JPH01302372A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH01302372A
JPH01302372A JP13140388A JP13140388A JPH01302372A JP H01302372 A JPH01302372 A JP H01302372A JP 13140388 A JP13140388 A JP 13140388A JP 13140388 A JP13140388 A JP 13140388A JP H01302372 A JPH01302372 A JP H01302372A
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JP
Japan
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roller
pressure roller
circuit
heat roller
level
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JP13140388A
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Kazuhiro Ikemori
一博 池森
Masahiko Ogura
雅彦 小倉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
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    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2039Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電子複写機やレーザプリンタ等の画像形成装
置に用いられる定着装置に関する。
(従来の技術) 現在、電子複写機等に用いられる定着装置は、−トロー
ラ(定着ローラ)にヒータランプ(発熱体)を内蔵し、
ヒートローラ表面の温度をサーミスタ等のセンサで検知
し、ヒータランプのオン及びオフ制御を行ない、ヒート
ローラの表面温度を一定に保っている。
ところが、上記電子複写機が連続複写を行なう場合、枚
数が増えるにつれて表面と度が下がり定着性能が低下す
る。特に40枚/分を超える高速機であった場合、その
定着装置における定着性能の確保は困難である。
一般に定着性能は、画像形成開始時と連続運転時との2
つに分けられる。従来より、連続運転時の定着性の確保
には、上記ヒータランプのワ・ソト数を上げたり、ヒー
タランプ廻りの断熱を行なう等の対策がある。−万両像
形成開始時の定着性は、所謂ニップ幅を広げ、通過時間
を長くするか、または、加圧ローラによる圧力を上げる
等の対策がある。
しかしながら、ヒータランプのワット数の上昇は、消費
電力削減、商用電源の使用の流れに反する。また断熱の
みでは、その効果に限界がある。
さらに、ニップ幅や加圧力を大きくすることは、用紙に
しわを生じたり、加圧ローラのクリープによる異音、定
着装置全体の強度を強くするために、軽量化が困難であ
る等の欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 以上説明したように、従来技術では構成が複雑になり、
加圧ローラの劣化を伴うことなく、加圧ローラの表面温
度を高めることができず、特に高速コピー時等の定着性
能が問題になる場合に、十分な定着性能を確保すること
ができないという欠点があった。
そこで本発明は、比較的簡単な構成で、加圧ローラの劣
化を伴うことなく加圧ローラの表面温度を高めることが
でき、特に、高速コピー時等の定着性能が問題になる場
合でも、十分な定着性能を確保することができる定着装
置を提供することを課題とする。
〔発明の構成) (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を達成するために、第1の発熱体を内
蔵するヒートローラと第2.)発熱体を内蔵シ、前記ヒ
ートローラに圧接し、前記ヒート。−ラとの間に用紙を
挾持する加圧ローラと、前記ヒートローラの表面温度を
検知する第1の検知手段と、前記加圧ローラの表面温度
を検知する第2の検知手段と、前記ヒートローラ及び加
圧ローラを回転駆動する駆動手段と、前記第1及び第2
の発熱体のオン及びオフ制御と前記駆動手段の回転速度
制御とを行なう制御手段と、前記第1の検出手段にて、
前記ヒートローラの表面温度が第1の設定温度より高く
なったことを検知した際、前記第1の発熱体をオンする
第1の処理手段と、前記第2の検出手段にて前記加圧ロ
ーラの表面温度が第3の設定温度より高くなったことを
検知した際、前記第2の発熱体をオフし、前記ヒートロ
ーラの表面温度が第4の設定温度より低くなったことを
検知した際、前記第2の発熱体をオンする第2の処理手
段と、前記第一の発熱体及び前記第二の発熱体それぞれ
のオン/オフに応じて、前記ヒートローラ及び前記加圧
ローラそれぞれの動作速度を制御する制御装置とを具備
したことを特徴とする定着装置を提供する。
(作用) 本発明はヒートローラ及び加圧ローラに夫々発熱体及び
表面温度を検知する検知手段を設け、ヒートローラの表
面温度が第1の設定温度より高くなった際、第1の発熱
体の発熱を停止し、ヒートローラの表面温度が第2の設
定温度より低くなった際、第1の発熱体の発熱を行なう
