JPH01303037A - 固定子鉄心 - Google Patents

固定子鉄心

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JPH01303037A
JPH01303037A JP13089588A JP13089588A JPH01303037A JP H01303037 A JPH01303037 A JP H01303037A JP 13089588 A JP13089588 A JP 13089588A JP 13089588 A JP13089588 A JP 13089588A JP H01303037 A JPH01303037 A JP H01303037A
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JP
Japan
Prior art keywords
slot
resin
core body
synthetic resin
insulating layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP13089588A
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English (en)
Inventor
Mamoru Fujiwara
藤原 衛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の1」的] (産業上の利用分野) 本発明は鋼板を積層して構成した鉄心本体の両端面及び
スロットの内面に合成樹脂の型成形により絶縁層を形成
した固定子鉄心に関する。
(従来の技術) この種の固定子鉄心において、その絶縁層を成形する際
、合成樹脂はケートから鉄心の一方の端面側に射出され
、そして鉄心と成形型との間の絶縁層成形用の間隙を通
って鉄心の他方の端面側へと流動し、最終的に上記間隙
の全体に充填されることによって絶縁層として形成され
る。ところが、絶縁層はスロットの面積を狭めることの
ないように非常に薄く形成されるため、必然的に上記間
隙も非常に狭いものとなり、合成樹脂をその狭い間隙を
介して鉄心の一方の端面側から他方の端面側に流動させ
ることは難しい。
そこで、従来では、第7図に示すように、鉄心1の外周
面の外側を通って該鉄心1の両端面の絶縁層2(一方の
み図示)間を連結するバイパス部3(便宜上固化した合
成樹脂で示す)を設け、鉄心1の一方の端面側に射出さ
れた合成樹脂かこのバイパス部3を通って他方の端面側
に円滑に流れるようにしていた。
また、第8図に示すように、成形型4に、鉄心5の一方
の端面側に合成樹脂を供給するケート6の他に、鉄心5
の他方の端面側に合成樹脂を供給するサイトゲ−1・7
を設け、合成樹脂を直接的に鉄心5の両端面側に射出す
るものもあった。
(発明か解決しようとする課題) しかしなから、上記の第7図に示す従来hat成のもの
では、同図にGて示す如く一方の端面側に対向位置する
成形型のケートに対しバイパス部3か離れた位置にある
ため、ゲ−1−Gから射出された合成樹脂をそのバイパ
ス部3に速やかに到達させるには、それ相応の旨い射出
圧力か必要となる。
このように射出圧力か品いと、合成樹脂の流れか大きく
乱れて空気を巻込み、その結果、絶縁層として成形され
た時、気泡を含んた状態となって絶縁性が低下するとい
問題を生ずる。しかも、バイパス部3は鉄心1の外周面
外側に存在するため、組立て時等に他部品に当たって切
れ易く、モータに機能上の障害を及はず広かあった。
また、第8図に示す従来構成のものでは、ケート6の他
にサイトゲ−1・7を設けねばならないため、型の構造
か複雑となる上、ザイトゲート7部分及びスプール8と
ザイドケート7とを接続するランナー9て固化して無駄
となる合成樹脂量か増え、コスト的に不利である。
更に、両従来構成共に、鉄心1,5の両端面側に供給さ
れた合成樹脂か最終的にスロットの内面側に流入するよ
うになるため、スロット内面の絶縁層のうち、両端面側
から流入してきた合成樹脂か合流する部分にいわゆるウ
ェルドラインが生ずる。そのウェルドラインはコイルか
挿入されるスロット内面の絶縁層に生ずるか故に、絶縁
性に悪影響を及ぼす程度か大ぎく、スロット内面側での
ウェルドラインの発生防止か強く望まれていた。
本発明は」二記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、絶縁層の成形時、合成樹脂の射出圧力を空気の巻
込みか生じない程度まで低下させることかできると共に
、合成樹脂をスロット内面側更には鉄心本体の両端面側
へと順次円滑に流すために設けた部分で固化した合成樹
脂部分の切断の虞か全くなく、またランナー等で同化す
る合成樹脂量の増加を極力防止でき、しかもスロット内
面の絶縁層にウェルドラインが生する虞のない固定子鉄
