ライタと接続して端
末機器との間で信号の授受を行う場合に使用する接触式
または非接触式のコンタクト部15が設けられている。
またカード基材11内には、1個あるいは複数個からな
るICチップ20が埋設されている。
ICチップ20は、第1図に示すように、演算制御機能
を有するcpuや、データ格納用の記憶部等を備えたマ
イクロコンピュータで構成されている。即ち、このIC
チップ20はICカード全体を制御するCPU21を有
し、そのCPU21には、各種命令を実行するためのプ
ログラムを記憶する続出し専用メモリく以下、ROMと
いう)22、入力暗証符号記憶部23a等を有する随時
読み書き可能なメモリ(以下、RAMという)23、登
録暗証符号等を記憶する不揮発性メモリとして例えば電
気的再書込み可能なROM (以下、EEPROMとい
う)24、タイマ回路部25、及び表示駆動部26が接
続されている。
CPU21は、R,0M22に格納されているプログラ
ムに従って、入力部12がら入力された入力信号の種類
等を判定して長時間設定信号521a−1及び短時間設
定信号521a−2等を出力する入力判定部21aとし
ての機能や、入力暗証符号とEEPROM24内に記憶
された登録暗証符号との一致・不一致を判定して一致信
号821b−1または不一致信号821b−2を出力す
る一致判定部21bとしての機能等を有している。EE
PROM24は、番号やその他の符号で構成される登録
暗証符号を予め記憶しておく登録暗証符号記憶部24a
、一致判走部21bがら出力される不一致信号821b
−2を入力して誤入力回数を記憶する誤入力回数記憶部
24b、−致判定部21bから出力される一致信号82
1b−1を記憶する暗証−数記憶部24c、及び取引残
高を記憶する残高記憶部24d等を有している。
タイマ回路部25は、一致判定部21bから出力される
一致信号821b−1により計数動作を開始し、長時間
設定信号521a−1または短時間設定信号521a−
2に対応した時間、有効期間信号825を出力し、それ
をコンタクト部15及び表示駆動部26に供給する機能
を有している。
表示駆動部26は、一致判定部21bの一致信号321
b−1、及び残高記憶部24dの出力等を表示駆動信号
に変換してそれを表示部13に表示させる機能を有して
いる。
なお、第1図に示す入力部12は操作者31により操作
され、またコンタクト部15は取引可否判定部32a等
を有する端末機器32に対して信号の授受が可能な構造
になっている。
第4図は、第1図における暗証−数記憶部24c及びタ
イマ回路部25の回路構成図である。
暗証−数記憶部24cは、入力判定部21aから出力さ
れる長時間設定信号521a−1と短時間設定信号52
1a−2の論理和をとる2人力オアゲート(以下、OR
ゲートという)41を有し、そのORゲート41の出力
と一致判走部21bからの一致信号821b−1との論
理積を2人力ANDゲート42でとり、そのANDゲー
ト42の出力を記憶領域43に記憶する構成になってい
る。
タイマ回路部25は、一致信号21b−1と長時間設定
信号521a−1の論理積をとる2人力ANDゲート5
1と、一致信号821b−1と短時間設定信号521a
−2の論理積をとる2人力ANDゲート52とを備え、
その各ANDゲート51.52の出力側にモノステーブ
ル・マルチバイブレータ(以下、モノマルチという)5
3.   。
54がそれぞれ接続されている。モノマルチ53゜54
は、ANDゲート51.52の出力により立上り、ある
特定の時間幅を持つパルスを生成する回路であり、その
時間幅はモノマルチ53〉モノマルチ54の関係になっ
ている。このモノマルチ53.54の出力は2人力OR
ゲート55で論理和がとられ、入力側ノードN1に与え
られる。入力側ノードN1は、例えばNチャネルMO8
電界効果トランジスタ(以下、MOS −FETという
)で構成される第1のFET56のゲートに接続され、
その第1のFE’I’56のドレインが電源部14から
出力される第1の電源電位Vdd (例えば、1.5V
程度)に接続され、そのソースがノードN2及びキャパ
シタ57を介して第2の電源電位、例えば接地電位VS
Sに接続されている。
キャパシタ57は、例えば30pF程度の容量を有し、
ICチップに内蔵あるいは外付けされている。ノードN
2は例えばNチャネルMO8・FETからなる第2のF
ET58のゲートに接続 ・され、そのFET58のド
レインが出力(則ノードN3及び負荷抵抗5つを介して
第1の電源電位Vddに接続され、そのソースが第2の
電源電位、例えば接地電位Vssに接続されている。負
荷抵抗59は例えばMOS −FETで構成され、その
一端の出力側ノードN3からは有効期間信号S25が出
力されて表示駆動部26及びコンタクト部15へ供給さ
れる構成になっている。
以上のように構成されるICカード10の動作を第5図
を参照しつつ説明する。なお、第5図は第4図の動作波
形図である。
例えば、このICカード10で端末機器32に対して現
