JPH01300438A - 光ピックアップ並びにそれを備えた光ディスク装置及びロータリエンコーダ - Google Patents

光ピックアップ並びにそれを備えた光ディスク装置及びロータリエンコーダ

Info

Publication number
JPH01300438A
JPH01300438A JP63129935A JP12993588A JPH01300438A JP H01300438 A JPH01300438 A JP H01300438A JP 63129935 A JP63129935 A JP 63129935A JP 12993588 A JP12993588 A JP 12993588A JP H01300438 A JPH01300438 A JP H01300438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical
waveguide
optical pickup
polarized light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63129935A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2736894B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Minemura
浩行 峯邑
Yoshio Sato
佐藤 美雄
Nobuyoshi Tsuboi
坪井 信義
Hiroaki Koyanagi
小柳 広明
Shinji Oyama
真司 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63129935A priority Critical patent/JP2736894B2/ja
Priority to AU35205/89A priority patent/AU603298B2/en
Priority to CA000600672A priority patent/CA1318399C/en
Priority to US07/357,171 priority patent/US4978187A/en
Priority to EP89109636A priority patent/EP0343688B1/en
Priority to DE89109636T priority patent/DE68908473T2/de
Publication of JPH01300438A publication Critical patent/JPH01300438A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2736894B2 publication Critical patent/JP2736894B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/486Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by photo-electric detectors
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/123Integrated head arrangements, e.g. with source and detectors mounted on the same substrate
    • G11B7/124Integrated head arrangements, e.g. with source and detectors mounted on the same substrate the integrated head arrangements including waveguides
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスク等の情報記録媒体から情報を記録
、消去或は再生するための光ピックアップ及びそれを備
えた装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の導波路型光ピックアップの一例を第20図に示す
。この例は特開昭61−296540号公報に示されて
いる。第20図において、10は半導体レーザ、20は
基板、30は基板と導波層の間の誘電体層、40は導波
層、50はディスク、52は信号ピット、60はレーザ
光、70は光検出器、80はビームスプリッタ、90は
光路変換手段として集光グレーティングカプラをそれぞ
れ示す。
この導波路型光ピックアップは基板20上に酸化や蒸着
等によって誘電体層30を設け、さらに蒸着あるいはス
パッタリング等により導波層40を形成し、ビームスプ
リッタ80、集光りし/−ティングカプラ90等を導波
層40上に設けられた別の誘電体層にフォトリソグラフ
ィあるいは電子ビーム描画法とプラズマエツチング法等
により作成する。
次に上記構成に基づ〈従来の導波路型光ピックアップの
動作について説明する。半導体レーザ10から出射した
レーザ光60は導波層40内を伝搬してビームスプリッ
タ80に入射し、ここで回折されなかった0次光は集光
グレーティングカプラ90によりディスク50上の信号
ピット52に集光される。ディスク50からの反射光は
集光グレーティングカプラ90により再び導波層40内
に導かれ、先はどと逆方向に進行する戻り導波光となり
ビームスプリッタ80に入射する。ビームスプリッタ8
0は2つの集光グレーティングから成り、前記戻り導波
光を2分割して光検出器70に集光する。光検出器は光
源を挾んで両側に位置し、夫々の側の光検出器7oは2
分割された光検出器であり、半導体レーザ10から出射
したレーザ光60をディスク50に照射する際のフォー
カス誤差信号、トラッキング誤差信号、信号ピット52
の記録情報を再生するために用いられる。第20図では
フォーカス誤差をフーコー法、トラッキング誤差をプッ
シュプル法で検出する場合を示しているが、これらは本
発明の説明をするにあたり支障とならないので省略する
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、大容量記憶装置である光ディスク等の情報記録
媒体のアクセス時間は、光ピックアップをリニアモータ
でいかに速く移動させることができるかで決定され、そ
の速さは光ピックアップの重量によって支配される。そ
のため従来から、アクセス時間を短くするために、光ピ
ックアップの軽量化及び小型化進められており、集積化
された導波路型の光ピックアップの研究開発が盛んに行
なわれている。
一方、光ピックアップではディスク面からの反射光が光
源に戻ると、該ディスク面が外部共振器のはたらきをし
て光源の発振状態が不安定になり、再生信号のS/N比
が低下する。そのため、一般に普及しているバルク型の
光ピックアップでは1/4波長板と偏光ビームスプリッ
タの組合せ等によって光源への戻り光を防止している。
しかし、上記従来発表されている導波路型光ピックアッ
プでは、前記戻り導波光のうちビームスプリッタ8oの
1次回折光は光検出器70に集光されるが、0次回折光
は半導体レーザ10に戻ってしまうという問題があった
。従って、従来の導波路型光ピックアップは再生信号の
S/N比が低下する問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、光源への戻り光を
防止でき、これによって再生信号のS/N比の低下を防
止することのできる導波路型の光ピックアップを提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明に係る光ピックアップ
は、光源からの出射光を伝搬させる光導波路と、前記出
射光を前記光導波路から外部空間に取り出して情報記録