。さらに加圧ローラの表面温度が第3の設定温度より高
くなった際、第2の発熱体の発熱を停止し、第4の設定
温度より低くなった際、第2の発熱体の発熱を行なう。
さらに各々の発熱体の駆動及び停止に伴いヒートローラ
及び加圧ローラの回転速度を制御する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図は、本発明の一実施例に係る画像形成装置として
の複写機の断面概略図である。複写機本体1(以下本体
1とする)の上面には原稿節60が設けられており、本
体1の右側面部には、下給紙カセット部2と下給紙カセ
ット部3とが給紙部として設けられており、下給紙カセ
ット2.と下給紙カセット31とが装管される。下給紙
カセット21のカセットカバーは、複写用紙P1を適宜
手差し給紙するための手差し給紙台4.となっておりそ
こを手差し給紙部4という。各給紙部にて取り出された
複写用紙は、レジストローラ対18に送られる。本体1
の左側面部には、排紙トレイ5が装着されている。
次に本体1の内部構成について説明する。本体1のほぼ
中央部には、感光体ドラム6が配設されている。この感
光体ドラム6の周囲には、帯電用帯電器7、光学系8、
現像装置9、転写用帯電器10、剥離用帯電器11、清
掃装置12及び除電ランプ13などが順次配設されてい
る。感光体ドラム6の下方には、各給紙部から供給され
た複写用紙ヲ、ペーパーストップスイッチ17から排紙
トレイ5に導く複写用紙搬送路16が形成されている。
複写用紙搬送路16の周囲には、上流側からペーパース
トップスイッチ17、レジストローラ対18、転写用帯
電器10、剥離用帯電器11、定着装置19、排紙装置
21及び排紙トレイ5が順次配設されている。定着装置
19は、ヒートローラ30と加圧ローラ31とから構成
されている。
ヒートローラ30及び加圧ローラ31は、複写用紙搬送
路16の上下に設けられている。ヒートローラ30及び
圧着ローラ31は回転することにて複写用紙を挟持し複
写用紙上のトナー像を加熱定着しながら下流へ搬送する
また前述した各給紙部は、複写用紙搬送路16の前工程
として設けられている。下給紙カセット部2は、下給紙
カセット21に収容される複写用紙P2を複写用紙搬送
路16へ供給する手段として以下の装置にて構成されて
いる。下給紙カセット21に近い方から、ピックアップ
ローラ14、給紙ローラIR,及び分離ローラIR2な
どである。下給紙カセット部3は、下給紙カセット3I
に収容される複写用紙P、を複写用紙搬送路16へ供給
する手段として以下の装置にて構成されている。下給紙
カセット31に近い方から、ピックアップローラ15、
給紙ローラI R3及び分離ローラI R4などである
。手差し給紙部4は、手差し給紙台4I上に積載された
複写用紙P1を下給紙カセット部2の給紙ローラIR,
及び分離ローラIR2へ供給する装置であり、フィード
ローラIR6などにて構成されている。
前述した光学系8は、背部をリフレクタ25にて囲続さ
れた電光ランプ26、ミラー271〜276及びレンズ
28を有した構成となっている。
本体上内には、図示しない上部フレームと下部フレーム
とが一端部において支軸(図示しない)を介して枢支さ
れ、両フレームの他端部が所定の角度、例えば約30度
に開放できるように構成されている。
上部フレームの内部は、感光体ドラム6の周囲に帯電用
帯電器7、光学系8、露光ランプ26、現像装置9、清
掃装置12及び除電ランプ13などの各装置が設けられ
た構成となっている。さらに上部フレームには、原稿台
60、下給紙カセット部2及び手差し給紙部4が取り付
けられて上部ユニットIAを構成している。
下部フレームは、下給紙カセット部3、転写用帯電器1
0、剥離用帯電器11、定着装置19、排紙装置21及
び排紙トレイ5などの各機構が適宜の手段にて設けられ
、下部ユニットIBを構成している。
本体上のフロントカバーを回動させて取外した後、図示
しない筐体開閉装置を介してほぼ複写用紙搬送路16に
沿って開閉可能に構成されている。
このような複写用紙搬送路16に沿って開閉可能な筐体
であれば、ここに介在する各種ローラ類の交換等を容易
に行なうことができる。
上述した構成の装置における動作を以下に説明する。
感光体ドラム6は、図示しない駆動機構にて図示矢印a
方向に光学系8と同期して駆動される。
動作が開始すると感光体ドラム6は、帯電用帯電器7に
て一様に帯電される。次に露光ランプ26が原稿に一様
に光を照射する。光学系9は、散乱光による原稿の投影
像を感光体ドラム6上に結像し、静電潜像を形成する。
現像装置9は、感光体ドラム6上の静電潜像をトナーに
て現像する。上述の如く形成された感光体ドラム6上の
トナー像は、転写用帯電器10上に送られる。
一方、給紙部にて供給された複写用紙P1、P2または
P、(以下複写用紙Pとする)は、レジストローラ対1
8の回転により転写用帯電器10上へ搬送される。レジ
ストローラ対18の回転開始は、ペーパーストップスイ
ッチ17のオンに伴ないシーケンス制御される。このシ
ーケンス制御は感光体ドラム6上のトナー像と複写用紙
Pとが重なり合うように同期させるものである。
転写用帯電器10上に供給された複写用紙Pは、転写用
帯電器10にて感光体ドラム6上のトナー像が転写され
る。トナー像が転写された複写用紙Pは、剥離用帯電器
11にて感光体ドラム6から剥離され、定着装置19へ
導びかれる。複写用紙Pは、定着装置19にてトナー像
が溶融定着され、排紙装置21に導びかれる。そして排
