JPH0129751Y2 - - Google Patents

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JPH0129751Y2
JPH0129751Y2 JP537584U JP537584U JPH0129751Y2 JP H0129751 Y2 JPH0129751 Y2 JP H0129751Y2 JP 537584 U JP537584 U JP 537584U JP 537584 U JP537584 U JP 537584U JP H0129751 Y2 JPH0129751 Y2 JP H0129751Y2
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plug
pole
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JP537584U
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、極の変換または径の変換を行なうよ
うに用いるアダプタープラグの改良に関する。
従来のこの種のアダプタープラグでは、第1図
に示すように、接続端子板9は、バネ性のある金
属板を打抜いて、前端側と後端側とに叉状に対向
する一対の端子片90,90,91,91を夫々
具備して全体として略横向きのH型に形成してあ
る。
しかし、この接続端子板9はベリリユーム銅や
リンセイ銅などの高価な金属を材料としているた
めに、可及的少い材料で効率のよい通電を得るこ
とが望まれている。
本考案は、このような要望に応えて完成された
もので、接続端子板の保持の安定性を維持しつつ
確実に通電が行なわれるコスト安のアダプタープ
ラグを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本考案のアダプタ
ープラグでは、プラグ部aの後端側に連続させた
ジヤツク部bの胴部cの内腔に、バネ性のある金
属板から打抜いて、前端側には前記プラグ部aの
内極または第2極の後端部に圧接して接続する一
対に対向する叉状端子片90,90を具備し、後
端側には前記ジヤツク部bに差込まれる他のプラ
グの内極または第2極に圧接する一本の端子片9
1を具備する略ユの字形に形成した接続端子板9
を、嵌挿して該胴部c内の合成樹脂材よりなる絶
縁筒7に保持せしめたことを特徴とする。
以下、本考案の詳細を図示する実施例を参照し
ながら説明する。なお、従来のものと共通する構
成部分については同一符号を使用するものとす
る。
第2図及び第3図において、aは本考案による
アダプタープラグAのプラグ部、bはそのプラグ
部aの後端側(図において右端側)に接続して一
体に組付けてあるジヤツク部である。
プラグ部aは、前端(先端)の金属材よりなる
チツプ1と、第4図に示すように、それの後端面
から後方に突出するピン状に該チツプ1に設けた
金属材よりなる内極10と、第2極とする金属リ
ング2と、該金属リング2に接続して後方に延び
るよう絞り出る延長筒20と、外極とする金属材
よりなる外筒スリーブ3と、金属材よりなる接続
金具4とを、金型にセツトして合成樹脂材5によ
り一体にインサート成形して、内極10の後端部
及び第2極となる金属リング2に接続して後方に
絞り出された延長筒20の後端部がその合成樹脂
材5の成形部から後方に突出する形態に形成して
ある。
他方、ジヤツク部bは、ボデイとなる金属材よ
りなる外筒スリーブ6と、それの内周面側に嵌装
される合成樹脂材よりなる絶縁筒7と、前記外筒
スリーブ6の後端に圧入嵌合して組付けられる金
属材よりなる受口金具8と、その受口金具8の内
周面側に保持される金属線のコイルバネよりなる
締付具80とで、第4図に示している如く形成さ
れ、そしてそれの外筒スリーブ6は、それの内径
が前記プラグ部aの後端の接続金具4の後端側に
形成してあるスリーブ40の外周面に密に嵌合し
ていく径に形成してあつて、その圧入嵌合により
その接続金具4と接続するようにしてある。そし
てまた、合成樹脂材よりなる絶縁筒7は、外筒ス
リーブ6より短い長さで、第4図及び第5図に示
している如く、内周面の上下左右に、途中に係合
段部71,71のある軸方向に沿う溝70,7
0,70,70を略90度位相を異にして開設する
が、軸方向に沿う分割面により上下に半割状に2
分し、夫々の半割部7a,7aを成形し、それら
半割部7a,7aを突き合わせて筒状に組合わせ
るようにしてある。
9はジヤツク部bの外筒スリーブ6と絶縁筒7
とからなる胴部cの内腔に装入して組付ける接続
端子板で、バネ性のある金属板から打抜いて、前
端側には前記プラグ部aの内極10または第2極
の後端部に圧接して接続する一対に対向する叉状
端子片90,90を具備し、後端側には前記ジヤ
ツク部bに差込まれる他のプラグBの内極または
第2極に圧接する一本の端子片91を具備する略
ユの字形に形成されている(第6図)。この接続
端子板9は、内極接続用のもの9a(第2図)も
2極接続用のもの9b(第3図)も共に略ユの字
形に形成されているが、前者の各端子片90,9
0,91は後者の各端子片90,90,91に比
べて短い。
次に、この接続端子板9の組付け方法を説明す
る。即ち、該接続端子板9は、前記絶縁筒7の各
半割部7a,7aを接続して組合わせるときに、
それらの内周面に開設してある溝70及び係合段
部71に該接続端子板9の上下の両側縁を夫々嵌
合して、それら各半割部7a,7a内に抱込ま
せ、これにより絶縁筒7内に組付け保持せしめ、
その状態の絶縁筒7を、後端側に受口金具8を嵌
着しておいた外筒スリーブ6内に嵌挿し、次い
で、外筒スリーブ6の前端側を、前述した如くプ
