JPH0130064Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130064Y2 JPH0130064Y2 JP17117280U JP17117280U JPH0130064Y2 JP H0130064 Y2 JPH0130064 Y2 JP H0130064Y2 JP 17117280 U JP17117280 U JP 17117280U JP 17117280 U JP17117280 U JP 17117280U JP H0130064 Y2 JPH0130064 Y2 JP H0130064Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- panels
- become
- folding
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241000607479 Yersinia pestis Species 0.000 claims description 21
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 7
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 3
- 241001674044 Blattodea Species 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 101001017827 Mus musculus Leucine-rich repeat flightless-interacting protein 1 Proteins 0.000 description 1
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ゴキブリ等の害虫捕獲器に関する。
紙製容器の底内部に粘着剤を塗布したり粘着シ
ート等を着設し、容器内に侵入したゴキブリ等の
害虫をその粘着性を利用して容器底に貼り付け固
定する害虫捕獲器が一般に使用されている。そし
て、容器の組立は、例えば実開昭52−146572号公
報に提案されるように、底板に対して、一対の側
板には天板に切込を介して設けた把手片を連接
し、他の一対の側板には係止スリツトを有する天
板を連接し、側板と天板とをそれぞれ内側に折り
曲げ、把手片を有する天板は切込に互いに挿入し
て係止し、係止スリツトを有する天板は係止スリ
ツトに把手片の突起部を挿入して係止することに
より組立てていたが、組立に4回の係止操作を必
要とし、かつ、使用材料を多く要する欠点があつ
た。本考案はこの害虫捕獲器の改良、特に容器の
改良に関するものであつて、その目的とするとこ
ろは組立が容易でかつ掴み易く持ち易い構造の害
虫捕獲器を提供することにある。
ート等を着設し、容器内に侵入したゴキブリ等の
害虫をその粘着性を利用して容器底に貼り付け固
定する害虫捕獲器が一般に使用されている。そし
て、容器の組立は、例えば実開昭52−146572号公
報に提案されるように、底板に対して、一対の側
板には天板に切込を介して設けた把手片を連接
し、他の一対の側板には係止スリツトを有する天
板を連接し、側板と天板とをそれぞれ内側に折り
曲げ、把手片を有する天板は切込に互いに挿入し
て係止し、係止スリツトを有する天板は係止スリ
ツトに把手片の突起部を挿入して係止することに
より組立てていたが、組立に4回の係止操作を必
要とし、かつ、使用材料を多く要する欠点があつ
た。本考案はこの害虫捕獲器の改良、特に容器の
改良に関するものであつて、その目的とするとこ
ろは組立が容易でかつ掴み易く持ち易い構造の害
虫捕獲器を提供することにある。
このような目的を達成するために、本考案は方
形の用紙の4隅を部分的に取り除き、方形のベー
スパネルの4辺部に折返線を介して折返パネルを
連設し、これら折返パネルをそれぞれ内側に折り
返し、対面する1対の折返パネルの上縁部の所定
幅を突き合せて屋根構造とするとともに、これら
屋根を構成する、折返パネルの端縁にあらかじめ
設けておいた係止部と、前記屋根の両端を塞ぐ残
り1対の折返パネルの縁に設けた係止部とを互い
