JPH01296354A - ルール型推論のデバッグ方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、計算機装置において、階層化されたフレーム
をデータベースとみたて、これをＩＰ−ＴＨＥＮ形式の
ルールでアクセスして推論を行なう知識処理システムに
係り、特に知識のデバッグを行なうのに好適な方式に関
する。

〔従来の技術〕

従来商用化されている、知識ベースシステム構築ツール
のほとんどのデバッグ機能は、フレームの階層関係を図
化して表示する機能を有す。またルールマツチしたフレ
ームが何んであるがを示す機能もあるが、それは単にそ
のフレーム名称等を画面上に出力するだけで１階層関係
図上に一目瞭然に示すといった、階層関係図と結合させ
た表示方式ではない。

（発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術は、ルールにマツチしているフレームがフ
レーム全体構造中のどれにあたるかを−早く利用者に分
からせるという点について考慮がされておらず、推論実
行中の知識のデバッグ作業において、利用者が、ルール
にマツチしているフレームのデータを効率よく参照でき
ないという問題があった。

本発明の目的は、利用者に対し、ルールにマッチしてい
るフレームがフレーム全体の階層構造上のどの場所かを
明示的に表２示することにより、そのフレームのデータ
内容や、マツチしているフレームに関連する他フレーム
のデータ内容を効率よく参照できるようにすることにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、階層化されたフレームをデータベースとみ
たて、これをＩ　Ｆ−ＴＨＥＮ形式のルールでアクセス
して推論を行なう計算機装置において、以下の手段を設
けることにより実現される。

（１）フレームの階層関係図を画面に表示する手段。

（２）上記（１）で表示したフレームの階層関係図上で
外部手続き手段によりフレームを指定し、そのデータ内
容を表示または変更する手段。

（３）上記（１）で表示したフレーム階層関係図上の複
数の個々フレームの場所を、指定したフレーム名称に応
じてブリンクさせる手段。

（４）複数のルールの中から、外部手続き手段によりル
ールを指定し、そのＩＦ部にマツチングしているフレー
ムの名称を取り出す手段。

〔作用〕

階層化されたフレームをデータベースとみたてこれをＩ
Ｆ−ＴＨＥＮ形式のルールでアクセスして推論を行なう
計算機装置の実行環境のデバッグを起動している状態に
おいて、まず、上記手段（１）により、フレームの階層
関係を利用者に対しビジュアル化して示すことができる
。一方、上記手段（４）により、指定したルールのＩＦ
部にマツチするフレームの名称を取り出すことができる
。

この取り出したフレーム名称を入力情報として、上記手
段（３）を用いることにより、手段（１）によって表示
させたフレームの階層関係図上に、ＩＦでマツチしたフ
レームに対応する場所をブリンク表示させることができ
る。これにより、利用者に対し、指定ルールのＩＦ部に
マツチしているフレームの場所がフレームの階層関係図
上のどこに位置しているかを一目瞭然に知らせることが
できる。

更に、このブリンクしているフレーム階層図上に上記手
段（２）を適用することにより、ルールにマツチしてい
るフレームの場所と、フレーム全体の階層関係を考慮し
ながら、必要なフレームのデータ内容を参照したり、修
正することができる。これにより、ルールにマツチして
いるフレームデータの表示や修正を効率よ・く行なえる
。また、マツチしているフレームの場所に階層関係上で
関連するフレームも一目瞭然に分かるので、「こちらの
フレームはなぜマツチしていないか」といった情報を得
ることも容易に行なえる。

［実施例） 以下１本発明の一実施例を第１図により説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す計算機装置の構成図で
あり、グラフィックデイスプレィ装ｖ１１゜マウス（ポ
インティングデバイス）入力装置！２゜キーボード入力
装置ｅｔ３．マンマシンインターフェース部４．デバッ
グ５．推論エンジン６、フレームデータ格納部（ワーキ
ングメモリ）７．ルールデータ格納部８から給酸される
。ここでは、まず。

本実施例の動作の概要を記述し、その後、処理の詳細を
述べる。フレーム階層図表示部１１は、フレームデータ
格納部７のデータを参照し、その階層したルールのＩＦ
部にマツチングするフレーム名称を推論エンジン６より
受は取る機能を有す。

ブリンク表示部１２は、マツチフレーム取出し部１３が
取り出したフレーム名称に応じた箇所を。

フレーム階層図表示部１１が表示した階層図上にブリン
クさせて示すものである。フレームデータ表示・修正部
１４はグラフィックデイスプレィ１に示されたフレーム
階層図上で、設定されたフレームに対応するフレームの
データ内容を表示、あるいは修正する機能をもつ。

