JPH01297260A - インク滴飛翔経路検出装置 - Google Patents

インク滴飛翔経路検出装置

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JPH01297260A
JPH01297260A JP12691788A JP12691788A JPH01297260A JP H01297260 A JPH01297260 A JP H01297260A JP 12691788 A JP12691788 A JP 12691788A JP 12691788 A JP12691788 A JP 12691788A JP H01297260 A JPH01297260 A JP H01297260A
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ink droplet
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light
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JP12691788A
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Yoshimasa Todo
藤堂 栄優
Masahiko Fujii
藤井 雅彦
Tatsuya Oguro
達也 大黒
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/07Ink jet characterised by jet control
    • B41J2/125Sensors, e.g. deflection sensors

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、連続噴射型のインクジェット記録装置に適用
されるインク滴飛翔経路検出装置に係り、詳しくは、ノ
ズルから吐出した後に偏向作用を受けて飛翔するインク
滴を対象とし、上記インク滴の偏向方向にずらして配置
された一対の受光素子と、各受光素子と飛翔するインク
滴を挟む位置関係で配置された光源とを備え、インク滴
が光源と各受光素子とのを飛翔する際に各受光素子での
受光量の差に基づいて飛翔経路を検出するようにしたイ
ンク滴飛翔経路検出装置に関する。
[従来の技術〕 連続噴射型のインクジェット記録装置の基本的構造は、
例えば、第13図のようになっている(特開昭61−2
68454号公報参照)。
これは、インク滴発生装置60の印字ドツトに対応した
各ノズルから吐出されるインク滴がその前方に配置され
た一対の帯電電極62間及び一対の偏向電極64間を通
過する際に当該帯電量及び偏向電界に応じた偏向作用を
受けて記録用紙65に達するようになっている。上記帯
電電極62はノズルからのインク滴の吐出タイミングに
同期して画像情報に応じた印加電圧制御がなされ、この
制御によって各ドツト対応のインク滴が画像情報に応じ
た偏向作用を受け、その結果、記録用紙65上にはイン
ク滴による画像情報対応のドツト記録がなされる。
ところで、このような連続噴射型のインクジェット記録
装置では、各ノズルによる記録用紙上での配録担当領域
を正確に設定する必要がある。これは、隣り合うノズル
から吐出したインク滴の記録用紙上でのつなぎ目が連続
的になっていないと、当該つなぎ目での印字抜けや、組
接が生じ、再現される画像品質が著しく低下するからで
ある。
そこで、この棒のインクジェット記録装置では、隣り合
うノズルの記録用紙上での記録担当領域の境界点(以下
、ステッチ点SPoという)をインク滴が通過するとき
の当該帯電電圧を求め、これにより各ノズルの記録担当
領域に対応した帯電電圧の制御範囲を正確に設定してい
る。このような帯電電圧制御範囲の設定作業をステッチ
ングという。
例えば、第13図に示すように、インク滴発生装置60
に対する記録用紙65の位置と相対的に同様の位置関係
にあって上記ステッチ点SPoに対応した各位置にイン
ク滴飛翔経路検出用のセンサ(以下、ドロップセンサと
いう)70が設置されており、上記ステッチングは、イ
ンク滴発生装置60を各ドロップセンサ70に対向させ
た状態でインク滴を飛翔させ、帯電電圧を調整しながら
インク滴の飛翔経路Fをドロップセンサ70にて検出し
、当該インク滴が真にステッチ点SPoに対応する位置
を通過する際の帯電電圧を決定している。
上記のようなステッチングにて使用される従来のインク
滴飛翔経路検出装置は、例えば、次のようなものである
(特開昭62−82044号公報参照)。
まず、ドロップセンサ70の基本構造は、第14図に示
すように、インク滴の偏向に応じた飛翔経路の検出を目
的とすることから、その偏向方向×(偏向作用を受ける
方向)に並べて配置した一対の受光素子718.71b
と、各受光素子71a、71bと飛翔するインク滴1d
を挟む位置関係で配置された光源72とを備えたもので
ある。上記各受光素子71a、71bは、例えば、アル
