JP2006130869A - 吐出検査装置、液体滴吐出装置、及び吐出検査方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】帯電されたインク滴Ipの導体部71への作用の度合いに応じたアナログ信号を、増幅部84によって生成する。増幅部84から出力されたアナログ信号をピークホールド回路86に入力する。このピークホールド回路86によって、アナログ信号のピーク値を保持させ、保持させたピーク値を出力させる。システムコントローラ126は、ピークホールド回路86から出力されたピーク値に基づき、ノズルnからのインク滴Ipの吐出状態を検査する。
【選択図】 図13
Description
(A)液体滴を吐出するノズルと、
(B)検出用導体部を有し、帯電された前記液体滴の前記検出用導体部への作用の度合いに応じたアナログ信号を生成するアナログ信号生成部と、
(C)前記アナログ信号のピーク値を保持し、保持したピーク値を出力するピーク値出力部と、
(D)前記ピーク値出力部から出力されたピーク値に基づき、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査するコントローラと、
を有する吐出検査装置である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
このような吐出検査装置によれば、ピーク値出力部はアナログ信号のピーク値を保持するものであり、このピーク値出力部から出力されるピーク値に基づいて検査が行われる。このため、アナログ信号からピーク値を求める処理を簡略化でき、液体滴の吐出状態の検査を効率よく行うことができる。
このような吐出検査装置によれば、アナログデジタル変換部によってデジタル変換されたピーク値に基づいて検査が行われるので、コントローラにおける検査処理の自由度を高めることができる。
このような吐出検査装置によれば、ピーク値出力部から出力されたピーク値が、電源電圧やノイズ等の変動要因によって変動しても、精度良く検査を行うことができる。
このような吐出検査装置によれば、デジタル変換されたピーク値と判断基準値との関係に基づいて検査が行われるので、検査を容易に、且つ、短時間で行うことができる。
このような吐出検査装置によれば、液体滴の吐出状態を容易に検査することができる。
このような吐出検査装置によれば、比較結果に基づく検査であるため、検査を短時間で行うことができる。
このような吐出検査装置によれば、液体滴の吐出状態を容易に検査することができる。
このような吐出検査装置によれば、液体滴と検査用導体部とは非接触であるので、液体滴の検査用導体部への付着に伴い生じる処理、例えばメンテナンス処理を軽減できる。
このような吐出検査装置によれば、液体滴を検出用導体部に着弾させるので、液体滴の検出を確実に行える。
このような吐出検査装置によれば、画像の高品位印刷が実現できる。
このような吐出検査装置によれば、既述のほぼ全ての効果を奏するので、本発明の目的が最も有効に達成される。
このような液体滴吐出装置によれば、ピーク値出力部から出力されたピーク値に基づいて検査が行われるので、コントローラにおける検査処理の自由度を高めることができる。加えて、装置の出荷後においても液体滴の吐出状態の検査を行うことができる。
以下、吐出検査装置の実施形態について説明する。この吐出検査装置は、単体で構成される他、液体滴吐出装置に組み込むこともできる。そこで、本実施形態では、吐出検査装置が組み込まれた液体滴吐出装置の実施形態を説明することにする。なお、液体滴吐出装置には多くの種類があり、全ての液体滴吐出装置について説明することは困難である。このため、印刷装置としてのインクジェットプリンタ1を例に挙げて説明する。
<インクジェットプリンタ1の構造について>
図1〜図5は、インクジェットプリンタ1の説明図である。すなわち、図1は、インクジェットプリンタ1の斜視図である。図2は、インクジェットプリンタ1の内部構成図である。図3は、ヘッド21が有するノズルnの配置を説明する図である。図4は、キャリッジ41の移動範囲を説明する図である。図5は、インクジェットプリンタ1における用紙Sの搬送部を説明するための側面図である。
