JPH01301330A - 気泡性緩衝性シートの製造方法 - Google Patents

気泡性緩衝性シートの製造方法

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JPH01301330A
JPH01301330A JP63134046A JP13404688A JPH01301330A JP H01301330 A JPH01301330 A JP H01301330A JP 63134046 A JP63134046 A JP 63134046A JP 13404688 A JP13404688 A JP 13404688A JP H01301330 A JPH01301330 A JP H01301330A
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勉 古川
Yoshihiro Kawasaki
川崎 義博
Michio Kamiya
通夫 神谷
Tomofumi Onoda
小野田 智文
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、気泡性緩衝性シートの製造方法に関し、特に
、製造に際して気泡の潰れが起こらない気泡性緩衝性シ
ートの製造方法に関する。
[従来の技術] 従来、断熱材や物品の包装用材料として用いられている
気泡性で緩衝性を有するシートを製造する方法としては
、例えば第3図に示す方法が知られている。この方法は
独立した空気室lを形成している凸状突起2を多数有す
るプラスチックシート3の凸状突起側に、Tダイ4から
のフィルム5を介して、金属蒸着膜を片面に有するプラ
スチックフィルム6を接合するものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の方法にあっては、プラスチッ
クフィルム6をプラスチックシート3の凸状突起側から
融着・接合するようにしているために、大きな圧力をか
けて接合した場合、しばしば独立空気室(気泡)か潰れ
るという問題があった。
[課題を解決するための手段] そこで、本発明者らは上記従来における課題な解決すべ
く鋭意検討を行った結果、本発明の製造方法に到達した
ものである。
すなわち、本発明によれば、周面に多数の凹部な有する
エンボスロールにプラスチックフィルムを巻き掛けて該
フィルムをエンボス状とするとともに、前記エンボスロ
ール上でエンボス状となったフィルムに、ベースフィル
ムを介して金属蒸着膜を片面に有するプラスチックフィ
ルムを、加熱状態にて金属蒸着膜側よりさらに巻き掛け
、エンボスロール上で熱的に融着することにより、独立
した空気室を形成している凸状突起を全面に多数有する
ようにしたことを特徴とする気泡性緩衝性シートの製造
方法、が提供される。
また、本発明では、上記気泡性緩衝性シートの凸状突起
側から、さらにプラスチックフィルムを積層することに
より、自身の強度を増強し得た気泡性緩衝性シートを提
供することができる。
本発明においては、エンボスフィルムと独立空気室を形
成するベースフィルムの巻き掛けと略同時に金属蒸着膜
を片面に有するプラスチックフィルムを融着・接合する
ため、独立空気室の潰れは起こらない。
[実施例] 次に、本発明を図示の実施例に基いてさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限られるものではな
い。
第1図は本発明の製造方法の一実施例を概略的に示す説
明図である。
熱可塑性樹脂を用い、Tダイ10にてキャップ側フィル
ム11を押出成形し、ロール12を介して周面に多数の
凹部を有する20〜120°Cに温度制御されたエンボ
スロール13に巻き掛けて、凸状突起を全面に多数有す
るエンボス状のフィルム27を成形する。次いで、熱可
塑性樹脂をTダイ14から供給、押出成形してベース側
フィルム15とし、これを中間にはさんで、金属蒸着膜
を片面に有するフィルム16をロール17により供給し
、金属蒸着膜側よりエンボスロール13上にさらに巻き
掛け、エンボスロール13及びロール17間で熱的に融
着して、エンボス状フィルム27と金属蒸着膜を片面に
有するプラスチックフィルム16とが接合された、独立
空気室を形成している凸状突起を全面に多数有する気泡
性緩衝性シート18が形成される。
そして、要すれば、第1図に示すように、さらにロール
19、ロール20及びロール21を介し、Tダイ22よ
り供給されるプラスチックフィルム(三層側フィルム)
23を気泡性緩衝性シート18の凸状突起側にロール2
1とロール24間で積層することにより、第2図に示す
如き気泡性緩衝性シート25が製造される。
第2図は製造された気泡性緩衝性シート25をその原材
料となるフィルム毎に便宜上拡開して示したもので、図
上、上方より、金属蒸着膜を片面に密着させたプラスチ
ックフィルム16、ベース側フィルム15、エンボス状
フィルム27、三層側フィルム23を示している。
プラスチックフィルム16の片面に蒸着させる金属とし
ては、蒸着のし易さなどからアルミニウム(A文)、銅
が好ましく、特にAnが好ましい。
また、片面に金属蒸着膜を有するプラスチックフィルム
16としては、金属を蒸着するに適した熱可塑性樹脂フ
ィルムが好ましく、耐候性の点からポリエチレンテレフ
タレート(PET)などのポリエステルが特に好適なも
のといえる。
第1図において、ロール12、ロール17およびロール
26は、キャップ側フィルム11またはプラスチックフ
ィルム16をカレンダーロール13の周面に対して押し
