JPH02111531A - 合成樹脂の成形方法 - Google Patents

合成樹脂の成形方法

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JPH02111531A
JPH02111531A JP63264973A JP26497388A JPH02111531A JP H02111531 A JPH02111531 A JP H02111531A JP 63264973 A JP63264973 A JP 63264973A JP 26497388 A JP26497388 A JP 26497388A JP H02111531 A JPH02111531 A JP H02111531A
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JP
Japan
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synthetic resin
mold
injected
resin material
molded product
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JP63264973A
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JPH0581419B2 (ja
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Takuji Nagata
卓二 永田
Tomoaki Komiyama
小宮山 知明
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は合成樹脂の成形方法に関するものであり、特に
、硬度或いは材料等の異なる合成樹脂材料からなる、所
謂、サンドイッチ成形する合成樹脂の成形方法に関する
ものである。
[従来の技術] この種の合成樹脂の成形方法として、特公昭52−11
336号公報に掲載の技術を挙げることができる。
上記公報に掲載の技術は、割出ノズルで型の中の空隙へ
最初に非多泡状の外被材料を射出し、更に、推進剤(発
泡剤)で多泡状になる内核材料を射出して非多泡状の外
被材料と多泡状の内核44料からなる合成樹脂成形品を
射出成形によって作る方法において、最初に外皮材料の
初期流だけを射出し、次いで、連続的に外被材料を射出
すると共にこの外被材料流で包囲される内核材料全量を
も同時に射出するものである。
この種の合成樹脂の成形方法によれば、硬質合成樹脂材
料の周囲を軟質合成樹脂材料で包囲した断面形状の成形
品を得ようとすると、第2図の従来の合成樹脂の成形方
法による略Y字状の成形品の断面図に示すように、所定
の型に軟質合成樹脂材料2を射出した後、硬質合成樹脂
材料1を射出すると、硬質合成樹脂材料1が仝端部まで
行き渡り、例えば、第2図に示す略Y字状の成形品の下
部を軟質合成樹脂材料2のみで成形するには、第3図の
従来の他の合成樹脂の成形方法による略Y字状の成形品
の断面図のように成形する必要があった。
即ら、第3図(a)に示すように、上部成形型に軟質合
成樹脂材料2Aを射出した後、硬質合成樹脂材料1Aを
射出して上部成形品Aを形成する。
前記成形した上部成形品Aを他の金型、即ち、下部成形
型に装着し、第3図(b)に示すように、軟質合成樹脂
材料2B8−射出して下部成形品Bを形成することによ
り、前記上部成形品Aと下部成形品Bを接合して一体化
することにより、略Y字状の成形品の下部を軟質合成樹
脂材料2で成形することができた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記のごとく構成された合成樹脂の成形方法は
、上部成形品Aと下部成形品Bを独立成形し、その後一
体止する必要性があり、作業能率が良くなかった。また
、下部成形品Aと下部成形品Bを独立成形し、その後一
体止した場合には、両者間に接合によるラインCが発生
し、見栄えが良くなかった。
そこで、本発明は先に射出された合成樹脂材in中に、
俊から他の合成樹脂材料を射出する合成樹脂の成形方法
において、後から射出した合成樹脂材料の移動を任意の
箇所で停止できる合成樹脂の成形方法の提供を課題とす
るものである。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる合成樹脂の成形方法は、所定の合成樹脂
材料を型に射出した後、伯の合成樹脂材料を、再度、型
に割出して、後に射出した合成樹脂材¥31を先に射出
した材料で包囲する合成樹脂の成形方法において、前記
型に射出した合成樹脂材料の流動抵抗を増加する箇所を
設け、後に割出した合成樹脂材料の移動を制限するもの
である。
[作用] 本発明においては、所定の合成樹脂材料を型に射出した
後、伯の合成樹脂材料を、再度、型に射出して、後に射
出した合成樹脂材料を先に射出した材料で包囲する。こ
のとき、前記型に射出した合成樹脂材料の流動抵抗が増
加する箇所を設けることにより、後に射出した合成樹脂
材料の移動速度が低下し、結果的に合成樹脂材料の移動
を制限できる。なお、先に射出された所定の合成樹脂材
料は型内が空洞になっているから、その際の流動抵抗は
比較的低抵抗となる。
[実施例] ここで、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例の合成樹脂の成形方法による
略Y字状の成形品の断面図である。
図において、金型11及び金型12は割型であり、金型
13は上型である。前記金型11及び金型12、金型1
3で形成される型空間へ合成樹脂材料を射出する注入口
は、図示していないが、第1図の後方上部から行なわれ
るものである。前記金型11及び金型12で形成される
型空間には、意匠面を形成する金型11の反対側の金型
12に合成樹脂材料の流動抵抗を増加させる突部12a
が形成されている。また、fl!P質合成樹脂材料1は
軟質合成樹脂材料2に包囲される芯(Aとなるものであ
る。
まず、この種の形状の成形品の射出成形について説明す
る。
金型11または金型12の図示しない注入口から軟質合