媒体上に集光し且つ前記情報記録媒体からの反射光を光
導波路内に導く光路変換手段と、該光路変換手段で導か
れた反射光製前記出射光の光路と分岐して光検出器に導
くビームスプリッタを具備する光ピックアップにおいて
、前記光源から前記光路変換手段に向う光路にTE偏光
(トランスバーサルエレクトリック ウェーブ、S偏光
ともいう)とTM偏光(トランスバーサルマグネティッ
ク ウェーブ、P偏光ともいう)の一方を選択的に通過
させるフィルターを設け、前記光路変換手段から前記情
報記録媒体に向かう光路に光を往復して通過させること
によって光の偏光状態を変える偏光切換手段を設けたも
のである。
前記フィルターとしては、前記光導波路に平行に金属層
を装荷した金層クラッド光導波路が一般的である。
前記偏光切換手段は、異方性結晶を用いた1/4波長板
の他に表面レリーフ型ホログラムから成る1/4波長板
も挙げられる。
前記光路切換手段は、集光グレーティングカプラにより
形成するのがよい。
光源は半導体レーザを用いるのがよい。半導体レーザの
発振光はTE偏光成分が多い。そこで、金属層を出射光
の電界の振動方向に対して平行に配設したものがTM偏
光をカットするTEパスフィルタとなる。
金属層を出射光の電界の振動方向に対して直交する側に
配設したものがTE偏光をカットする′rMパスフィル
タとなる。
金属層等の前記フィルタと光導波路との間に該光導波路
より屈折率の小さな誘電体のバッファ層を介在させるの
がよい。
前記光源から前記光路変換手段に向う光路に表面レリー
フ型ホログラムより成る偏光ビームスプリッタを設け、
前記光源と偏光ビームスプリッタの間の光路に該偏光ビ
ームスプリッタに対しブラッグ角の方向にTM偏光をカ
ットするTEパスフィルタを設けてもよい。この場合は
特に、光源をTE偏光を出射光とする半導体レーザにて
形成して、フィルタ自体の配設を省いてもよい。
あるいは、前記光源から前記光路変換手段に向う光路に
表面レリーフ型ホログラムより成る偏光ビームスプリッ
タを設け、光源と前記偏光ビームスプリッタ間の前記フ
ィルタとしてTE偏光をカットするTMパスフィルタを
設けてもよい。この場合、当該偏光ビームスプリッタは
前記光路変換手段を通った反射光であって前記偏光切換
手段を通過してTE偏光となった光がブラッグ角で入射
する向きに配設されることが好ましい。
半導体層の膜厚の違いにより吸光特性が逆転することを
利用して、前記情報記録媒体から前記光検出器に向う光
路に設けられて’l’E偏光とTM偏光の一方を選択的
に通過させる半導体層を設けるのもよい。
前記集光グレーティングカプラ、ビームスプリッタ、1
/4波長板の少なくとも一つを、金R層と光導波路の間
の前記バッファ層と同一面内に形成してもよい。
前記光導波路に、光源からの光波が入射する第1の光導
波路と、この第1の光導波路と独立な第2の光導波路と
、前記両光導波路の間に形成された円環状の第3の光導
波路からなる波長選択手段を設けると共に、第1.第2
及び第3の光導波路の表面に前記金属層を装荷してもよ
い。
前記バッファ層の屈折率を可変とする光ピックアップも
よい。
また、前記したいずれかの光ピックアップは、光ディス
ク装置、ロータリエンゴーダ等の各種装置において、情
報記録媒体から情報を光学的に読み取る手段として利用
することができる。
〔作用〕
本発明によれば、光源からの出射光がフィルターによっ
て例えばTM偏光がカットされてTE偏光だけとなって
光導波路内を通過し、この光が光路変換手段により外部
空間に取り出され偏光切換手段を通して情報記録媒体上
に集光され、その反射光が再び、前記偏光切換手段及び
光路変換手段を通って光導波路内に導入される。その際
、偏光切換手段によって前記TE偏光がTM偏光となっ
てビームスプリッタによって前記出射光と分岐されて光
検出器に導かれ、そこで情報が判読される。
その際、ビームスプリッタを通過して光源に向うノイズ
光もTM偏光であるため、このノイズ光は、フィルター
によってカットされ、光源へは入射しない。すなわち、
光源への戻り光が防止される。
フィルターとして金属層を光導波路に平行に設けること
により、適宜TEモードパスフィルタ又はTMモートパ
スフィルタを形成できる。
偏光切換手段として1/4波長板を用いることにより出
射光がTE偏光であれば、情、報記録媒体からの反射光
はTM偏光となり、これにより前記フィルターが、その
役割を果たすことになる。ここで、表面レリーフ型のホ
ログラムよりなる1/4波長板を用いると光学部品点数
が減り、軽量化を図れる。
バッファ層を設けると、金属層等のフィルターを直接光
導波路に設けることによる特性劣化がなくなる。
偏光ビームスプリッタを用いると、光源と光検出器の相
対位置をずらすことが可能となると共に、ノイズ光の光
源への戻りを一層確実に防止できる。
この場合に、TE偏光を出射光とする半導体レーザを光
源とすれば、フィルタの配設を省くことができる。
半導体層は、膜厚が変わるとTMモードパスフィルタに
も、TEモモ−パスフィルターにもなりえるため、これ
を利用して、光検出器へのノイズ光の入射を確実に防止
できる。
波長選択手段により半導体レーザ等の光源の発振波長の
バラツキが防止される。
バッファ層の屈折率を可変とすると、消光比やディスク
等への照射パワーを可変にできる。
〔実施例〕
先ず、本発明の作用効果が得られる前提となる原理を第
3図乃至第5図に基づいて説明する。
第3図に表面に金属層を装荷した光導波路を示す。第3
図において、20は基板、40は導波層、60はレーザ
光、100は金属層をそれぞれ示す。
一般に、高屈折率の媒質(導波N)のまわりを低屈折率
の媒質(クラッド層)で覆えば、光波の入射角の小さい
とき、光波は導波層内を伝搬することができる。第3図
の導波路では基板と空気層が導波層をはさむ構成である
。このとき、光波の導波モートの特徴は、導波層とクラ
ット層の境界面で電磁界が全反射するのではなく、電磁
界はクラッド層に浸み出したエバネッセント・フィール
ドと呼ばれる異成分を持ち、かつ光波は反射時にグース
ヘンシエンシフトと呼ばれる移動を伴うことにある。第
3図の導波路では基板と空気層がクラット層を構成する
。また、導波層の外側に透明誘電体クラッド層(空気層
)の代わりに金属層を装荷することを金属クラツデイン
グという。
一方、光の波長領域では、金属は誘電率が負でかつ損失
の大きい誘電体として取扱うことができる。したがって
、金属クラツデイングを施した上記構成の導波路では、
エバネッセント・フィールドと金属層との相互作用によ
って導波光は伝搬損失を受ける。この特性は導波光の偏
光状態、即ち光波の電界の振動方向の違いによって異な
る。1M偏光の場合には電界が金属層と垂直方向に振動
するのでエバネッセント・フィールドの電界分布が深く
金属中に浸透し、金属層の影響を強く受けるため損失が
大きいが、TE偏光の場合には電界が金属層と平行に振
動するので損失が小さい。この現象を利用してTEモー
ドパスフィルタを構成することができる。
理論的な取扱いは西原浩著「光来積回路」等に説明され
ており、ここでは結果だけを引用する。
例えば、光の波長λ=1.3μm、金属としてアルミニ
ウム(εm=−114−j37)、基板をスライドガラ
ス(n s=1.502) 、導波層の厚みをT=8μ
mとし、適当な導波層を仮定して伝搬損失を計算すると
、TEoモードの伝搬損失がわずか0 、6 d B 
/ anであるのに対し、TM、モードは36dB/(
1)もの大きな伝搬損失をうける。
金属層の長さを2mとすれば70dB以上の消光比が得
られることになる。
第4図は金属層と導波層の間に低屈折率の誘電体バッフ
ァ層を挿入した光導波路を示す。第4図において、20
は基板、31はバッファ層、40は導波層、60はレー
ザ光、100は金属層をそれぞれ示す。バッファ層は導
波モードに対する金属層の影響をやわらげるはたらきを
する。第3図の場合と同様に、バッファ層の効果もまた
