JPH01301222A - 射出成形機の保圧切換方式 - Google Patents

射出成形機の保圧切換方式

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JPH01301222A
JPH01301222A JP13131888A JP13131888A JPH01301222A JP H01301222 A JPH01301222 A JP H01301222A JP 13131888 A JP13131888 A JP 13131888A JP 13131888 A JP13131888 A JP 13131888A JP H01301222 A JPH01301222 A JP H01301222A
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resin
cpu
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賢男 上口
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、射出成形機の保圧切換方式に関する。
従来の技術 射出成形機において射出工程から保圧工程への切換を行
う場合には、金型キャビティ内に樹脂が完全に充填され
ていることを確認する必要がある。
従来、金型キャビティ内の樹脂が完全に充填されている
か否かを検出する方式としては、人別して、スクリュー
が保圧切換位置に)ヱした事を検出して樹脂の充填が完
了したと見做すものと、金型キャビティ内の樹脂の実圧
やスクリューに作用する樹脂の反力を検出して樹脂の充
填完了を確認するものとがあった。なお、スクリュー位
置によって保圧切換を行うものにおいては、計量不良等
によりスクリューを保圧切換位置にまで押し切ることが
できない場合であっても成形作業を継続して行わせるた
め、タイマを併用し、該タイマの設定時間が経過しても
スクリューが保圧切換位置に到達しない場合には強制的
に保圧工程に移行させるようにしたものもある。また、
射出反力を検出して樹脂の充填完了を確認するちのにお
いては、計量不足等により充填不足が生じ、スクリュー
−最前進位置まで押し切っても射出圧力が上がらず、保
1fへの切換えが(1われないため連続成形ができなく
なる場合があり、上記と同様にタイマを01用し、タイ
マの設定時間が経過しても射出圧力が保圧切換圧力に到
達しる【い場合には、強制的にき保圧工程に移行させる
ようにしたものもある。
しかし、確実に樹脂の充填完了を確認するためには、金
型キャビティ内の樹脂の実圧やスクリューに作用する樹
脂の反力を直接検出して充填完了を確;忍ツる、クロー
ズトループ形式の圧力検出による保圧l、7J換方式が
望ましいことは言うまでもない。
発明が解決しようとする課題 ところが、圧力を検出し、この検出圧力に応じて保圧工
程に切換える方式の場合、金型キャビティ内の樹脂の実
圧を検出するにしても、スクリューに作用号−る樹脂の
反力を検出するにしても、従来の方式にiJ3いては、
圧力検出器を廂えることが必須の要件であって、必然的
にそのコストも他の6式に比べて8儲なものとなってい
た。
そこで、本発明の目的は、圧力検出器を設けなくとも従
来の圧力検出による保圧切換方式と同様、確実に金型キ
ャビティ内の樹脂の充填状態を確認できる射出成形鏝の
保圧切換方式を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、射出工程において、スクリューの現在位置と
該スクリューに与えられた指令位置との間の位置偏差を
検出し、検出位置偏差が設定所定値を超えると、射出完
了として保圧工程を開始づるように構成した。
また、スクリューの現在速度と該スクリューに設定され
た射出速度との間の速度(1差を検出し、上記速度偏差
が設定所定値を超えると、射出完了として保圧工程を開
始するように構成することによって上記目的を達成した
作  用 射出工程において金型キャビティ内に樹脂が充填されて
いない状態においてはスクリューに作用する樹脂の反力
、即ち、樹脂圧が小さいため、上記スクリューは指令位
装置や設定射出速度に追従して動作するが、金型キャビ
ティ内の樹脂が充填されるにつれてスクリューに作用す
る樹脂の反力が増加すると、該スクリューは指令位置や
設定射出速度に追従しで動作することが困難となる。
そのため、スクリューの現在位nとスクリューに与えら
れた指令位置との間の位置偏差が徐々に増大してゆき、
位置偏差が設定所定値を超えると、金型キャビティ内の
樹脂が完全に充填されたことを意味し、それを確認して
