JPH01297588A - 人体位置検知装置 - Google Patents

人体位置検知装置

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JPH01297588A
JPH01297588A JP63127947A JP12794788A JPH01297588A JP H01297588 A JPH01297588 A JP H01297588A JP 63127947 A JP63127947 A JP 63127947A JP 12794788 A JP12794788 A JP 12794788A JP H01297588 A JPH01297588 A JP H01297588A
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Junji Matsushima
潤治 松島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、検知エリアの特定領域における赤外線の光量
を検出して、人体位置を検知するようにした人体位置検
知装置に係り、特に人体検知精度の向上対策に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば「トランジスタ技術別冊センサーイン
ターフェーシングNo、1,170〜179頁」に開示
されるごとく、検知エリア内に設置された赤外線センサ
と、検知エリアからの赤外線を赤外線センサ上に集光す
る反射鏡あるいはしンズを利用した集光系と、赤外線セ
ンサで検出された赤外線の光量により人体の存否を判定
する信号処理回路とを備え、人体から発せられる赤外線
を利用して、検知エリア内に人体が存在することを検知
しようとするものは知られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、検知エリア内で自動的にその中の特定場所に
おいて人体が存在するか否かを検知したい場合がある。
そこで、上記従来のものを利用して、検知エリアを複数
の部分エリアに分割し、各部分エリアについての赤外線
の光量変化の検知を検知エリア全体に亘って走査して行
えば、特定の部分エリアにおける人体の存在を検知する
ことができる。
しかしながら、その場合、各部分エリアの数に対応する
回数だけ走査を行う必要があるので、各部分エリアにお
ける人体検知のための時間を長く設定すると合計の時間
が長くなってしまい、検知エリア内における変化状況に
迅速に対応できない。
その一方、人体検知時間が短いと人体の移動変化を充分
把握することができず、人体検知精度が低下するという
問題がある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、検知エリア内の変化状況に応じて検知時間を設定
することにより、高い人体検知精度を維持しながら、検
知時間の短縮を図ることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の解決手段は、第1図に
示すように、人体位置検知装置として、人体の存在を個
別に検知するための複数の部分エリア(A1)〜(B7
)に分割された検知エリア(1a)の赤外線量を検出す
る赤外線量検出手段(4)と、検知エリア(1a)内か
らの赤外線を上記赤外線量検出手段(4)に集光する赤
外線集光手段(6)と、上記赤外線量検出手段(4)で
検出される赤外線量の変化に基づき人体の存在の有無を
検出する人体検出手段(12)と、上記赤外線集光手段
(6)による集光範囲が検知エリア(1a)内で変化す
るように走査する走査手段(20)とを設ける。
そして、さらに、各部分エリア(A1)〜(B7)別の
人体検知前に赤外線の集光範囲が検知エリア(1a)全
域になるように上記走査手段(20)を制御する全域検
知制御手段(21)と、該全域検知制御手段(21)に
よる人体検知時、上記人体検出手段(12)の出力を受
けて、人体検知回数に基づき検知エリア(1a)全域に
おける人体の検知頻度を演算する頻度演算手段(22)
と、該頻度演算手段(22)で演算された人体の検知頻
度が高いほど、各部分エリア(A1)〜(B7)別の人
体検知時間を短く設定する検知時間設定手段(23)と
を設ける構成としたものである。
(作用) 以上の構成によって、本発明では、全域検知制御手段(
21)により、各部分エリア(A1)〜(B7)におけ