次に、インクジェットプリンタ1の内部構成について説明する。図2に示すように、インクジェットプリンタ1の内部にはキャリッジ41が設けられている。このキャリッジ41は、キャリッジ移動部によって所定の方向(以下、キャリッジ移動方向ともいう。)へ移動されるものである。そして、このキャリッジ41には、インクカートリッジ48を着脱可能に装着するためのカートリッジ装着部が設けられている。また、キャリッジ41には、ヘッド21が取り付けられている。インクカートリッジ48は、液体状のインクが収容された箱状の部材である。そして、このインクカートリッジ48には、イエロー(Y)やマゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)といったように、色の異なる複数種類のインクが収容されている。また、ヘッド21は、用紙Sに向けてインク滴Ip(液体滴に相当する。図11を参照。)を吐出するものである。このため、ヘッド21の用紙対向面(本実施形態では下面)には、インク滴Ipを吐出するための多数のノズルnが設けられている。
これらのノズルnは、液体滴吐出部に相当するものである。そして、図3に示すように、各ノズルnは、ヘッド21が有するノズルプレート210に設けられている。このノズルプレート210は、例えばステンレス板等によって構成される。本実施形態において、ノズルプレート210はアースされており、接地電位に調整されている。そして、各ノズルnは、吐出させるインクの色毎にグループ化されている。本実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色毎にグループ化されている。そして、グループ内の各ノズルは、所定ピッチで列状に設けられている。本実施形態において、1つのグループは、ノズルn(♯1)〜n(♯180)からなる180個のノズルnを有しており、これらのノズルnによってノズル列が構成されている。すなわち、このヘッド21は、ブラックインク用のノズル列211(K)と、シアンインク用のノズル列211(C)と、マゼンタインク用のノズル列211(M)と、イエローインク用のノズル列211(Y)とを有している。各ノズル列211は、互いに平行に設けられている。そして、各ノズル列211が用紙Sの搬送方向に沿う方向に並ぶように、ヘッド21はキャリッジ41に取り付けられる。つまり、各ノズル列211は、キャリッジ移動方向に所定間隔をあけて配置される。
キャリッジ41を移動させるキャリッジ移動部は、例えば、図2に示すように、キャリッジモータ42と、一対のプーリ44,44´と、タイミングベルト45と、ガイド軸46とによって構成される。キャリッジモータ42は、DCモータなどにより構成され、キャリッジ41をキャリッジ移動方向に沿って移動させるための駆動源として機能する。ガイド軸46は、キャリッジ41をキャリッジ移動方向に沿って案内するための棒状部材である。タイミングベルト45は、一対のプーリ44,44´に掛け渡された状態で取り付けられている。そして、タイミングベルト45は、その一部がキャリッジ41に接続されている。一方のプーリ44は、キャリッジモータ42の回転軸に取り付けられている。このため、キャリッジモータ42が駆動されると、プーリ44は回転する。このプーリ44の回転によってタイミングベルト45が移動するので、キャリッジ41は、キャリッジ移動方向に沿って移動される。また、キャリッジ41の背面側には、キャリッジ41の位置を検出するためのリニア式エンコーダ51が設けられている。
次に、搬送部について説明する。図5に示すように、搬送部は、枚葉紙用の紙挿入口11A及びロール紙用の紙挿入口11Bからなる紙挿入口と、給紙モータ(図示せず。)と、給紙ローラ13と、プラテン14と、紙搬送モータ15と、搬送ローラ17Aと、排紙ローラ17Bと、フリーローラ18Aと、フリーローラ18Bとを有する。
次に、インクジェットプリンタ1の電気的構成について説明する。ここで、図6Aは、インクジェットプリンタ1の電気的構成を示すブロック図である。図6Bは、EEPROM129の一部を説明するための模式図である。このインクジェットプリンタ1は、図6Aに示すように、制御ユニット120を有している。そして、制御ユニット120は、アナログデジタル変換部(A/D変換部)88と、バッファメモリ122と、イメージバッファ124と、システムコントローラ126と、メインメモリ127と、キャリッジモータ制御部128と、EEPROM129と、搬送制御部130と、昇圧回路131と、原駆動信号発生部132とを有している。
次に、インク滴Ipを吐出させる際のヘッド21の駆動について説明する。ここで、図7は、ヘッド21の動作を制御するヘッド制御部22の構成を説明するブロック図である。図8は、原駆動信号ODRV及び駆動信号DRVを説明する図である。ここで、原駆動信号ODRVは原駆動信号発生部132で発生される信号である。また、駆動信号DRVは、ヘッド21が有するピエゾ素子PZTに印加される信号であり、原駆動信号ODRVに基づき、印刷階調毎に生成される。
次に、導体部ユニット70について説明する。ここで、図9は、導体部ユニット70の構造を説明する図である。図10は、吐出状態の検査が行われる際における、導体部ユニット70とノズル列211との位置関係を説明する図である。図11は、吐出されたインク滴Ipが導体部ユニット70の開口部74を通過する様子を説明するための図である。