から保圧工程を開始させる。
又、金型キセビティ内に樹脂が充填され、スクリューの
現在速度が減少し、スクリューの現在速度とスクリュー
に設定された射出速度との間の速度偏差が徐々に増大し
てゆき、速度偏差が59定所定埴を超えると、この場合
も、金型キャビティ内の樹脂が完全に充填されたことを
意味し、それを確認してから保圧工程を開始させる。
実施例 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明の一実施例を実施する電動式射出成形
機の要部及び該射出成形機の制御系要部を示す図であり
、符号1はスクリュー、符号2は射出用のサーボモータ
、符号3は射出用のサーボモータ2に取付けられたパル
スコーダ、符テ)4はシリンダーである。
又、符号100は射出成形機を制御する制御装置として
の数値制御装置(以下、NC装置という)で、該NC装
置100はNC用のマイクロプロセッサ(以下、CPU
という)108とプログラマブルマシンコントローラ(
以下、PMCという)用のCPU110を右しており、
PMC用CPU110には射出成形機のシーケンス動作
を制6Ilするシーケンスプログラム等を記憶したRO
M113とデータの一時記憶等に用いられるRAM10
6とが接続されている。NC用cpu i osには射
出成形機を全体的に制御する管理プログラムを記憶した
ROM111及び射出用、クランプ川。
スクリュー回転用、エジェクタ用等の各軸の′IJ−ボ
モータを駆動制御するサーボ回路101がサーボインタ
ーフェイス107を介して接続されている。なお、第1
図では射出用のサーボモータ2、該4ノ1ボモータ2の
サーボ回路101のみ図示している。また、103はバ
ブルメモリやCMOSメモリで構成される不揮発性の共
有1<AMで、射出成形機の各動作を制御するNCプロ
グラム等を記憶するメモリ部と成形条件等に関する各種
設定値、パラメータ、マクロ変数を記憶する設定メモリ
部とを有する。109はバスアービタコントローラ(以
下、BΔCという)で、該BAC109にはNC用CP
IJ108及びPMC用CPU110、共有RAM10
3.入力回路104.出力回路105の各バスが接続さ
れ、該8AC109によって使用するバスを制御するよ
うになっている。
また、114はオペレータパネルコントローラ112を
介してBAC109に接続されたCRTR7表示装置付
手動シーク入力装置下、CRT/MDIという)であり
、(、RT表示画面上に各種設定画面や作業メニューを
表示したり、各種操作キー(ソフトキーやテンキー等)
を操作することにより様々な設定データの入力や設定画
面の選択ができるようになっている。なJ3.102は
NC用cpuiosにバス接続されたRAMでデータの
一時記憶等に利用されるものである。
第1図では、射出成形機の射出軸に関するもの、即ちス
クリュー1を駆動して射出させるための射出用サーボモ
ータ2、射出用サーボモータ2に取付けられ、該サーボ
モータの回転を検出しスクリュー位置を検出するバルス
コーダ3を示しており、他の型U @、スクリュー回転
軸、エジェクタ軸笠は省略している。そのため、NC装
置100内のサーボ回路101も射出用サーボモータ用
のものだけを示し、他の軸のサーボ回路は省略している
そして、該サーボ回路101は、射出用サーボモータ2
に接続され、又、パルスコーダ3の出力もサーボ回路1
01に入力されている。又、出力回路105からサーボ
回路101には、射出用サーボモータ2の出力トルクを
制御するためのトルクリミット値が出力されるようにな
っている。
以上のような構成において、NC装置100は、共有R
AM103に格納された射出成形別の各動作を制御する
NCプログラム及び上記設定メモリ部に記憶された各種
成形条件のパラメータやROM113に格納されている
シーケンスプログラムにより、PMC用CPU110が
シーケンス制御を行いながら、NC用CPU108が射
出成形機の各軸のサーボ回路101ヘサーボインターフ
エイス107を介してパルス分配し、射出成形機を制御
する。
そして、各軸のサーボ回路101は、サーボインターフ
ェイス107を介して受けた分配パルスからパルスコー
ダ3からのパルスを減じ、指令位置に対する現在のエラ
ー吊を出力するエラーレジスタと、エラーレジスタの出
力をD/A変換し速度指令として出力し、該速度指令と
パルスコーダ3の出力をF/V変換して得た現在の速度
とを比較し、サーボモータに流す電流指令即ち、トルク
指令を出力し、現在のサーボモータ2に流れる電流と速
度制御鼎から出力された電流指令を比較し、サーボモー
タ2に流す電流を制御し、出力1〜ルクを制御するよう
