JPH01305032A - 機能後退性消耗疾患治療予防剤及び飲食、し好物 - Google Patents

機能後退性消耗疾患治療予防剤及び飲食、し好物

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JPH01305032A
JPH01305032A JP63132769A JP13276988A JPH01305032A JP H01305032 A JPH01305032 A JP H01305032A JP 63132769 A JP63132769 A JP 63132769A JP 13276988 A JP13276988 A JP 13276988A JP H01305032 A JPH01305032 A JP H01305032A
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JP
Japan
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phytic acid
salt
degenerative
toxic
salts
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Application number
JP63132769A
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English (en)
Inventor
Kiichi Sawai
喜一 澤井
Masatsune Kurono
昌庸 黒野
Hiromoto Asai
浅井 宏基
Takahiko Mitani
隆彦 三谷
Motohide Hayashi
林 元英
Tsunemasa Suzuki
鈴木 常正
Naohisa Ninomiya
二宮 直久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフィチン酸及びその塩類を有効成分とする機能
後退性消耗疾患の改善ことに老人病の予防、治療用薬剤
、機能性飲食、し好物に係る。
(従来の技術) 機能後退性消耗疾患ことに老人病は、通常は壮年期以降
に発病するが、遺伝的素因によっては、若年期からも発
病し、その治療方針にあっても未だ原因が解明されてい
るものは少なく、その治療、予防剤の開発が望まれてい
た。
一方、フィチン酸類はカルシウム、マグネシウム、とき
にはカリウム塩として、植物界に広く分布している0例
えば、米ヌカには9.5〜14.5χものフィチン酸が
含まれており、工業的フィチン酸或はこれに由来するミ
オイノシトールの原料となっている。
フィチン酸及びその塩の用途は広く、従来より医薬品と
しては、フィチン酸カルシウムがカルシウムの補強剤と
して、米ヌカそのものやフィチン酸ナトリウムがカルシ
ウム結石の予防剤として。
フィチン酸カリウムが高カルシウム血症の治療やサルコ
イド−シス患者の高カルシウム尿の調整などに用いられ
ている。また、清酒やブドウ酒製造の際の醗酵助成剤、
フィチン酸のキレート作用を利用した除金属削、鉄、カ
ルシウムイオン存在下での酸化防止剤、金属などの防蝕
剤など種マな分野で利用されてきた。
しかし、機能後退性消耗疾患の予防、治療剤としての報
告はない。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如き従来の技術にかんがみ、機能後退性消耗疾患
ことに老人病の治療、予防剤、機能性食品、正常人であ
っても健康的に利用可能な食品並びにし好性食品を提供
せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者らはフィチン酸の栄養実験の過程でフィチン酸
を経口的に投与したところ体臭ことに口臭、尿臭、汗臭
が減することを発見し、ことにニンニク口臭の除去作用
について、この作用機序を詳細に検討を行ったところ、
