JPS6282044A - インクジエツトプリンタの動作パラメ−タ設定装置 - Google Patents

インクジエツトプリンタの動作パラメ−タ設定装置

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JPS6282044A
JPS6282044A JP22339785A JP22339785A JPS6282044A JP S6282044 A JPS6282044 A JP S6282044A JP 22339785 A JP22339785 A JP 22339785A JP 22339785 A JP22339785 A JP 22339785A JP S6282044 A JPS6282044 A JP S6282044A
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JP
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ink droplet
photodetectors
ink
self
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JP22339785A
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Inventor
Osamu Kudo
修 工藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/07Ink jet characterised by jet control
    • B41J2/125Sensors, e.g. deflection sensors

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光学的ドロップセンサを用いてインクジェット
プリンタの動作パラメータの調整を簡単な構成によって
精度良く行えるようにしたインクジェットプリンタの動
作パラメータ設定装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、インクジェットプリンタは印字音の低さと高速印
字に注目されて急速に市場化が進んでいる。この種装置
は、オリフィスがらインク滴を噴射して印字媒体上の特
定の場所に導き、印刷媒体上に情報パターンを生じさせ
るものである。米国特許$3,596,275号は、そ
のような印刷装置の1つを開示しており、一連の滴を発
生させ、帯電させ、当初の軌道から偏向させて、命じら
れたパターンで印刷媒体に衝突させるものである。この
最初の研究に続いて、一部の滴を媒体からガータへ偏向
させる概念が発展し、いっそう優れた部位置の制御が可
能になった。
提案されたある高速インクジェットプリンタは、印刷面
幅の端から端まで間隔をおいて配置された複数のインク
ジェットノズルを備えており、各ノズルは印刷面の特定
の区画すなわち区分に対し一連のインク滴を飛ばずこと
ができるので、複数のノズルの組合せにより、面の端か
ら端までどの位置に対してもインク滴を送ることができ
る。このノズル配列を通過するよう印刷媒体を移動させ
れば、印刷媒体全面がインク滴で選択的に記号化され、
永久的なインク・ジェット記録を行うことができる。
米国特許第4,255,754号(発明の名称「インク
・ジェット記録装置のための差動形光ファイバ検出方法
および装置」:特開昭55−125408号)は、印刷
媒体幅の端から端まで間隔をおいて配置された、複数の
インクジェットノズルを有する形態のインクジェット装
置を開示している。この装置は、滴に作用して、その滴
を印刷媒体上の適当な画素位置(すなわち、ピクセル)
へ偏向させる複数の滴帯電電極と滴偏向電極とをもって
いる。詳述すると、各ノズルは、1つの帯電電極と、帯
電した滴を意図する位置または滴ガターへ静電気的に曲
げる1対の偏向電極とを有している。
この形状の装置の場合、精密なプリンタ性能を得る上で
重要なことは、各画素について1個のインクジェットノ
ズルが割り当てられることである。
言い替えると、隣り合うノズルからの滴は重なり合った
りまたはすきまが残ったりすることなく、印刷面の端か
ら端まで「縫合コされなければならない。
複数ノズル配列からのインクジェット滴を縫合する方法
は、当該分野ではい(つか知られている。
ある方法では、インクジェットの性能を監視し、制御す
るプログラム可能なコンピュータを使って行なわれる。
較正モードにおいて、制御器はインク滴にある特定の軌