に構成されている。さらに、射出軸のように射出圧力や
保圧、背圧等を制御するサーボ回路には、サーボモータ
2の出力トルクを制御するため上記トルク指令の指令値
を制限するトルクリミット手段が設けられており、出力
回路105からの出力によってそのトルクリミット値を
制御するようになっている。
以下、PMC用CPU110が所定周期毎のタスク処理
において実行する保圧切換処理のフローチャート(第2
図参照)と共に第1の実施例における保圧切換動作につ
いて説明する。
なお、共有RAM103には、NG用CPtJ108が
射出用サーボモータ2のサーボ回路101へ1ナーポイ
ンターフエイス107を介して行うパルス分配の量、即
ち、スクリュー1の指令位置を記憶する指令位置記憶レ
ジスタPsと、パルスコーダ3からサーボ回路101に
入力されるパルスをv4鋒記憶する、即ち、スクリュー
の現在位置を記憶する現在位置記憶レジスタPaとが設
けられており、また該RAM103の設定メモリ部には
保圧切換処理において保圧工程への移行判別に用いられ
るスクリューの現在位置と該スクリューに与えられた指
令位置との間の位置偏差(以下、保圧切換位置偏差とい
う)が設定記憶されている。
PMC用CPIJ110は所定周期毎に第2図に示す処
理を実行する。まず、射出開始されるとセラ1−される
射出開始フラグFが既にセットされて□ いるか否かを
判別しくステップS1)、射出開始フラグFがセラ[・
されていなければ、現在射出中か否かを判断する。これ
は、NG用CPU108から射出軸前進指令が出力され
たか否か及び現在射出成形機は手動モードに設定されて
いるか、又は自動七〜ドに設定されているかによって判
断し、射出軸前進指令が出力され、かつ、自動モードに
設定されていると、射出中と判断し、(ステップS 2
 ) 、I>j量中でなければこの処理周期における保
圧切換処理を終了する。
以下、所定周期毎にステップS1.ステップS2の判別
処理を繰返し実行プることとなるが、ステップS2にお
いて射出中と判断されると射出開始フラグFをセットし
て射出工程が開始されたことを記憶し、(ステップS3
)、射出タイマTsに設定所定時間を設定しスタートさ
せ射出時間の監視を開始するくステップ84)。
なお、射出開始侵NCIt1CPU108は、共有RA
MI○3の設定メモリ部に設定記憶された射出条件に基
づいて所定周期毎のパルス分配処理を開始し、射出用り
゛−ボモータ2のサーボ回路101ヘサーボインターフ
エイス107を介してパルス分配を行い、スクリュー1
による射出動作を開始する。また、所定周期毎に出力さ
れる分配パルスは指令位置記憶レジスタpsに積の記憶
され、射出用4−ボモータ2の回転に伴ってバルスコー
ダ3からサーボ回路101に入力されるパルスは現在位
置記憶レジスタpaに順次積算記憶されることとなり、
スクリュ−1の指令位置、及び実際の現在位置が、レジ
スタPs 、Paに各々格納される。
一方、射出工程の開始を記憶し射出タイマTsをスター
1へさぜたPMCffICPUl 10は、次に、現在
位置記憶レジスタpaの値から指令位置記憶レジスタP
sの値を減じ、スクリュー1の現在位置と指令位置との
間の位置偏差を算出し、該位置偏差が設定された保圧切
換位置偏差ptを上回っているか否かを判別するが(ス
テップ35)、射出開始直後の時点においては金型キャ
ビティ内に樹脂は充填されておらず、スクリュー1に作
用する樹脂の反力も小さいためスクリュ−1は分配され
るパルスに追従して駆動されており、上記位置偏差が保
圧切換処理偏p:Ptを上回ることはない(なJ3、本
実施例においては、スクリュー軸方向においてスクリュ
ー最前進位置を原点とする座標系を用いているので、ス
クリュー前進方向がマイナス方向となっており、Pa(
現在位置)−PS(指令位置)の値は正またはOとなる
)。そこで、次に、ステップS6に移行して射出タイマ
Tsの設定時間が終了したか否かを判別するが、射出開
始直後の時点においては射出タイマ1”Sの設定時間も
終了していないので、PMC用CPIJ110はこの処
理周期における保圧切換処理を終了する。
数周・期以降の処理周期においては既に射出開始フラグ
Fがセットされているため、PMC用CPU110はス
テップ81.ステップS5.ステツプS6の判別処理を
繰返し実行することとtrる。
このように(7てPMCJllCPU 110が判別処
理を繰返す間に、NC用CPU108のパルス分配処理
に基づいて射出駆動されるスクリュー1によって金型キ
ャビティ内に樹脂が充填されるにつれ、スクリュー1に
作用する樹脂の反力が増大するため、射出用サーボモー
タ2は分配されるパルスに追従してスクリュー1を駆動