これはフィチン酸の酵素的阻害作用ないしは生体代謝促
進作用に起因することを発見し、さらにはフィチン酸が
糖尿抑制作用、脂質低下作用、赤血球変形能凡退作用、
低酸素負荷防御作用、記憶回復作用を有することを見出
だし、更にはこれらが機能後退性消耗性疾患おもに老人
病の進行阻止、予防、治療に有効であることを見い出し
たものである。
この発明は、フィチン酸及びその塩を機能後退性消耗疾
患ことに老人病の改善、治療予防効果並びにし好性食品
に係るものであり、フィチン酸は無臭であることから、
経口的に投与し易く、フィチン酸及びその塩を飲食物に
混ぜたり、料理にふりかけ、混入したり、あるいは、粉
末、顆粒状態で経口的に投与することにより作用が期待
できる。
七トに投与する場合の投与量は、症状、剤型等に依存す
るが、一般的には成人に対して1日1〜100■/ h
tが適当である。
なおフィチン酸の塩としては以下のものが利用可能であ
る。
フィチン酸カリウム、フィチン酸ナトリウムフィチン酸
アンモニウム フィチン酸アルギニン、フィチン酸オルニチンフィチン
酸リジン、フィチン酸ヒスチジンフィチン酸モノエタノ
ールアミン フィチン酸ジェタノールアミン フィチン酸トリエタノールアミン フィチン酸グルカミン etc。
なお、フィチン酸1モルを、pH6−8に調整するに必
要な各種塩基のモル数は例えば第1表の通りである。
第1表 フィチン酸及びその塩は無味無臭であり、経口的に投与
し易いため、この発明に係る予防剤乃至治療剤はヒト、
動物類の飲料水に混ぜたり、料理、餌等にふりかけ、混
入したり、或は粉末状、顆粒状態で投与することができ
る。
(発明の効果) 以上要するに、この発明によればフィチン酸及びその塩
を主要成分にするため、経口投与することにより簡便に
所期の作用を得ることができる。
更に、この発明によればフィチン酸乃至その塩は固体、
液体の形を問わず効果があるなめ、経口摂取の方法も簡
単である。
更に、この発明の組成物は安全性が高く、連続使用が可
能であり、また′a続使用乃至投与する二とにより、機
能後退性消耗疾患ことに老人病の進行阻止、改善に効果
を有する。
(実施例) 次にこの発明の実施例である試験例、製剤側を挙げてこ
の発明をより詳細に説明する7実施例1 試験例 1:薬効薬理試験 に贋且旦 (a)使用動′物 ddy系雄性マウスを5退会にて使用した。
(b)被検薬物及び調製方法 フィチン酸ナトリウムLot、87に7653半井化学
;200■/ kg、100■/ kg、50■/ k
+r小量の生理食塩水に溶解し、希塩酸にてt)Hを約
7に調製(pH試験紙で確認)し、各々の濃度(20■
/ml、10rR/a+Iあるいは5■/ ml )と
なるように生理食塩水で希釈し、10m1 / kgを
腹腔的投与した。対照(Control )群には、生
理食塩水10m1/kgを腹腔的投与した。
薬効試験例1(マウス低酸素負荷に対する防御伴用) フィチン酸は赤血球酸素解離能を九進する作用を持って
いることから、低酸素状態における種々の障害に対する
防御効果を有することが予想される。そこで、Co2ガ
スをマウスに吸入し、その生存時間に対する影響を試験
した。
実験方法 動物に被検薬物を腹腔的投与し、60分後に動物をデシ
ゲータ−(直径19ao、高さ203)内に移し、Co
2ガスを300m1 / m i nで注入し、致死ま
での時間を測定した。なお、デシゲッター内には30分
前投与あるいは60分前投与のそれぞれが、必ず対照群
を含む各群1例づつ合計4匹が同時に入るようにした。
統計的処理は、各群毎に平均値=標準誤差を算出し、5
tudent’s t−testにより対応のない検定
を行った。
結果並びに考察 各群の結果は第2表に示した。
30分前投与群では対照群に対し、フィチン酸50u 
、/kg投与群、100ruz /’ kr投与群及び
200H,’kg投与投与−ずれも延長傾向が見られた
らのの有意ではなかった。一方、60分前投与群では対
