JPH01301757A - シリコーンエマルジョン組成物 - Google Patents

シリコーンエマルジョン組成物

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JPH01301757A
JPH01301757A JP63131938A JP13193888A JPH01301757A JP H01301757 A JPH01301757 A JP H01301757A JP 63131938 A JP63131938 A JP 63131938A JP 13193888 A JP13193888 A JP 13193888A JP H01301757 A JPH01301757 A JP H01301757A
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    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/02Foam dispersion or prevention
    • B01D19/04Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances
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  • Dispersion Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、シリコーンエマルジョン組成物に関し、特に
希釈性及び安定性に優れ、消泡剤などとして好適なシリ
コーンエマルジョン組成物に関する。
〔従来の技術〕
シリコーンの水性エマルジョンは、消泡剤、整泡剤、離
型剤、撥水剤等として種々の用途に広く用いられている
が、いずれの場合も水による希釈性及び安定性(特に希
釈安定性)が求められる。
シリコーンエマルジョンを消泡剤として用いる場合には
、微粉末シリカ等の無機微粉末を添加して消泡性を高め
ることが行われている。しかし、無機微粉末の添加によ
って、エマルジョンの安定性が著しく悪化することがあ
る。例えば、微粉末シリカの含有量によっては用いられ
たシリコーンオイルが増粘によりクリーミングを起こし
たり、またエマルジョンを希釈した場合に微粉末シリカ
が沈降してしまうことがある。また、60〜80°Cに
加熱されるとエマルジョンが破壊され、上記のクリーミ
ングや微粉末シリカの沈降等の現象が促進されることが
知られている。
シリコーンエマルジョンの安定性を改良するために、種
々の乳化剤が提案されており、例えば蔗糖脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル及びグリセリン脂肪酸エ
ステルを併用する方法(特公昭58−7335号)、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステルの
ような親油性の乳化剤にポリグリセリン脂肪酸エステル
を併用する方法(特開昭60−262827号)などが
提案されている。
しかし、これらも、得られるシリコーンエマルジョンの
安定性及び希釈性の点でなお不十分なものであった。
本願の出願人は、IILB 8〜20の親油性乳化剤と
HLB2〜7の親油性乳化剤とを、混合後のIILB値
が3〜19となるように混合したものがシリコーンエマ
ルジョンの安定性及び希釈性の向上に有効であることを
見出し先に開示した (特願昭61.−101382号
)。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者らは、HL Bの異なる2種の乳化剤を用いる
上記のシリコーンエマルジョンを土台とし、エマルジョ
ンの希釈性及び安定性の向上を目的として研究を重ねた
結果、旧7Bの異なる特定の3種の乳化剤を特定割合で
配合してなるものを乳化剤として使用すると、粘度を高
めることな(エマルジョンの希釈性及び安定性を著しく
改良できることを見出した。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明は、 (A)オルガノポリシロキサン70〜99重量%及び微
粉末シリカ30〜1重量%からなるシリコーンオイルコ
ンパウンド        100重量部(B) (B
−1)IILB2.0〜6.5のソルビタン脂肪酸エス
テル50〜75重量%、(B−2)HLB 6.0〜1
60のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル5
〜40重量%及び(B−3)IILB12.0〜19.