紙装置21にて排紙トレイ5に排出される。
一方複写用紙Pに感光体ドラム6上のトナー像が転写さ
れた後、感光体ドラム6上に残った残留トナーは、清掃
装置12にて清掃される。さらに除電ランプ13にて感
光体ドラム6上の電荷の残像が消去され、次の複写動作
に備えるようになっている。
以上の一連の動作は、操作スイッチ及び適宜各部位に設
けられた検出スイッチその他の信号出力信号に応じてマ
イクロコンピュータが前述ノ如くモーターランプ及びヒ
ータ等の制御対象を一定のシーケンスで駆動することに
よって達成される。
上述した定着装置19は、第3図に示すように構成され
ている。
図中央に示されるように定着装置19には第1の発熱体
としてのヒータランプ30.を内蔵するヒートローラ3
0と、第2の発熱体としてのヒータランプ311を内蔵
する加圧ローラ31とが設けられている。ヒートローラ
30及び加圧ローラ31は夫々図に示す矢印す及びC方
向回転自在である。加圧ローラ31には、ヒートローラ
30の支軸を一定圧力で加圧するスプリングSが設けら
れている。ヒートローラ30には、このローラの表面温
度を検知する第1の検知手段としてサーミスタ32Iが
設けられている。加圧ローラ31には、このローラの表
面温度を検知する第2の検知手段としてす〜ミスタ32
□が設けられている。
ヒートローラ30の付近の温度が異常に高くなった際に
、ヒータランプ30.及び31.への電流供給を停止さ
せる温度ヒユーズ33がヒートローラ30近傍の不動部
に設けられている。ヒートローラ30の周囲には、ヒー
トローラ30の表面をクリーニングするクリーニングフ
ェルト34□及び342と複写用紙をヒートローラ30
から剥がす剥離爪35とが設けられている。剥離爪35
には、剥離爪35にて剥がされた複写用紙の搬送を検知
するスイッチ36が設けられている。加圧ローラ31の
周囲には、加圧ローラ31の表面をクリーニングするフ
ェルトローラ37が設けられている。フェルトローラ3
7には、シリコンオイルが塗布されている。また、ヒー
タランプ301のワット数は、ヒータランプ31.のワ
ット数より大きなものとなっている。
上述した装置の制御系統を第1図にて説明する。第1図
は、制御回路を示すものである。主制御部40は複写機
全体を制御するものであり、例えばマイクロプロッサ等
にて構成されている。
主制御部40の入力端子X1及びX2には、温度検知回
路41及び42の出力端子が接続されている。主制御部
40の出力端子Y1、Y2及びY3は、モータ駆動回路
43の第1の入力端子、ノア回路44.の第1の入力端
子ノア回路44□の第2の入力端子及びオア回路45の
第1の入力端子と夫々−接続されている。
温度検知回路41は、ヒートローラ30の表面温度を検
知し、温度検知回路42は、加圧ローラ31の表面温度
を検知する回路である。モータ駆動回路43は、温度検
知回路41及び42の検知信号に応じて、ヒートローラ
30及び加圧ローラ31を回転するためのモ4−夕46
を駆動する。
ノア回路44..44□及びオア回路45+、45□、
45.は、温度検知回路41及び42の検知信号に対応
した信号を出力する。
温度検知回路41は、抵抗R1〜R,とコンパレータ4
1a及び41bとによって構成されており電源D1にて
動作する。温度検知回路41の出力端子は、ソリッドス
テートリレー(以下SSRとする)47、ノア回路44
1の第2の入力端子及び主制御部40の入力端子Xlと
接続されている。温度検知回路41は、サーミスタ32
.の抵抗値変化にてヒートローラ30の表面温度を検知
し、この検知温度に応じて、S S R47を駆動する
。5SR47は、ヒータランプ30.のオンとオフとを
制御するもので電源D2が用いられる。
温度検知回路42は、コンパレータ42aの抵抗R11
〜RI6とによって構成されており、電源D2にて動作
する。温度検知回路42の出力端子は主制御部40の入
力端子X2、ノア回路44□の第2の入力端子及びオア
回路452の第2の入力端子に夫々接続されている。温
度検知回路42は、サーミスタ32□の抵抗値変化にて
加圧ローラ31の表面温度を検知し、この検知温度に応
じた検知信号を出力する。
ノア回路44.の出力端子は、オア回路451の第1の
入力端子に接続されており、ノア回路442の出力端子
は、オア回路45.の第2の入力端子に接続されている
。オア回路45□の出力端子は、オア回路45.の第2
の入力端子に接続されている。オア回路45.の出力端
子は、モータ駆動回路45.の第2の入力端子に接続さ
れている。モータ駆動回路43の第3の入力端子には、
回転速度検知センサ461の出力端子が接続されている
。モータ駆動回路43の出力側には、モータ46が接続
されている。
オア回路452の出力端子は、電源D3を用いた駆動回
路48に接続されている。駆動回路48は、抵抗R2,
、R22及びコンパレータ48aにて構成されている。
駆動回路48の出力端子は、電源D4を用いた5SR4
9に接続されている。5SR47及び5SR49は、夫
々ヒータランプ30.及び311に電気的に直列接続さ
れている。また前述した温度ヒユーズ33と交流電源5
0とは、電気的に直列接続されている。各々直列接続さ
れている5SR47及びヒータランプ301と5SR4
9及びヒータランプ31.とは、温度ヒユーズ33及び
交流電源50に電気的に並列接続されている。
主制御部40は、温度検知回路41及び42からの検知
信号にてウオーミングアツプの終了を判断する。