る人体検知を開始する前所定時間τ0の間は赤外線の集
光範囲が検知エリア(1a)全域になるように走査手段
(20)が制御され、検知エリア(1a)に人体動作が
あると、焦電センサー(4)で赤外線の光量変化が検出
され、その光量変化に基づき人体検出手段(12)によ
り人体の存在が検出されされる。そして、頻度演算手段
(22)により、人体検知手段(12)からの人体検知
回数に基づきその頻度が演算され、検知時間設定手段(
23)により、次の各部分エリア(A1)〜(B7)個
別の人体検知時間τSが設定される。
その場合、検知エリア(1a)における人体検知回数が
多いほど、各部分エリア(A1)〜(B7)個別の人体
検知のための時間τSが短く設定されるので、室内にお
ける人体の頻繁な動作に対応して迅速な人体検知を行う
ことができる。また、検知エリア(1a)における人体
検知回数が少ないときには、各部分エリア(A1)〜(
B7)個別の人体検知時間τSが長く設定されるので、
人体の存在の判断に必要な数の人体検知信号を得て高い
検知精度を維持することができる。よって、高い人体検
知精度を維持しながら、人体検知のための時間が短縮さ
れることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第2図以下の図面に基
づき説明する。
第2図は本発明の実施例に係る空気調和装置に付設され
た人体位置検知装置の設置状態を示し、(1)は直方体
状室内空間であって、該室内空間(1)の長平方向(以
下、縦方向とする)を仕切る入口側の側壁には、室内空
間(1)内の人体位置を検知するための人体位置検知装
置が取付けられている。
上記人体位置検知装置には、第4図に示すように、単一
の検知用機構(2)と、該検知用機構(2)の全面を遮
蔽する遮蔽部(3)とが備えられている。上記機構(2
)は、第5図に示すように、−側面のみに開口面(5a
)を有し、該開口面(5a)と向い合う側面(固定面)
(5b)で上記室内空間(1)の側壁に固定されてなる
箱状のフレーム(5)と、該フレーム(5)の開口面(
5a)下端側のコーナー近傍で奥側上方につまり図中右
斜上に向かうように取付けられ、赤外線の光量変化に感
応して光量変化信号を出力する赤外線量検出手段として
の焦電センサー(4)と、上記フレーム(5)の開口面
(5a)上端のコーナーから上記取付は面(5b)の下
端部に向かって斜め下に延びるように取付けられ、内側
にアルミニウム、ニッケル(金)等を表面に蒸着してな
る多分割型の放物面鏡(6)とを備えてなる。
上記放物面鏡(6)は室内空間(1)の横方向(上記縦
方向と直行する方向)と平行を保持しながら途中で略「
<」の字状に折曲げられていて、その上半分で室内空間
(1)の人体検知装置に近い側(人口側)の赤外線を、
下半分で遠い側(奥側)の赤外線を焦電センサー(4)
に集光するようになされている。そして、放物面鏡(6
)の上半分には、第6図に示すように、室内空間(1)
に対して縦方向に多分割された合計8個の部分鏡(6a
t)〜(6a8)が設けられ、下半分には、室内空間(
1)に対して縦方向に分割され、上記上半分の各部分鏡
(6al)〜(6a8)と同じ幅でかつ半ピツチずつず
れるように配置された合計7つの部分鏡(6bl)〜(
6b7)が設けられている。
そして、上記室内空間(1)には、第2図に示すように
、上記各部分鏡(6al)〜(6b7)により縦横に合
計15個の部分エリア(A1)〜(B7)が非連続的に
分割配置されている。ここで、各部分エリア(A1)〜
(B7)は、第3図に示すように、上半分の部分m(6
al)〜(6a8)に対応して室内空間(1)の人口側
で横方向に配置された8個の部分エリア(A1)〜(A
8)と、下半分の部分鏡(6bl)〜(6b7)に対応
して奥側で横方向に配置された部分エリア(B1)〜(
B7)とからなり、これらの全部分エリア(A1)〜(
B7 )により検知エリア(1a)が形成されている。
また、上記各部分エリア(A+ )〜(A8)により横
方向第1部分エリア群(xl)が形成され、各部分エリ
ア(B1)〜(B7)により横方向第2部分エリア群(
X2)が形成されている。なお、各部分エリア(A1)
〜(B7)の間は上記放物面鏡(6)により赤外線が集
光されない非検知領域(Z)となっている。
一方、上記遮蔽部(3)は、第6図に示すように、長く
フィルム状に設けられ、上記放物面鏡(6)の全面を覆
うための遮蔽板(15)と、上記検知機構(2)のフレ