に係止させる構造とし、屋根部の両端を係止させ
るだけで組立が完了し、さらに折返パネルの少な
くとも1枚には遮光フラツプを有する害虫侵入口
を設けてなるものであつて、以下実施例により本
考案を説明する。
形の用紙の4隅を部分的に取り除き、方形のベー
スパネルの4辺部に折返線を介して折返パネルを
連設し、これら折返パネルをそれぞれ内側に折り
返し、対面する1対の折返パネルの上縁部の所定
幅を突き合せて屋根構造とするとともに、これら
屋根を構成する、折返パネルの端縁にあらかじめ
設けておいた係止部と、前記屋根の両端を塞ぐ残
り1対の折返パネルの縁に設けた係止部とを互い
に係止させる構造とし、屋根部の両端を係止させ
るだけで組立が完了し、さらに折返パネルの少な
くとも1枚には遮光フラツプを有する害虫侵入口
を設けてなるものであつて、以下実施例により本
考案を説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例による
害虫捕獲器を示す図であつて、第1図は外観を示
す斜視図、第2図はその展開図である。第1図に
示すように、この害虫捕獲器は1枚の所定形状の
厚紙を折り返し、かつ各係止部を相互に係止させ
ることによつて組み立てられる。厚紙の形状は第
2図で示すようなパターンに形成されている。す
なわち、厚紙1はその中央部に長方形のベースパ
ネル2を有している。このベースパネル2の4辺
は破線で示す折返線3で設定され、同ベースパネ
ルの上面には粘着シート、粘着剤等が従来と同様
に着設される。また、このベースパネル2の4辺
部にはそれぞれ折返パネル4が設けられている。
従つて、厚紙1を形成するには、1枚の方形の用
紙の4隅を部分的に除去することによつて行なわ
れる。上記折返パネル4のうち、ベースパネル2
の長辺部に位置する2枚の折返パネル4は屋根構
造を形成する屋根パネル5を形成し、短辺部に位
置する2枚の折返パネル4は、屋根構造の両端を
塞ぐ壁パネル6を形成している。前記屋根パネル
5はベースパネル側から先端側に亘つて徐々に細
くなり、その上縁部の両端には突出した庇状の係
止部7を有している。この庇状係止部7の付け根
は後述する壁パネル6の係止部が引つ掛る部分と
なり、壁パネル6の係止部が外れ難いように円弧
縁を形作つている。屋根パネル5の上縁の長さは
夫々ベースパネル2の長辺の長さと略一致してい
る。また、各屋根パネル5は、その上縁部に一定
の幅の当接パネル8を有している。この当接パネ
ル8は庇状係止部7よりも上方に設けられる破線
で示す折返線9で外側に向かつてわずかに折り返
される。さらに、屋根パネル5の中腹部には2つ
の折返可能なフラツプ10が設けられている。こ
のフラツプ10は上方に折り返して第1図に示す
ような害虫侵入孔11を形成する。フラツプ10
は害虫侵入孔11に対して遮光板となり、害虫捕
獲器内を暗く保つ。
害虫捕獲器を示す図であつて、第1図は外観を示
す斜視図、第2図はその展開図である。第1図に
示すように、この害虫捕獲器は1枚の所定形状の
厚紙を折り返し、かつ各係止部を相互に係止させ
ることによつて組み立てられる。厚紙の形状は第
2図で示すようなパターンに形成されている。す
なわち、厚紙1はその中央部に長方形のベースパ
ネル2を有している。このベースパネル2の4辺
は破線で示す折返線3で設定され、同ベースパネ
ルの上面には粘着シート、粘着剤等が従来と同様
に着設される。また、このベースパネル2の4辺
部にはそれぞれ折返パネル4が設けられている。
従つて、厚紙1を形成するには、1枚の方形の用
紙の4隅を部分的に除去することによつて行なわ
れる。上記折返パネル4のうち、ベースパネル2
の長辺部に位置する2枚の折返パネル4は屋根構
造を形成する屋根パネル5を形成し、短辺部に位
置する2枚の折返パネル4は、屋根構造の両端を
塞ぐ壁パネル6を形成している。前記屋根パネル
5はベースパネル側から先端側に亘つて徐々に細
くなり、その上縁部の両端には突出した庇状の係
止部7を有している。この庇状係止部7の付け根
は後述する壁パネル6の係止部が引つ掛る部分と
なり、壁パネル6の係止部が外れ難いように円弧
縁を形作つている。屋根パネル5の上縁の長さは
夫々ベースパネル2の長辺の長さと略一致してい
