JPH01298770A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH01298770A JPH01298770A JP13057488A JP13057488A JPH01298770A JP H01298770 A JPH01298770 A JP H01298770A JP 13057488 A JP13057488 A JP 13057488A JP 13057488 A JP13057488 A JP 13057488A JP H01298770 A JPH01298770 A JP H01298770A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は半導体装置に関し、特に多層ゲート?1i極構
造を有した浮遊電極型半導体記憶装置の書込特性を改善
し得る半導体装置の構造およびその製造方法に関するも
のである。
造を有した浮遊電極型半導体記憶装置の書込特性を改善
し得る半導体装置の構造およびその製造方法に関するも
のである。
[従来の技術]
第6図は、不揮発性半導体メモリ(以下EFROMと称
す)の−船釣な構成を示すブロック図である。図におい
て、行列状に配置された複数のメモリトランジスをその
内部に要するメモリセルマトリクス1に、メモリセルの
行および列を選択するためのXアドレスデコーダ2およ
びYゲートセンスアンプ3が接続される。Yゲートセン
スアンプ3には列の選択情報を与えるYアドレスデコー
ダ4が接続され、Xアドレスデコーダ2およびYアドレ
スデコーダ4にはそれぞれアドレス情報が一時格納され
るアドレスバッファ5が接続される。
す)の−船釣な構成を示すブロック図である。図におい
て、行列状に配置された複数のメモリトランジスをその
内部に要するメモリセルマトリクス1に、メモリセルの
行および列を選択するためのXアドレスデコーダ2およ
びYゲートセンスアンプ3が接続される。Yゲートセン
スアンプ3には列の選択情報を与えるYアドレスデコー
ダ4が接続され、Xアドレスデコーダ2およびYアドレ
スデコーダ4にはそれぞれアドレス情報が一時格納され
るアドレスバッファ5が接続される。
Yゲートセンスアンプ3には入出力データを一時格納す
る人出力バッファ6が接続される。アドレスバッファ5
および人出力バッファ6にはEPROMの動作制御を行
なうコントロールロジック7が接続される。コントロー
ルロジック7はチップイネーブル信号CE、アウトプッ
トイネーブル信御を行なう。
る人出力バッファ6が接続される。アドレスバッファ5
および人出力バッファ6にはEPROMの動作制御を行
なうコントロールロジック7が接続される。コントロー
ルロジック7はチップイネーブル信号CE、アウトプッ
トイネーブル信御を行なう。
第7図は、第6図に示したメモリセルマトリクス1の概
略構成を斜視図で示した回路図である。
略構成を斜視図で示した回路図である。
図において、行方向に複数のワード線WL、。
WL2.・・・WL、 、列方向に複数のビット線BL
1+BL2+ ・・・BL、が互いに直交するように配
置され、マトリクスを構成する。各ワード線と各ビット
線の交点にはそれぞれフローティングゲートを有するメ
モリトランジスタQ+++Q+□。
1+BL2+ ・・・BL、が互いに直交するように配
置され、マトリクスを構成する。各ワード線と各ビット
線の交点にはそれぞれフローティングゲートを有するメ
モリトランジスタQ+++Q+□。
・・・Q+ +が配設される。メモリトランジスタのド
レインは各ビット線に、メモリトランジスタの制御ゲー
トは各ワード線に、そしてメモリトランジスタのソース
は各々接地線(Sl、S2.・・・)に接続される。同
一行に属するメモリトランジスタのソースは図示のごと
く相互に接続され両側に配置された接地線(Sl、S2
.・・・)に接続される。
レインは各ビット線に、メモリトランジスタの制御ゲー
トは各ワード線に、そしてメモリトランジスタのソース
は各々接地線(Sl、S2.・・・)に接続される。同
一行に属するメモリトランジスタのソースは図示のごと
く相互に接続され両側に配置された接地線(Sl、S2
.・・・)に接続される。
第8図は、メモリセルマトリクス1の一部のメモリトラ
ンジスタの断面構造図を示している。メモリトランジス
タ8はp型シリコン基板9の表面に、砒素またはリンな
どの不純物が拡散形成されたドレイン領域10およびソ
ース領域11が形成されている。ドレインおよびソース
領域10.11の間に位置するチャネル領域12の表面
上には第1のゲート酸化シリコン膜13が形成されてい
る。その表面上にはリンまたは砒素をドープしたポリシ
リコンからなるフローティングゲート14が形成されて
いる。フローティングゲート14の表面上にはその表面
を一様に酸化して第2ゲート酸化シリコン膜15が形成
されている。さらに、その表面上にはリンまたは砒素を
ドープしたポリシリコンからなる制御電極16が形成さ
れている。
ンジスタの断面構造図を示している。メモリトランジス
タ8はp型シリコン基板9の表面に、砒素またはリンな
どの不純物が拡散形成されたドレイン領域10およびソ
ース領域11が形成されている。ドレインおよびソース
領域10.11の間に位置するチャネル領域12の表面
上には第1のゲート酸化シリコン膜13が形成されてい
る。その表面上にはリンまたは砒素をドープしたポリシ
リコンからなるフローティングゲート14が形成されて
いる。フローティングゲート14の表面上にはその表面
を一様に酸化して第2ゲート酸化シリコン膜15が形成
されている。さらに、その表面上にはリンまたは砒素を
ドープしたポリシリコンからなる制御電極16が形成さ
れている。