金引出し等の取引を行う場合の動作を説明する。
第1図及び第3図において、操作者31がICカード1
0上の入力部12から取引モードを指示する旨の入力つ
まり、例えば代理人に取引を依頼する時には、第3図に
示す入力部12の「取引1」キーを押下して長時間セッ
トを選択し、待行列中から「取引2」キーを押下して短
時間セットを選択した後に、その入力部12から暗証符
号を入力すると、RAM23内の入力暗証符号記憶部2
3aに入力暗証符号が記憶され、EEPROM24内の
登録暗証符号記憶部24aに予め記憶されている登録暗
証符号との一致・不一致が一致判走部21bによって判
定される。−敷料走部21bが“一致゛と判定し、その
一致信号821b−1を暗証一致記憶部24c、タイマ
回路部25、及び表示駆動部26に供給すると、表示駆
動部26は表示部13に対して残高記憶部24dに予め
記憶されている残高の表示を行うと同時に一1以下に記
す処理を実行して、指示入力に応じた時間だけ、取引有
効期間信号を発生する。
つまり操作者31が「取引1」キーを押下して長時間セ
ットを選択した場合には、CPU21内の入力判定部2
1aは入力信号を判定し、長時間設定信号521a−1
を出力してそれを暗証一致記憶部24c及びタイマ回路
部25へ供給する。
すると、第4図に示す暗証一致記憶部24cでは、長時
間設定信号521a−1によりORゲート41を通して
ANDゲート42が開き、一致信号321b−1がその
ANDゲート42を通って記憶領域43に入力され、そ
の記憶領域43にII I 11がセットされる。これ
と同時にタイマ回路部25では、長時間設定信号521
a−1によりANDゲート51が開き、そのANDゲー
ト51を通して一致信号821b−1がモノマルチ53
に入力され、そのモノマルチ53がトリガされる。
モノマルチ53がトリガされると、そのモノマルチ53
から第5図に示すような長時間幅の高電位パルス853
が出力され、それがORゲート55を通して入力側ノー
ドN1に供給される。高電位パルス853は、その時間
幅が(第1のFE’T’56のオン抵抗×キャパシタ5
7の容量)よりやや大きく、かつその波高値が(電源電
位Vdd−1−第1のFET56のスレッショルド電位
Vthl)以上のパルスであることが望ましい。このよ
うな高電位パルス353が入力側ノードN1に与えられ
ると、第1のFET56は完全なオフ状態になり、キャ
パシタ57が充電されてノードN2が電源電位Vddま
で上昇していく。ノードN2の電位が第2のFET58
のスレッショルド電圧Vth2を越えると、第2のFE
T58はオン状態となり、出力側ノードN3から低レベ
ル(以下、“L′という)の有効期間信号S25が出力
される。入力側ノードN1の高電位パルス853が立下
ると、第1のFET56はオフ状態となり、キャパシタ
57が電源電位Vddに対して絶縁状態となる。
キャパシタ57は外付けであれ、ICチップ内蔵であれ
、完全な絶縁体ではなく、各電極と基板間との極くわず
かなリーク電流が存在する。その抵抗値は一般に101
0〜1011Ω°のオーダである。
第1.第2のFET56,58にもリーク電流が存在す
るが、キャパシタ57のリーク電流と比軸するとはるか
に小さいので、リーク電流の主なものはキャパシタ57
による。従って、キャパシタ57の負荷は極めて僅かな
キャパシタ自体を主とするリーク電流により放電し、ノ
ードN2の電位が徐々に低下する。ノードN2の電位が
半減する時間はキャパシタ57の絶縁抵抗とそのキャパ
シタ57の容量の時定数によって決まり、数10分程度
の値が得られる。この時間T1の間は第2のFET58
がオン状!虎であるので、出力1則ノードN3から出力
される有効期間信号S25は+1 L IT状状態なっ
ている。そしてノードN2の状態は電源電位Vddと絶
縁状態にあるので、例えばICカード10が暗部に置か
れて電源電位Vddが第5図のように消滅しても、有効
期間信号S25の′“LIT状悪状態わらない。
操作者31が有効期間、つまり時間T1内にICカード
10を端末機器32へ挿入すると、端末機器32内の取
引可否判定部32aは、暗証−致記憶部24cの出力が
1+ 1 ITにセットされておりかつタイマ回路部2
5から出力される有効期間信号S25が゛LIT状態に
セットされている時に限り、つまりAND条件で取引を
許可することになり、取引処理実行後に暗証一致記憶部
24cをリセットする。また、時間′I゛1の経過後、
有効期間信号825の“L″状態解消するので、ICカ
ード10の紛失等により、他人に預金が引出される等の
間圧を生じない。
一方、操作者31が第3図に示す入力部12の「取引2
」キーを押下して短時間セットを選択すると、第1図に
示すCPU21内の入力判定部21aは短時間設定信号
521a−2を出力してそれを暗証−数記憶部24c及
びタイマ回路部25へ供給する。すると、第4図に示す
暗証−数記憶部24cでは、短時間セット″8S21a
−2によりORゲート41を通してANDゲート42が