例示した導体部ユニット70は、第1導体部71A及び第2導体部71Bからなる導体部71と、長方形状の配線基板72と、検出部80とを有する。配線基板72には、長方形状の開口部74が配線基板72の厚さ方向を貫通した状態で設けられている。第1導体部71Aは、例えば線状の導電体によって構成される。本実施形態では、直径が0.2mm〜0.3mmのエナメル線によって構成されている。この第1導体部71Aは、開口部74を跨ぐようにして、この開口部74の長辺と平行な向きに掛け渡されている。第2導体部71Bも、例えば線状の導電体によって構成される。本実施形態では、第1導体部71Aと同じもので構成されている。すなわち、直径が0.2mm〜0.3mmのエナメル線によって構成されている。そして、この第2導体部71Bもまた、開口部74を跨ぐようにして、第1導体部71Aと平行な向きに掛け渡されている。
ここで、図12Aは、導体部71(第1導体部71A,第2導体部71B)を流れる誘導電流ICの経時変化を示している。すなわち、図12Aの縦軸は誘導電流ICの大きさであり、横軸は時間である。また、図12Bは、ピエゾ素子PZTに印加された駆動パルスの数の違いに起因する誘導電流ICの違いを説明する図である。ノズルnから吐出されたインク滴Ipは、前述したように電界によって帯電される。そして、帯電されたインク滴Ipが導体部71に接近する際に誘導電流ICが発生し、最接近時を境にして、インク滴Ipが導体部71から離隔する際に逆方向に誘導電流ICが発生する。このような導体部71は、帯電されたインク滴Ipの導体部71への作用の度合いに応じた誘導電流ICを発生させる検出用導体部に相当する。なお、この誘導電流ICが発生するメカニズムは、静電誘導によるものと考えることができる。
次に、検出部80について説明する。ここで、図13は、検出部80及びその周辺部の構成を説明するブロック図である。図14Aは、増幅部84及びピークホールド回路86の構成を説明するブロック図である。図14Bは、導体部71に生じる誘導電流IC、増幅部84から出力されるアナログ信号(増幅後信号)、及びピークホールド回路86から出力されるピーク信号を説明する図である。
アナログデジタル変換部88は、ピークホールド回路86から出力されたピーク値を、デジタル変換してシステムコントローラ126に出力する。具体的には、ピークホールド回路86から出力された定電圧信号をデジタル変換し、ピーク値に対応するデジタル値を出力する。ここで、本実施形態では、ピークホールド回路86から出力されたピーク値(定電圧信号)をデジタル変換するので、比較的低速のアナログデジタル変換部88であっても十分な検出精度が得られる。また、このデジタル変換されたピーク値はシステムコントローラ126で処理される。このため、システムコントローラ126は、デジタル変換されたピーク値に基づいてきめ細かな制御が行える。例えば、正常な状態で測定された判定基準値とピーク値とを比較することで、システムコントローラ126は、インク滴Ipの飛行曲がりやノズルnの目詰まりの有無を判定することができる。すなわち、判定基準値とピーク値の差の度合いに基づき、そのノズルnが正常であるのか、インクの増粘等によって飛行曲がりが生じているのか、目詰まりが生じているのかを判定できる。
次に、インク滴Ipの吐出検査について説明する。本実施形態において、インク滴Ipの吐出検査はジョブ毎に行われる。ここで、ジョブとは、印刷指令の1単位であり、例えば、ホストコンピュータ140で実行されているアプリケーションプログラムからの1回の印刷命令によって定められる。具体的には、アプリケーションプログラム上で、1つの画像を10枚印刷する印刷命令が行われた場合には、1つの画像を10枚印刷する動作が1ジョブとなる。このように、インク滴Ipの吐出検査がジョブ毎に行われるため、吐出検査の説明は、印刷時の動作説明と共に行う。ここで、図15は、印刷時の動作を説明するフローチャートである。図16は、吐出検査の動作を説明するフローチャートである。図17は、吐出検査を説明するためのタイミングチャートである。図18は、オートクリーニング処理を説明するフローチャートである。そして、この印刷動作、及び、吐出検査動作は、メインメモリ127に記憶された制御用プログラムに従って、システムコントローラ126によって行われる。従って、この制御用プログラムは、印刷動作、及び、検査時の動作を実現させるためのコードを有する。