ーム(5)の開口面(5a)両サイドに相対峙して設け
られ、上記遮蔽板(15)を巻き取るための1対の巻取
ローラ(R1)、  (R2)と、該一方の巻取ローラ
(R1)を所定の角度ずつ回動させて遮蔽板(15)を
開口面(5a)の左右にスライドさせるためのステッピ
ングモータ(14)とを備えてなる。
そして、上記遮蔽板(15)には、第7図に示すように
、上記放物面鏡(6)の全面に検知エリア(1a)全域
からの赤外線を入光可能に開口された第1開口部(16
)と、放物面m (6)の上半分のみに赤外線の入光可
能に開口された第2開口部(17)と、放物面鏡(6)
の下半分のみに赤外線の入光可能に開口された第3開口
部(18)と、放物面鏡(6)の上側および下側の一部
に赤外線の入光可能に上下相異なる所定幅に開口された
第4開口部(19)とが設けられている。
ここで、上記第1開口部(16)は、検知エリア(1a
)全域における人体の動作状況を把握するときに使用さ
れるものである。
また、上記第2.第3開口部(17)、  (18)に
より、上記検知エリア(1a)の横方向第1部分エリア
群(X+ )および第2部分エリア群(Xl)からの赤
外線がそれぞれ各群(X+)、(Xl)別に焦電センサ
ー(4)に入光可能になされている。
そして、上記第4開口部(19)は、上記放物面m (
6)の上側部9鏡(6al) 〜(6a8)の相隣接す
る2つに入光可能に開口された上側開口部(19a)と
、該上側開口部(19a)の半分の幅でかつその中央位
置に設けられ、放物面鏡(6)の下側部9鏡(6bl)
〜(6b7)の1つに入光可能に開口された下側開口部
(19b)とからなっている。例えば第4開口部(19
)が開口面(5a)の中央に位置している場合、上記第
2図の実線に示すように、入口側の2つの部分エリア(
A4)、(As)と、該両エリア(A4)、(As )
間に位置する奥側の部分エリア(B4)とからの赤外線
が同時に焦電センサー(4)に入光可能になされている
。また、遮蔽板(15)全体が1ピツチ移動すると、入
口側の部分エリア(As ) 。
(A6)と奥側の部分エリア(B5)からの赤外線が入
光可能となる。すなわち、入口側の部分エリア(A+ 
)〜(A8)のうち相隣接する1対(A+ )、  (
A2 )と、それらの間に挟まれた奥側部分エリア(B
1)とで縦方向の第1部分エリア群(Yl)が形成され
、次の相隣接する2つの部分エリア(A2 )、  (
A3)と、奥側の部分エリア(B2)とで第2部分エリ
ア群(Y2)が形成され、以下、順次第7部分エリア群
(Yl)までが形成されている。つまり、上記遮蔽板(
15)は、各部分エリア(A1)〜(B7)のうち横方
向に配置された各部分エリア群(X+ )、(X: )
および同縦方向に配置された各部分エリア群(Yl)〜
(Yl)の赤外線を上記焦電センサー(4)に入光可能
に遮蔽するようになされている。
ここに、この例では、各部分エリア群(YN)と次の部
分エリア群(YN+1)とは、部分エリア(AN+1)
でその一部が重なり合うようになされているが、上記第
4開口部(19)を入口側と奥側の部分エリア(AN)
、(BN)のみの赤外線を遮蔽するような矩形の開口に
して、各部分エリア群(Yl)〜(Yl)が互いに重な
り合うことがないようにしてもよい。
また、上記フレーム(5)の外部には、空気調和装置全
体の運転を制御するための制御装置(7)が設置されて
いて、該制御装置(7)は、第8図に示すように、上記
焦電センサー(4)からの赤外線信号を増幅する増幅器
(8)と、該増幅器(8)で増幅された赤外線信号の中
で人の動作として特徴的に現れるものを抽出するための
フィルタ(9)と、上記フィルタ(9)からの赤外線信
号と基準電源(10)の基準電圧とを比較して、その光
量変化が所定値以上になったときには所定の光量変化信
号を出力するコンパレータ(11)と、装置全体を制御
するためのCPU (12)と、該CPU(12)によ
り制御され、上記ステッピングモータ(14)を駆動さ
せるための駆動回路(13)とで構成されている。
ここで、上記ステッピングモータ(14)は、上記駆動
回路(13)の出力を受け、上記遮蔽部(13)の巻取
ローラ(R1)をその回転軸の回りに間欠的に回転駆動
させることにより、検知エリア(1a)において遮蔽板
(15)を開口面(5a)の全面で水平方向に移動させ
る。よって、上記駆動回路(13)、ステッピングモー