このようにメモリトランジスタ8はフローティングゲー
ト14および制御電極16からなる2層ゲート電極構造
を構成している。そして、この2層ゲート電極構造およ
びp型シリコン基板9表面上は酸化シリコン膜17で被
覆されている。
ト14および制御電極16からなる2層ゲート電極構造
を構成している。そして、この2層ゲート電極構造およ
びp型シリコン基板9表面上は酸化シリコン膜17で被
覆されている。
第9A図ないし第9p図は上記のメモリトランジスタ8
の製造工程を順に示した断面構造図である。以下では本
図を用いてメモリセルトランジスタ8の製造方法につい
て説明する。
の製造工程を順に示した断面構造図である。以下では本
図を用いてメモリセルトランジスタ8の製造方法につい
て説明する。
まず、第9A図において、p型シリコン基板9の表面上
に第1酸化シリコン膜24、第1ポリシリコン層18、
第2酸化シリコン膜25および第2ポリシリコン層19
を順次堆積する。さらに、第2ポリシリコン層19の表
面上にレジスト20を塗布する。その後、フォトリソグ
ラフィの手法を用いてレジスト20を所定の形状にパタ
ーニングする。
に第1酸化シリコン膜24、第1ポリシリコン層18、
第2酸化シリコン膜25および第2ポリシリコン層19
を順次堆積する。さらに、第2ポリシリコン層19の表
面上にレジスト20を塗布する。その後、フォトリソグ
ラフィの手法を用いてレジスト20を所定の形状にパタ
ーニングする。
次に、第9B図に示すように、パターニングされたレジ
スト20をマスクとしてドライエツチングにより第2ポ
リシリコン層19、第2酸化シリコン膜25および第1
ポリシリコン層18を所定形状に自己整合的に成形する
。これによって、フローティングゲート14、第2ゲー
ト酸化シリコン膜15および制御電極16が形成される
。
スト20をマスクとしてドライエツチングにより第2ポ
リシリコン層19、第2酸化シリコン膜25および第1
ポリシリコン層18を所定形状に自己整合的に成形する
。これによって、フローティングゲート14、第2ゲー
ト酸化シリコン膜15および制御電極16が形成される
。
さらに、第9C図に示すように、制御電極16などをマ
スクとして第1酸化シリコン膜24をエツチング除去し
て成形する。この第1酸化シリコン膜24のエツチング
は、フッ酸の水溶液を用いて行なわれる。このウェット
エツチングは等方性エツチングであり、このために第1
ゲート酸化シリコン膜13はフローティングゲート14
に覆われた領域下にもエツチングが進行する。さらに、
第1ゲート酸化シリコン膜13と同じ材料からなる第2
ゲート酸化シリコン膜15もこのとき同時にウェットエ
ツチングの影響を受は横方向に工・ソチングされる。こ
のために、図に示すように第1ゲート酸化シリコン膜1
3および第2ゲート酸化シリコン膜15には横方向にエ
ツチング除去された食込み領域が形成される。
スクとして第1酸化シリコン膜24をエツチング除去し
て成形する。この第1酸化シリコン膜24のエツチング
は、フッ酸の水溶液を用いて行なわれる。このウェット
エツチングは等方性エツチングであり、このために第1
ゲート酸化シリコン膜13はフローティングゲート14
に覆われた領域下にもエツチングが進行する。さらに、
第1ゲート酸化シリコン膜13と同じ材料からなる第2
ゲート酸化シリコン膜15もこのとき同時にウェットエ
ツチングの影響を受は横方向に工・ソチングされる。こ
のために、図に示すように第1ゲート酸化シリコン膜1
3および第2ゲート酸化シリコン膜15には横方向にエ
ツチング除去された食込み領域が形成される。
その後、第9D図に示すように、制御電極16をマスク
としてp型シリコン基板9に砒素またはリンをイオン注
入する。これによってドレイン領域10およびソース領
域11がp型シリコン基板9表面にゲート電極と自己整
合的に形成される。
としてp型シリコン基板9に砒素またはリンをイオン注
入する。これによってドレイン領域10およびソース領
域11がp型シリコン基板9表面にゲート電極と自己整
合的に形成される。
その後、注入された不純物イオンを活性化するために9
00℃〜950℃程度の温度で熱処理を行なう。さらに
、熱酸化法によりp型シリコン基板9表面や制御電極1
6およびフローティングゲート14の露出表面に酸化シ
リコン膜17を形成する(第8図参照)。この熱酸化工
程では、前述したように第1ゲート酸化シリコン膜13
および第2ゲート酸化シリコン膜15の食込み領域にも
酸 □化シリコン膜が形成される。このため、第1ゲー
ト酸化シリコン膜13および第2ゲート酸化シリコン膜
15の両側端部には膜厚の厚い酸化シリコン膜領域が形
成される。これをゲートバーズビーク21b、21aと
称す。ゲートバーズビーク21a、21bの幅は例えば
ゲート長方向に各々0゜2μm程度であった。
00℃〜950℃程度の温度で熱処理を行なう。さらに
、熱酸化法によりp型シリコン基板9表面や制御電極1
6およびフローティングゲート14の露出表面に酸化シ
リコン膜17を形成する(第8図参照)。この熱酸化工
程では、前述したように第1ゲート酸化シリコン膜13
および第2ゲート酸化シリコン膜15の食込み領域にも
酸 □化シリコン膜が形成される。このため、第1ゲー
ト酸化シリコン膜13および第2ゲート酸化シリコン膜
15の両側端部には膜厚の厚い酸化シリコン膜領域が形
成される。これをゲートバーズビーク21b、21aと
称す。ゲートバーズビーク21a、21bの幅は例えば
ゲート長方向に各々0゜2μm程度であった。
次に、EPROMのメモリデータの書込みおよび読出動
作について第8図を参照して説明する。
作について第8図を参照して説明する。
図において、たとえば書込動作は制御電極16に12.