TMモードにおいて顕著に現われるので、バッファ層の
膜厚を変えてTEモードパスフィルタの消光比を設定す
ることができる。一般に、バッファ層を挿入した場合で
も、金属装荷によるTMモードの伝搬損失はTEモード
に比較して1桁以上大きい。
第5図は上記の導波路型のTEモードパスフィルタと1
/4波長板とを組み合わせて構成した戻り光防止手段の
基本構成を示す。第5図において、10は半導゛体し−
ザ、50はディスク、60はレーザ光、61は反射光、
101は導波路型のTEモードパスフィルタ、110は
1/4波長板をそれぞれ示す。半導体レーザ10からT
E偏光で出射したレーザ光60は導波路型のTEモード
パスフィルタ101を通過し、174波長板110によ
って円偏光に変換されてディスク50に導かれ、ディス
クからの反射光61は再び1/4波長板110を通ると
、1M偏光に変換されるため導波路型のTEモードパス
フィルタ101で吸収されて半導体レーザ10には戻ら
ない。この基本構成を用いて、戻り光防止手段を有する
導波路型光ピックアップを実現することができる。
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例に係る光学系を示
す概略構成を示す側面図及び平面図である。これらの図
において、10は半導体レーザからなる光源、20は基
板、30は誘電体層、40は光導波路である導波層、5
oはディスク、60はレーザ光、70は光検出器、80
はビームスプリッタ、90は集光グレーティングカプラ
から成る光路変換手段、100は金属層より成るフィル
ター、110は異方性結晶を用いた1/4波長板をそれ
ぞれ示す。
本実施例では導波層40の表面で半導体レーザ10とビ
ームスプリッタ8oの間の位置に金属層100を備え、
第3図で説明したTEモードパスフィルタを形成し、集
光グレーティングカプラ90とディスク50の間に1/
4波長板110を配置して、第5図に示した戻り光防止
光学系を構成した。半導体レーザ10からの出射光をT
E偏光になるようにすれば、戻り光防止手段を有する導
波路型光ピックアップを提供することができる。
金属層の形成方法としては、第4図に示したように導波
層との間にバッファ層をはさむ構成とすることもできる
。その際、バッファ層として液晶やL i N b 0
3等の非線形光学材料を用いて屈折率を変えるように制
御すれば、消光比やディスクへの照射パワーを可変にで
きる。
尚、第20図の従来例では半導体レーザ10が光導波路
の゛外部に取付けられているため、導波層40への入射
効率が低く、取付位置の調整も困難である。本実施例で
は、半導体レーザ10を載板上に形成して光導波路内と
なる構造として、光利用効率の向上と、取付位置調帖を
不要にする配慮をした。半導体レーザ10としてはGa
Asのダブル・ペテロ接合や量子井戸構造のものが一般
に用いられているが、導波層4o内で安定に発振させる
ためにはDFBやDBR構造のものが適している。
本発明に適合する半導体レーザ10の形成方法としては
、G a A s基板上に発光層を形成するもののほか
に、Si基板上にMBE法やMOCVD法等によってG
aAsの発光層を形成するものがある。基板としてSi
を用いた場合には、光ピックアップの制御回路等がIC
やLSIのプロセスを用いて同一基板上に容易に集積化
できる利点がある。このとき導波路はSi基板上にSi
C2等の誘電体層(n=1.446) 、コーニング7
059ガラス等の導波層(n=1.534−)を順欣積
層して形成する。
本実施例の導波路型光ピックアップの動作については、
金属層100で光源である半導体レーザへの戻り光すな
わちTM偏光をカットすることにより戻り光が防止され
る点以外は、第20図に示した従来例と同様である。
次に、第9図の他の実施例を説明する前に、その前提と
なる原理を第6図乃至第8図に基づいて説明する。
第6図及び第7図は波長オーダのグレーティングにレー
ザ光が入射した場合の回折現象を表す模式図である。第
6図において60はレーザ光、85はグレーティングを
示す。第6図はグレーティング85にレーザ光60がT
E偏光で入射する場合である。レーザ光60の電界はグ
レーティング85のレリーフ溝と平行に振動する。一方
、第7図はグレーティング85にレーザ光60がTM偏
光で入射する場合である。レーザ光60の電界はグレー
ティング85のレリーフ溝と垂直に振動する。矢印の長
さはレーザ光60の波長に対応している。グレーティン
グ85の周期が波長オーダになるとTE偏光の場合とT
M偏光の場合とでブレ一ティング85とレーザ光60の
相互作用の違いが顕著になり、図のようにTE偏光は回
折しく第6図)、TM偏光は回折せずに透過する(第7
図)といった状態を実現できる。
第8図はアプライド・オプテイクス・23,14 (1
984年)第2303頁から第2310頁(Appl、
○pt、23.14 (1984)pp2303〜23
10)に記載されているグレーティングによるレーザ光
の回折効率を計算によって求めた結果を示す。第8図に
おいてη、は1次回折効率、h及びdはグレーティング
の溝の高さ及びピッチ、λはレーザ光の波長をそれぞれ
示す。
レーザ光の波長λに比較してグレーティングのピッチd
を小さくする(横軸の右へ移る)と図のようにTE偏光
は回折し、TM偏光は透過することが示される。また、
こうした回折効率は入射角がブラッグ角のときに最大と
なることが知られている。この現象を利用してグレーテ
ィング型すなわち表面レリーフ型ホログラムから成る偏
光ビームスプリッタを構成できる。
このような現象はマクロ的に見ればグレーティングの屈
折率がTE偏光とTM偏光とで異なるものとして理解で
きる。これは光学異方性結晶と同じ性質であり、表面レ
リーフ型ホログラムからなる1/4波長板を形成するこ
とができる(特開昭62−212940号公報参照)。
第9図は、前記表面レリーフ型の1/4波長板を用いた
場合の本発明の一実施例である。第9図において、10
は半導体レーザ、60はレーザ光、70は光検出器、8
0はビームスプリッタ、90は集光グレーティングカプ
ラ、100は金属層、110は表面レリーフ型ホログラ
ムから成る1/4波長板をそれぞれ示す。
174波長板110は、上述したグレーティングの性質
を利用して作成する。ここでは1/4波長板110のグ
レーティングピッチをレーザ光60の波長よりも小さく
し、レーザ光6oを入射角45〜90度の範囲で入射さ
せる構成とした。ここでグレーティングの溝の長さはT
E偏光とTM偏光の屈折率の違いによって生じる光路差
が丁度1/4波長となるように選ぶ。これにより、表面
レリーフ型ホログラムから成る1/4波長板に前記の異
方性結晶を用いた1/4波長板と同し作用をさせること
ができる。
こうした構成によって光学部品の数を少なくして光ピッ
クアップを軽量化し、アクセス時間を速めることができ
る。
第10図はグレーティング型すなわち表面レリーフ型ホ
ログラムから成る偏光ビームスプリンタを用いた場合の
本発明の一実施例である。第10図において、10は半
導体レーザ、60はレーザ光、70は光検出器、80は
ビームスプリッタ、90は集光グレーティングカプラ、
100は金属層、110は第9図のものと同様の1/4
波長板、120は偏光ビームスプリッタをそれぞれ示す
ここでは表面レリーフ型ホログラムから成る偏光ビーム
スプリッタ120のグレーティングピッチはレーザ光6
0の波長よりも小さくして、1次以外の回折光をなくし
、半導体レーザ10からTE偏光の出射光をブラッグ角
で入射させる構成として回折効率を高めている。
次に上記実施例の導波路型光ピックアップの動作につい
て説明する。半導体レーザ10から出射したレーザ光6
QはTE偏光であり、金属M100の影響を受けずに偏
光ビームスプリッタ120で回折されて1/4波長板1
10に入射する。1/4波長板110によって円偏光に
変換されたレーザ光は、集光グレーティングカプラ9o
