JPH01300020A - 過給機付多気筒内燃機関の排気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は過給機付多気筒内燃機関の排気装置に関する。

（従来技術） この種排気装置は空冷式排気マニホールド及び空冷式排
気連絡管を備えたものが一般に使用されており、この場
合熱膨張吸収のためにベロー等の伸縮継手が必要になり
、コストが高くまたよく破損する。

また空冷式では表面温度が高くなり、熱破損する恐れが
ある。

（発明の目的） 本発明の目的は排気装置のコストを低減すると共に耐久
性を向上させ、さらに排気マニホールド及び排気連絡管
のアルミニウム化を可能とすることにより軽量化を図る
ことである。

（目的を達成するための技術的手段） 上記目的を達成するために本発明は、過給機を備えた多
気筒内において、水冷式排気マニホールドを機関本体の
側面に固定し、水冷式排気マニホールドの長さ方向出口
端部に、上方へとＬ字形に折れ曲がる水冷式排気連絡管
を連結し、水冷式排気連絡管の上端部に排気用パルスコ
ンバータを接続し、該排気パルスコンバータを独立して
機関本体に固定支持し、排気パルスコンバータの上端出
口に過給機を接続すると共に過給機を排気パルスコンバ
ータにより支持している。

（作用） シリンダー内から排出される排気は排気マニホールド内
に入り、排気連絡管を通ってパルスコンバータにここで
各気筒の排気同志がぶつかり合わないように整流して、
過給機に送り込まれる。

水冷式排気連絡管及び水冷式排気マニホールドはアルミ
ニウムで形成されている。

パルスコンバータは独自に機関本体（例えばシリンダー
ブロック）に固着されており、上側の過給機の荷重を支
えているので、排気連絡管及び排気マニホールドに無理
な荷重がかかることはない。

また排気連絡管及び排気マニホールドとして水冷式を利
用しているため、熱膨張及びそれによる熱変形等を防止
できる。

（実施例） 第１図は本発明を実施した過給機付き多気筒ディーゼル
機関の側面図を示しており、この第１図において、機関
本体は例えば上側のシリンダーへラド１と下側のシリン
ダーブロック２により構成されており、多数の気筒Ｃを
備えてている。水冷式の排気マニホールド５アルミニウ
ムでできており、は機関長さ方向に沿って配置されると
共にシリンダーヘッド１の側面にボルト６等により固定
されており、排気マニホールド５の各排気入口部５ａ各
気筒の排気孔に接続している。

排気マニホールド５の長さ方向出口端部には上向きのＬ
字形に折れ曲りだ水冷式排気連絡管９がボルト１４等に
より連結されている。

排気連絡管９の上端部には各気筒からの排気を整流して
過給ａｌ１５に送り込む排気用パルスコンバータ１０の
下端部が接続されている。パルスコンバータ１０はブラ
ケット１３に固着され、該ブラケット１３は吊り金具１
２の固着され、吊り金具１２はボルト１８等によりシリ
ンダーブロック２の端面に固着されている。即ちパルス
コンバータ１０は独自にき機関本体（シリンダーブロッ
ク２）に固着支持されている。パルスコンバータ１０の
上端出口には過給機１５が接続され、かつ過給機１５は
パルスコンバータ１０により支持されている。

なおシリンダーヘッド１の上端にはインタークーラ１７
が固着され、過給機１５の加圧吸気出口に接続している
。

第２図は第１図の■矢視図であり、パルスコンバータ１
０と排気連絡管９等との位置関係を明確にしている。

第３図はパルスコンバータ１０のｆｆ１ｌｌｆｆｌ［−
ＩＩＩ断面であり、各同期の気筒用毎に排気の流れを仕
切るための仕切り２１等を備えている。第４図はパルス
コンバータ１０の下面図であり、各同期の　。

気筒用毎の人口ポート２２を有し、また第５図は出口側
上面図であり、４つに仕切られた出口ボート２３を備え
ている。

第６図は水冷式排気マニホールド５の水平断面図であり
、排気通路３０を取り囲むように冷却水通路３１が形成
されている。

第７図は排気連絡管９の■−■断面であり、各排気通路
３８の周囲に冷却水通路４０が形成されており、該冷却
水通路４０は上記排気マニホールド５の冷却水通路３１
に接続すると共に、冷却風水供給源（図示せず）に接続
し、冷却水が循環するようになっている。

各気筒からから排出される排気は排気マニホールド５内
に集められ、排気マニホールド５内の排気通路３０を通
り、続いて排気連絡管９の排気通路３８内を通り、パル
スコンバータに１０に入り、各気筒の排気が重なり合っ
て乱れることが内容に整流されて過給機１５に送り込ま
れる。

排気マニホールド５及び排気連絡管９はアルミニウムで
出来ているので、機関の軽量化が達成できる。

水冷式に排気マニホールド５及び排気連絡管９は冷却さ
れるので、排気系統の加熱を防ぎ、熱変形等を防止する
。しかも過給機１５の荷重をパルスコンバータ１０で支
えていることにより、排気連絡管及び排気マニホールド
５には無理な荷重がかからず、耐久性が向上する。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によると： （１）排気マニホールド５及び排気連絡管９を水冷式と
しているので、従来の空冷式に比べ、冷却効率が良く、
排気系統の加熱を防ぎ、熱変形等を防止する。

（２）パルスコンバータ１０を独立に機関本体に支持し
、該パルスコンバータ１０に過給機１５を支持している
ので、過給機１５の荷重が排気連絡管９及び排気マニホ
ールド５にかからず、それらの耐久性が向上する。しか
も過給機１５の荷重が排気連絡管９及び排気マニホール
ド５にかからないことにより、それらをアルミニウムで
容易製造でき、機関の軽量化が達成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した過給機付多気筒内燃機関の側
面図、第２図は第１図の■矢視図、第３図はパルスコン
バータの第１図の■−■断面拡大図、第４図はパルスコ
ンバータの下面図、第５図はパルスコンバータの上面図
、第６図は水冷式排気マニホールドの水平断面図、第７
図は水冷式排気連絡管の第１図■−■断面拡大図である
。１．２・・・シリンダーヘッド、シリンダーブロック
（機関本体）、５・・・水冷式排気マニホールド、９・
・・排気連絡管、１０・・・パルスコンバータ、１５・
・・過給機

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　過給機を備えた多気筒内において、水冷式排気マニホ
   ールドを機関本体の側面に固定し、水冷式排気マニホー
   ルドの長さ方向出口端部に、上方へとＬ字形に折れ曲が
   る水冷式排気連絡管を連結し、水冷式排気連絡管の上端
   部に排気用パルスコンバータを接続し、該排気用パルス
   コンバータを独立して機関本体に固定支持し、排気パル
   スコンバータの上端出口に過給機を接続すると共に過給
   機を排気パルスコンバータにより支持した過給機付多気
   筒内燃機関の排気装置。