5のポリオキシエチレン高級アルコールエーテル及び/
又はポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル5
〜30重量%からなる1−HLB7.0〜8.5の混合
乳化剤             3〜40重量部を含
有するシリコーンエマルジョン組成物を提供するもので
ある。
本発明のシリコーンエマルジョン組成物の(/l)成分
であるシリコーンオイルコンパウンドは、オルガノポリ
シロキサンと微粉末シリカからなるものであるが、この
オルガノポリシロキサンは、例えば下記式: 〔ここで、式中の複数のRは同一でも異なってもよく、
置換又は非置換の炭化水素基であり、例えばメチル基、
エチル基、フェニル基、シアツノチル基、γ−トリフル
オロプロピル基等が挙げられ、Rの一部は水酸基であっ
てもよく、またnは正の整数である。〕 で表されるものである。このオルガノポリシロキサンの
代表的な例としては、例えば、ジメチルポリシロキサン
、ジエチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキ
サン、ポリジメチル−ポリジフェニルシロキザンコボリ
マー、ポリメチル−3゜3.3〜トリフルオロプロピル
シロキザン等を挙げることができる。これらのうちでも
実用性が特に高いものは、l・リメチルシリル基又はジ
メチルヒドロキシシリル基で末端が停止されたジメチル
ポリシロキサンである。
このオルガノポリシロキサンの25°Cにおける粘度は
、通常、2(1−100000cStが好ましく、さら
に50〜10000cStが好ましい。粘度が低過ぎる
と得られるシリコーンエマルジョン組成物の消泡性が劣
り、粘度が高過ぎると乳化が困難となり、また得られる
シリコーンエマルジョンの安定性も悪くなる。
本発明の(八)成分のもう一方の成分である微粉末シリ
カは、従来からシリカ系充填材として公知の乾式シリカ
、湿式シリカのいずれも使用することができる。微粉末
シリカとして、例えば沈降シリカ、シリカキセロゲル、
ヒユームドシリカ及びこれらの表面を有機シリル基で処
理した処理シリカ等が挙げられ、より具体的には、アエ
ロジル(日本アエロジル社製、商品名)、ニブシル(日
本シリカ社製、商品名)、キャボシル(米国キャボット
社製、商品名)、ザントセル(米国モンサントケミカル
社製、商品名)等を挙げることができる。この微粉末シ
リカはBET法によって測定される比表面積が5On(
7g以上のものが好ましい。
(八)成分中における上記オルガノボリシロキザンと微
粉末シリカの配合割合は、オルガノポリシロキサン70
〜99重量%、好ましくは85〜97重量%に対して、
微粉末シリカ1〜30重量%、好ましくは3〜15重量
%である。微粉末シリカの配合量が1重量%未満ではそ
の性能、例えば消泡剤の場合には消泡作用が十分に発揮
されず、30重量%を超えると(八)成分の粘度が増大
して作業性が悪くなり、取扱が困難となる。
(B)成分である混合乳化剤は、前記のとおり、(B−
1) 、(B−2)及び(B−3)の3種の乳化剤成分
からなるものである。
(B−1)の乳化剤成分であるソルビタン脂肪酸エステ
ルは、1(LBが2.0〜6.5、好ましくは3.0〜
5.5のものである。HLBが2.0未満又は6.5を
超える場合は、他の乳化剤成分との肛Bのバランス上、
親油性乳化剤としての特性が十分に発揮されず、得られ
るシリコーンエマルジョン組成物が不安定なものとなり
、増粘したり、あるいは分離し易い。このソルビタン脂
肪酸エステルは、例えば、分子中にううリン酸、ミリス
チン酸、バルミチン酸、ステアリル酸、オレイン酸等の
炭素数12〜18の脂肪酸の残基を1〜3個有するもの
である。具体的には、ソルビタンモノステアレー1・、
ソルビクンモノオレエーI・、ソルビタントリステアレ
ート、ソルビクンセスキオレエ−1−、ソルビタンジパ
ルミテート等が挙げられる。これらのうちで好ましいも
のは、ソルビタンモノステアレー1・、ソルビタンモノ
オレエ−1・、ソルビタンセスキオレエ−1−である。
この(B−1)の乳化剤成分の(B)成分中における混
合割合は50〜75重量%、好ましくは55〜70重量
%である。50重量%未満ではこの乳化剤成分の親油性
乳化剤としての特性が十分に発揮されず、シリコーンオ
イルコンパウンドの乳化が困難となり、75重量%を超
えると得られるシリコーンエマルジョンの粘度が増加し
て固化することがある。
(B−2)の乳化剤成分であるポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステルは、HLBが6.0〜16.0、
好ましくは760〜15.0のものである。HL Bが
6.0未満であると、親油性乳化剤であるソルビタン脂
肪酸エステルとの)ILBのバランス上、その特性が十
分発揮されず、16.0を超えると親水性が強すぎてエ