道を追従させる。インク滴にこれらの較正用軌道を追従
させるため、帯電電極に加えなければならない帯電電圧
を視察することによって、制御器は他の滴軌道のため発
生させるべき帯電電圧を決定し、制御することができる
前述の米国特許第4,255,754号に開示されてい
る印刷装置は、校正用軌道を追従しているインク滴を検
出するのに光ファイバを使っている。各検出サイトに対
し1つの滴検出区域が1本の入力ファイバ端面と2本の
出力ファイバ端面との間の空間に形成されている。入力
ファイバの他端にはLED光源が接続され、各出力ファ
イバの他端には2個のフォトセンサが取り付けられてい
る。入力ファイバと出力ファイバとの間の領域にインク
滴が入ると、2個のフォトセンサの出力は時間とともに
変化し、フォトセンサに接続された検出回路は滴が検出
サイトを通過していることを指示する。
典型的なインクジェットプリンタは、紙幅に沿って間隔
をおいて配置された多数のインクノズルを有するから、
検出サイトも紙幅に沿って間隔をおいて多数配置しなけ
ればならない。各検出サイトは、2本の出力光ファイバ
と1本の人力光ファイバを有しており、これらの光ファ
イバは検出サイトから解読用電子回路およびLED入力
側まで経路を定めなければならない。このような光ファ
イバを多数もっているノズル配列においては、これらの
光ファイバを取り付けたり、経路を定める機構は複雑な
ものになる。そこで、このような機構上の問題を解決す
るために、特開昭58−81173号及び特開昭58−
168576号が提案されている。
ところで、米国特許第4.255.754号は、インク
滴を光学的に検出し、該インク滴の位置判定を行うもの
であり、プリンタの動作パラメータを検出することは考
慮されていない。
プリンタの動作パラメータ (インク滴の流速。
帯電の位相、ステイツチング等)の調整を行いうるもの
として、特公昭59−33315号(特開昭56−12
6173号)がある。かかる発明は、ノズルから噴出さ
れる大、小2種のインク粒子のうち、小径粒子を情報信
号に応じて荷電し、偏向制御して記録媒体上に所望の記
録画像を得るようにしたインクジェット記録装置におい
て、インク粒子の飛行経路の近傍に配置された検知手段
によってインク粒子の発生状態を検知し、この検知手段
の出力信号に基づいて、小径粒子を安定に発生させるノ
ズルの励振強度を特定の励振強度に設定すると共に、小
径粒子の発生と、情報信号の位相を一致させるために上
記検知手段の出力信号に基づいて位相整合手段を介して
上記ノズルの励振強度を補正するようにしたものである
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のインクジェットプリンタの動作パラメー
タ設定にあっては、インク滴の位置検出を、インク滴に
荷電された電荷による誘導電流を検知することにより行
っているため、信号処理が複雑化し、従って回路が複雑
化する不都合がある。
〔問題を解決するための手段及び作用3本考案は上記に
鑑みてなされたものであり、光学的ドロップセンサを用
いて簡単な構成により動作パラメータの調整を行えるよ
うにするため、光源からの光をインク滴を介して受光す
る一対のフォトディテクタの出力差を、検出領域にイン
ク滴が存在しないときに零出力レベルとなるように信号
処理したのちに、動作パラメータの調整及び設定の処理
を行うようにしたインクジェットプリンタの動作パラメ
ータ設定装置を提供するものである。
〔実施例〕
以下、本発明によるインクジェットプリンタの動作パラ
メータ設定装置を詳細に説明する。
実施例の説明の前に本発明の対象とする各パラメータの
定義について詳述する。
インクジェットプリンタを正常に機能させ、高い印字品
質を得るためには、動作に関係する様々なパラメータた
とえば、インク滴生成周波数、インク滴の流速、インク
滴を帯電するときの位相などを最適な所定の値に設定し
なければならない。
これらのパラメータの中で、ドロップセンサ(インク滴
検知器)を用いて調整・設定を行なうものは次の3つで
ある。
(1)  インク滴の流速 (2)帯電の位相 (3)ステッチング 各々について述べる前に、ドロップセンサの原理につい
て先ず説明をする。第5図に示すように、ドロップセン
サの検知部は、光源1とフォトディテクタペア3a、3
bとから構成されている。飛翔するインク滴2がこの間
を通過すると、インク滴2による影4がディテクタベア
3a、3b上にできる。この影4は、インク滴2の移動
により動き、各時点での影4による減少分を積算しただ