により導波層40から外部空間に取り出されてディスク
上に集光される。ディスクからの反射光は集光グレーテ
ィングカプラ9oにより再び導波層40内に導かれ、先
はどと逆方向に進行する戻り導波光となり1/4波長板
110に入射する。1/4波長板110によってTM偏
光に変換された戻り導波光は偏光ビームスプリッタ12
0を透過してビームスプリッタ80に入射し、ここで2
分割されて光検出器70に集光する。
本実施例によればビームスプリッタ80を半導体レーザ
10からディスクに至る光路上から分離して配置できる
のでビームスプリッタ80の回折効率を高めて設計でき
、光利用効率を向上できる。
また、半導体レーザ10の出射光が偏光ビームスプリッ
タ120にブラッグ角の方向から斜めに入射するので、
その反射光が半導体レーザ10に戻らず、発振が安定化
する。半導体レーザ10をTE偏光を出射するものにす
れば、本実施例では金属層を省くことも安定性の多少の
低下を無視できる場合は、可能である。
次に、本発明における金属層100のはたらきについて
述べる。本発明の光ピックアップでは1/4波長板11
0や偏光ビームスプリッタ120のように光波の偏光状
態によって動作の異なる光学素子を用いており、光源か
らの出射光をTE偏光として設計しているため、ここに
TM偏光成分が混ざっているとノイズの原因となる。と
ころが、一般に半導体レーザにはTM偏光成分が含まれ
ており、半導体レーザ]Oの後に金属層100を用いた
TEモードパスフィルタを置くことによって、TM偏光
成分を除去することができる。また、グレーティング型
の偏光ビームスプリンタ120は第8図を見てもわかる
ように消光比がバルク型のもののように大きくできない
可能性があり、そうした場合に金属層100は上記した
戻り光防止の役割を果たす。
また、本発明では、半導体レーザ10がらの出射光がT
E偏光の場合について示したが、TM偏光の場合でも基
本的な構成は変わらない。ただし、偏光ビームスプリッ
タが半導体レーザからの出射光を透過し、ディスクから
の反射光を回折するようになるため、光学系の配置を変
える必要がある。
このとき、ディスクからの反射光が偏光ビームスプリッ
タに対してブラッグ角で入射するようにすれば、回折効
率を高くすることができる。これを第11iに基づいて
具体的に説明する。
第11図は光源からの出射光がTM偏光の場合、グレー
ティング型の偏光ビームスプリッタを用いた一実施例で
ある。第11図において10は半導体レーザ、60はレ
ーザ光、70は光検出器、90は集光グレーティングカ
プラ、100は金属層、110は1/4波長板、120
は偏光ビームスプリッタをそれぞれ示す。
光源がTM偏光なので金属層100はTMモードパスフ
ィルタを構成する。この点は後述する第11図および第
12図で詳しく説明する。単導体レーザ10から出射し
たTM偏光のレーザ光60は偏光ビームスプリッタ12
0を透過し、1/4波長板110を通って円偏光になり
、集光グレーティングカプラ90によって光ディスクに
集光される。光ディスクからの反射光は集光クレーティ
ングカプラ90によって導波層40内に入り、1/4波
長板110を通ってTE偏光になり、偏光ビームスプリ
ッタ120にブラッグ角で入射し、2分割されて光検出
器70に導かれる。この構成では偏光ビームスプリッタ
120はT 1Σ偏光、′J゛M偏光の光路分離だけで
なく、光ディスクからの反射光を光検出器70に集光す
る機能をも兼ねることができる。このため、第10図の
実施例(光源がTE偏光の場合)に比べてビームスプリ
ンタを1つ省略できる。当然のことながら、本実施例で
もビームスプリッタ80を用いてもよい。
第12図は本発明によるTEモモ−パスフィルターの一
実施例である。第12図において、20は基板、30は
誘電体層、40は導波層、100は金属層をそれぞれ示
す。光波がTM偏光のとき、エバネッセント・フィール
ドの電界は導波層4゜の面内方向に振動するので、第1
2図のように金属層100を導波J’i40と同一面内
に並行して形成すれば、第3図で説明したのと同じ理由
によって、導波層40を通過する光波のTE偏光成分が
強く減衰されるのでTMモードパスフィルタを実現でき
る。
この導波路型TMモードパスフィルタは基板20上に酸
化や蒸着等によって誘電体層3oを設け、さらにイオン
打ち込みや熱拡散等によって導波層40および金属層1
00を作成する。このとき、金属層100は損失の大き
な方向性結合器とみなすこともできる。
また、第12図では導波層40と金属層100の間に誘
電体層30をはさんだ構成となっているが、誘電体層3
0の厚さを変えてTMモードパスフィルタの特性を変え
られるのは第4図の場合と同様である。
第13図は本発明のTMモードパスフィルタを用いた導
波路型光ピックアップを示す概略構成図である。第13
図において、10は半導体レーザ、60はレーザ光、7
0は光検出器、80はビー15スプリツタ、90は集光
グレーティングカプラ、100は金属層、140は第1
2図に示した3次元導波路をそれぞれ示す。
半導体レーザ1oの出射光はTM偏光であり、金属!1
00と3次元導波路1.40は上に示したTMモードパ
スフィルタを構成しており、これを通過した光波は2次
元の導波層40内に拡散する構成となっている。このよ
うな導波路は基板上に積層して作った導波層40に、イ
オン打ち込みや熱拡散等によって屈折率の高い3次元導
波路140を形成して得られる。
本実施例の導波路型光ピックアップは第1図のものと光
源の偏光状態以外は同一であるので、動作の説明は省略
する。また、本実施例では1/4波長板を光ピックアッ
プの構成に加えていないが、第1図の実施例のように導
波路の外部にバルク型のものを配置しても、又は第9図
の実施例のように導波路内にグレーティング型のものを
形成してもよい。
導波路型のTMモードパスフィルタとしては、上に述べ
た金属層を用いるものの他に半導体層を用いるものもあ
る。第12図はトランザクションオブアイ・イー・アイ
・シー・イー、イー70,4(1987年)第35頁か
ら第36頁(T r a n s 。
IEICE、E70,4 (1987)PP35〜36
)からの引用である。a−8i:H層を導波層表面に形
成して得られる導波路は、a−8i:H層の膜厚が薄い
とTMモードパスフィルタとして動作し、膜厚が厚いと
TEモードパスフィルタとして動作する。その値が0.
05μmのときにTMモードパスフィルタとして25d
B以上の消光比を得ている。
第15図は上の半導体層を利用したTMモードパスフィ
ルタを用いた導波路型光ピックアップを示す概略構成図
である。第15図において、10は半導体レーザ、6o
はレーザ光、70は光検出器、80はビームスプリッタ
、90は集光グレーティングカプラ、100は金属層、
110は1/4波長板、130はa−8i:HJI?を
それぞれ示す。
本実施例は第9図の導波路型光ピックアップにa−8i
:H層130を加えたものである。光検出器70はTM
偏光に変換されたディスクからの反射光だけを受光する
ことが望ましい。ところが、半導体レーザ10からの出
射光がTE偏光であり、ビームスプリッタ80、集光グ
レーティングカプラ90.1/4波長板110等による
反射光がノイズとなって光検出器70に入射し、再生信
号のS/N比を低下させてしまう。このとき、a−8i
:H層130によって構成されたTMモードパスフィル
タを光検出器70の前に配置することによって不要なT
E偏光成分を除去することができる。
ここでは、a−8i:H層を用いたTMモードパスフィ
ルタを光検出器70のノイズ除去に使用した実施例を示
したが、金属層によるTMモードパスフィルタで置き換
えてもよい。同様に、これを光源の戻り光防止に用いる
こともできる。また、a−8i:H,Illを例として
記述したがこれを他の半導体薄膜に置き換えてもよい。
第16図は導波路型の波長選択手段を用いた本発明の導
