JPH01299992A - 掘削装置用拡底検出装置 - Google Patents

掘削装置用拡底検出装置

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JPH01299992A
JPH01299992A JP13103288A JP13103288A JPH01299992A JP H01299992 A JPH01299992 A JP H01299992A JP 13103288 A JP13103288 A JP 13103288A JP 13103288 A JP13103288 A JP 13103288A JP H01299992 A JPH01299992 A JP H01299992A
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嶋本 栄徹
Masahiro Nakajima
正弘 中島
Takahiro Matsuda
隆博 松田
Masaki Kiriyama
桐山 昌己
Atsuiku Hiyoudou
敦郁 兵藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野コ 本発明は、掘削装置における拡底バケットの拡底翼の変
位を検出して拡底状態を検出する掘削装置用拡底検出装
置に関する。
[従来の技術] 従来より、掘削装置の拡底バケットは、掘削中には地中
に位置し、拡底状態を直接観察できないので、拡底バケ
ットの拡底翼の開きを検出するものとして、種々の装置
が知られている。例えは、拡底バケットの拡底翼を拡開
させる操作用のシリンダに供給される油圧の圧力を検出
して、圧力が所定圧力以上となったときしこ、拡底が終
了したと判断する装置が知られている。また、より正確
に拡底終了を検出するために、拡底操作用のシリンダの
ロッドと一緒にカム部材が上昇し、ローラの回転中心部
がカム部材の転勤面からポケット部に向かう角部を通過
した瞬間に、ローラがポケット部に急速に没入し、これ
により切換弁がシリンダの油圧回路内の圧力を低下させ
る方向に急速に切り換えられるので、これにより、拡底
終了を正確に検出することができる装置も知られている
(特公昭62−4516)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、こうした従来の掘削装置用拡底検出装置
では、拡底終了を検出することはできるが、拡底翼を開
きながら掘削しているときの、拡底翼の変位がどれだけ
で、その時々の拡底作業がどれだけ進行して、拡底状態
がどのようになっているかを知ることができず、拡底翼
の変位を何らかの手段で検出したとしても、拡底バケッ
トは地中で回転しているために、地上の装置にそのデー
タを送ることが困難であった。この拡底作業は、拡底バ
ケットの拡底翼を徐々に拡開して掘削し、掘削した土砂
を拡底バケットですくい取り、掘削孔の外に排出して行
われる。この#:、底バケットで一回にすくい取る土砂
の量に限度があるため、この作業が、複数回繰り返し行
われて、拡底翼が所定の径まで拡開したときに、拡底作
業が終了する。
この拡底バケットで一回にすくい取る土砂の限度である
単位作業量に達したことを判断するのは、作業者の経験
等によっていたため、拡底バケット・ですくい取る土砂
の量が多いと、掘削孔の内部に土砂の取り残しが生じる
場合があった。また、拡底バケットですくい取る土砂の
量が少ないと、繰り返し行なう土砂の排出作業の回数が
増加して、作業効率が低下するという問題があった。
そこで本発明は上記の課題を解決することを目的とし、
その時々の拡底バケットによる拡底状態を検出する掘削
装置用拡底検出装置を提供することにある。
発明の構成 [課題を解決するための手段] かかる目的を達成すべく、本発明は課題を解決するため
の手段として次の構成を取った。即ち、第1図に例示す
る如く、 掘削された孔の底部を、掘削装置の拡底バケットを回転
させながら、拡底バケットの拡底翼M1を拡開して拡底
掘削した拡底状態を検出する掘削装置用拡底検出装置に
おいて、 前記拡底翼M1の拡開に応じた変位を検出する変位検出
手段M2と、 前記拡底バケットと共に回転しながら前記変位に基づい
