JPH01303339A - ウオームギア式差動装置 - Google Patents

ウオームギア式差動装置

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JPH01303339A
JPH01303339A JP13491288A JP13491288A JPH01303339A JP H01303339 A JPH01303339 A JP H01303339A JP 13491288 A JP13491288 A JP 13491288A JP 13491288 A JP13491288 A JP 13491288A JP H01303339 A JPH01303339 A JP H01303339A
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JP
Japan
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worm
worm gear
differential
worm wheel
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP13491288A
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English (en)
Inventor
Yukio Ueda
幸男 上田
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の構成〕 (産業上の利用分野) 本発明は車両の差動装置に関し、特にその前後輪のバイ
アス比調整機構に関する。本発明の装置は差動制限装置
として用いられる。
(従来の技術) 差動制限装置の一種類であるトルセンデフにおいて、泥
地、雪道で片輪がはまり込んだ場合、内部ギアの摩擦力
およびギアスラスト力によって低グリップ車輪から高グ
リップ側車輪に伝達トルクを増加するトルクバイアス効
果がある。しかしデフ内部ウオームギアの捩じれ方向が
左右輪について同じため、差動回転発生時におけるウオ
ームギアスラスト力に差が出る。このスラスト力が差動
装置内で摩擦抵抗力を発生する機構に与える影否は大き
く、これが左右で差が生じるということばトルクバイア
ス比にも差がでるということである。
上記ウオーム式ディファレンシャルの一例として、米国
特許第4,191,071号公報記載のものがある。こ
れを第2図及び第3図に示す。
第2図においてアクスルシャフト16は、ウオームギア
6にスプライン結合して、アクスルシャフト17はウオ
ームギアlOとスプライン結合している。ウオームギア
6および10を回転させるため、デフハウジング14に
シャフト4および5を介して取り付けられているウオー
ムホイールギア7および11を使用する。回転力はリン
グギア15を介してデフハウジング14に伝達される。
このデフハウジング14の回転はシャフト4および5を
介してウオームホイールギア7および11のウオームギ
ア6および10回りの回転として伝えられる。ウオーム
ホイールギア7はウオームギア6を、ウオームギア11
はウオームギア1oを回転させる。アクスルシャフト1
6および17で回転差がない場合は、デフハウジング1
4、ウオームギア6および10、ウオームホイールギア
7および11は一体となって回転する。車両が曲がった
りする時、この回転差はウオームホイールに伝わりその
両側に取りつけられているスパーギア9および13を介
してもう一方のウオームホイールと同期してウオームギ
アの回転は片側はある回転スローダウンし、もう一方は
スピードアップして速やかに差動させる。
以上に示した従来の技術は、トルク配分を均等にするこ
とを目的したトルセンデフを提供しようするものであっ
た。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、本発明においては、トルセンデフを車両
のセンターディファレンシャルに採用したときに、前輪
と後輪へのトルク配分を最適にすることを目的とするも
のである。即ち、ウオームホイールギアとデフハウジン
グとの間にクラッチを配設することにより、前輪と後輪
へのトルク配分を積極的に不均等とすることを課題とす
る。
よって本発明は、上記課題を解決する新規な車両用ウオ
ームギア式差動装置を差動制限装置を提供することを目
的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記、課題を解決するために講じた技術的手段は、同一
軸線上に直列に配される2つのアクスルシャフトと、こ
れら2つのアクスルシャフトの対向する各端部に、それ
ぞれ、回転方向に固定して配される第1および第2のウ
オームギアと、これらアクスルシャフトにそれぞれ、直
交して並置され、前記第1のウオームギアに噛合する第
1のウオームホイールと、前記第2のウオームギアに噛
み合う第2のウオームホイールと、これら第1および第
2のウオームホイールを各ウオームホイール中心軸回り
に回転可能支承すると共に、これら第1および第2のウ
オームホイールを前記第1および第2のアクスルシャフ
トの回りに回転させる回転部材と、該ウオームホイール
に固定され一方のウオームホイールの中心軸回りの回転
を他方のウオームホイールに同期して伝えるスパーギア
とを有する差動装置において、前記ウオームギアと、前
記デフハウジングとの間にスラスト力を受け止めるスペ