波路型光ピックアップを示す概略図である。第16図に
おいて、10は半導体レーザ、60はレーザ光、70は
光検出器、80はビームスプリッタ、90は集光グレー
ティングカプラ、100は金属層、140及び141は
3次元導波路、142は円環状3次元導波路をそれぞれ
示す。
ビームスプリッタ80、集光グレーティングカプラ90
等は回折型の光学素子であり、光源の波長が変化すると
位相整合条件を満たさなくなるので、集光スポットの位
置がずれたり収差が生じたりする。ところが、一般に半
導体レーザは温度や出力によって発振波長が変化する。
第16図において半導体レーザ10からの出射光は第1
の3次元導波路140を伝搬し、円環状の3次元導波路
142によって共振する波長だけが取り出されて第2の
3次元導波路141に移る。このとき金属層100はこ
れら3つの導波路の上に形成されているので、波長とT
E偏光の選択が同時に行われる。この構成によって、ビ
ームスプリッタ80、集光グレーティングカプラ90等
は回折型の光学素子が設計の通りの性能を発揮すること
ができ、かつ半導体レーザ10への戻り光の防止も同時
にできる。
第17図は本発明の導波路型光ピックアップを構成する
のに好適な導波路の一構造及びその製造方法を示す。第
17図において、20は基板、30は誘電体層、31は
バッファ層、40は導波層、90は集光グレーティング
カプラ、100は金属層をそれぞれ示す。
第17図の実施例では導波層40と金属!100の間の
バッファ層31と集光グレーティングカプラ90を形成
する誘電体層とを共通にした場合を示す。これによって
、基板上に誘電体層30、導波層40、バッファ層31
を順次積層したのち、金属層100を積層し、バッファ
層31に溝を作って集光グレーティングカプラ90を形
成すれば、製作プロセスを簡略化することができる。こ
こではバッファ層31に集光グレーティングカプラ90
を形成する場合を示したが、ビームスプリンタや1/4
波長板等の他の回折型光学素子を形成してもよい。
第18図は本発明の導波路型光ピックアップを備えた光
ディスク装置を示す概略構成図である。
光ディスク装置は、サブミクロンオーダに集光したレー
ザ光を用いて情報を記録媒体に高密度に記録し、かつ再
生するもので、映像や音声などの大容量の情報を記録で
き、今後の情報化社会には不可欠である。光ディスク装
置は、例えば、「日経エレクトロニクスJ(1984,
3,26)で公知のように(1)再生専用形、(2)追
記形、(3)書換え可能形の3つ形態があり、再生専用
形及び追記形はほぼ実用の段階に達している。一方、書
換え可能形には、未だ確立された方法はなく、光磁気材
料や相変化材料等を用いた書換え可能形光ディスクの研
究開発が活発に進められている。
第18図において50は光ディスク、200は導波路型
光ピックアップ、220はモータ、230は制御部をそ
れぞれ示す。光ディスク50はモータ220によって回
転され、導波路型光ピックアップ200は光ディスク5
0上にレーザ光を集光して情報を記録・再生・消去する
。制御部230は導波路型光ピックアップの動作の制御
及び入出力信号の処理を行なう。これによってアクセス
時間が速く、戻り光の影響による信号の劣化のない光デ
ィスク装置を実現できる。
第19図は本発明の導波路型光ピックアップを備えたロ
ータリエンコーダシステムを示す概略構成図である。第
19図において200は導波路型ピックアップ、210
はロータをそれぞれ示す。
モータのロータ210には第19図に示すように反射率
の異なる2種類の線が描かれており、導波路型光ピック
アップ200によってそのパターンを再生し、単位時間
当りのカウント数によってロ一夕210の回転速度を知
ることができる。これによって、小型軽量のロータリエ
ンコーダを実現できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、TE偏光とTM偏光の一方を透過させ
るフィルタと、偏光切換手段との組合せによって光源へ
の戻り光を防止することができ、これによって再生信号
のS/N比の低下を防止することのできる導波路型の光
ピックアップを実現できる。
偏光切換手段に表面レリーフ型ホログラムからなる1/
4波長板を用いれば、光学部品点数が減り、全体として
軽量化できる。
バッファ層の介在により光導波路にフィルタが直接固定
されないため、該光導波路の特性が製造上の原因で劣化
するおそれが少ない。
表面レリーフ型ホログラムからなる偏光ビームスプリッ
タを設ければ、ビームスプリッタの回折効率を高めて設
計でき、光利用効率を向上できる。
また、光源への戻り光防止も一層確実となる。
光検出器の手前に半導体層よりなるフィルターを設けれ
ば、ノイズ光の入射を防止できる。
波長選択手段を光導波路に設ければ、光源の発振波長の
バラツキに伴う収差の発生等の問題がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例に係る光学系の概
略構成を示す側面図及び平面図であり、第3図は表面に
金属層を装荷した光導波路を示す斜視図、第4図は金属
層と導波層の間に低屈折率の誘電体バッファ層を挿入し
た光導波路を示す斜視図、第5図は導波路型のTEモー
ドパスフィルタと1/4波長板とを組み合わせて構成し
た戻り光防止手段の基本構成図、第6図及び第7図は波
長オーダのグレーティングにレーザ光が入射した場合の
回折現象を表す模式図、第8図はグレーティングによる
レーザ光の回折効率を計算した結果を示す特性図、第9
図はグレーティング型の1/4波長板を用いた場合の本
発明の一実施例を示す概略構成図、第10図及び第11
図はグレーティング型の偏光ビームスプリッタを用いた
場合の本発明のそれぞれ異なる実施例を示す概略構成図
、第12図は本発明による1Mモードパスフィルタの一
実施例を示す斜視図、第13図は本発明の1Mモードパ
スフィルタを用いた導波路型光ピックアップを示す概略
構成図、第14図は半導体層を用いた導波路型の1Mモ
ードパスフィルタの特性の実測結果を示す特性図、第1
5図は半導体層を用いた導波路型の1Mモードパスフィ
ルタを用いた導波路型光ピックアップを示す概略構成図
、第16図は導波路型の波長選択手段を用いた本発明の
導波路型光ピックアップを示す概略構成図、第17図は
本発明の導波路型光ピックアップを構成するのに好適な
導波路の一構造及び製造方法を示す側面図、第18図は
本発明に係る光ピックアップを備えた光ディスク装置の
概略構成図、第19図は本発明の導波路型光ピックアッ
プを備えたロータリエンコーダシステムを示す概略構成
図、第20図は従来の導波路型光ピックアップの光学系
を示す概略構成図である。 10 半導体レーザ、20・・基板、30 誘電体層、
30・・・バッファ層、40・・導波層、50・・・デ
ィスク、60・レーザ光、61 反射光、70・・光検
出器、80・ビームスプリッタ、90・・・集光グレー
ティングカプラ、100・・金属層、101・・・導波
路型TEモードパスフィルタ、110・ 1/4波長板
、120・偏光ビームスプリッタ、130 半導体層、 140.141  ・3次元導波路、142・・リング
型3次元導波路、200・・導波路型光ピックアップ、
210  ・ロータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光源からの出射光を伝搬させる光導波路と、前記出
    射光を前記光導波路から外部空間に取り出して情報記録
    媒体上に集光し且つ前記情報記録媒体からの反射光を光
    導波路内に導く光路変換手段と、該光路変換手段で導か
    れた反射光を前記出射光の光路と分岐して光検出器に導
    くビームスプリッタとを具備する光ピックアップにおい
    て、前記光源から前記光路変換手段に向う光路にTE偏
    光とTM偏光の一方を通過させるフィルターを有し、前
    記光路変換手段から前記情報記録媒体に向かう光路に光