た信号を無線送信する送信手段M3と、該送信信号を受
信する受信手段M4と、該受信信号に応じて、予め設定
された前記拡底バケットの形状からその時の拡底状態を
算出する拡底状態算出手段M5と、 を備えたことを特徴とする掘削装置用拡底検出装置の構
成がそれである。
[作用] 前記構成を有する掘削装置用拡底検出装置は、変位検出
手段M2が、拡底翼M1の拡開に応じた変位を検出し、
送信手段M3が、拡底バケットと共に回転しながら、変
位に基づいた信号を無線送信し、受信手段M4が、該送
信信号を受信し、拡底状態算出手段M5が、この受信信
号に基づいて、予め設定された拡底バケットの形状から
その時の拡底状態を算出する。よって、その時々の拡底
バケットによる拡底状態を知ることができる。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例である掘削装置用拡底検出装
置を備えたアースドリル掘削装置の概略構成図である。
このアースドリル掘削装置は、自走式の本体1に設けら
れたブーム2の先端に回動可能に支承されたシーブ4に
、ウィンチ6によって繰り出し、あるいは巻き上げされ
るワイヤローブ8を巻き掛け、このワイヤローブ8の先
端にケリーバ10をスイベルジヨイント12で回転可能
に吊り下げて、ウィンチ6を駆動することによりケリー
バ10を昇降させることができるように構成されている
。また、本体1に支持されたアーム14の先端に回転駆
動装置16が配設されており、前記ケリーバ10がこの
回転駆動装置16に挿通されて、回転駆動装置16の駆
動によりケリーバ10が回転されると共に、ケリーバ1
0が回転駆動装置16内を摺動して昇降可能に構成され
ている。更に、ケリーバ10の先端には、拡底バケット
1Bが取り付けられている。
前記回転駆動装置16は、本体1に設けられた図示しな
い油圧ユニットから、油圧ホース20を介して供給され
る高圧作動油によって駆動される油圧モータ22を備え
ている。また、第3図に示すように、油圧ホース20を
介して供給される高圧作動油は、油圧ジヨイント24を
介して回転駆動装置16の回転テーブル26上に配置さ
れたホースリール2日に巻かれた油圧ホース30の一端
に接続されている。このホースリール2日は、拡底バケ
ット18の昇降に伴って、油圧ホース30を繰り出し、
若しくは巻き上げる構成のものである。また、回転テー
ブル26上には、回転部ユニット32が搭載されており
、この回転部ユニ・ント32には、コードリール34に
巻かれたコード36の一端が接続されている。このコー
ドリール34も拡底バケット1日の昇降に伴って、コー
ド3Gを繰り出し、若しくは巻き上げる構成のものであ
る。尚、前記回転テーブル26は、ケリーバ10と共に
回転するが、昇降しない構成となっている。 ゛ 一方、拡底バケット1日は、第4図ないし第6図に示す
ように、複数枚の、本実施例では2枚の拡底翼40.4
1を備えている。各拡底翼40゜41は、ケリーバ10
の先端に固定されたバケット本体42に蝶番44.46
によって各々唾の如く開閉可能に支持されている。この
バケット本体42には、その中央に角柱4日が立設され
ており、角柱4Bには、その軸方向に摺動可能にスライ
ダ50が嵌装されている。このスライダ50と各拡底翼
40,41とは、各々リンクアーム52,54により、
その両端に設けられた各自在継手56゜5B、60.6
2を介して、接続されている。また、バケット本体42
とスライダ50との間には、2本の油圧シリンダ64.
66が配置されており、この油圧シリンダ64.66に
油圧ホース30が接続されて、油圧ホース30を介して
作動油が給Iトされる構成となっている。一方の油圧シ
リンダ64には、油圧シリンダ64の図示しないピスト
ンあるいはロット等の移動を検出してストロークSに応
じたパルス信号を発生する変位検出手段M2としでのス
トローク検出センサ68が設けられており、このストロ
ーク検出センサ68には、前記コード36が接続されて
いる。
尚、この拡底バケット18は、その拡底形状に応じて種
々の種類があり、゛予め間開された孔の径及び拡底形状
に応じて選択して使用される。本実施例では、第5図に
示すように、油圧シリンダ64.66が最大に伸びて、