することができなくなり、射出用サーボモータ2の実際
の回転によってパルスコーダ3から出力されるパルスを
積算記憶する現在位置記憶レジスタpaと射出用4ノー
ボモ〜り2に関する分配パルスを積算記憶する指令位置
記憶レジスタpsとの差、即ち、位「9偏差が徐々に増
大してゆく。
そシテ、1MC用CPU11oがステップs1゜ステッ
プ85.ステップS6の判別処理を繰返し実行する間に
、上記位置偏差の値が保圧切換位置偏差Ptを上回って
いると判別すると(ステップS5)、該PMC用CPU
110は、金型1−ヤビデト内への樹脂の充填が完全に
終了したものと見做し、NC用CPU108に保圧工程
へ移行づ−る信゛号を出力しくステップS7)、射出工
程を記憶づ″るフラグFをリセットして(ステップ88
)、保圧切換処理を終了する。なお、保圧工程に移行し
たNC用CP LJ 108は共有RAM103の設定
メモリ部に設定記憶された保圧条件、即ち、射出用サー
ボモータ2のトルクリミット値に基づいて保圧を開始す
る。
また、上記位置偏差の値(Pa −Ps )が保圧切換
位m’Ja差Ptを超えない内に射出ターイマ−r S
の設定時間が終了した場合はくステップS 6 )、射
出工程の終了と見做し、強制的に保J:i、工Rに移行
づるようにしている。
本実施例においては、共有RAM103に設けた現在位
置記憶レジスタPaと指令位置記憶レジスタpsとを用
いて、スクリュ−1の現在位置と該スクリューに与えら
れた指令位置との間の位置偏差を検出するようにしたが
、射出用のり一ボ回路101内の1ラーレジスタの(的
を読み取って位置偏差としてもよい。
次に、スクリュー1の現在速度とスクリュー1に設定さ
れた射出速度との間の速度偏差が設定値を上回ると保圧
工程を開始するようにした第2の実施例について簡単に
説゛明する。
なお、本実施例においては、射出用サーボモータ2のサ
ーボ回路101においてパルスコーダ3の出)jをF/
V変換して得た現在の速度を△/D変換した値を記憶す
るスクリュー現在速度記憶レジスタVaを共有RAM1
03に設けており、NC用CPU108の処理周期毎に
上記スクリュー現在速度記憶レジスタ■aにスクリュー
1の現在速度を占込むようにすると共に、該RAM10
3の設定メモリ部には保圧切換処理において保圧■稈へ
の移行判別に用いられるスクリューの現在速度と該スク
リューに設定された射出速度との間の速度偏差(Jズ下
、保圧切換速度偏差という)Vtを設定記憶させる点が
上記第1の実施例とはCI?、なる。
以下、PMC用CPtJ 110が所定周期毎のタスク
処理において実行する保圧切換処理のフローヂャート(
第3図参照)と共に本実施例における保圧切換動作につ
いて説明する。
なお、本実施例の保圧切換処理におけるステップ811
〜ステツプ814に至る処理は前述した第1の実施例の
保圧切換処理におけるステップ81〜ステツプS4に至
る処理と同様であるので説明を省略する。
第1の実施例の場合と同様にして射出工程の開始を記憶
し射出タイマTSをスタートさせたPMC用CPLJ1
10は、次に、共有RAM103の設定メモリ部に記憶
された射出速度の設定[VSからスクリュー現在速度記
憶レジスタに記憶されたスクリュー1の現在速度vaを
減じ、スクリュー1の現在速度と設定射出速度との間の
速度偏差を算出し、該速度偏差がレジスタVtに記憶さ
れた保圧切換速度偏差を上回っているか否かを判別する
が(ステップ515)、射出開始6鴇の時点においては
金型キャどデイ内に樹脂は充填されておらず、スクリュ
ー1に作用する樹脂の反力も小さいためスクリュー1は
分配されるパルスに追従して駆動されており、上記速度
偏差が保圧切換速度偏差を上回ることはない。そこで、
次に、ステップS16に移行して射出タイマTSの設定
時間が終了したか否かを判別するが、射出開始6復の時
点においては射出タイマTSの設定時間も終了していな
いので、PMC用CPLJ110はこの処理周期におけ
る保圧切換処理を終了する。
次周期以降の処理周期においては既に射出開始フラグF
がセットされているため、PMCmCPIJlloはス
テップS11.ステップ81〜ステツプ316の判別処
理を繰返し実行することとなる。
このようにしてPMC用CPU110が判別処理を繰返
す問に、NC用CPU108のパルス分配処理に基づい
て射出駆動されるスクリュー1によって金型キャビティ
内の樹脂が充填されるにつれ、スクリュー1に作用する
樹脂の反力が増大するため、射出用サーボモータ2は分
配されるバルスに追従してスクリュー1を駆動すること
ができなくなりスクリュー1の移動速度が徐々に減少す
るため、スクリュー1の現在速度を記憶するスクリュー