5V程度、またドレイン領域10にIOV程度の電圧を
印加する。そして、この電圧印加によりドレイン近傍の
アバランシェ現象により生じた電子をフローティングゲ
ート14に注入することにより行なわれる。フローティ
ングゲート14に電子の注入が行なわれたメモリトラン
ジスタはしきい値電圧が高くなる。
5V程度、またドレイン領域10にIOV程度の電圧を
印加する。そして、この電圧印加によりドレイン近傍の
アバランシェ現象により生じた電子をフローティングゲ
ート14に注入することにより行なわれる。フローティ
ングゲート14に電子の注入が行なわれたメモリトラン
ジスタはしきい値電圧が高くなる。
読出動作は、制御電極16に所定の電圧を印加し、この
電圧によってメモリトランジスタがONするか否かによ
りフローティングゲート14に蓄積されたデータの検出
を行なう。すなわち、フローティングゲート14に電子
の注入が行なわれしきい値電圧が高く設定されたメモリ
トランジスタは制御電極に印加される所定電圧に対して
ON動作しない。一方フローティングゲートに電子の注
入が行なわれていないメモリトランジスタでは制御電極
に印加される所定電圧に対してメモリトランジスタがO
N動作する。このメモリトランジスタの動作/非動作を
それぞれメモリデータの“0”、“1#の状態に対応さ
せる。このために、EPROMでは短時間の書込電圧の
印加により大きなしきい値電圧Vthの変化を得ること
ができるメモリトランジスタが書込特性の良い素子であ
る。
電圧によってメモリトランジスタがONするか否かによ
りフローティングゲート14に蓄積されたデータの検出
を行なう。すなわち、フローティングゲート14に電子
の注入が行なわれしきい値電圧が高く設定されたメモリ
トランジスタは制御電極に印加される所定電圧に対して
ON動作しない。一方フローティングゲートに電子の注
入が行なわれていないメモリトランジスタでは制御電極
に印加される所定電圧に対してメモリトランジスタがO
N動作する。このメモリトランジスタの動作/非動作を
それぞれメモリデータの“0”、“1#の状態に対応さ
せる。このために、EPROMでは短時間の書込電圧の
印加により大きなしきい値電圧Vthの変化を得ること
ができるメモリトランジスタが書込特性の良い素子であ
る。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、第8図に示したように従来のEPROMのメ
モリトランジスタでは第1ゲート酸化シリコン膜13の
両端部および第2ゲート酸化シリコン膜15の両端部に
は相対的に膜厚の厚いゲートバーズビーク21b、21
aが形成されている。
モリトランジスタでは第1ゲート酸化シリコン膜13の
両端部および第2ゲート酸化シリコン膜15の両端部に
は相対的に膜厚の厚いゲートバーズビーク21b、21
aが形成されている。
このゲートバーズビーク21a、21bの形成はEFR
OMのメモリトランジスタへのメモリデータの書込動作
においてその書込特性を劣化させるという問題がある。
OMのメモリトランジスタへのメモリデータの書込動作
においてその書込特性を劣化させるという問題がある。
以下、この問題点について説明する。
(1) E F ROMのメモリトランジスタへの書
込動作時において、制御電極16に印加される電圧vg
は、制御電極16、フローティングゲート14と第2ゲ
ート酸化シリコン膜15とからなるキャパシタC3と、
フローティングゲート14、p型シリコン基板9と第1
ゲート酸化シリコン膜13とからなるキャパシタC2と
により8二分割され各々電圧V7、V2とに配分される
。書込動作時に、書込みの効率を決定するのはキャパシ
タC2に配分された電圧■2である。すなわち、電圧V
2が高いほどソース領域11、ドレイン領域10間に発
生するアバランシェ現象による電子がフローティングゲ
ート14に注入されやすいからである。このとき、V2
は次式の関係で与えられる。
込動作時において、制御電極16に印加される電圧vg
は、制御電極16、フローティングゲート14と第2ゲ
ート酸化シリコン膜15とからなるキャパシタC3と、
フローティングゲート14、p型シリコン基板9と第1
ゲート酸化シリコン膜13とからなるキャパシタC2と
により8二分割され各々電圧V7、V2とに配分される
。書込動作時に、書込みの効率を決定するのはキャパシ
タC2に配分された電圧■2である。すなわち、電圧V
2が高いほどソース領域11、ドレイン領域10間に発
生するアバランシェ現象による電子がフローティングゲ
ート14に注入されやすいからである。このとき、V2
は次式の関係で与えられる。
夕C5を大きくする必要がある。ところが、キャパシタ
C1を構成する第2ゲート酸化シリコン膜15は第8図
に示すように膜厚の厚いゲートバーズビーク21aが形
成されているため、酸化シリコン膜の膜厚の薄い領域が
減少しキャパシタC4が小さくなっている。このために
フローティングゲート14への書込特性を決定する書込
電圧V2の値が減少しフローティングゲート14に注入
される電子が減少する。
C1を構成する第2ゲート酸化シリコン膜15は第8図
に示すように膜厚の厚いゲートバーズビーク21aが形
成されているため、酸化シリコン膜の膜厚の薄い領域が
減少しキャパシタC4が小さくなっている。このために
フローティングゲート14への書込特性を決定する書込
電圧V2の値が減少しフローティングゲート14に注入
される電子が減少する。
(2) また、書込特性を決定するもう1つの要因とし