拡底翼40,41が最大に広がったときの晶大拡底径D
maxと、予め間開された孔の径に応じた軸径dとの違
いにより、3種類の拡底バケット1B (BKIO,B
l(12゜BK15)を用いることができる構成となっ
ている。
一方、前記回転部ユニウド32は、第7図に示すように
、ストローク検出センサ68からのパルス信号を計数し
て出力するカウンタ回路70を備えている。カウンタ回
路70の出力信号は、送信手段M3としての無線送信機
72に人力され、この無線送信1172は、このデジタ
ル信号をアナログ信号に変換してからFM変調して、一
定時間毎に、例えは5秒毎にFM無線として送信する。
また、電源74は、油圧スイ・ソチ76を介してカウン
タ回路70、無線送信機72に接続されている。
また、本体1には、前記無線送信機72からのFM無線
を受信する受信手段M4としての無線受信機80が設け
られている。この無線受信機80は、受信したFM無線
をFM復調するものである。
更に、本体1の運転室la内には、操作盤82が設けら
れており、操作盤82には、文字や図形等を表示するこ
とができるCRTあるいは液晶表示装置等のデイスプレ
ィ84と、各種のデータの設定等を行うキーボード86
とが設けられている。
このキーボード86には、拡底バケット1日の種類、本
実施例では3種類の拡底バケ・ン)1B(BKIO,B
K12.BK14)の何れを使用するかを選択して設定
するセレクトスイッチ88が設けられている。また、既
に間開された孔の軸径dを設定する軸径設定用デジタル
スイッチ90と、目標拡底径りを設定する拡底径設定用
デジタルスイッチ92と、これらのデジタルスイッチ9
0゜92のリセットとセ・ントの完了を指示するリセッ
トスイッチ93a及び完了スイッチ93bと、電源スィ
ッチ94とが設けられている。史に、運転室la内には
、プリンタ9G及び外部記憶装置98が設けられている
一方、前記無線受信機80、操作盤82、プリンタ96
、外部記憶装置9日は、電子制御装置100に接続され
ている。この電子制御装置100は、周知のCPLI 
102、制御用のプログラムやデータを予め格納する制
御用ROMlO4、読み書き可能なRAM106に、人
出先回W” 108がコモンバス110を介して相互に
接続されて構成されている。CPU102は、制御用R
OMlO4内の記憶されたプログラムにしたがフて、R
AM106に必要なデータを一時的に読み書きする処理
を行いつつ、無線受信機80、キーボード86からの信
号を入出力回路108を介して人力し、デイスプレィ8
4、プリンタ96、外部記憶装置9日に必要な信号を出
力する処理を行う。
次に、本実施例の掘削装置用拡底検出装置の作動を、第
8図ないし第10図に示すフローチャートに基づいて説
明する。まず、ケリーバ10の先端に取り付けられた図
示しない別のアースドリルによって、真っ直ぐな孔Aが
掘削される。孔Aが掘削されると、前記アースドリルが
取り外されて、この孔Aの径に適合した軸径d及び目標
拡底径りの拡底バケット1日が前記3種J(BKlo、
BK12.BK15)の内から選定されて、ケリーバ1
0の先端に拡底バケット1日が取り付けられる。
次に、電源スイ・ンチ94が入れられ、CPU 102
の起動に伴って拡底検出処理が実行される。
まず、作業者により、前記取り付けられた拡底バケット
1日による拡底形状がキーボード86により設定される
。これは、リセットスイッチ93aが押されてから、軸
径dが軸径設定用デジタルスイッチ90により設定され
、拡底の目標拡底径りが拡底径設定用デジタルスイッチ
92により設定され、選択された拡底バケット18の種
類(BKlo、BK12.BK15)がセレクトスイッ
チ8日により設定される。設定が完了すると、完了スイ
ッチ93bが押されて、第8図に示す設定処理が実行さ
れる。
この軸径設定用デジタルスイッチ90により予め掘削さ
れた軸径d及び拡底径設定用デジタルスイッチ92によ
り設定された目標拡底径りが読み込まれて、RAM10
6の所定位置に格納される(ステップ200)。次に、
セレクトスイッチ8日により設定された拡底バケット1
8の種類が読み込まれ、RAM106の所定位置に格納
される(ステ・ンプ210)、続いて、第11図に示す