モータ駆動回路43の第1の入力端子には、主制御部4
0の出力端子X1から基準速度信号が供給される。モー
タ駆動回路43は、この基準速度信号とモータ45の近
傍に設けられた回転速度検知センサ461からの検知信
号(回転速度に比例した周波数の信号)とにより、モー
タ46の回転速度を制御する。
またモータ駆動回路43の第2の入力端子には、主制御
部40にて出力されるモータオン信号と温度検知回路4
1及び42にて出力される検知信号としてのモータオン
信号とが、ノア回路441.442及びオア回路451
.453にて変換、供給される。
主制御部40からのモータオン信号は、ウオームアツプ
時或いはコピー時に「LOW」レベルとなり、待機時は
rHIGHJレベルとなる。モータ駆動回路43は、ウ
オームアツプ時或いはコピー時に、主制御部40からの
モータオン信号(「LOW」レベル)に応じてモータ4
6を回転駆動する。
続いてヒートローラ30及び加圧ローラ31の温度変化
に対する制御回路の動作について説明する。
まずヒートローラ30の温度変化に対する制御回路の動
作を説明する。ヒートローラ30が加熱される前は、ヒ
ートローラ30の表面温度が低く、温度検知回路41に
おけるサーミスタ32+の抵抗値は大きくなる。このた
め抵抗R8及びす−ミスタ32.で分圧される電圧Vt
lは、抵抗R2、R3にて作成される基準電圧Vrlよ
りも大きい(Vtl>Vri)。よってコンパレータ4
1aの出力はrLOWJレベルとなり、コンパレータ4
1bの出力もrLOWJレベルとなり5SR47が導通
状態となる。5SR47が導通状態となり、交流電源5
0の電圧がヒータランプ30□に印加され、ヒータラン
プ30.が点灯(オン)される。コンパレータ41aの
出力が「LOW」レベルであるため基準電圧Vrlの値
は、抵抗R2、R5及びR6で決定される値Vrl(L
)となる。
ヒートローラ30の表面の温度が上昇すると、サーミス
タ32、の抵抗値及び電圧Vtlの値が小さくなる。電
圧Vtlが基準電圧Vrlよりも小さく  (vt 1
<vr 1 (L))なったとき、コンパレータ41a
の出力はrLOWJレベルからrHIGHJレベルへ反
転し、コンパレータ41aの出力もrLOWJレベルか
らrHIGHJレベルへ反転する。
コンパレータ41aの出力が「HIGHJレベルである
ときの電圧Vrlの値は、抵抗R2、R,、R6及びR
7にて決定される値Vrl(H)となり、V r 1 
(H) >v r 1 (L)という関係を持つ。従っ
てヒータランプ30□が消灯(オフ)状態となり、ヒー
トローラ30の表面温度が低下すると、サーミスタ32
.の抵抗値が大きくなり、電圧Vtlの値が再び大きく
なる。そして[vtl>Vrl(H)Jとなったときに
再びヒータランプ30、が点灯(オン)する。
本実施例では、vrl(H)が約195℃(第2の設定
温度)に、Vrl(L)が約205℃(第1の設定温度
)に夫々設定されているので、ヒートローラ30の表面
温度は、約195℃〜205℃に制御される。
次に加圧ローラ31の温度変化に対する制御回路の動作
を説明する。加圧ローラ31の表面温度が低いとき、温
度検知回路42におけるサーミスタ322は、抵抗値が
大きい。このため電圧Vt2が基準電圧Vr2より大き
くなり、コンパレータ42aの出力はrLOWJレベル
となる。電圧Vt2は、抵抗R1,及びサーミスタ32
21こて分圧される電圧であり、基準電圧Vr2は、抵
抗R+2及びR13にて作成される電圧である。
コンパレータ42aの出力がrLOWJレベルであるの
で基準電圧Vr2(L)は、抵抗R1□、R03及びR
16にて決定される。
加圧ローラ31の表面温度が上昇するとサーミスタ33
の抵抗値が小さくなる。これに伴な0電圧Vt2の値も
小さくなり基準電圧Vr2(L)より小さくなると、コ
ンパレータ42aの出力CよrLOWJレベルからrH
IGHJレベルへ反転する。コンパレータ42aの出力
が「HI GHJレベルであるとき、基準電圧Vr2(
H)は、抵抗R,2、R,、、R,6及びR1□にて決
定される。
つまり、待機時にヒートローラ30及び加圧ローラ31
の回転が停止状態となり、加圧ローラ31の表面温度が
下降すると、サーミスタ32□の抵抗値が大きくなり、
電圧Vt2の値が再び大きくなる。そしてrVt2>V
r2 (H)Jとなると、再びモータ46を回転する制
御を行なう。
本実施例では、Vr2(H)は約140°Cに、Vr2
(L)は約160℃に設定されている。これにて、加圧
ローラ31の表面温度は、約140℃〜160℃に制御
される。
このように、加圧ローラ31の温度設定範囲を約140
℃〜160℃設定したのは実用上適していると考えられ
るからである。加圧ローラ31の上限温度を180℃程
度まで上昇させると、トナーの加熱溶融が生じる。特に
両面コピー時に、加圧ローラ31の汚れやオフセ・ソト
等の問題が生じるので、実用上は約170℃が限界であ
る。
また定着速度は約500mm/seeであり、この速度
を遅くするにしたがい、設定温度の下限を広く取ること
ができる。本実施例における加圧ローラ31の表面温度
の下限は約100°Cとなる。
コンパレータ41aから出力される信号は、ヒートロー
ラ30の表面温度が205℃(第1の設定温度)以上と
なった場合にl”HIGHJレベルとなり、195℃(
第2の設定温度)以下となった場合にrLOWJレベル
となる。
コンパレータ42aから出力される信号は、加圧ローラ
31の表面温度が160℃(第3の設定温度)以上とな