る。また、各屋根パネル5は、その上縁部に一定
の幅の当接パネル8を有している。この当接パネ
ル8は庇状係止部7よりも上方に設けられる破線
で示す折返線9で外側に向かつてわずかに折り返
される。さらに、屋根パネル5の中腹部には2つ
の折返可能なフラツプ10が設けられている。こ
のフラツプ10は上方に折り返して第1図に示す
ような害虫侵入孔11を形成する。フラツプ10
は害虫侵入孔11に対して遮光板となり、害虫捕
獲器内を暗く保つ。
一方、前記壁パネル6は、1対の屋根パネル5
によつて形作られる屋根構造の端部を塞ぐべく略
台形状となつている。また、壁パネル6はその上
縁中央部に、所定幅を有する切欠12を有してい
る。この切欠12の内縁部は下方に向かつて広が
る台形形状となり、これの下端縁両隅部分に前記
屋根パネル5の係止部7が引つ掛けられるように
なつている。したがつて、切欠12の両側に位置
する壁パネル6の突出部は、壁パネル6の係止部
13となる。切欠12の幅方向寸法は、これに最
も近い折返線3からの距離および1対の屋根パネ
ル5のなす角度によつて決定される。また、壁パ
ネル6には台形状の害虫侵入孔11aが穿れてい
る。
によつて形作られる屋根構造の端部を塞ぐべく略
台形状となつている。また、壁パネル6はその上
縁中央部に、所定幅を有する切欠12を有してい
る。この切欠12の内縁部は下方に向かつて広が
る台形形状となり、これの下端縁両隅部分に前記
屋根パネル5の係止部7が引つ掛けられるように
なつている。したがつて、切欠12の両側に位置
する壁パネル6の突出部は、壁パネル6の係止部
13となる。切欠12の幅方向寸法は、これに最
も近い折返線3からの距離および1対の屋根パネ
ル5のなす角度によつて決定される。また、壁パ
ネル6には台形状の害虫侵入孔11aが穿れてい
る。
つぎに、害虫捕獲器となる容器の組立方法につ
いて説明する。1対の屋根パネル5を折返線3で
それぞれ内側に折り返すとともに、当接パネル8
を折返線9で外側に向けてわずかに折り返し、両
屋根パネル5の当接パネル8を全面に亘つて相互
に突き合す。これでベースパネル2上に屋根構造
が形成される。また、突き合せられた当接パネル
8は容器を掴んで持ち運ぶ際の掴部14となる。
次に壁パネル6を折返線3でそれぞれ内側に折り
返し、1対の屋根パネル5で形作つた屋根構造の
両端部を塞ぐ。この際、壁パネル6の切欠12内
に両屋根パネル5の係止部7を入れ、両方の係止
部7,13の付け根部分を相互に引つ掛け合つて
係止させる。さらに、屋根パネル5のフラツプ1
0を折り返して害虫侵入孔11を開ける。
いて説明する。1対の屋根パネル5を折返線3で
それぞれ内側に折り返すとともに、当接パネル8
を折返線9で外側に向けてわずかに折り返し、両
屋根パネル5の当接パネル8を全面に亘つて相互
に突き合す。これでベースパネル2上に屋根構造
が形成される。また、突き合せられた当接パネル
8は容器を掴んで持ち運ぶ際の掴部14となる。
次に壁パネル6を折返線3でそれぞれ内側に折り
返し、1対の屋根パネル5で形作つた屋根構造の
両端部を塞ぐ。この際、壁パネル6の切欠12内
に両屋根パネル5の係止部7を入れ、両方の係止
部7,13の付け根部分を相互に引つ掛け合つて
係止させる。さらに、屋根パネル5のフラツプ1
0を折り返して害虫侵入孔11を開ける。
この実施例から明らかなように、容器の組立は
折返線での折返しおよび、屋根パネルと壁パネル
相互の係止部の引つ掛け合いによつて行なえるた
め、その組立作業は極めて容易である。
折返線での折返しおよび、屋根パネルと壁パネル
相互の係止部の引つ掛け合いによつて行なえるた
め、その組立作業は極めて容易である。
また、容器の上部には持ち易い掴部が設けられ
ているため、容器の持ち運びに際して便利であ
る。
ているため、容器の持ち運びに際して便利であ
る。
なお、本考案は前記実施例に限定されない。す
なわち、第3図に示すように、壁パネル6の係止
部13は切込とし、これに屋根パネル5の係止部
7を差し込むようにしてもよい。また、壁パネル
6と屋根パネル5の係止部の両方を切込とし、互
いを噛み合せるようにしてもよい。
なわち、第3図に示すように、壁パネル6の係止
部13は切込とし、これに屋根パネル5の係止部
