JPH0130414Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0130414Y2 JPH0130414Y2 JP16331084U JP16331084U JPH0130414Y2 JP H0130414 Y2 JPH0130414 Y2 JP H0130414Y2 JP 16331084 U JP16331084 U JP 16331084U JP 16331084 U JP16331084 U JP 16331084U JP H0130414 Y2 JPH0130414 Y2 JP H0130414Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- receiver
- cradle
- receivers
- pedestal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は、自動車などの車両の組立工程におけ
る車両組立用搬送装置に関する。殊に本考案は、
ホイールベースの異る複数種の車両の組立てに使
用できる車両組立用搬送装置に関する。
る車両組立用搬送装置に関する。殊に本考案は、
ホイールベースの異る複数種の車両の組立てに使
用できる車両組立用搬送装置に関する。
(従来技術)
自動車の組立工程においては、シヤシやサスペ
ンシヨンスプリングなどの下部構造用部品が、コ
ンベア上にコンベア進行方向に間隔をもつて配置
された受け台上に載置され、コンベアが幾つかの
作業ステーシヨンを通つて移動する間に組立て作
業が進行する。ホイールベースの異つた幾種類も
の車両を同一の組立ラインで組立てるばあいに
は、コンベア上に支持する下部構造用部品の前後
方向間隔を変える必要があり、従来はこの目的に
対処するため前方に張り出した受け部を有する受
け台や、後方に張り出した受け部を有する受け台
など、異つた形状の受け台を用意して、車種に応
じて適宜受け台を選択してコンベア上の取付部に
取付けて使用している。
ンシヨンスプリングなどの下部構造用部品が、コ
ンベア上にコンベア進行方向に間隔をもつて配置
された受け台上に載置され、コンベアが幾つかの
作業ステーシヨンを通つて移動する間に組立て作
業が進行する。ホイールベースの異つた幾種類も
の車両を同一の組立ラインで組立てるばあいに
は、コンベア上に支持する下部構造用部品の前後
方向間隔を変える必要があり、従来はこの目的に
対処するため前方に張り出した受け部を有する受
け台や、後方に張り出した受け部を有する受け台
など、異つた形状の受け台を用意して、車種に応
じて適宜受け台を選択してコンベア上の取付部に
取付けて使用している。
(考案が解決しようとする問題点)
上述した従来の車両組立用搬送装置において
は、組立てられる車両のホイールベースが変るご
とにコンベア上の受け台を取外して別の受け台を
コンベアに取付けねばならないので、取外しおよ
び取付けのための手数がかかる、という問題があ
る。
は、組立てられる車両のホイールベースが変るご
とにコンベア上の受け台を取外して別の受け台を
コンベアに取付けねばならないので、取外しおよ
び取付けのための手数がかかる、という問題があ
る。
そこで、本考案は、受け台の取外し、取付けを
その都度行なう必要がなく、取扱い容易で迅速に
作業を遂行することができる車両組立用搬送装置
を提供することを目的とする。
その都度行なう必要がなく、取扱い容易で迅速に
作業を遂行することができる車両組立用搬送装置
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するため、本考案において
は、コンベア上に設けられる前方受台および後方
受台の少くとも一方、たとえば後方受台を、コン
ベア進行方向に間隔をもつて設けた複数の受け具
により構成し、これら受け具の各々をコンベア進
行方向にみて横方向内向きに傾倒可能に取付け
る。さらに、各受け具の取付け部には、起立位置
において受け具の下端に係合して該受け具が倒れ
ないように保持する保持溝を設けるとともに、受
け具の支持は該受け部の下部付近のコンベア巾方
向内側に偏つた位置において行ない、僅かな上下
方向の移動を許すような構造とする。
は、コンベア上に設けられる前方受台および後方
受台の少くとも一方、たとえば後方受台を、コン
ベア進行方向に間隔をもつて設けた複数の受け具
により構成し、これら受け具の各々をコンベア進
行方向にみて横方向内向きに傾倒可能に取付け
る。さらに、各受け具の取付け部には、起立位置
において受け具の下端に係合して該受け具が倒れ
ないように保持する保持溝を設けるとともに、受
け具の支持は該受け部の下部付近のコンベア巾方
向内側に偏つた位置において行ない、僅かな上下
方向の移動を許すような構造とする。
(作用)
本考案においては、受け具はコンベア巾方向内
側に偏つた位置において支持されているので、コ
ンベアが下方の戻り経路にあつて受け具が倒立状
態になる位置では、受け具が内側に傾斜して懸垂
され、コンベアの折り返し点を通り上方経路に達
したとき、受け具はその傾斜のため自動的に内側
に倒れる。そこで、最初の作業ステーシヨンの前
に、所要の受け具のみを起して下端を保持溝に係
合させることにより、その受け具を起立位置に保
持することができる。受け具は、上方に受け溝を