てシリコン基板中に形成される不純物拡散層とゲートバ
ーズビーク21bとの位置関係がある。この関係を第1
0図に示しぞいる。EPROMの書込時には、ドレイ領
域10とp型シリコン基板9のチャネル領域に形成され
たチャネル22との接触部近傍においてアバランシェ電
子23が第1ゲート酸化シリコン膜13の障壁を乗り越
えてフローティングゲート14に注入される。
てシリコン基板中に形成される不純物拡散層とゲートバ
ーズビーク21bとの位置関係がある。この関係を第1
0図に示しぞいる。EPROMの書込時には、ドレイ領
域10とp型シリコン基板9のチャネル領域に形成され
たチャネル22との接触部近傍においてアバランシェ電
子23が第1ゲート酸化シリコン膜13の障壁を乗り越
えてフローティングゲート14に注入される。
ところが、ドレイン領域10とチャネル22の接触領域
がゲートバーズビーク21bの直下領域にかかると、こ
のゲートバーズビーク21bの酸化膜厚が厚いため障壁
が高くなりアバランシェ電子23がフローティングゲー
ト14に注入するのを妨げる。このために書込特性が劣
化する。
がゲートバーズビーク21bの直下領域にかかると、こ
のゲートバーズビーク21bの酸化膜厚が厚いため障壁
が高くなりアバランシェ電子23がフローティングゲー
ト14に注入するのを妨げる。このために書込特性が劣
化する。
このように、従来のEPROMのメモリトランジスタで
は第1ゲート酸化シリコン膜13および第2ゲート酸化
シリコン815の両端部にゲートバーズビーク21b、
21aが形成され、このためにメモリトランジスタへの
メモリデータの書込特性が劣化するという問題があった
。しかも、このゲートバーズビークの影響は、半導体装
置の高集積化に伴い素子構造が微細化され特にゲート構
造も微細化されるに至った現在特にその問題が顕在化し
てきている。
は第1ゲート酸化シリコン膜13および第2ゲート酸化
シリコン815の両端部にゲートバーズビーク21b、
21aが形成され、このためにメモリトランジスタへの
メモリデータの書込特性が劣化するという問題があった
。しかも、このゲートバーズビークの影響は、半導体装
置の高集積化に伴い素子構造が微細化され特にゲート構
造も微細化されるに至った現在特にその問題が顕在化し
てきている。
したがって、本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、多層ゲート電極構造を有するメモ
リ装置においてデータの書込特性を劣化することのない
ゲート電極構造を有する半導体装置およびその製造方法
を提供することを目的とする。
めになされたもので、多層ゲート電極構造を有するメモ
リ装置においてデータの書込特性を劣化することのない
ゲート電極構造を有する半導体装置およびその製造方法
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明における半導体装置は、半導体基板表面上に第1
絶縁膜、第1ゲート電極、第2絶縁膜および第2ゲート
電極を順次積層して成形した多層ゲートs極構造を有し
ており、第1絶縁膜あるいは第2絶縁膜の少なくともい
ずれか一方は、そのゲート長方向の両側端部に位置する
領域の膜厚が他の領域に比べて相対的に厚くなっており
、この膜厚が厚い端部領域は、そのゲート長方向の幅が
各々0. 1μm以下に形成されていることを特徴とし
ている。
絶縁膜、第1ゲート電極、第2絶縁膜および第2ゲート
電極を順次積層して成形した多層ゲートs極構造を有し
ており、第1絶縁膜あるいは第2絶縁膜の少なくともい
ずれか一方は、そのゲート長方向の両側端部に位置する
領域の膜厚が他の領域に比べて相対的に厚くなっており
、この膜厚が厚い端部領域は、そのゲート長方向の幅が
各々0. 1μm以下に形成されていることを特徴とし
ている。
また、本発明における半導体装置の製造方法は半導体基
板の表面上に第1絶縁膜を形成する工程と、第1絶縁膜
上に第1導体層を形成する工程と第1導体層上に第2絶
縁膜を形成する工程と第2絶縁膜上に第2導体層を形成
する工程と第2導体層上にレジストを塗布しパターニン
グする工程とパターニングされたレジストをマスクとし
て第2導体層、第2絶縁膜および第1導体層を順次エツ
チングして成形する工程と、レジストをマスクとして第
1絶縁膜をエツチングして成形する工程とを備えており
、レジストをマスクとして第1絶縁膜をエツチングする
工程は異方性エツチングにより行なわれることを特徴と
する。
板の表面上に第1絶縁膜を形成する工程と、第1絶縁膜
上に第1導体層を形成する工程と第1導体層上に第2絶
縁膜を形成する工程と第2絶縁膜上に第2導体層を形成
する工程と第2導体層上にレジストを塗布しパターニン
グする工程とパターニングされたレジストをマスクとし
て第2導体層、第2絶縁膜および第1導体層を順次エツ
チングして成形する工程と、レジストをマスクとして第
1絶縁膜をエツチングして成形する工程とを備えており
、レジストをマスクとして第1絶縁膜をエツチングする
工程は異方性エツチングにより行なわれることを特徴と
する。
[作用]
半導体基板上に第1絶縁膜を介してパターニングして形
成された第1ゲート電極、第2絶縁膜および第2ゲート
電極をマスクとして第1絶縁膜をエツチングする工程は
異方性エツチングを用いて行なわれる。異方性エツチン
グは第1絶縁膜の膜厚方向のみにエツチングが進行する
。したがって、第1絶縁膜の平面横方向へのエツチング