照群に対し、フィチン酸50■/ kg投与群及び10
0■/ kg投与群びはいずれら差は認められないが、
200■、/ Hz投与群は有意に(p〈0.01〕延
長された。
以上の々El<002負荷の30分前にフィチン酸を投
与した場合は、生存時間に影響を与えなかったが、60
分前疫与では明らかに延命効果を表し、フィチン酸は低
酸素障害に対する防御効果を有するものであることが判
明した。
第2表 フィチン酸の低酸素負荷(Co、吸入)における生存時
間に対する作用*略p(0,OI  VS  cont
rol(Student’s  t−test)。
薬効試験例2(マウス赤血球変形能に対する作用) 赤血球酸素解離能を有することが知られているフィチン
酸が、赤血球の変形能にいかなる作用を有するかを知る
ために、ラット赤血球を用い、インビトロ−にてfil
tration pressure法を用いて試験した
実験方法 動物に被検薬物を腹腔的投与し、60分後に動物をデシ
ケータ−(直径19G!1、高ざ20口)内に移し、C
O2ガスを300 ml / ra i nで注入し、
致死までの時間を測定した。なお、デシケータ−内には
30分前投与あるいは60分前投与のそれぞれが、必ず
対照群を含む各群1例づつ合計4匹が同時に入るように
した。
統計的処理は各群毎に平均値:標準誤差を算出し、5t
udent’s t−testによつ対応のない検定を
行った。
二の懸濁液を37℃にて 55+間インキュベートした
のち室温に戻し、持続注入器(夏目製作所製、2chタ
イプ)により 5ml、/l1inの速度にて平均5μ
mの径を有するミリボア膜(ミリポア製、S)!WP0
1300、 Lot No、N7BuO08)を通過さ
せ、その時の膜上流の側圧を圧カドランスデューサー(
日本光電製、TP−200TL)を介して記録紙上に描
記した。
−過圧は注入開始8分後までの毎分当り圧力上昇度によ
り評価し、5tudent’s t−testにより対
照との間に有意性を認めた場合、変形能に影響ありとし
た。
またフィチン酸(ナトリウム塩、牛丼化学、[Ot N
o、87に7653 )は生理食塩水に溶解し、塩酸に
てDH7,0に調製した。対照には、フィチン酸を含ま
ない生理食塩水を用いた。
溶血作用 前項同様にして調製した赤血球50μmを採取し、フィ
チン酸を溶解させた生理食塩水にて5のIとし、フィチ
ン酸含有1%赤血球懸濁液を調製した。この懸濁液を3
7°Cにて 5分間インキュベートしたのち、3000
rp1Mにて10分間遠心分At L、上清の540n
tにての吸光度を測定し、遊離したヘモグロビン含量を
推測した。
フィチン酸の溶解法及び対照は前項と同様とした。
試験成績 1、赤血球変形能に対する作用 第3表に示す如く、フィチンD I IN (終濃度)
にては明らかな濾過圧低下を認めなかったものの、51
Mにては濾過圧上昇度は対照群の約1/2とな。
り有意な(0<0.01 )低下を示した。
2、溶血作用 第4表に示す如く、フィチン酸は5iH(終濃度)にて
も、遠心上清の吸光度は対照群と差はなく。
溶血作用は見られなかった。
考   察 ヒトの赤血球は径約8μmの中央が東面よりくぼんだ円
盤状を呈しており、毛細血管においては多様に変形しな
から循環することが知られている。
従って、組織循環特に微小循環領野での血行改善の一序
として、この赤血球の変形能を高める考え方がペントキ
シフィリンを中心として提唱されてきている。また実験
的には、毛細管状にしたピペットにて血液を吸い上げ、
その個数を計測する方法や、赤血球径よりも小さいボア
を有する膜を用いて一過圧や一過個数を計測する方法が
考案されている。今回の試験には最も一般的で簡便な一
過圧測定による方法を選択した。
結果に述べた如く、フィチン酸は5nHの濃度において
フィルターこ過圧を著明に低下させ、また溶血による結
果ではないことから、赤血球変形能の凡退による結果で
あると考えられた。
フィチン酸が赤血球に対して酸素解離能の九進だけでな