モファス・シリコン等から形成されるもので、受光量に
応じたレベルの信号出力を行ない、光源72はLED等
からなるもので一定の光量にて安定的に各受光素子71
a、71bを照射するようになっている。このようなド
ロップセンサ70では、インク滴1dが各受光素子71
a、7Ib上にあるとき、光源72により投影されるイ
ンク滴Idの影73の量に応じたレベルの信号出力を行
なうことから、各受光素子71a、71bからの出力信
号レベルの差をみることで、当該ドロップセンサ70上
での飛翔経路が検出できる。
従って、当該飛翔経路検出装置の基本構成は、例えば、
第15図に示すように、ドロップセンサ70の各受光素
子71a、71bからの出力信号のレベル差に応じた差
分信号を差動アンプ75にて得るようにしたものとなる
。なお、この差分信号レベルは受光素子71aの出力信
号レベルから同71bの出力信号レベルを減じた値に対
応している。そして、インク滴を連続的に飛翔させて各
受光素子71a、7Ib上に定常的なインク滴の影がで
きる状態にし、この状態における差動アンプ75からの
差分信号レベルを当該インク滴の飛翔経路Fに対応させ
ている。即ち、当該差分信号レベルにてインク滴の飛翔
経路Fを検出している。
この飛翔経路と差分信号レベルとの関係は、例えば、第
16図に示すように、受光素子71aと同71bとの間
の中心点を通る経路FOにてインク滴が飛翔する場合、
定常的にてきるインク滴の影は受光素子71a、71b
双方で同じ場となることから、差分信号レベルはO”と
なり、受光素子71b側に寄った経路F1にてインク滴
が飛翔する場合、同インク滴の影は受光素子71b側の
隋が多くなって(同71bからの出力レベル低下)、差
分信号レベルは正の値(最大値Vl)となり、更に、受
光素子71a側に寄った経路F2にてインク滴が飛翔す
る場合、同インク滴の影は受光素子71a側の量が多く
なって(同71aからの出力レベル低下)、差分信号レ
ベルは負の値(R大値V2 )となる。このような関係
となることから、上記インクジェット記録装置では、ス
テッチ点’SPoに対応した位置に各受光素子71a、
71bの間の中心点が位置するよう各ドロップセンサ7
0を配置し、ステッチングに際しては、帯電電圧を調整
しながら差動アンプ75の出力状態を観察し、その出力
レベルが“0″となったときの帯電電圧に基づいて当該
帯電電圧の制御範囲を設定している。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記従来のインク滴飛翔経路検出装置を用い
て決定した条件にて、実際のドツト記録を行なった場合
、インク滴の飛翔経路がずれる場合がある。具体的には
、ステッチング時にインク滴がステッチ点SPoを通過
したが、実際のドツト記録に際しては同じ条件で制御し
てもインク滴がステッチ点SPoからずれた点に達する
場合がある。
これは、従来のインク滴飛翔経路検出装置では、インク
滴を連続的に飛翔させ、各受光素子上に定常的な影を形
成させた状態でインク滴の当該飛翔経路を検出していが
、これに対して実際のドツト記録では、各インク滴が画
像情報に基づいて個別の飛翔経路をとることから、夫々
の場合で各インク滴に対する空気抵抗や、静電気的なり
−ロン力等の影響が微妙に異なるからである。
このため、従来の検出装置においても、実際の記録条件
にあわせてインク滴単体での飛翔経路検出が考えられる
。しかし、この場合、各受光素子間での受光光ω差が充
分なものとならず、結局精度の良い飛翔経路検出ができ
ない。
具体的にみると、例えば第17図(a>に示すように、
受光素子71a、71bに対してインク滴(単体)が経
路Fにて飛翔し、その際の影が時間的に73a→73b
→73cと移行した場合を想定すると、各受光素子71
a、71bからの出力信号は同図(b)破線で示すよう
に、受光素子71a側は特性Qa、受光素子71JII
は特性Qbのように変化する。従って、この各受光素子
からの出力信号に基づく差分信号は同図実線で示すよう
に、時刻t1にて正側のビークP4、時刻t2にて負側
のビークP−をとる特性Qのようになる。また、各受光
素子718.71bがインク滴の吐出方向に対して同位
置に並んでいることから、片側の受光素子71aにイン
ク滴の影が形成されて当該受光素子71aの出力が最低
値となる前に他方の受光素子71bに同インク滴の影が
形成され、この受光素子71bの出力低下が開始される
。このため、時刻t1で受光素子71aの出力レベルが
最低値となったときには、受光素子71bの出力レベル
が既にδだけ低下しており、その差分となるビークP+
は充分なものとはならない。この事情は負のビークP−
についても同様である。
このように差分信号のピーク値が充分にとれないという
ことは、外乱の影響を受けやすく、当該差分信号に基づ
いた精度の良い飛翔経路検出が困難になるのである。
そこで、本発明の第一の課題は、インク滴単体が飛翔し
た際の一対の受光素子夫々での受光光aの差を充分確保
できるようにすることであり、また、第二の課題は、イ
ンク滴単体での飛翔経路検出を具体的に可能にすること