ように、拡底形状の図形と共に、読み込まれた拡底形状
がデイスプレィ84に表示される(ステップ220)。
例えは、読み込まれた軸径dが、「軸径」の文字と共に
設定された値、例えは「1.30mJと、また、読み込
まれた目標拡底径りが、「目標拡底径」の文字と共に設
定された値、例えばrl、61mJと、読み込まれた拡
底バケット1日の種類が、 「バケ・ン):BK12J
と、デイスプレィ84に表示される。
一方、作業者によりウィンチ6が操作されて、ワイヤロ
ーブ8が繰り出されてケリーバ10と共に拡底バケット
1日が孔A内に降ろされる。拡底バケット1日が孔Aの
底部に達すると、ケリーバ10の回転により、拡底バケ
ット18も同様に回転し、作業者により図示しない油圧
装置の操作によって、油圧シリンダ64.66に高圧作
動油が供給されて、油圧シリンダ64.66が駆動され
る。この油圧シリンダ64.66の駆動によって、スラ
イダ50が摺動して、リンクアーム52,54、自在継
手56.5B、60.62を介して拡底翼40,41が
徐々に拡開する。
この時、回転部ユニット32では、高圧作動油が供給さ
れて、油圧スイッチ76が入れられ、カウンタ回路70
が起動されて、第9図に示す、カウント処理が実行され
る。まず、ストローク検出センサ68からパルス信号が
人力されたか否かが判定される(ステップ250)。パ
ルス信号が人力されると、カウンタNに1を加えて、再
びカウンタNにセットする(ステップ260)。この方
ウンタNの値が、一定時間毎に、例えば5秒毎に、無線
送信機72により送信される。即ち、油圧シリンダ50
のストロークSが、ストローク検出センサ52により検
出されて、一定時間毎に送信される。
また、前述した設定処理の終了後、無線送信機72から
送信される毎に、拡底検出処理を繰り返し実行する。ま
ず、無線送信機72から送信されたカウンタ信号が、無
線受信機80により受信されて、入出力回路108を介
してCPU102に人力される。このカウンタ信号の値
に基づいて、油圧シリンダ64のストロークSが算出さ
れる(ステップ300)。これは、前述したストローク
検出センサ68から出力される1パルスに応じた油圧シ
リンダ64のストローク量aが予めRAM10日に格納
されており、カウンタNにこのストローク量aを乗算し
てストロークS (=NXa)が算出される。尚、本実
施例では、変位として油圧シリンダ64のストロークS
を検出しているが、変位検出手段M2としては、この場
合に限らず、スライダ50の移動量を変位として検出す
るものや、拡底j!40.41の蝶番44.46を中心
とした回転量を変位として検出するものでもよい。
次に、拡底バケット18の種類がBKIOであるか否か
が判定される(ステップ310)。これは、前述した設
定処理により設定された種類(BKIO,BK12.B
K15)が、RAM106から読み込まれて、その種類
がBKIOであるか否かにより判定される。その種類が
BKIOであると、BKIOに応じた、変位としてのス
トロークSを変数とするその時の拡底状態としての実拡
底径RDを算出する算出式、及びその時の全体積Viを
算出する算出式がRAM106から読み込まれる(ステ
ップ320)。このBKIOに応じた算出式は、予めR
AM106の所定の位置に格納されており、油圧シリン
ダ64のストロークSを変数とするものである。
即ち、この実拡底径RDは、油圧シリンダ64がストロ
ークSとなったときの、その時に拡底翼40.41が拡
開している直径であり、この値は、ストロークSが既知
であると、リンクアーム52゜54の長さ及び自在継手
56. 5B、  60. 62の取り付は位置等の拡
底バケッ)1Bの形状によって定まり、ストロークSの
関数として下式の如く表される。
RD=f r+9 (S)−(BKlo)また、この実
拡底径RDとなったときの拡底掘削された全体積v1も
、拡底バケット1日の形状によってストロークSを変数
とする算出式として表すことができる。この全体積Vi
とは、拡底翼40.41が拡開している状態で、拡底バ
ケット1Bが回転することによって形成される体積から
、既に掘削された孔への体積の分を減算した体積である
。この算出式は予めRAM10Bに格納されており、R