を抑制することができる。同様にこのエツチング工程に
よって同時にエツチング;されやすい第2絶縁膜に対し
てもその横方向へのエツチングを抑制することができる
。したがって、このエツチング工程において、第1絶縁
膜および第2絶縁膜が、これらを交互に積層する第1ゲ
ート電極および第2ゲート電極のパターン形成幅とほぼ
等しい幅で形成される。したがって後工程で第1絶縁膜
および第2絶縁膜のゲート長方向の両側端部に形成され
る膜厚の厚い酸化膜、いわゆるゲートバーズビークの領
域を減少することができる。
成された第1ゲート電極、第2絶縁膜および第2ゲート
電極をマスクとして第1絶縁膜をエツチングする工程は
異方性エツチングを用いて行なわれる。異方性エツチン
グは第1絶縁膜の膜厚方向のみにエツチングが進行する
。したがって、第1絶縁膜の平面横方向へのエツチング
を抑制することができる。同様にこのエツチング工程に
よって同時にエツチング;されやすい第2絶縁膜に対し
てもその横方向へのエツチングを抑制することができる
。したがって、このエツチング工程において、第1絶縁
膜および第2絶縁膜が、これらを交互に積層する第1ゲ
ート電極および第2ゲート電極のパターン形成幅とほぼ
等しい幅で形成される。したがって後工程で第1絶縁膜
および第2絶縁膜のゲート長方向の両側端部に形成され
る膜厚の厚い酸化膜、いわゆるゲートバーズビークの領
域を減少することができる。
そして、第1ゲート電極と半導体基板との間の第1絶縁
膜に形成されるゲートバーズビークの減少は半導体基板
側から第1ゲート電極側へ注入されるアバランシェ電子
の注入を容易にする。さらに、第2ゲート電極と第1ゲ
ート電極との間に位置する第2絶縁膜に形成されるゲー
トバーズビークの減少はこれらの第1および第2ゲート
電極と第2絶縁膜とにより形成されるキャパシタの8二
を増加させ第1ゲート電極へのアバランシに電子の注入
に寄与する有効電圧を増加させる。
膜に形成されるゲートバーズビークの減少は半導体基板
側から第1ゲート電極側へ注入されるアバランシェ電子
の注入を容易にする。さらに、第2ゲート電極と第1ゲ
ート電極との間に位置する第2絶縁膜に形成されるゲー
トバーズビークの減少はこれらの第1および第2ゲート
電極と第2絶縁膜とにより形成されるキャパシタの8二
を増加させ第1ゲート電極へのアバランシに電子の注入
に寄与する有効電圧を増加させる。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。
第2A図ないし第2D図は本発明の一実施例によるEF
ROMの断面構造をその製造工程順に示した断面構造図
である。これらの図を用いてEFROMの構造について
説明する。
ROMの断面構造をその製造工程順に示した断面構造図
である。これらの図を用いてEFROMの構造について
説明する。
まず、第2A図において、p型シリコン基板9の表面上
に熱酸化法を用いて第1酸化シリコン膜24を形成する
。さらにその上にCVD、(Chemical Va
pour Depositi。
に熱酸化法を用いて第1酸化シリコン膜24を形成する
。さらにその上にCVD、(Chemical Va
pour Depositi。
n)を用いて第1ボリンリコン層18を堆債する。
さらに、その表面を熱酸化法を用いて酸化処理し第2酸
化シリコン膜25を形成する。そして、さらにその表面
上にCVD法を用いて第2ポリシリコン層19を堆積す
る。その後、第2ポリシリコン層19表面上にレジスト
20を塗布しフォトリソグラフィ手法を用いて所定の形
状にパターニングする。
化シリコン膜25を形成する。そして、さらにその表面
上にCVD法を用いて第2ポリシリコン層19を堆積す
る。その後、第2ポリシリコン層19表面上にレジスト
20を塗布しフォトリソグラフィ手法を用いて所定の形
状にパターニングする。
次に、第2B図に示すように、パターニングされたレジ
スト20をマスクとして第2ポリシリコン層1つ、第2
酸化シリコン膜25および第1ポリシリコン層18をプ
ラズマエツチングを用いて自己整合的に成形する。この
工程によってパターン化された制御電極16、第2ゲー
ト酸化シリコン膜15およびフローティングゲート14
が形成される。
スト20をマスクとして第2ポリシリコン層1つ、第2
酸化シリコン膜25および第1ポリシリコン層18をプ
ラズマエツチングを用いて自己整合的に成形する。この
工程によってパターン化された制御電極16、第2ゲー
ト酸化シリコン膜15およびフローティングゲート14
が形成される。
さらに、第2C図に示すように、レジスト20を除去し
た後フローティングゲート14などをマスクとして第1
酸化シリコン膜24をエツチングする。このエツチング
には異方性であるプラズマエツチングが用いられる。
た後フローティングゲート14などをマスクとして第1
酸化シリコン膜24をエツチングする。このエツチング
には異方性であるプラズマエツチングが用いられる。
ここで本発明の特徴となる第1酸化シリコン膜24のエ
ツチング工程について説明する。従来はこのエツチング
工程は前述したようにゲートバーズビークの形成の問題
があるにもかかわらず等方性であるウェットエツチング
が使用されていた。
ツチング工程について説明する。従来はこのエツチング
工程は前述したようにゲートバーズビークの形成の問題
があるにもかかわらず等方性であるウェットエツチング
が使用されていた。
この理由は従来の異方性エツチング法であるプラズマエ
ツチングの特性に問題があったためである。