った場合にrI(IGHJレベルとなり、140℃(第
4の設定温度)以下となった場合にrLOWJ レベル
となる。
ここで、コピー動作時とコピー動作時点外とにおける加
圧ローラ31の表面温度の制御動作について説明する。
前述したように、オア回路452の第1の入力端子には
、主制御部40の出力端子Y2からコピー動作信号が供
給される。オア回路452の第2の入力端子には、温度
検知回路42におけるコンパレータ42aの出力信号が
供給される。コピー動作時点外においてオア回路45□
は、「LOW」レベルのコピー動作信号が供給されるの
で、コンパレータ42aの出力信号がrLOWJレベル
のときrLOWJレベルの信号を出力し、コンパレータ
42aの出力信号がrHIGHJレベルのとき「HIG
HJレベルの信号を出力する。コピー動作時においてオ
ア回路45□は[HIGIレベルのコピー動作信号が供
給されるので、常にrHIGHJレベルの信号を出力す
る。換言すれば、コピー動作時点外は、コンパレータ4
2aからの信号がそのまま駆動回路48に供給され、コ
ピー動作時には、常に駆動回路48にrHI GHJレ
ベルの信号が供給されるということである。さらに駆動
回路48は、オア回路452の出力信号に応じて5SR
49を駆動する。5SR49は、ヒータランプ311の
オン−オフを制御する。
次に■ヒートローラ30の表面温度≦195℃且つ加圧
ローラ31の表面温度≦140℃の場合、■ヒートロー
ラ30の表面温度≦195℃且つ加圧ローラ31の表面
温度≧160℃の場合、■ヒートローラ30の表面温度
≧205℃且つ加圧ローラ31の表面温度≦140℃の
場合、■ヒートローラ30の表面温度≧205℃且つ加
圧ローラ31の表面温度≧160℃以上の場合の4通り
の場合における本実施例の制御回路の動作を説明する。
初めにこれらの制御を簡単に説明する。■の場合ヒータ
ランプ30.及びヒータランプ311はいずれも点灯(
オン)され、ヒートローラ30及び加圧ローラ31を通
常速度で回転駆動される。
そして定着不良を防止するためコピー動作は禁止される
■の場合、ヒータランプ301は点灯(オン)され、ヒ
ータランプ311は、消灯(オフ)される。ヒートロー
ラ30及び加圧ローラ31は、通常速度にて回転駆動さ
れる。これは、ヒートローラ31の温度低下を防止する
為と加圧ローラ31の表面劣化を防止する為である。こ
の場合も定着不良を防止するため、コピー動作は禁止さ
れる。
■の場合、ヒータランプ30Iは消灯(オフ)され、ヒ
ータランプ311は点灯(オン)される。
ヒートローラ30及び加圧ローラ31は、コピー動作時
点外で低速(例えば通常速度の半分)で回転駆動される
。これは、加圧ローラ31の表面劣化を考えなくても良
い温度であるため騒音の低減のために低速回転される。
この場合、ヒートローラ30の表面温度が定着可能温度
域にある為、コピー動作可能となる。
■の場合、ヒータランプ301及びヒータランプ31、
は、いずれも消灯(オフ)される。ヒートローラ30及
び加圧ローラ31は、コピー動作以外で、回転駆動され
ない。またこの場合、コピー動作は可能となる。
以下、各場合に応じて詳細に説明する。
まず、■の場合について説明する。ヒートローラ30及
び加圧ローラ31が共に十分加熱されていない状態にお
いては、サーミスタ321及び32□の抵抗値が大きく
なっている。温度検知回路41において、抵抗R1及び
サーミスタ32゜にて分圧される電圧Vtlは、抵抗R
2及びR1にて作成される基準電圧Vrl(H)よりも
大きい(Vt 1>Vr 1 (H))ので、コンパレ
ータ41aの出力信号は、rLOWJ レベルとなり、
コンパレータ41bの出力信号もrl、OWJレベルと
なる。コンパレータ41bのrLOWJ レベルの出力
信号が5SR47に供給される。そして5SR47は導
通状態となり、交流電源50の電圧がヒータランプ30
+に印加されて、ヒータランプ30、が点灯(オン)さ
れる。
温度検知回路42において、抵抗R11及びサーミスタ
32□にて分圧される電圧Vt2は、抵抗R12及びR
13にて作成される基準電圧Vt2 (H) ヨりも大
きい(Vt2>Vt2 (H))。
よってコンパレータ42aの出力信号は、「LOW」レ
ベルとなり、オア回路45□に供給される。
ここでコピー動作時以外において、主制御部40からr
LOWJレベルの信号が供給されるオア回路45゜は、
rLOWJレベルの信号を出力する。
そしてそのrLOWJレベルの信号は、駆動回路48に
供給されるのでコンパレータ42bも[LOWJレベル
の信号を出力する。駆動回路48にてrLOWJレベル
の出力信号が5SR49に供給されると、5SR49は
導通状態になる。これにて交流電源50の電圧がヒータ
ランプ31.に印加され、ヒータランプ31.が点灯(
オン)される。
また、主制御部40の出力端子Y、からモータ駆動回路
43へ、基準速度信号を供給する。この場合は、通常速
度の信号を供給する。主制御部40の入力端子X1及び
X2に供給される信号にてモータ駆動回路43へ供給す
る基準速度信号を決定する。同時に主制御部40の出力
端子Y2からオア回路43、ノア回路44、及び442
夫々の第1の入力端子へ「LOW」レベルのコピー動作
信号が供給される。これは前述した通りである。
ノア回路441の第2の入力端子には、温度検知回路4
1におけるコンパレータ41aの出力端子からrLOW
Jレベルの出力信号が供給される。
ノア回路44□の第2の入力端子には、温度検知回路4
2におけるコンパレータ42aの出力端子からrLOW