7を差し込むようにしてもよい。また、壁パネル
6と屋根パネル5の係止部の両方を切込とし、互
いを噛み合せるようにしてもよい。
以上のように、本考案の害虫捕獲器は一組の係
止操作により容器の組立ができ、組立が容易で持
ち運びがし易く、さらに、従来のような係止部分
を構成するための天板部分を必要とせず、少ない
材料でできるので、経済的であるし、さらに、フ
ラツプで捕獲器内が暗くなり、暗所を好む害虫
は、侵入し易くなり、捕獲率が高くなる利点があ
る。
止操作により容器の組立ができ、組立が容易で持
ち運びがし易く、さらに、従来のような係止部分
を構成するための天板部分を必要とせず、少ない
材料でできるので、経済的であるし、さらに、フ
ラツプで捕獲器内が暗くなり、暗所を好む害虫
は、侵入し易くなり、捕獲率が高くなる利点があ
る。
第1図は本考案の一実施例による害虫捕獲器の
外観を示す斜視図、第2図はその展開図、第3図
は本考案の他の実施例による厚紙の一部を示す平
面図である。 2……ベースパネル、4……折返パネル、5…
…屋根パネル、6……壁パネル、7,13……係
止部、8……当接パネル、10……フラツプ、1
1,11a……害虫侵入孔、14……掴部。
外観を示す斜視図、第2図はその展開図、第3図
は本考案の他の実施例による厚紙の一部を示す平
面図である。 2……ベースパネル、4……折返パネル、5…
…屋根パネル、6……壁パネル、7,13……係
止部、8……当接パネル、10……フラツプ、1
1,11a……害虫侵入孔、14……掴部。
Claims (1)
- 上面に貼着シート、貼着剤等が配設される四角
形のベースパネルの平行する二辺に、屋根パネル
となる部分と屋根パネルの上端につながる掴部と
なる部分とからなる一対の折返パネルが折返線を
介して連設され、ベースパネルの他の二辺に、壁
パネルとなる折返パネルが折返線を介して連設さ
れ、屋根パネル及び掴部パネルとなる一対の折返
パネルの両端部に係止部が設けられ、且つ残りの
一対の折返パネルには、その上縁の前記係止部に
対応する位置に、前記係止部と係合する係止部が
設けられ、屋根パネルとなる折返パネル部分はベ
ースパネルに対して斜めに折り曲げられ、且つ掴
部パネルとなる折返パネル部分は相互に突き合わ
せられ、残りの一対の折返パネルは、屋根パネル
となる折返パネル部分の端縁に接するようにおこ
され、屋根パネルとなる折返パネル部分に設けら
れた係止部に壁パネルとなる折返パネルに設けら
れた係止部が係止せしめられ、前記二対の折返パ
ネルには害虫侵入口が設けられ、且つ屋根パネル
となる折返パネル部分には害虫侵入口の上端に位
置して遮光フラツプが設けられていることを特徴
とする害虫捕獲器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17117280U JPH0130064Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17117280U JPH0130064Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5794376U JPS5794376U (ja) | 1982-06-10 |
JPH0130064Y2 true JPH0130064Y2 (ja) | 1989-09-13 |
Family
ID=29529538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17117280U Expired JPH0130064Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0130064Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-29 JP JP17117280U patent/JPH0130064Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5794376U (ja) | 1982-06-10 |
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