    を往復して通過させることによって偏光状態を変える偏
    光切換手段を有することを特徴とする光ピックアップ。 2、前記フィルターは、前記光導波路に平行して装荷さ
    れた金属層である請求項1記載の光ピックアップ。 3、前記偏光切換手段は異方性結晶を用いた1/4波長
    板または表面レリーフ型ホログラムから成る1/4波長
    板である請求項1又は2記載の光ピックアップ。 4、集光グレーティングカプラにより前記光路変換手段
    が形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載の光
    ピックアップ。 5、前記出射光がTE偏向であり、前記金属層が導波層
    に対して平行に配設されている請求項2乃至4のいずれ
    かに記載の光ピックアップ。 6、前記出射光がTM偏光であり、前記金属層が導波層
    内にあって且つ光路の両側に配設されている請求項2乃
    至4のいずれかに記載の光ピックアップ。 7、前記フィルターと前記光導波路との間に該光導波路
    よりも屈折率の小さな誘電体のバッファ層を介在させた
    請求項1乃至6のいずれかに記載の光ピックアップ。 8、前記光源から前記光路変換手段に向う光路に表面レ
    リーフ型ホログラムより成る偏光ビームスプリッタを設
    け、該偏光ビームスプリッタと前記光路との間に該偏光
    ビームスプリッタに対しブラッグ角の方向に前記フィル
    タとしてTM偏光をカットするTEパスフィルタを設け
    た請求項1乃至5又は7のいずれかに記載の光ピックア
    ップ。 9、前記光源から前記光路変換手段に向う光路に表面レ
    リーフ型ホログラムより成る偏光ビームスプリッタを有
    し、前記フィルタとしてTE偏光をカットするTMパス
    フィルタを有し、当該偏光ビームスプリッタは前記偏光
    切換手段を通過してTE偏光となった反射光がブラッグ
    角で入射する向きに配設されている請求項1乃至4又は
    6、7のいずれかに記載の光ピックアップ。 10、前記フィルタに代えて光源をTE偏光を出射光と
    する半導体レーザとした請求項8記載の光ピックアップ
    。 11、前記情報記録媒体から前記光検出器に向う光路に
    設けられてTE偏光とTM偏光の一方を選択的に通過さ
    せる半導体層を有する請求項1乃至9のいずれかに記載
    の光ピックアップ。 12、前記集光グレーティングカプラ、ビームスプリッ
    タ、1/4波長板の少なくとも一つが、金属層と光導波
    路の間の前記バッファ層と同一面内に形成されている請
    求項7乃至9のいずれかに記載の光ピックアップ。 13、前記光導波路に、光源からの光波が入射する第1
    の光導波路と、この第1の光導波路と独立な第2の光導
    波路と、前記両光導波路の間に形成された円環状の第3
    の光導波路からなる波長選択手段を設けると共に、第1
    、第2及び第3の光導波路の表面に前記金属層を装荷し
    た請求項1乃至11のいずれかに記載の光ピックアップ
    。 14、前記バッファ層の屈折率を可変とした請求項7乃
    至13のいずれかに記載の光ピックアップ。 15、光ディスク、該ディスクの回転手段、前記光ディ
    スクに対して情報の書き込み、消去或は再生を行う光ピ
    ックアップ及び該光ピックアップの制御手段を具備する
    光ディスク装置において、請求項1記載の光ピックアッ
    プを備えたことを特徴とする光ディスク装置。 16、ロータに描かれた線を光照射によって読むことに
    よって回転速度を測定するロータリエンコーダにおいて
    、請求項1記載の光ピックアップを有することを特徴と
    するロータリエンコーダ。
JP63129935A 1988-05-27 1988-05-27 光ピックアップ並びにそれを備えた光ディスク装置及びロータリエンコーダ Expired - Lifetime JP2736894B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63129935A JP2736894B2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27 光ピックアップ並びにそれを備えた光ディスク装置及びロータリエンコーダ
AU35205/89A AU603298B2 (en) 1988-05-27 1989-05-25 Optical element, optical disc and rotary encoder with the optical element
CA000600672A CA1318399C (en) 1988-05-27 1989-05-25 Optical element, optical disc and rotary encoder with the optical element
US07/357,171 US4978187A (en) 1988-05-27 1989-05-26 Optical element, optical disc and rotary encoder with the optical element
EP89109636A EP0343688B1 (en) 1988-05-27 1989-05-29 Optical element, optical system and rotary encoder with the optical element
DE89109636T DE68908473T2 (de) 1988-05-27 1989-05-29 Optischer Teil, optische Anordnung und drehbarer Kodierer mit diesem Teil.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63129935A JP2736894B2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27 光ピックアップ並びにそれを備えた光ディスク装置及びロータリエンコーダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01300438A true JPH01300438A (ja) 1989-12-04
JP2736894B2 JP2736894B2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=15022066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63129935A Expired - Lifetime JP2736894B2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27 光ピックアップ並びにそれを備えた光ディスク装置及びロータリエンコーダ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4978187A (ja)
EP (1) EP0343688B1 (ja)
JP (1) JP2736894B2 (ja)
AU (1) AU603298B2 (ja)
CA (1) CA1318399C (ja)
DE (1) DE68908473T2 (ja)

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE68921065T2 (de) * 1988-08-05 1995-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Optischer kopf.