けディテクタペア3a、3bからの光電流は減少する。
この量を電気回路で検出し、差動アンプ5により差をと
った後、信号処理装置6によって処理する。
座標系を第6図の様にとる。ディテクタベア3a、3b
の中心を結ぶ線分の垂直二等分線上に光源1の中心があ
り、光源面とディテクタ面とのちょうど中間の高さに原
点Oがある。また、ディテクタベア3a、3bの中心を
結ぶ線分と平行にX軸を決め、y、z軸を図示のように
とる。
以上のように座標を決め、ディテクタベア3a。
3bの各々からの出力差とインク滴2のX軸方向におけ
る通過位置との関係を求めると第7図のようになる。出
力差がDであれば、これに対応するX座標xo(または
xD′)が求まる。この様にして、出力差からインク滴
の通過位置を検出することができる。ドロップセンサの
基本的な機能はこの位置検出ということなのであるが、
工夫によりインク滴の流速計測、帯電の位相調整をも行
なうことができる。これらのパラメータの調整・設定の
方法についてその原理を説明する。
まず、インク滴の流速に関してであるが、これは第8図
のように2種類のインク滴飛翔パターンを作る。一方の
インク滴列2aは、片方のフォトディテクタのほぼ中心
を通り、もう一方のインク部列2bは偏向させないで直
進させる。すると、インク滴列2aがフォトディテクタ
3bの上を通過するたびごとに出力差が生じ、時間軸上
で観測すると第9図(a)のようになる。システムから
は、カウントスタートパルスが第9図(b)のように供
給される。このパルスは、インク滴列2aの先頭インク
滴が帯電電極により帯電された瞬間に出され、このパル
スにより内部クロック・パルスのカウントが開始される
。その後、インク滴列2aがフォトディテクタ3b上を
通過する時、各フォトディテクタ3a、3bからの出力
差が生じ、このレベルが所定のスレッシュホールドレベ
ルV−を超えた時点でカウントは停止する。第9図中)
に示す、経過時間t5は、インク滴列2aが帯電電極か
らフォトディテクタ3a、3bまで移動する時間に等し
い。物理的な移動距離は既知だから、このことから平均
の流速を求めることができる。インク滴列2a、2bの
構成インク滴数は、出力差信号の一周期中に、ただ1つ
のカウントスタートパルスが存在するように決められる
。これは、カウントスタートパルスと出力差のパルスを
1:1に対応させるためである。測定された流速値はシ
ステムにフィードバックされ、所定の一定値となるまで
制御される。ちなみに、流速を一定に保つのは、主に紙
面上のドツト径を一定にするためである。
次に、帯電の位相合わせについて説明する。帯電パルス
は第9図(C1に示すように矩形波であるが、立ち上が
り、立ち下がりに若干の時間がかかり、電圧が過渡的に
変化する位相が存在する。インク滴上の帯電量は、イン
ク滴が生成される瞬間に帯電電極に印加されている電圧
により決まる。従って、過渡的な位相で帯電されると、
意図した値とは異なる電荷量がインク滴に生じ、紙面上
のドツト位置も予期した所とは異なる。このため印字品
質を下げることになる。帯電の位相が最適かどうかを判
断するには、第10図のように2種類のインク滴パター
ン2c、2dを作る。これは、1個おきに帯電・偏向さ
せ、片方のフォトディテクタ3b上を通過させるインク
滴列2cと帯電させないで直進させたインク滴列2dで
ある。もし、位相が合っているならば、フォトディテク
タ3a、3bからの出力差は所定のレベルとなる。もし
、位相が合っていない時は、インク滴2Cと2dは正常
に分離せず、出力差は所定の値とはならない。
次に、位相を変えて、再び出力差を見る。このようにし
て、すべての位相に関して、出力差の計測が完了した後
、これらのデータから最適な位相を決定する。
最後に、ステッチングについて説明する。ステッチング
とは、第11図のように用紙9上での各ノズルの担当す
る印字領域11.12の境界点13(ステッチング・ポ
イント)を一致させる操作を言い(ステッチングがうま
く行っていないと、印字が重なったり、間に空白が生じ
たりする)、プリンタの印字面とは別な場所に、ドロッ
プセンサの検知部を配置し、各ディテクタペア3a、3
bの中心を結ぶ直線を印字面に対応させる。ステッチン
グの方法について第12図を用いて説明する。ノズルよ
り生成されたインク滴2はすべて帯電・偏向される。イ
ンク滴パターンがステッチングポイントに対応した点7
a、7bを通過する時、フォトディテクタベア3a、3
bからの出力差は零となる。
逆に、出力差が零となるようにインク滴2の位置を制御