吐出検査(S100)が終了したならば、給紙処理(S102)が行われる。この給紙処理は、印刷しようとする用紙Sをインクジェットプリンタ1内に供給し、印刷開始位置(頭出し位置とも言う)まで搬送する処理である。このため、システムコントローラ126は、給紙ローラ13を回転させて、印刷対象となる用紙Sを搬送ローラ17Aまで送る。また、システムコントローラ126は、搬送ローラ17Aを回転させて、給紙ローラ13から送られてきた用紙Sを印刷開始位置に位置決めする。次に、往路印刷(S104)が行われる。この往路印刷において、システムコントローラ126は、キャリッジ41をガイド軸46に沿って一の方向に向かって移動させながら、ヘッド21からインク滴Ipを吐出させる。すなわち、印刷データに基づきヘッド21を駆動してインク滴Ipを吐出させる。ヘッド21から吐出されたインク滴Ipは、用紙Sに到達してドットとして形成される。次に、搬送処理(S106)が行われる。この搬送処理で、システムコントローラ126は、紙搬送モータ15を駆動して搬送ローラ17Aを回転させ、用紙Sを搬送方向に所定量だけ搬送する。この搬送処理により、ヘッド21は、先ほどの印刷した領域とは異なる領域に印刷をすることが可能になる。次に、排紙判断が行われる(S108)。この排紙判断は、印刷中の用紙Sに関する未処理の印刷データの有無で判断される。ここで、未処理の印刷データが無かった場合には、排紙処理が行われる(S116)。一方、未処理の印刷データがあれば復路印刷が行われる(S110)。この復路印刷では、往路印刷とは反対の方向にキャリッジ41を移動させて印刷を行う。復路印刷を実行した後、搬送処理を実行し(S112)、その後、排紙判断を行う(S114)。ここで、未処理の印刷データがあれば、排紙処理は行わずに、ステップS104に戻って、再度往路印刷を実行する(S104)。一方、未処理の印刷データがなければ、排紙処理を実行する(S116)。排紙処理を行った後、次に、印刷終了か否かを判断する印刷終了判断を実行する(S118)。ここでは、次にホストコンピュータ140からの印刷データに基づき、次に印刷すべき紙がないかどうかチェックする。つまり、1つのジョブが終了したか否かが判断される。ここで、1つのジョブが終了していない場合には、ステップS102に戻り、再び給紙処理を実行して、印刷を開始する。一方、ジョブが終了した場合には、一連の印刷処理を終了する。
ところで、前述した第1実施形態は、ピークホールド回路86から出力されたピーク値をアナログデジタル変換部88で変換し、変換されたピーク値に基づく判定をシステムコントローラ126で行うものであった。この実施形態は、システムコントローラ126において種々の処理を行うことができ、処理の自由度を高めることができるものであった。しかし、この実施形態に限定されるものではない。例えば、ピーク値出力部としてのピークホールド回路86から出力されたピーク値を、比較値としての比較電圧と比較する比較部100を設け、この比較部100から出力された比較結果に基づいてノズルnからのインク滴Ipの吐出状態を検査させるようにしてもよい。以下、このように構成された第2実施形態について説明する。
上記の各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述した各実施形態における導体部71は、帯電されたインク滴Ipが近傍を通過することにより、誘導電流ICを生じさせる第1導体部71Aと第2導体部71Bで構成されていた。つまり、非接触用で測定する導体部である。この導体部71に関し、インク滴Ipを着弾させる構成としてもよい。ここで、図20は、この構成を説明するための図である。このインクジェットプリンタ1では、矩形状の導電性板で構成された他の導体部71Cが、第1導体部71A及び第2導体部71Bに代えて用いられている。他の導体部71Cは、インク滴Ipの着弾によって電流が生じるものである。従って、このインクジェットプリンタ1でも、着弾によって生じた電流を電圧変換した後、増幅部84によって増幅してアナログ信号を取得する。そして、取得したアナログ信号のピーク値を、ピークホールド回路86で保持して出力する。このインクジェットプリンタ1では、他の導体部71Cにインク滴Ipを着弾させるものであるため、インク滴Ipの検査を確実に行える。
なお、前述した第1実施形態及び第2実施形態は、印刷装置としてのインクジェットプリンタ1を例に挙げて説明したが、このインクジェットプリンタ1を有する印刷システムを構成することもできる。ここで、印刷システムとは、印刷装置と、この印刷装置の動作を制御する印刷制御装置とを少なくとも有するシステムのことであり、液体滴吐出装置と吐出制御装置とを有する液体滴吐出システムの一形態に相当する。ここで、図21は、印刷システム1000の外観構成を示した説明図である。
上記の実施形態では、導体部71からの電界によってインク滴Ipを帯電させる構成としたが、インク滴Ipを帯電させる構成は、導体部71を用いるものに限定されない。例えば摩擦帯電を用いてもよい。