AM106から下記算出式が読み込まれる。
V i = f V+9 (S) −(B K 10)
このように、セレクトスイッチ8日により選択された種
類が何れであるかによって拡底バケット1日の種類が判
定され、セレクトスイッチ8日が、BKIOではなく、
BK12の位置に設定されていると、拡底バケット1日
はBK12であると判定されて(ステ・ンプ330)、
BK12に応じた算出式の読み込みの処理が実行される
(ステップ340)。即ち、RAM102に格納された
下記算出式を読み込む。
RD=f r+2 (S)−(BK12)V i = 
f V12 (S)・・・(BK12)また、セレクト
スイッチ88が、BKIO及びBK12ではなく、BK
15の位置に設定されていると、BKIOでもBK12
でもないと判定されて、BK15に応じた算出式の読み
込みの処理が実行される(ステップ350)。即ち、セ
レクトスイ・フチ8日の選択により、その選択された拡
底バケット1日の種類(BK15)に応じた下記算出式
が読み込まれる。
RD”f r15(S)・・・(BK15)Vi=fv
+5(S)・・・(BK15)続いて、この読み込まれ
た拡底バケット18の種B(BKIO,BK12.BK
15)に応じた形状とストロークSとに基づいて拡底状
態が算出される(ステップ360)。例えば、拡底バケ
ット18の種類がBKIOであると、まず、前述した算
出式から、拡底状態として、現在の実拡底径RD、及び
現在の全体積Viが算出される。次に、現在の全体積V
iから、後述する処理の実行によりRAM106に格納
されたV m a x、即ち、既に掘削された全体積を
減算して、現在間削している土砂の体積Vo (=Vi
−Vmax)が算出される。
これは、第12図に示すように、体積Vmaxの掘削さ
れた斜線で示す部分の土砂が、拡底バケット1日により
掘削孔Aの外に排出されて、斜線で示す部分の体積V 
m a xの土砂が取り除かれた −状態から、再び拡
底翼40,41が拡開されて、繰り返し拡底作業が行わ
れ、現在間削されて■削孔A内に存在する土砂の体積V
oを算出するものである。
次に、前記算出した拡底状態がデイスプレィ84に表示
される(ステップ370)。この表示は、第8図に示す
ように、実拡底径RDが、「実拡底径」の文字と共にそ
の値が、例えばN、44mJと、またそれに応じた形状
が白抜きで表示される。
更に、現在間削した体積vOの(1αが、例えは「0゜
26m3Jと表示され、また円グラフの中が黒く塗りつ
ぶされて表示される。
続いて、現在の実拡底径RDが目標拡底径設定デジタル
スイッチ92により設定された目標拡底径りとなったか
否かが判定される(ステップ380)。実拡底径RDが
まだ目標拡底径りに達していないと、セレクトスイッチ
8日により設定された拡底バケット1日の種類がBKI
Oであるか否かが判定される(ステップ390)。拡底
バケット18の種類がBKIOであると、現在まで掘削
した体積Voが、予めRAM106に格納された1回当
りの掘削量VIOを越えているか否かが判定される(ス
テップ400)、この1回当りの掘削量V10は、BK
IOの拡底バケット1日による単位作業量であり、拡底
jE40.41を閉じたときに、■削した土砂を拡底バ
ケット1日内に収納することができる体積である。即ち
、掘削した土砂の体積が掘削量VIOとなったときに、
この土砂を一回ですくい取り、拡底バケット1日を地上
に引き上げて、孔Aの外に排出することができる体積で
ある。
現在まで掘削した体積Voが、1回当りの掘削量VIO
に達していないときには、前述した処理を繰り返し実行
し、その都度、実拡底径RDの値と、現在まで掘削した
体積Voをデイスプレィ84に表示する。
一方、現在まで間開した体積Voが1回当りの掘削量V
IOを越えると、掘削した全体積V1が体積V m a
 xに格納される(ステ・ンブ410)。
即ち、現在の掘削した体積Voは、体積Vma xに格
納された前回までの全体積Viを基準にして算出される
。次に、デイスプレィ84の所定の箇所84aに、単位
作業が終了したことを示す文字、例えは、「単位作業終
了」の文字が表示される(ステ・ンブ420)。
単位作業が終了すると、作業者は、油圧シリンダ64.