GB2225482B (en) * 1988-11-23 1992-10-14 Stc Plc Multichannel cavity laser
KR940005100B1 (ko) * 1989-06-30 1994-06-10 마쯔시다덴기산교 가부시기가이샤 광디스크장치
US5077822A (en) * 1989-09-22 1991-12-31 Siemens Aktiengesellschaft Optical film or strip waveguide having a dielectric waveguiding layer
US5031993A (en) * 1989-11-16 1991-07-16 International Business Machines Corporation Detecting polarization state of an optical wavefront
JPH04219657A (ja) * 1990-04-13 1992-08-10 Ricoh Co Ltd 光磁気情報記録再生装置及びモードスプリッタ
US5164930A (en) * 1990-07-25 1992-11-17 Pioneer Electronic Corporation Optical pickup
US5418765A (en) * 1991-04-19 1995-05-23 Ricoh Company, Ltd. Apparatus for recording and reproducing optical information having an optical waveguide
JPH05205486A (ja) * 1991-04-26 1993-08-13 Naohiro Tanno 光導波路記録媒体及び光再生装置
JP3373560B2 (ja) * 1992-09-29 2003-02-04 株式会社リコー 光磁気情報記録再生装置
JP3135389B2 (ja) * 1992-10-23 2001-02-13 松下電器産業株式会社 情報再生方法、情報記録再生方法、情報再生装置、記録媒体及び光ヘッド
DE69228422T2 (de) * 1992-11-24 1999-09-30 Ibm Optischer Isolator für Wellenleiter
US5677902A (en) * 1996-06-28 1997-10-14 Eastman Kodak Company Beam splitter for optical recording
US5710753A (en) * 1996-06-28 1998-01-20 Eastman Kodak Company Multi-element grating beam splitter using double refraction to reduce optical feedback and associated light source noise
US6850475B1 (en) * 1996-07-30 2005-02-01 Seagate Technology, Llc Single frequency laser source for optical data storage system
US6266313B1 (en) * 1996-12-20 2001-07-24 Pioneer Electronic Corporation Optical pickup for recording or reproducing system
EP1098300B1 (en) * 1997-01-17 2003-08-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical pickup and optical disk apparatus using the same
KR100243134B1 (ko) * 1997-08-30 2000-02-01 윤종용 기록 재생용 광픽업 장치
US6285813B1 (en) * 1997-10-03 2001-09-04 Georgia Tech Research Corporation Diffractive grating coupler and method
US6605195B2 (en) 2000-04-14 2003-08-12 Seagate Technology Llc Multi-layer deposition process using four ring sputter sources
DE10253907A1 (de) * 2002-09-20 2004-04-01 Osram Opto Semiconductors Gmbh Optischer Abtastkopf und Verfahren zur Herstellung desselben
WO2005024469A2 (en) * 2003-09-04 2005-03-17 Sioptical, Inc. Interfacing multiple wavelength sources to thin optical waveguides utilizing evanescent coupling
US7444045B2 (en) 2003-10-14 2008-10-28 3M Innovative Properties Company Hybrid sphere-waveguide resonators
US7259855B2 (en) 2003-10-14 2007-08-21 3M Innovative Properties Company Porous microsphere resonators
US7352933B2 (en) 2004-05-27 2008-04-01 3M Innovative Properties Company Dielectric microcavity sensors
US7271379B2 (en) * 2004-05-27 2007-09-18 3M Innovative Properties Company Dielectric microcavity fluorosensors excited with a broadband light source
US7616855B2 (en) * 2004-11-15 2009-11-10 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Integrated waveguide and method for designing integrated waveguide
US7532790B2 (en) * 2006-03-29 2009-05-12 3M Innovative Properties Company Method of coupling light into microresonators
US7616851B1 (en) * 2008-06-26 2009-11-10 Lockheed Martin Corporation Tunable wavelength filter device
US8947076B2 (en) 2010-01-18 2015-02-03 Bourns, Inc. High resolution non-contacting multi-turn position sensor
JP6379245B1 (ja) * 2017-03-16 2018-08-22 沖電気工業株式会社 光導波路素子及び受信回路
CN111213050A (zh) * 2017-10-12 2020-05-29 新加坡科技研究局 化学品传感器及其形成方法
CN110070954B (zh) * 2019-04-01 2021-03-16 华南师范大学 一种基于古斯汉欣位移的电子分束方法及电子分束器
BR112022003104A2 (pt) * 2019-08-21 2022-05-17 Bae Systems Plc Guia de onda óptica