である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、第1図に示すように、ノズル1から吐出した
後に偏向作用を受けて飛翔するインク滴2をインク滴飛
翔経路検出の対像とし、上記インク滴2の偏向方向Xに
ずらして配置された一対の受光素子3a、3bと、各受
光素子3a、3bと飛翔するインク滴2を挟む位置関係
で配置された光源4とを備え、インク滴2が光rA4と
各受光素子3a、3bとの間を飛翔す る際に各受光素子3a、3bでの受光量の差に基づいて
飛翔経路Fを検出するようにしたインク滴飛翔経路検出
装置を前提としており、当該インク滴飛翔経路検出装置
において、上記第一の課題を解決するだめの技術的手段
は、上記各受光素子3a、3bを互いにインクの吐出方
向yにずらして配置したことである。
また、上記第二の課題を解決するための技術的手段は、
上記各受光素子3a、3bが当該受光光量に応じたレベ
ルの信号出力を行なうものとなり、各受光素子3a、3
bからの出力信号の差に応じた信号出力を行なう差分信
号作成手段とを備え、更に、第一に、差分信号作成手段
にて得られた差分信号の正のピーク値と負のピーク値と
の絶対レベルの差を上記インク滴飛翔経路検出の基礎用
として演算するピークレベル差演算手段を備えたもの、
第二に、差分信号作成手段にて得られた差分信号の正側
の時間積分量と負側の時間積分量との差を上記インク滴
飛翔経路検出の基礎けとして演iする積分差演算手段を
備えたもの、第三に、差分信号作成手段にて冑られた差
分信号の正側部分の時間と負側部分の時間との差を上記
インク滴飛翔検出の基礎ωとして演算する時間差演算手
段を備えたものである。
[作用] 偏向作用を受て飛翔づるインク滴2が受光素子3a、3
b位置を通過する際、光源4からの照射光によって、ま
ず、インク吐出方向手前に位置する受光素子3a上に影
が形成され、その影部分の面積が大きくなって受光素子
3aでの受光口がしだいに減少する。そして、受光素子
3aでの受光量がある程度低下した状態にて他方の受光
素子3bに影が形成され始め、更に、この他方の受光素
子3bでの受光量がある程度低下した状態にて前の受光
素子3a上の影が完全になくなってその受光量は最大状
態となる。従って、各受光素子3a、3bでの受光光量
差のピーク値は最大受光量あるいはそれに近い吊と最小
受光量との差になる。
上記受光素子3a、3bが受光量に応じたレベルの信号
出力を行なうものとしたとぎ、差分信号作成手段では上
記受光光量差(正負を考慮)に対応した差分信号が作成
される。そして、この差分信号は、例えば、インク滴2
が手前の受光素子3a側に位置するときに正の信号レベ
ルで変化し、インクW42が受光索子3b側に移動する
と負の信号レベルで変化する。このような差分信号につ
いて、第一に、ピークレベル差PiI算手段は差分信号
の正のピーク値と負のピーク値との絶対レベルの差を演
算し、この差がインク滴2の飛翔経路に対応したものと
なる。この場合、当該差が正の場合(正のピーク値〉負
のピーク値)にはインク滴2の飛翔経路が偏向方向Xに
ついて受光素子3a側にずれており、また負の場合(正
のピーク値〈負のピーク値)には飛翔経路が同方向につ
いて受光素子3b側にずれていることになる。第二に、
積分差演算手段が上記差分信号の正側の時間積分量と負
側の時間積分量との差を演算し、この差がインク滴2の
飛翔経路に対応したものとなる。この場合、当該差が正
の場合(正側の積分量〉負側の積分量)にはインク滴2
の飛翔経路が受光素子3a側にずれており、また負の場
合(正側の積分量〈負側の積分量)には飛翔経路が受光
素子3b側にずれていることになる。第三に、時間差演
算手段が上記差分信号の正側部分の時ffffと負側部
分の時間との差を演算し、この差がインク滴2の飛翔経
路に対応したものとなる。この場合、当該差が正の場合
(正側部分の時間〉負側部分の時間)にはインク滴2の
飛翔経路が受光素子3a側にずれており、また負の場合
(正側部分の時間く負側部分の時間)には飛翔経路が3
b側にずれていることになる。
し実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明づる。
第2図は本発明に係るインク滴飛翔経路検出装置の基本
構成例を示す図である。
同図において、インク滴16の偏向方向X及びその吐出
方向yの夫々の方向に並列する4つの受光素子10a、
10b、10c、10dが配置されると共に、各受光素
子と飛翔するインク滴1dを挟む位置関係で光源12が
配置され、当該光源12からの光照射にて各受光索子1
0a〜10d上にインクMIdの影11が投影されるよ
う構成されている。上記各受光索子10a〜10dは前
述同様アルモファスシリコンあるいはシリコンPINフ
ォトダイオード等で構成され、受光量に応じたレベルの
信号出力を行ない、光源12はLED等で構成され、そ
の光軸が各受光素子10a〜10dが集まる点(中心点
)に達するよう設定されており、各受光素子10a〜1
0dに対して均一な光照射を行なうようになっている。