66を駆動して、拡底翼40,41を閉じ、掘削した土
砂を拡底バケット18内に収納する。次に、ウィンチ6
を巻き上げて、拡底バケット18を地上に引き上げ、拡
底バケット18内の土砂を排出する。土砂を排出すると
、再び、拡底バケット1日を孔A内にいれて、拡底翼4
0,41を開いて、拡底作業を継続して行なう。このよ
うに、単位作業が終了する毎に、拡底バケット18を地
上に引き上げて、土砂を排出し、拡底作業を行う。
また、ステップ390の処理の実行により、セレクトス
イッチ8日により設定された拡底バケット18の種類が
BKto”rはないと判定されると、BK12であるか
否かが判定される(ステ・ンブ430)。BK12であ
ると、B K 10の場合と同様に、BK12の1回当
りの掘削量V12に達したか否かが判定される(ステッ
プ440)。1回当りの掘削量V12に達していないと
、前述した処理を繰り返し実行し、1回当りの掘削量V
12を越えていると、単位作業が終了したことを表示す
る(ステップ410,420)。あるいは、セレクトス
イッチ8日により設定された拡底バケット1日の種類が
B K 10でもなく、B K 12でもないと、BK
15の1回当りの間削量V15に達したか否かが判定さ
れる(ステップ440)。1回当りの間削量V15に達
していないと、前述した処理を繰り返し実行し、1回当
りの冊削量V15を越えていると、単位作業が終了した
ことを表示する(ステップ410,420)。
拡底作業を繰り返し実行して、本拡底検出処理の実行に
より、ステップ380の処理で、実拡底径RDが、目標
拡底径設定用デジタルスイッチ92により設定された目
標拡底径りになったか否かが判定される(ステップ46
0)。この目標拡底径りに達していると、拡底作業が完
了したとt’l断して、デイスプレィ84の所定の箇所
84aに、例えば、「作業完了」の文字を表示する(ス
テップ460)。この文字を表示すると一旦本制御処理
を終了する。
尚、ステップ300ないし360の処理の実行が、拡底
状態算出手段M5として働く。
前述した如く、本実施例の掘削装置用拡底検出装置は、
ストローク検出センサ68が、拡底翼40.41の拡開
に応じた変位としてのストロークSを検出し、送信器7
2が、拡底バケツ)1Bと共に回転しながら、変位に基
づいた信号を無線送信し、受信器80が、該送信信号を
受信し、受信信号に基づいて、予め設定された拡底バケ
ット1日に応じた算出式からその時の拡底状態としての
実拡底径RD及び全体積Viを算出し、予め設定された
拡底バケット1Bの単位作業量VIO5V12、V15
に達したことを判定して、デイスプレィ84に、単位作
業が終了したことを表示する。
従って、本実施例の掘削装置用拡底検出装置によると、
その時々の拡底バケット1日による拡底状態を知ること
ができる。よって、作業者は、拡底バケット1日に収納
することができる土砂量を屈削したことを知ることがで
き、間削孔A内に土砂を残すことがなく、また、適切な
作業回数で拡底作業を完了することができる。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこの
様な実施例に同等限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る
ことは勿論である。
光用□□□及盟 以上詳述したように本発明の掘削装置用拡底検出装置は
、その時々の拡底バケットによる拡底状態を知ることが
でき、作業者は、拡底バケットに収納することができる
土砂量を掘削したことを知ることができるので、拡底バ
ケットで屈削した土砂を排出する際に掘削孔内に土砂を
残すことがなく、また、適切な作業回数で拡底作業を完
了する第1図は本発明の掘削装置用拡底検出装置の基本
的構成を例示するブロック図、第2図は本間削装置用拡
底検出装置を用いたアースドリル装置の正面図、第3図
は拡底バケットの概略構成図、第4図は閉じた拡底バケ
ットの詳細図、第5図は拡開した拡底バケットの詳細図
、第6図は第5図のAA断面矢視祖国第7図は本間削装
置用拡底検出装置の概略構成図、第8図は本電子制御回
路において行われる設定処理の一例を示すフローチャー
ト、第9図は同じくカウント処理の一例を示すフローチ
ャート、第10図は同じく拡底処理の一例を示すフロー
チャート、第11図はデイスプレィへの表示の一例を示
す説明図、第12図は拡底バケットの拡底状態を説明す
る説明図である。
Ml・・・拡底翼     M2・・・変位検出手段M
3・・・送信手段    M4・・・受信手段M5・・
・拡底状態算出手段 10・・・ケリーバ    18・・・拡底バケット4
0.41・・・拡底翼 64.66・・・油圧シリンダ 72・・・送信機     80・・・受信機84・・
・デイスプレィ  86・・・キーボード100・・・
電子制御回路 代理人  弁理士  定立 勉(ほか2名)第1図 第4図 第5図 第6図 第8図 第11図 バケーノト:BK12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 掘削された孔の底部を、掘削装置の拡底バケットを回転
    させながら、拡底バケットの拡底翼を拡開して拡底掘削
    した拡底状態を検出する掘削装置用拡底検出装置におい
    て、 前記拡底翼の拡開に応じた変位を検出する変位検出手段
    と、 前記拡底バケットと共に回転しながら前記変位に基づい
    た信号を無線送信する送信手段と、該送信信号を受信す
    る受信手段と、 該受信信号に応じて、予め設定された前記拡底バケット
    の形状からその時の拡底状態を算出する拡底状態算出手
    段と、 を備えたことを特徴とする掘削装置用拡底検出装置。
JP63131032A 1988-05-27 1988-05-27 掘削装置用拡底検出装置 Expired - Lifetime JPH0696932B2 (ja)

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