Jレベルの出力信号が供給される。
これにてノア回路44 l及び44の出力端子からはい
ずれもrHIGHJレベルの信号が出力され、オア回路
45.の第1及び第2の入力端子に供給される。オア回
路45.の出力端子からオア回路453の第2の入力端
子へrHI GHJレベルの出力信号が供給される。オ
ア回路453はrHIGHJレベルの出力信号をモータ
駆動回路43へ供給する。オア回路45.からモータ駆
動回路43へrHI GHJレベルの信号が供給される
とモータ駆動回路43はオンしてモータ46を通常の速
度で回転駆動する。
上述したように、コピー動作時以外では、制御回路にて
ヒータランプ30.及び311が点灯されるとともに、
ヒートローラ30及び加圧ローラ31が通常の速度で回
転される。
コピー動作時の制御回路の動作については後にまとめて
説明をするが、ヒートローラ30の表面温度が195℃
以下になった場合はコピー禁止になるので、コピー動作
時についての動作はない。
続いて■の場合について説明する。ヒートローラ30が
十分加熱されておらず、加圧ローラ31が十分に加熱さ
れた状態においては、サーミスタ321の抵抗値が大き
く且つサーミスタ322の抵抗値が小さくなっている。
温度検知回路41においては、■の場合について説明し
た動作と同様になり、コンパレータ41a及び41bの
出力信号は共にrLOWJレベルとなる。コンパレータ
41bのrLOWJ レベルの出力信号が5SR47に
供給されると、5sR47は導通状態となり、交流電源
5oの電圧がヒータランプ301に印加されて、ヒータ
ランプ30、が点灯(オン)される。
温度検知回路42において抵抗R11及びサーミスタ3
22にて分圧される電圧Vt2は、抵抗R12及びR1
3にて作成される基準電圧Vr2(L) 、Jl、りも
小さい(Vt2<Vt2 (L))。
よってコンパレータ42aの出力は、rLOWJレベル
からrHI GHJレベルへ反転する。コピー動作詩以
外において、コンパレータ42aのrHI GHJレベ
ルの出力信号がオア回路45□に供給されると、オア回
路452は、常にrHIGHJレベルの信号を出力し駆
動回路48に供給する。「HIGHJレベルの信号を供
給された駆動回路48において、コンパレータ48aも
l[IGHJレベルの信号を出力する。駆動回路48か
らrHIGHJレベルの信号が5SR49に供給される
と、5SR49が非導通状態となって、交流電源50の
電圧がヒータランプ311に印加されなくなり、ヒータ
ランプ31.が消灯される。
上述した状態において主制御部40は、モータ駆動回路
43に対し通常速度を設定する基準速度信号を供給する
。同時にノア回路44..442及びオア回路45.に
対し、rLOWJレベルの信号を供給する。
rLOWJレベルの信号とrLOWJレベルの信号とが
入力されたノア回路441はrHI GH」レベルの信
号を出力しオア回路451に供給する。rLOWJレベ
ルの信号とrHIGHJレベルの信号とが入力されたノ
ア回路44□は、rLOWJレベルの信号を出力しオア
回路451に供給する。rLOWJレベルの信号とrH
I GH」レベルの信号とが入力されたオア回路45 
lは、「H,IGHJレベルの信号を出力し、オア回路
453に供給する。rLOWJレベルの信号と1−HI
GHJレベルの信号とが入力されたオア回路45.は、
rHIGHJレベルの信号を出力しモータ駆動回路43
に供給する。これにて、モータ駆動回路43はオンして
モータ46を通常の速度で回転駆動する。
上述したように■の場合においては、制御回路にてヒー
タランプ301が点灯され、ヒータランプ31.は消灯
される。さらにヒートローラ30及び加圧ローラ31が
通常の速度で回転される。
また、この場合についてもコピー禁止になるのでコピー
動作はない。
次に■の場合について説明する。ヒートローラ30が十
分加熱されていて、加圧ローラ31が十分に加熱されて
いない状態においては、サーミスタ32.の抵抗値が小
さく且つサーミスタ322の抵抗値が大きくなっている
温度検知回路41において、抵抗R1及びサーミスタ3
2.にて分圧される電圧vt1は、抵抗R2及びR3に
て作成される基準電圧Vrl(L) よりも小さい(V
t 1<Vrl (L))とき、コンパレータ41aの
出力はl”LOWJレベルからrHI GHJレベルへ
反転し、コンパレータ41bの出力も「LOW」レベル
から「HIGH」レベルへ反転する。コンパレータ41
bのrHIGHJレベルの出力信号が5SR47に供給
されると、5SR47が非導通状態となって、交流電源
50の電圧がヒータランプ30.に印加されなくなり、
ヒータランプ30.が消灯(オフ)される。
lR度検知回路42においては、■の場合について説明
した動作と同様に、コンパレータ42aがrLOWJレ
ベルの信号を出力しオア回路452に供給される。ここ
でコピー動作時点外において、主制御部40からrLO
WJレベルの信号が供給されるオア回路452は、「L
OWJレベルの信号を出力し、駆動回路48に供給され
るのでコンパレータ42bも「LOW」レベルの信号を
出力する。駆動回路48にてrLOWJレベルの信号が
5SR49に供給されると、前述した如くヒータランプ
31.が点灯(オン)される。
このような状態において主制御部40は、コピー動作時
でなければモータ駆動回路43に対し、低速回転(例え
ば通常の半分)を設定するための基準速度信号を供給す
る。同時にノア回路44..442及びオア回路45.