タ(14)および遮蔽板(15)により、上記放物面鏡
(赤外線集光手段)(6)による集光範囲が検知エリア
(1a)内で変化するように走査する走査手段(20)
が構成されている。
上記検知エリア(1a)において、遮蔽板(15)がス
テッピングモータ(14)により間欠的に移動させられ
、縦横の各部分エリア群(Xl)〜(Yl)からの赤外
線が順次焦電センサー(赤外線量検出手段)(4)に入
光される際、人体の全体又は一部が非検知領域(Z)か
ら各部分エリア群(Xl)〜(Y7)に入るあるいは各
部分エリア群(Xl)〜(Y7)から非検知領域(Z)
へ出ると、焦電センサー(4)に集光される赤外線の光
量が変化し、制御装置(7)のコンパレータ(11)に
より、その光量変化信号が出力される。そして、CPU
(12)により、上記走査手段(20)からの走査場所
に関する信号と、各部分エリア群(Xl)〜(Y7)の
光量変化信号の組合せからどの部分エリア(A1)〜(
S7)に人体が存在するのかが特定して検知される。例
えば、横方向の部分エリア群(Xl)と縦方向の部分エ
リア群(Y4)とにおいて、光量変化信号が出力された
場合には、その交差する部分エリア(A4)に人体が存
在していると判定され、人体検知信号が出力されるよう
になされている。よって、上記CPU(12)は、焦電
センサー(赤外線量検出手段)(4)で検出される各部
分エリア(A1)〜(S7)からの赤外線の光量の変化
に基づき人体の存在の有無を検出して人体検知信号を出
力する人体検出手段としての機能を有するものである。
次に、上記制御装置(7)の制御について、第9図のフ
ローチャートに基づき説明する。ただし、一般的なフロ
ーを説明するために、上記検知エリア(1a)における
本実施例の各部分エリア(A1)〜(S7)を第10図
に示すようなに個の検知領域(^R−1) 、  (A
R−2) 、・・・(AR−k) 、・・・(AR−K
)で置換えるものとする。
まず、ステップS1で、上記遮蔽板(15)の第1開口
部(16)を利用した検知エリア(1a)全域における
人体のセンシングを行い、ステップS2で、その結果か
ら人体検知信号の有無を判別して、人体検知信号があれ
ばステップS3に進んで空気調和装置が運転中か否かを
判別する。そして、空気調和装置が運転中であればその
ままで、運転中でなければステップS4で空気調和装置
を「ON」にして、ステップS5に進み、一定時間τの
間は検知エリア(1a)全域を対象とした人体のセンシ
ングを行った後、ステップS6.S7゜S8で人体検知
信号を受けた回数(人体検知回数)nの計数と、人体検
知頻度つまり一定時間τに対する検知回数の割合αの算
出と、その結果に基づく所定の人体センシング時間τS
の設定とを順に実行する。
ここで、上記人体センシング時間の設定は第11図に示
すようになされている。すなわち、検知エリア(1a)
全域を時間τOの間センシングしたときに人体検知信号
がnQ回得られたとする。
このとき、一般的に人体センシング時間τと人体検知回
数nとの間に比例関係が成立するものと仮定し、各検知
領域(AR−1)〜(AR−K)における人体検知の目
標回数n!が規定されているとすると、人体センシング
時間τSは τs = (rz/no)  9τO で決定されることになる。
したがって、第11図のように人体検知回数が多いとき
つまり検知エリア(1a)内における人体の動作が多い
とき、普通のとき、少ないときについてそれぞれ直線H
,N、Lのように人体センシング時間τに対する人体検
知回数nの比例関係が設定されていて、その傾きは人体
の動作が多いほど大きくなるようになされている。その
関係にしたがえば、一定のセンシング時間τ0に対して
、各状態時における検知回数no、、  口ON + 
 n OLが得られるので、実際の検知回数からそのと
きの状態を3つのいずれかとして取り扱うことができる
。一方、各領域(AR−1)〜(Al1−K)の人体検
知回数の目標値をn!とすると、第11図の各直線H,
N、  Lから各状態時における人体センシング時間τ
sH,τSN、  τSLが求められることになる。例
えば、人体の動作が多い場合にはτS H−(n+/n
o、) ・t。
が得られる。
上記により所定時間τSの設定を終了すると、ステップ
S9で、k−1として各検知領域(AR−1)〜(AR
−K)の走査を行うための初期設定をした後、ステップ
SIOで、領域(AR−k)で所定時間τSの間人体セ
ンシングを行う。次に、ステップS11で人体検知信号