心を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の固定子鉄心は、鉄心
本体のスロットの内面側に、絶縁層の型成形時に鉄心本
体の一方の端面側に存在するゲートから射出された合成
樹脂を直接受入れて、該合成樹脂をスロットの内面側全
体更には鉄心本体の両端面側へと順次流す樹脂受入部を
前記ゲートと対向する位置に設けたものである。
(作用) 絶縁層の型成形時において、合成樹脂はゲートから樹脂
受入部に直接的に射出される。その合成樹脂は、樹脂受
入部かスロットの内面側に設けられていることから、ま
ずスロットの内面側全体に充満し、その後に鉄心本体の
両端面側へと流れるようになる。このため、スロット内
面の絶縁層にウェルトラインか生ずる虞はない。
また、合成樹脂を直接に樹脂受入部に射出できるので、
射出圧力をそれ程高くぜずとも済み、空気の巻込みを極
力防止できる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図乃至第6図に基づいて説
明する。
第2図及び第3図において、11は多数の鋼板を積層し
て構成したvく心本体であり、この鉄心本体11のスロ
ット12の内周面には極薄肉の絶縁層13が形成されて
いると共に、鉄心本体11の両端面にはその内周側及び
外周側をそれぞれ僅かに除いた略全体にスロット12の
絶縁層13と連続する絶縁層14及び15か形成されて
いる。
さて、第4図に示すように、鉄心本体11の各スロット
12の内面部1例えば奥方の2コ一ナー部分の曲率半径
rは、通常の固定子鉄心の同コーナ一部分(第4図に二
点鎖線で示す)の曲率半径Rよりも小さく設定して、そ
こに絶縁層13の肉厚部13aが生ずるようにしている
。そして、この肉厚部13aを、絶縁層13乃至15の
成形時に、射出された合成樹脂を受入れてスロット12
の内面全体更には鉄心本体11の両端面側に順次円滑に
供給するための樹脂受入部として機能させるようにして
いる。
一方、第5図は絶縁層13乃至15を成形するための成
形型を示すもので、この成形型16は、上型17と下型
18とから成る。そして、上型16には、ピンポイント
ゲ−1・と称されるゲート19か鉄心本体11における
各スロット12の奥方の2コ一ナ一部分に一対一に対応
して設けられており、これら各ゲート19は、第1図か
ら明らかなように上型17に形成された第1のランナー
20から放射状に延びる複数のスプール21に対し2個
ずつ第2のランナー22を介して連通されている。
次に上記構成において、鉄心本体11の絶縁層13乃至
15を形成する場合の作用を説明する。
まず、鉄心本体11を成形型16内に配置する。
この場合、鉄心本体11は、各スロワi・12のコーナ
一部分が上型17の各ゲーI・19の直下に対向位置す
るように配置するものである。そして、上述のように配
置された鉄心本体11と上型17及び下型18との間に
は、第5図に示すように、絶縁層13乃至15を成形す
るための間隙23乃至25が形成され、第6図に示すよ
うにスロット12内面の絶縁層13を成形する間隙23
のうち肉厚部13aに対応する部分23aは他の部分よ
りも幅広になっていて、この幅広部23aがゲート19
の直下に対向位置している。
さて、合成樹脂を第1のランナー20、スプール21及
び第2のランナー22を順に介してゲート19から射出
する。すると、その合成樹脂は、ゲート19の直下に対
向位置する間隙23の幅広部23a内に向けて射出され
、該幅広部23aに直接受入れられる。そして、幅広部
23a内に受入れられた合成樹脂は、第1図に矢印A乃
至Cで示すように流れて、スロット12内面側の間隙2
3全体に充満し、更には間隙23から矢印り及びEで示
すように鉄心本体11の上下両側の間隙24及び25内
に流入して、これら間隙24及び25内に全体に広がっ
てゆく。このようにして各間隙23乃至25内に合成樹
脂か充満すると、次にこの合成樹脂の冷却か行われ、絶
縁層13乃至15として成形される。
上記構成によれば、スロット12の2コ一ナー部の曲率
半径を小さくすることにより、スロット12内面の絶縁
層13にゲート19に対向位置する肉厚部13a(樹脂
受入部)が形成されるようにしたので、絶縁層13乃至
15の成形時に、間隙23のうち肉厚部13aか成形さ
れる部分が幅広部23aとなる。このため、合成樹脂は
ゲート19から直接その幅広部23a内に射出されるよ
うになり、その後、幅広部23aから間隙23乃至25
内へと順次円滑ズこ流れるようになる。従って、射出圧
力を、合成樹脂の流れか大きく乱されて空気を巻込むと
いう事態か発生しない程度まて低下さぜることかでき、
絶縁層13乃至15に気泡か発生することを極力防止で
きる。
しかも、ゲート19から幅広部23a内に直接射出され
た合成樹脂は、まずその幅広部23aか存在する間隙2
3内に充満し、その後に間隙24及び25側へと流れる