なお、各受光素子、光源、インク滴の参考的なサイズは
受光素子・・・0.25 m口 光  源  ・・・ 0.25  ttmφインク滴・
・・30μmφ である。
上記のような構成のセンサにおいて、対角線上の受光素
子10aと同10Cとが、また受光素子10bと同10
dとが夫々一対となり、この対となる各受光素子は偏向
方向X及びインク吐出方向yの両方向についてずれて配
置された関係となる。
また、上記対になる受光素子10a、10cからの出力
信号の差動増幅を行なう差動アンプ14aと、同様に対
になる受光素子10b、10dからの出力の差動増幅を
行なう差動アンプ14bとが設けられている。そして、
差動アンプ14aからの当該差分信号は受光素子10a
からの出力信号から受光素子10cからの出力信号を差
引いたものに対応している。同様に差動アンプ14bか
らの当該差分信号は受光素子10bからの出力信号から
受光素子10dからの出力信号を差引いたものに対応し
ている。
上記センサは、前述したドロップセンサとして使用され
、受光素子10Cから同10aの方向に飛翔するインク
滴の飛翔経路検出には差動アンプ14aの出力を、また
、受光素子10dから同10bの方向に飛翔するインク
滴の飛翔経路検出には差動アンプ14bの出力を夫々利
用することになる。
ここで、上記差動アンプ14aの出力状態についてみる
と(差動アンプ14. bについても同様)、例えば、
第3図に示すようになる。
いま、インク滴の飛翔経路が同図(a)に示すようにF
となり、その影が時間的に11a→11b→IICのよ
うに移動する場合を想定する。
この場合、インク滴1dの影は受光素子10C側から形
成され始め、当該受光素子10c上の影面積が最大にな
りlζ時点でまだその影は受光索子10aに達しない。
そして、更に移動して当該形が受光素子10cから同1
0a側に移り、受光索子10a上での影面積が最大にな
った時点で既にその影は受光索子10c上になく、その
まま経路Fに従って移動していく。このような過程にお
いて、受光素子10Gの出力信号は同図(b)の破線で
示す特性Qcのようになり、また、受光素子10aの出
力信号は同破線で示す特性Qaとなる。
この各出力信号QCとQaの関係は、いずれか−方の出
力レベルが最小となったときには他方の出力レベルの低
下はなく最大値を保持した状態となるものである。従っ
て、上記特性Qcと同Qaとの差に対応した差動アンプ
14aの出力信号は同図(1))の実線で示1−特性Q
のようになり、その正または負のピーク値P、、P−は
各受光素子からの最大レベルと最小レベルとの差に対応
したものとなる。即ち、差動アンプ14aのピーク値は
受光素子10C,10aからの出力信号を対象とした場
合の最大値が得られる。
上記のような差動アンプ14aから出力される差分信号
とインク?1ildの飛翔経路との関係は第4図に示す
ようになる。
同図(a)に示すように、通常ステッチ点SP。
に設定される各受光素子10a、10cに挟まれた中心
点上を通る飛翔経路[:0、飛翔経路FOより受光素子
10C側に寄った飛翔経路F1、また、逆に飛翔経路F
Oより受光素子10a側に寄った飛翔経路F2を想定す
る。すると、同図(b)に示すように、飛翔経路FOに
ついては、受光素子10Cと同10aに形成される影部
分が同じになることから、差分信号は特性QOの如く正
側の部分(受光素子10aの出力〉受光素子10cの出
力)と負側の部分(受光素子10aの出力〈受光素子1
0Cの出力)とが同じ形状となる。また、飛翔経路F1
については、受光素子10c側に寄ることに起因して受
光素子10G側からの出力が低下することから差分信号
は特性Q1の如く正側の部分が負側の部分に比して大ぎ
くなる一方、飛翔経路F2については、受光素子10a
側に寄ることに起因して受光索子10a側からの出力が
低下することから差分信号は特性Q2の如く正側の部分
が負側の部分に比して小さくなる。
差分信号とインク滴〈単体〉の飛翔経路どの関係が上記
のようになることから、その差分信号の状態を定量的に
とらえることにより飛翔経路を検出できることになる。
具体的には、次の三通りが考えられる。
■差分信号の正のピーク値P+と負のピーク値P−との
絶対レベルの差に基づいて飛翔経路を検出する。
この場合、正のビーク伯P が負のピーク値P−より大
きくなると飛翔経路は受光素子10c側に寄り、また、
逆に正のピーク値P+が負のピーク値P−より小さくな
ると飛翔経路は受光素子10a側に寄ったものとなり、
その程度は夫々当該絶対レベルの差に応じたものとなる
。なJ3、この絶対レベルの差が0″となるときが上記
飛翔経路FOに相当する。
■差分信号の正側の時間積分値と負側の時間積分値との
差に基づいて飛翔経路を検出する。
この場合、正側の時間積分値が負側の時間積分値より大
きくなると飛翔経路は受光素子10C側に寄り、また、
逆に正側の時間積分値が負側の時間積分値より小さくな
ると飛翔経路は受光素子10a側に寄ったものとなり、
その程度は各時間積分値の差に応じたものとなる。なお
、各時間積分値が等しく、その差が1101+となると