ツチングの特性に問題があったためである。
すなわち、その理由としては
(1) 従来のプラズマエツチング装置は大規模なエツ
チング室内でバッチ処理を行なう方式てあった。したが
って多数のウェハの1枚ごとの酸化膜エツチングのエン
ドポイントを管理することが困難であった。このために
安定したエツチング処理を行なうようエツチング全に余
裕をみたオーバエッチを行なわなければならなかった。
チング室内でバッチ処理を行なう方式てあった。したが
って多数のウェハの1枚ごとの酸化膜エツチングのエン
ドポイントを管理することが困難であった。このために
安定したエツチング処理を行なうようエツチング全に余
裕をみたオーバエッチを行なわなければならなかった。
(2) プラズマエツチングではオーバエッチを行なっ
た場合シリコン基板表面がプラズマによってダメージを
受ける。
た場合シリコン基板表面がプラズマによってダメージを
受ける。
これらの理由により従来はウェットエツチング法が用い
られていた。ところが、最近枚葉型の酸化膜ドライエツ
チング装置が開発された。この装置は多数のウェハの1
枚ごとに正確なエツチングの終点検出を行なうことがで
きる。したがって、プラズマエツチングを使用する場合
においてもオーバエッチ量が低減されシリコン基板へ与
えるダメージを実質上問題ない程度まで低減することが
可能となった。また、従来のバッチ型プラズマエツチン
グ装置においても電極間距離やエツチング時のプラズマ
パワーあるいはエツチング室のガス圧力などのパラメー
タの調整により実用上問題ない程度までシリコン基板へ
のダメージを低減することが可能となった。
られていた。ところが、最近枚葉型の酸化膜ドライエツ
チング装置が開発された。この装置は多数のウェハの1
枚ごとに正確なエツチングの終点検出を行なうことがで
きる。したがって、プラズマエツチングを使用する場合
においてもオーバエッチ量が低減されシリコン基板へ与
えるダメージを実質上問題ない程度まで低減することが
可能となった。また、従来のバッチ型プラズマエツチン
グ装置においても電極間距離やエツチング時のプラズマ
パワーあるいはエツチング室のガス圧力などのパラメー
タの調整により実用上問題ない程度までシリコン基板へ
のダメージを低減することが可能となった。
二のような異方性エツチングを用いて第1酸化シリコン
膜24をエツチングすると図に示すように第1ゲート酸
化シリコン膜13はフローティングゲート14の成形幅
とほぼ同じ幅で成形される。
膜24をエツチングすると図に示すように第1ゲート酸
化シリコン膜13はフローティングゲート14の成形幅
とほぼ同じ幅で成形される。
また、第1ゲート酸化シリコン膜13と同材質を有する
第2ゲート酸化シリコン膜15は異方性エツチングによ
ってその横方向へのエツチングが十分に抑制される。こ
のために第2ゲート酸化シリコン膜15の成形幅も制御
電極16あるいはフローティングゲート14の成形幅と
ほぼ同程度に形成される。
第2ゲート酸化シリコン膜15は異方性エツチングによ
ってその横方向へのエツチングが十分に抑制される。こ
のために第2ゲート酸化シリコン膜15の成形幅も制御
電極16あるいはフローティングゲート14の成形幅と
ほぼ同程度に形成される。
その後、第2D図に示すように制御電極16などをマス
クとしてp型シリコン基板9表面に砒素またはリンをイ
オン注入しドレイン領域10およびソース領域11を形
成する。そして、注入されたイオンを活性化するために
900℃〜950℃程度の温度で熱処理を行なう。さら
に、熱酸化法によりp型シリコン基板9表面および制御
電極16あるいはフローティングゲート14の露出表面
上に酸化シリコン膜17を形成して2層ゲート構造を有
するEFROMを形成する。このような工程において製
造されたEFROMの断面構造を第1図に示す。図に示
すように、第1ゲート酸化シリコン膜13および第2ゲ
ート酸化シリコン膜15の両側端部に酸化シリコン膜1
7の形成工程による熱酸化によって形成されるゲートバ
ーズビークは非常に微小な領域に抑制される。
クとしてp型シリコン基板9表面に砒素またはリンをイ
オン注入しドレイン領域10およびソース領域11を形
成する。そして、注入されたイオンを活性化するために
900℃〜950℃程度の温度で熱処理を行なう。さら
に、熱酸化法によりp型シリコン基板9表面および制御
電極16あるいはフローティングゲート14の露出表面
上に酸化シリコン膜17を形成して2層ゲート構造を有
するEFROMを形成する。このような工程において製
造されたEFROMの断面構造を第1図に示す。図に示
すように、第1ゲート酸化シリコン膜13および第2ゲ
ート酸化シリコン膜15の両側端部に酸化シリコン膜1
7の形成工程による熱酸化によって形成されるゲートバ
ーズビークは非常に微小な領域に抑制される。
第3図は上記の実施例に示された方法で形成されたEF
ROMのデータ書込時の動作を模式的に示している。第
1ゲート酸化シリコン膜13はドレイン領域10とチャ
ネル22との接触部近傍領域を覆う部分にゲートバーズ
ビークが形成されていない。したがってこの領域で生じ
るアバランシェ電子23は第1ゲート酸化シリコン膜1
3の障壁を容易に乗り越えてフローティングゲート14
に注入される。
ROMのデータ書込時の動作を模式的に示している。第
1ゲート酸化シリコン膜13はドレイン領域10とチャ
ネル22との接触部近傍領域を覆う部分にゲートバーズ
ビークが形成されていない。したがってこの領域で生じ