ラグ部aの接続金具4の後端のスリーブ40の外
周面に圧入嵌合する行程を行なつて、第2図及び
第3図の断面図に示している如く、前端側の叉状
端子片90,90がプラグ部aの内極10の後端
部(第2図)及び第2極の延長筒20の後端部
(第3図)に圧接し、後端側の一本の端子片91
がジヤツク部bに差込まれてくるプラグBの先端
チツプ1′の周面(第2図)及び第2極用金属リ
ング2の延長筒20の周面(第3図)に圧接する
バネ端子となる状態に組付けるようになつてい
る。
なお、前述の実施例は3極を具備するアダプタ
ープラグAについての2種の接続端子板9a,9
bを位相を異にして組付けるものであるが、2極
を具備するアダプタープラグAについては、第7
図に示すように、1種の接続端子板9のみを組付
けるようになる。
次に、上述のように構成されたアダプタープラ
グAの作用を3極を具備する実施例と2極を具備
する実施例について説明する。
3極を具備する実施例においては、先端のチツ
プ1と外筒スリーブ3とからプラグ部aに入る電
流は、第2図に示すように、接続端子板9aの叉
状端子片90,90及び一本の端子片91並びに
接続金具4、外筒スリーブ6、受口金具8、締付
具80等を介してプラグBの先端のチツプ1′と
外筒スリーブ3′に流れ、また、第2極の金属リ
ング2と外筒スリーブ3とからプラグ部aに入る
電流は、第3図に示す別の接続端子板9bの叉状
端子片90,90及び一本の端子片91並びに接
続金具4、外筒スリーブ6、受口金具8、締付具
80等を介してプラグBの第2極の金属リング
2′と外筒スリーブ3′に流れることになる。
他方、2極を具備する実施例においては、先端
のチツプ1と外筒スリーブ3とからプラグ部aに
入る電流は、第7図に示す叉状端子片90,90
及び一本の端子片91並びに接続金具4、外筒ス
リーブ6、受口金具8、締付具80等を介してプ
ラグBの先端のチツプ1′と外筒スリーブ3′に流
れる。
以上述べたように、本考案のアダプタープラグ
は、プラグ部aの後端側に連続させたジヤツク部
bの胴部cの内腔に、バネ性のある金属板から打
抜いて、前端側には前記プラグ部aの内極または
第2極の後端部に圧接して接続する一対に対向す
る叉状端子片90,90を具備し、後端側には前
記ジヤツク部bに差込まれる他のプラグの内極ま
たは第2極に圧接する一本の端子片91を具備す
る略ユの字状に形成した接続端子板9を、嵌挿し
て該胴部c内の合成樹脂材よりなる絶縁筒7に保
持せしめたので、前端側のみ叉状端子片で後端側
の一本になつている端子片からなる接続端子板の
保持の安定性を維持しつつ確実に通電が行なわ
れ、該接続端子板を従来より材料を少くして形成
できるからコスト安のアダプタープラグを提供で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアダプタープラグの縦断面図、
第2図、第3図は本考案のアダプタープラグの一
部破断せる側面図、第4図は本考案のアダプター
プラグの接続端子板を除去せる縦断面図、第5図
は第4図−線断面図、第6図は接続端子板の
側面図、第7図は本考案のアダプタープラグの他
の実施例の縦断面図である。 図面符号の説明、A,B……アダプタープラ
グ、a……プラグ部、b……ジヤツク部、c……
胴部、1……チツプ、1′……チツプ、10……
内極、2,2′……金属リング、20……延長筒、
3……外筒スリーブ、4……接続金具、3′……
外筒スリーブ、40……スリーブ、5……合成樹
脂材、6……外筒スリーブ、7……絶縁筒、7a
……半割部、70……溝、71……係合段部、8
……受口金具、80……締付具、9……接続端子
板、90……叉状端子片、91……端子片、9a
……内極接続用の端子板、9b……2極接続用の
端子板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラグ部aの後端側に連続させたジヤツク部b
    の胴部cの内腔に、バネ性のある金属板から打抜
    いて、前端側には前記プラグ部aの内極または第
    2極の後端部に圧接して接続する一対に対向する
    叉状端子片90,90を具備し、後端側には前記
    ジヤツク部bに差込まれる他のプラグの内極また
    は第2極に圧接する一本の端子片91を具備する
    略ユの字形に形成した接続端子板9を、嵌挿して
    該胴部c内の合成樹脂材よりなる絶縁筒7に保持
    せしめたことを特徴とするアダプタープラグ。
JP537584U 1984-01-19 1984-01-19 アダプタ−プラグ Granted JPS60117590U (ja)

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JP537584U JPS60117590U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 アダプタ−プラグ

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JP537584U JPS60117590U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 アダプタ−プラグ

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JPS60117590U JPS60117590U (ja) 1985-08-08
JPH0129751Y2 true JPH0129751Y2 (ja) 1989-09-11

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