JPS6280053A

JPS6280053A - マルチノズルインクジエツト記録装置

Info

Publication number: JPS6280053A
Application number: JP60221413A
Authority: JP
Inventors: Tatsuya Furukawa; 達也古川
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-10-04
Filing date: 1985-10-04
Publication date: 1987-04-13
Also published as: US4797688A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、複数個のノズルを有するヘッド或いは複数個
のヘッドを備える荷電制御型のマルチノズルインクジェ
ット記録装置に関する。

従来技術複数個のノズルを有する所謂マルチノズルインクジェッ
ト記録袋！ｉ’？においては、各ノズルの径が微妙に違
い、また、振動子による切断エネルギー伝達の違いによ
り、ノズルからの切断距離が異なり、これらの違いによ
りインクに同じ圧力をかけても各ノズルから噴射される
インク滴の流速が異なったものとなる。インクに印加す
る圧力は噴射されたインク滴の流速を検出し、その検出
値によって制御するが、マルチノズルの場合、ノズル１
本１本の流速を検出していると大変な時間がががってし
まう。これを避けるために１本だけ検出するようにする
と、検出した値が全体を代表した値かどうかわからず全
体としての画質が良くない場合がある。

目　　　　　的本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
特に、マルチノズルインクジェット記録装置において、
複数個のノズルから出るインク流の平均的な流速を一定
にコントロールして均一な画像を得ることを目的と１．
てなされたものである。

構　　　成本発明は、上記目的を達成するために、複数個のノズル
を有するヘッドあるいは複数個のヘッドを備える荷電制
御型マルチノズルインクジェット記録装置において、イ
ンク流速を検出する手段を、検出された値と予め決めら
れた値とを比較する比較手段と、該比較手段の出力信号
に応じてインク圧力を変化させる手段とを有し、前記検
出手段により複数本のノズルより噴射されたインク流を
同時に測定することを特徴としたものである。以下、本
発明の実施例に基づいて説明する。

第１図は、本発明の一実施例を説明するための要部斜視
図で、図中、１は多数個のノズルを有するマルチノズル
インクジェットヘッド、２は荷電電極、３はガター、４
は増幅器、５は流速測定回路、６は各ノズルから噴射さ
れたインク滴で、周知のように、インクジェットヘッド
１から噴射されたインク滴を荷電電極２にて荷電し、図
示しない偏向電極にて荷電量に応じて偏向して図示しな
い記録紙に記録し、一方、荷電しないインク滴は直進し
てガター３にて捕獲９回収して再使用するものである。

而して、上述のごときマルチノズルインクジェット記録
装置においては、前述のように、各ノズルから噴射され
るインク滴６の流速が一定になるように制御している。

第１図に示した実施例は、ガター３を共通の検出器とし
て、全荷電電極−斉に荷電し、この荷電時から共通のガ
ター３で電荷を検出するまでの時間を、例えばクロック
パルスをカウントして計測するものであるが、一つのガ
ターで最大電荷時間を検出するので全ノズルの平均的な
流速を検出することができる。

第２図は、その動作説明をするためのタイムチャートで
、（ａ、）〜（ａｎ）は各ノズルに対する荷電パルス、
（ｂ）は検出器出力信号（微分後）、（Ｃ）はクロック
パルスで、図示のように、荷電電極２に荷電パルスを印
加した時点を始点とし、検出器（ガター）で荷電パルス
を検出するまでの時間を、クロックパルスを計数するこ
とによって計測し、図示例の場合、クロックパルスをＭ
個計数する。このカラントイ直Ｍと予めきめられたカウ
ント値（幅）とを比較し、違っていればインクジェット
ヘッドに加圧インクを供給するポンプの駆動力を変化さ
せて再び流速を測定し、これを繰返して流速が一定にな
るようにする。

第３図は、本発明の他の実施例を説明するための図で、
（Ａ）は要部斜視図、（Ｂ）は側面図、第４図は、その
動作説明をするためのタイムチャートで、図中、第１図
と同様の作用をする部分には第１図の場合と同一の参照
番号を付しである。而して、この実施例においては、第
１図に示した荷電電極２とガター３との間に第１の検出
器７．と第２の検出器７□を設け、第４図に示すように
、第１の検出器７□の出力信号（ｂ、）と第２の検出器
７□の出力信号（ｂ、）との間の時間を検出するように
したものである。而して、この実施例は、非接触式の検
出器を用いた例であり、共通の検出器７、、７．をイン
ク滴流６の近傍において誘起電荷を検出するものである
が、この実施例も同時に全ノズルを荷電すれば検出器出
力が最大となる時が最も平均的な値となる。なお、非接
触検出器を一つにして荷電時からのタイミングを測定す
るようにしてもよい。