く変形能の凡退をも認めたことは、組織への酸素移行を
高める可能性に加えて微小循環をも改善する可能性を示
唆するものであり、特に虚血病態への改善作用を示唆す
るものである。
第3表 フィチン酸のマウス赤血球変形能に対する作用**車:
p<0.01.  compared  with  
the  control第4表 フィチン酸によるヘモリシス 薬効試験例3(マウス健忘症に対する作用)フィチン酸
は赤血球酸素解離能を亢進する作用を有していることか
ら、低酸素状態における種々の障害に対する防御効果を
有することか予想される。そこで、CO□カス負荷によ
り惹起される記憶障害モデルを用いてその影響を検討し
た。
実験方法 一回性受動的回避反応を指速とした。
1)記銘獲得試行(Acquisition tria
l)動物を明暗箱(明室・暗室ともに15.OX 17
.5X18.5am、両室間の出入口6.OX6.Oa
m)の明室部分にいれ、暗室へ移動するまでの時間(記
銘獲得時の反応潜時、以下A、T、と略す)を測定する
とともに、暗室へ移動した直後にショック・ジェネレー
タ・スクランブラ−(5hock G[1eratOr
/5Crallb1e「、アステック社製)にて床のグ
リッドを介して、2.5mAのフットショックを動物が
明室に移動するまで与え続けた。モデル成立を確認する
ため、フットショ”lりを与えない(no−FS+hy
poxia)群も作製した。
2)再生試行fRetention trial)記銘
獲得試行の24時間後に動物を再び明暗箱の明室部分に
いれ、暗室へ移動するまでの時間(再生試行時の反応潜
時、以下R,T、と略す)を測定した。
3)記憶障害モデルの作製 記銘獲得試行の直後に動物をデ゛ジケータ−(直径19
c11、高さ20cm)内に移し、CO2ガスを151
/ninでデシケータ−内に呼吸停止まで40〜45秒
間注入した。動物をデシケータ−より出し、直ちに人工
呼吸を施し呼吸が回復したところでホームゲージに戻し
た。モデルの確認のためCO2の吸入を行わない(FS
+no−hypoxia)群も作製した。
4)被検薬物の投与 被検薬物は記銘獲得試行の30分前あるいは60分前に
10m1/kitを腹腔的投与した。対照群として生理
食塩水を10m1./ ’xz腹腔内投与した。
5)統計的処理 R,T、が360秒を糖えたらのはR,T、を360秒
として、群毎に平均値ヨ漂準誤差を算出し、5tude
nt’s t−testにて検定を行った。また、R,
T、が360秒を越えたらのは記憶を保持しているもの
とし、記憶保持率fretenEion%、R1罵)を
算出し、フィッシャー(Fisher)の直接確率法に
より両側検定を行った。
結果並びに考察 各群の結果は第5表に示した。
記銘獲得時の反応層時(A、T、)は30分前投与群で
は対照群に対し、フィチン酸50■/ kg投与群は差
はなかったが、1oO■/ kg投与群及び200■/
kg投与群はいずれも有意な延長が観察されたものの有
意ではなかった。一方、60分前投与群では対照群に対
し、フィチン酸50■/ kir投与群、100■/k
g投与群及び200mz / klH投与群はいずれも
差は認められなかった。また、FS+no−hypox
ia群は64.8+ 11.1秒、no−hypoxi
a群は44.5±9.1秒であった。30分前投与群で
は、フィチン酸100■/ kg以上の投与量において
A、T、の延長が認められたが、60分前投与群では差
は認められない、投与後30分前後はフィチン酸が行動
上なんらかの影響を与えるが60分後には影響は残らな
いものと思われた。
再生試行時の反応潜時(R,T、)は30分前投与群で
・は対照群に対しフィチン酸50■、/ kg投与群、
100■/kg投与群及び200■/ kg投与群はい
ずれも差は認められなかった。 60分前投与群では対
照群に対し、フィチン酸50■/’ k!投与群及び1
00■7/bg投与群はいずれも有意な延長fp<0.
