JPH01299902A

JPH01299902A - コート、グランドの施工方法

Info

Publication number: JPH01299902A
Application number: JP12854188A
Authority: JP
Inventors: Shozaburo Abe; 阿部　庄三郎; Motoki Kakizawa; 柿澤　源喜; Tomoyasu Hayakawa; 早川　友康; Kazuto Uragami; 和人浦上
Original assignee: Hayakawa Rubber Co Ltd; Hasegawa Sports Facilities Co Ltd
Current assignee: Hayakawa Rubber Co Ltd; Hasegawa Sports Facilities Co Ltd
Priority date: 1988-05-27
Filing date: 1988-05-27
Publication date: 1989-12-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はコート、グランドの施工方法に関するものであ
る。

（従来の技術と問題点）従来、土壌タイプのコート、グランドには、クレー系、
アンツーカ−系、緑色スクリーニング系等の表層材があ
り、これらの材料には荒木田、粘性土、真砂土、多孔質
人工焼成上、緑泥石粉等が使用されている。これらの材
料に苦汁、高分子エマルジョン、塩化カルシウム等を混
合して、乾燥防止、粘着性改良及び凍結防止を行なって
いるが、雨上りのぬかるみ、日照による埃の発生、透水
性冬期凍結等の為、雨上り後又は冬期などには使用でき
ない。また、反射による目眩み等で多くの問題を生じ、
メンテナンス費用が高いなどの経済的な問題も生じてい
る。

（問題点を解決するための手段）本発明の目的は前述の欠点を解消し、従来方法に比べ経
済的でかつ耐久性、排水性、滑り性の良いコート及びグ
ランドを提供するにある。

本発明は基礎工、中層工及び表層工によりコート、グラ
ンドを施工するにあ−たり、基礎枠石工及び中層工を施
工後、表層材の土壌１００重量部に対して沃素価１００
以上の油脂を０．５〜１５重量部混合撹拌して表層を施
工することを特徴とするコート、グランドの施工方法で
ある。

本発明に用いる油脂とは、沃素価１００以上の乾性油、
改良乾性油、合成乾性油等及びこれらの混合物であり、
例えば脱水ヒマシ油、大豆油、アマニ油、シクロペンタ
ジェン化油、エステル化油等であり、必要に応じて顔料
、老化防止剤、可塑剤、乾燥剤、硬化剤、顔料分散剤、
殺菌剤等を加える。

使用する表層材は乾燥していることが望ましい。

本発明方法によりコート、グランドを施工するにあたっ
ては、まず基礎工（厚さ１０１００＝１５０　）及び中
層（厚さ３０〜５０ｍｍ）工を従来施工法に基づき行っ
た後、表Ｎ（厚さ２５〜５０ｍｍ）土壌として荒木田、
真砂土、多孔質人工焼成工、粘性土、緑泥石粉等と油脂
を混合、撹拌した後、ならしと転圧を行う。この混合撹
拌は、一般的に使用されているリボンミキサー等で行な
う。油脂の混合比は土壌の粒子径によって異なるが、一
般的に使用されている土壌では、土壌１００重量部につ
いて０．５〜１５重量部、特に３〜５重量部の範囲内で
加える。

表層の厚さは２０〜３０ｍｍで十分である。

（作　用）表層土壌１００重量部に対し油脂０．５〜１５部を混合
、撹拌すると、土壌ｒ子の全表面を覆うことができ、そ
の土壌を被覆した油脂膜同士が空気中、土中の酸素によ
り硬化し、隣接粒子が一体化する。

また、被膜の厚みが非常に薄くかつ硬化膜強度が強い為
、排水性が良く、コート、グランドとしての十分な強度
を得ることができる。また、必要に応じて前述の添加剤
を加えれば、着色した表層を作ることも耐候性をより良
くすることもできる。

（実施例）実施例につき本発明をさらに詳細に説明する。

災施■上下層１に砕石（Ｃ−４０）を１５０ｍｍ厚にブルドーザ
−１振動ローラーにて施工し、中層２をフィルター材（
火山砂利）にて５０ｍｍ厚にブルドーザ−１振動ローラ
ーにて施工した。

次に表層３として、油脂３．０重量部、酸化クロム粉末
０．５重量部及びミネラルスピリット１．０重量部を予
め混合した土壌と緑泥石粉１００重量部とを、リボンミ
キサーで混合、撹拌し、３０ｍｍ厚にコートローラー、
振動ローラーを用いて施工し、１０時間程度放置し、化
粧砂として粒径０．３〜０．５１を表面に散布した。本
実施例に用いた表層土壌は日本体育施設協会屋外体育施
設部会屋外体育施設の建設指針によるコート表層材粒度
曲線Ｅの土壌を使用した。圧縮強度２３．３ｋｇ／ｃＩ
Ｉ１２、硬式テニスリバウンド初高１００ｃｍ、リバウ
ンド高さ６０ａｎ、排水性は４．５　Ｘ　１０−　’ｃ
ｍ　／　ｓｅｃ　、滑り性は０．５　ＣＦＲであった。

（発明の効果）本発明によると、現在使用されている材料を使用でき、
安価な油脂を使用して強靭で排水性の良い適度の硬度を
もったコート、グランドを施工することができる。また
、中層工にゴム粉末を混合したり、中層工の上にゴム粉
末を散布したりして弾性をもたらすことも可能であり、
さらに、表層材にゴム粉末を混合することも可能である
。さらにまた、冬場には水を撒き水にしてスケート場と
して使用できるし、夏場には排水してテニスコートとし
ても使用できる。

以上説明のごとく、本発明によると簡単な施工法によっ
て、安価で排水性の良い、強靭で、反射の少ないコート
、グランドを作ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法によるグランドの施工状態を示す線
図的断面図である。１・・・下層　　　　　　　２・・・中層３・・・表層
　　　　　　　４・・・化粧砂層特許出願人　　早川ゴ
ム株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

１、基礎工、中層工及び表層工によりコート、グランド
を施行するにあたり、基礎砕石工及び中層工を施行後、
表層材の土壌１００重量部に対して沃素価１００以上の
油脂を０．５〜１５重量部混合撹拌して表層を施工する
ことを特徴とするコート、グランドの施工方法。