JPH01304480A - コロナ放電装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は画像形成装置などに用いられるコロナ放電装置
に関し、特にコロナ放電装置内への転写材の進入を防止
する部材が設けられたコロナ放電装置に関する。

［従来の技術］ 従来、レーザービームプリンタあるいは電子写真複写機
などに用いられる分離帯電器は第６図の如く転写材か進
入しないように転写材進入防１」二部材１か組み込まれ
ている。

この分離除電器２は酸化タングステン材からなるコロナ
ワイヤー３とＳＵＳ材等の金属材からなるシールド４と
を有しており、転写材Ｐを像担持体から分離する為に配
置されている。分離除電器の構成を記述したか、まず転
写工程では転写材Ｐはレジストローラ対５て給紙ガイド
対６を介して搬送され、転写帯電器７てトナーと逆極性
のコロナ放電させる。モして像担持体８上に静電的に吸
着している現像像を転写材Ｐ側に移動させる。次に、分
離工程ては分離除電器２て転写材の′重荷を除電し転写
材を像担持体８より剥離する。

上記工程にて特開昭６０−２４１０６７号公報ては転写
材進入防止ガーイトの断面形状を略半円上とし、転写材
を像担持体側に押つけて吸湿した転写材の場合でも密着
性を上げることにより良好な画像を得ることか提案され
ている。

［発明か解決しようとしている問題点］しかしながら、
上記従来例では転写材Ｐの裏面と転写材進入防止部材１
の摩擦が一層激しくなり、一般に進入防止部材１は絶縁
性の樹脂が使われているのて第７図のように防止部材の
位置近傍部に相当する所に転写材Ｐ上の未定着トナー画
像Ｔに乱れが生し、ハーフ１〜−ン画像やライン画像で
黒線や白線が生しる異常画像が出る場合かあった。つま
り転写材の種類やトナーの物性や環境や各コロナ放電に
より転写材進入防止部材の摩擦帯電の極性は一定でなく
、転写材進入防止部材かトナーと同極性に帯電したとき
はトナーをはしいて白線となり、逆にトナーと異極性に
帯電したときは近傍より、トナーを引き寄せ黒線となる
。

［問題点を解決するための手段（及び作用）］本発明は
上述の従来例が有していた欠点を解消したコロナ放電装
置を提供することにある。

即ち、本発明によれば、転写材進入防止部材の転写材に
接触する側に導電材又は導電処理を施した部分を設けた
ことにより、防止部材と転写材との摩擦帯電や転写コロ
ナ、分離コロナの影響による帯電を防止することが出来
るので、転写像を乱すことがなくなる。

［実施例コ 以下１本発明の一実施例について図面を参照にして説明
する。

尚、本実施例はレーザビームプリンタで説明するが、本
発明は電子写真複写機、液晶プリンタ、ＬＥＤプリンタ
、マイクロフィルムプリンタ等の画像形成装置に使用さ
れるコロナ放電装置についても適用できることはもちろ
んである。

第１図は本発明の特徴を最も良く表わす図面であり９は
アモルファスシリコン、有機光半導体よりなる像担持体
で、図中矢示ａ方向に所定周速度で回転駆動される。そ
の像担持体９の周囲には帯電器ｉｏ、Ｐｇｉ像形成手段
としてのレーザーユニット１１、レーザードライバー１
２、現像機の現像スリーブ１３、転写前帯電器１４、転
写帯電器１５、分離除電器１６、クリーナ１７、前露光
器１８か順に配設されている。

上記レーザーユニット１１は、レーザードライバー１２
により駆動され、所望の画像情報に応じたレーザ光か像
担持体面に照射される。現像スリーブ１３は図中矢示す
方向に回転し、現像スリーブ内に固定１）だマグネット
か内蔵されている。その現像スリーブ表面にはトナーが
薄層てコートされ、像担持体上の潜像を現像する為に現
像スリーブには現像バイアス電圧が印加されている。

