JP3141535B2 - 真空断熱パネルの製造方法 - Google Patents

真空断熱パネルの製造方法

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面材と裏面材とから
なる密封袋内に断熱材が真空充容され、かつ上記表面材
の外側に部分的に金属箔又は金属箔複合プラスチックフ
ィルムが貼着された真空断熱パネルを製造する方法に関
し、更に詳述すると、外部から真空断熱パネル内に気体
や水蒸気が侵入するのを防止し、かつ熱を反射すると共
に、外表面に沿って熱が伝導しにくい真空断熱パネルを
製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
真空断熱パネルとしては特開昭58−50394号公報
(断熱板の製造方法)に示されているように、通気性の
包装袋に粉末を充填し、これを外装袋に入れ、真空状態
で封入シールすることにより断熱パネルを製造する方法
が開示されているが、この外装袋をプラスチックのみか
ら形成すると、気体が外装袋の表面から侵入し、真空度
が劣化する(熱伝導率が悪くなる)という問題点があ
り、また、気体の侵入を防止するために金属箔を外装袋
に積層すると断熱パネルの周縁部において熱的に導通
し、断熱性能が悪くなるという問題点がある。
【0003】このため、本出願人は、先に特開昭62−
39455号公報(包装袋の製造方法)に示されている
ように外装袋の熱接着予定部もしくは熱接着部に金属箔
の接着を阻害する接着阻害層を形成し、その部分の金属
箔をカットし、除去する方法を提案したが、この製造方
法は工程が複雑であるため量産するのに難点があった。
【0004】そこで、本出願人は特願平3−28208
6号、同3−282087号において、防気性、防湿性
に優れ、かつ熱の伝導を防止し得る真空断熱パネルとし
て、真空成形法によって所定の形状に成形され、かつ部
分的に金属箔複合プラスチックフィルムが貼着されたフ
ィルムを外装袋とした真空断熱パネルを提案している。
しかし、フィルムを所定の形状に成形する際にフィルム
が引き伸ばされるため、この部分のフイルムが薄くな
り、このため気体や水蒸気に対する防気性、防湿性が完
全ではない場合が生じ、改善の余地がある。
【0005】また、上記真空断熱パネルでは、外装袋と
してフィルムを引き伸ばし、これを所定の形状に成形し
たものを用いているため、フィルムの厚さに制限があ
り、このため、フィルムを厚くすることにより十分な防
気性、防湿性を得ることができない。そこで、超密防気
性、防湿性(ガス透過量(O2として)0.1cc/m2
・24hr・atm以下、水蒸気透過量0.1g/m2
・24hr・40℃,90%RH以下)を有する薄いフ
ィルムを用いることが必要であるが、成形性が良好で、
防気性、防湿性共に満足し得る構成のフィルムを得るこ
とが難しいという問題点もある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
高防気性、高防湿性、熱導通防止性に優れた真空断熱パ
ネルを得ることができる製造方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記目的を達
成するため、(1)表面材と裏面材とからなる密封袋内
に断熱材が真空充容され、かつ上記表面材の外面に部分
的に金属箔又は金属箔複合プラスチックフィルムが貼着
された真空断熱パネルを製造するに際し、凹状キャビテ
ィを有するインモールドインジェクション用の成形金型
の該キャビティ底面に金属箔又は金属箔複合プラスチッ
クフィルムを配置すると共に、加熱溶融した合成樹脂を
前記金型内に注入してインモールドインジェクション成
形を行い、上縁端にリング状鍔部を有する凹状形状の表
面材を形成すると同時に、上記金属箔又は金属箔複合プ
ラスチックフィルムを表面材の外面に熱接着し、次いで
この表面材の凹部内に断熱材を充容した後、上記表面材
を覆って裏面材を供給し、この表面材の鍔部に裏面材外
周縁部を真空下に熱接着密封することを特徴とする真空
断熱パネルの製造方法、及び(2)表面材と裏面材とか
らなる密封袋内に断熱材が真空充容され、かつ上記表面
材の外面に部分的に金属箔又は金属箔複合プラスチック
フィルムが貼着された真空断熱パネルを製造するに際
し、両端が小径でその中間部が大径に形成された柱状キ
ャビティを有するインモールドブロー成形用金型の該キ
ャビティの大径周壁部に金属箔又は金属箔複合プラスチ
ックフィルムを配置すると共に、加熱溶融した合成樹脂
を前記金型内に押し出してパリソンを形成し、ブロー成
形を行って中空成形体を得ると同時に、該成形体の外周