きが上記飛翔経路FOに相当する。
■差分信号の正側部分の時間と負側部分の時間との差に
基づいて飛翔経路を検出する。
この場合、正側の時間が負側の時間より長くなると飛翔
経路は受光素子10C側に寄り、また、逆に正側の時間
が負側の時間より短くなると飛翔経路は受光素子10a
側に寄ったものとなり、その程度は各時間差に応じたも
のとなる。なお、各時間が等しくその差がII OII
となるときが上記飛翔経路FOに相当する。
上記飛翔経路検出手法■■■の夫々に対応した実施例を
以下説明する。
検出手法■に対応する実施例 第5図は基本回路構成を示す図である。
同図において、21は増幅器、22はコンデンサであり
、上記第4図(b)に示すように各飛翔経路に応じてそ
の波形が異なる差動アンプ14aからの差分信号が増幅
器21にて増幅された後、コンデンサ22にて直流分が
カットされるようになっている。23はコンデンサ22
を介した差分信号の正側のピーク値を検出する正ピーク
検出器、24は同信号の負側のピーク値を検出する負ピ
ーク検出器であり、夫々ピークホールド回路にて構成さ
れている。25は正ピーク検出器23の出力値と負ピー
ク検出器24の出力値とを加算する加算器であり、この
加算器25からの出力値は、上記負ピーク検出器24が
負のピーク値を負の値として保持することから、当該圧
のピーク値と口のピーク値との絶対レベルの差に相当J
ることになる。26は所定のタイミングにて加口器25
の出力を保持するサンプルホールド回路であり、このサ
ンプルホールド回路26′r−の保持値が飛翔経路検出
に係る検出出力となる。また、27はタイミング発生器
であり、このタイミング発生器27は、差分信号の正ま
たは負のピークを検出してドロップ検出信号を内部で発
生し、このドロップ検出信号を基準に所定時間T1軽過
後にサンプルホールド回路26に対してサンプリングパ
ルス3aを出力する一方、このサンプリングパルスSa
を出力してから所定時間T2後に正ピーク検出器23及
び負ピーク検出器24にリセットパルスsbを出力する
ようになっている。
上記のような回路構成では、第6図に示Jように、差分
信号が変化する過程で、正ピーク検出器23及び負ピー
ク検出器24は夫々その時点での正の最大値と負の最大
値を順次更新保持してゆく。
そして、インク滴が当該センサ部分を通過して差分信号
の変化がなくなった時点では、結局正ピーク検出器23
には差分信号の正のピーク値P が+ 保持され、負ピーク検出器24には差分信号の負のピー
ク値P−が保持される。従って、上記圧のピーク検出タ
イミング(時刻to)から差分信号の変化がなくなると
見込まれる時間T1経過模(時刻t1)にタイミング発
生器27からのサンプリングパルスSaに同期してサン
プルホールド回路26に保持される値は各ピーク値の絶
対レベルの差(IP+ I−IP−1>となる。そして
、このサンプルホールド回路26に保持された値(当該
値に対応した電圧レベル)がインク滴飛翔経路の検出出
力値として後段に供給され、ステッチング等が行なわれ
る。なお、上記サンプリングパルスSaの出力時(時刻
t1)から所定時間T2経過後(時刻t2)にタイミン
ク発生回路27から出力されるリセットパルスsbにて
正ピーク検出器23及び負ピーク検出の双方がリセット
され、次回の検出に備える。
上記検出出力値と飛翔経路(位置)との関係は例えば第
7図に示すようになり、その検出出力値が“0”であれ
ば、ステッヂ点spoを通る飛翔経路(FO)、同出力
値が正の値であれば、受光素子10C側に寄った経路(
Fl)、同出力値が負の値であれば、受光素子10a側
に寄った経路(F2)となる。
検出手法■に対応した実施例 第8図は基本回路構成を示す図である。
同図において、31は所定のゲート信号にて増幅器21
、コンデンサ22を介した差分信号の通過、遮断の制御
を行なうゲート回路であり、このゲート回路31の後段
に抵抗R1,コンデンサC1、演算増幅器32等で構成
された積分器33が接続されている。更に、この積分器
33の後段にサンプルホールド回路26が接続され、積
分器33からの積分出力が当該検出出力値として所定の
タイミングにてサンプルホールド回路26に保持される
ようになっている。また、28はパルス発生器であり、
このパルス発生器28は上位の制御系からの指令に基づ
いて、第9図に示すように差分信号の出力タイミングに
同期してゲートパルスSgを出力する機能を有している
上記のような回路構成では、パルス発生器28からのゲ
ートパルスSgにて信号通過モードとなったゲート回路
31を介して差分信号が積分器33に入力し、この積分
器33が差分信号を順次積分していく。そして、差分信
号の変化がなくなって上記ゲートパルスSgの立下がる
タイミングにて積分器33での積分出力がサンプルホー
ルド回路26に保持される。このサンプルホールド回路
26に保持される当該積分値は、差分信号の負側の部分
は順次角の値として積分されるので、結局差分信号の正
側の時間積分(至)と負側の時間積分量の差となる。こ
のサンプルホールド回路26に保持された差分信号の正