第５図は、本発明の他の実施例を示す図で、この実施例
は、複数個のインクジェットヘッド１１〜１３、及び、
各ヘッドに対応して設けられた荷′工電極２．〜２１１
、ガター３１〜３３、増幅器４１〜４１　を用い、各ヘ
ッドより噴射されたインク滴を同時に荷電し、荷電時よ
りカウントを開始し、それぞれの検出器により検出され
た時のカウントをバッファに入れて演算処理をして、中
央値あるいは平均値を代表値として比較するものである
。

なお、荷電タイミングを起算時間として使う場合、イン
ク柱の切断距離のバラツキが大きく流速測定に影響する
が、第３図及び第４図に示したようにして測定すると、
インク柱切断距離のバラツキの影響を受けない。

単一ヘッドで複数ノズルの場合、振動子による圧力分布
がほぼ弓状となり、中央部で最も切断距離が短かく、端
部で長くなる。従って、端部と中央部の数本投荷電して
流速を測定することにより効率良く測定できる。

第６図は、単一ヘッドで複数ノズルの場合におけるイン
ク柱の切断距離を示す図で１図中、８１〜８ｎはインク
ジェットヘッド１から噴射されたインク柱、６１〜６ｎ
はインク柱から切断されて形成されたインク滴、９はイ
ンク柱８．〜８ｎがインク滴６．〜６ｎに切断される切
断位置を示す線で、前述のように、単一ヘッドで複数ノ
ズルの場合、図示しない振動子による圧力分布がほぼ弓
状となり、図示のように、中央部で最も切断距離が短く
。

端部で長くなるので、この場合には、例えば、端部のイ
ンクｉ６．，６ｎと中央部のインク滴６１を荷電し、こ
れらのインク滴速度を計測するようにするとよい。

効　　　果以上の説明から明らかなように、本発明によると複数本
のノズルを同時に荷電し、一度に流速を測定するように
したので、流速が平均化され、均一な偏向量を得ること
ができ、画像が安定する。

【図面の簡単な説明】

第１図は９本発明の一実施例を説明するための要部斜視
図、第２図は、第１図の動作説明をするためのタイムチ
ャート、第３図は、本発明の他の実施例を説明するため
の要部構成図、第４図は、第３図の動作説明をするため
のタイムチャート、第５図及び第６図は、それぞれ本発
明の他の実施例を説明するための要部構成図である。１．１．〜１ｎ・・・インクジェットヘッド・　２１２
１〜２ｎ・・・荷電電極、３，３１〜３ｎ・・・ガター
、４．４１〜４ｎ・・・増幅器、５・・・流速測定回路
、６□〜６ｎ・・・インク滴流、７□、７□・・・検出
器、８、〜８ｎ・・インク柱。特許出願人　　株式会社　リコー簿　１　図第２図（０１）ノス゛！しｔ（Ｃ）　　パルス

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、複数個のノズルを有するヘッドあるいは複数個
のヘッドを備える荷電制御型マルチノズルインクジェッ
ト記録装置において、インク流速を検出する手段を、検
出された値と予め決められた値とを比較する比較手段と
、該比較手段の出力信号に応じてインク圧力を変化させ
る手段とを有し、前記検出手段により複数本のノズルよ
り噴射されたインク流を同時に測定することを特徴とす
るマルチノズルインクジェット記録装置。
（２）、複数の検出値を平均し、その値を検出値とする
ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載のマ
ルチノズルインクジェット記録装置。
（３）、１つの検出器で複数ノズルをまとめて検出する
ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載のマ
ルチノズルインクジェット記録装置。
（４）、全ノズルより噴射されたインク滴を検出するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項又は第（２）
項又は第（３）項に記載のマルチノズルインクジェット
記録装置。
（５）、少くとも両端と中央付近のノズルから噴射され
たインク流を同時に検出することを特徴とする特許請求
の範囲第（１）項又は第（２）項又は第（３）項に記載
のマルチノズルインクジェット記録装置。