が出力されたか否かを判別して、人体検知信号が出力さ
れている場合のみステップS12で空気調和装置の垂直
ルーバーおよび水平ルーバーの傾きを調節して人体検知
信号が出力された部分エリア(AR−k)に空調空気の
風向が向かうように風向制御を行う。そして、ステップ
SI3.S14+sI5でその領域(AR−k)につい
て、人体検知回数nkの計数と、人体検知回数nkのメ
モリーと、次の領域(^R−に+1)への呑号更新とを
順次行った後、ステップSI6で、全ての部分エリア(
AI?−1)〜(AR−K)について、上記制御が完了
するまで待ってステップS+7に進む。
ステップSI7では、上記により得られた人体検知回数
nkが全ての領域(AI?−1) 〜(^R−K)につ
いて「0」か否かを判別し、全てが「0」であれば室内
から人が出ていったものと判断して上記ステップS1に
戻る一方、人体検知回数nkか全て「0」でなければ、
ステップS18で、nkが「0」でない領域(AR−k
)について、nkの大きい順に走査順位を決定する。す
なわち、最多の検知回数n kmaxを示した領域(A
R−kmax )の番地をに−1と設定し、最少の検知
回数nk1nを示した領域(AR−1vln )の番地
をに−にとして、優先検知領域(AR−kmax ) 
〜(AR−knln )の設定を行う。そして、ステッ
プS19で、上記ステップSI4で入力したメモリーを
消去した後、ステップSI9に戻り、以下、k−1〜K
について上記ステップ89〜S19を繰返し実行する。
なお、上記ステップS2における判別が人体検知信号が
出力されていないNOである場合には、ステップS20
に進んで、空気調和装置が運転中でなければそのままで
、運転中であればステップS21で空気調和装置をrO
FFJにしたのちステップS22で3分間時機してステ
ップS1に戻るようになされている。
上記フローにおいて、ステップS5により、各部分エリ
ア(A1)〜(B7)別の人体検知前に赤外線の集光範
囲が検知エリア(1a)全域になるように上記走査手段
(20)を制御する全域検知制御手段(21)が構成さ
れている。また、ステップS7により、上記走査手段(
20)による検知エリア(1a)内の走査前に上記人体
検出手段(12)の出力を受けて、人体検知信号の出力
回数に基づき検知エリア(1a)全域における人体の検
知頻度を演算する頻度演算手段(22)が構成され、ス
テップS8により、上記頻度演算手段(22)で演算さ
れた人体の検知頻度が高いほど、上記走査手段(20)
による走査時に人体検出手段(12)による各部分エリ
ア(A1)〜(B7)の人体検知時間を短く設定する検
知時間設定手段(23)が構成されている。
したがって、上記実施例では、全域検知制御手段(21
)により、各部分エリア(A1)〜(B7)における人
体検知を開始する前所定時間τ0の間は赤外線の集光範
囲が検知エリア(1a)全域になるように走査手段(2
0)が制御され、非検知領域(Z)と検知エリア(1a
)間の人体動作があると、焦電センサー(4)で赤外線
の光量変化が検出され、その光量変化に基づき人体検出
手段(12)により人体の存在が検出され、人体信号が
出力される。そして、頻度演算手段(22)により、人
体検知手段(12)からの人体検知信号の出力回数に基
づきその頻度が演算され、検知時間設定手段(23)に
より、第11図に例示するようにして次の各部分エリア
(A1)〜(B7)についての人体検知時間τSが設定
される。
その場合、検知エリア(1a)における人体検知回数が
多いほど、各部分エリア(A1)〜(B7)個別の人体
検知のための時間τSが短く設定されるので、室内空間
(1)における人体の頻繁な動作に対応して迅速な人体
検知を行うことができる。ここで、このように人体の動
作が頻繁な状況では、時間を短く設定しても、人体の存
在の判断に必要な数の人体検知信号を得るので、検知精
度が低下することはない。また、検知エリア(1a)に
おける人体検知回数が少ないときには、各部分エリア(
A1)〜(B7)個別の人体検知時間τSが長く設定さ
れるので、人体の存在の判断に必要な数の人体検知信号
を得て高い検知精度を維持することができる。よって、
高い人体検知精度を維持しながら、検知のための時間の
短縮を計ることができるのである。
なお、上記実施例では、赤外線集光手段として、縦に細
分割された多分割型放物面鏡(6)を使用したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、放物面鏡(