傾向が高くなるので、1つのスロット12内において、
その両側の幅広部23aから流れてくる合成樹脂か合流
しても、その合成樹脂の温度は未だ十分に高い。それ故
、従来のように合成樹脂が、最後にスロット内面の絶縁
層形成用間隙内に鉄心本体の両端面側から流入してくる
結果ウェルドラインか生じていたものとは異なり、その
ようなウェルドラインがスロット12内面の絶縁層13
に発生する虞はなく、コイルと鉄心本体11との良好な
る絶縁性を確保できる。
更に、スプール21及び第2のランナー22の数が多く
とも、それらは細いもので良く、また第2のランナーは
下側の間隙25まで延ばさずとも良いので、その長さは
短く、従って第1図に示すように、それらスプール21
や第2のランナー22で固化する合成樹脂か量的にそれ
程増加せず、コストの増加を極力防止できる。
また、樹脂受入部として機能する肉厚部23aはスロッ
ト12の内側に存在するので、モータとして組立てる際
に、他の部品に当たることはなく、切断されてモータに
機能上の障害を及ぼすという虞は全くない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、鉄心本体のスロットの内
面側に、絶縁層の成形時に鉄心本体の一方の端面側に存
在するゲートから射出された合成樹脂を直接受入れて、
該合成樹脂をスロットの内面側全体更には鉄心本体の両
端面側へと順次流す樹脂受入部を前記ゲートと対向する
位置に設けたことにより、合成樹脂は直接樹脂受入部に
射出されるので、射出圧力をそれ程高くせすとも済み、
これにて合成樹脂の空気巻込みを防止できて絶縁層に気
泡か発生することを防止できる。しかも、ゲートから射
出された合成樹脂は、最初にスロットの内面側の絶縁層
を成形する間隙内に充満するようになるので、そのスロ
ット内面の絶縁層にウェルドラインが生ずる虞がなく、
コイルとの絶縁性に悪影響を及はす虞かない。また、樹
脂受入部で固化した合成樹脂はスロット内に存在するの
で、組立て時等に他の部品に当たることはなく、従つて
他部品により切断される虞か全くないので、モータに機
能上の障害を及はすことかない。更に、成形型のランナ
ー、スプール及びケートで固化して無駄となる合成樹脂
量かそれ程増加ぜす、コストの上昇を極力防止できる等
の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は絶縁層を成形した状態で示す固定子鉄心の部分拡
大斜視図、第2図は固定子鉄心の平面図、第3図は第2
図の■−■線に沿う拡大断面図、第4図は絶縁層を一部
破断して示す固定子鉄心の部分拡大平面図、第5図は絶
縁層の成形型を示す縦断側面図、第6図は鉄心本体を成
形型内に配置した状態で示す部分拡大横断面図であり、
第7図及び第8図は夫々異なる従来例を示す第2図相当
図及び第5図相当図である。 図中、11は鉄心本体、12はスロット、12aはスロ
ットのコーナ一部、13乃至15は絶縁層、13aは肉
厚部(樹脂受入部)、16は成形=12− 型、〕9はゲート、2)−p乃至25は絶縁層成形用の
間隙である。 出願人  株式会社  東  芝 第1図 第 2 図 ]ン 第4図 日瑠願。 第 3 図 第5図 第 6 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、鋼板を積層して鉄心本体を構成し、この鉄心本体の
    両端面及びスロットの内面に合成樹脂の型成形により絶
    縁層を形成するものであって、前記鉄心本体のスロット
    の内面側に、前記絶縁層の型成形時に鉄心本体の一方の
    端面側に存在する成形型のゲートから射出された合成樹
    脂を直接受け入れて、該合成樹脂を前記スロットの内面
    側全体更には鉄心本体の両端面側へと順次流す樹脂受入
    部を前記ゲートと対向する位置に設けたことを特徴とす
    る固定子鉄心。
JP13089588A 1988-05-27 1988-05-27 固定子鉄心 Pending JPH01303037A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108233579A (zh) * 2016-12-09 2018-06-29 本田技研工业株式会社 插槽线圈及旋转电机的定子

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108233579A (zh) * 2016-12-09 2018-06-29 本田技研工业株式会社 插槽线圈及旋转电机的定子
US10461588B2 (en) 2016-12-09 2019-10-29 Honda Motor Co., Ltd. Slot coil and stator for electric rotary machine
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