05)が認められたが、200■/kIr投与群は差が
認められなかった。30分前投与群はいずれの用量でも
記憶障害改善効果はみられなかった。フィチン酸の記銘
獲得時の行動への影響がR,T、に関与していると思わ
れた。 60分前投与群では50■/ kg、100■
/ kg投与において明らかな記憶障害改善効果が得ら
れた。
200■/ kgでは改善作用がみられない、このこと
からフィチン酸の作用がベルシェーブ形である可能性が
考えられる。
フィチン酸は赤血球酸素解離能を亢進する作用を有し、
この牛用は酸素欠乏部位への酸素移行性を高め、酸素欠
乏による組織障害を防御すると苛えちれる。実際、CO
2負苛0G0分前投与では明らかに記陸陸害、:2善効
果を表した。よって、フィチン酸の赤血球酸素解離能亢
進作用が、低酸素障害による記憶障害に対しても有効で
あることが示唆された。
2;し好性試験■ 製造例13によるガーリック調味料の製剤を池の調味料
と共に0.5g (フィチン酸として、33+w)をビ
フテキ用肉に添加、調理し、フィチン酸未添加のものと
共に各20名をパネルとして、同時に試食させ、味覚、
食覚、臭覚の良否について、未処理のものと比較し、し
好性試験を行ったところ、第6表の結果が得られた。
第6表 この結果から、し好性も良好で、食品調味材料として、
有効であることが判明した。
3;し好性試験■ 製造例12のドリンク剤を糖尿性患者3名に30m1(
フィチン酸として tooNz)づつ1日1回7日間連
続して飲んでもらい、その清涼飲料感、服用感につきア
ンゲート調査したところ、第7表の結果が得られた。
第7表 糖尿によい健康食品としてのイメージを与えての投与で
あり、この結果から作用効果についてのコメントはでき
ないが、食品としてのし好性については、有効と判明し
た。
実施例2 組成物イ フィチン酸(無水物として)  660srに水酸化ナ
トリウム29g及び適量の精製水を加えて、pHを6に
調整した液 組成物口 フィチン酸く@水物として)  660.に水酸化カリ
ウム412g及び適量の精製水を加えて、DHを6に調
整した液 組成物ハ フィチン酸(無水物として)  660trに水酸化リ
チウム177f及び適量の精製水を加えて、DHを6に
調整した液 組成物二 フィチン酸く無水物として)  660gにエタノール
アミン581g及び適量の精製水を加えて、DHを8に
調整した液 組成物ホ フィチン酸(無水物として)  860.にジェタノー
ルアミン979を及び適量の精製水を加えて、pHを8
に調整した液 組成物へ フィチン酸(無水物として)  660gにトリエタノ
ールアミン1805g及び適量の精製水を加えて、OH
を8に調整した液 組成物ト フィチン酸(無水物として)  660tにN−メチル
グルカミン1657sr及び適量の精製水を加えて、p
Hを7に調整した液 組成物チ フィチン酸(無水物として)  660+rにL−アル
ギニン1510g及び適量の精製水を加えて、pHを7
に調整した液 組成物リ フィチン酸(無水物として)  660rにL−ヒスチ
ジン1753.及び適量の精製水を加えて、pHを6に
調整した液 組成物ヌ フィチン酸(無水物として)  660gに水酸化ナト
リウム116g、水酸化カリウム478g、塩化カルシ
ウム(2水塩)6.08.、りん酸水素二ナトリウム(
無水物として)  157.及び適量の精製水を加えて
、I)Hを9に調整した液 これらの組成物イ〜ヌは、晶析或は賦形、刑を添加する
ことにより、粉末化することができる。
また、これらを液のまま或は粉末化した組成物につき、
製剤用組成物を調整し、製剤化することができる4 実施例3 実施例2で得た組成物ヌから製剤用組成物を調整し、こ
れより各種製剤を製遺しな。
製剤用組成物A 組成物ヌ(フィチン酸として200■を含む)に乳糖を
加え、全量1600■とする。
製剤用組成物B 組成物ヌ(フィチン酸として 100■を含む)に乳糖
を加え、全量1000■とする。
製剤用組成物C 組成物ヌ(フィチン酸として 100■を含む)に精製
水を加え、全量1000■とする。
製剤用組成物り 組成物ヌ(フィチン酸として200■を含む)に軽質無
水ケイ酸を加え、乾燥し、全量1000■とする。