に対しrLOWJレベルの信号を供給する。
rLOWJレベルの信号とrHIGHJレベルの信号と
が入力されたノア回路44.は、[LOWJレベルの信
号を出力しオア回路451に供給する。rLOWJレベ
ルの信号とrLOWJレベルの信号とが入力されたノア
回路442は[HIGHJレベルの信号を出力しオア回
路45.に供給する。rLOWJレベルの信号とrHI
GHJレベルの信号とが入力されたオア回路45.は、
rHI GHJレベルの信号を出力しオア回路45、に
供給する。rLOWJレベルの信号とrHIGHJレベ
ルの信号とが入力されたオア回路45ii、t、rHI
GHJレベルの信号を出力しモータ駆動回路43に供給
する。これにて、モータ駆動回路43は、オンしてモー
タ46を例えば通常の半分の速度で回転駆動させる。
上述したように■の場合においては、コピー動作時以外
に制御回路にてヒータランプ301が消灯されヒータラ
ンプ31、は点灯される。さらにヒートローラ30及び
加圧ローラ31が通常の半分の速度で回転される。
またこの場合においてはコピー可能になる。
コピー動作時における制御回路の動作は■の場合におけ
る動作と併わせで説明する。
最後に、■の場合について説明する。ヒートローラ30
及び加圧ローラ31が共に十分加熱されている状態にお
いては、サーミスタ321及び322の抵抗値がいずれ
も小さくなっている。
温度検知回路41においてはコピー動作時以外において
■の場合について説明した動作と同様に、コンパレータ
41aがrHIGHJレベルの信号を出力し、ヒータラ
ンプ30.が消灯(オフ)される。
温度検知回路42においては、コピー動作時以外におい
て■の場合について説明した動作と同様に、コンパレー
タ42aが「HI G HJレベルの信号を出力しヒー
タランプ311が消灯(オフ)される。
上述した状態において、主制御部40は、モータ駆動回
路43に対し、通常速度を設定する基準速度信号を供給
する。同時にノア回路44..44□及びオア回路45
3に対し、「LOW」レベルの信号を供給する。
rLOWJ レベルの信号とrHI GHJレベルの信
号とが入力されたノア回路44 I及び442は、rL
OWJレベルの信号を出力し、いずれもオア回路451
に供給する。「LOW」レベルの信号とl”LOWJレ
ベルの信号とが入力されたオア回路45.は、「LOW
」レベルの信号を出力し、オア回路45.に供給する。
[LOWJ レベルの信号と「LOW」レベルの信号と
が入力されたオア回路45.は、rLOWJレベルの信
号を出力しモータ駆動回路43に供給する。これにてモ
ータ駆動回路43は、オフしてモータ46を回転駆動し
ない。
上述したように■の場合においては、コピー動作時以外
で、制御回路にてヒータランプ30゜及び31.が消灯
される。またヒートローラ30及び加圧ローラ31も回
転しない。
■の場合は、■の場合と同様にコピー可能になる。コピ
ー動作時におけ仝制御回路の動作は、■及び■の場合い
ずれも主要部が同じくなるので、以下に併わせで説明す
る。
コピー動作が開始すると、主制御部40の出力端子Y、
 、Y、及びY3から各々信号が出力される。出力端子
Y1からは、通常の速度の基準速度信号がモータ駆動回
路43に供給される。出力端子Y2からは、ノア回路4
4..44□及びオア回路451にrHIGHJレベル
の信号が供給される。出力端子Y、からは、オア回路4
5□にrHI GHJレベルの信号か供給される。
上述した状態において、ヒータランプ30゜は点灯し、
ヒータランプ311は消灯する。さらにモータ駆動回路
43は、モータ46を通常の速度で回転駆動する。これ
にてヒートローラ30及び加圧ローラ31は通常の速度
で回転する。
次に本実施例における画像濃度と複写用紙へのトナーの
定着率の実験結果を第4図を用いて説明する。
この時の実験装置は、光学濃度測定器と、不定者トナー
掻き落とし器とである。
実験方法は、まず目的の画像濃度にて複写された複写用
紙の濃度測定部を決め、そこの画像濃度TNを光学濃度
測定器にてill定する。次にこの複写用紙の濃度測定
部から不定者トナー掻き落とし器にて不定着トナーを掻
き落とす。最後に再び濃度Apj定部の画像濃度TKを
光学濃度測定器にて71111定する。そしで 定着率−(TK /TN )X100 として定着率を求めたものである。
本実験条件は、気温24℃、ヒートローラ30と加圧ロ
ーラ31との挾持部における圧力84kg、定着測定3
76mm/seeで行なわれたものである。
第4図のグラフの各パラメータは、複写動作に伴う定着
枚数毎に、以下の如く設定されている。
ム・・・1〜5枚、・・・・36〜40枚。
■・・・76〜80枚、Δ・・・116〜120枚。
O・・・156〜160枚、 口・・・196〜200枚 参考までに、従来技術による実験結果を第5図及び第6
図に示す。
第5図は、ヒートローラにのみヒータランプが設けられ
、ヒートローラの表面温度のみ制御をする装置に関する
グラフである。第6図は、ヒートローラにのみヒータラ
ンプが設けられ、ヒートローラと加圧ローラとの表面温
度を夫々制御する装置に関するグラフである。これらの
装置を用いた実験条件は、上述した本実施例の装置を用
いた実験条件と同一である。また、第5図及び第6図に
示す各パラメータは、以下の如く設定されている。
ム・・・1〜5枚、・・・・50〜90枚。
■・・・100〜140枚。
△・・・150〜190枚 これら3つのグラフを見ると分かるように、本実施例の