形成した平板により構成し、その取付けは、受け
具のコンベア巾方向内側面に上下方向の長溝を形
成し、この長溝にコンベア上に設けたピンを係合
させればよい。
側に偏つた位置において支持されているので、コ
ンベアが下方の戻り経路にあつて受け具が倒立状
態になる位置では、受け具が内側に傾斜して懸垂
され、コンベアの折り返し点を通り上方経路に達
したとき、受け具はその傾斜のため自動的に内側
に倒れる。そこで、最初の作業ステーシヨンの前
に、所要の受け具のみを起して下端を保持溝に係
合させることにより、その受け具を起立位置に保
持することができる。受け具は、上方に受け溝を
形成した平板により構成し、その取付けは、受け
具のコンベア巾方向内側面に上下方向の長溝を形
成し、この長溝にコンベア上に設けたピンを係合
させればよい。
(効果)
本考案の構成によれば、受け具は、その下部付
近のコンベア巾方向内側に偏つた位置で僅かな上
下方向移動が許されるように支持されており、か
つ内側に傾可能であるので、コンベアの戻り径路
から上方径路に移つたとき、受け具は自動的に内
側に倒れた状態になり、次の作業のためには所要
の受け具のみを起立させてその下端をコンベア上
の保持溝に係合させればよい。したがつて、取扱
いは容易であり、迅速な作業遂行が可能になる。
近のコンベア巾方向内側に偏つた位置で僅かな上
下方向移動が許されるように支持されており、か
つ内側に傾可能であるので、コンベアの戻り径路
から上方径路に移つたとき、受け具は自動的に内
側に倒れた状態になり、次の作業のためには所要
の受け具のみを起立させてその下端をコンベア上
の保持溝に係合させればよい。したがつて、取扱
いは容易であり、迅速な作業遂行が可能になる。
(実施例)
第1図は本考案の一実施例による車両組立搬送
装置を示すもので、無端コンベア1は下方戻り径
路1aから折り返し点1bを経て上方径路1cに
至る径路を連続的に移動する。コンベア1には、
コンベア進行方向にみて前方受け台2と後方受け
台3が前後方向に間隔をもつて配置されている。
装置を示すもので、無端コンベア1は下方戻り径
路1aから折り返し点1bを経て上方径路1cに
至る径路を連続的に移動する。コンベア1には、
コンベア進行方向にみて前方受け台2と後方受け
台3が前後方向に間隔をもつて配置されている。
前方受け台2はコンベア1に固定され、車体の
シヤシ4の前部4aを支持する。
シヤシ4の前部4aを支持する。
後方受け台3は、前後方向に間隔をもつて配置
された複数の受け具3a,3b,3c,3dから
なり、これら受け具のうち選ばれたもの、たとえ
ば第1図の例では、シヤシ4の後部4bにサスペ
ンシヨンスプリングを介して取付けたアクスルケ
ーシング5を支持する。
された複数の受け具3a,3b,3c,3dから
なり、これら受け具のうち選ばれたもの、たとえ
ば第1図の例では、シヤシ4の後部4bにサスペ
ンシヨンスプリングを介して取付けたアクスルケ
ーシング5を支持する。
第2図および第3図を参照すると、受け具3a
は平板により形成され、上端に受け溝6aを有す
る。
は平板により形成され、上端に受け溝6aを有す
る。
受け具3b,3cも同様な形状で上端に受け溝
6b,6cをそれぞれ有する。受け具3a,3
b,3cは、コンベア1上に設けた共通の取付台
7a上に支持されている。この取付台7aは、受
け具3a,3b,3cのコンベア巾方向内側面に
設けた上下方向の長孔8に挿通され、コンベア進
行方向に延びる軸ピン9を有する。取付台7aに
は、軸ピン9より上方において、起立位置にある
受け具3a,3b,3cの外側面に係合するスト
ツパ10が形成されており、受け具3a,3b,
3cはコンベア巾方向の内向きにのみ傾倒可能に
取り付けられる。取付台7aにはさらに、起立位
置にある受け具3a,3b,3cの下端に係合す
る保持溝11が形成され、この保持溝11は起立
位置にある受け具が倒れないように保持する作用
を果す。
6b,6cをそれぞれ有する。受け具3a,3
b,3cは、コンベア1上に設けた共通の取付台
7a上に支持されている。この取付台7aは、受
け具3a,3b,3cのコンベア巾方向内側面に
設けた上下方向の長孔8に挿通され、コンベア進
行方向に延びる軸ピン9を有する。取付台7aに
は、軸ピン9より上方において、起立位置にある
受け具3a,3b,3cの外側面に係合するスト
ツパ10が形成されており、受け具3a,3b,
3cはコンベア巾方向の内向きにのみ傾倒可能に
取り付けられる。取付台7aにはさらに、起立位
置にある受け具3a,3b,3cの下端に係合す
る保持溝11が形成され、この保持溝11は起立
位置にある受け具が倒れないように保持する作用
を果す。
受け具3dは上端に複数の受け溝6d,6eが
形成された平板からなり、下端部は図には詳細に
示していないが受け具3a,3b,3cと同様に
内側面の上下方向長孔を介して軸ピン12により
取付台7bに支持される。取付台7bには、受け
具3dの下端に係合してこれを起立位置に保持す
るため、保持溝11と同様な保持溝が形成されて
いる。
形成された平板からなり、下端部は図には詳細に
示していないが受け具3a,3b,3cと同様に
内側面の上下方向長孔を介して軸ピン12により
取付台7bに支持される。取付台7bには、受け
具3dの下端に係合してこれを起立位置に保持す