面に前記金属箔又は金属箔複合フィルムを熱接着し、次
いでこの成形体を半分に切断して、上端縁にリング状鍔
部を有し、外面に金属箔又は金属箔複合プラスチックフ
ィルムが接着された凹状形状の表面材を形成し、この表
面材の凹部内に断熱材を充容した後、上記表面材を覆っ
て裏面材を供給し、この表面材の鍔部に裏面材外周縁部
を真空下に熱接着密封することを特徴とする真空断熱パ
ネルの製造方法を提供する。
【0008】
【作用】本発明によれば、上述したようにインモールド
インジェクション成形法又はインモールドブロー成形法
を採用したので、密封袋の表面材の厚さが均一となり、
また、密封袋の表面材を形成する際に、同時に金属箔又
は金属箔複合プラスチックフィルムを成形された表面材
の凹部外面に接着でき、この場合、金属箔又は金属箔複
合プラスチックフィルムは表面材のリング状鍔部、即ち
裏面材との接着部上には接着されず、凹部外面に部分接
着されるのみで、しかもこの部分接着の位置合わせも、
単に金型のキャビティ表面又は該キャビティ上に形成さ
れた樹脂層の上に置くだけでよく、自動化も容易であ
る。従って、周縁部において熱的導通のない真空断熱パ
ネルを簡単かつ確実に製造することができ、別途金属箔
又は金属箔複合プラスチックフィルムを貼着するための
工程を必要としないので、工程を簡略化することができ
る。
【0009】また、本発明により得られた真空断熱パネ
ルは、防気性、防湿性、熱反射性及び熱導通防止性が優
れ、しかもその性能が長期に亘って発揮されるものであ
る。
【0010】
【実施例】
〔第1実施例〕以下、本発明の一実施例につき図1〜5
を参照して説明する。図1は本発明により製造される真
空断熱パネルの一例を示したものであって、図中1は表
面材であり、この表面材1は、表面層2とシーラント層
3との構成を有している。この場合、表面層2として
は、ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレンなどの
耐熱性を有する樹脂にて形成することができる。また、
耐久年数等の性能が真空断熱パネルに要求される場合
は、アクリル樹脂、ポリビニリデン樹脂、ポリエチレ
ン、ABS樹脂等を使用することができる。その厚さは
通常5〜40μmとすることができる。なお、表面層2
はこれら樹脂の単一層であっても複合層であってもよ
い。シーラント層3としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアクリロ
ニトリルなどにより厚さ15〜300μm程度に形成し
得るが、特に防気性、及び後述する断熱材の製造時に発
泡剤としてフロンガスを用いた場合、この残存フロンガ
スに対する耐性の点からポリアクリロニトリルが好まし
い。
【0011】ここで、表面材1としては、全体構成とし
てガス透過性の小さい樹脂と水蒸気透過性の小さい樹脂
の多層構成であることが好ましく、例えば図示の例では
ポリプロピレン等の水蒸気透過量が少ない樹脂からなる
層2a、酢酸ビニル共重合体(EVOH)等のガス透過
量が少ない樹脂からなる層2b、ポリプロピレン等の水
蒸気透過量が少ない樹脂からなる層3を積層した構成と
されている。
【0012】4は裏面材を示し、この裏面材4は、アル
ミニウム等の金属箔5の両面にそれぞれ接着剤層6,7
を介して表面層8及びシーラント層9を積層した構成を
有する。この場合、表面層8,シーラント層9は、表面
材1の表面層2,シーラント層3と同様の材料により同
様の厚さに形成し得る。なお、金属箔5は必要により省
略し得る。
【0013】10は金属箔複合プラスチックフィルム
で、このフィルム10は、アルミニウム等の金属箔11
の両面にそれぞれ接着剤層12,13を介して表面層1
4及びシーラント層15を積層したものである。この表
面層14及びシーラント層15は、上記表面層2,8及
びシーラント層3,9と同様の材料にて同様の厚さに形
成し得るが、この場合シーラント層15としては、特に
表面材1の表面層2にポリエステル、ナイロンなどの熱
接着性を有する樹脂を用いた場合は、シランでグラフト
変性したエチレン−エチルアクリレート共重合樹脂が好
適である。なお、本発明では該フィルムの代りに金属箔
を用いることもできる。
【0014】図中16は断熱材で、好ましくは平均粒子
径が8〜12μmのパーライト、ホワイトカーボン、S
iO2、SiC等の粉末を通気性袋に収容したもの、連
通発泡ウレタンなどが使用される。
【0015】上記のような真空断熱パネルを製造する場
合は、まず図2に示すように凹状キャビティ17を有す
るインモールドインジェクションの金型19の該キャビ