定着率は定着枚数や画像濃度に関係なく高いレベルで安
定している。言いかえれば、第4図乃至第6図を見比べ
ることにて、本実施例における定着装置19の高い定着
性能が確認される。
上述したように、ヒートローラと加圧ローラとの各々に
ヒータランプを内蔵するとともに、両ローラの接触回転
の組合わせにより、最大の定着性が得られるように、両
ローラの表面温度を制御し、同時に最大限の熱量をプレ
スローラに持たせ、コピー時の熱量の発散を防ぐように
したものである。
このような比較的簡単な構成で、プレスローラの劣化を
伴うことなく、プレスローラの表面温度を高めることが
可能となった。このため、高速コピー時等の定着性能が
問題になる場合でも、十分な定着性能を確保することが
できる。
また、プレスローラ等の円筒状の物体を内部から加熱し
た場合は、必ず表面と内部の間に温度勾配が生じる。特
に、熱伝導率の悪い材料を使用すると、この傾向は激し
くなる。実験により、内部から加熱した場合の表面温度
とゴム及び芯金接合部との1g度差は、ゴム厚5關の場
合、80度程度となることが知られている。ニップ幅を
確保するために、ゴム厚はあまり薄くすることができな
いので、実用上最低80度前後の温度差を生じることは
設計上避けられない。しかしながら、シリコンゴムは約
220程度度から硬化変性を始めるので、加圧ローラに
内蔵されたヒータランプのみで、加圧ローラの表面温度
を確保することは、加圧ローラの特性を考慮すると殆ど
不可能になる。
そこで、加圧ローラとヒートローラとを接触回転し、ヒ
ートローラにより加圧ローラを加熱している。その際に
、加圧ローラ及びヒートローラの表面温度を検知し、検
知結果に応じて、それらのローラの回転及び加熱を行な
う。これにてシリコンオイルの漏れやクリーニングフェ
ルトの劣化等を防止することができる。同時に加圧ロー
ラ内部の加熱にて、加圧ローラの変質変化を防ぐことが
でき、プレスローラ内の温度勾配を最小にして、連続コ
ピー時の定着性をも確保するようにした。
尚本発明は、前記実施例に限ったものではなく、モータ
の回転速度等を加圧ローラ表面の材質に応じて設定をす
ることができる。発熱体の数も1つに限らず、多くする
ことにて多くの状態を設定することができる。
また、温度検知素子としてサーミスタを用いたが、これ
に限らす熱電対や赤外線を利用した非接触形のセンサを
用いるようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上詳説したように本発明によれば、比較的簡単な構成
で、加圧ローラの劣化を伴なうことなく、加圧ローラの
表面温度を高めることができ、特に高速コピー時等の定
着性能が問題になる場合でも、十分な定着性能を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、本発明の一実施例を示すもので、
第1図は、制御回路の構成図、第2図は複写機の構成を
示す断面概略図、第3図は定着装置の構成を示す断面図
、第4図は本実施例の画像定着率を説明するためのグラ
フであり、第5図及び第6図は従来の画像定着率を説明
するためのグラフである。 19・・・定着装置、30・・・ヒートローラ、30、
・・・ヒータランプ(第1の発熱体)1.31・・・加
圧ローラ、 311・・・ヒータランプ(第2の発熱体)、321.
322・・・サーミスタ(第1.第2の検知手段)、4
0・・・主制御部、 41・・・温度検知回路(第1の検知手段)、42・・
・温度検知回路(第2の検知手段)、46・・・モータ
駆動回路、47・・・モータ(駆動手段)代理人 弁理
士  則 近 憲 右 同         山  下     −第1図 Jl 渠  3  図 At朗 エイi 濃ノラ11 第 5 図 jJ艮;R度

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1の発熱体を内蔵するヒートローラと、 第2の発熱体を内蔵し、前記ヒートローラに圧接し、前
    記ヒートローラとの間に用紙を挾持する加圧ローラと、 前記ヒートローラの表面温度を検知する第1の検知手段
    と、 前記加圧ローラの表面温度を検知する第2の検知手段と
    、 前記ヒートローラ及び前記加圧ローラを回転駆動する駆
    動手段と、 前記第1及び第2の発熱体のオン及びオフ制御と前記駆
    動手段の回転速度制御とを行なう制御手段と、 前記第1の検出手段にて、前記ヒートローラの表面温度
    が第1の設定温度より高くなったことを検知した際、前
    記第1の発熱体をオフし、前記ヒートローラの表面温度
    が第2の設定温度より高くなったことを検知した際前記
    第1の発熱体をオンする第1の処理手段と、前記第2の
    検出手段にて、前記加圧ローラの表面温度が第3の設定
    温度より高くなったことを検知した際、前記第2の発熱
    体をオフし、前記ヒートローラの表面温度が第4の設定
    温度より低くなったことを検知した際、前記第2の発熱
    体をオンする第2の処理手段と、前記第一の発熱体及び
    前記第二の発熱体それぞれのオン/オフに応じて、前記
    ヒートローラ及び前記加圧ローラの動作速度を制御する
    制御手段とを備したことを特徴とする定着装置。
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