上記の実施形態では、導体部71に生じた誘導電流ICを増幅部84で増幅し、この増幅後のアナログ信号をピークホールド回路86に入力していたが、この構成に限定されない。増幅部84は、インク滴Ipの導体部71への作用によって生じた電気的変化を、ピークホールド回路86に入力し得る形態に変更できるものであればよい。また、ピークホールド回路86が、インク滴Ipの導体部71への作用によって生じた電気的変化を保持して出力することができる場合には、増幅部84は設けなくてもよい。
また、前述の実施形態では、インク滴Ipの吐出検査装置を、インクジェットプリンタ1に組み込んだ例について説明されていたが、吐出検査装置を単体で構成することもできる。この場合、吐出検査装置は、工場の検査工程等で用いられ、組み立て後のヘッド21やキャリッジ41が着脱可能に構成される。そして、組み立て後のヘッド21について目詰まり等の検査を行う。なお、この場合における判断基準値としては、例えば、正常なヘッド21からインク滴Ipを吐出させて取得したものが用いられる。また、本発明は、インクジェットプリンタ1に限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の液体吐出装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。
5 各種操作ボタン,6 表示ランプ,7 排紙トレー,8 給紙トレー,
11A 枚葉紙用の紙挿入口,11B ロール紙用の紙挿入口,
13 給紙ローラ,14 プラテン,15 紙搬送モータ,
17A 搬送ローラ,17B 排紙ローラ,
18A フリーローラ,18B フリーローラ,21 ヘッド,22 ヘッド制御部,
30 クリーニングユニット,31 ポンプ装置,33 ワイピング装置,
35 キャッピング装置,41 キャリッジ,42 キャリッジモータ,
44 プーリ,44´ プーリ,45 タイミングベルト,46 ガイド軸,
48 インクカートリッジ,51 リニア式エンコーダ,
52 ロータリー式エンコーダ,70 導体部ユニット,71 導体部,
71A 第1導体部,71B 第2導体部,71C 他の導体部,
72 配線基板,74 開口部,80 検出部,82 スイッチ,
84 増幅部,84A 第1増幅回路,84B 第2増幅回路,
86 ピークホールド回路,86A 第1ピークホールド回路,
86B 第2ピークホールド回路,88 アナログデジタル変換部,
100 比較部,102A 第1比較回路,102B 第2比較回路,
104 セレクタ,120 制御ユニット,122 バッファメモリ,
124 イメージバッファ,126 システムコントローラ,127 メインメモリ,
128 キャリッジモータ制御部,129 EEPROM,
129a 第1判定基準値記憶領域,129b 第2判定基準値記憶領域,
130 搬送制御部,131 昇圧回路,132 原駆動信号発生部,
140 ホストコンピュータ,210 ノズルプレート,211 ノズル列,
221 第1シフトレジスタ,222 第2シフトレジスタ,223 ラッチ回路群,
224 デコーダ群,225 制御ロジック,
1000 印刷システム,1102 コンピュータ本体,1104 表示装置,
1108 入力装置,1110 読取装置,
S 用紙,Ip インク滴,n ノズル,Ap 印刷エリア,An 非印刷エリア,
PRT 印刷データ,ODRV 原駆動信号,DRV 駆動信号,
PZT ピエゾ素子,SW スイッチ,T 単位周期,IC 誘導電流,
RA 第1保護抵抗,RB 第2保護抵抗,
CA 第1コンデンサ,CB 第2コンデンサ
Claims (13)
- (A)液体滴を吐出するノズルと、
(B)検出用導体部を有し、帯電された前記液体滴の前記検出用導体部への作用の度合いに応じたアナログ信号を生成するアナログ信号生成部と、
(C)前記アナログ信号のピーク値を保持し、保持したピーク値を出力するピーク値出力部と、
(D)前記ピーク値出力部から出力されたピーク値に基づき、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査するコントローラと、
を有する吐出検査装置。 - 請求項1に記載の吐出検査装置であって、
前記ピーク値出力部から出力されたピーク値をデジタル変換するアナログデジタル変換部を有し、
前記コントローラは、
前記アナログデジタル変換部によってデジタル変換されたピーク値に基づき、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査する、吐出検査装置。 - 請求項2に記載の吐出検査装置であって、