側の時間積分量と負側の時間積分量との差値がインク滴
飛翔経路の検出出力値として後段に供給される。この検
出出力値と飛翔経路との関係は、前記第7図の関係と同
様のものとなる。
検出手法■に対応した実施例 第10図は基本回路構成を示す図である。
同図において、36は基準電源35からの正の閾&M電
圧th  と増幅器21、コンデンサ22を介した差分
信号とを比較して当該差分信号レベルが閾値電圧th+
レベル以上となるときに0IIIJ信号を出力する比較
器である。38は演算増幅器、39は正の基準電源、4
0は上記比較器36からの制御信号にてオフ状態となる
スイッチング素子でああり、この演算増幅器38、基準
電源39、スイッチング素子40は抵抗R2及びコンデ
ンサC2と共に全体として積分機能を利用した時間測定
回路50となる。この時間測定回路50は比較器36か
らの制御信号が立上がっている時間を計測するものでそ
の時間に対応したレベルの電圧出力を行なうようになっ
ている。また、43は基準電源42からの負の閾値電圧
th−と差分信号とを比較して当該差分信号レベルが閾
値レベルth−以下(絶対値は差分信号レベルが閾値レ
ベル以上)となるときに制御信号を出力する比較器であ
る。この比較器43の後段にも上記と同様演算増幅器4
5、負の基準電源46、上記比較器43からの制御信号
にてオフ状態となるスイッチング索子47及び抵抗R3
、コンデンサC3にて構成される時間計測回路51が接
続されている。
そして、時間計測回路50の後段に正ピーク検出器23
が接続される一方、時間計測回路51の後段に負ピーク
検出器24が接続され、更に、この正ピーク検出器23
及び負ピーク検出器24での各検出値を加算する加算器
25、この加算器25での加算値を保持するサンプルホ
ールド回路26が夫々設けられてている。また、第5図
に示した回路例と同様にタイミング発生器27が設けら
れ、差分信号の正または負のピーク検出時に得られるド
ロップ検出信号を基準にした所定のタイミングでタイミ
ング発生器27からサンプルホールド回路26に対して
サンプリングパルス3aが出力されると共に正ピーク検
出器23及び負ピーク検出器24に対してリセットパル
スsbが出力されるようになっている。
上記のような回路構成では、第11図に示すように、差
分信号が閾値レベルth+以上となる時刻t1から時間
計測回路50の出力レベルが上昇し、当該差分信号が再
び閾値レベルth+を下回る時刻t2にてスイッチング
素子40がオン状態に復帰して時間計測回路50がリセ
ットされる。
このとき時間計測回路50の出力(正時間信号)は差分
信号が閾値レベルth  以上となる時間τ に対応し
たレベルVp+に達した時点でリセットされる。一方、
差分信号が減少して負の閾値レベルth−以下となる時
刻t3から時間計測回路51の出力レベルが下降し、当
該差分信号か再び閾値レベルth−を上回る時刻t4に
てスイッチング素子47がオン状態に復帰して時間計測
回路51がリセットされる。このとき時間計測回路51
の出力(負時間信号)は差分信号が閾値レベルth−以
下となる時間τ−に対応たレベルVp−に達した時点で
リセットされる。
上記のような過程で、差分信号の1サイクルの変化が終
了した時点では、正ピーク検出器23には正時間信号に
おける最大値Vp+が、負ピーク検出器24には負時間
信号における最小値Vp−が夫々保持される。従って、
ドロップ信号の出力タイミング(時刻tS)から所定時
間T1経過後(時刻t6)にサンプリングパルス3aに
同期してサンプルホールド回路26に保持される電圧レ
ベルは Vp◆+Vp− となる。この電圧レベル(V p++ V p−)はV
p−が負の値であることから、各レベルの絶対値の差と
なり、その値は上記差分信号が閾値レベルth。
以上となる時間τやと同信号が閾値レベルth−以下と
なる時間τ−との差に対応したものとなる。
なお、第5図に示す例の場合と同様に、上記サンプリン
グパルス3aの出力時(時刻t6)から所定時間T2経
過後(時刻t7)にタイミンク発生回路27から出力さ
れるリセットパルスsbにて正ピーク検出器23及び負
ピーク検出の双方がリセットされ、次回の検出に備える
上記サンプルホールド回路26に保持された電圧レベル
(V p++ V p−)の信号がインク滴飛翔経路の
検出出力値として後段に供給される。この検出出力値と
飛翔経路との関係は、前記第7図の関係と同様のものと
なる。
上記例は、差分信号が一定の閾値レベルth。
以上となる時間τ、と同量値レベルth−以下となる時
間τ−の差に基づいて飛翔経路の検出を行なうものであ
るが、この時間τ は差分信号の正÷ 側部分の時間に対応し、また時間τ−は差分信号の負側
部分の時間に対応したものである。従って、上記例によ
る飛翔経路の検出は差分信号の正側部分の時間と同負側
部分の時間との差に基づいて飛翔経路を検出することと
同等である。また、上記各閾値レベルth+、th−は
差分信号の出力波形に応じて任意に設定できる。
なお、上記検出手法■■■に夫々対応した実施例におけ
る回路構成例は上述したものに限定されるものでなく、