マルジョンが不安定となる。このポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステルは、例えば上記(B−]、)の
ソルビタン脂肪酸エステルにエチレンオキサイドを付加
重合させてなるものである。エチレンオキサイドの付加
数は、通常、j〜30、好ましくは5〜20であり、(
B−2)の乳化剤成分の親水性乳化剤としての特性を十
分に発揮させるために、1iLBが6.0〜16.0と
なる範囲で適宜選択される。このポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステルとしては、例えば、ポリオキシ
エチレン(6EO) ソルビタンモノステアレ−1・、
ポリオキエチレン(6EO)ソルビタンモノオレエート
、ポリオキシエチレン(20EO) ソルビタンモノパ
ルミテート、ポリオキシエチレン(20EO)ソルビタ
ンモノステアレ−1−、ポリオキシエチレン(20IE
O)ソルビクンI−リスステアレート等を挙げることが
できる(上記例示において()内の下線を付した数字は
エチレンオキサイドの付加モル数を示す。
以下、同し)。
この(B−2)の乳化剤成分の(B)成分中の混合割合
は、5〜40重量%、好ましくは10〜30重量%であ
る。5重量%未満では(B−2)の乳化剤成分の親水性
乳化剤としての特性が十分に発揮されず、40重量%を
超えると得られるシリコーンエマルシコンの安定性が悪
くなり、粘度の上昇や層分離が起こり易い。
(B−3)の乳化剤成分であるポリオキシエチレン高級
アルコールエーテル及びポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテルは、HLBが12.0〜19.5、好ま
しくは13.0〜18.0のものである。HLBが12
.0未満では、親水性乳化剤としての特性を十分に発揮
することができず、特に得られるシリコーンエマルジョ
ンの粘度を低減させる働きが弱くなる。
また、HLBが19.5を超えると親水性が強過ぎてエ
マルジョンが不安定となる。
この(B−3)のポリオキシエチレン高級アルコールエ
ーテルとしては、例えば一般式RO(CIl□CHzO
)ゎ11(Rは炭素数12〜20のアルキル基であり、
nは1(LBが12.0〜19.5となる整数である)
で示されるものが挙げられ、炭素数12〜20の高級ア
ルコールにエチレンオキサイドを付加重合させてなるも
のである。具体的には、例えばラウリルアルコール、セ
タノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール
、ミリスチルアルコール等から選ばれた高級アルコール
にエチレンオキサイl−を付加重合させてなるものを挙
げることができる。
また、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル
は、炭素数6〜18のアルキル基を有するアルキルフェ
ノールにエチレンオキサイドを伺加重合させてなるもの
である。アルキルフェノールのアルキル基としては、例
えばヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ド
デシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデ
シル基等を挙げることができる。
上記(B−3)の乳化剤成分であるポリオキシエチレン
高級アルコールエーテル又はポリオキシエチレンアルキ
ルフェノールエーテル中に付加重合されたエチレンオキ
サイド単位の数は、(B−3)の乳化剤成分の肛Bが1
2.0〜19.5となるように適宜選択されるが、通常
、5〜40、好ましくは10〜30である。
このポリオキシエチレン高級アルコールエーテル又はポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテルとしては、
例えばポリオキシエチレン(IOEO)ラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(1,0EO)セチルエーテル
、ポリオキシエチレン(20EO)セチルエーテル、ポ
リオキシエチレン(1,0EO)ステアリルエーテル、
ポリオキシエチレン(20[0)ステアリルエーテル、
ポリオキシエチレン(20EO)オレイルエーテル、ポ
リオキシエチレ(15EO)オクチルフェニルエーテル
、ポリオキシエチレン(30EO)オクチルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレン(10EO)ノニルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレン(15EO)デシルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレン(20EO)  
ドデシルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(20
20)テトラデシルフェニルエーテル、ポリオキシエチ
レン(30EO)オククデシルフェニルエーテル等を挙
げることができる。
」−記(B−3)の乳化剤成分の(B)成分中の混合割
合は、5〜30重量%、好ましくは10〜25重量%で
ある。この(B−3)の混合割合が5重量%未満である
と親水性乳化剤としての特性を発揮させ難く、特に粘度
低減によってエマルジョンの希釈性を改、善することが
できず、30重量%を超えると得られるエマルジョンの
安定性が悪くなり層分離を起こし易い。
本発明の組成物の(B)成分である混合乳化剤は、前記
(B−1) 、(B−2)及び(B−3)の3種の乳化
剤成分を所定の混合割合で混合することにより得ること
ができるが、この混合乳化剤のHLB値は7、−0〜8
.5、好ましくは7.5〜8.5である。混合乳化剤の
IILBが7.0未満又は8.5を超える場合は、いず
れの場合も、得られるシリコーンエマルジョンを水で希
釈した際に希釈後の安定性が悪く、特に60〜80°C
に加熱するとエマルジョンが破壊され、クリーミングや
オイルの浮上等の現象が著しくなる。
ここで、複数の乳化剤の混合後のHLB(HLB、)は
、一般に下記の式によって計算することができる。
ここで、W、:乳化剤1の重量分率 W2:乳化剤2の重量分率 W3:乳化剤3の重量分率 11LB、:乳化剤1のIILBH LB値B2 :乳化剤2の旧7B値 HLB3 :乳化剤3のII L B値本発明のシリコ
ーンエマルジョン組成物は、前記の(A)成分100重
量部に対して(B)成分を3〜40重景部重量し、水中
で乳化させたものである。
(B)成分の配合量が(A)成分100重量部に対して
3重量部未満であると乳化が困難となり、安定なエマル
ジョンを得ることができず、40重量部を超えると得ら
れるエマルジョンは安定するが、粘度が高くなり、また
シリコーンが乳化剤で覆われるため消泡性などのシリコ
ーンの特性も低下する。
本発明の組成物の製造は、(A)成分に前記(B)成分
の混合乳化剤を所定量添加し、これにO/W型エマルジ
ョンを形成するに必要な水、例えば20重量部の水を徐
々に加えながら、ホモミキサー、コロイドミル、ホモジ
ナイザー等の乳化分散機を用いて乳化することにより行
・うことができる。さらに必要に応じて水を加えて所望
の濃度のエマルジョンを得ることができる。
さらに本発明のシリコーンエマルジョン組成物において
は、エマルジョンの形成に際して、エマルジョンの安定
性を向上させるためムこ、必要に応じて適当な添加剤を
用いることができる。このような添加剤としては、例え
ば、増粘剤、分散剤、保護コロイド剤として用いられる
澱粉、アラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、カゼイン
、カラギーナン、寒天、グアーガム、ゼラチン、デキス
トリン、ペクチン酸ナトリウム、ローカストビーンガム
等の水溶性天然高分子化合物、メチルセルロース、結晶
セルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸プロ
ピレングリコール等の半合成高分子化合物、ポリビニル
アルコール、ポリアクリル酸すI・リウム、カルボキシ
ビニルポリマー、□メトキシエチレン無水マレイン酸共
重合体等;乳化に際して乳化助剤又は乳化安定剤として
用いられるポリプロピレングリコール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコルルーポリエチレング
リコールブロック共重合体等が挙げられる。
本発明のシリコーンエマルジョン組成物は、繊維工業に
おける染色、精練、サイジング工程、及び各種合成樹脂
、ラテンクス、ゴム、接着剤等の製造加工工程における
消泡剤、また消泡剤以外の用途としてゴム、プラスチッ
ク、鋳物成形時の離型剤、タイヤ成型時の離型剤、繊維
製品の撥水、柔軟処理剤、ヘアクリーム等の化粧品、カ
ーワックスやタイヤ及びピアノの艶出し剤などとして使
用することができる。
〔実施例〕
以下、実施例及び比較例によって本発明の詳細な説明す
る。なお、以下の例において「部」は重量部を表す。
実施例1〜4、比較例1〜3 ジメチルポリシロキサン(信越化学工業■製、KF−9
6、商品名、25゛Cにおける粘度: 100OcSt
)92部と、微粉末シリカ (日本シリカ社製、ニブシ
ル−LP、商品名)8部とを混合してオイルコンパウン
ド(A)を81′il製し、さらに表1に示す組成の(
B)混合乳化剤を表1に示す処方で添加し、攪拌しなが
ら60〜70°Cで1時間加熱・混合した。得られたシ
リコーンエマルジョン組成物40部に対して、温度20
〜30°Cの水60部を徐々に加えながらホモミキサー
で均一になるまで攪拌・混合し、シリコーンエマルジョ