るアバランシェ電子23は第1ゲート酸化シリコン膜1
3の障壁を容易に乗り越えてフローティングゲート14
に注入される。
このようにゲートバーズビークの形成を抑制することが
可能な異方性エツチング工程を用いて形成されたEPR
OMでは第4図および第5図に示すようにメモリデータ
の書込特性が改善される。
可能な異方性エツチング工程を用いて形成されたEPR
OMでは第4図および第5図に示すようにメモリデータ
の書込特性が改善される。
第4図は第2ゲート酸化シリコン膜(層間絶縁膜)15
の両側端部に形成されるゲートバーズビーク長とEPR
OMのしきい値電圧Vth との関係を示しており、第
5図は第1ゲート酸化シリコン膜13に形成されるゲー
トバーズビーク長とEFROMのしきい値電圧Vth
との関係を示している。
の両側端部に形成されるゲートバーズビーク長とEPR
OMのしきい値電圧Vth との関係を示しており、第
5図は第1ゲート酸化シリコン膜13に形成されるゲー
トバーズビーク長とEFROMのしきい値電圧Vth
との関係を示している。
これらの図かられかるようにゲートバーズビーク長が短
くなるにつれてEPROMのしきい値電圧、々(高く設
定されることがわかる。特に、ゲートバーズビーク長が
0.1μm以上になるとしきい値電圧Vthの低下が顕
著となっている。したがって、ゲートバーズビーク長0
.1μm以下に設定することによってEPROMのしき
い値電圧■thを高く設定できデータ書込特性を改善で
きることがわかる。
くなるにつれてEPROMのしきい値電圧、々(高く設
定されることがわかる。特に、ゲートバーズビーク長が
0.1μm以上になるとしきい値電圧Vthの低下が顕
著となっている。したがって、ゲートバーズビーク長0
.1μm以下に設定することによってEPROMのしき
い値電圧■thを高く設定できデータ書込特性を改善で
きることがわかる。
なお、上記実施例においては、本発明k E P RO
Mに適用した場合について述べたが、これに限定される
ことなく多層のゲート電極構造を有するものたとえば浮
遊電極型のEEPROMなどにも適用することができる
。また、たとえばスタックドキャパンクなどのように層
間絶縁膜とこれを積層する導体層によって形成されるキ
ャパシタを用いる半導体素子などにも適用することがで
きる。
Mに適用した場合について述べたが、これに限定される
ことなく多層のゲート電極構造を有するものたとえば浮
遊電極型のEEPROMなどにも適用することができる
。また、たとえばスタックドキャパンクなどのように層
間絶縁膜とこれを積層する導体層によって形成されるキ
ャパシタを用いる半導体素子などにも適用することがで
きる。
さらに、上記実施例においては、導体層にポリシリコン
を用い、絶縁層には酸化シリコン膜を用いた場合につい
て説明したが他の材料を用いた場合も同様な効果を得る
ことができる。
を用い、絶縁層には酸化シリコン膜を用いた場合につい
て説明したが他の材料を用いた場合も同様な効果を得る
ことができる。
[発明の効果]
本発明においては、半導体基板表面上に第1絶縁膜、第
1ゲート電極、第2絶縁膜および第2ゲート電極を積層
して形成された多層ゲート電極構造を有する半導体装置
において第1絶縁膜および第2絶縁膜の両側端部に形成
されるゲートバーズビークの領域を微小な領域に抑制し
たので多層ゲート電極間で行なわれる電子の移動などを
阻害するゲートバーズビークの作用を防止することによ
り半導体記憶装置などの書込特性を向上することができ
る。
1ゲート電極、第2絶縁膜および第2ゲート電極を積層
して形成された多層ゲート電極構造を有する半導体装置
において第1絶縁膜および第2絶縁膜の両側端部に形成
されるゲートバーズビークの領域を微小な領域に抑制し
たので多層ゲート電極間で行なわれる電子の移動などを
阻害するゲートバーズビークの作用を防止することによ
り半導体記憶装置などの書込特性を向上することができ
る。
第1図は、本発明の一実施例によるEPROMのメモリ
トランジスタの断面構造図である。第2A図、第2B図
、第2C図および第2D図は、第1図に示したE F
ROMのメモリトランジスタの製造工程を順に示した断
面構造図である。第3図は、本発明によるEPROMの
書込時のアバランシェ電子の注入の様子を示す断面模式
図である。 第4図は、層間絶縁膜のゲートバーズビーク長とEFR
OMのしきい値電圧の関係を示す相関図である。第5図
は、第1ゲート酸化シリコン膜のゲートバーズビーク長
とEPROMのしきい値電圧の関係を示す相関図である
。 第6図は一般的なE P ROMの構成を示す構成模式
図である。第7図は、第6図に示したEPROMのメモ
リセルマトリクスの回路購造を示す回路模式図である。 第8図は、従来のERPOMのメモリトランジスタの断
面構造図である。第9A図、第9B図、第9C図、第9
D図は、従来のEPROMのメモリトランジスタの製造
方法をその工程順に示した断面構造図である。第10図
は、従来のEPROMの書込時のアバランシェ電子の注
入の様子を模式的に示した模式図である。 図において、9はp型シリコン基板、10はドイレン領
域、11はソース領域、13は第1ゲート酸化シリコン
膜、14はフローティングゲート、15は第2ゲート酸
化シリコン膜、16は制御電極を示している。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
トランジスタの断面構造図である。第2A図、第2B図