次に、デバッグ部５が行なう処理の流れを第２図のフロ
ーチャートに従い説明する。

ステップ２１：フレームの階層関係をグラフィックデイ
スプレィ１上に表示する。この際、第３図に示した形式
のテーブルを生成する。同図テーブルは個々のフレーム
名称５１と、そのフレームを表□示した矩形の左下と右
上のグラフィックデイスプレイ上（７）Ｘ−Ｙ軸系座標
５２，５３，５４．５５及びブリンクしているかいない
かを示すブリンクフラグ５６から成る。このプリンクフ
ラグは初期値は０である。

ステップ２２：利用者が、外部手続き手段によってルー
ルを指定する。

ステップ２３ニステツプ２２で指定したルールのＩＦ部
にマツチしているフレーム名称を推論エンジン６から取
り出す、ルールＩＦ部では複数の条件を記述可能である
ので、ここでは、複数フレーム名称が取り出される。

ステップ２４ニステツプ２３で取り出したフレーム名称
を１個ずつ抽出し、各々について、ステップ２５．２６
を行ない、全てについて、これを終了したらステップ２
７へ移る。

ステップ２５ニステツプ２４で抽出した１つのフレーム
名称に対応した、グラフィックデイスプレィ上の座標位
置をステップ２１で生成した第３図に示すテーブルより
求める。

ステップ２６：ステップ２５で取り出した座標位置に従
い、グラフィックデイスプレィ上のその領域をブリンク
表示させる。また、このとき第３図のテーブルの該フレ
ーム名称に対応するプリンクフラグ５６に′１′を設定
する。

ステップ２７：マウス（ポインティングデバイス）２を
用いて、グラフィックデイスプレィ１上でビックを行な
いその座標値を取り出す。

ステップ２８ニステツプ２７で取出した座標を第３図の
テーブルに照らし合わせて、対応するフレーム名称を求
める。

ステップ２９ニステツプ２８で求めたフレーム名称のデ
ータ内容を表示あるいは修正を行なう。

ステップ３０：まだ他に参照・修正したいフレームがあ
れば、ステップ２７へ戻り、なければステップ３１へ移
る。

ステップ３１：まだ他のルールを指定して、マツチして
いるフレームをブリンク表示させたければ、ステップ３
２を行ないその後ステップ２２へ戻る。

もう他のルールについても見る必要がなければ本処理を
終了する。

ステップ３２：第３図のテーブルでプリンクフラグ５６
に′１′があるものについて、その座標値を取出し、こ
れに従い、グラフィックデイスプレィ上の領域のブリン
クを解除する。

第４図は、グラフツクデイスプレィ上に表示された画面
の一例である。同図において、６１゜６２で示したフレ
ームが、ルールにマツチしているフレームである。６３
は画面上のマウスカーソルである。このマウスカーソル
６３で１フレーム３３’　６３を選択し６４にそのフレ
ームデータの内容が表示されている。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ルールＩＦにマツチしているフレーム
が何であるかを、フレームの階層関係図上に一目瞭然に
示すことができ、その上で必要フレームのデータを表示
したり、変更できるので、例えば「次にシステムが実行
するルールにマツチしているフレームはどれか？」、「
このルールには、このフレームがマツチしているが、ど
うしてこちらのフレームはマツチしていないのか？」と
いった情報を効率よく、利用者が捜し出せるという効果
がある。これによって知識のデバッグ作業を今までに比
べて減らすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す計算機装置の構成図、
第２図は、本発明のデバッグが行なう処理内容をあられ
したフローチャート図、第３図は本発明の処理において
生成されるフレーム座標テーブルの構造、第４図は、グ
ラフィックデイスブ゛・−、ノ／ 第　１　凪 晃　Ｚ　口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、階層化されたフレームをデータベースとみたてこれ
   をＩＦ−ＴＨＥＮ形式のルールでアクセスして推論を行
   なう計算機装置において、フレームの階層関係を画面に
   表示する手段と、この表示上に、外部手続き手段で選ん
   だルールのＩＦ部にマッチしているフレームの場所をブ
   リンクさせて表示する手段と表示されているフレーム階
   層図上で、外部手続手段で指定したフレームのデータを
   表示または修正する手段を設けたことを特徴とする、ル
   ール型推論のデバッグ方式。