成樹脂材料2を射出する。この射出によって軟質合成樹
脂材料2は注入口方向aから成形品左上部を成形する型
空間すの一部及び成形品右上部を成形する型空間Cの一
部に流動する。同時に、軟質合成樹脂材料2は注入口方
向aから、意匠面を形成する金型11と金型12の合成
樹脂材料の流動抵抗を増加させた突部12aが存在する
高流動抵抗箇所dを通り、成形品下部を成形する型空間
eの一部に移動する。
次に、前記金型11または金型12の図示しない注入口
から硬質合成樹脂材料1を射出する。硬質合成樹脂材料
1は軟質合成樹脂材料2を注入口方向aから成形品左上
部を成形する型空間す側及び成形品右上部を成形する型
空間C側に押圧し、硬質合成樹脂材料1は成形品左上部
を成形する型空間す側及び成形品右上部を成形する型空
間C側に移動する。同時に、硬質合成樹脂材料1は軟質
合成樹脂材料2を注入口方向aから成形品下部eを成形
する空間方向に押圧し、注入口方向aから高流動抵抗筒
所d方向に移動する。
ところが、前記意匠面を成形する金型11と金型12の
合成樹脂材料の流動抵抗を増加させた突81512 a
が存在する高流動抵抗箇所dは、先に割出した軟質合成
樹脂材料2が注入口方向aから成形品下部eを成形する
空間方向に流動する場合には、その流動断面積が意匠面
を形成する金型11と金型12の突部12aが形成する
断面となり、比較的低抵抗状態にある。これに対して、
−旦、軟質合成樹脂材料2が注入口方向aから成形品下
8Beを成形する空間方向に流動した1多は、軟質合成
樹脂材料2の粘性が意匠面を形成する金型11と金型1
2の合成樹脂材料の流動抵抗を増加させた突部12aが
形成する断面の流動抵抗を大きく左右し、特に、金型1
2の突部12aはその表面積が大きく、軟質合成樹脂材
料2の冷却が進むことから、前記意匠面を形成する金型
11と金型12の合成樹脂材料の流動抵抗を増加させた
突部12aが形成する断面の流動抵抗は高い流動抵抗値
となる。
したがって、金型11及び金型12、金型13で形成さ
れる型空間は、意匠面を形成する金型11と金型12の
合成樹脂材料の流動抵抗を増加さ°Vた突部12aによ
って、後に射出した硬質合成樹脂材料゛1の流動抵抗が
高くなり、後に割出した硬質合成樹脂材料1の移動を制
限することができる。故に、意匠面を形成する金型11
と金型12の合成樹脂材料の流動抵抗を増加させた突部
12aを介して流動される成形品下部eを成形する空間
方向へのvJ!質合成樹脂材料1の移動は、金型12の
突部12aによって規制され、成形品下部eを成形する
空間方向を軟質合成樹脂材料2のみで形成することがで
きる。
上記実施例の合成樹脂の成形方法では、所定の軟質合成
樹脂材料2を型に割出した後、他の硬質合成樹脂材料1
を、再度、型に射出して、後に射出した硬質合成樹脂材
料1を先に射出した軟質合成樹脂材料2で包囲する合成
樹脂の成形方法において、前記型に射出した硬質合成樹
脂材料1の流動抵抗を増加する箇所を設け、後に射出し
た硬質合成樹脂材料1の移動を制限するものである。
したがって、所定の成形品を直接成形が可能となり、作
業能率を上げることができる。また、成形品の意匠面に
成形時のラインが現れず、その見栄えを良くすることが
できる。
ところで、上記実施例の所定の合成樹脂材料を型に割出
した後、他の合成樹脂材料を、再度、型に射出して、後
に割出した合成樹脂材料を先に射出した材料で包囲する
合成樹脂の成形方法として、硬質合成樹脂材料1を先に
射出した軟質合成樹脂材料2で包囲する成形品の場合で
説明したが、本発明を実施する場合には、上記実施例に
限定されるものではなく、前記硬質合成樹脂材料1と軟
質合成樹脂材料2を逆にして使用することもできる。
または、硬度が同一で材料の異なる合成樹脂材料とする
こともできる。
また、上記実施例では軟質合成樹脂材料2と硬質合成樹
脂材料1との射出に時間差を設けたものであるが、本発
明を実施する場合には、異なった合成樹脂材料を同時に
射出成形してもよい。或いは、本実施例では射出成形で
説明しているが、押出成形でも同様に使用することがで
きる−0[発明の効果] 以上のように、本発明では、所定の合成樹脂材料を型に
射出した後、他の合成樹脂材料を、再度、型に射出して
、後に射出した合成樹脂材料を先に射出した材料で包囲
する合成樹脂の成形方法において、前記型に射出した合
成樹脂材料の流動抵抗を増加する箇所を設け、後に射出
した合成樹脂材料の移動を制限するものである。
したがって、先に射出された合成樹脂材料中に、後から
他の合成樹脂材料を射出する場合に、後から射出した合
成樹脂材料の移動を任意の箇所で停止できる。故に、硬
度、材料を異にする2種以上の合成樹脂材料からなる、
所謂、サンドイッチ成形箇所と特定の合成樹脂材料のみ
の箇所が混在する所定の成形品の直接成形が可能となり
、作業能率を上げることができる。また、成形品の意匠
面に成形時のラインが現れず、その見栄えを良くするこ
とができる。
11.12,13:金型 12a:突部 である。
なお、図中、同−符号及び同一記号は、たは相当部分を
示す。
同一ま 特許出願人 豊田合成 株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定の合成樹脂材料を型に射出した後、他の合成樹脂材
    料を、再度、型に射出して、後に射出した合成樹脂材料
    を先に射出した材料で包囲する合成樹脂の成形方法にお
    いて、 前記型に射出した合成樹脂材料の流動抵抗を増加する箇
    所を設け、後に射出した合成樹脂材料の移動を制限する
    ことを特徴とする合成樹脂の成形方法。
JP63264973A 1988-10-20 1988-10-20 合成樹脂の成形方法 Granted JPH02111531A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2478732A (en) * 2010-03-15 2011-09-21 Kraft Foods R & D Inc Single stream co-injection moulding

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