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6331033A (ja) * 1986-07-25 1988-02-09 Asahi Glass Co Ltd 光ピツクアツプ
JPH01271931A (ja) * 1988-04-22 1989-10-31 Sony Corp 光学的再生ヘッド
JPH01273239A (ja) * 1988-04-25 1989-11-01 Sony Corp 光再生ピックアップ

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832662B2 (ja) * 1976-12-24 1983-07-14 松下電器産業株式会社 回転体の回転速度表示装置
US4747090A (en) * 1982-10-14 1988-05-24 Omron Tateisi Electronics Co. Integral pickup for an optical digital disc using saw deflection and lenses
US4733065A (en) * 1984-06-27 1988-03-22 Canon Kabushiki Kaisha Optical head device with diffraction grating for separating a light beam incident on an optical recording medium from a light beam reflected therefrom
DE3586076D1 (de) * 1984-09-03 1992-06-25 Omron Tateisi Electronics Co Vorrichtung zur verarbeitung optischer daten.
DE3546795C2 (ja) * 1984-10-01 1993-09-23 Mitsubishi Denki K.K., Tokio/Tokyo, Jp
US4720824A (en) * 1984-12-28 1988-01-19 Olympus Optical Co., Ltd. Information reading apparatus with a light beam scanning technique
JP2508624B2 (ja) * 1985-06-24 1996-06-19 三菱電機株式会社 光学式ヘツド装置
US4779259A (en) * 1985-04-25 1988-10-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Optical head assembly with efficient light source coupling surface and method of construction
FR2588093B1 (fr) * 1985-09-27 1987-11-20 Thomson Csf Polariseur par absorption differentielle, son procede de realisation et dispositif mettant en oeuvre ledit procede

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6331033A (ja) * 1986-07-25 1988-02-09 Asahi Glass Co Ltd 光ピツクアツプ
JPH01271931A (ja) * 1988-04-22 1989-10-31 Sony Corp 光学的再生ヘッド
JPH01273239A (ja) * 1988-04-25 1989-11-01 Sony Corp 光再生ピックアップ

Also Published As

Publication number Publication date
EP0343688A3 (en) 1990-02-28
AU3520589A (en) 1990-01-25
EP0343688B1 (en) 1993-08-18
CA1318399C (en) 1993-05-25
AU603298B2 (en) 1990-11-08
US4978187A (en) 1990-12-18
JP2736894B2 (ja) 1998-04-02
DE68908473D1 (de) 1993-09-23
EP0343688A2 (en) 1989-11-29
DE68908473T2 (de) 1994-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2736894B2 (ja) 光ピックアップ並びにそれを備えた光ディスク装置及びロータリエンコーダ
EP1001413B1 (en) Optical pickup and optical device
JPH07182687A (ja) 光ピックアップ
US6987721B2 (en) Optical record medium, optical information processing apparatus, and optical recording/reproducing method
US5652737A (en) Magneto-optical disk pick-up device having mode splitter using cut off effect caused by tapered waveguide
JP3635516B2 (ja) 光ディスク装置
JP4234013B2 (ja) 光情報再生方法、光ヘッド装置、および光情報処理装置
EP0862167B1 (en) Optical recording/pickup head compatible with compact disk-recordable (CD-R) and digital versatile disk (DVD) using polarization beam splitter
JPH01271931A (ja) 光学的再生ヘッド
US5710753A (en) Multi-element grating beam splitter using double refraction to reduce optical feedback and associated light source noise
JP3694943B2 (ja) 光学装置及び光学ピックアップ
KR100224886B1 (ko) 광픽업장치
JPS6371946A (ja) 光学的情報記録再生装置
KR100261085B1 (ko) 광픽업장치
JPH05266532A (ja) 光ヘッド装置
JPH01307934A (ja) 光学ヘッド
JP2996856B2 (ja) 光学式ピックアップ装置
JP2724095B2 (ja) 光ピックアップ
KR100595509B1 (ko) 광디스크 재생장치의 베이스 광학계
JP3393680B2 (ja) 光ピックアップ
JPS63183635A (ja) 光学的情報記録再生装置
JPH04298831A (ja) 記録情報読取装置
JPH03192542A (ja) 光ピックアップ
JPH05342683A (ja) 光導波路素子および光集積素子
JPH04372750A (ja) 光ピックアップ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080116

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080116

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 11