るため、保持溝11と同様な保持溝が形成されて
いる。
以上述べた構成において、コンベアの下方戻り
径路1aにおいては、受け具3a,3b,3cは
長孔8と軸ピン9との係合により、長孔8の長さ
分だけ下方に移動した状態で懸垂支持される。こ
のとき、軸ピン9は、受け具3a,3b,3cに
対しコンベア巾方向内側に偏位して位置するの
で、受け具3a,3b,3cは重量バランス上、
先端が内側に傾斜した位置をとる。この状態を受
け具3aについて第4図に示す。受け具3dも同
様に内側に傾斜して支持される。この状態でコン
ベア1の折り返し点1bを通り上方径路1cに達
すると、受け具3a,3b,3cはそのまま内側
に倒れ込むことになる。そこで、車体のホイール
ベースに応じて所要の受け具のみを起して、その
下端を第3図に示すように保持溝に係合させるこ
とにより、その受け具を起立位置に保持し、組立
作業に使用することが可能になる。
径路1aにおいては、受け具3a,3b,3cは
長孔8と軸ピン9との係合により、長孔8の長さ
分だけ下方に移動した状態で懸垂支持される。こ
のとき、軸ピン9は、受け具3a,3b,3cに
対しコンベア巾方向内側に偏位して位置するの
で、受け具3a,3b,3cは重量バランス上、
先端が内側に傾斜した位置をとる。この状態を受
け具3aについて第4図に示す。受け具3dも同
様に内側に傾斜して支持される。この状態でコン
ベア1の折り返し点1bを通り上方径路1cに達
すると、受け具3a,3b,3cはそのまま内側
に倒れ込むことになる。そこで、車体のホイール
ベースに応じて所要の受け具のみを起して、その
下端を第3図に示すように保持溝に係合させるこ
とにより、その受け具を起立位置に保持し、組立
作業に使用することが可能になる。
第1図は本考案による車両組立搬送装置の一例
を示す側面図、第2図は後部受け台の詳細を示す
コンベア内側から見た側面図、第3図は後部受け
台の正面図、第4図は下方戻り径路にある後部受
け台の正面図である。 1……コンベア、1a……下方戻り径路、1b
……折り返し点、1c……上方径路、2……前方
受け台、3……後方受け台、3a,3b,3c,
3d……受け具、4……シヤシ、5……サスペン
シヨンスプリング、7a,7b……取付台、8…
…長孔、11……保持溝。
を示す側面図、第2図は後部受け台の詳細を示す
コンベア内側から見た側面図、第3図は後部受け
台の正面図、第4図は下方戻り径路にある後部受
け台の正面図である。 1……コンベア、1a……下方戻り径路、1b
……折り返し点、1c……上方径路、2……前方
受け台、3……後方受け台、3a,3b,3c,
3d……受け具、4……シヤシ、5……サスペン
シヨンスプリング、7a,7b……取付台、8…
…長孔、11……保持溝。
Claims (1)
- コンベア上にコンベア走行方向に間隔をもつて
前方受台と後方受台とが設けられ、これら前方受
台および後方受け台に車両下部構造が支持される
ようになつた車両組立用搬送装置において、異る
ホイールベースの車両に対応するため、前記前方
受台および後方受台の少くとも一方が、コンベア
進行方向に間隔をもつて設けられた複数の受け具
により構成され、前記受け具の各々はコンベア進
行方向にみて横方向内向きに傾倒可能に取付けら
れ、起立位置において前記受け具の下端に係合し
て該受け具が倒れないように保持する保持溝が前
記コンベアに設けられ、前記受け具はその下部付
近のコンベア巾方向内側に偏つた位置で僅かな上
下方向移動が許されるように前記コンベアに取付
けられたことを特徴とする車両組立用搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16331084U JPH0130414Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16331084U JPH0130414Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6178111U JPS6178111U (ja) | 1986-05-26 |
JPH0130414Y2 true JPH0130414Y2 (ja) | 1989-09-18 |
Family
ID=30721169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16331084U Expired JPH0130414Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0130414Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5831721B2 (ja) * | 2014-04-25 | 2015-12-09 | 株式会社ダイフク | スラットコンベヤ |
-
1984
- 1984-10-29 JP JP16331084U patent/JPH0130414Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6178111U (ja) | 1986-05-26 |
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