現像工程を終えたのち像担持体上の現像像であるトナー
への電荷付与の為に転写前帯電器１４が配設されている
。

像担持体のほぼ真下には転写帯電器１５と分離除電器１
６か配設されている。レジストローラ対２０に転写材Ｐ
は一旦とどまり、画像情報に応した潜像の先端と転写材
先端とか同期するようにレジストローラ対２０は作動す
る。これにより、転写入口ガイド対２１を介して転写材
Ｐは転写帯電器１５の方へ搬送され、転写帯電器１５は
トナーの極性と逆極性のコロナ放電をして、像担持体上
の現像像を転写材Ｐに転写する。この転写の行われる時
点においては転写材Ｐは像担持体上に静電気力によって
吸着されている。

次に、転写材Ｐは分離除電器１６のコロナ放電によって
除電され５、像担持体９と転写材Ｐと性と逆極性の直流
成分（Ｄ、Ｃ成分）と交流成分（ＡＣ成分）とを重畳し
たものからなっている。

［実施例１］ 止部材１９か備わっており、この防止部材１９はＡＢＳ
樹脂、ＡＣＳ樹脂、ｐｐ樹脂、ＭＢＳ樹脂、ｐｓ樹脂、
ＰＥ樹脂、ＰＣ樹脂、ＰＡ樹脂、ＲＯＭ樹脂、ＰＰＭ樹
脂、ＰＡＩ樹脂等の樹脂が一般的に使われ、転写材と接
触する側の防止部材の上部（斜線部）は導電性部材２０
であって、ここではフィラーに銀、樹脂にフェノールを
使用しているドータイト■ＦＡ−５０１（藤倉化成■の
商品名〉の導電性１×１０−４ΩＣ［１１で、面植抵抗
０．１Ω／口を第２図の如く転写材進入防止部材１９の
上部の表面であに３０分以上放置して硬化させたもので
ある。

第１図の像担持体９より分離された転写材Ｐは搬送ベル
ト２２で不図示の定着器へ送られ転写像は定着されたの
ち排出される。

一方像担持体は次のプリントの為に像担持体上に残った
未転写トナーをクリーナ１７でクリーニングされ、表面
電位を均一にする為に全露光器１８を照射され、次の像
形成工程に備える。

また上記実施例では導電部材をフィラーが銀のドータイ
トを塗布して作ったが、フィラーかカーボンのドータイ
トても良いことはもちろんである。またＡｎ、Ｎｊ、Ｃ
ｒ等の金属を表面に付着させても良い。さらに、ドーピ
ング（不純物の微量添加）によって高い導電性が得られ
ている導電性高分子を防止部材の上部に埋めこんでも良
い。

この導電性高分子はポリアセチレン、ポリピロール、ポ
リアニリン、ポリチオフェン等が代表的なものである。

尚、防止部材を全て導電部材にすると、コロナワイヤー
には高電圧か印加されているため、コロナワイヤーと防
止部材との間でリークする可能性がある！従って、本発
明においては転写材と接触する部分を導電部とした構成
となっている。

［実施例２］ 第３図の如く絶縁材からなる転写材進入部材の上部の導
電部材２０１は電気的に浮いた状態て、直流の電圧やバ
リスタ等の整流素子を介してアースにつないだり、フロ
ート状態に切りかえることがスイッチＳ１によってでき
るようになっている。即ち、トナーの極性や物性（電気
的な物性も含む）、転写材の種類、転写、分離の印加電
圧に応じて適宜に切換るものである。

［実施例３］ 第４図は、Ａ　Ｂ　Ｓ樹脂からなる転写材進入防止部材
１９の上部を導電性セラミック材２０２て形成したもの
である。この導電性セラミック材はサイアロンというセ
ラミックにサイアロンと同じ窒化物であるＴｉＮ　（窒
化チタン）を添加したもので、第８図の如（Ｔ　ｊ、　
Ｎ量が２０〜３０ｖｏ１％を超えると電気抵抗率は急激
に低下する。この防止部材１９の上部はＴ　ｉ　Ｎ量４
０ＶＯ立％を添加した導電性セラミック材で出来たもの
を採用している。