ティ17の底面上に金属箔複合プラスチックフィルム1
0をその表面層14を下にして載置し、次いで図3に示
すように樹脂注入口19から、加熱溶融した樹脂を射出
注入する。この場合、表面材1の構成に応じ多層インジ
ェクションモールディング法を採用し得、例えば所用の
樹脂を順次射出し、図4に示すように表面材1を形成す
ることができる。この場合、この射出成形により表面材
1の外面に金属箔複合プラスチックフィルム10が熱接
着される。次いで、表面材1の凹部に断熱材16を充容
した後、図5に示すように、裏面材4をそのシーラント
層9を下にして断熱材16上方に供給し、表面材1のリ
ング状鍔部1bと互いに対向する部分の一部と熱接着1
9,19し、裏面材4の一端部を切断する。得られたパ
ネルをこの状態で真空シール機(図示せず)に入れ、真
空中にて表面材1のリング状鍔部1bのうち裏面材5と
未接着の部分を真空度10-1 Torrで熱接着して、内
部を真空状態とした密封袋を表面材1と裏面材5とによ
り形成する。
【0016】なお、図4に示した工程において、断熱材
16と共に、必要に応じて活性炭,塩化カルシウム,水
酸化カルシウム,ゼオライト等のゲッター剤の1種又は
2種以上を表面材1の凹部1aに充容してもよい。
【0017】〔第2実施例〕この例は、第1実施例にお
いて用いたインモールドインジェクションの金型の代わ
りにインモールドブロー成形用金型を用い、第1実施例
と同様の真空断熱パネルを製造するもので、この製造方
法においては、まず図6に示すような、上下端側が小径
でその中間部が大径を有する柱状キャビティ20を有す
る金型21(割金型21a,21a)の該キャビティ2
0の大径周壁部20a上に金属箔複合プラスチックフィ
ルム10をセットし、上記キャビティ20内に図示して
いないがパリソンを押出し、次いで空気を吹き込むブロ
ー成形を行うものである。これにより、図7に示すよう
な上下端側が小径で中間部が大径の中空筒状成形体22
が得られると共に、このブロー成形時に上記フィルム1
0が成形体22の大径胴部外面に熱接着される。なおこ
の場合、表面材の構成に応じて多層ブロー成形法を採用
し得る。
【0018】次に、上記成形体22を軸部方向に沿って
半割りし、第1実施例と同様の上端縁にリング状鍔部を
有する凹状形状の表面材を2個得る。以下、図4,5に
示したのと同様の工程により、密封袋内に断熱材16が
充容され、かつ表面材1の外面に金属箔複合プラスチッ
クフィルム10が部分接着された真空断熱パネルを得る
ことができるものである。
【0019】以上のようにして得られる真空断熱パネル
は、下記実験例に示すように、ガスの透過量及び水蒸気
の透過量が少なく、熱伝導率が低く、また経時により熱
伝導率、真空度の劣化が非常に少ないものである。
【0020】〔実験例〕表面材の構成 PP/EVOH/PP=50μm/30μm/150μ
裏面材の構成 表面層: ポリエステルフィルム,12μm 金属箔: アルミニウム,9μm シーラント層:ポリプロピレンフィルム,50μm 接着剤層: ウレタン系接着剤金属箔複合プラスチックフィルムの構成 表面層: ポリエステルフィルム,12μm 接着剤層: ウレタン系接着剤 金属箔: アルミニウム,10μm シーラント層:シランでグラフト変性したエチレン−エ
チルアクリレート共重合樹脂、50μm(溶融押し出し
ラミネート法により積層) 寸法: 400mm×400mm断熱材 発泡ウレタン樹脂,厚さ15mm
【0021】以上の材料を用い、上記図2〜5に示した
工程で真空断熱パネル(420mm×440mm)を製
造した。この場合、インモールドシンジェクション金型
のキャビティ底面は400mm×400mmの大きさで
あり、深さは15mmである。
【0022】更に真空シールは、真空度10-2Torr
で行った。
【0023】このようにして得られた真空断熱パネルの
ガス透過量(O2として)、水蒸気透過量、真空度及び
熱伝導率の経時変化を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】なお、第2実施例で示した工程で得た真空
断熱パネルも同様の効果を示した。
【0026】これら第1,第2実施例のパネルの製造方
法によれば、いずれもヒートブリッジを防止するために
設けた金属箔のない部分の寸法、厚みも設計通りに作る
ことができ、求める性能のものを簡単かつ確実に得るこ
とができるものであった。
【0027】これに対し、比較のためにフィルム(PV
C/PVDC/PP=150μm/30μm/30μ
m)を真空成形し、その底部にアルミ箔複合体を貼着し
た後、断熱材16を充填し、裏面材5でもって真空度1