、第2C図および第2D図は、第1図に示したE F
ROMのメモリトランジスタの製造工程を順に示した断
面構造図である。第3図は、本発明によるEPROMの
書込時のアバランシェ電子の注入の様子を示す断面模式
図である。 第4図は、層間絶縁膜のゲートバーズビーク長とEFR
OMのしきい値電圧の関係を示す相関図である。第5図
は、第1ゲート酸化シリコン膜のゲートバーズビーク長
とEPROMのしきい値電圧の関係を示す相関図である
。 第6図は一般的なE P ROMの構成を示す構成模式
図である。第7図は、第6図に示したEPROMのメモ
リセルマトリクスの回路購造を示す回路模式図である。 第8図は、従来のERPOMのメモリトランジスタの断
面構造図である。第9A図、第9B図、第9C図、第9
D図は、従来のEPROMのメモリトランジスタの製造
方法をその工程順に示した断面構造図である。第10図
は、従来のEPROMの書込時のアバランシェ電子の注
入の様子を模式的に示した模式図である。 図において、9はp型シリコン基板、10はドイレン領
域、11はソース領域、13は第1ゲート酸化シリコン
膜、14はフローティングゲート、15は第2ゲート酸
化シリコン膜、16は制御電極を示している。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)半導体基板表面上に第1絶縁膜、第1ゲート電極
、第2絶縁膜および第2ゲート電極を順次積層して成形
された多層ゲート電極構造を有する半導体装置において
、 前記第1絶縁膜あるいは前記第2絶縁膜のうち少なくと
もいずれか一方は、そのゲート長方向の両側端部に位置
する領域の膜厚が他の領域に比べて相対的に厚くなって
おり、 前記膜厚が厚い端部領域は、そのゲート長方向の幅が各
々0.1μm以下であることを特徴とする、半導体装置
。 - (2)半導体基板の表面上に第1絶縁膜を形成する工程
と、 前記第1絶縁膜上に第1導体層を形成する工程と、 前記第1導体層上に第2絶縁膜を形成する工程と、 前記第2絶縁膜上に第2導体層を形成する工程と、 前記第2導体層上にレジストを塗布しパターニングする
工程と、 前記パターニングされたレジストをマスクとして前記第
2導体層、前記第2絶縁膜および前記第1導体層を順次
エッチングして成形する工程と、前記レジストをマスク
として前記第1絶縁膜をエッチングして成形する工程と
を備え、 前記半導体基板上に絶縁膜により絶縁分離された複数の
ゲート電極を積層した多層ゲート電極構造を有する半導
体装置の製造方法において、前記レジストをマスクとし
て前記第1絶縁膜をエッチングする工程は異方性エッチ
ングにより行なわれることを特徴とする、半導体装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13057488A JPH01298770A (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13057488A JPH01298770A (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01298770A true JPH01298770A (ja) | 1989-12-01 |
Family
ID=15037486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13057488A Pending JPH01298770A (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01298770A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006294841A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2007123945A (ja) * | 2007-02-13 | 2007-05-17 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
US10477092B2 (en) | 2014-07-30 | 2019-11-12 | Sony Corporation | Image pickup apparatus |
-
1988
- 1988-05-26 JP JP13057488A patent/JPH01298770A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006294841A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2007123945A (ja) * | 2007-02-13 | 2007-05-17 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JP4557992B2 (ja) * | 2007-02-13 | 2010-10-06 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
US10477092B2 (en) | 2014-07-30 | 2019-11-12 | Sony Corporation | Image pickup apparatus |
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