開き、一致信号821b−1がそのANDゲート42を
通って記憶領域43に入力され、その記憶領域43に“
1′°がセットされる。これと同時にタイマ回路部2う
では、短時間設定信号521a−2によりANDゲート
52が開き、そのANDゲート52を通して一致信号8
2 l b−1がモノマルチ54に入力され、そのモノ
マルチ54がトリガされる。モノマルチ54がトリガさ
れると、そのモノマルチ54から第5図に示すような短
時間幅の高電位パルスS54が出力され、それがORゲ
ート55を通して入力側ノードN1に供給される。ここ
で、高電位パルスS54の時間幅は、例えば(第1のF
ET56のオン抵抗×キャパシタ57の容ff1X 1
15 )程度が望ましく、高電位パルス853の時間幅
よりも短いため、第1のFET56のオン時間が短くな
ってノードN2の充電量が少い。そのなめ、高電位パル
スS54が立下ってキャパシタ57が放電過程に移ると
、ノードN2の電位降下時間T2が長時間セット時の時
間゛1゛1よりも短くなる。
なお、−敷料走部21bは、バネ一致″と判定した場合
には、不一致信号821b−2を誤入力回数記憶部24
bに与え、誤入力回数を記憶させる。この誤入力回数が
例えば3回になると、CPU21は警告を発したり、あ
るいは動作を停止する等の処理を行う。
本実施例では、次のような利点を有している。
入力部12に設けられたキーの「取引1」と「取引2」
を操作することにより、タイマ回路部25の有効機関(
T1.T2>を可変できるようにしたので、例えば金融
機関の窓口等における待行列中に取引OKのセットをす
る時は「取引2」により短時間設定すればよい。また自
分でセットしたICカード10を代理人に渡して取引の
実行を依頼する場合には、「取引1」により長時間設定
して渡しておけば暗証符号を教えなくても、確実に取引
の実行が行える。さらにタイマ回路25の構成が簡単で
あるため、集積回路化が容易に行える。そのため、高い
セキュリティが要求される薄型の電子通帳、キャシュカ
ード、プリペイドカード等のカードに最適である。
第6図は第1図の他の暗証−数記憶部24cm1及びタ
イマ回路部25−1の構成図であり、第1図及び第4図
中の要素と同一の要素には同一の符号が付されている。
この第6図では、長時間設定信号521a−1、短時間
設定信号521a−2、及び中時間設定信号521a−
3により、タイマ回路部25−1の有効期間を3種、設
定できる構成になっている。
即ち、暗証−数記憶部24cm1は、CPU21の入力
判定部21aから出力される長時間設定信号521a−
1、中時間設定信号521a−3、及び短時間設定信号
521a−2の論理和をとる3人力ORゲート41−1
を有し、そのORゲート41−1の出力と一致信号32
1b−1とがANDゲート42を介して記憶領域43に
接続されている。タイマ回路部25−1は、一致信号3
21b−1の入力によりクロックパルスφの数を計数し
ていくカウンタ60を有し、そのカウンタ60の出力と
各信号521a−1,521a−2,821a−3とが
デコーダ61,62.63の入力側にそれぞれ接続され
、そのデコーダ61゜62.63の出力が3人力ORゲ
ート64を介してフリップフロ11回路(以下、FF回
路という)65のリセット端子Rに接続されている。デ
コーダ61〜63は、各信号521a−1〜521a−
3により、例えば“5パ、“ °′、1°°にそれぞれ
セットされ、そのセットされた数値に対応したカウンタ
60の出力を入力すると、出力信号を出力し、それをO
RゲーI・64を通してFF回路65のリセット端子R
に供給する回路である。
FF回路65は、セット端子Sから一致信号821b−
1を入力するとセラ1〜され、リセット端子RからOR
ゲート64の出力を入力するとリセットされ、所定の時
間幅の高電位パルスを出力して入力側ノードN1に与え
る回路である。入力側ノードN1から出力側ノードN3
までは、第4図と同一の構成である。
次に、動作を説明する。
入力部12の操作によって第1図の入力判定部21aか
ら例えば中貼間設定信号521a−3が出力され、それ
が暗証一致記憶部24cm1及びタイマ回路25−1に
供給されると共に、第1図の一敷料走部21から一致信
号321b−1が出力され、それが暗証一致記憶部24
cm1及びタイマ回路部25−1に供給されると、AN
Dゲート42の出力によって記憶領域43にII I 
IIがセットされる。それと同時に、一致信号321 
b−1によってFF回路65がセットされると共に、カ
ウンタ60がクロックパルスφの計数動作を始める。デ
コーダ62は中貼間設定信号521a−3によって例え
ばll 3 PIが設定されるため、カウンタ60の出
力が“3″に対応する値になると、そのデコーダ62か
ら出力信号が出力され、その出力信号によりORゲート
64を通してFF回路65がリセットされる。これによ
り、FF回路65は中間時間幅を有する高電位パルスを