製剤の製造例 製造例1(エリキシル剤) 製剤用組成物c         100g(フィチン
酸として10g) 後方オレンジ精         24m1エタノール
           400m1グリセリン    
     400 I!11精製水         
 全量1ooOの1上記酸分を所定量採取し、均一に混
合し、無色澄明のエリキシル剤とする。なお、このエリ
キシル剤1回の投与量5mlは、フィチン!50■が含
まれている。
製造例2(カプセル剤) 製剤用組成物A         200■(フィチン
酸として40nur) 乳糖              20■トウモロコシ
デンプン      38■ステアリン酸マグネシウム
    2■上記成分を所定量採取し、均一に混合し、
2号カプセルに充填する。なお、このカプセル1本には
フィチン酸40■が含まれている。
製造例3(顆粒剤) 製剤用組成物A         600■(フィチン
酸として 120■) ¥L糖               140■トウモ
ロコシデンプン      250■ヒドロキシプロピ
ルセルロース  10■上記成分を所定量採取し、均一
に混合した後、水及びエタノールを用いて湿式造粒し、
理粒刑とする。なお、この顆粒剤1回投与1k 1tに
は、フィチン酸120■が含まれている。
製造例4(散剤) 製剤用組成物Aをアルミニウムヒートシール包装にて1
包1.5gの分包剤とする。
製造例5(錠剤) 製剤用組成物A100■ (フィチン酸として20■) トウモロコシデンプン      19■結晶セルロー
ス         30■ステアリン酸マグネシウム
    1■上記成分を所定量採取し、均一に混合した
後、圧縮成型し直径7++++n、1錠150■の錠剤
とする。
なお、この1錠には、フィチン酸20■が含まれている
製造例6(シロップ剤) 製剤用組成物C50゜ (フィチン酸として 5g) 白糖              300gD −V 
ルビトール(71)      250 gパラオキシ
安息香酸メチル    0.3gパラオキジ安息香酸プ
ロピル  0.15gクエン酸ナトリウム      
 10゜クエン酸             1・5g
香料              2g精製水    
      全量10100O上記成分の所定量を採取
し、溶解混合し、無色澄明のシロップ剤とする。なお、
このシロップ剤の1回の投与量20m1には、フィチン
酸100■が含まれている。
製造例7(ドライシロップ) 製剤用組成物8         100nr(フィチ
ン酸として10■) クエン酸ナトリウム       2.4■無水クエン
酸          2゜2■トラガント末    
      2.7g白糖             
WI  量ヒドロキシ10ピルセルロース 3.0■香
料             微 量上記成分を所定量
採取し、均一に混合した後、水及びエタノールを用いて
湿式造粒し、ドライシロップとした。このドライシロッ
プには1回投与量1Eにフィチン酸10■が含まれてい
る。
製造例8(トローチ剤) 製剤用組成物A100■ (フィチン酸として20■) 白糖              870ra+r乳糖
              20■ステアリン酸マグ
ネシウム    10■上記成分中組成物A 100f
及び白糖870gを採取し、均一に混合した後、水及び
エタノールを用いて湿式造粒し35℃以下で乾燥する。
これに乳糖20g及びステアリン酸マグネシウム10g
を加えて混合し直径151IIL1.1錠1gのトロー
チ剤とする。
このトローチ剤1錠には、フィチン酸20■が含まれて
いる。
製造例9(キャンデイ−) 製剤用組成物8         100■(フィチン
酸として10■) 白糖             2400■水飴   
          1500m+r香料      
       微 量上記成分中白糖240g、水飴1
5.Of、精製水100gを混合し、加熱溶融した後、
篩過して異物を除き、この液を加熱下で減圧濃縮して水
分を除き、130〜150℃水分2〜3%の飴生地を作
成した。
この生地に組成物810g及び微量の香料を加えて混合
し金型にて成型し、1個4gのキャンデイ−とする、こ