つける機能とそこで熱融着させる機能を有することが適
切である。また。
同じくロール21はロール24の周面に対して押しつけ
る機能を有することが適切である。
さらに、ロール19は、カレンダーロール13の上でエ
ンボス状のフィルム27とプラスチックフィルム16と
が熱融着されて形成された緩衝性シート18をカレンダ
ーロール13から引き剥がし冷却するための冷却ロール
であることが好ましい。
なお、上述の気泡性緩衝性シートの成形は、従来公知の
この種の緩衝性材料の成形方法(例えば、特公昭37−
13782号公報、特公昭38−330号公報などに記
載の成形方法など)と同様の成形条件で行うことかでき
る。
なお、前述のキャップ側フィルム11を全周面に多数の
凹部を有する温度制御されたエンボスロール13に巻き
掛けて、凸状の突起を全面に多数有するエンボス状のフ
ィルム27を形成するには、例えば、前記エンボスロー
ル13にキャップ側フィルム11を巻き掛けた際に、エ
ンボスロール13の凹部の内部空間を減圧して加熱され
て軟化状態のキャップ側フィルム11の各部を凹部の内
面に向って吸引し、凸状の突起に変形させることによっ
て形成することができる。
キャップ側フィルム11、ベース側フィルム15および
三層目のプラスチックフィルム23を形成する材料は、
その熱融着性を考慮すると同じ材料であることが好まし
く、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィンなどを
使用することができる。特に、その加工性が良い点でポ
リオレフィンが好適である。
ポリオレフィンとしては、低密度ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ンなとのホモポリマーの他、エチレン−プロピレンコポ
リマー、エチレン−ビニルアセテートコポリマー、エチ
レン−エチルアクリレートコポリマー、およびこれらの
混合物などが挙げられる。
また、熱融着性を考慮した場合、低密度ポリエチレン、
線状低密度ポリエチレンあるいはそれらにエチレン−ビ
ニルアセテートコポリマー、エチレン−エチルアクリレ
ートコポリマーを混合したものが特に好適に用いられ得
る。
なお、キャップ側フィルム11、ベース側フィルム15
および三層目のプラスチックフィルム23は夫々単層で
形成されているものに限られず、多層にて形成されてい
てもよい。各フィルムが単層で形成される場合には一般
にガス透過性の優れた気泡性緩衝性シートが得られると
いうように、用途に応じて各フィルムの単層あるいは多
層、さらにフィルムの厚さを選択することができる。
本発明に係る気泡性緩衝性シートの凸状突起は、角柱状
、円柱状、楕円柱状、半球状等の形状、またはそれらを
組合わせた形状の空気室を形成しているものであればよ
い。
凸状突起は、高さが1〜20m5+、特に好ましくは2
〜18mm程度であって、底面積がO,1〜15cm2
.特に好ましくは0.2〜10cm2程度である円柱状
、楕円柱状等の柱状の空気室を形成しているものが好適
である。凸状突起同士の間隔は、0.5〜20mm、特
に1〜15mmとなるように全面的に配列されているこ
とが好ましい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の製造方法によれば、エン
ボスフィルムと独立空気室を形成するベースフィルムの
巻き掛けと略同時に、金属蒸着膜を片面に有するプラス
チックフィルムを融着・接合しているため、大きな圧力
を掛けて融着しても独立空気室の潰れが生じずに気泡性
緩衝性シートか製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法の一実施例を概略的に示す説
明図、第2図は本発明で製造される気泡性緩衝性シート
を示す拡開斜視図、第3図は従来の製造方法の一例を示
す説明図である。 lO・・・Tダイ、11・・・キャップ側フィルム、1
2・・・ロール、13・・・エンボスロール、14・・
・Tダイ、15・・・ベース側フィルム、16・・・片
面に金属蒸着膜を有するプラスチックフィルム、17・
・・ロール、18・・・気泡性緩衝性シート、19,2
0.21・・・ロール、22・・・Tダイ、23・・・
プラスチックフィルム、24・・・ロール、25・・・
気泡性緩衝性シート、26・・・ロール、27・・・エ
ンボス状フィルム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周面に多数の凹部を有するエンボスロールにプラ
    スチックフィルムを巻き掛けて該フィルムをエンボス状
    とするとともに、前記エンボスロール上でエンボス状と
    なったフィルムに、ベースフィルムを介して金属蒸着膜
    を片面に有するプラスチックフィルムを、加熱状態にて
    金属蒸着膜側よりさらに巻き掛け、エンボスロール上で
    熱的に融着することにより、独立した空気室を形成して
    いる凸状突起を全面に多数有するようにしたことを特徴
    とする気泡性緩衝性シートの製造方法。
  2. (2)気泡性緩衝性シートの凸状突起側からさらにプラ
    スチックフィルムを積層することを特徴とする請求項1
    記載の製造方法。
JP63134046A 1988-05-31 1988-05-31 気泡性緩衝性シートの製造方法 Expired - Lifetime JPH0712642B2 (ja)

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