ーサと多板クラッチを配設した、ことである。
(作用) 本発明をウオームギア式差動装置(特にセンターディフ
ァレンシャルに採用した場合)に使用したとき前後輪の
バイアス比を不均等としたことにより路面状況に応じた
トルク配分が前後輪に成される。
(実施例) 以下、本発明のウオームギア式差動装置について添付図
面を参照しつつ説明する。
本実施例のウオームギア式差動装置基本構成およびその
機能は前述の「従来の技術Jの欄で記載した通りである
。また、同一部材には同一符号を付与してこれらの説明
は省略する。
第1図は、本発明の一実施例であるウオームギア式差動
装置の部分断面図である。
従来の作動装置と相違する点は、デフハウジング14と
ウオームギア10との間にスペーサ21と多板クラッチ
22を配設したことである。アクスルシャフト17のウ
オームギアlOとのスプライン嵌合部には前記アクスル
シャフト17の同上に環状溝23が複数形成されている
。前記多板クラッチ22のクラッチ板23および24は
、夫々同一形状を呈しておりアクスルシャフト17の環
状溝23にスプライン嵌合されている。クラッチ板25
および26は、デフハウジング14に対して相対回転を
規制され嵌合されている。この相対回転の規制は、以下
の如く成される。前記クラッチ板25および26の形状
は、回り止めおよび係止用の爪(図示外)をラジアル方
向に突出して形成している。前記爪を収容する溝(図示
外)がデフハウジング14に加工されいる。前記爪が溝
に挿入されてクラッチ板25および26のデフハウジン
グの軸まわりの回転を規制している。但し、前記クラッ
チ板5および6は前述のクラッチ板3および4に対して
は相対回転可能であることは周知である。作動回転時の
スラスト力は、スペーサ27により受け止められる。こ
のスラスト力はウオームギアlOを介してスペーサ21
に伝達される。さらに、このスラスト力は多板クラッチ
22に伝達されてクラッチ板相互の摩擦力に依存してア
クスルシャフト17および16へのトルクが分配される
。 前記クラッチ板間の摩擦係数に従って、入力された
トルクがアクスルシャフト16および17に分配される
ため、クラッチ板間の摩擦係数の選択によりトルク配分
を適宜選択可能とすることができる。これにより、バイ
アス比を拡大することも可能であるし、均等にすること
も容易にすることができるものである。
バイアス比を均等にしたときには、左右輪にトルクを配
分する差動装置に適用可能である。一方、バイアス比を
拡大したときには、前後輪へトルクを分配する差動装置
とすることが望ましい実施方法である。
〔発明の効果] 本発明をウオーム式作動装置に適用することにより、特
に、当該ウオーム式差動装置をセンターディファレンシ
ャルとして用いたとき、前後輪の路面状況に応じたトル
ク配分が成されるため、グリップ力の高い車輪側に大き
なトルクを付与することが可能となり、車両の運転性を
格段に向上させることを可能とした。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のウオーム式差動装置の断面図である
。第2図および第3図は、従来のウオーム式差動装置の
断面図である。 アクスルシャフト・・・16.17、 ウオームギア・・・6.IO、 ウオームホイール・・・7.1L スパーギア・・・9.13、 デフハウジング・・・14、 スペーサ・・・27、 多板クラッチ・・・22゜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  同一軸線上に直列に配される2つのアクスルシヤフト
    と、これら2つのアクスルシヤフトの対向する各端部に
    、それぞれ、回転方向に固定して配される第1および第
    2のウオームギアと、これらアクスルシヤフトにそれぞ
    れ、直交して並置され、前記第1のウオームギアに噛合
    する第1のウオームホイールと、前記第2のウオームギ
    アに噛み合う第2のウオームホイールと、これら第1お
    よび第2のウオームホイールを各ウオームホイール中心
    軸回りに回転可能支承すると共に、これら第1および第
    2のウオームホイールを前記第1および第2のアクスル
    シヤフトの回りに回転させる回転部材と、該ウオームホ
    イールに固定され一方のウオームホイールの中心軸回り
    の回転を他方のウオームホイールに同期して伝えるスパ
    ーギアとを有する差動装置において、前記ウオームギア
    と、前記デフハウジングとの間にスラスト力を受け止め
    るスペーサと多板クラツチを配設した、ウオームギア式
    差動装置。
JP13491288A 1988-05-31 1988-05-31 ウオームギア式差動装置 Pending JPH01303339A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19512807A1 (de) * 1994-04-06 1995-10-19 Zexel Corp Differentialgetriebesystem mit Drehmomentverteilung
DE19612234A1 (de) * 1995-03-29 1996-10-10 Zexel Corp Zentraldifferential für Fahrzeuge mit Vierradantrieb

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