出力し、それを入力側ノードN 1.を通して第1のF
ET56のゲートに供給する。これにより、中間時間幅
を有する有効期間信号S25が出力側ノードN3から出
力され、その中間時間幅の期間において取引が可能とな
る。
このように、設定時間を3種類にすれば、ICカード1
0の使い助手がさらに良くなる7゜なお、本発明は図示
の実施例に限定されず、種々の変形が可能である。その
変形例としては、例えば次のようなものがある。
(a)  タイマ回路部25.25−1において、入力
側ノードN1−の前段のパルス幅設定手段は、第4図及
び第6図以外の回路で構成したり、あるいはそれらをC
PU21で実行してもよい。また、有効期間の設定は4
種類以上にしてもよく、さらに入力部12での時間設定
方法は「取引1」、 ・「取引2」のような専用のキー
を設けずに、1ケの「取引」キーと数字キーを組み合わ
せて時間設定を行うようにしてもよい。同様に、タイマ
回路部25.25−1内の入力側ノードN1から出力側
ノードN3間の回路において、FET56゜58を他の
スイッチで構成する等、図示以外の回路で構成してもよ
い。
(b)  ROM22、R,AM23及びEEPROM
24を他のメモリで構成する等、第1図の回路を他の構
成に変形することも可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、パルス幅
設定手段を設け、入力部からの取引モードを指示する入
力に基づき、一致信号のパルス幅を変えるようにしたの
で、キャパシタの充電量が変わって有効期間の時間幅が
可変でき、それによってOK上セツトてから取引を実行
するまでの推定所要時間に応じて有効期間を選択設定で
き、時間切れによる不利不便さを解消できる。さらに、
一致信号のパルス幅を変えることにより、有効期間を変
える構成であるため、構成が簡単で、集積回路化も容易
に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すICカードの構成ブロッ
ク図、第2図(a>、(b)は従来のICカードの外観
図、第3図は第1図のICカードの裏面図、第4図は第
1図の暗証一致記憶部及びタイマ回路部の構成図、第5
図は第4図の動作波形図、第6図は第17図の他の暗証
一致記憶部及びタイマ回路部の構成図である。 10・・・・・・ICカード、12・・・・・・入力部
、13・・・・・・表示部、14・・・・・・電源部、
15・・・・・・コンタクト部、20・・・・・・IC
チップ、21・・・・・・CPU、22・・・・・・R
OM、23・・・・・・RAM、24・・・・・・EE
PR。 OM、24a・・・・・・登録暗証符号記憶部、24C
224cm1・・・・・・暗証一致記憶部、25.25
−1・・・・・・タイマ回路部、521a−1・・・・
・・長時間設定信号、521a−2・・・・・・短時間
設定信号、821b−1・・・・・・一致信号、S25
・・・・・・有効期間信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  データを入力する入力部と、データを表示する表示部
    と、駆動電力を供給する電源部と、予め登録された暗証
    符号を記憶しておく登録暗証符号記憶部と、前記入力部
    により入力された暗証符号と前記登録暗証符号記憶部に
    記憶された暗証符号との一致・不一致を判定し一致の時
    には一致信号を出力する一致判定部と、前記一致信号を
    記憶する暗証一致記憶部と、前記一致信号のパルス幅に
    応じた時間だけ前記駆動電力でキャパシタを充電し、そ
    のキャパシタの容量とリーク電流によって決定される一
    定時間の間、有効期間信号を出力するタイマ回路部とを
    備え、前記暗証一致記憶部の出力と前記有効期間信号と
    の両者の関係により取引を可能とするICカードにおい
    て、 前記入力部から入力される時間設定入力に基づき、前記
    一致信号のパルス幅を変えるパルス幅設定手段を、前記
    タイマ回路部の入力段に設けたことを特徴とするICカ
    ード。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57120183A (en) * 1980-10-31 1982-07-27 Gao Ges Automation Org Discrimination element
JPS63113691A (ja) * 1986-10-30 1988-05-18 Toshiba Corp 携帯可能電子装置

Patent Citations (2)

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JPS63113691A (ja) * 1986-10-30 1988-05-18 Toshiba Corp 携帯可能電子装置

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