前記アナログデジタル変換部は、
前記ピーク値出力部から出力されたピーク値を、時間を異ならせて複数回デジタル変換し、
前記コントローラは、
複数の前記デジタル変換されたピーク値に基づき、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査する、吐出検査装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の吐出検査装置であって、
前記コントローラは、
前記デジタル変換されたピーク値と判断基準値との関係に基づき、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査する、吐出検査装置。 - 請求項4に記載の吐出検査装置であって、
前記コントローラは、
前記デジタル変換されたピーク値と、値が異なる複数の前記判断基準値との関係に基づき、前記液体滴の吐出状態を検査する、吐出検査装置。 - 請求項1に記載の吐出検査装置であって、
前記ピーク値出力部から出力されたピーク値を比較値と比較し、比較結果を出力する比較部を有し、
前記コントローラは、
前記比較結果に基づき、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査する、吐出検査装置。 - 請求項6に記載の吐出検査装置であって、
前記比較部は、
値が異なる複数の前記比較値に基づき、比較値毎の比較結果を出力するものであり、
前記コントローラは、
前記比較値毎の比較結果に基づき、前記液体滴の吐出状態を検査する、吐出検査装置。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載の吐出検査装置であって、
前記アナログ信号生成部は、
帯電された前記液体滴の移動によって前記検出用導体部に生じる誘導電流に応じたアナログ信号を生成するものである、吐出検査装置。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載の吐出検査装置であって、
前記アナログ信号生成部は、
帯電された前記液体滴の前記検出用導体部への着弾に応じたアナログ信号を生成するものである、吐出検査装置。 - 請求項1から請求項9のいずれかに記載の吐出検査装置であって、
前記ノズルは、
印刷用の液体インクを前記液体滴として吐出する、吐出検査装置。 - (A)印刷用の液体インクを液体滴として吐出するノズルと、
(B)検出用導体部を有し、帯電された前記液体滴の移動によって前記検出用導体部に生じる誘導電流に応じた、又は、帯電された前記液体滴の前記検出用導体部への着弾に応じたアナログ信号を生成するアナログ信号生成部と、
(C)前記アナログ信号のピーク値を保持し、保持したピーク値を出力するピーク値出力部と、
(D1)前記ピーク値出力部から出力されたピーク値を、時間を異ならせて複数回デジタル変換するアナログデジタル変換部、又は、
(D2)前記ピーク値出力部から出力されたピーク値を、値が異なる複数の前記比較値と比較し、比較値毎の比較結果を出力する比較部と、
(E1)前記アナログデジタル変換部によってデジタル変換された複数のピーク値と、値が異なる複数の判断基準値との関係に基づき、又は、
(E2)前記比較値毎の比較結果に基づき、
(E3)前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査する、コントローラと、
を有する吐出検査装置。 - (a)媒体が位置付けられる媒体領域と吐出検査が行われる検査領域とを移動可能であって、液体滴を吐出するノズルと、
(b)前記検査領域に設けられた検出用導体部を有し、帯電された前記液体滴の前記検出用導体部への作用の度合いに応じたアナログ信号を生成するアナログ信号生成部と、
(c)前記アナログ信号のピーク値を保持し、保持したピーク値を出力するピーク値出力部と、
(d)前記ピーク値出力部から出力されたピーク値に基づき、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査するコントローラと、
を有する液体滴吐出装置。 - ノズルから液体滴を吐出させる吐出ステップと、
帯電された前記液体滴の検出用導体部への作用の度合いに応じたアナログ信号を生成させるアナログ信号生成ステップと、
前記アナログ信号のピーク値を保持し、保持したピーク値を出力させるピーク値出力ステップと、
出力されたピーク値に基づき、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査する検査ステップと、
を有する吐出検査方法。
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