例えば、通常のマイクロコンピュータ等によっても同様
の機能を実現することかできる。更に、当該各検出手法
を実現するに際しては、本願請求項1に係る構造となる
受光素子、光源を用いることに限定されることなく、対
となる受光素子からの差分信号が抽出できるものであれ
ば同様に適用できる。
本願請求項1に係る実施例において、インク滴の影を形
成させるべき受光素子10a〜10bの形状は第2図に
示すような矩形状でなくても、円形等任意の形状を採用
し得る。そして、対になる受光素子は上記のように完全
に対角線の関係に配置することに限定されず、インク吐
出方向yのずれ量は飛翔方向検出範囲等の条件で任意に
設定できる。更に、対になる受光素子のインク滴飛翔方
向に対する配[l!!係も上述したものとは逆に、第1
2図(a)に示すようにしてもよい。この場合、インク
滴による影が11a→11b→11cのように移動する
と、受光素子10cの出力は同図(b)の特性QC1受
光素子10aの出力は特性Qaのようになる。この各特
性Q a、 Q cは、第3図に示す例の場合と比べる
と、そのピーク値が夫々内側に寄ったものとなる。従っ
て、その差分信号Qもまたそのピーク値P+とP−の出
現タミングが近付いたものとなる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、請求項1記載の発明によれば
、インク滴の偏向方向にずらして配置した一対の各受光
素子を更にインクの吐出方向にずらして配置するように
したため、対になる受光素子の片側に形成されるインク
滴の影がある程度大きくなってから他方の受光素子にそ
の影が形成され始めるようになり、一方の受光素子での
受光源が最低となったときにおける他方の受光素子での
受光量の低下が極力小さなものとなる。従って、一対の
受光素子犬々での受光光量の差が充分確保できるように
なり、インク滴単体を対象とした場合であっても、この
受光光日差に基づいて精度のよい飛翔経路検出が可能と
なる。
また、請求項2乃至4記載の発明によれば、各受光素子
からの出力信号の差分に対応した差分信号の正のピーク
レベルと負のピークレベルとの絶対レベルの差、当該差
分信号の正側の時間積分量と負側の時間積分量との差、
あるいは差分信号の正側部分の時間と負側部分の時間と
の差によって夫々差分信号の状態をインク滴の飛翔経路
との関連において定」化でき、インク滴単体を対象とし
た飛翔経路検出装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図、第2図は本発明に係る
インク滴飛翔経路検出装置の基本構成例を示す図、第3
図はインク滴の飛翔に際して対となる受光素子上に形成
される影の移動状態とその移動に際して各受光素子から
出力される信号及びその差分信号の状態を示す図、第4
図は飛翔経路と差分信号との関係を示す図、第5図は飛
翔経路検出系の構成例を示す図、第6図は第5図には示
す検出系での各部の信号状態を示すタイミングチャート
、第7図は第5図に示す検出系からの検出出力値と飛翔
経路との関係を示す図、第8図は飛翔検出系の他の構成
例を示す図、第9図はゲートタイミングを示すタイミン
グチャート、第10図は飛翔経路検出系の更に他の構成
例を示す図、第11図は第10図に示す検出系での各部
の状態を示すタイミングチャート、第12図は対になる
受光素子と飛翔経路の配置関係の他の例とこの場合の各
受光素子からの出力信号及びその差分信号の状態を示す
図、第13図は本発明に係るインク滴飛翔検出装置が適
用されるインクジェット記録装置の基本構成例を示す図
、第14図は従来のインク滴飛翔経路検出装置のセンサ
部の構成例を示す図、第15図は従来のインク滴飛翔検
出装置の基本構成例を示す図、第16図は従来の飛翔検
出装置における飛翔経路と差分信号との関係を示す図、
第17図は従来のインク滴飛翔経路検出でのインク滴影
の移動状態とその際の対になる受光素子からの出力信号
及びその差分信号の状態を示す図である。 [符号の説明] 1・・・ノズル 2・・・インク滴 3a、3b・・・受光素子 4.12・・・光源 108〜10d・・・受光素子 11・・・影 14a、14b・・・差動アンプ 23・・・正ピーク検出器 24・・・負ピーク検出器 25・・・加算器 26・・・サンプルホールド回路 27・・・タイミング発生器 28・・・パルス発生器 31・・・ゲート回路 32・・・積分器 36.43・・・比較器 50.51・・・時間計測回路 特許出願人  富士ゼロックス株式会社代  理  人
   弁理士  中  村   智  廣(外3名) 第1図 (1(ノズル) 第2図 1? 差分信号 第3図 第4図 第6図 to         tl    t2第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図 第17図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ノズル(1)から吐出した後に偏向作用を受けて
    飛翔するインク滴(2)をインク飛翔経路検出の対象と