してやれば、点7a、7bを通過させることができ、ス
テッチングを行なうことが可能である。
ドロップセンサの3つの機能の原理は以上で説明した通
りであるが、検出精度が最も要求されるのはステッチン
グの場合である。特性曲線(第7図)のゼロクロスする
点(原点)の読取は常に誤差が付きまとい、ステッチン
グエラーとなって印字品質を低下させることになる。こ
の誤差原因のうちで影響が大きいのは、室内灯からの光
がディテクタ3a、3bに混入することによるものであ
る。元来、プリンタは室内で使われる場合が一般的であ
るから、何らかの処置を施して、外光の影響をカットす
る必要がある。この対策としては、幾つか考えられる。
最も簡単な方法は、光源の強度を大きくすることである
。そうすれば、S/N比が大きくなり、結果的に検出誤
差を少さくすることができる。だが、この方法によると
、光源の輝度が充分高く、しかも隣接するステッチング
ポイントに配置されたディテクタに光が入らないように
指向性の高い光源を用いなければならず、現状ではなか
なか困難である。この他の方法としては、光源に単色光
を用い、その波長のみを通す光学的なバンドパスフィル
タでディテクタを覆うやり方である。こうすれば、外光
の大部分はフィルタでカットされるため、結果としてS
/N比が上がる。だが、この方法によると、光学的フィ
ルタを製作するためのコストが余分にかかり、しかも、
光源1からの光束も2〜3割は最低限カットされるから
、光源1の輝度を前よりも上げなければならず、光源1
に対する負担が増すことになる。そこで、信号処理回路
の初段(1−V変換)において、外光の混入によって生
じる交流ノイズを力。
トするため、容量の大きなコンデンサをフィードバンク
抵抗と並列に取り付けた。こうすれば、外光からの交流
ノイズを除去することができる。しかしながら、室内灯
による交流ノイズは低周波であるから、これをカットす
るための容量は相当程度大きくなり、回路全体の応答特
性を損なうことになる。これは、流速計測の時の誤差に
大きく影響する。このため、ステッチングの時にのみI
/V変換回路に前記コンデンサが接続されるように、切
換スイッチを設けている。このI/V変換回路の一例を
示したのが第13図である。
I/V変換回路15は、第13図に示すように、フォト
ディテクタ3a(3b)の出力側端が接続される反転端
子(−)を備えたオペレーショナルアンプ(以下、OP
アンプと略す)15aと、該OPアンプ15aとアース
間に接続される抵抗15bと、OPアンプ15aの反転
端子と出力端子間に接続されてフィードバック量を決定
する抵抗(Rr) 15cと、該抵抗15cに並列接続
されるノイズカット用のコンデンサ(ex)15dと、
スイッチ15fを介して抵抗15cに接続されるコンデ
ンサ(Cυ15eと、該コンデンサ15eをステッチン
グ時にコンデンサ15dに接続するスイッチ15fより
構成される。
第13図の構成において、フォトディテクタ3a(3b
)に光源1の光が受光されると、その受光量に応じた電
流が流れ、その電流値に応じた電圧が出力される。イン
ク滴の速度を計測する際にはスイッチ15fをオフにし
てI/V変換がなされ、ステッチング時にはスイッチ1
5fをオンにして交流ノイズをカットする。また、抵抗
15cを可変することにより、フィードバック量を任意
に設定することができる。
第1図は本発明の一実施例を示し、第13図と同一の部
分は同一の引用数字を用いたので重複する説明は省略す
るが、第13図の構成によるI/V変換回路20a、2
0bと、これらI/V変換回路20a。
20bの各々の出力信号の偏差を求める差動アンプ21
と、該アンプ21の出力信号とバイアス電圧発生回路2
3の出力電圧との偏差を出力する差動アンプ22と、イ
ンク滴がフォトディテクタ3a、3bのいずれの偵知領
域にも存在しないときの差動アンプ22の出力レベルを
零(即ち、差動アンプ21の出力電圧をキャンセルする
レベル)にするバイアス電圧を出力するバイアス電圧発
生回路23と、差動アンプ22の出力電圧をサンプル・
ホールドするサンプルホールド回路24と、該回路24
のアナログ出力値をディジタル信号に変換するA/D変
換器25と、差動アンプ22の出力信号に基づいてイン
ク滴の流速を計測する流速計測回路26と、該回路26
゜A/D変換器25及びバイアス電圧発生回路23の各
々とCPO28とを結合するインターフェイス27と、
該インターフェイス27を介してA/D変換器25及び
流速計測回路26よりデータを入力すると共に、バイア
ス電圧発生回路23.サンプルホールド回路24及び流