6)の代わりに球面鏡、楕円鏡、例えばポリエチレン製
の多分割型フレネルレンズ等を使用することができるの
はいうまでもない。
また、上記実施例では、検知エリア(1a)内の各部分
エリア(A1)〜(B7)を縦横の部分エリア群(X+
 )、  (X2)および(Yl)〜(Yl)に分けて
、各部分エリア群(Xl)〜(Yl)についての赤外線
量変化の信号から各部分エリア(A1)〜(B7)にお
ける人体の存在を検知するようにしたが、各部分エリア
(A1)〜(B7)を1つずつ順次走査するようにして
もよいことはいうまでもない。上記実施例の場合、縦横
の各部分エリア群(X+ )〜(Yl)のみを走査すれ
ばよいので走査回数をさらに減することができる利点が
ある。
さらに、上記実施例では、各部分エリア(A1)〜(B
7)個別の人体検知を行うに際し、まず検知エリア(1
a)全域を走査して、その結果から特に人体の検知され
た領域(AR−1vax ) 〜(AR−kmin )
のみに限定して、人体検知を行うようにしているので、
例えば室内空間(1)に大きな構造物等が設置されてい
て人体が入ることがないような部分エリア(A1)〜(
B7)については人体検知が行われず、人体検知時間を
より短縮できる効果がある。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の人体検知装置によれば、
検知エリア内の人体位置を検出するに際し、各部分エリ
ア個別の人体検知を行う前に、所定時間の間は検知エリ
ア全域の人体検知を行って、その結果人体検知頻度の高
い時はど各部分エリア個別の人体検知時間を短く設定す
るようにしたので、検知エリアの人体の動作状況に対応
して、高い検知精度を維持しながら人体検知時間の短縮
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。 第2図〜第11図は本発明の実施例を示し、第2図は室
内空間の平面図、第3図は室内空間の縦断面図、第4図
は検知用機構の概略を示す斜視図、第5図はその縦断面
図、第6図はその正面図、第7図は遮蔽板の詳細を示す
展開図、第8図は人体位置検知装置の制御系を示す信号
経路図、第9図は制御のフローを示すフローチャート図
、第10図は人体検知制御時における人体検知領域の説
明図、第11図は人体センシング時間と人体検知回数と
の関係を示す特性図である。 (la)−・・検知エリア、(A+ ) 〜(B7 )
−部分エリア、(4)・・・焦電センサー(赤外線量検
出手段)、(6)・・・放物面vt(赤外線集光手段)
、(12)・・・CPU (人体検出手段)、(20)
・・・走査手段、(21)・・・全域検知制御手段、(
22)・・・開度演算手段、(23)・・・検知時間設
定手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人体の存在を個別に検知するための複数の部分エ
    リア(A_1)〜(B_7)に分割された検知エリア(
    1a)の赤外線量を検出する赤外線量検出手段(4)と
    、検知エリア(1a)内からの赤外線を上記赤外線量検
    出手段(4)に集光する赤外線集光手段(6)と、上記
    赤外線量検出手段(4)で検出される赤外線量の変化に
    基づき人体の存在の有無を検出する人体検出手段(12
    )と、上記赤外線集光手段(6)による集光範囲が検知
    エリア(1a)内で変化するように走査する走査手段(
    20)とを備えるとともに、各部分エリア(A_1)〜
    (B_7)別の人体検知前に赤外線の集光範囲が検知エ
    リア(1a)全域になるように上記走査手段(20)を
    制御する全域検知制御手段(21)と、該全域検知制御
    手段(21)による人体検知時、上記人体検出手段(1
    2)の出力を受けて、人体検知回数に基づき検知エリア
    (1a)全域における人体の検知頻度を演算する頻度演
    算手段(22)と、該頻度演算手段(22)で演算され
    た人体の検知頻度が高いほど、各部分エリア(A_1)
    〜(B_7)別の人体検知時間を短く設定する検知時間
    設定手段(23)とを備えたことを特徴とする人体位置
    検知装置。
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