    し、 上記インク滴(2)の偏向方向(X)にずらして配置さ
    れた一対の受光素子(3a、3b)と、各受光索子(3
    a、3b)と飛翔するインク滴(2)を挟む位置関係で
    配置された光源(4)とを備え、インク滴(2)が光源
    (4)と各受光素子(3a、3b)との間を飛翔する際
    に各受光素子(3a、3b)での受光量の差に基づいて
    飛翔経路(F)を検出するようにしたインク滴飛翔経路
    検出装置において、 上記各受光素子(3a、3b)を互いにインクの吐出方
    向(y)にずらして配置したことを特徴とするインク滴
    飛翔経路検出装置。
  2. (2)ノズル(1)から吐出した後に偏向作用を受けて
    飛翔するインク的(2)をインク飛翔経路検出の対象と
    し、 上記インク滴(2)の偏向方向(X)にずらして配置さ
    れた一対の受光素子(3a、3b)と、各受光素子(3
    a、3b)と飛翔するインク滴(2)を挟む位置関係で
    配置された光源(4)とを備え、インク滴(2)が光源
    (4)と各受光素子(3a、3b)との間を飛翔する際
    各受光素子(3a、3b)での受光量の差に基づいて飛
    翔経路(F)を検出するようにしたインク滴飛翔経路検
    出装置において、 上記各受光素子(3a、3b)を当該受光光量に応じた
    レベルの信号出力を行なうものとし、 各受光素子(3a、3b)からの出力信号の差に応じた
    信号出力を行なう差分信号作成手段と、 差分信号作成手段にて得られた差分信号の正のピーク値
    と負のピーク値との絶対レベルの差を上記インク飛翔経
    路検出の基礎量として演算するピークレベル差演算手段
    とを備えたことを特徴とするインク滴飛翔経路検出装置
  3. (3)ノズル(1)から吐出した後に偏向作用を受けて
    飛翔するインク的(2)をインク飛翔経路検出の対象と
    し、 上記インク滴(2)の偏向方向(X)にずらして配置さ
    れた一対の受光素子(3a、3b)と、各受光素子(3
    a、3b)と飛翔するインク滴(2)を挟む位置関係で
    配置された光源(4)とを備え、インク滴(2)が光源
    (4)と各受光素子(3a、3b)との間を飛翔する際
    各受光素子(3a、3b)での受光量の差に基づいて飛
    翔経路(F)を検出するようにしたインク滴飛翔経路検
    出装置において、 上記各受光素子(3a、3b)を当該受光光量に応じた
    レベルの信号出力を行なうものとし、 各受光素子(3a、3b)からの出力信号の差に応じた
    信号出力を行なう差分信号作成手段と、 差分信号作成手段にて得られた差分信号の正側の時間積
    分量と負側の時間積分量との差を上記インク飛翔経路検
    出の基礎量として演算する積分差演算手段とを備えたこ
    とを特徴とするインク滴飛翔経路検出装置。
  4. (4)ノズル(1)から吐出した後に偏向作用を受けて
    飛翔するインク的(2)をインク飛翔経路検出の対象と
    し、 上記インク滴(2)の偏向方向(X)にずらして配置さ
    れた一対の受光素子(3a、3b)と、各受光素子(3
    a、3b)と飛翔するインク滴(2)を挟む位置関係で
    配置された光源(4)とを備え、インク滴(2)が光源
    (4)と各受光素子(3a、3b)との間を飛翔する際
    各受光素子(3a、3b)での受光量の差に基づいて飛
    翔経路(F)を検出するようにしたインク滴飛翔経路検
    出装置において、 上記各受光素子(3a、3b)を当該受光光量に応じた
    レベルの信号出力を行なうものとし、 各受光素子(3a、3b)からの出力信号の差に応じた
    信号出力を行なう差分信号作成手段と、 差分信号作成手段にて得られた差分信号の正側部分の時
    間と負側部分の時間との差を上記インク滴飛翔経路検出
    の基礎量として演算する時間差演算手段とを備えたこと
    を特徴とするインク滴飛翔経路検出装置。
JP12691788A 1988-05-26 1988-05-26 インク滴飛翔経路検出装置 Pending JPH01297260A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005014453A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Ricoh Printing Systems Ltd インク液滴制御装置及びそれを備えたインクジェット記録装置
JP2006130869A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Seiko Epson Corp 吐出検査装置、液体滴吐出装置、及び吐出検査方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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