のキャンデイ−には、フィチン酸10■が含まれている
製造例10(リモナーデ剤) 製剤用組成物C3g (フィチン酸として 300■) 単シロップ          2.5ml精製水  
        全量 30m1上記成分を所定量採取
し、均一に混合し、リモナーデ剤とする。このリモナー
デ剤1回投与130m1には、フィチン酸300■が含
まれている。
製造例11(顆粒剤) 製剤用組成物D          500■(フィチ
ン酸として 10100a1 ガーリツクパウダー       7501w乳糖  
    適量 上記成分を所定量採取し、均一に混合した後、水及びエ
タノールを用いて湿式造粒し、顆粒剤とした。この顆粒
剤1回投与量1.5gには、フィチン酸100■が含ま
れている。
製造例12(ドリンク剤) 製剤用組成物0         1g(フィチン酸と
して 100■) ハチミツ            0.5g白糖   
           2.0gクエン酸      
      適 量クエン酸ナトリウム      適
 量ペパーミント         微 1精製水  
          ″i!li上記成分を所定量採取
し、均一に混合し、無色澄明な内用液剤とした。この液
剤1回投与量30m1には、フィチン#!j、ioo■
が含まれている。
製造例13(ガーリック調味料) 製剤用組成物D         0.285g(フィ
チン酸として 0.1.) アビセル           0.18 gガーリッ
クパウダー      0,75 、軽質無水ゲイ酸 
      0.156 gコーンスターチ     
   適 量上記成分の所定量を採取し、常法により粒
状とした。
製造例14(外用0/W軟膏剤) フィチン酸ナトリウム       0.5%流動パラ
フィン         10.5%ブチレングリコー
ル        5.0%ミツロウ        
    2.0%セタノール            
4.0%ラノリン             2.0%
スクワラン           30.0%パラベン
            0.2%ポリオキシエチレン
モノンルビタン ラウリン酸エステル 2.0 % 水                      残 
 部上記成分割合にて調合し軟膏剤とした。
ス濾」U左胞 前記製造例1〜12について安定性試験を実施しフィチ
ン酸残存量を測定した。その結果を第8表に示す。
第8表

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィチン酸及びその塩を有効成分とする機能後退
    性消耗疾患治療予防剤
  2. (2)機能後退性消耗疾患が痴ほう症、パーキンソン病
    、脳血管障害、腎硬化、糖尿性腎症、電解質代謝異常症
    、肝炎、骨粗鬆症、アレルギー、自家中毒症である特許
    請求の範囲第1項に記載の機能後退性消耗疾患治療予防
    剤。
  3. (3)機能後退性消耗疾患が老人性疾患である特許請求
    の範囲第1項に記載の機能後退性消耗疾患治療予防剤。
  4. (4)フィチン酸の塩が非毒性金属塩、有機塩基との非
    毒性塩、塩基性アミノ酸との非毒性塩、もしくは有機エ
    ステル残基との非毒性塩であり、フィチン酸とともにあ
    るいはこれらと別個に組成形態を有する特許請求の範囲
    第1項に記載の機能後退性消耗疾患の治療予防剤。
  5. (5)非毒性金属塩、有機塩基との非毒性塩、塩基性ア
    ミノ酸との非毒性塩であり、かつフィチン酸とともにあ
    るいはこれとは別個に組成形態を有するフィチン酸塩の
    一もしくは複数を主成分とする機能後退性消耗疾患患者
    用飲食、し好物。
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JPH0215032A (ja) * 1988-07-01 1990-01-18 Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd 肝疾患治療、予防剤及び強肝機能性飲食、し好物

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