速計測回路26を制御してプリンタの動作パラメータ設
定のための処理を実行するCPU部28(プログラムが
格納されたROM及びデータ等を一時的に記憶するRA
Mを含む)より構成される。
以上の構成において、動作の概略を説明し、ついで第2
図乃至第4図のフローチャートに基づいて動作パラメー
タ設定処理について説明する。
フォトディテクタ3a、3bからの光電流は、各々I/
V変換回路20a、20bによって電流−電正変換され
る。電圧変換されたディテクタ出力は、差動アンプ21
によって両者の差がとられる。差動アンプ21の出力信
号は差動アンプ22を介してサンプルホールド回路24
に印加されてサンプルホールドののち、A/D変換器2
5によってアナログ−デジタル変換される。このデジタ
ル信号はインターフェイス27を介してCPU部に読み
取られる。
フォトディテクタ3a、3bは、インク滴が検出領域に
存在しないとき、各々の検出レベルが等しいことが理想
であるが、現実には光源の位置誤差、輝度むら等のため
に不一致になる。そこで、フォトディテクタ3aと3b
の出力差を見掛上零とするために、出力差、即ち差動ア
ンプ21の出力値と逆極性で且つ絶対値が等しいバイア
ス電圧を差動アンプ22に加える。このようにすること
によってフォトディテクタ3aと3bの出力差の基準値
をOVにすることができ、後の信号処理が容易となる。
差動アンプ22に加えるバイアス電圧はバイアス電圧発
生回路23より出力されるが、このバイアス電圧発生回
路23は020部28によって制御され、差動アンプ2
2の出力が零になるように、制御指令が020部28よ
り送出される。尚、かかる補正手段を、ドロップセンサ
自身の校正を行うと言う意味で、以後の説明では「自己
校正」と称している。
この自己校正を行ったのちの、検知領域にインク滴を飛
ばし・、流速計測回路26による流速の計測のほか、動
作パラメータの設定処理を020部28の管理のもとに
実行する。
次に、前述の3つの動作パラメータの調整処理について
第2図〜第4図のフローチャートに基づいて説明する。
第2図はインク滴の流速計測の処理を示し、I/V変換
回路2Qa、20bのスイッチsWe、 SW2を共に
閉じて光源1を点灯する。この状態で検知領域にインク
滴を飛翔させずに検知出力を生じさせ、所定のバイアス
電圧を発生させる「自己校正」を実行する。ついで、連
続した多数個(例えば400個)のインク滴を帯電偏向
させ、引き続くインク滴(400個)を直進(帯電偏向
を行わない)させるという飛翔インク滴パターンを繰返
し、偏向したインク滴列が片方のディテクタ (3a又
は3b)の中心上を通過するように帯電電圧を設定する
こののち、I/V変換回路20a、20bのスイッチS
WI及びS6を開放(OFF)にし、差動アンプ22の
出力を用い、流速計測回路26によって流速を計測する
第3図は帯電の位相設定処理を示し、先ず、I/V変換
回路20a、20bのスイッチ舖、及びS6を閉じ(O
N) 、光源1を点灯させたのち、自己校正を行う。つ
いで、インク滴を1個おきに帯電ならびに偏向し、その
他のインク滴(帯電及び偏向をしなかったもの)を直進
させるという飛翔インク滴パターンを作り、このパター
ンがディテクタの片方の中心上を通過するように帯電電
圧を設定する。更に、ディテクタ3a、3bの検出出力
をサンプルホールドならびにA/D変換して020部2
8へ読み込み、すべての帯電位相について計測が行れた
か否かを判定する。すべての位相について出力が計測さ
れた場合、それら出力値の中がら最適な位相を決定する
。この処理ののち光源1を消灯することにより、帯電の
位相調整が終了する。
第4図はステッチング調整の処理を示し、先ず、1/V
変換回路2Qa、20bのスイッチSW+、SHzを閉
じ、光源1を点灯ののち、自己校正を行う。ついで、す
べてのインク滴を帯電ならびに偏向し、これらインク滴
がディテクタの片方の中心上を通過するような帯電電圧
(DCレベル)を設定する。
この状態で差動アンプ22の出力をサンプルホールド及
びA/D変換し、020部28へ読み込み、出力値のレ
ベルを監視しながら、該出力値レベルが零になるように
帯電電圧値を変化させる。出力値レベルが零になった時
点で020部28によって帯電電圧を記憶し、ついで光
源1を消灯することにより、ステイツチングが終了する
尚、I/V変換回路2Qa、20bのフィードハック抵
抗RBは、I/V変換の効率を決定するためのものであ
るが、この調整はインク滴が検知領域内に存在しないと
きに、I/V変換後の出力値がフォトディテクタ3aと