-1Torr中でヒートシールし、真空断熱パネルを得
たが、これは真空成形条件によりフィルムの割れや極端
に薄い部分ができ、結果としてガスや水蒸気の透過量が
大きく、求める性能のパネルが得られない場合かあっ
た。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、金属箔を部分的に貼着
した表面材をインモールド成形法によって作製したの
で、表面材の厚さが均一となり、このため長期に亘って
高防気性、高防湿性に優れた真空断熱パネルを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により製造される真空断熱パネルの一例
を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例において、インモールドイン
ジェクション金型のキャビティ内に金属箔複合プラスチ
ックフィルムを配置した状態の概略断面図である。
【図3】同例において、加熱溶融樹脂を注入した状態の
概略断面図である。
【図4】同例において、断熱材を供給した状態の概略断
面図である。
【図5】同例において、裏面材を供給した状態の概略断
面図である。
【図6】図1に示した真空断熱パネルの他の製造方法に
おいて、インモールドブロー金型に金属箔複合プラスチ
ックフィルムを配置した状態の概略断面図である。
【図7】同例において、金型に加熱溶融樹脂を吹き込ん
だ状態の概略断面図である。
【符号の説明】
1 表面材 1a 凹部 1b リング状鍔部 4 裏面材 10 金属箔複合プラスチックフィルム 16 断熱材 18 金型 20 キャビティ 21 金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−215293(JP,A) 特開 平4−165197(JP,A) 特開 昭59−176028(JP,A) 特開 平5−215291(JP,A) 特開 昭58−50394(JP,A) 特開 昭62−39455(JP,A) 実開 昭58−111498(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/80 B29C 45/14 F16L 59/05

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面材と裏面材とからなる密封袋内に断
    熱材が真空充容され、かつ上記表面材の外面に部分的に
    金属箔又は金属箔複合プラスチックフィルムが貼着され
    た真空断熱パネルを製造するに際し、凹状キャビティを
    有するインモールドインジェクション用の成形金型の該
    キャビティ底面に金属箔又は金属箔複合プラスチックフ
    ィルムを配置すると共に、加熱溶融した合成樹脂を前記
    金型内に注入してインモールドインジェクション成形を
    行い、上縁端にリング状鍔部を有する凹状形状の表面材
    を形成すると同時に、上記金属箔又は金属箔複合プラス
    チックフィルムを表面材の外面に熱接着し、次いでこの
    表面材の凹部内に断熱材を充容した後、上記表面材を覆
    って裏面材を供給し、この表面材の鍔部に裏面材外周縁
    部を真空下に熱接着密封することを特徴とする真空断熱
    パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 表面材と裏面材とからなる密封袋内に断
    熱材が真空充容され、かつ上記表面材の外面に部分的に
    金属箔又は金属箔複合プラスチックフィルムが貼着され
    た真空断熱パネルを製造するに際し、両端が小径でその
    中間部が大径に形成された柱状キャビティを有するイン
    モールドブロー成形用金型の該キャビティの大径周壁部
    に金属箔又は金属箔複合プラスチックフィルムを配置す
    ると共に、加熱溶融した合成樹脂を前記金型内に押し出
    してパリソンを形成し、ブロー成形を行って中空成形体
    を得ると同時に、該成形体の外周面に前記金属箔又は金
    属箔複合フィルムを熱接着し、次いでこの成形体を半分
    に切断して、上端縁にリング状鍔部を有し、外面に金属
    箔又は金属箔複合フィルムが接着された凹状形状の表面
    材を形成し、この表面材の凹部内に断熱材を充容した
    後、上記表面材を覆って裏面材を供給し、この表面材の
    鍔部に裏面材外周縁部を真空下に熱接着密封することを
    特徴とする真空断熱パネルの製造方法。
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