ンを得た。
得られたシリコーンエマルジョンについて、分離安定性
、希釈液の安定性、粘度及びエマルジョン粒子の平均径
を下記の方法ムこしたがって測定した。結果を表1に示
す。表1中、POEはボリオノシエチレン基を示し、(
)内の数はPOEの重合モル数を示す。表2においても
同様である。
エマルジョンの八 円 シリコーンエマルジョンを250m 12の栓付ガラス
ビンに入れ、密栓した後、40°Cの恒温槽中に静置し
、エマルジョンの経時変化を観察した。結果を以下の基
準で評価した。
A:30日以上変化なし B;30口以内に分離した C:15日以内に分離した エマフレジョン、′の壱 土 (分散性) 容量300m lのビーカーに、シリコーンエマルジョ
ン4g及び水196gを入れ、マグネチンクスクーラー
を用いて3分間攪拌した後、10分間静置した後の分散
状態を観察し、以下の基1tで評価した。
A:均一に分散している B:表面にオイルが少し分離 C:表面にオイルがかなり分離 (加熱安定性) 次に、ビーカーに入れたまま、加圧滅菌器で130°C
で30分間加熱した後、取り出して室温まで冷却してエ
マルジョンの状態を観察し、以下の基準で評価した。
A:均一なエマルジョン B;エマルジョンの一部が破壊された C・エマルジョンが完全に破壊された さらに、シリコーンエマルジョンを綿布ヲ用いて濾過し
、綿布及びビーカー中に残ったゲル状のエマルジョン破
壊物を秤量し、最初に仕込んだエマルジョンの固形分の
重量で割って加熱濾過残渣率を求めた。
舌ヱ匹乏57勿茄渡− 容ft250nl!のガラスビンにシリコーンエマルジ
ョンを入れ、25°Cの恒温槽中に24時間静置した後
、BM型回転粘度計を用いて回転数1.2r、p、mで
粘度を測定した。
エマルジョン4子の平y径 米国コールクーエレクトロニクス社製の粒径分布測定装
置(コールクーカウンターモデル]”AII)を用いて
エマルジョン粒子の体積平均粒径を測定した。
実施例5〜8、比較例4〜5 各側において、ジメチルポリシロキザン(信越化学工業
■性、K F−96、商品名、25°Cにおし)る粘度
: 1000cSt ) 90部、ジノチルジクロルシ
ランで表面を処理した微粉末シリカ (F(木アエロジ
ル社製、エロジルR−972)商品名)10部及び乳化
助剤としてポリプロピレングリコール(分子量2000
)2部を混合してオイルコンパウンド(A)を調製し、
これに表2に示す処方で(B)成分を添加し、得られた
37部に対して水63部を添加した以外は実施例1と同
様にしてシリコーンエマルジョンを得、分離安定性、希
釈液の安定性、粘度及びエマルジョン粒子の平均径を測
定した。結果を表2に示す。
また、得られたエマルジョンの2%希釈液の加熱濾過残
渣率を縦軸にとり、使用した混合乳化剤の旧、Bを横軸
にとって図示すると第1図のとおりとなる。
〔発明の効果〕
本発明のシリコーンエマルジョン組成物は、低粘度であ
り、かつ希釈性及び安定性に優れ、しかも高温でも安定
である。そのため、長期間安定で、クリーミング、オイ
ル浮」二、無機微粉末の沈降などが起こらない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例5〜8及び比較例4〜5にお
いて得られたシリコーンエマルジョンの2%希釈液の加
熱濾過残渣率と、該シリコーンエマルジョンの調製に使
用した混合乳化剤のIILBとの関係を示すグラフであ
る。 第1図 加 熱 濾 過 残 渣 T    \  ノ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)オルガノポリシロキサン70〜99重量%
    及び微粉末シリカ30〜1重量%からなるシリコーンオ
    イルコンパウンド100重量部 (B)(B−1)HLB2.0〜6.5のソルビタン脂
    肪酸エステル50〜75重量%、(B−2)HLB6.
    0〜16.0のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
    ステル5〜40重量%及び(B−3)HLB12.0〜
    19.5のポリオキシエチレン高級アルコールエーテル
    及び/又はポリオキシエチレンアルキルフェノールエー
    テル5〜30重量%からなるHLB7.0〜8.5の混
    合乳化剤3〜40重量部 を含有するシリコーンエマルジョン組成物。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載のシリコーンエマルジ
    ョン組成物であって、前記(A)のオルガノポリシロキ
    サンが両末端がトリメチルシリル基又はジメチルヒドロ
    キシシリル基で封鎖されたジメチルポリシロキサンであ
    る組成物。
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