3bで等しくなるように設定すれば良い。
また、フォトディテクタ3a、3bの出力はDCレベル
となっているが、これは複数個のインク滴による影が出
力差に寄与しているため、検知領域に対するインク滴の
出入値による変化分を無視でき、結果としてDCレベル
の信号が出力されることに依るものである。このため、
特公昭59−33315号のように、サンプリングのタ
イミングを与える必要が無く、信号処理が簡単になる。
〔発明の効果〕
以上説明した通り本発明のインクジェットプリンタの動
作パラメータ設定装置によれば、一対のフォトディテク
タの偏差を検出領域にインク滴が存在していないときに
零レベルとなるようなバイアス設定を行って動作パラメ
ータの調整等を行うようにしたため、インク滴による誘
導電流を用いた検出手段によることなく光学的センサを
用いて簡単な構成により、サンプリングのタイミング等
を考慮すること無く、インクジェットプリンタの動作パ
ラメータの設定、調整を行うことができる。
また、交流ノイズの混入も簡単な構成によって除去でき
るため、検出位置精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図、
第3図及び第4図は本発明におけるインク滴流速、帯電
位相及びステッチングの各パラメータの調整、設定処理
を示すフローチャート、第5図はドロップセンサの概略
構成図、第6図は飛翔インク滴の座標系を示す説明図、
第7図はインク滴のX軸上の通過位置と出力差の関係を
表わす特性図、第8図はインク滴の流速計測の原理を示
す説明図、第9図はインク滴の流速計測時の信号出力を
示すタイミングチャート、第10図は帯電位相の調整方
法を示す説明図、第11図及び第12図はステッチング
の原理を示す説明図、第13図は室内灯からの光の混入
によって生じる交流ノイズをカットする回路を組込んだ
本発明のI/V変換回路の回路図。 符号の説明 1−・−−一一一・光源、 3a、3b−・−・フォトディテクタ、15a、15b
  ・・−・−オペレーショナルアンプ、20 a 、
 20 b −−−T / V変換回路、21、22−
−−−−−−−−−−−−・−差動アンプ、23−・−
バイアス電圧発生回路、 24−−−−−−一・サンプルホールド回路、25、−
−−−一・A/D変換器、 26−曲流速計測回路、2
7−−−−−−−−インターフエイス、28−−−−・
・・−CP U部、   SW、、 SWZ −−−−
−−−スイッチ特許出願人  富士ゼロックス株式会社
代理人 弁理士   松 原 伸 2 同    同     村  木  清  用量   
 同      上  島  淳  −同    同 
    酒  井  宏  明第2図 第3図 第4図 第6図 第7図 第8図 第9図 (a) 第1O図 第12図 ノス勺し0

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定間隔に配設された複数個のノズルの各々より
    インク滴を飛翔させ、飛翔中のインク滴を記録情報に応
    じて偏向制御することによって記録媒体上に画像を再生
    するインクジェットプリンタにおいて、 検出領域内を飛翔するインク滴の通過状態に応じた光電
    流を出力する一対のフォトディテクタと、該フォトディ
    テクタの各々の光電流出力に応じた直流電圧を出力する
    一対の変換回路と、 該変換回路の各々の出力電圧の差を出力するアンプと、 前記検知領域にインク滴が存在しないときの前記アンプ
    の出力を相殺する自己校正部と、 該自己校正部の出力信号に基づいて動作パラメータの設
    定及び前記自己校正部の制御を行う信号処理部を設けた
    ことを特徴とするインクジェットプリンタの動作パラメ
    ータ設定装置。
  2. (2)前記変換回路は、演算増幅器及び抵抗とコンデン
    サが並列接続されて前記演算増幅器の入、出力端子間に
    挿入されるフィードバック回路をもって構成され、且つ
    前記コンデンサの容量値をパラメータモードに応じて可
    変できるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のインクジェットプリンタの動作パラメータ
    設定装置。
JP22339785A 1985-10-07 1985-10-07 インクジエツトプリンタの動作パラメ−タ設定装置 Pending JPS6282044A (ja)

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