現在速度記憶レジスタVaと共有RAM103の設定メ
モリ部に記憶された射出速度の設定(直Vsとの差、即
ち、速度偏差(Vs −Va )が徐々に増大してゆく
そして、PMC用CPtJ110がステップS11、ス
テップS15.ステップ816の判別処理を繰返し実行
する間に、保圧切換速度偏差Vtを上回っていると判別
すると(ステップ515)、該PMC用CPU110は
、金型キャビティ内への樹脂の充填が完全に終了したも
のと見做し、NC用CPU108に保圧工程へ移行する
信号を出力しくステップ517)、射出工程を記憶する
フラグFをリセットして(ステップ818)、保圧切換
処理を終了する。
なJ5、設定速度Vsと実際の速度Vaとの差(Vs 
−Va )が保圧切換速度偏差Vtを超える前に、射出
タイマTSがタイムアツプすると(ステップ516)、
前述した第1の実施例の場合と同様保圧工程へ切替える
この第2の実施例においては、スクリュー1の現在速度
を検出するためにパルスコーダ3の出力をF/V変換し
て1qた現在の速度をA/D変換し、この値をスクリュ
ー現在速度記憶レジスタVaに記憶するようにしている
が、パルスローダ3から出力されるパルスの増加(Hを
PMC用CPU110の処理周期毎に篩出しこの値をP
MC川C用U110の処理周期で除してスクリュー1の
現在速度を求めるようにしてもよい。また、射出用サー
ボモータ2にタコジェネレータを設け、該タコジェネレ
ータの出力をA/D変換するようにしてもよい。なお、
サーボ回路をラフ1−ウェアサーボにした場合は、現在
速度もソフトウェアサーボ内でデジタル値として有して
いるからA/D変換変換器段ける必要はない。
また、上記した2つの実施例において、スクリュー1に
作用する樹脂の反力によって生じる位置偏差および速度
偏差は樹脂圧に比例する値であるから、保圧切換位置偏
差や保圧切換速度偏差を保圧開始時の設定保圧圧力に対
応させて設定することにより、金型キャビティ内への樹
脂の充填完了をKiHするのみならず、設定保圧圧力に
対応した保圧切換を行うこともできる。
発明の効果 本発明は、射出工程におけるスクリューの位置や速度に
関する制御偏差の増大によってスクリューに作用する樹
脂の反力を検出し金型キャビティ内への樹脂の充填状態
を確認するようにしているので、特別な圧力検出器を設
ける必要がなく、シかも、圧力検出器を備えた従来の保
圧切換方式と同様に確実に樹脂の充填状態を確認して射
出工程から保圧工程への切換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方式を実施する一実施例の電動式射出
成形機および該射出成形機の制御系要部を示すブロック
図、第2図は第1の実施例における保圧切換処理を示す
フローチャート、第3図は第2の実施例における保圧切
換処理を示すフローチャートである。 1・・・スクリュー、2・・・射出用サーボモータ、3
・・・バルスコーダ、4・・・シリンダ、100・・・
数1直制御装置、101・・・サーボ回路、102.1
06・・・RAM1103・・・共有RAM、104・
・・入力回路、105・・・出力回路、107・・・サ
ーボインターフェイス、108・・・数値制御用マイク
ロプロセッサ、109・・・パスアーごターコントロー
ラ、110・・・プログラマブルマシンコントローラ用
マイクロプロセッサ、111,113・・・ROM。 112・・・オペレータパネルコン1〜ローラ、114
・・・CR7表示装置付き手動データ入力装置。 第 1 図 1.4   23 第 2 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)数値制御装置で制御される電動式射出成形機にお
    いて、射出開始後、スクリューの現在位置とスクリュー
    への移動指令位置との差の位置偏差を検出し、該位置偏
    差が設定所定値を超えると保圧工程に移行するようにし
    た射出成形機の保圧切換方式。
  2. (2)数値制御装置で制御される電動式射出成形機にお
    いて、射出開始後、設定射出速度と現在の射出速度との
    差の速度偏差を検出し、該速度偏差が設定所定値を超え
    ると保圧工程に移行するようにした射出成形機の保圧切
    換方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61188119A (ja) * 1985-02-16 1986-08-21 Japan Steel Works Ltd:The 射出成形機の成形制御方法

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