尚、ＡＢＳ４ｍ脂と導電性セラミック材は接着剤て貼り
付いている。この導電性セラミックは前記実施例の樹脂
と異なりすぐれた耐摩耗性かあり、転写材で削れること
もなく半永久的に使用出来る利点かある。

［実施例４］ 第５図は第４図の実施例で前記実施例との差るいは不図
示の分離ベルトによる分離する系のレーザビームプリン
タである。本実施例は転写帯電器に転写材進入防止部材
を備えた場合である。３０１は像担持体、３０２は帯電
器、３０３は露光手段としてのレーザ走査手段、３０４
は１−ナーＴを有する現像器、３０５は転写人口ガイド
対Ｐは転写材、３０６は転写帯電器、３０６ａはシール
ド、３０６ｂは転写材進入防止部材、３０７はクリーナ
、３０８は前露光器である。

」−記の構成において画像プロセスは次のように行われ
る。まず矢印り方向に回転する像担持体３０１上に帯電
器３０２による一様帯電か施され、次いてレーザ走査手
段３０３から出射するレーザ光りによって感光体である
像担持体３０１上に画像情報に応じた露光が行われ、静
電潜像か形成される。この像担持体上の潜像は、現像器
３０４の現像スリーブ３０４ａに印加された現像バイア
ス電圧の作用によってトナーＴが付着されて、顕像化さ
れる。このようにして像担持体３０１上にはトナー像か
形成される。

このトナー像は転写材Ｐの裏面から、転写帯電器３０６
によりトナーと逆極性のコロナ放電か施されて、転写材
Ｐ上に転写される。この転写材Ｐは像担持体に主に静電
気力によって吸着さ曲 より分離される。または不図示の分離ベルトを用いて転
写材を分離する場合もある。

このとき転写材Ｐと転写材進入防止部材３０６ｂが接触
しなから像担持体上に押し付けて搬送するので、防止部
材３０６ｂの上部には前記実施例１〜４のいずれかを適
用することか必要となる。これにより、画像部れのない
良好な画像が得られる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、転写材進入防止
部材の転写材に接触する側に導電材又は導電処理を施し
た部分を設けたことにより、防止部材のチャージアップ
を防ぐことか可能となりトナーの飛び散りかなくなり、
良好な画像か得られる。

【図面の簡単な説明】

ｒｇ１図は本発明を実施したレーザビームプリンタの断
面図である。 第２図は実施例１の転写材進入防止部材の斜視図である
。 第３図は実施例２の転写材進入防止部材の斜視図である
。 第４図は実施例３の転写材進入防止部材の斜視図である
。 第５図は実施例４の転写材進入防止部材の斜視図である
。 第６図は従来例のレーザビームプリンタの部分断面図で
ある。 第７図はトナー像乱れを説明する説明図。 第８図は添加するＴｉＮ量と電気抵抗率との関係を示す
グラフ。 Ｉｓ、：１０６・・・転写帯電器 １６・・・分離除電器 １９．３０６ｂ・・・転写材進入防止部材２０．２０１
，２０２・・・導電部 用願人　キャノン株式会社 ４　ラ −Ｎ量（ｖａｔ　Ｚり

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）転写材の進入を防止する部材の転写材に接触する
   側に、導電材又は導電処理を施し た部分を設けたことを特徴とするコロナ放 電装置。
2. （２）前記コロナ放電装置は像担持体から転写材へ像を
   転写する転写用コロナ放電装置で ある特許請求の範囲第１項に記載のコロナ 放電装置。
3. （３）前記コロナ放電装置は像担持体から転写材を分離
   する分離用コロナ放電装置である 特許請求の範囲第１項に記載のコロナ放電 装置。